2012.05.23

■情報 アドリアン・ビジャール・ロハスの巨大彫刻 ADRIAN VILLAR ROJAS

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Adrián Villar Rojas | bola de nieve
(Pazo Molinos de AnteroさんFacebook経由)

"Mi abuelo muerto (2010) Akademie der Künste, Berlin. Escultura site-specific arcilla, cemento madera 500 x 2300 x 400 cm"

 リンク先には新作、なんと全長23mの巨大な刺の生えた白い鯨の作品。

第9回ベネッセ賞 アドリアン・ビジャール・ロハスが受賞

"アドリアン・ビジャール・ロハスは1980年ロサリオ(アルゼンチン、サンタフェ州)生まれ、ブエノスアイレス在住。スペイン語圏・欧米を中心に世界各地 で活動している。今回はアルセナーレ内のアルゼンチン館で泥を使った大型の彫刻作品を見せている。荒い表面の彫刻作品は、具象彫刻でありながら主題が判別できず、異界のものを想起させる。"

 アルゼンチンの首都ブエノスアイレス在住のアーティストADRIAN VILLA ROJAS:アドリアン・ビジャール・ロハスの作品が興味深い。

 まるで未来からの巨大な石の遺跡!
 未来に存在した宇宙ステーションやロボットが石化して現代に出現したかのような巨大なフォルムに惹かれる。

Works - PABELLÓN ARGENTINO. 54 BIENAL DE VENECIA 2011
 各作品の詳細画像。
 こちらには恐竜とほぼ同等の大きさの女が、森の中に倒れ込んでいる作品も掲載されている。

Artesur » Adrián Villar Rojas
 こちらに記事のトップに引用した左下のクジラの作品のメイキング画像がある。
 なんと森の中に横たわるクジラはハリボテだった!

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 他の作品は写真で見る限り、石膏像のようにも見えるのだけれど、もしかすると同等の構造なのかもしれない。

ベネチア・ビエンナーレに思う。 大国パビリオンの世相批判(後篇) | ダカーポ – The Crossmedia-Magazine

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"アルゼンチン代表のアドリアン・ビジャール・ロハス(Adrian Villar Rojas、アルゼンチン1980-)です。『Las Mariposas Eternas』(永遠のバタフライ)と題する、地中から掘り出された古代彫刻のように見えるアニメーションに出てくる未来ロボットにキャラクターがの搭 乗しているような造形の粘土彫刻です。この作品を「オタク的記念碑」と評する外人がいましたが言い得て妙ですね"

 こうした評価に直結する作品が右の引用写真。
 まさに日本のアニメファンには、馴染みのフォルム。
 『攻殻機動隊』の草薙素子とタチコマの姿がすぐに思い出される。
 

 アドリアン・ビジャール・ロハスの作品は、2011年ベネチアビエンナーレでベネッセ賞受賞。そして2013年の瀬戸内国際芸術祭に出品予定(リンク先に記載有)とのこと。
 この素晴らしい作品が、瀬戸内海の島々に展示されるアート作品の一部として、ついに日本へも登場。
 瀬戸内の風景に異物として登場するこれらの作品がどのようにマッチするのか、大変興味深い。

◆関連リンク
ADRIAN VILLAR ROJAS - Google 画像検索
ADRIAN VILLAR ROJAS - YouTube
 主に作品について語る作家の姿とメイキング。

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2012.05.21

■感想 沖浦啓之監督『ももへの手紙』

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 沖浦啓之監督『ももへの手紙』観てきました。
 丁寧に積み上げられた人物描写によるひと夏の島の物語、そして背景となる瀬戸内の日本的な美しい/過酷な情景 が印象的な秀作となってる。凄腕のアニメータが人物の感情描写に徹底してこだわった気持の良い作品。そして奇想シーンもなかなか観せる。

 作画マニア的wには海と船、雨と台風のエフェクト描写も最高。
 日本的な情景としての台風は、『ポニョ』はじめ、いろんな作品で描かれてい ますが、おそらく本作が最高峰かと。
 そして奇想シーン。妖怪たちの蠢く姿に背中が簇簇(^^;)。これもクライマックスの動きと色彩が最高。

 作画関係の情報を探していたら公式ページに「制作一大記」と題したメイキング紹介ページが。 大平晋也氏の妖怪原画!や動画の指定の標準化等、普段観れない資料も掲載されている。

Production I.G / 作品紹介 / ももへの手紙 / 三人娘巴制作一大記 / 仕上之巻

"田中:本当に楽しかったですよ。もっといっぱい塗りたかったんですよ。時間がなかったからできなかったこともあったのが残念かなと思いました。いちばん大変 な妖怪のカットが塗れたのが記念ですね。キャラクターも可愛い感じでしたし。解像度が高い絵だけど線が少ないので、塗りとしては楽しい作業でした。"

 こちらには、色彩設計の水田信子さんをサボートされた田中美穂さんのインタビュー。twitterで時々会話させていただいている田中さん(@mhtnk)によるディジタル仕上げの解説が興味深い。ソフトRETASとAnimoを使った詳細について。

 これを読むと、映画のエンドタイトルに田中さんのクレジットが"レタス色彩設定補助"と記されていた意味が判明。1カットごとの色設定の詳細と、仮塗りの段階で沖浦監督が全カットチェックして色を変えられる作業。この丁寧な作業が瀬戸内の光と影を描き出していた。

 そして不勉強で知らなかったけれど、この職域は、色彩設定と仕上げだけでなくスキャンした動画の線を整える作業もあるとのこと。
 ここで述べられる田中さん他スタッフの粘り強いこだわりがI.Gの数々の作品を支えているのが実感できるインタビューだった。

 最後に作品全体について、自分の趣味から書くと…。

 沖浦啓之監督作品としては『人狼』の方が好き。リアルで硬質な志向の作画に、物語とテーマがマッチしているのは『人狼』かと。
 『ももへの手紙』でも感情表現は最大限、物語に寄与していたが硬質さが僕にはどこか違和感を感じさせたのです。単なる先入観なのか、どうなのだろう。皆さん、どう思いますか。

 ともあれ、どちらの路線にせよ、次回の沖浦作品、楽しみに待ちます!

◆関連リンク
Production I.G / 作品紹介 / ももへの手紙 / 三人娘巴制作一大記 / 監督之巻

——では、建てている現場ではどうでしたか? 沖浦:持ってきた古い柱が煤けてたんで、新材にも古色塗りを施してバランスが悪くならないようにする作業を自分たちでやったんですよ。でも、これが4~5ヶ月かかったんですよね。

 沖浦監督インタビュー、なんと御自分の家の色塗りにもこだわりが!
「ももへの手紙」 チェコのAniFestでグランプリ獲得 日本作品3部門で最優秀賞 - 10072 - | アニメ!アニメ!

