2020.01.15

■動画 堺三保監督 短篇SF映画『オービタル・クリスマス』"ORBITAL CHRISTMAS" 予告篇


堺三保監督『オービタル・クリスマス』予告篇 Trailer of "ORBITAL CHRISTMAS"

"It is a trailer of the independent short SCI-FI movie, ORBITAL CHRISTMAS directed by Mitsuyasu Sakai."

  翻訳家、脚本家、評論家、アニメ設定者として活躍されている堺三保さんが、クラウドファンディングで制作されている短篇SF映画『オービタル・クリスマス』予告篇がYoutubeとvimeoにて公開されました!

 グッとくる仕上がり!ハリウッドの俳優とスタジオで撮影され、日本でCGとポストプロダクションが進んでいる本作、まさに本格的なハリウッド映画の香りがあります。

 本篇公開がますます楽しみになりました!

 皆さん、できるだけこの予告篇を拡散下さい!(^^)

◆関連リンク
・当ブログ 関連記事  本作の詳細については以前の記事を参照下さい。
 ■情報 堺 三保 製作・監督・脚本 『オービタル・クリスマス』~聖夜を祝う全ての人に~ - 短編SF映画クラウドファンディング Orbital Christmas

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2020.01.13

■感想 ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』 原題 : 기생충(寄生虫)

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 ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』(原題: 기생충(→寄生虫)) @TOHOシネマズ木曽川 初見。
 カンヌパルムドール作、噂に違わず、面白くそして考えさせられる映画でした。まさしく映画。

 ネタバレは、書きませんが、印象的な2シーンに触れます。

 まず最もこの映画を象徴している後半の町の雑踏の階段で、青年が立ち止まって足元を見るシーン。ここはその前後のシーン含め本作珠玉の映像になっている。映画的に本作を結晶化していて見事な映像。映画的サスペンスの表象として素晴らしい。

 そしてもう一つは、その前、ある女性が、邸宅で夫をマッサージしながらスマホを北朝鮮のあるものに例えて、朝鮮中央放送のあの女性アナを模して、語り上げるシーン。本作の喜劇性が最も昇華したシーンで笑わせて頂きました。

 そんなサスペンスと喜劇が、ある社会的テーマを縦軸に、映画空間の上下の階層を見事に用いて映像のみにできる表現で複層的に描いた傑作。

 と書きつつ、期待Maxで観たので、実は展開の意外性は少なく、割と予定調和的だったんじゃないかの感想も持った。もちろん上記した様に素晴らしく面白いのだけど、クライマックスの展開はここまでシュチュエーションを作り上げてたらもっと遠くまで行けるポテンシャルがあったんじゃないかなって…(^^)。

 最後にタイトルですが、原題のままで良かったのでないかと。いつものスカしたミニシアター系オシャレ感を出そうとする感じの邦題が合ってない。本作のテーマからこんなタイトルは20世紀的で、現代性は『寄生虫』とダイレクトに付けた方がこういう映画を観たい観客に直接刺さるとなぜ分からないんだろうか…。

◆関連リンク
 以下、ズバリのネタバレはないですが、観た後に聴くのをお薦めします。

“宇多丸、ポン・ジュノ監督&ソン・ガンホに濃厚インタビュー【パラサイト公開記念】“

“ 【音声配信】ポン・ジュノ監督×荻上チキ〜話題の韓国映画『パラサイト』をめぐって▼2019年12月25日放送分(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」22時~)”

“町山智浩『パラサイト 半地下の家族』を語る“
 前半、ストーリーばらしてるけど、少し間違ってます(これ町山氏のたまむすびでの紹介では時々ある)。後半の韓国の貧困について語ってるところ、興味深い。韓国では2% 36万人が半地下で暮らしてるとか。

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2020.01.08

■感想 『内藤ルネ展』@岡崎市ランドスケープミュージアム

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「Roots of Kawaii 内藤ルネ展 ~夢見ること、それが私の人生~」@岡崎市美術博物館

"名称:企画展「Roots of Kawaii 内藤ルネ展~夢見ること、それが私の人生~」
会期:2019年11月23日(土・祝)―2020年1月13日(月・祝)39日間
開館時間:午前10時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日※ただし1月13日は開館、年末年始(12月28日~1月3日)
観覧料:一般[高校生以上]800円(700円)/小中学生400円(350円)"

 『内藤ルネ展』@岡崎市ランドスケープミュージアム、観てきた。
 今回の観覧は、ルネファンであるうちの奥さんのお供だったけれど、岡崎市出身で、「ルーツオブカワイイ」と称される内藤ルネの60年代からの作品の数々を眺めて、少女漫画との関係やサンリオとの連続性等々、「カワイイ」の文脈の形成に、内藤ルネがどう影響するのかに思いを馳せるのでした。

 初期のイラストは残念ながら原画があまり残っていない様で、印刷版でした。
 後半、多数の原画が飾られていて、内藤ルネの感覚を直接体感できます。

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 またキャラクターグッズとして多数作られた陶器製のフィギュアがたくさん展示されていて、立体造形も堪能できます。

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 僕が買ってきたのは中原淳一の「ジュニアそれいゆ」表紙のシャープな眼の少女の絵葉書だったのですが…(^^)
 この右が中原淳一の絵葉書。眼が素晴らしい。

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 黒柳徹子はルネのファンで、自分のファッションは影響をずっと受けてるとか。玉ねぎ頭のルーツかも。

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 ミュージアムショップはさながらファンシーショップ的で目に鮮やか。うちの奥さんも多数買い込んでいました。
 内藤ルネは、岡崎市出身で岡崎市はかなり力を入れて、グッズ化を進め、道の駅 藤川とか、新東名の岡崎SAとかでもグッズ販売しているので、ファンの方で美術館まで行かれない方は、これらのショップで購入できる様です。

◆関連リンク
内藤ルネ 公式HP

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2020.01.06

■感想 J・J・エイブラムス『スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け』ドルビーシネマ3D

 冬休み中、更新をサボってしまいましたが、本年もみなさま、宜しくお願い致します。
 今年も週2更新ペースは、何とか維持したいと思っています。
 (Facebookについては、映画の感想やニュース等、こちらより多め、そして先にアップしているので、リンク先をフォローいただければ幸いです)

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 J・J・エイブラムス『スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け』@ミッドランドスクエアシネマ、ドルビーシネマ3D 初体験で観てきた。
 ネタバレなし感想とドルビーシネマについて

 42年間に渡って、9作完結まで観れたのが感無量。おそらくMCUは最後まで付き合えない年齢になってるだろうから、これだけの長大作のラストに付き合えるのはSWだけかもという感慨もw。(と言いつつまた続きが作られる予感…)
 思えば第一作を初めて知ったのは、(ネットでもSFマガジンでもなく)学校図書館のキネ旬にニュースとして載った『惑星大戦争(仮題)』という紹介の1枚のモノクロスチルからでした。ハンソロが銃を構えてチューイが横に立ってる奴。

 北米公開で、あれよあれよと大フィーバーが伝わって来るのに日本公開は一年後。秋の学園祭に、東京のマニアの方から、8mmフィルムを借りて、予告篇(かな?)を上映したのはいい思い出です(^^)。
 当時ひねたSF小説頭でっかちだったので、公開されたep4は、ストーリーがアクション寄り過ぎて、SF味が薄く乗り切れんかったのが苦めの記憶。
 とはいえ、毎作公開とほぼ同時にお祭り的に観てきて、SFX映像、CG映像に痺れ続けて来たのは間違いない。


「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」(予告篇)
 僕の9作の現時点の好きな順は、以下。
 ep 6>7>3>4>9>1>5>8>2。4,5の点が辛いのは上述の理由で、6がトップはSFX宇宙戦の最高峰を味わえたのと、イウォーク好きなため(^^)。
 それにしても、今3部作、デイジー・リドリーの魅力があってこそという気がする。本当に良い役者さん、見つけましたね。これはジョージ・ルーカスでは無理だった人選の気がするw。

◆最後にドルビーシネマについて。
 スクリーンは体感 20m×8m ってところだろうかと思って、調べたらシネスコ11.95m×5m(約500インチ)、ビスタビジョン9.25m×5mとのこと。座席も162席とコンパクト。

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 映像は流石のレーザープロジェクター4K×2台で、宇宙の漆黒と、くっきりシャープな4Kを縦横に描き出していた。独特なメガネとのことだったが、以外だったのは、液晶シャッターでなく、偏光メガネだったこと*。クロストークは全然なかったけど、IMAXで首を振ると上部が変な映像になる様なことはなくて良いけれど、下部の端で赤い偏光が時々観られた。あと残念だったのは、画面が明るい時、メガネに側面から光が入って、偏光面がハレーションしてしまうこと。これはIMAXでもreal Dでも経験したことのない欠点だった。

