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2004年7月18日 - 2004年7月24日

2004.07.24

■香川県直島『地中美術館』オープン

 直島出身のununさんの~~ゆらゆら大陸~~で知りました。香川県直島にこんなワンダーな美術館がオープンしたようです。ベネッセアートサイト直島の企画ということです。地中美術館の特徴は、地中ですから、もちろん暗闇の中で観るアート。いつか観たモネも暗闇の中で観ることで、視覚と脳の作用でストレンジな映像に、、、、てのは僕の妄想(嘘です)。
chichuu_museum.jpg
 地中美術館公式ページ

 地中美術館は、自然と人間を考える場所として、2004年に設立されました。財団法人直島福武美術館財団により運営されるこの美術館は、瀬戸内海に浮かぶ島、直島の南側に位置し、 クロード・モネウォルター・デ・マリアジェームズ・タレルの作品が安藤忠雄設計の建物に永久展示されています。

 安藤忠雄建築といっても埋まっていて外観が見えない。地面をシースルーにした模型が観てみたいです。
 地中ストア、地中カフェというのもあるようで、物凄く行ってみたくなりました。なんだろう、この地中への憧憬(^^;)、、、、、、今、考えたけれど、なんか幼少時の円谷作品での刷り込み(ex.地中のウルトラ警備隊基地)の影響が一番大きいような気がしてきた、、、なんと浅い憧憬。私に堆積する仮想の記憶、ですか?
 一応、リアルな記憶。子供時代、自転車で友達んちの近所の古い防空壕にも使われていた隋道へ潜っていったことがある。あの時の涼しげだけどドキドキした感覚。
 地下で観るアート・映画/地下で聴く音楽って、どんなものが似合うのだろう、、、、。イマジネーションがひろがりますね。夏の予定立ててないけど、無性に行ってみたくなってしまった。
◆関連リンク
・四国新聞ニュース 光と空間で不思議演出-地中美術館
「美術的な出来事が起こる場所」ベネッセアートサイト直島 ベネッセがこういうことをしているの知りませんでした。いいですね、こういう企業の文化活動(というかリゾート企画??)。うちも、しまじろうでベネッセには資金提供(^^;)してましたが、こんなことしてもらえるなら、少々高くてもノープロブレムです。東海地方というとトヨタがあるのですが、なんかそういう文化的アプローチが弱すぎ。アメリカで高級ブランドイメージを確立したようにレクサスを日本でも展開するそうですが、是非ベネッセ的アート面へのアプローチも期待したいものです。

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■京極夏彦 実相寺昭雄に会う

■週刊大極宮バックナンバー■
 『姑獲鳥の夏』の映画化関連情報です。
 直接リンク張れないんで、上のリンクから「第164号 2004.7.16 ■さまよう厨子王 ~ 京極夏彦のコーナー」を見てください。

 制作サイドからの経緯説明やら展開予定などなど。とにかく本格的な「映画」が作りたいんだというアツイ決意表明が。
 小説を映像化したいんじゃなくて、映画を作りたいんです、彼らは。
 で、監督です。
 実相寺昭雄さん。うわー。いや、ボクらの世代にはやはりうわー、なんですね。
 ただひとつだけご要望がありました。
 脚本中の中禅寺のセリフの一部が気になるので、手を入れて欲しいということでした。
 監督の意図をお聞きしまして、お引き受けいたしました。(京極談)

 写真が掲載されていますが、二人の会談の絵は、まるで「妖怪と妖怪戯作者の邂逅」の図(^^;)。実相寺監督、ますます妖怪風に磨きがかかっていますね(失礼)。鴉天狗というか、、、、いませんでしたっけ?こんな妖怪?(とことん失礼)
 京極夏彦がシナリオらしきものを手にしている写真があります。どの部分に手を入れたのか、興味深いですね。
 「小説を映像化したいんじゃなくて、映画を作りたいんです、彼らは。」この言葉を信じて来年を待ちましょう。
◆関連記事 ■京極夏彦『姑獲鳥の夏』 実相寺昭雄監督で05年夏映画化

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2004.07.18

■シュヴァンクマイエル映画祭開催!!

 イメージフォーラム公式ページ
 トークショーの様子をゆらゆら大陸のununさんがレポートされています。吉野朔実(漫画家)+くまがいまき(チェコ映画) トークショー
 行けないので、ウェブの情報で脳内参加することとします(^^;)。他にもレポートがあったら、皆様ご教示ください。
◆関連記事
究極映像研究所■シュヴァンクマイエル映画祭 7月開催!!