"3月には第16回ニューヨーク国際児童映画祭にてグランプリを、4月にはイタリア・ボローニャの第14回フューチャーフィルム映画祭で最高賞のプラチナグランプリを受賞している"

Production I.G / 作品紹介 / ももへの手紙 / 三人娘巴制作一大記 / 作画之巻
 アニメーター 末冨慎治インタビュー

"——絵コンテを拝見したのですが、凄い細かいですよね。
末冨:そうですね。レイアウトを1から描くのではなくて、コンテを拡大コピーしたものを元にレイアウトを描くんですが、それが難しいですね。こんなに描いてあるのだから、これで良いんじゃないかって思う。これを更に調整しないといけない。"

Production I.G / 作品紹介 / ももへの手紙 / 三人娘巴制作一大記 / 動画之巻

「ももへの手紙」製作委員会, ニュータイプ『ももへの手紙 Art & Animation 』
 こちらには井上俊之氏と田中美穂さん他のインタビューが掲載。

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2012.05.18

■特報 園子温監督『希望の国:The Land of Hope』& 感想 『冷たい熱帯魚』


映画『希望の国』特報 - YouTube 『希望の国』先行公式サイト
テーマは日本最大のタブー“原発” 映画.com

" 酪農を生業とする小野家は泰彦(夏 八木勲)、妻・智恵子(大谷直子)、息子の洋一(村上淳)とその妻・いずみ(神楽坂恵)の4人が穏やかに暮らしていた。隣家の鈴木家の息子(清水優)は、 家業を手伝わず恋人(梶原ひかり)と遊び回り、両親(でんでん、筒井真理子)にしかられてばかりという設定だ。

 ある日、大地震が発生し、原子力発電所が爆発。両家の敷地の境界で、避難区域内外が指定されてしまう。家を出なければならない鈴木家ととどまる小野家。そ れぞれが不安な生活をおくるなか、いずみの妊娠が発覚する。泰彦と洋一、いずみが子どもを守るためにとった行動とは……。"

 きっとここで語られている粗筋からは想像できない世界がそこに広がっているでしょう。秋の公開の際に原発事故後のどんな異様な社会像が提示されるのか、刮目して待ちましょう。

■感想 園子温監督『冷たい熱帯魚』
園子温監督『冷たい熱帯魚 [Blu-ray]』

 『愛のむきだし』の衝撃から続けて、これも評判の『冷たい熱帯魚』を観た。

 しまった、焼き肉へ行く予定の前日に観なきゃ良かった、てくらいのスプラッタームービー。でんでんの芝居、特に吉田が応接室で苦しみ出す前の所が鬼気迫る。
 それ以外は実はスプラッター駄目なので残念ながらNGでした。映画として映像と音楽による奇蹟『愛のむきだし』のようなキレはないかと…。

 『冷たい熱帯魚』の元になった実話  ラストは違うようだけれど「ボディを透明にする」ところとか実話なのですね…なんと恐ろしい。しかしでんでんは一線を越えたが『愛のむきだし』の安藤サクラのように狂ってはいなかった。眼の怖さが違う…。

◆関連リンク
TBS RADIO ザ・シネマハスラー「冷たい熱帯魚」 (ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル)
 このPodcastで、下記書籍の内容が紹介されている。埼玉愛犬家殺人事件って、犯人は本当に数十人殺してた可能性があるとか。そんな凄まじい事件を映画化したという重い意味があるとは! ネットで検索すると犯人の風貌はでんでんに少し似ている。驚愕。

志麻 永幸『愛犬家連続殺人』

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2012.05.17

■感想 園子温監督『愛のむきだし:Love Exposure』

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愛のむきだし - Wikipedia
映画「愛のむきだし」公式サイト

 今頃…なのですがw、園子温監督『愛のむきだし』DVD初見。

 まいりました(^^;)。
 特に前半、ゆらゆら帝国「空洞です」がBGMに薄く流れるあたりまでが素晴らしい。まさに映画の神が舞い降りたような奇蹟の瞬間(^^;)。

 既に見終えて10日間ほど経つのだけれど、あれから「空洞です」を聴き続け、またあの瞬間を観たいという欲求に駆られる毎日を送っていますw。

 この魅力は一体なんなのだろう。
 本来、有り得ないものの融合がその源泉なように感じる。真摯なキリスト教徒と牧師と懺悔のための盗撮の変態。主人公が女装した瞬間に訪れる運命の女性との出会いと女囚さそりの因縁。
 まさしく愛のワイドスクリーンバロック!
 
 印象深いシーンを挙げると、例えば、満島ひかりの周りに銃弾がスローモーションで飛んでいくシーン…ここも物語と映像の奇蹟(^^;)。

 そして、満島ひかりも凄く良かったけれど、なんと言っても新興宗教ゼロ教会のプロンプター:コイケ役の安藤サクラの怪演は強烈。
 あの爬虫類のような眼に睨まれる と、ただの映像なのに思わず身じろぎ(^^;)。怖すぎます。ただひたすら、彼女ができるだけ画面に現れないことを祈りつつ観た237分間w。

 とはいえ、奇蹟の瞬間は短く、後半はイマイチな出来(コイケが随分出てくるので怖かったからなのか…w。ラストは好きだけれど)。
 もっと前半の凄いテンションを引っ張るディテールの積み重ねがあってもよかったのかな、と。例えば、凄絶なヨーコのコリント書十三章の言葉に対して、やはりユウは聖書の言葉で切り返さないと…。
 例えば、カオリ(渡辺真起子)の奔放さからいけば、教団内で平穏に順応する事はありえないはずで、もっと暴れないと…w。
 もともとの6時間版には、そうしたシーンがあるのではないかなぁ〜。 

 とにかく、まさしく神聖でシリアスで無茶苦茶通俗で出鱈目w、それでいてこんな愛の形を鮮烈に描けちゃうんですから、物凄いバランス感覚の傑作。
 俳優陣もギリギリの所を見事に綱を渡り切っている!

 最後に、主題歌ゆらゆら帝国「空洞です」は本当に良い。
  むきだしの「愛」の物語で「空洞」って強烈ですw。

◆関連リンク
TBS RADIO ザ・シネマ・ハスラー「愛のむきだし」 (ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル)
『愛のむきだし』[Blu-ray]

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2012.05.16

■感想 ゴア・ヴァービンスキー監督『ランゴ:RANGO』ILMによるシュルレアリスム西部喜劇・アート・アニメーションw

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Rango - Movie Trailers - iTunes 映画『ランゴ』オフィシャルサイト

ゴア・ヴァービンスキー監督『ランゴ』

"第84回アカデミー賞®長編アニメーション映画賞受賞 ★2枚組(Blu-ray1枚+DVD1枚)ディスクセット ★「劇場版 全編」に加え、異なるエンディングによる「完全版 全編」も収録!"

 ゴア・ヴァービンスキー監督『ランゴ』Blu-rayで初見。
 全篇アートアニメーションでシュール、そして渋い西部劇で愉快な喜劇というハイブリッドな映画(^^;)。
 特に開幕から砂漠を彷徨うシーン、西部の強い紫外線の光のもとに繰り広げられる圧倒的なイメージにトリップしそうwww。特に車に轢かれ胴がペチャンコの哲学的なアルマジロがぁ物凄くツボにはまります。

 そして『ランゴ』Blu-rayに収録されたメイキングがとても興味深い。
 30分以上のメイキングが収録され、監督の作り出した楽しい現場でアーティストと技術者と声優(俳優としての演技をCGIに利用)が創意をこらして創り上げた感覚が素晴らしく活写されている。

 特筆すべきは、アーティストの合作によるキャラクターの多彩さ。カメレオンの造形はもちろんのこと、砂漠の様々な生態系が自然の作り出した奇想をデフォルメする形でデザインされ、それがフォトリアルなCGIに。
 デザインの中核を担ったのがマーク・“クラッシュ”・マクリーリー

The Ballad Of Rango • Animated Views
 『ランゴ』マーク・“クラッシュ”・マクリーリーのデザイン画がいくつか掲載されている。
 Blu-rayには鮮明な映像でデザインがたくさん収録されていたが、ネットには残念ながらほとんどない。奇想とユーモアが絶妙にミックスして素晴らしいキャラクタたち。 少しスチームパンク入ってるいて、特にシュールにどこを見ているか分からない、生物たちの眼が最高。

 