 でも総論は、コンパクトな劇場だけれど、くっきりな映像が気持ちいい。大きさは圧倒的に違うけれど、4K 有機ELと凄く近い映像だと思った。3Dの鮮明度も最高峰。

*書いてから調べたら、3D方式は波長フィルター式とのこと。RGB3波長× 左右 2組 合計 6 種類の波長のレーザー光がこのフィルターで右眼と左眼に分けて透過されるとのこと。(以下リンク)

ドルビーシネマ、2D で観るか、3D で観るか?
 何と、リンク先をよく読んだら、ドルビーシネマ3Dは、2Kのみと書いてある。4K画質で間違いないと思ったのに!ご注意ください。

◆関連リンク
ライムスター宇多丸の『スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』レビュー@ TBS アフター6ジャンクション ムービーウォッチメン。

 このリンク先の、SWを愛するが故の酷評(ネタバレ少し有り)は、否定派の代表的なものになるかもしれませんが、聴いた後に、予告篇を見直してみると、僕が持ったこの映画の好印象の理由が分かりました。

 映像による圧倒的なルーカス作へのリスペクト、更にはそれを超えようとする意志が絵作りのパワーで伝わってきます。


 この辺りが否定派と肯定派の分水領になっているのかも。ストーリーから語る否定派と、演技含め映像の持つパワーから語る肯定派。宇多丸氏が今回映画の絵作りに殆ど触れなかったのは残念(役者、特に主演2人の力には触れてるけど…)。

 僕は予告篇にある海上の戦い風景の絵、あの設定に、この映画の映像の持つ力に、涙腺をやられたことが、予告篇を振り返って分かりました(^^)。あと上に書いた様に、最初のSW ep4でのストーリーとしてのSFに疑問がずっとあり、ep6あたりで、あっSWっていうのは、ストーリーでSFを体現しているのではなくて、その映像センスそのものがSFなんじゃないか、と思って、やっとSWに騒ぐ理由がわかった様な気がして、以後ストーリーというよりも映像の斬新さ、センスオブワンダーで見る様にしてきたので、今回の高評価につながっているのではないかと自己分析。巷ではルーカスほど映像の革新をしていないという批判もある様ですが、センスオブワンダーのある絵は、いくつも提示して貰えてワクワクしたと思うのです。

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2019.12.18

■レポート 原將人 監督による、アート映像ワークショップ@大阪 心斎橋 FUTURO CAFE

原將人監督のFacebookでの案内

"原 將人アート映像ワークショップ 
原本人が撮影、編集の実技指導します。
実際に簡単なテーマで、身近にあるものを撮影して、軽く編集して、小作品を作ります。初心者でも、丁寧な指導の元、作品を作れるプログラム。
なんでも、映画にしてしまうマジック!
 
※参考上映『おかしさに彩られたかなしみのバラード』<13min./1968>
日時 :2019年12月1日(sun.) 14:30~18:00(開場14時~)
会場 大阪:心斎橋 FUTURO CAFE
参加費: 3000円+1オーダー
持ち物:動画の取れるデバイス(例・カメラ付きスマホ、デジタルカメラなど)、筆記用具
【予約・問い合わせ:】 ラビットカンパニー <filmxmusic@icloud.com>"

 原將人 監督による、アート映像ワークショップ@大阪 心斎橋 FUTURO CAFE に参加しました。

 「映像短歌」の制作講座を受け、参加者6名の皆さんとともに心斎橋の街を彷徨い、会場のカフェ FUTUROさんの店内オブジェを撮影し、僕は2時間強で4本の映像短歌(5:7:5:7:7の31秒程度の短篇)をiMovieで作成しました。以下に掲載したのはそのうちの一本です。SF短歌を狙いました(^^)。(冒頭の動画は原監督から示された監督の実作です)

 そして原監督より本日付けで「映像短歌の会」結成が宣言され、私も会員に入れて頂きました(^^)。まだまだ稚拙ですが、映像短歌の自由さ、即興さに惹かれ、恥ずかしながら一本をアップした次第です。

 本人の自己満足ながらw、即興で撮った短い映像と、出鱈目に捻り出した言葉の共鳴/反発が、妙な味わいを生み出します。音楽まで付けたら、ちょっとした作品になりそうで、少しづつ続けてみようかと思っています(^^)。

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 この写真は会場となったFUTURO CAFEさんの店内。これらオブジェの不思議な魅力に、僕が作った今回の映像短歌は助けられました。

 そして、参考上映された原監督の高校生の時の第1回東京フィルムフェスティバルグランプリとATG賞受賞の『おかしさに彩られたかなしみのバラード』、初めて拝見しました。

 一度では味わいきれない重層的な作品。時間が有れば、本日の再上映も予定されていましたが、新幹線の時間から泣く泣く帰路に着きました。

 


Facebookの僕の記事

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2019.12.16

■情報 庵野秀明 企画・脚本、樋口真嗣監督『シン・ウルトラマン』初ヴィジュアル公開

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空想特撮映画『シン・ウルトラマン』公式HP NEWS

"庵野秀明(企画・脚本)コメント全文
「シン・ウルトラマン」の「ウルトラマン」について

成田亨氏の描いた『真実と正義と美の化身』を観た瞬間に感じた「この美しさを何とか映像に出来ないか」という想いが、今作のデザインコンセプトの原点でした。

我々が『ウルトラマン』というエポックな作品を今一度現代で描く際に、ウルトラマン自身の姿をどう描くのか。
その問題の答えは、自ずと決まっていました。
それは、成田亨氏の目指した本来の姿を描く。現在のCG でしか描けない、成田氏が望んでいたテイストの再現を目指す事です。
世界観を現代に再構築する事は挑戦出来てもあの姿を改める必要を感じ得ず、成田亨・佐々木明両氏の創作したオリジナルへの回帰しか、我々の求めるデザインコンセプトを見出せませんでした。

その為に―――

『真実と正義と美の化身』と成田氏が当時から後年にかけて描いていた様々なウルトラマンのイメージを踏襲し融合し再構成させた新たな体表のライン。
成田氏が監修した、佐々木明氏制作によるマスク。
成田氏が望んだ、古谷敏氏の体型データをベースとした体躯。
成田氏が望まなかった、眼の部分に覗き穴を入れない。
成田氏が望まなかった、スーツ着脱用ファスナーに伴う背鰭を付けない。
そして、成田氏が望まなかった、カラータイマーを付けない。

と、いう作業を行った結果が今回のデザインです。
ウルトラマンの美しさに、少しでも近づきたいという願いから生まれた姿です。
この想いが、わずかでも観客の皆様に伝わる事が出来れば、幸いです。"

 「空想特撮映画」、いい響きですね〜〜(^^)。そしてウルトラマンの造形を創造した成田亨さんの原点への回帰。円谷プロと成田さんのウルトラマンのデザインを巡る見解の違いも今回の件で、見事に解消されたとの事で、ウルトラファンにとっては本当に嬉しい出来事になりました。

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 画集『成田亨作品集』を見ると、絵画『真実と正義と美の化身』は1983年の作品。そして画集には上の写真に引用した、制作当時 1966年のウルトラマンの水彩画も掲載されています。『真実と正義と美の化身』で表現されたウルトラマンの原点の姿が、まさに66年の最初期の姿に近いことがよく分かります。
 そして写真中央は、同画集から立体造形家として、成田デザインをマスクに具現化した佐々木明さんの原型写真。画集には成田氏によるウルトラマンの立体時の造形に関して、佐々木氏のアトリエを訪れて、自身が手を加えた詳細についても記載されています。立体造形にも成田氏の想いが直接練り込まれていることが窺えます。
 このマスク、本当にシンプルでいい顔ですね。

 『シン・ウルトラマン』の描く成田亨デザインの「空想特撮映画」、どんなモノになるのか、今からとても楽しみです。

◆『シン・ウルトラマン』ロケ地探索

 今回、公開されたウルトラマンの新ビジュアルは、湖畔に立つマンの姿です。
 公開されてから、twitterを見ていると、多数の人が集合知を発揮して、そのロケ地探しが展開されました。

風上旬📖ウルトラ怪獣擬人化計画発売中 @kazakamishunさんのツィート

 最初、多数リツィートされたのが、このリンク先で、『ウルトラマン』第一話の竜ヶ森湖が、猪苗代湖がロケ地だったことから、福島県説。
 しかし『シン・ウルトラマン』の立っている場所に確かに赤い屋根の家があるけど、全体の景色が違っていました。

まるぞー@maruzo0717 さんのツィート他で、群馬県榛名湖説。

 こちらはまさに赤い屋根の建物(榛名湖畔 旅館レストランふじやさん)がよく似ていて、さらにGoogleストリートで歩くと街の様子がそっくりであることがわかる。これでほぼ間違いない、ということになりました。

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 そんな中で探して見ると、湖からのずばりの景色の写真が見つかりました。

【ご当地ライター】8月開催・榛名湖で開催される親子スワンボートレースが面白い!(ねぎこさんのレポート)

