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2004.06.27

■アルフォンソ・キュアロン監督
   『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004)

 前二作も子供を連れて行って家族サービス。実は本当にこのシリーズ、おこちゃま映画でもう勘弁してほしい感じもあった。欧米でも子供映画の扱いで、『ロード・オブ・ザ・リング』ほどはヒットしてなく、日本がちょっと当たりすぎという記事を読んだことがある。今回は監督がクリス・コロンバスから変わったのが良かったのか、大人もそれなり楽しめる出来。うちの子供も三作の中で今回が一番良かった、と満足顔。学校の友達の評判も今回上々のようだ。
 まずホグワーツの城の周りの情景が魔術的雰囲気が出てきてて良い感じ。アズガバンの看守ディメンターも近づくとまず辺りが凍りつくとか丁寧な登場、人狼の造形も足の変形CGとか、なかなか良いレベル。
 話でよかったのは、タイムパラドックス部分のそつのない端正なまとめ方と、クライマックスのハリー・ポッターが光の正体に気づくところ。ハリーは今回もお前が主役だ自覚を持て(^^;)と言いたくなるシーンが続くけれど、このクライマックスはやっとここまでやったか、、、というなんだか感慨がある。
◆関連リンク
・Yahoo!ムービー - アルフォンソ・キュアロン監督作品リスト
 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004) 天国の口、終りの楽園。(2001) 大いなる遺産(1998) リトル・プリンセス(1995)
eiga.com [新作映画評] by 高橋良平

 ところが、この3作目は、ハリーたち主人公3人組の容姿が大人びてきたのと同様、ストーリーも幼さが抜け、ヤング・アダルトになっている。また、キュアロン監督のメキシコ産マジック・リアリズムの荒涼とした映像も素晴らしく、吸魂鬼ディメンターなんて、子供が悪夢を見そうなくらい出来がいいし、タイム・パラドックスの見せ方もうまい。次作を期待させるに十分な佳作。

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