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2004.09.07

■BS アニメ夜話 『銀河鉄道999』

 なかなか濃い一時間でした。
 氷川竜介と村上隆が金田伊功を語るところ、それがお茶の間のTVで語られていることに、まず感嘆。『さらなら銀河鉄道999』のプロメシュームと、『ブライガー』のコマ送りをNHKの放送で観られるとは! 20年以上前のまるでアニメージュの誌面がTVで紹介されているようで懐かしいやら、ついにこんな時代になったと感慨にひたる(←バカ)。印象では1/3の時間が金田について語られていた。(それにしても準備されていた金田氏の写真の古さよ!昔どっかの雑誌で見た愛車ジムニーと写ってるやつでした)

 友永和秀のシーンは、キャプテンハーロックが正面に向けて歩いてくるところの抜粋だったけれど、僕的には機械伯爵の時間城への侵入シーンで銃を構えるところとか、錆びていく城から逃げる所の鉄郎の走りを見せてほしかった(あれって、友永氏だよね?)。コミカルでシャープなあのアニメートが良かったのだけど、、、。
 北久保弘之が友永氏は『999』で認められて宮崎監督&大塚作監に『カリ城』に呼ばれたと言ってたけれど、ちょっと当時の流れでいうと違和感があった。もともと友永和秀は『999』の前の年の『未来少年コナン』で作画をやっていたので、単にその流れで『カリ城』に入ったんじゃなかろうか。

 あと北久保がポロっとしゃべった某押井監督発言 作品的にはなんにもない『犬神家の一族』を編集だけでみせてしまう市川昆。彼がたずさわったことによる『999』と、関係してない『さよなら』の違いを観よ! (表現はもっと過激でした) というのも面白かった。確かに全体の印象として、なんか映画のキレが全然違いますね、『999』と『さよなら』では。ストーリーの差だと思ってたけど、実は編集の差がかなり大きく影響しているのか?? (金田で動体視力を鍛えた僕は『さよなら』って、あのプロメシュームが観れただけで大満足だったけど。)
 
 当時、アニドウの『フィルム1/24』か何かで、金田・友永両氏がこの映画のことをアニメ的には『銀河鉄道なんにもナイン』と影で言ってたという記事も思い出した(『フィルム1/24』が発掘できず正確には未確認)。今、それを松本御大についてより二人のアニメータに時間を割いてとりあげられていることに、これまた感慨。

 映画としての『銀河鉄道999』は、なんか見直すと今のアニメに比べると素朴ではあるけれど、あれを観た夏の日を想い出して、グッときてしまう。アニメとか映画にもっと熱くなってた頃の残り香みたいなものを嗅ぎとってしまうからなのかも。こういうタイプの映画は自分にとっては貴重な数本のうちの一本かもしれない。
 
 というわけで、なかなか初回から良い疾走感でした。村上隆を岡田斗司夫があしらった(違ったっけ?)ところもオタク的にはなかなか愉快だったし、、、。明日の『カリ城』での炸裂も楽しみにしましょう!!

◆関連リンク
・村上隆の語る金田のプロメシューム作画
・金田作画を語る氷川竜介の話をさらに読みたい人は、『20年目のザンボット3』オタク学叢書 (Vol.1)(Amazon)
・A-STYLE 劇場版『銀河鉄道999』スタッフリスト
・金田、友永他についての個人的に好きなシーン 投票アンケート ブライガー強い!
・当Blog記事 ■BS アニメ夜話 ラインアップ

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