 そしてCGIはILM。
 アニメ作品はこれが初とのこと(『ランゴ』wiki)。

 クラッシュ他によるデザインがベースだけれど、ここまで動きとディテイルでフォトリアルかつシュルレアリスムに観せてくれると唸るしかない。
 この映画を観るとよくわかるが、どんなアート作品も動画にできる時代なんだ!という感慨にしばし呆然w。おそらくILMによるCGIがあれば、現存する絵画 or 彫像作品の動画化は、おそらくどんな物でも可能なのではないか(^^)。

 商業作品でやれるのは『ランゴ』止まりかもしれない。しかし美術館の短篇作品としてなら、どこまでも可能性が広がっているのではなかろうか。
 勿論、『ランゴ』は残念ながら実現してくれていないが、3D映像作品も可能w。
 本来、このような作品こそ、3Dで観たかった(^^;)。あの生物たちのテクスチャ〜が奥行きまでリアルに表現されていたら、、、。
 ILMのアーカイブに3Dのデータがあるわけでいつか立体映画版も出してほしいものですw。

◆関連リンク
[NAB2011:基調講演]Rango: The Next Step in CG Animation - PRONEWS

"会場では当作品の様々なシーンを投影しながら話題を変え、Rangoの眼のデザインから主要キャラクター達、西部劇風のテイストの背景まで続いた。米アニメーション作品では通常、俳優達が一人一人別に狭いスタジオで台本をみながらアテレコを先にする。Rangoでは、アテレコをするのではなく、ライブアク ションと同じように俳優達に演技をしてもらいながら収録を行った。 そのため俳優達の演技から出てくる声のトーンが「自然でファジー」にキャラクターに馴染み、作業もスムーズに進んだという。モーションキャプチャーは一切 行わず、この俳優達の演技を収録した「プロトタイプ」がアニメーション化された。"

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2012.05.14

■情報 リンチ デザイン "デイヴィッド・リンチ・スィート:David Lynch Suite at Hotel Lutetia"

David Lynch Suite at Hotel Lutetia - YouTube

"The brand new suite of the Hotel Lutetia designed by David Lynch
lutetia.concorde-hotels.com
facebook.com/hotellutetia
lutetia-lediscret.fr
To book the David Lynch Suite: +33(0) 1 49 54 46 10"

 リンチのデザインしたスィートルームがフランスパリのルーテシアホテルにオープン。部屋の名前が素晴らしい。"デイヴィッド・リンチ・スィート:David Lynch Suite" !! そして映像はこの部屋のPV。監督が別なのがとても残念。

 ホテルの美しい内装の映像に、印刷機のインダストリアルなシーンが挿入されて、独特の雰囲気を醸し出している。部屋にはその印刷機で刷られたリンチのリソグラフが飾られている。

 こんな部屋で眠ったら、どんなにか美しく/残酷な夢が観えるか…(^^)

David Lynch est Discret - YouTube
 こちらは、そのホテルとスィートについて語るリンチ。
 コーヒー好きのリンチが、このホテルのカフェオレを誉めていますw。

◆関連リンク
hotel lutetia david lynch - Googleイメージ 検索
HÖTEL LUTETIA - YouTube
 他にもこのホテルは、魅力的な絵画や彫刻作品で飾られている。
 この動画の最後にリンチの紹介が…。でもフランス語で何を語っているのか、全くわからないw。

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2012.05.11

■感想 "ジェームズ・アンソール ―写実と幻想の系譜―" @豊田市美術館

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ジェームズ・アンソール ―写実と幻想の系譜― James Ensor

"2012年4月14日[土] ~ 6月17日[日]
Apr.14[Sat]-Jun.17[Sun]
 ジェームズ・アンソール(James Ensor, 1860-1949)は、ペーテル・パウル・ルーベンス以降もっとも名声高きベルギーの画家として、そしてルネ・マグリットやポール・デルヴォーと並んで ベルギー近代絵画を代表する画家として国際的に知られています。
 「仮面の画家」とも称される彼の作品には、仮面や怪物、骸骨といったグロテスクなモティーフが華麗な色彩で描かれ、人間の心の奥にある偽善や虚飾などの感情がユーモアを交えて表されています。あまりに斬新かつ個性的な彼の画風は、発表当時には世間では受け入れられませんでしたが、世紀転換期ごろから今日に至るまで高い評価を得ており、表現主義やシュルレアリスムを予言する「20世紀美術の先駆者」とも呼ばれています。(略)"

 シュルレアリスム以前に、「超現実」を描いたベルギーの画家 アンソールの作品を観てきた。髑髏と仮面とパペットを題材にした絵画が圧巻。
 豊田市美術館のポップ(説明書き)には「グロテスク美術」とあったけれど、それよりも「幻想」とか「超現実」と呼ばないとイメージが合わない。

 展示を観て、初めて知ったのだけど、アンソールの生家は土産物屋で彼はそこで育ったらしい。
 会場で映し出されていたアンソールを解説したビデオや、ミュージアム・ショップに置かれた画家の生家の特集本を観ていると、土産物屋には異様な剥製や骸骨から、日本や中国の骨董といった珍奇な物、そして仮面やパヘット等が並べられていたようでまさにヴンダーカマー。この環境が画家の潜在意識に潜んで、後年超現実的な絵画として現出したのかもしれない。

 アンソールの前期作品。同時代の作家の絵が多数出品されているが、比較して観ると、色使いが違う。
 他の写実絵画は暗いトーンの絵が多いのだけれど、アンソールの絵は、同様に陰鬱な色使いであるが、どこかに鮮烈な色彩が仕込まれている。それにより画面の緊張感が同時代の作家の絵と違ってみえる。

 そして、それが開化するアンソールの後期の作品、特に幻想的なものとしては下記のような作品が展示されており感銘を受けた。

"絵を描く骸骨"
 アンソールが絵を描いている写真を元に、自分を骸骨に置き換えて描いた作品。当時、骸骨の絵は他にもあったようだが、それを自画像に適用してしまうところの斬新性。
"首吊り死体を奪い合う骸骨たち"
 家族、親族で営んでいた土産物店を舞台に、親族と自身が骸骨として登場する作品。コミカルなトーンなのだけれど、家族間の感情的な陰が潜んでいる。
"愛の園"
 ウサギ耳の仮面の造形が良い。恋人の自画像と言われる"上向きの鼻の女性"と同様の顔がここにも登場。
"仮面劇 'かすみの効果' "
 コメディアデラルテと呼ばれるイタリアの仮面劇を描いた作品。
"仮面の中の自画像"
 不気味に無表情な仮面の中にアンソールのみ写実的な自画像として登場。なぜか右上に佇む猫が気になる。
"陰謀"
 今回の展示フライヤー(トップの引用画)にも使われている代表作。ここでも上目ずかいの仮面が多数登場している。チラシではトリミングされているが、右上の水木しげるのようなあごの出た骸骨が印象的。
"悲しみの人"
 いばらの冠に血だらけのキリスト。しかし鬼のようにみえる顔。これは日本の絵画の影響があるように感じられる。展示された作品としては、アンソールによる"北斎漫画柿本貴僧正(鬼)" 模写がある。

◆関連リンク
James Ensor - Googleイメージ 検索
MoMA | James Ensor | Introduction
 ニューヨークのMoMAでの展覧会HP。マルチメディアで多数の作品を閲覧できる。
James Ensor - YouTube
 いくつかのドキュメント作品とアンソールをテーマにした曲が存在する。
ジェームズ・アンソール - Wikipedia
新日曜美術館 生と死の寓話(ぐうわ) ~アンソールの幻想世界~ (NHKアーカイブス)