 上の比較写真の下は、このリンク先のねぎこさんの写真を引用させて頂きました。2018年の写真ということで、ごく一部の建物が異なりますが、ほとんど『シン・ウルトラマン』と同じ景色であることがわかります。

 猪苗代湖とすると、円谷英二氏の故郷の須賀川が近いこと。そして『エヴァQ』『シン・ゴジラ』で描かれた福島原発からのクリエイティブへの影響が今回ももしかして描かれるのかな、とか想像させました。
 しかし群馬県榛名湖となると、今のところ、ウルトラシリーズ、庵野/樋口作品との関係は今のところ、思いつきません。

 この湖を舞台に、『ウルトラマン』第一話の竜ヶ森湖シーンが再話されるのか、それとも全く別の新しいウルトラマンが描かれるのか、興味は尽きません。

 このようなヴィジュアルが最初に公開されたことから、まさに日本のどこにでもあるような町の光景の中に光の国から(?)の異質な存在が現れるというワンダーを描こうとされているのではないかという雰囲気が感じられて、ワクワクが拡大します(^^)。

◆関連リンク
フカフカ @fukafuka_9 (twitter)
『シン・ウルトラマン』では当初のデザイン通りに消えた「カラータイマー」はそもそも何故装着されてしまったのか?当時の美術担当に聞いた時の話 (togetter)

"【ウルトラマンのカラータイマーについて】
当人ももう亡くなっていて、聞いたのもかなり昔で、もう確認する方法もないので、話半分で読んでもらいたいのですが、父(深田達郎)にウルトラマンのカラータイマーについて何回か聞いた事があります。"

 リンク先の一連のコメントを全部読んでいただきたいですが、円谷プロで成田亨さんと同時期に美術スタッフを務められていた深田達郎さんがカラータイマーのデザインをされたのかもしれない、という歴史的なお話。興味深いです。

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2019.12.09

■感想 ポール・シュレイダー監督『魂のゆくえ』(原題: First Reformed)


First Reformed - official trailer
 ポール・シュレイダー監督『魂のゆくえ』(原題: First Reformed)をAmazonで観ました(間違って字幕版でなく吹替え版をレンタル...)。
 イーサン・ホーク最高の演技とも評されているようだけれど、まさにそんな面持ちの力作。そして『タクシードライバー』の脚本家 ポール・シュレイダーが脚本、監督を務め、『ジョーカー』にも源流で通ずる作品。

 アメリカのキリスト教会が地球温暖化の環境問題に対してどうゆうスタンスを取っているか、不勉強で知らないが、これはまさにその問題に正面から挑んでいる。

 CO2による温暖化について、実は少し懐疑的な視点を持っている/いた。しかし欧州から伝わってくる向こうでの強い問題意識と日本の、彼我の違いはジワジワと染み込んできている。政府/メーカーの戦略があるのも確かだが、まさに住民の強いCO2削減意志が影響しているのは間違いない。

 そして今年、話題になったスウェーデンの少女グレタ・トゥーンベリのニュースに象徴される若者のムーブメント。2030年1.5℃上昇を招いてしまった後の加速度的な温暖化への危機感の強さは日本ではなかなか感じられない破滅の匂いを感じさせている。

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 本作は2017年に制作されたアメリカ映画であるが、おそらくベースとしている科学的な知見は上記ムーブメントと共通している(国連のIPCC報告)。しかし本作ではその急進的地球温暖化対策運動は狂信的なものとして描かれている。それが監督の意向そのものなのか、はたまた映画制作の資金的問題からかは分からないが、少なくとも映画の表面的な描き方はそのようなベクトルになっている。しかしそうしたテーマを取り上げていること自体から、本作の真意はCO2問題への真摯な視点を、キリスト教会的な立ち位置から提示したかったことなのだろうと思う。(セドリック・ジ・エンターテイナー(何たる芸名!) 演じる主人公の上司であるジェファーズ牧師が言う「ノアの方舟同様に神が与えたもう試練なのかもしれない」というのが中々に深い台詞である)

 劇中での主人公 エルンスト・トラー牧師が式典で企てていたことは物語の表面的流れからだけでは理解し難い行動である(一応の理由づけは描かれているが、、)。これは映画で伏せられている牧師が相談にのっていた男からのメッセージによるのか、それとも牧師本人の様々な要因なのかは定かでないが、そこは観客の想像力に委ねられている。

 そのイーサン・ホークの演技をがっぷり受けるのが、『ツイン・ピークス The Return』でシェリーの娘を薬物中毒のぶっ飛んだ演技でみせたアマンダ・サイフリッド。彼女の抑えた演技も本作の見どころの一つである。

 教会に現れてしまった「狂信派」の男の妻メアリーを見て、最後にトラー牧師が取る行動は、痛々しくも神々しい。現代の文明の呪縛そのものを描き出している本作白眉の映画的シーンだと思う。アメリカで本作は興行は振るわなかったが高評価だったとのこと。温暖化に対して、どのような受け止め方をされたのか、凄く知りたい所です。

 と書いてきたけれど、全体振り返って考えて見ると、シュレイダーは『タクシードライバー』と同じく、もしかしてCO2はどうでも良くって、牧師の狂気だけを描きたかったのか…!って気もしないでもない。そこら辺の微妙さが本作の魅力かもしれない。

◆関連リンク
TBSラジオ たまむすび アメリカ流れ者
 アメリカの福音派と地球温暖化の関係は、上記リンク先で町山智浩氏のコメントがありました。
 なかなか怖いけど、シュレイダーは、この映画でどこまでそれに批判的なのかは、いまいちぼやけてる気がする…。
先端をいくもの ~19年度映画回顧(4)~( Cape Fear、in JAPAN )
 Facebookの友人、牧野光永さんの19年ベストワン『魂のゆくえ』の感想です。

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2019.12.02

■仮想レポート 「小松左京音楽祭」

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小松左京音楽祭

2019/11/30
2019年11日30日(土) 開演16:00(15時半開場)終演18時半
会場:成城学園 澤柳記念講堂ホール

「小松左京音楽祭」レポート (togetter)

 「小松左京音楽祭」、twitterの皆さんのツィートを、リンク先のtogetterにまとめました。

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 『日本沈没』ファンとしては、是が非でも参加したかったのだけれど、抜けられない法事が入り、泣く泣くあきらめて、クラウドファンディングのCDのみ、申し込んだのであります。

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 ので、久しぶりにTogetterのまとめ機能を利用して、当日会場へ行かれた方々のTweetや写真を集約して読ませていただきました。
 多層的にいろんな方々によってつぶやかれ、写される事象から、なかなかの臨場感を持って、疑似体感することができます。

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 写真やつぶやきで会場の熱気が伝わってきます。行きたかった。
 と言ってももちろん肝心の音を聴くことはできず、音楽祭の体験としてはプアであることは間違いないわけですが。

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 勝手に引用させていただいた多くの方々にこの場を借りてお礼を申し上げます。

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 会場に展示された映画『日本沈没』1973年版の当時の雑誌の特集記事写真で、究極映像研究所もちょっとだけ協力させて頂きました(^^;)。このブログ記事の縁で、樋口真嗣監督にお声がけ頂き、今回、この記事に掲載した雑誌写真を提供させて頂きました。
 小松左京音楽祭の展示コーナーの、絵コンテ等のショーケースの背景にプリントアウト頂いたものが飾られていました。
 (twitterの方々 @H_YAMATOさん、@blackrivermanさん、@elp_elo_floydさん、@FDG_PETさん の各リンク先 写真より確認)。
 

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2019.11.27

■感想2 「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか」@森美術館

 前回の記事に続いて「芸術と未来展」の写真の続きです。ここからは、「4.身体の拡散と倫理」と名付けられたコーナーから幾つかご紹介します。

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ガイ・ベン=アリ「cellF」
 世界初の脳細胞を用いたシンセサイザー、とのこと。
 作家の皮膚細胞由来のiPS細胞から作った約10万個の脳のニューロンネットワークに64個の電極を付け、それを「生きた外付けの脳」としてシンセサイザーを操作したとのこと。コンセプトは凄いですが、何だかもやっとした音が鳴っていました。

 SFファンとしてはこの「生きた外付けの脳」というのがキーですね。それにしてもこの脳に意識が、万が一にも(あり得ないと思いつつ)芽生えることがあったりしたら、物凄く恐ろしいですね。

やくしまるえつこ「わたしは人類」
 25億年前から生息する微生物(シネココッカスというラン藻)の塩基配列を特殊暗号表「Cipher」によって変換、遺伝子組み換え微生物のDNAに保存。人類滅亡後の音楽として演奏を奏でている。

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アギ・へインズ「変容」シリーズ
 外科手術で身体機能を強化した5人の新生児。写真左は「体温調整皮膚形成手術」というタイトルで、遺伝子操作で頭皮を引き伸ばし放熱能力を上げ、地球温暖化の環境下でも働ける、と解説されている。倫理感を問いかけるとのことだけれど、これはあまりにえぐい。人間はここまで進化に関与してしまうのでしょうかね。科学の行き着く先としてありうる未来なのでしょうか。

