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2004.06.21

■ソニー 「QRIO」の頭脳をスーパーコンピューター並みに

 NIKKEI NET:企業 ニュースより

 実験では、約250台のパソコンをブロードバンド網で接続し、それぞれのCPU(中央演算処理装置)の能力を集めて演算処理する高速計算システムを構築。このシステムとキュリオを高速無線で接続する。

 これって、SCEIが提唱する「Cellコンピューティング」、ですよね?
 久夛良木健氏は次のように説明する。「今までのネットワークは情報のネットワークだったが、今度は(ネットワークが)ピア・ツー・ピアコンピューティングのバスになる。それがCellのコンセプト」、「グリッドコンピューティングは、バッチ処理でノンリアルタイムだが、それがリアルタイムでできるようになると面白い。それがCellコンピューティングだ」

 「Cellコンピューティング」でロボットを知能化するとどうなるのかな?家庭内のいろんな機器に搭載されたSONYのCellが余っているCPUパワーをQRIOに振り分けて高度な人工知能を実現する、ということなのでしょうか。SONY製のTVやオーディオ機器、ハードディスクレコーダのCPUがいっせいにロボットの身体制御とか人間との会話を支援するというのはなんだかけなげな気持ちがしてくるのは、私だけでしょうか。
 そして将来は神林長平が描いた『膚の下』の機械人アミシャダイのように分散した集合意識といったものを持つに至る、ということか。やはり人工知能もゲーム機器(CELL)が先行するのか!?そんなふうに勝手に考えてくると、以下も機械人アミシャダイを成り立たせるワンステップと読めないこともない。
PC WATCH 「PlayStation 3の次は家庭内Cellコンピューティング」より
SCEIの特許が取るアーキテクチャでは、ネットワーク上のプロセッサに同じアーキテクチャを採用することで、この問題の解決を図る。つまり、分散処理をするコンピュータをハードウェアレベルで均質化することで、分散化を容易にしようというわけだ。そのため、Cellプロセッサはモジュラー構造のCPUで、同じアーキテクチャでスケーラブルな構成を取ることができる構造になるとされている。

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