"フランドル幻想美術の巨匠、ジェームス・アンソール。彼の死後50年を 記念して、現在「アンソール大回顧展」がベルギー王立美術館で開催され ている。世界各地に散在している代表作約300点が一堂に集めたこの回 顧展は、今世紀最後の大美術展として注目を集めている。"

 日曜美術館で99年10月17日に特集されたとのこと。
 今回の展示会場でモニタで流されていたのは、この番組の映像だったかもしれない。

『James Ensor』  画集。
Ryunosuke『James Ensor』
 日本人の歌手が歌う、ジェームス・アンソールをテーマにした曲。リンク先でサンプルを聴くことが出来ます。
Franz Nicolay『James Ensor Redeemed』
 こちらは海外のアーティストが歌っている。"救済されたジェームス・アンソール"とでもいう曲名なのだろうか。
額装品 ポスター  デコラティブフレーム『ジェームズ アンソール Strange Masks』

ジェームズ・アンソール ―写実と幻想の系譜― James Ensor in Context.
 (豊田市美術館公式HP)

"●記念講演 「アンソールと美術の歴史」 ヘルヴィク・トッツ[アントワープ王立美術館学芸員、本展監修者] 4月14日[土] 午後2:00-3:30 逐次通訳あり 正午より配布する整理券と当日の展覧会観覧券が必要です[美術館講堂、172席] ●コンサート&レクチャー アンソールの作曲したピアノ曲を演奏します 4月30日[月・祝]、6月9日[土] 午後2:00-3:00 ピアノ:奥村理恵[愛知県立芸術大学、愛知教育大学講師] お話:鈴木俊晴[豊田市美術館学芸員] 正午より配布する整理券と当日の展覧会観覧券が必要です[美術館講堂、172席] ●30分で楽しむスライドレクチャー 「におう絵画:フランドル美術のスカトロジー」 5月5日[土・祝] 「画家の小宇宙:アンソールのアトリエ」 6月16日[土] いずれも午後3:00-3:30 講師:当館学芸員 [美術館講堂、172席] ●バグパイプ・コンサート ブリューゲルの時代の音楽を当時のバグパイプ[復元楽器]で演奏します 出演:ブリューゲルバンド 5月27日[日] 午後2:00-3:00"

 アンソールの作った曲の演奏とか、ブリューゲルの時代のバグパイプ演奏とか興味深い。

 

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2012.05.09

■情報 恐竜ワールド「ディノ・アドベンチャー・ライド」

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岐阜奥美濃N.A.O.明野高原キャンプ場
 ディノ・アドベンチャー・ライド(公式HP)

中日新聞:恐竜ロボットをカートで見学
 郡上にオープン:岐阜(CHUNICHI Web)

" キャンプ場が創業十五周年記念事業として経営する「エヌエーオー」と、同市大和町の特殊造形会社「郡上ラボ」が昨年一月から準備してきた。「明野高原に恐竜がひっそりと生存している」と想定した。

 林の中には全長九メートルのトリケラトプスや八メートルのティラノサウルス、二十メートルのアパトサウルスなど恐竜ロボット十七体を配置。来場者はカートに乗って起伏に富んだ二キロのコースを二十分ほどかけて回り、太古のロマンを楽しむ。(略)

 状況を見ながら恐竜を五十体ぐらいまで増やしたいという。"

 御近所の岐阜に出来たジュラシックパークの御紹介。
 森林の中に17体のリアルな恐竜が飼われているという。いつDNAからの再生技術は完成したのだろうか(^^;)。岐阜は肉牛の遺伝子操作技術が有名な土地柄なので、ジラースのモンスター博士のように、山奥の村で技術を熟成させ、ついに完成させてしまったマッドサイエンティストが居ても不思議はない。(信じないようにw)

 いずれ訪問してみたいものである。

◆関連リンク

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・<株式会社郡上ラボ> 特殊造形 製作・レンタル

"手作り感あふれる町工場のロボット──…しかしながら動きには自信があります。 ひとつひとつの作業を職人の感性で仕上げた自慢のロボットを是非ともご活用ください。"

< 株式会社郡上ラボ > 展示館D-BOX

"誠に勝手ながら展示館D-BOXを閉館させていただく運びとなりました。 長年にわたり、展示館をご愛顧いただき心から感謝申し上げます。"

10m級ティラノサウルス(動画) ティラノサウルス(動画) ダンシングイグアノドン(動画)
郡上ラボ - YouTube
 こちらも「ディノ・アドベンチャー・ライド」の動画ではなく、郡上ラボが手がけられた作品の動画。
・Blog
離乳食は飲み物です:ディノアドベンチャーライド

"残念ながら森の中は撮影禁止だった為恐竜等の画像はありません。"

 GW中に行こうかとも思ったのだけれど、写真撮影禁止ということで、3D撮影に燃えていた心が萎えて行きませんでした。やはり完成された謎のDNA技術は、今だ秘密のベールに包んでおきたいのだろう。

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2012.05.07

■情報 ヤノベケンジ『サン・チャイルド』光臨プロジェクト in 福島ビエンナーレ2012 サポーター募集

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ヤノベケンジ『サン・チャイルド』光臨プロジェクト in 福島ビエンナーレ2012 サポーター募集

"本プロジェクトは、福島在住の人々によって3.11以降初めて行われるアート・フェステバル「福島ビエンナーレ2012 SORA」(2012年8月11日~ 9月30日)の招聘作家であるアーティスト、ヤノベケンジの巨大彫刻作品『サン・チャイルド』を、メイン会場である福島空港にサポーターの協力で展示する プロジェクトです。

■募集口数:限定200口
■支援金額:1口1万円
■サポーター特典: (1)ヤノベケンジ福島ビエンナーレ2012特製ドローイング
※手描きメッセージ付き、230×220mmプリント、エディション200
(2)『サン・チャイルドができるまで』展リーフレット(茨木市教育委員会、2012)
(3)ヤノベケンジ作品カタログ一冊(サイン入り)
※サポーター特典発送は8月以降を予定"

 あの『サン・チャイルド』を福島の地に建造するプロジェクトの情報が公開された。公開されたのは、原発が日本の地で全基停止した2012.5/5 こどもの日の深夜。たぶんタイミングは計られたものであると思う。
 全基停止の日がこどもの日であったのも象徴的ではないだろうか。
 僕は、このプロジェクト、支援します。

65tile 東京都立第五福竜丸展示館 イベント

"建造65年記念 第五福竜丸からラッキードラゴンへ ―核なき世界への航海を―
2012年5月5日は、3人の《サン・チャイルド》が同時に立ち上がる「子どもの日」。
会期:2012年5月3日―7月1日
会場:第五福竜丸展示館および展示館前ひろば(東京・夢の島)
開館時間:9:30~16:00/休館日:月曜(祝日の場合は開館し、火曜休/入場無料
〈核〉と向き合い第五福竜丸と出会った現代アーティスト・ヤノベケンジ氏の作品をとおして核・被ばくなき未来をみつめます。
◇建造65年記念…龍=ドラゴンに託した思い/船大工の技と仕事/表現されるラッキー・ドラゴン ◇第五福竜丸からラッキードラゴンへ…ヤノベケンジ氏の「ラッキードラゴン」作品、サン・チャイルド、アトムスーツ人形ほか"

 そして3体目の"Sun Child"が、あの第五福竜丸展示館に建立された。
 大阪茨木の駅前、モスクワ、そして第五福竜丸のある東京。『サン・チャイルド』による反核の試みは広がっている。

◆関連リンク
当Blog関連記事
ヤノベケンジ 「Sun Child」記者発表 動画
 大阪万博公園での初公開時にヤノベ氏自身により語られた「サン・チャイルド」制作のメッセージ(全掲載)。
感想と3D動画 ヤノベケンジ「Sun Child : サン・チャイルド」
感想 ヤノベケンジ新刊『SUN CHILD』サン・チャイルド 

