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2004年11月21日 - 2004年11月27日

2004.11.27

■新刊メモ 『バベルの犬』 『映画の魔』

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『バベルの犬』キャロリン パークハースト/小川 高義訳
web KADOKAWA バベルの犬

 突然、妻レクシーを亡くしたポール。警察は木から落下した事故死と断定したが、ポールは納得できない。なぜ妻は木に登ったりしたのだろうか……。唯一の目撃者は愛犬のローレライ。言語学者であるポールは、犬に言葉をしゃべらせることができれば、愛する妻の死の真相が分かるのではと考える。ローレライへの言語レッスンが始まった。

 最近、犬を飼いはじめて、犬ものに弱くなってます。言語レッスンによる犬ミステリー?? なんか読みたくなります。

『映画の魔』 高橋洋
青土社 新刊案内 (ちょっと前の本ですが、、、。)

映画は、それを作ろうとする人間の意図をことごとくくつがえす裏切りの場においてしか自らを開示しない、トコトン非常識な逆説の連続なのである。
〈魔〉はそこに介在する。
『リング』で日本中を、そしてハリウッドをも恐怖のどん底にたたきこんだ脚本家が、長篇初監督作品『ソドムの市』をひっさげ、魔界の扉をおしひらく。

 シナリオライター高橋洋というと『女優霊』と『蛇の道』が良かった。あと『ユリイカ』での映画評論も。
 今度の初監督作品『ソドムの市』は、かなり妖しい感じ。『リング2』とか好き勝手に書くと、わけわからん作風になってたので、今回も心配だったりして、、、。

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■世界最大、25億画素のデジタル写真

 Wired News - 世界最大、25億画素のデジタル写真 - : Hotwired

 オランダ応用科学研究機構(TNO)は16日、世界最大のデジタル写真が完成したとして、ウェブサイトに掲載した。(中略)画素数は24億8722万画素(7万8797×3万1565ピクセル)で、データのサイズは7.5GBに達した。

 人間の目には約600万個の視覚細胞があるそうだけど、このディジタル写真は414倍。ミニ神の目か。
 とにかくこの写真で遊んでみてください。どこまでも拡大できるこの深み。

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■ビジュアルウェア社 Video Eyewear, 3DEK

EyeWare.jpg 今日は珍しく立体映像ネタが2本。
 ビジュアルウェア、VGA解像度で7万円のメガネ型ディスプレイ(AV Watch)。
 VGAくらいの解像度では今更驚けませんが(ハイビジョンでやらんかぃ!!)、この記事の中にビデオカメラに装着して立体映像を撮れるキットの紹介がある。市販のDVカメラなどに取り付けるだけで、3D表示用の映像が撮影できる「3DEK」というキット。このキットで作成した映像をVideo Eyewearで表示させると、手軽に3D映像が楽しめるらしい。
 こういうの弱いのである、自分で立体映画が撮れるのがほしい。しかし「3DEK」なるキット、ビジュアルウェア社のHPにも製造元の米Icuiti社のHPにも記載がなく、詳細がわかりません。せっかく記事が出たのに、商売っ気のない会社です。
 にしてもこのメガネ型ウェアラブルディスプレイ、細長い四角なので、まるで人相を隠すためのクロヌリみたいで、あまりルックスがよろしくないっすね。

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■立体Expo 立体映像産業展2004

3d_expo_2004.jpg

 立体映像産業推進協議会、略して立体協主催の立体Expoが、12/1-3パシフィコ横浜で開催されるらしい。立体映像産業推進協議会とは、究極映像研究所と同じくなかなか怪しげなネーミングである。うえの告知写真も怪しさ全開だ。
  3Dシアターと題した映像展はこんなコンテンツ。ちょっと観たい。

4次元デジタル宇宙シアター 自然科学研究機構 国立天文台
しんかい6500 独立行政法人海洋研究開発機構
 (QuickTimeVRで船内をグリグリできます)
・宍道湖増水による洪水被害疑似体験 協力:国土交通省、(株)建設技術研究所
・幻の時 (株)パディコーポレーション PADI Corp.
ボブスレーシミュレータ 中京大学/(株)キャドセンター
CyberDome システム紹介 松下電工(株)
・惑星ジェットコースター (株)ソリッドレイ研究所
・2D-3D変換デモ   (株)マーキュリーサンデー
・ハイビジョン3Dデモ映像集~東北夏祭り2004ほか~
   (株)ビジュアルコミュニケーションズ


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2004.11.25

■『三丁目の夕日』実写映画化
   『ALWAYS 三丁目の夕日』 山崎貴監督

甦る昭和33年「三丁目の夕日」実写映画化 (日刊スポーツ) - goo ニュースより

 総発行部数1400万部の人気コミック「三丁目の夕日」が実写映画化されることが21日、分かった。高度経済成長期の昭和33年の東京を舞台に、一番元気だったころの日本と夢に向かって生きる個性豊かな人々の姿を描く。撮影では、最新のVEX(視覚効果)技術と巨大セットで昭和の街並みを再現する。出演は吉岡秀隆(34)堤真一(40)小雪(27)ら。山崎貴監督(40)。来年11月公開予定。