エイミー・カール「進化の核心」
 写真右 新しい血管系を提案する3Dプリンタで制作された心臓とのこと。脳梗塞を起こす心臓内の構造欠陥(左心耳)等、現在の心臓はベストの構造と言えないため、こうした新しい構造提案もありかもしれない。しかしこちらにはあまり不気味さは感じないのに、先ほどの赤ちゃんのは不気味に感じるのはなぜだろう。

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リー・シャン
 人間の体の一部が昆虫の一部になっている。上のハエとカエル、どこが人間の部品かわかりますか。


◆続いて 5.変容する社会と人間 について

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丸山典宏、升森敦士、池上高志、小川浩平、石黒浩、ジェスティーヌ・エマール「オルタ3」
 セントラル・パターン・ジェネレータによる周期的な自律した動きと、外部情報に呼応するニューラルネットワークの相互作用によって生み出される、奇怪な人のようなものの動き。メカと皮膚のハイブリッド構造はやはり気持ちが悪い。

手塚治虫『火の鳥 未来篇、太陽篇』のパネルと原画展示、諸星大二郎 原画展示
 特に『マッドメン』、あの飛行機(バルス)のシーン、『暗黒神話』の弟橘の身体が溶け崩れるシーンの原画が見れたのは幸せだった。
 人間の変容の未来を想起する展示を見せられた後、これら漫画の先見的なシーンを見られるのは格別のイメージ。できればSF作家の小説もこのような形で展示して欲しかった。

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メモ・アクテン「深い瞑想」
 Flickerの"everything"タグの写真から、ニューラルネットで動画を生成した作品。「未来と芸術」展では、これを24面分、プロジェクタで300インチくらいの壁面に映して、凄い空間を形成。大空間で浸ると異世界へトリップ、異星の知性を見る様なAIアートです。

参考 Memo Akten 公式HP このような動画です。

 

Deep Meditations 5 minute excerpt from Memo Akten on Vimeo


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アウチ「データモノリス」
 高さ5mの直方体にプロジェクタで映像を映し出す作品。なかなかダイナミックで良かったが、SF映画ファンとして残念だったのは、直方体が1:4:9でなかったところ。1が厚すぎました(^^;)。

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 そして最後は、森美術館のショップにあった『アキラ』グッズコーナー。海洋堂のminiQというフィギュアがディスプレイされていて、なかなかの見ものでした。

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2019.11.25

■感想1 「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか」@森美術館

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未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか (公式サイト)

"豊かさとは何か、人間とは何か、生命とは何か
2019.11.19(火)~ 2020.3.29(日)"

 東京出張の帰りに「未来と芸術」展 @ 森美術館 観てきた。

 AIが都市や建築、衣装や映像を創り、バイオ技術が神経細胞による音楽やバッハの耳や進化したベビーを生み出し、3Dプリンタが人造寿司や月面基地を作り出すおぞましくも輝かしい未来。本業側で聴いたAIによる異様な知性の話とともに印象的な1日になりました。

 一番強いインパクトを受けた映像は、1番目の写真にある、メモ・アクテン「深い瞑想:60分で見る、ほとんど「すべて」の略史」という作品。どこにもないが、何処かでいつか観た様な異様な、AIが創り出した自然の光景。時間が許せば、いつまでも観てたい魅力の奇想映像。

 そして「未来の芸術」展、最後のコーナーにそうした未来を予見した手塚治虫と諸星大二郎の原画が置かれていたのが象徴的な、素敵に不気味な展示会体験でした。※

 その最後のコーナーのタイトルは「人類の変容」、ここはブルース・スターリングの描いた未来を垣間みせるバイオな超人を夢見るコーナーw。そういえば、この展示でSF作家の小説との連関が示されたり、小説の世界が紹介されてなかったのは残念。(一部、展示キャプションにいささか唐突にP.K.ディックの言葉は出てくるが、作品の引用とは言えない)

 あとメモしときたいのは、AI各作品で感じた<アウトサイダーアート>感。AIの同じ計算を根気よく延々繰り返して創り出す奇想は、「アウトサイダーアート」展で見た数々の奇想作品と肌合いが似ている。これがどこから来る印象かはもう少し考え続けてみたいと思う。とりあえず思いつく言葉は、スターリングとも通じる、デッドテックでパンクでゴミガジェットっぽい感じでしょうか…。

※手塚作品『火の鳥 未来篇』、諸星作品「夢見る機械」『暗黒神話』『孔子暗黒伝』『マッドメン』「失楽園」。

◆個別作品の写真とレポート

 以下、個別写真の紹介と簡単なレポートです。

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 MADアーキテクツ「山水都市リサーチ」と ハッセルスタジオ+EOC「NASA 3Dプリンター製住居コンペ案」。
 後者は、CG動画による3Dプリンターの建築の様子も並設され左かなか。

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 SF映画とアニメからポスターと映像を紹介した五十嵐太郎「映画に見る未来都市」とウォーターフロントの未来都市に映像によるAR/MR的な表現を加えた経産省「2025年大阪・関西万博誘地計画案」。

 ここで取り上げられるのは、アキラ、攻殻機動隊、メトロポリス、TRON、ブラックパンサー、レディプレイヤーワン、ブレードランナー、エヴァンゲリオン、といった作品。しかし都市の未来は特にディスプレイされておらず残念。

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 エコ・ロジック・スタジオ 「H.O. R.T.U.S. XL アスタキサンチンg」。
 3Dプリンタによる建築プロトタイプ。六本木ヒルズからの眺望とこの立体模型の組合せがなかなかのセンスオブワンダー。

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 ニュー・テリトリーズ/フランソワ・ロッシュ「気分の建築」(以下、展示キャプションの 引用です)

"(略)「気分の建築」の基盤となっているのは、欲望の表出に内在する矛盾を再読することである。(略)言語の秩序と建築家の協調組合主義的な利便性や慣習に揺さぶりをかけるという立場から、「誤解」と抵抗のプロセスを物理的に構築するために、言語が持つ偽装のメカニズムに侵入することである。(略)現在、AIによるディープラーニングや演算ロボットのような、機械設備、工学技術、科学の専門知識と制御が、権力構造を維持および再現するための主な方法となっている。それに対する解毒剤を打つ時が来ているのだ。

「この世界がひどいと思うなら、別の世界に目をむけるべきだ」フィリップ・K・ディック "

 相当に難解な内容で今ひとつ理解できないですが、表現したいことは何となく伝わってきます。AIによるジェネレイティブデザインという先端の技術が人の言語や欲望と紐付けられ、なかなかワクワクする造形になっています。引用されていたディックの言葉ともう少しリンクしていると良かったかと。

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 OPEN MEAL「スシ・シンギュラリティ」。

 食の四原色SSSB(ソルティ、スイート、サワー、ビター)で寿司をデータ化、米粉、寒天、大豆、海藻など原材料のジェルを素材とし3Dプリンタやロボットアームで造形化するコンセプト。寿司という日本の食文化は、回転寿司というテクノロジーとの融合(一部の寿司は機械で握られているものもあった)で我々の現実に定着しているけれど、今後、IT(3Dプリンタ)、バイオ技術との融合でこうした奇妙奇天烈なものも出てくる可能性をどこか想像させる。しかし、寿司に「シンギュラリティ」の言葉がくっつく時代が来ようとは、、、!!

 ここまでで全体の半分、残りは次回の記事とさせて頂きます。この後がバイオ技術で奇妙な歪んだ未来が提示されていきます。

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2019.11.20

■情報 小松左京原作『日本アパッチ族』ラジオドラマ『鉄になる日』他


小松左京生誕85周年ラジオドラマ「鉄になる日」

『日本アパッチ族』(wikipedia)

"2012年11月21日 『鉄になる日』MBSラジオ(演出:島秀一、脚色:林一郎)

現代風にアレンジ。文化庁芸術祭ラジオ部門大賞、ギャラクシー賞ラジオ部門大賞を受賞[2]。アジア太平洋放送連合(ABU)賞大賞を受賞。"

 小松左京『日本アパッチ族』を原作としたラジオドラマ『鉄になる日』が、Youtubeにアップされていました!
 ずっと聴きたかったのですが、東海地方では放送されなかったので、これは嬉しいです。ということで先日の『日本沈没』ラジオドラマに続き、ご紹介したいと思います。

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 小松左京展でも紹介されていたように、『日本アパッチ族』は第一長編で、当時貧乏で小松左京夫妻の唯一の娯楽だったラジオを質入れしてしまったため、奥さんのために小松左京が毎日少しづつ執筆したという、まさしく娯楽巨編奇想SFです。(実はラジオは質入れしたのでなく修理に出していたということですが、おかげで我々はこんな抱腹絶倒の奇妙な傑作を読めたわけですが(^^) )