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2012.05.03

■情報 庵野秀明館長『特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』『特撮展 (仮) 』@東京都現代美術館 Tokusatsu Museum

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東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO

"特撮展 (仮) スタジオジブリ企画協力のもと、2012年夏、当館に「特撮博物館」がオープンします。 本展では「ミニチュア」をはじめとする特殊技法にスポットをあて、VFXともCGとも違うその愛すべき世界を、かつてない規模で展示し、日本が世界に誇る 映像の技=「特撮」の魅力に迫ります。
会期:7/10(火) 〜 10/8(月・祝)
休館日:月曜日 7/16、8/13、8/20、9/17、9/24、10/1、10/8は開館、 7/17、9/18は休館
会場:企画展示室 1階、地下2階"

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バーチャル観客8,000人の記者会見 館長 庵野秀明 特撮博物館 in ニコファーレ - ニコニコ生放送 (Twitter / @purplepig01:紫の豚さん経由)

"【ご案内】 2012/05/10(木) 開場:13:45 開演:14:00
 バーチャル観客8,000人の中で行う館長 庵野秀明 特撮博物館の記者発表会をニコファーレにて開催。
   ※会場での一般観覧はございません。

【登壇者】庵野 秀明 / 樋口 真嗣 / 鈴木 敏夫

【ネット観客(バーチャル観客)とは】この番組では、ネットで視聴いただいているみなさんもニコファーレの会場に“参加”できます。"

 東京アニメーションフェスティバルにて、スタジオジブリにて一時、告知されたがすぐに情報が消されたという(TAF ジブリブース「庵野秀明館長 特撮博物館」の告知はなかった - ぬるヲタが斬る -)特撮博物館の情報が、東京都現代美術館の公式サイトに掲載された。
 そして、5/10にニコニコ動画にて、正式記者会見とのこと。

 以前からこの情報を追われている○紫の豚日記○さんに教えていただきました。
 紫の豚さんによると、三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー - にし日誌で以下のように時々、この企画展の話題が取りあげられていた様です。
 以下の記述、T社は円谷プロか東宝か悩む所ですが、たぶん、この企画であれば、円谷と東宝の両方の協力は不可欠と思われます。

 あの作品や、この作品のミニチュアが展示される! 期待の展示会です(遠いから行けないだろうけど…)。なんと言っても元々、特撮フィルムのマニアである庵野監督と樋口監督が企画に参加されている展示会、東洋一wの特撮美術館が今年東京に出現することは間違いないでしょう。

 個人的には、成田亨氏、高山良策氏、池谷仙克氏、井上泰幸氏といった美術陣や特撮スタッフの業績を記名付で紹介されることを望みます。

○紫の豚日記○ 2012年夏・東京都現代美術館の展覧会「庵野秀明館長 特撮博物館~ミニチュアで見る昭和・平成の技」&ジブリ美術館ライブラリー最新作『Tales of the Night』

"三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー にし日誌 2011年10月20日(木) 「昼は、イベントの展示チームで埼玉県にあるT社の倉庫を訪ねました。来年の展覧会の準備の一環です。まだまだお見せできませんが、中はお宝の山でした。ワクワクドキドキの倉庫探検。本当は、仕事なんですが、何が出てくるかわからない倉庫は、さしずめワンダーランドです」"

◆関連リンク
当Blog記事
感想 成田亨『特撮と怪獣 わが造形美術』『特撮美術論』
『怪獣のあけぼの』造形家・高山良策を追った実相寺昭雄監修番組

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2012.04.30

■情報 映画秘宝Presents 中子真治トークショー「NAKAKO NIGHT」

Nakakonight

"映画秘宝 提供
中子真治トークショー「nakako night (ナカコナイト)」: 1980年代にハリウッドで精力的に取材活動を展開した、伝説の映画ジャーナリスト 中子真治氏のスペシャルトークショー。

中子真治氏は、リンチにクローネンバーグ、それにスピルバーグらと渡り合い、映画『ブレードランナー』の撮影現場を取材した唯一の日本人。

「nakako night」は、そんな彼の取材秘話が聞ける貴重なトークショー。伝説の一夜になる事必至!

出演:中子真治氏、高橋ヨシキ氏(映画秘宝デザイナー)、
添野知生氏(映画評論家)、柳下穀一郎氏(特殊翻訳家) 
ほか予定

日にち:2012年5月24日(木) 場所:新宿ロフトプラスワン
開場:午後6時 開会:午後7時
前売り:1800円 当日:2000円(共に飲食代別)

※前売券は4/28(土)よりローソンチケットにて発売!!【Lコード:34028】"


映画秘宝 Presents 中子真治トークショー「NAKAKO NIGHT」.wmv - YouTube

 ナカコチルドレンの方々が企画されて、予告篇映像も公開されているイベントをご紹介。
 以前からTwitterの公式アカウントで予告されて、ワクワクしていた企画の詳細が発表された。残念ながら僕は平日ということで恐らく奇蹟でも起こらない限り、東海の地から参加は出来ないのだけれど、このチラシと予告だけでもワクワクしてしまう。

 中子真治氏のSFX紹介本や、映画紹介コラム、そしてとりわけ「新主流派SF映画作家論」の熱くてクールな文体に痺れた僕としては、中子さんがハリウッドで経験された「新主流派SF映画作家」たちとの交流について、生の声で聴かせていただけるこの企画は待望なのです。

 企画されたナカコチルドレンの方とtwitterで御話させていただいてるので(上のチラシも御願いして画像データをお送りいただきました。本当に地方ファンのために、ありがとうございます)、当日の様子について、twitter等の書込みから想像して、5/末にはレポートさせていただきたいなぁ〜と思っています。参加できないけれど、SNSで擬似的には体験できるわけです(^^;)。
 あ〜、でもやっぱり東京へ行きたい!!

◆関連リンク
Twitter / @NakakoNight (公式twitter)

"本日発売の映画秘宝6月号に「ナカコ・ナイト」開催の記事が掲載されております。『ブレードランナー』のスチルおよび中子氏&ハリソン・フォードの2ショット写真付き、しかもなんとカラーページです。皆様、是非映画秘宝6月号をお買い求めくださいませ!"

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2012.04.27

■新刊メモ 栗本慎一郎『ゆがめられた地球文明の歴史 ~「パンツをはいたサル」に起きた世界史の真実~』

栗本慎一郎『ゆがめられた地球文明の歴史 ~「パンツをはいたサル」に起きた世界史の真実~ 』  技術評論社(公式サイト)

"私たちはこの世界でいかにして生きてきたのか? 1981年に上梓した『パンツをはいたサル』以来、人間社会の根底にある過剰と蕩尽の構造を解き明かし、 警鐘を鳴らしてきた栗本慎一郎が自らのライフワークの集大成として世に問う“パンサル版”世界史の真実。“世界四大文明”に象徴される歴史教科書の「通説」のなか、ゲルマン民族(西欧),漢民族(中国)中心の歴史観を打破し、埋もれてきたユーラシア大陸全体を俯瞰し、この地上で起きた本当のこと・文明という病の起源とその展開について壮大な規模で書き下ろす。栗本経済人類学の精髄が凝縮された衝撃の一冊。"

 2007年の『シルクロードの経済人類学―日本とキルギスを繋ぐ文化の謎』以来の栗本慎一郎の新刊。
 そして本書は、この
『シルクロードの経済人類学』に続き、世界史の謎に栗本経済人類学が切り込んだものになっているようだ。