 なかなか日本映画にしてはがんばっていた(失礼)SF映画『シュブナイル』と『リターナー』の監督が西岸良平をどう料理するか、楽しみ。SFと西岸良平って実は親和性があって、『ヒッパルコスの海』とか『魔術師』といった西岸短編作品のエッセンスも流し込んでくれたら嬉しい。(この2冊、Amazonでは在庫切れ)
 TVでこのニュースを見てたら、建築中の東京タワーのCGが映されていました。ウェブには残念ながらまだ映像がないみたい。

西岸良平の作品(Amazon)
ZAKZAK 4億円をかけて再現する昭和33年の町並みの巨大セット。「古き良き日本」を再現する映画「ALWAYS 三丁目の夕日」(山崎貴監督)


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■実写映画 『鉄人28号』 公式サイト

 鉄人28号 公式サイトで、予告編が観えます。操縦機のデザインはまったく変わってますが、鉄人のシルエットは白黒アニメ版と同じで、昭和30年代世代を喜ばせてくれます。アトムより断然、鉄人派だった僕は、少し期待。ブラックオックスも好きだし、、、。2005年春公開予定。
 東京ファンタでの上映の感想がなかなか見つからないのですが、下記が詳しいです。
・カーペンターの映画評で有名な鷲巣義明氏のG.O.M. MAGAZINE(リンク先の中段) ★☆とのこと。
・GOGO SmartPhoneBLOGさんの 鉄人28号 インターナショナル・ヴァージョン / TETSUJIN 28' ,  破綻なくまとまり、CGの出来も違和感ない、ということのようです。

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2004.11.23

■新刊メモ スタージョン『時間のかかる彫刻』
  「e とらんす」ソラリス刊行記念トークショー

◆スタージョン『時間のかかる彫刻』 東京創元社|近刊案内

大村美根子 訳 【創元SF文庫】

 著者お気に入りの中編「ここに、そしてイーゼルに」を劈頭に、ネビュラ賞・ヒューゴー賞受賞作「時間のかかる彫刻」や、地球を追われた少年少女の成長譚「箱」など全12編を収める作品集。(サンリオSF文庫版『スタージョンは健在なり』を改題のうえ再刊)

 『スタージョンは健在なり』を持っていないので、楽しみな復刊です。今年、スタージョン4冊目! (『夢見る宝石』『海を失った男』『不思議のひと触れ』も今年読んだので、、、。)

雑誌「e とらんす」☆e-translationにイベントレポート 沼野充義・巽孝之トークショー(10/13)

  現代文学の巨人スタニスワフ・レム
  『ソラリス』新訳の圧倒的な「他者性」

・内容は、『ソラリス』トークショー大盛況!(国書刊行会NEWSより)
 レムおよびSFとの出会い、懐かしい「世界SF全集」の話を皮切りに、今回の新訳版とハヤカワ文庫版の重要な違いや、ソラリスの海、ソラリス学をめぐる描写の濃密さについて、さらにはアメリカSF作家協会がレムに名誉会員資格を授与し、その2年後に「追放」したいわゆるレム事件の顛末など、興味深い話が続出。最後は沼野氏がクラクフの自宅でレムをインタビューした際のビデオを上映しました。

 動くレム!! しゃべるレム!! 見たかった!

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■どこでもASIMO と 新刊『ロボットオペレーション』

以前レポートしたホンダのイベント「どこでもASIMO」が再び開催。今回も先着百名で参加できます。
 参加希望者はホンダのページへ急げ!! → どこでもASIMO。今回はアシモの目でホンダのコンセプトカーが見えるようです。

 現在ツインリンクもてぎ内Honda Collection Hallで開催中の企画展「Honda グローバルデザイン」の展示モデルを11月22日から24日までの3日間「どこでもASIMO」システムを使って配信します。
 Hondaはモビリティカンパニーとして、2輪、4輪、汎用製品を通して世界中の人々に喜びを提供しています。その原点であるコンセプトモデルの一部が皆様のパソコンからご覧いただけます。
 どんなマシンが見られるのか?乞うご期待!