伝えたい戦後70年 復興の光と影「アパッチ族」

"終戦から10年あまりたった昭和30年代。日本が高度成長の道を走り始めた頃、戦災復興から取り残され、自分たちだけでしたたかに生き抜こうとした「アパッチ族」と呼ばれる人たちが大阪にいました。著名な作家達が相次いで文学作品の題材にした「アパッチ族」とは。"

 そしてこれが、噂に聴いた 本物の 大阪アパッチ族 の様子を伝えるドキュメント!
 小松左京はこのニュースを知って、スペキュレイションを広げて、鉄で食う出なく、鉄を食う『日本アパッチ族』を書いたのでしょうね。

日本アパッチ族 小松左京 (大阪弁・30年以上前の録音)
『日本アパッチ族』(wikipedia)

"1972年5月27日 NHKラジオ第1放送文芸劇場(NHK大阪放送局制作)"

 こちらも貴重な46年前のラジオドラマ。上のドラマに比べると昭和の匂いが懐かしい感じです。こちらのワイルドな感じが原作の記憶に近いような気がします。もう一度これを機に40年ぶりくらいになりますが、原作を再読してみたいものです。

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◆関連リンク 
松岡正剛の千夜千冊 1713夜『日本アパッチ族』小松左京

"なんとも奇っ怪な小説を書いたものだ。いまなおこの話に匹敵するSFがない。"

 あの松岡正剛氏にここまで言わせる奇想小説 !

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2019.11.18

■録音版公開 2 小松左京原作、岡本愛彦演出 ラジオドラマ『日本沈没』(1973年)


ラジオドラマ『日本沈没』 No 4 94〜103回

原作:小松左京 (光文社カッパノベルス刊)
演出:岡本愛彦 脚色:蓬莱泰三 音楽:田中正史
効果:高田暢也 演出助手:竹内東弥

キャスト
小野寺浩介:江守徹 阿部玲子:太地喜和子 田所雄介博士:加藤武
幸長信彦助教授:金内喜久夫 中田一成:高橋悦史 邦枝:角野卓造
山本総理:北村和夫 渡老人:龍岡晋 吉村秀夫:下川辰平
ナレーター:川辺久造 その他出演:文学座

 映画版、テレビ版より早い1973年10月8日から1974年4月5日の半年間、毎日放送制作で、9:00 - 15分の帯番組として、月曜から金曜の毎日、全国ラジオネットワーク(NRN)系列局で放送された。全130回。 今回はその東海ラジオの録音版公開の第二回として中盤の94回から最終回のご紹介です。AM放送故の雑音、古いカセットテープからのデジタル化で再生速度の不安定さはご容赦下さい。
 46年前にこのように素晴らしい作品を作られた制作者の皆様に感謝いたします。

 まず1本目(前回記事から数えると4本目)、73年年末に放送された中盤の一部です。 映画版と比べても遜色のない重厚なドラマの雰囲気をお楽しみいただければ幸いです。

 


ラジオドラマ『日本沈没』 No 5 116, 120, 123, 126回

 いよいよ放送も終盤に差し掛かり、日本はほぼ壊滅し海の底に沈む寸前です。
 ここら辺りは、小野寺と玲子の物語は、原作から少し離れて別の展開を見せています。


ラジオドラマ『日本沈没』 No 6 最終回

 そしていよいよ最終回。ここは最後ということで全篇の録音が残っています。今までの録音と異なり、冒頭から最後まで、本来の放送の形が唯一残っている回になりますので、お聴きいだければと思います。

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 No.1-6の全てを聴いていただいた方がいらっしゃったとしたら、お聞き苦しい中、ありがとうございました。
 ラジオドラマというメディアを最大限に活かして作られたSFドラマの白眉の傑作だと思いますので、お楽しみ頂けたとしたら幸いです。

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◆関連リンク
ラジオドラマ 日本沈没 (1973) Wikipedia

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2019.11.13

■録音版公開 1 小松左京原作、岡本愛彦演出 ラジオドラマ『日本沈没』(1973年)


ラジオドラマ『日本沈没』 No.1 ダイジェスト1〜94回

原作:小松左京 (光文社カッパノベルス刊)
演出:岡本愛彦 脚色:蓬莱泰三 音楽:田中正史
効果:高田暢也 演出助手:竹内東弥

キャスト
小野寺浩介:江守徹 阿部玲子:太地喜和子 田所雄介博士:加藤武
幸長信彦助教授:金内喜久夫 中田一成:高橋悦史 邦枝:角野卓造
山本総理:北村和夫 渡老人:龍岡晋 吉村秀夫:下川辰平
ナレーター:川辺久造 その他出演:文学座

 映画版、テレビ版より早い1973年10月8日から1974年4月5日の半年間、毎日放送制作で、9:00 - 15分の帯番組として、月曜から金曜の毎日、全国ラジオネットワーク(NRN)系列局で放送された。全130回。 その東海ラジオ放映の、73年年末に放送された1〜年末回までのダイジェスト放送と94回までの一部録音版です。 AM放送故の雑音、古いカセットテープからのデジタル化で再生速度の不安定さはご容赦下さい。

 46年前にこのように素晴らしい作品を作られた制作者の皆様に感謝いたします。

 映画版と比べても遜色のない重厚なドラマの雰囲気をお楽しみいただければ幸いです。

 うちにはカセットテープ3本が存在します。そのA,B面を6本のデジタル音源に変換したので、全部で6本の動画としてYoutubeに順次公開していきます。本日の記事はその前半3本のご紹介です。残り3本は今週末にアップして、次週の記事として記載したいと思っています。


ラジオドラマ『日本沈没』 No.2  30〜36回

 30-36回の一部録音版です。
 上のNo.1 ダイジェストとこのNo.2は一部、時系列が逆転しています。ラジオで録音した順番(放送の順番)は、YoutubeアップのNo.2、No.3、No.1の順です。 ややこしくてすみません。

 当時、中学生でカセットテープを買う小遣いが足りなくて、ラジオを聴きながらここだっ! と思ったシーンをその場で録音していくという録り方をしているので、話が飛び飛びなのはご容赦ください。

ラジオドラマ『日本沈没』No.3  4?, 51, 53, 54, 55回

 本日の最後は、前半の4?, 51, 53, 54, 55回の一部録音版です。

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 このラジオドラマのシナリオは、演出された岡本愛彦さんに手紙を書いて、特別に譲って頂いたものです。
 シナリオ裏表紙に制作時に出前された食事の数が記されているのが生々しいです。五目そば 三、ギョウザ 三、ライス 一、焼きそば(かため) 二と書かれてます。

 岡本さんは、TV「私は貝になりたい」等で有名な映画とテレビドラマの監督さんで、すでに2004年に79歳でお亡くなりになっています。
 数少ないラジオドラマの演出がこの『日本沈没』です。ラジオドラマでありながら大変視覚的な演出でイメージ喚起力に優れるこのラジオドラマを作られたのも、映像畑の演出家でいらっしゃったことが大きく影響しているのかもしれません。

 最後になりましたが、改めて素晴らしいドラマを制作された岡本愛彦さんに追悼の意を表したいと思います。何も知らない中学生に丁寧にご返事いただき、不躾なお願いにも関わらず、シナリオと長文のお手紙を頂き、本当にありがとうございました。

◆関連リンク
ラジオドラマ 日本沈没 (1973) Wikipedia

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2019.11.11

■動画 ビリー・アイリッシュ PV 村上隆『you should see me in a crown』、リッチ・リー『all the good girls go to hell』



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 ビリー・アイリッシュと村上隆のコラボPVアニメ。
 後半の奇想サスペンスが、素晴らしいです。蜘蛛のような怪獣はビリー・アイリッシュの別のPVでのアイリッシュの顔に蜘蛛が這うどうがを意識しているのかもしれない(こちら Billie Eilish - you should see me in a crown (Vertical Video))。そして素晴らしいのはその奇怪な動きと顔の造形。これにより醸し出されているサスペンスがなかなかの見ものなので、是非ラストまで観てみてください。

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 前半はジャパニメーションを意識した少女の踊る姿。もちろんビリー・アイリッシュなのだろう。そのファッションセンス、そして佇まいがよく捉えられています。

 


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 ビリー・アイリッシュのPV、ホラー風味がなかなか良いです。他のPVもホラーっぽくって、ハスキーなヴォーカルに合ってますね。
 この動画は、地球温暖化に対する危機感を表現しているということなのですが、痛々しい少女が地獄を這いずる雰囲気が現代の若者の危機感を見事に表現しています。

 このほかにもビリー・アイリッシュのMVは、奇想を意識した映像が多いので、その歌声と共にとても楽しめます。今後の活躍も目が離せませんね。

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2019.11.06

■感想 「小松左京展「D計画」」@世田谷文学館

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「小松左京展「D計画」」@世田谷文学館 (美術手帖)