 今、冒頭を読みはじめたところ。興味のある方は、関連リンクに掲載したラジオ番組で本書の内容を説明されている栗本氏の言葉を聴いていただきたい。

◆関連リンク
20120408栗本慎一郎 - YouTube
20120415栗本慎一郎 - YouTube
 ラジオ日本「栗本慎一郎の社会と芸術を語る」
 声の調子が昨年聴いたこの番組の録音の時よりも疲れてみえるように聴こえます。御自愛いただきたいと思います。
栗本 慎一郎『シルクロードの経済人類学―日本とキルギスを繋ぐ文化の謎』

栗本慎一郎 当Blog記事 検索
 

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2012.04.25

■3D動画 『Monsters and Misfits II : モンスターズ・アンド・ミスフィッツ2 怪物と不適応者たち II 展』 Japan Exhibition 3D movie


"Monsters and Misfits II" Japan Exhibition 3D movie - YouTube

日下部民藝館『Monsters and Misfits II : モンスターズ・アンド・ミスフィッツ2 怪物と不適応者たち II 展』
 飛騨高山 留之助商店 本店/サーカス・ポスタラス・スタジオ提供。
 2012.4/13〜26 開催。
 アーティスト:キャシー・オリヴァス、ブラント・ピータース、クリス・ライニャック、アマンダ・ルイーズ・スペード、ドクターA。
 プロデュース:中子真治氏。
 Tomenosuke-Syoten / Circus Posterus Studios and Kusakabe Folk Museum" Monsters and Misfits II " Japan Exhibition , April 13 - 26 2011, Ojimachi 1-52, Takayamashi, Gifu 506-0851 Japan
 Artist : Doktor A、Kathie Olivas、Brandt Peters、Chris Ryniak、Amanda Louise Spayd

 一昨日の感想に続き、撮影した動画の紹介。
 すでにYoutubeには日曜日から公開して、Facebookのやりとりで中子真治さんには飛騨高山 留之助商店 店主のブログにて"Monsters & Misfits II、3D Video by 究極映像研究所"として紹介いただいたので、留之助商店ファンの方には観ていただいているかもしれない(^^;)。
 昨年に引き続き、紹介いただき望外の喜びなのです(^^)。

 今年の新機軸は、愛機ソニーハンディカムHDR-TD10による3D撮影。
 立体視は平行法or3D専用モニタで御覧頂ければ幸い。本当はHDR-TD10の超絶w裸眼立体視モニタで観ていただきたいのですが、こればっかりは致し方ない。…Youtubeの低解像度が残念でなりません。

 日本国内でも遠方で行けなかった方、そして海外のサーカス・ポスタラス・スタジオのファンの方に、あの雰囲気を少しでもリアルに感じていただければ幸いです。

 Youtubeの動画はともかく、以前の記事 ■凄い! 3Dハンディカム HDR-TD10 裸眼3D対応 3.5型高解像度液晶モニターとiPhone 3D (^^) にて紹介したように、3.5インチの現実、といった感のある世界最高の裸眼ステレオ視モニタで観る作品立体映像は、こうした立体造形の記録として抜群の性能を発揮している。

 僕は収納的にも金銭的にも(^^;)、昨日紹介した愛するキャシー・オリヴァスやアマンダ・ルイーズ・スペードの作品は購入することが出来ないけれど、こうして3D動画の生々しい姿を家に持ち帰ることが出来て嬉しい。

 もっとソニーはこの網膜ディスプレイに迫る裸眼立体視を実現したテクノロジーを誇っていいと思う。今のところ、このモニタについて正統に評価した記事を僕は眼にしたことがないけれども(視野角の狭さは弱点だけれども)映像史的に画期的な出来事なのだと思うのだけれど、、、。家電屋の隅にひっそりと並ぶ超絶な現実再生装置。
 この装置の真価の一つとしては美術作品、とりわけ彫刻等の造形物の記録としては、絵画のハイビジョン記録と同様に、テクノロジーによる鑑賞機会の創出という側面を持っているので、本格的に美術館等での運用も考えてほしいものです(^^)。

 いかんいかん、ついこのモニタの話になると熱くなってしまうw。
 Youtubeでの掲載は解像度的には不満が大きいけれども、動画に15万曲のフリーBGMが提供されている機能は素晴らしい。動画のアップロード後に選曲をキーワードで実施できるのだけれど、多様な曲が用意されているため探すのがはっきりいってとても楽しいのである。

 今回、昨年のトーンか、もっとファンキーに振ったものか、悩んでしまった。
 サーカス・ポスタラスの作家の風貌と会場の作品をイメージしつつ選んでみたのだけれど、いかがだろうか。
 作品の特徴から、曲を探す時のキーワードを"Surreal"とか探してみたのだけれど、なんと"Surreal"な曲は、ほとんどが、Hip Hopばかり(^^;)。Hip Hopとシュルレアリスムの親和性という全く予期しなかった事実に少し吃驚したんだけれど、何か強い関係があるんでしょうか。謎だw。

◆関連リンク
 留之助商店
サーカス・ポスタラス・スタジオ
日下部民芸館
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ソニー『フルハイビジョン3D ハンディカム HDR-TD10』
ソニー『フルハイビジョン3D ハンディカム HDR-TD20』
 新型機はふたまわりほど小形化。

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2012.04.23

■感想『Monsters and Misfits II : モンスターズ・アンド・ミスフィッツ2 怪物と不適応者たち II 展』Japan Exhibition

Photo_4

日下部民藝館『Monsters and Misfits II : モンスターズ・アンド・ミスフィッツ2 怪物と不適応者たち II 展』
 飛騨高山 留之助商店 本店/サーカス・ポスタラス・スタジオ提供。
 2012.4/13〜26 開催。
 アーティスト:キャシー・オリヴァス、ブラント・ピータース、クリス・ライニャック、アマンダ・ルイーズ・スペード、ドクターA。
 プロデュース:中子真治氏。
 Tomenosuke-Syoten / Circus Posterus Studios and Kusakabe Folk Museum" Monsters and Misfits II " Japan Exhibition , April 13 - 26 2011, Ojimachi 1-52, Takayamashi, Gifu 506-0851 Japan
 Artist : Doktor A、Kathie Olivas、Brandt Peters、Chris Ryniak、Amanda Louise Spayd

 開幕早々に行きたかったが、本業に忙殺されて赴けなかった待望の "Monsters & Misfits II展" へ12.1/21(土)に行ってきた。
 まずは囲炉裏に座り、 再会(?)した怪物と不適応者たちに挨拶し、しばらく沈黙の会話を(^^)。

 ひととおり雰囲気を楽しみ、まずは作品を一体づつ、じっくりと鑑賞。

2

 キャシー・オリヴァスのエリザベスとリジーの『悲惨な子供たち』と名付けられたシリーズは、今回も素晴らしい。
 この醸し出される優しさと異端は、どこから来るのだろう。愛くるしい丸を基調とした均衡のとれた完璧なパランス下にある幼児体形。そして上目遣いに世界をにらむ、円らなアイロニカルな視線。

 図録にキャシー・オリヴィスの以下のような言葉が書かれている。

"(略)キャラクターは孤独や恐怖や不安を演じ、郷愁を誘うと同時に、力を得たもうひとりの自分としての役割もこなします。このシリーズの作品は、恐怖心が人の現実感にどのような影響を及ぼすかを、皮肉的な視点から表現しているのです。さらにキャラクターは自らの置かれている現実を探求する、孤独な世界の語り手も演じています。(略)"

 この言葉は帰宅してから図録で初めて読んだのだけれど、作家の視線は、この造形を観る者に確実に届いていると感じさせる。やはりあの眼は世界に恐怖を感じている視線を宿していたわけである。キャシー・オリヴィスの世界への"Misfits"。