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■青山ブックセンター破産申し立て 閉店 

 河北新報ニュース 青山ブックセンター閉店 破産申し立て受け

 芸術書を中心にした特色ある品ぞろえで知られる東京の書店、青山ブックセンター(本店・東京都渋谷区神宮前、磯貝栄治社長)が16日午後、本店や六本木店、自由が丘店など7店舗すべてを閉鎖した。

 東京出張があると、時々寄っていたくらいなのですが、なんか寂しいですね。新宿と六本木と2店しか行ったことなかったけど、刺激的な本棚をいつも楽しませてもらってました。
 菊地敬一著ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を(Amazon)で、菊地氏がABCの棚を参考にしているというような記事を読んだ記憶なのだけれど、ヴィレ・ヴァン以上に映画やアートの本でとんがった書店だったので、本当に残念です。絶好調(?)のヴィレ・ヴァンが吸収合併するとかそんな道はなかったのでしょうか、、、。と勝手なことを書いてしまう、、、。
 数年前にペヨトル工房が休止した時、リブロポート、トレヴィルというセゾングループの出版社の解散と似た感慨です。(今は復活しつつあるペヨトル工房ですが、、、。)80年代的な先端的出版というのは今の時代、望まれていないということなんでしょうかね。、、、と言いつつ、このBlogでもAmazonの広告を載せ続けるのは、いい加減ですけどね。
 とにかく合掌です。
◆すでに4/末で、青山ブックセンターインターネットショップ は閉じていたようです。

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■堤幸彦監督『恋愛寫眞 Collage of our Life』(2003)

 公式サイト
 原将人『20世紀ノスタルジア』は自主映画にまつわる物語だったけれど、こちらは写真をめぐる恋愛物語になっている。なかなかの佳作と思う。前半の東京と後半の911後のニューヨーク、どちらも写真での街の切り取り方がなかなか良い。そして語られる物語の切なさもいいです。(ニューヨークロケという共通点だけだけど、十数年前のTVドラマ『バナナチップスラブ』(高城剛監督)を懐かしく思い出したのである。)
 タイトルだけど、いまどき『恋愛寫眞』はないでしょ。英語タイトルの『Collage of our Life』かキーワードの「Wonder」を使った方が良かったのにと思う。「恋愛寫眞」という言葉でイメージするものとこの映画の印象は随分違う。現代的な切り口が面白い映画なので、、、、、。
 堤監督の映画は、『トリック-劇場版-』、『Jam Films』(『HIJIKI』)しか観ていないが、『トリック-劇場版-』とはタッチが全然違う。まあオチャラケミステリーとラブストーリーでは異なるのは当たり前なんだけど。
 ニューヨークでのクライマックス、行方不明の主人公静流(しずる)の行動が、残された写真からわかるくだりのカットバックの映像はなかなかいいな、と思った。とその後のアクションシーンの光の処理。なかなか迫力。このCGも原田大三郎なのだろうか。(堤幸彦って、今、TVで『せかちゅう』やってますね。第一話は可もなく不可もなくな感じ。どうもあの主役二人が馴染めません。この『恋愛寫眞』みたいに乾いた感じはしなかったかな、と。)
 ラストは、山下達郎の「2000トンの雨」( まだメジャーになる前の曲らしい)がタイトルバックに流れるが、はっきり言って全く合っていない。もっと現代的な音楽だけでしめてほしかった。
 蛇足だけど、この歌で歌われるタワーと2000トンって、てっきり911のツインタワーと瓦礫をうたったこの映画のための曲なんだと思ったのだけれど、EDITOR'S SIDEさんの「恋愛寫眞と2000トンの雨 (主に後者) (2003.06.10)」によると、サンシャイン60の歌らしい。でも歌詞が911のツインタワーと瓦礫をイメージできることから、この曲を選んだんじゃないかと思った。
 もひとつ蛇足。謎の食べもの マヨヌードル というのが下記のようなシーンで使われ、結構いいシーンになってますが、これの公式ページがありました。マヨヌードル.JP。今日はチャレンジできなかったけれど、今度作って食ってみる予定。感想は後日。ん、じゃ。

静流「料理。……さて、クイズです。マヨヌードルはおいしいでしょうか?」
誠人「……まずい」
静流「正解は……」

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