"会期 2019年10月12日~12月22日  会場 世田谷文学館
 開館時間 10:00~18:00 ※入場・ミュージアムショップの営業は閉館30分前まで
 休館日 月(10月14日、11月4日は開館)、10月15日、11月5日
 観覧料 一般 800円 / 65歳以上・大学・高校生 600円 / 小中学生 300円

 代表作『復活の日』や『日本沈没』など、人類の滅亡の危機を描いた小松の作品は、徹底した取材・調査と膨大な知識・想像力が生んだもの。その迫力と高いエンターテインメント性で読者を圧倒し、地球規模災害や世界の変化など未来を予見したような作品の設定も驚異的だ。
  
 本展は、作家・小松左京が誕生するまで、代表作の魅力の再発掘、また大阪万博のテーマ館サブ・プロデューサーを務めるなど多分野での活動に注目。多彩な資料をもとに、「小松左京」とは何者かを探る。"

 東京出張にくっつけて「小松左京展「D計画」」を10/22に見てきた。
 生原稿から企画メモ、『さよならジュピター』メイキング、映画のミニチュア、万博の資料、飼われていた猫たちまで、充実の展示。
 ディスプレイされた著作から引用された言葉群を展示とともに読み進め、小松SFを過去へ/未来へ旅する、感慨深い3時間でした。

 ボリュームとしては会場の広さと資料の量では、『高畑勲展』に比べると1/3ほどかもしれないけれど、他では見られない創作メモ等、その情報密度はこちらも重量級で、半日みっちりじっくり鑑賞したが、まだ情報の1/4ほどしか見切れていない感じ。

 以下は簡単なレポートと、僕が撮ってきた写真記録です。(写真は会場内は3箇所のみ撮影可)

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 会場は『高畑勲展』と比べると観客の数ではもの凄く空いている。表現者として考えると、アニメーションの高畑監督と比べると一般性は少し小さいかもしれないが、現在の日本の文化/文明に対する影響では、小松左京の巨大さは疑うべくもない。もっとこうした作家の展示というのは大きく、そして大勢の人々に見られてもいいのではないかと思ってしまう。
 特にこの資料の密度は圧倒的なので、是非、小松左京作品に触れたことのある方には、みて欲しいものです。

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 小松左京の書斎を再現したコーナー。
 このすぐ横に『日本沈没』コーナーがあり、当時、執筆に際してD計画の各種計算に使われた電卓等も飾られていた。

 代表作については、キーとなる作中の文章がパネルに文字として大きく引用されいて、かつて読んだ記憶が想起され、たの展示品共々、小松ワールドが眼前にまざまざと展開される構成で、そのイメージ喚起は圧巻でした。

 小松SFから小説や映画に興味を持ってきた僕としては、ここで示される『日本沈没』『日本アパッチ族』『果てしなき流れの果てに』『エスパイ』『復活の日』『結晶星団』『ゴルディアスの結び目』『虚無回廊』『地には平和を』等々のSF小説とその映像/メディアミックス作品については、原点的に感じられて非常に感慨深い空間でした。

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 この写真は『さよならジュピター』のメイキング映像と、そのオーディオコメンタリーが流されるコーナーの隣に置かれた小松家の歴代の猫達のコーナー。
 各作品で苦労された小松左京の心を癒したであろうねこ達の姿と、そこに横たわる小松の写真。自身が撮られた猫のホームビデオも流されていて、猫への深い小松左京の愛情が伝わる良いコーナーでした。

 そして最後のコーナーに生賴範義氏の描いた2008年の小松左京さんのあの絵が飾られていたが、世界をそして宇宙を洞察するあの眼の輝きが素晴らしかった。

◆展示物から知った情報
 展示されていた企画書やメモ等から知った濃い情報を以下箇条書きにします。他で既に公開されているのかもしれないですが、少なくとも僕にとっては初めて知った情報。写真撮影は不可であったため、その場でiPhoneでメモを取ってきたものです。もし一部記録ミスがあったら申し訳ありません。文責 : BPということで、、、、(^^;;)。

wikipedia「日本沈没」等に記載されているメディアミックス作品として、ラジオドラマは1973-74年半年間に渡って放映された毎日放送の連続ラジオドラマ版と1980年のNHK版があるのは知っているが、昭和48年1973年の11月に文化放送で単発ドラマとして「ここを過ぎて悲しみの都へ(日本沈没より)」という芸術祭ラジオドラマ部門へ出品されていた作品があったのを初めて知った。時期的に毎日放送のラジオドラマと並行して放送されたということになるが、どういう事情だったのでしょうか。映画の公開直前ということで、キャンペーン的な意味合いがあったのか、、、。展示品はこのドラマのシナリオでした。(逆に展示コーナーには、毎日放送版のシナリオは展示されておらず、うちにあるシナリオは貴重かも、と思ったり、、、。)

 このラジオドラマについて、ネット検索すると、以下の情報がありました。
 公開セミナー「鉄になる日」関連番組(pdf)

"小松左京「日本沈没」よりドラマ「ここを過ぎて悲しみの都へ」文化放送1973/11/4 50分
大地震が次々と日本列島を襲う。沈没を予告された日本列島に生きる日本人の運命は?。小松左京の「日本沈没」をラジオドラマ化。
原作:小松左京。脚本:横光晃。出演:中尾彬,日色ともゑ,前田昌明,加藤嘉,久米明,杉山とく子,松本のり子。"

・キネ旬 73.12/15 「映画 日本沈没 のイメージを探って」と題した小松左京、森谷司郎他の対談記事。
 これは読んだ記憶がないので、いつか入手したいものです。

・映画企画 『新日本沈没』、東宝で95-96年に企画されていたようです。これもwiki等にない情報。検索してもネット情報も見当たりません。
 企画書 1995 6/30。提案 北山裕章。
 同企画書 1996 4/24、12/12。企画 提案 橋本幸治 北山裕章。
 ストーリー 米村正二 藤田伸三。正篇のリメイク+続篇を加えた全長版とのこと。
 監督案として、大森一樹 澤井信一郎 滝田洋二郎 崔洋一 伊藤俊也 降旗康男の名が書かれています。
 配役案は、小野寺 真田広之 中井貴一 緒形直人、玲子 宮沢りえ 後藤久美子 清水美沙、田所 柄本明 ビートたけし 勝新太郎という記載。
 僕はこの監督陣なら、澤井信一郎版とか観たかったかも。ビートたけしの田所博士はさすがにないかとw。

・1999年公開予定の松竹版。大森一樹監督として制作発表されたもの。ポスターが飾られていました。
 ネットでこの映画のポスターとして知られているものと同じでした。

・日本沈没 全6回バージョン 2002.10/2 (株)東宝映像美術企画。全6回と書かれていたので、たぶんテレビ企画ではないかと。
 イメージキャスト 地球物理学者 伊東四朗 、潜水艇乗り 坂口憲二 、女優志願 小池栄子 以上未交渉と記載。

・半村良の小松『日本沈没』の読後の書簡 73.3/25
 「沈没でSFをはじめてやっと納得できる教範に会った心境です。」という記載あり。ここを起点に半村良によるSFへの再チャレンジに火がついた様子が伺えます。もしかしたら傑作SF『妖星伝』等は、この『日本沈没』がなければ産まれなかったのかも。
 その他は、半村良先生の『日本沈没』への書簡 (小松左京ライブラリ)参照。

・アーサー C クラークの『さよならジュピター』 参加辞退の書簡。
 特に説明書きがなかったため、詳細は不明ですが、たぶん映画化の際に協力を仰いだのかと。これも当時聞いたことはなかったし、ネット検索しても出てこない情報なので、なかなか貴重。もしクラークの協力が得られていたら、どんな映画の変更があったのか、夢想させます。

・映画『さよならジュピター』について、「興行的には収支とんとん」の文字。

・万博のテーマ特別委員会 資料に「候補者名簿 芸術部門 黒澤明」の名があり、丸が打ってある。
 もし黒澤明による万博企画があったとしたら、、、これもいろんな想像を膨らませられます。

・その万博に関する小松左京の1970年3月13日の言葉「地下第三スペース  全展示場をもう一度見回った。私にとっての万国博の本当の終わりだった」。全力を尽くして走り回った後の気持ちだろうか。奥の深い言葉として、展示の最後のコーナーで感慨深く感じました。余韻を引く言葉です。

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2019.11.04

■情報 『ジェミニマン』 HFR : ハイフレームレートについて


UFOTOG MAGI
 まずダグラス・トランブルのMAGIシステムによる4K 3D 120fpsの実験的映像作品「UFOTOG」メイキング(2014年)。
 関連記事「史上初 4K 3D 120fpsの実験的映像作品「UFOTOG」公開」。ここにトランブルがコンセプト担当した『ジェミニマン』のHFR映像の原点がある。