Photo_2

 そして、もうひとつ強く感銘を受けたのが、アマンダ・ルイーズ・スペードの作品。囲炉裏の中央に立つ背高の二人 "パン職人とデザートをお持ちしました"。
 くすんだ赤と点の眼が素晴らしい。この絶妙のバランス感はなんでしょうね。

Photo_3

 不適応者たちにズバリフィットする、僕のこの感覚(^^)。和みます。
 影のある楠んだ白い陶器のような顔の肌。布地でできた明るい赤を基調とした衣装。佇む姿が周囲の空気を異次元に変えるような強いイメージに溢れている。

 ショーケースに収められていたアマンダの別の作品も布地の暖かみと冷たい視線が印象的。

 他の作品の写真は、こちらにアーカイブしたので、よろしければ御覧下さい。
 Pictures by Ultimate Future Image Lab (Picasa)

2012-04-21 Monsters & Misfits II

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2012.04.20

■情報 ヤノベケンジx amadana [ウルトラフューチャー:ULTRA FUTURE冷蔵庫]

Yanobe_kenji_ultrafuture_freezer

ヤノベケンジx amadana 新プロジェクト未来生活者のための『ULTRA FUTURE』(ウルトラフューチャー)
(PARCO-CITY&TOKYO FRONTLINE Online Artstore Living with ARTS | ファッション通販のパルコ・シティ)

"Living with ARTSとアーティスト ヤノベケンジが組み、新ブランド「ULTRA FUTURE」がTOKYO FRONTLINE2012開催のタイミングでスタート。

まず第1弾はデザイン家電のamadanaとコラボした「SUN CHILD冷蔵庫」が登場。
ヤノベケンジ自らが冷蔵庫の全面にSUN CHILDをテーマにした絵をドローイング。
もちろん、世界でたった1つのユニーク・ピースです。
今回はLiving with ARTSだけの取り扱いで「特別コラボ価格」80万円となっております。

・サイズ: 外形寸法(約mm) W685×D639×H1798
・Living with ARTSウェブサイトでの販売は2月27日(月)からです。"

 なんとヤノベケンジの冷蔵庫!?
 「ULTRA FUTURE」というブランドは期待させるものがあるのだけれど、その第一弾が、白い冷蔵庫に車用マジックで描かれた線画というのが少し寂しい。
 サン・チャイルドやアトム・スーツ、ラッキードラゴン等、ヤノベファンには嬉しいキャラクター達が集まっているのだけれど、、、。

 価格はなんと80万円!(上記サイトには別の記載に84万円とあり、どちらが本当かわからないのもなんだか、、、、)
 毎日、冷蔵庫を開けると、可愛いアトム・スーツトらやんに出会えるのは微笑ましいのだけれど、よほどのマニアでないとこれは思い切れない買い物でしょうね。

 引用した上記パルコの通販サイトの写真は、京都造形芸術大学のあのULTRA FACTORYで冷蔵庫に絵を描くヤノベケンジの姿。紛れもないウルトラな工房で作られる「ウルトラな未来」wの今後に期待したいものです。

 例えば、第二弾は「"ULTRA黒い太陽"室内灯」を希望w。テスラコイルで空間を清浄! そして第三弾は「"ジャイアント・トらやん"オーブンレンジ」 とか(^^;)はどうでしょう?

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2012.04.18

■情報 『ツイン・ピークス20周年記念 アート展』"Twin Peaks; Fire Walk with Me" group art exhibition

Tpad1

"Twin Peaks; Fire Walk with Me" group art exhibition
展示作品(公式HP)

"2012.4/21-5/12
カリフォルニアサンタモニカ CoproGallery"

 ディヴィッド・リンチ監督の『ツイン・ピークス』20周年を記念したグループアート展。
 右のポスターによると、53人の作家が参加。

 リンク先でそのうちのいくつかの参加作品を観ることができます。

 いずれも『ツイン・ピークス』からイメージされた各作家の世界が構築されている。

Twinpeaks_fire_in_the_walk

 ローラのイメージから、あの赤い列車まで。
 各々の作家が、自身が記憶に焼き付けられた場面をイマジネーション豊かに表現している。

Davidlynchfigure768x1024

Twin Peaks Fire Walk With Me 20th Anniversary Group Exhibition Preview(welcometotwinpeaks.com)
 こちらにさらに多くの作品が掲載されている。
 そして、リンチ御大の作品は右のようなもの。

 これはいったい何なのだろう。
 リンチの心象風景としての『ツイン・ピークス』はこのようなものなのだろうか。

 まだまだ謎に満ちたスノコルミーの街…。

◆関連リンク
『ツイン・ピークス ファーストシーズン [DVD]』  

"アメリカ北西部の小さな町ツイン・ピークスで、ある日、ビニール袋に包まれた少女の死体が発見される。被害者は地元の高校に通う17歳のローラ・パーマー。 検死の結果、彼女は死の12時間前に少なくとも3人の男と性交渉があり、ドラッグの常習者であった。事実が判明する。町でも評判の優等生だった彼女の身に 何が起きたのか?事件解決の為に派遣されたFBI特別捜査官クーパー(カイル・マクラクラン)はいくつかの謎めいた手がかりを発見する。しかし操作が進む に連れ、ローラを巡る人々の意外な一面が明らかとなり、事件はさらに複雑な様相を呈していく。"

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2012.04.16

■スタート! 飛騨高山 留之助商店「怪物と不適応者たち II展」Monsters and MisfitsⅡexhibition 2012


[Monsters and MisfitsⅡ] exhibition 2012:movie2 - YouTube
[Monsters and MisfitsⅡ] exhibition 2012:movie1 - YouTube

 ついに4/13(金)から"Monsters & Misfits 2展"がスタートした。
 初日に有休取るはずが、逃れられぬ仕事を入れられ、結局、行くことは叶わなかった。
 留之助商店の榎本店長さんが、Youtubeに初日のレセプションと、その前日の作家たちの様子を動画でレポートされているので御紹介。
 とてもアットホームな作家と留之助商店さんの関係が伺えるムービーとなっている。
 僕は、次の土日になんとか行くことが出来ると思うけれど、あの暖炉の周りに佇む怪物たちのあの雰囲気に、早く浸りたいものである(^^)。

Monsters_misfits_2

飛騨高山 留之助商店 店主のブログ : Monsters & Misfits II、これが展覧会図録の表紙である

"Monsters & Misfits II展、4月13日から26日まで飛騨高山の日下部民芸館にて開催。
2012 Monsters and Misfits II Exhibition Catalog / 48 full color pages edition size 300
展覧会図録 / B5版オールカラー48ページ 300部限定 / ¥ 1,000(税込)"

 右は展覧会の図録の表紙とのこと。
 こちらは留之助商店の通販ページ 飛騨高山 留之助商店 本店 都会的な意匠家による玩具 より購入可能です。
 同じく通販ページで、各展示作品の販売も実施されているが、これはかなり既にSOLD OUT。
 ただしまだいくつかの作品は販売されているので、ご興味のある方は是非。
 僕はキャシー・オリヴィス "クマのヌイグルミを着たリジー"とかほしいんだけれど、さすがに14.4万円は小遣いでは賄えず涙…です。

◆関連リンク
Monsters and Misfits展 当Blog記事 検索

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2012.04.13

■情報 大友克洋『AKIRA』実写映画化 絵コンテ公開

Akira_concept_art

Unused storyboards show what the American Akira could've looked like

 リンク先によると、これはコンセプトアーティスト Sylvain Despretz ("Gladiator", "Alien Resurrection"を担当)による『AKIRA』のイメージボードらしい。
 映画自体が、監督の名前が具体的に挙がっているが、何回か延期されて、まだまだ撮影は開始されていないようである。