◆ 『ロボットオペレーション』 日経キャラクターズ!編
A4変型判 書籍48ページ(オールカラー)+DVD1枚(約120分収録)
【定価】3,480円(本体3,314円+税)【発行】2004年11月15日

・どこにもない最新ロボット映像のDVD付。
・アニメの世界が現実に! ロボットストーリー
 すべてのロボットの実写と関係者インタビューをまとめて編集してあります。全体の流れを把握するためにご覧ください。ナレーターは、ガンダムで有名な永井一郎さんです。
・アニメ・クリエーター インタビュー
 ロボットに造詣の深い著名クリエーターに、今回取材したロボットを見てもらいながらインタビューした映像です。アニメファンならずとも、興味深いコメントがいっぱいです。
 押井守氏 (イノセンス、機動警察パトレイバー the Movie)
 「アニメ用にデザインするなら、ボール型の方がいいんじゃないかな」(海底探査ロボ「潜太くん」を見て)
 大河原邦男氏 (「機動戦士ガンダム」メカデザイナー)
 「私もアニメの企画用に、補助外骨格スーツという設定で模型を作ったことがあります」(ロボットスーツ「HAL」を見て)
 高橋良輔氏 (「太陽の牙ダグラム」「装甲騎兵ボトムズ」監督)
 「実際にロボットが活躍する時代が目前なのかと思うと、うれしいですね」

 ナレーター永井一郎による現実のロボット紹介は、ぜひ見てみたい感じ。
 紹介されるロボットは「援竜」「WL-16R」「T63アルテミス」「無線操縦パワーショベル」「HOSPI」「レインボーファイブ」「潜太くん」「ロボキュー」「ロボットスーツHAL」といったところのようです。

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2004.11.21

■『すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』
  ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア/浅倉久志訳

QuintanaRoe.jpg quintana_roo.jpg

 ひさしぶりのティプトリーの新刊邦訳。
 1986年の作で、世界幻想文学大賞受賞。ユカタン半島のキンタナ・ローを舞台にした「美しくも儚い三つの物語」。
 全体としては、ティプトリー作品としては、凄みのあるSF短編群とは少々趣を異にし、淡いファンタジー的な小編といった感じ。であるが冒頭のノートにもあるように、背景にはマヤ族のメキシコからの独立運動とそれにむけた米軍の派兵といった影が横たわっており、どこか底流に重いトーンが漂う。
 3篇「リリオスの浜に流れついたもの」「水上スキーで永遠をめざした若者」「デッド・リーフの彼方」のうちでは、最後の一篇が一番好み。海と人間の関係、そしてそこにある異世界。廃棄物で構成された"異生物"の存在感がよかった。
◆関連リンク
すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』〈ハヤカワFTプラチナ・ファンタジイ〉(Amazon) "Tales of the Quintana Roo"
A Bibliography of James Tiptree, Jr.  a.k.a. Alice Sheldon
・www.tiptree.orgのThe James Tiptree, Jr. Award
・ティプトリー
james_tiptree_jr.jpg

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■SFアートの展覧会
  『想像から現実へ――サイエンス・フィクションの芸術』

NY_SF_ART_gallary.jpg

 Wired News - SFアートの展覧会、20年ぶりにニューヨークで開催 - Hotwiredより

 ニューヨーク科学アカデミーの『芸術科学ギャラリー』では、入場無料の展覧会『想像から現実へ――サイエンス・フィクションの芸術』が開催中

 ニューヨークの展覧会なので、下記サイトで楽しんでください。でも実物も見たいね。
・会場の写真 Wired News
・『芸術科学ギャラリー』 公式ページ

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■NASA - Hypersonic X-43A Takes Flight
 超音速飛行機、マッハ9.6を達成

X-34.jpg
 ※しかしこの写真、大気中での映像とは言え、煙の感じがまるで東宝特撮のロケットの噴煙のようで、なんかしょぼい。
 Wired Newsより

 米航空宇宙局(NASA)の無人超音速飛行機『X-43A』が16日(米国時間)、カリフォルニア州の沿岸海上で時速約1万キロメートルという航空機の速度記録を打ち立てた。
 この歴史的なスピードは、午後2時36分からわずか10秒間維持された。その後管制管はX-43Aの実験的なスクラムジェット・エンジンを切り、滑空させて、計画通り太平洋に落下させた。暫定的に得られたデータから、最高速度はマッハ9.6(音速の9.6倍)に達していたと判明。

 マッハ9.6を越える瞬間とか機上からの究極映像をぜひ見てみたいのですが、公式ページに残念ながら見当たりません。このプロジェクトは予算問題から休止のようです。予算がなくって、写真、映像関係も充実していないのかなー。残念。
・公式ページ NASA - Hypersonic X-43A Takes Flight
・ムービーへのリンク
View QuickTime Movies:
X-43A/Pegasus Launch: 2.6 Mb | 5 Mb | 7.3 Mb | 12 Mb
B-52B Takeoff: 1.6 Mb | 3.1 Mb | 4.6 Mb | 7.5 Mb
Getting Ready for Mach 10: 3.2 Mb | 6 Mb | 8.9 Mb | 14.5 Mb

□機影
X-34_overview.jpg
□この先端についている黒いものがX-43A
X-34_jet.jpg

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