『ジェミニマン』公式サイト 劇場情報

"MOVIXさいたま、梅田ブルク7、T・ジョイ博多 ドルビーシネマ3D+ in HFR(字幕版) ※120fpsでの上映
109シネマズ川崎、名古屋、菖蒲 ( 埼玉 ) IMAX3D+ in HFR(字幕版)"

 IMAXの最高峰のレーザー/GTテクノロジーのエキスポシティとグランドシネマサンシャインには、残念ながら「2D 日本語字幕」のみの上映で、IMAX 3D HFRの上映はなされていない。

『ジェミニマン』公式 「3Dプラス イン ハイ・フレーム・レート」のポイント

"1 <フレーム数=250%>
3D+は、60fpsという、これまでの映画のフレームレート(1秒間に24コマ)の2倍以上のフレーム数の進化的デジタルフォーマットです。

2 <究極の没入感>
毎秒120フレームの素材として撮影されたマスターから制作されています。
毎秒60枚の3D画像が投影され、3D+はこれまで以上に、実際に人間の目で見るの
に近い画像を提供し、観客は実際にその場にいるような感覚を味わえます。"

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 そして今回の記事の趣旨ですが、実は以下で述べるように、アン・リー監督『ジェミニマン』のHFRの上映でよく分からないことがあります。どなたかもしご存知の方がいらっしゃいましたら、御教授ください。

 ダグラス・トランブルのハイフレームレート映像 MAGIのコンセプトで作られている『ジェミニマン』は、4K 120fps 3Dというのが本来望まれる上映形態。しかし日本では、Movixの3館が 2K 120fps 3D、IMAXレーザーの3館が 4K 60fps 3D上映ということで、本来の形態では観られないとのこと。(19.11/1のTBSラジオ アトロク ムービーウォッチメンより)

 HFRに関しての疑問は以下の2点です。

① トランブルは人間にとって60fpsが理想のコマ数と言っていたはず。MAGIはそれに基づき、公称120fpsは両眼分で、片眼は60fpsと勝手に思っていたのですが、この理解で正しいかどうか。MovixはXpanDという液晶シャッターの3D方式、1台のプロジェクタで120fpsで投影、片眼は60fpsとなると思われます。

② IMAXは確か2台のプロジェクタで上映し偏光メガネ式3D。片側60fpsで上映すれば、両眼で120fpsと言えないこともない。なのに何故「撮影は120fps、上映は60fps」と説明を書いているか。IMAXレーザーは4Kなので、本来の形態で観られるという理解をしていたが、何故アトロクでは日本では観られない、と説明していたか。(これはライムスター宇多丸氏か特殊映像評論家の大口孝之氏にお尋ねするしかないかも)

 IMAXレーザー 3Dについて、ツインプロジェクタという前提で書いていますが、IMAXと109シネマズのサイトを読んでみると、IMAXレーザー/GTテクノロジーについては、ツインプロジェクタと書かれていますが、IMAXレーザーについてはツインプロジェクタとなぜか書いていない。

 レーザーでないIMAX 3Dはツインプロジェクタによる明るい3Dを売りにしていたので、その上位機種のIMAXレーザーもツインと考えられるが、ずばり書いていないところが気になるところ。IMAX wikiも同様に何故かIMAXレーザーの項のみツインプロジェクターの記載がない。

◆以下、MAGI関連情報
UFOTOG and Doug Trumbull’s MAGI Format
 "Trumbull MAGI"で検索、このページには、トランブルのMAGI "UFOTOG"は120fpsシーケンシャル撮影、片眼60fpsで最初は上映と書いてありますね。でも理想は片眼120fpsとも書いてあり、今回の『ジェミニマン』がどういうものかはよくわかりません。
Trumbull’s MAGI Process — 3D, 4K, 120 fps

"80年代初期から中期に初めて発表された60 fpsのShowscanプロセスの初期から、人間の目では60 fpsと120 fpsを区別できないと言われました。 2012年に開催されたLos Angeles SIGGRAPH会議でフレームレートのテストリールを使用しましたが、実際にはわかりませんでした。 24 fpsと48 fpsの間にはスポットしやすい違いがありますが、48と60または120の間にはそれほど違いはありません。"

 ここの記述によると、「60と120fpsでは区別できない」とあります。ここからも、120fpsで3D撮影(両眼)、60fps(片眼)で3D上映というのが現実的な数値と理解できるのですが、果たして真相は、、、。

IMAX 3Dに対抗する新たな上映システムが世界中で続々と登場! 今、劇的に変わりつつある映画館 (CG World.jp)
 大口孝之氏の2016年の解説記事。

" トランブルは、2010年より再びHFR技術に取り組み始め「ショースキャン・デジタル」(Showscan Digital)という名前で研究を開始した。現在は「MAGI」(発音はマジャイ)という名称になっている。基本的に4K、120fpsのデジタルS3D映像をベースに、48fpsや60fps、120fpsの映像を作り出すというもの。

 動きの質感に関しては、ショットごとに被写体を分析し、24〜120fpsの間で自由にフレームレートを変える手法で対応する。さらに同一画面中でも、激しく動く物体だけHFR化する方法も検討されている。この技術を用いた最初の作品は、トランブルの監督による短編『UFOTOG』(2014)である。"

IMAX 3D (CG World.jp)
 これも大口孝之氏の2016年の解説記事。

"ツイン・プロジェクタ式であるため、3Dメガネを掛けていても、裸眼状態とほぼ同等の明るさが実現された。"

日本全国版 IMAX® & Dolby Cinema®&Dolby Atmos®シアター情報
 ひろぶろぐさんの各シアターの詳細情報。いつも拝見させて頂いてます。
ドルビー3D (公式)

" ドルビー3D(Dolby 3D)の映画システムは、3D映画用にデジタルプロジェクターに自動挿入できる回転式カラーフィルターホイールを備えています。
 プロジェクター内で、このホイールが画像の形成前に光をフィルター処理するため、色と品質が維持された変調のない画像を届けます。2D映画を投影するときは、ホイールを自動的に格納できます。そのため、2Dの上映で3Dフィルターが残ることによる画質の問題を回避できます。
 ドルビー3D(Dolby 3D)では、左目用と右目用のフルカラー映像を投影します。このとき、微妙に異なる2つの原色セットを使用します。観客は、パッシブ3Dメガネを着用します。このメガネは、プロジェクターのフィルターに一致するように正確に調整された補正フィルターを備えており、これによってそれぞれの目で正しい画像を見ることができます。"

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2019.10.31

■感想 アン・リー監督『ジェミニマン』 IMAX HFR (ハイフレームレート)

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 アン・リー監督『ジェミニマン』109シネマズ レーザーIMAXで 観てきた。3D HFR 120fps (片眼 60fps)。
 ウィルスミスのSFにいい思い出がなくw、ノーマークだったんだけれど、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のアン・リー監督で 120fps HFR 3D映像とのことで、『ライフ・オブ・パイ』の3Dが素晴らしかったので、これは行かねばと馳せ参じました。

 IMAXのHFRは、109シネマズ 菖蒲、川崎、名古屋の3館のみのようです。名古屋でやってて感謝。
 予約しようとしたら、何と3000円!「通常料金+1,100円 IMAX3D料金に加え、+100円の追加料金をいただきます」って!!
 高すぎるので感謝はやめました(^^)。まあ、でも落語会とかに比べれば、まだ映画の3000円はお手頃ですけれど、、、w。

 ダグラス・トランブルが理想とした60fpsを3Dで実現した初めての長篇映画。
 何とエンドクレジットには、ダグラス・トランブルが確か「ハイフレームレートムービーコンセプト」とクレジットされていた。

 まずHFRの映像であるが、確かに生々しい臨場感がある。僕が知ってる映像では、3Dハンディカムで撮った実写3Dが一番近い。その場にいるような、現実の空間を持ち帰ってそれが眼の前にある様な生々しい臨場感が映像で再現されている感覚である。

 ただし、映画としてみると、45fpsのホビット程でないが何故か違和感がある。まるでロケ現場を、映画の舞台裏を見てるような、空々しさが画面から感じられる。

 映画は、おそらくそれを撮っているロケ現場で生の情景をそのまま観ても、映画らしさを感じないだろう。現実の空間をHFRで再現できていたとしても、それはロケ現場のそのままの空間であるだけで、映画映像空間が創生されているわけではない。

 では映画映像空間とは何か? それはもしかすると大林宣彦のいう、コマとコマの間の暗闇、そこに忍び込む人の想像が加わって、初めて実写は映画になるのかもしれない。

 今後、コマとコマの間の暗闇で人が見ている幻の代わりに、60fpsの生のリアルにCG等で現出される幻が入り込み、いずれ人の想像力を上回ることがあるのかもしれないが、そんな次世代の映画体験はまだおあずけだった。

 とはいえ、銃撃シーンで闇の中に機関銃のオレンジの光の線が走るところとか水中とか、今まで映画で見たことのない鮮烈なショットもあり、そうしたところは素晴らしかった。自分がそこに巻き込まれた様な臨場感の再生がHFR 3D立体映像の真骨頂かもしれない。

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 話題の30歳若いウィル・スミスCGは、若干明るいところの服の描写とかに違和感があるけれど、顔とかアクションとか素晴らしい出来(暗いシーン多いけど…)。もう彼の子孫は孫子の代までウィルに稼いでもらえそうな勢い(^^)。


23歳のウィル・スミスを作り出す!『ジェミニマン』メイキング映像

 あと究極映像研としては、クレイトン・“クレイ”・ヴァリスの部屋に飾られたフランシス・ベーコンの絵画「ある磔刑の基部にいる人物像のための三習作」とかプラハのクストナーホラのセドレツ納骨堂、骸骨教会と思しきシーン(違うかも、実はプラハのシーン、最近寝不足で久々寝落ちw、ちゃんと見れなかった…)とか、興味深かった。アン・リー、ただのSFアクションにはしてません。(ただSFらしさはほとんどなく、『ライフオブパイ』の方がまだSFチックだった)

◆関連リンク
ハルクとフルCGウィル・スミス制作、どっちが大変?アン・リーを直撃!