 そしてこのコンセプトアートは、Ruairi Robinson監督による数年前のプロジェクトのもののようである。

 引用したこの一枚と、他にもう一枚の画像がある。
 上のは、間違いなく、あの漫画の冒頭シーンであると思われる。そして、リンク先のもう一枚は、金田らしき人物とバイクシーンが描かれている。そちらの絵は、かなりアメコミ調で、とても大友の絵とは似ても似つかない、はっきり言って格好わるいものである。

 映画自体が今後どうなるか分からないが、実写映画に大友克洋自身のイメージができるだけ反映されることを祈りたい(^^;)。本来なら大友が絵コンテを描くのが一番なのかもしれないww。

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2012.04.11

■情報 名和 晃平『MANIFOLD : マニフォルド』+大友克洋『AKIRA』

Photo_2

BEAMSコラボのTシャツ | 大友克洋GENGA展

"Manifold_Model & Kaneda ¥5,040- 現代美術作家「名和晃平」による「AKIRAキャラクターの金田」と2012年夏にアルミ鋳造によって制作予定の巨大彫刻「Manifold(マニホールド)」のコラボ作品。Manifoldは多様体を意味する言葉で、「大状況」を前に、人は何を感じ、何をするべきか、そして何ができるのかを問う作品。"

 大友克洋GENGA展に関連し、『AKIRA』と若手アーティストとのコラボが企画されたという。リンク先に幾つかのTシャツが掲載されているが、僕は名和晃平さんのアルミ鋳造の巨大彫刻「Manifold(マニホールド)」と金田の2ショットに興奮(^^)。

 『AKIRA』とのコラボというのも面白いけれど、実は昨年の『シンセシス』展で一部展示されていたという名和の企画『MANIFOLD : マニフォルド』のことを知らなかったので、そちらに興味津々(^^)。

 この作品について、以下のような紹介がある。

SANDWICH 名和 晃平 氏|導入事例集|ユーザー導入事例サイト:Infinite-Ideas

"名和氏は2009年ごろから、スタディとして3Dプリンタを使用。当初はキャベツをスキャンし、3Dプリンタで造形していた。 『MANIFOLD』は2012年9月に韓国で設置予定の彫刻で、本来は高さ13m×幅15m×奥行12mと巨大だが、『シンセシス』展では30分の1のモデルと、180近くの実寸パーツのうち33パーツが展示された。 33のパーツは5軸制御のNC加工機を使って発泡スチロールで作成することに。そして30分の1のモデルの制作に選ばれたのが、3Dプリンタ『Dimension(ディメンジョン)』だった"

 これは3Dプリンタでの制作事例として紹介されているHPの、名和氏へのインタビューを含む記事なのだけれど、その大きさ 高さ13m×幅15m×奥行12mというのに驚く。

 形状は、上のTシャツの絵柄で、金田が見上げる球体と円錐/円柱の柱が組合わさった、この世にない奇妙なものである。そして十数mの大きさ !

 これだけの不定形な形状の巨大なオブジェが、人にどのようなインパクトをもたらすものなのか、実物が登場する今年の9月が楽しみである。(ただし設営は韓国ということなので、実物を見る機会はおそらく僕にはないだろうことが残念)

◆関連リンク
Kohei Nawa(公式HP) INFORMATION

" 屋外彫刻"Manifold"/新世界(韓国:チョナン)2012年秋"

名和晃平 MANIFOLD - Google画像 検索
 こちらで写真から『シンセシス』展の様子がうかがえます。
東京都現代美術館「名和晃平 シンセシス」展レポート | jiku.

"アトリウムでは、2012年に韓国で設置予定の巨大な彫刻作品「MANIFOLD」の一部となるモデルを配置。3D触感デバイスを用い、デジタルの粘土を手の感触を確かめながらかたちづくったという。"

 こちらには「MANIFOLD」の部品(実物大)の一部の展示風景が。
大友克洋原画展 実行委員会『GENGA - OTOMO KATSUHIRO ORIGINAL PICTURES 』
『大友克洋GENGA展カタログ』

"B4版256頁オールカラー。4800円+税。初期作品から最新作まで当時のインタビューなどを網羅したカタログ。4月23日より一般書店、amazonでの販売を開始"

当Blog関連記事 名和晃平 Google 検索

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2012.04.09

■情報 BEAT TAKESHI KITANO 「絵描き小僧展」

02

BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展 Fondation Cartier pour l’art contemporain (公式サイト)

 "[開催期間] 2012年4月13日(金)~9月2日(日)123日間
[開館時間] 11時~19時(金、土は20時 最終入場30分前)
[休館日] 毎週月曜(祝日の場合は翌日 ※GW中は無休)、8月5日(日)
[会場] 東京オペラシティ アートギャラリー(東京都新宿区西新宿3-20-2)
主催:フジテレビジョン、カルティエ現代美術財団、東京オペラシティ文化財団"

BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展

"フランス・パリの「カルティエ現代美術財団」にて2010年3月~9月、6ヶ月にわたり開催された『Beat Takeshi Kitano, Gosse de peintre 絵描き小僧』展。“天才コメディアン・ビートたけし”、“世界的映画監督・北野武”・・・ さまざまな顔を持つ氏の、現代アーティスト 「BEAT TAKESHI KITANO」としての新たな一面にパリは大いに魅了され、「カルティエ現代美術財団」で大ヒットとなりました。 「BEAT TAKESHI KITANO」の作品が一堂に会する本展覧会は、いわばパリ「カルティエ現代美術財団」で開催された展覧会の凱旋帰国であり、現代アーティスト「BEAT TAKESHI KITANO」として日本初の個展となります。  
…パリ開催時の原題である『Gosse de peintre』は、「絵描き小僧」と邦題がつけられています。 フランス語で「Gosse」は「悪ガキ」「小僧」といった意味合いの言葉で、「peintre」は「画家」「絵描き」であると同時に「ペンキ屋」という意味もあります。父親が漆職人でペンキ屋でもあったBEAT TAKESHI KITANOにとって『Gosse de peintre』は、「ペンキ屋のせがれ」という解釈もできるため、このタイトルとなりました"

 パリからの凱旋展示会。
 村上隆にしても日本国内では個展が開かれていないし、日本のアート界の閉鎖性を感じさせる出来事のひとつだと思う。
 パリでやらなかったら、きっとたけしのアート展は日本で開かれなかったのではないだろうか。こんなに面白そうなのに。

 先週、記事にした「たけしアート☆ビート 手描き一万枚の小宇宙 アニメーション作家 山村浩二」にて、たけしが山村氏に手ほどきを受け、アニメーションを作成(自身のコマネチ!をアニメ化した、凄いシンプルなもの)していた。
 「自分のやってきたことは漫才でも映画でも絵でも、山村作品に比べて中途半端だった」とアニメに惹かれている様子が映し出されていた。
 ここから、強い興味をもっているのは明確で、たけしのあの稚気に溢れる絵画の世界が、アニメーションとして動き出したら、とても楽しいものになるのではないかと想像して、ワクワクしている。実現したらいいですね。

 あの北野たけし映画の静かな凄みのある映像と、この絵画の世界の融合。

◆関連リンク
Fondation Cartier pour l'art contemporain
 東京での展示を伝えるカルティエ財団の公式HP
Beat Takeshi Kitano, Gosse de peintre - Google 画像検索
 パリでの展示の模様。
Beat Takeshi Kitano, Gosse de peintre - YouTube
 こちらは動画。

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