"「今後は、デジタルの世界をもっと探求したいと思っています。アクションに深みをもたせたいし、リアリティーも追求したい。新たなデジタル技術を用いることで選択肢が広がると思うので、試行錯誤しながら新作に取り組んでいきたいですね」とさらなる映像技術の追求に意欲を示した。"

 アン・リーがもしかしたら、HFRでの映画表現を生み出すのかもしれない。あとキャメロンの『アバター』続篇がどこまで行くのか、期待したい。
Trumbull Studios: The Magi Process (Youtube)
 ダグラス・トランブルがショースキャンからmagiシステムについて語っています。『ジェミニマン』はこのチャレンジの上で実現したものですね。
『ジェミニマン』公式サイト 最新情報

“映像ジャーナリスト/クリエーターの大口孝之氏が登場し、「今までは”不気味の谷現象”のように、実写の人間を描いたCGはどこかで分かってしまう瞬間があったが、この作品ではまったく感じなかったのが非常に画期的。人間の目は1秒に60枚のフレームになると現実と見分けがつかなくなるという研究結果が出ていて、この作品は全編がそこに到達していて、本当に弾丸が飛んでくる感覚を味わえる」と感嘆しながら紹介”

・3Dのステレオカメラギグは、STEREOTECのもののようです。このメイキング(Youtube)にカメラが映ってます。3Dクレジットには、Legend 3DとStereoDの名もありましたね。
・アン・リーがHFRについてダグラストランブルに教えを乞うたと発言してる記事 トランブルのMAGIシステムについて 『アバター』続編、驚異の毎秒120コマ撮影に? 特撮映画の巨匠が発明 4K×3Dの超絶映像体験
秒間48コマ 映画の「映像革命」 『ホビット 竜に奪われた王国』を撮影したハイ・フレーム・レート3D

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2019.10.30

■感想 「加藤泉 ー LIKE A ROLLING SNOWBALL」展 @ 原美術館

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原美術館「加藤泉 ー LIKE A ROLLING SNOWBALL」展 (公式HP)

" 原始美術を思わせるミステリアスで⼒強い作品を手がけてきた加藤泉。原美術館(東京)と別館ハラ ミュージアム アーク(群⾺)の2会場で個展を開催する。
会期
[原美術館]2019年8月10日~2020年1月13日
[ハラ ミュージアム アーク]2019年7月13日~2020年1月13日"

 原美術館の「加藤泉 ー LIKE A ROLLING SNOWBALL」展を体感。
 今回全体の2/3は写真撮影可。掲載したのは全て自分で撮影した写真である。

 土俗的な木彫とビニール製の人形と奇妙な蕩けるような色の絵画、それに加えて新しく布に着色して天井から吊るした巨大な作品、石に蕩ける色を塗って木と重ねた彫像といった作品も楽しめた。

 一番凄かった空間は、写真撮影不可のギャラリー5、8つの作品が木枠のガラスケースに収められたスペース。
 彫像の造形とその色彩、そしてガラスケースで、なんとも表現し難い異空間が現出。ここを観れただけでも大満足であった。

 群馬のハラミュージアムアークにおいても、多くの作品が展示されているとのことで、そちらも行ってみたくてたまらない(^^)。
 群馬、うちからだと片道6時間近くかかるので、簡単にはいけないんですよねw。

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 木彫りの大型の彫像。いつもながらの魅惑的な原初的イメージを喚起される。

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 絵画作品。この独特の渦と色合いに心蕩かされて、ここではないどこかへ連れて行かれる感覚がすごい。

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 新しい布を用いた天井からぶら下がった作品。
 木製の彫像と、絵画との融合したイメージが素晴らしい。

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 美術館の外部の庭とその窓辺に横たわる作品。
 自然とのコラボレーションも素晴らしいが、なんといっても加藤泉独特の、古びた建築物の空間に佇む彫像が特に印象的。
 原美術館の空間に、見事な独特の佇まいを表現している。

◆関連リンク
当ブログ 「加藤泉」関連記事

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2019.10.21

■情報 諸星大二郎×佐藤健寿『世界伝奇行 マッドメン 編』

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 『世界伝奇行 ―パプアニューギニア・マッドメン編―』を購入。
 『諸星大二郎 マッドメンの世界 (文藝別冊/KAWADE夢ムック)』の「増補決定版」。60ページ分のコンテンツ追加だけれど、既存分の再編集もあり、全体頁数は80ページ増。特に佐藤健寿氏の「ハイランド地方の部族たち」オマ・マサライ族の写真(以下の引用写真、最下段の左から2枚目)が素晴らしく買ってしまった(^^)。

 内容がダブっている、『諸星大二郎 マッドメンの世界』は売らないと…w。しかしそれにしても、河出書房新社、アコギな商売してますね。ファン心理をくすぐる増補版。

奇界遺産 (佐藤健寿さん Facebook 公式)

"9月14日に諸星大二郎先生と一緒に作った本「世界伝奇行」が二冊同時刊行されます。ひとつは中国の新疆ウイグル自治区とシルクロードを巡った「西遊妖猿伝」編。もう一冊はパプア・ニューギニアを巡った「マッドメン」編。先生と実際に現地を旅しながら、作品の舞台を撮影しています。
・世界伝奇行 西遊妖猿伝 編
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4309290450
・世界伝奇行 マッドメン 編
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4309290469
(こちらは2015年刊行のムックを改訂、新規撮影の現地写真と、諸星先生と萩尾望都先生との対談など追加)
・発売にあわせ、9/14からタワーレコード渋谷店で「諸星大二郎x佐藤健寿 展」も開催します。諸星先生の原画と一緒に現地の写真を展示します。物販もあるそうです(奇界遺産展の物販もこちらで販売予定)。
・9/21にはサイン会も開催するので、ぜひお越しください。受付は28日より、詳細は↓よりどうぞ。
 http://towershibuya.jp/news/2019/08/09/136959"

 東京で展示会もあったようですが、すでに10/14までで終了しているようです。オリジナルの生写真でニューギニアの奇想を直接みたかったです。

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 今回、増補されていたのは、萩尾望都との対談とマッドメンイラストギャラリー、前述の「ハイランド地方の部族たち」の3パートです。

◆関連リンク
佐藤健寿 さん公式HP

・当ブログ記事 情報 諸星大二郎 『マッドメンの世界』と原画展
・       感想 諸星大二郎 原画展 マッドメンの世界 @ 京都国際マンガミュージアム

諸星 大二郎, 佐藤 健寿『諸星大二郎 マッドメンの世界 (文藝別冊/KAWADE夢ムック)』

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2019.10.16

■動画 ギャレゴジ vs 新ゴジラ : GODZILLA 2014 vs SHIN GODZILLA | PART ONE

GODZILLA 2014 vs SHIN GODZILLA | PART ONE

"MODEL CREDITS
Steelia
MMD Charizard

MUSIC
Godzilla Main Theme - Akira Ifukube, Bear McCreary
Two Against One - Alexandre Desplat
Godzilla vs MUTOs (2014 Ifukube Score) - Philip Anderson

PROGRAMS USED
Cinema 4D
After Effects
Vegas Pro
Redshift"

 シン・ゴジラ vs ギャレス ゴジラ 、ファンメイドフィルムでしょうが、CGがなかなか素晴らしい。
 特に観たことのないシン・ゴジラの肉弾戦、熱線合戦が、なかなか良いですね。
 
 細かく見ていくと、両ゴジラのテクスチャーが雑いとか、ビルがホワイトのままとか、質感はプロのものに遠く及ばないですが、ゴジラの肉弾戦、熱線戦を描きたいという熱量は感じることができます。

 今のところ、シン・ゴジラのあの姿をスクリーンで新しい映像として観ることができない渇きを若干でも癒してくれるかとw。

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«■感想 野﨑まど原作 鈴木清崇監督『バビロン』