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2004年12月12日 - 2004年12月18日

2004.12.18

■チェコプラハ③ マリオネットたちのプラハ

チェコ国立マリオネット劇場 Uměleckᠳc鮡 Ř텡e loutek
marionet_theater  marionet_theater_pannel

 本当は夜の『ドン・ジョバンニ』を観たかったのだけれど、プラハに一晩だけしか滞在できないので、泣く泣く昼間の人形劇を観る。タイトルは、Nám, nám narodil se。しっかり子供向き劇で、周りは幼児を連れた家族ばかり。大人一人は自分だけ。しかも場内に東洋人は僕だけで、浮きまくり。隣の小さな女の子が不思議そうにこちらの顔をずっと眺めていました(^^;)。
 でも収穫は、チェコの親子の休日を体験できたこと。チェコの人たちの日常を、凄くあったかい雰囲気としてイメージできました。
marionet_theater_unima_kanban marionet_theater_gakudann

 芝居の方は言葉もさっぱりで、なんとなく盗賊と王様の話としかわからない。
 ただ良かったのは、生の3人のバンドと、朗々と歌い上げるオペラ風の女の子たちの歌。これが生演奏なだけでもなかなかのものでした。
プラハの街のマリオネット クリックすると大きく見えます。
 あるブラックライトシアター入り口に飾られた人形たち。なかなかシュール。これの劇があれば、観てみたい。
marionet_theater_duckmarionet_theater_bird

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 旧市街のクリスマスマーケットには、小さな夜店がいっぱい。そこにいた人形はこんなのです。チャップリンやハリー・ポッターなんかもいました。
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marionet_omiyage そしてお土産で僕の部屋にいついたのは、この人形でした。シュヴァンクマイエル風の人形がほしかったのですが、、、、。
(パペットショップに関しては、ゐずみさんのcheskissに良い店の紹介があります。僕は出発準備に余裕がなく、ここに紹介された店に行きそびれました(泣))

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2004.12.17

■チェコプラハ② チェコの壮大な究極映像
       プラハ城 聖ヴィート大聖堂

chastle_all ゴシック建築に関する世の通説は過去に聞いた記憶もあるが、忘れてしまった。
 自分の印象だけで書くと、このゴシックの城は、外は地獄とか世の混沌の表象なのかもしれない。そして天使と使徒と女神に囲まれた扉。そこをくぐって現れる巨大な高い天井の白い空間と、色鮮やかなステンドグラス群。
 外観で畏怖を覚えた教徒は、中に入ってこの母親の懐に抱かれたような安心感を持つ空間で、宗教的な一種の究極映像体験を果たしたのではないか。現代ではこういうイメージを伝えるのに、ある意味安直な芸術形態としての映画があるのだけれど、中世はもっと豊かにこのような大建築でイメージの伝達を果たそうとしたと想像する。山岳信仰とか偶像とか宗教的な道具立てはいろいろとあるのだけれど、この建築物の前に立った時の感覚として、圧倒的な畏怖を感じる。

catedral_outside02 catedral_outside01 catedral_inside01




 ヤン・シュヴァンクマイエルの自宅兼ギャラリーは、この大伽藍からわずか500m西にある。この圧倒的な城のイメージがその芸術家に影響しなかったわけはないと思う。もともとの生まれがこの城の近所だったのか、それとも城の近くに住みたくてそこに居を構えたのか、確認したいものである。
 
 卑近にメモを残すと、やはりBPとしての自分は、この城を観ながら頭の中には『イノセンス』の音楽が流れていた。あきらかに択捉に建造されたチャイニーズゴシックのモデルは、これらの欧州大聖堂であるはず。特にオーニソプター(鳥型航空機)が降りていくルクスソルスの建物は、細部の形状がそっくりだった。
catedral_detail01 inosence01





◆関連リンク
・パリ第4大学(Paris-Sorbonne) 客員研究員加藤耕一氏初期ゴシック建築の研究
・『ウィキペディア (Wikipedia)』 ゴシック建築の項に下記記述。

 中世の人々にとっては事物の全てに象徴的な意味があり、故に、ゴシック教会を彩る様々な装飾は、聖職者たちの世界に対する理解そのものであった。

聖ヴィート大聖堂 全長124m、幅60m、天井高33m、南塔高さ96.5m
◆ゴシック書籍(Amazon)
『ゴシック建築とスコラ学』
『ゴシックとは何か―大聖堂の精神史』

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■チェコプラハ① ヤン・シュヴァンクマイエル他監督
  『Kouzelny Cirkus (Wonderful Circus)』
             at ラテルナマギカ

 まずご紹介するは、僕のプラハ探索での期待の観劇 !
 ゆらゆら大陸ununさんが紹介してくれた映像とパントマイムを組み合わせた演劇を観た。プラハの劇場 ラテルナマギカ Laterna magikaKouzelny Cirkus (Wonderful Circus)である。(写真はラテルナマギカの夜景。右のプラスティックな感じの建物。)
  laternamagika_night
 劇場に飾ってあったスチルによると1975年が初演。かなり何度も演じられているようだ(HPには1977年からプラハだけでなく世界で5400回以上公演!?とある。1975,77年というのはシュヴァンクマイエルが当局の弾圧から映画を製作できなかった73-79年の間である。ということは後で述べるこの芝居の中の映像は、映画が撮れなかった時代に芝居用として作られたものということになる)。最近のスケジュールを見てもかなりの頻度でやられているので、プラハへ行く時は、観劇をお勧め。
 冒頭はブラックライトシアターという趣き。バラが舞台の空間に浮遊するイメージで、なかなか鮮烈。期待できるスタートと思ったのだけれど、その後、展開されたのがかなり臭さめのパントマイム。映像との組合せで人物が舞台うしろの3面スクリーンと舞台を行ったりきたりして、面白いのは面白いのだけど、芝居があまりに素朴(特にサーカス団長の下手さ!)。そして休憩。
wonderful_circus_post_card この後の15分、これが白眉!! あきらかにシュヴァンクマイエルの映像。そしてたぶん舞台の芝居の演出も彼。
 まず映像でサーカスの女の顔をズバズバズバと仮面が下から顔にかぶさっていく。仮面はヤンの粗いタッチで木を削ったあの人形の顔。そして、いままで素朴な演技をしていた俳優たちの動きが止まる。今までの説明的な芝居が、抽象的レベルへ。(団長はシュヴァンクマイエル演出部分では登場しない)
 バックの3面スクリーンにヤンらしい顔のアップを捉えた映像。舞台のスローなパントマイムとあわさってなかなかシュールリアリスティックな雰囲気が劇場に広がる。
 そして団長が登場して舞台はいっきにまた前の状態に戻る。残念、もっとあの雰囲気に浸りたかったのに。
 舞台はその後サーカス団の火事等で大団円。全体としてはそれほどの幻想味があるものではなかったが、あの15分だけで、この芝居は輝いていた。
 ( 監督 Evald Schorm, Jiri Srnec, Jan Svankmajer )

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2004.12.15

■Honda、次世代ASIMOの技術を発表

Honda、次世代ASIMOの技術を発表

1)人間と同様な自然な走りを実現する新姿勢制御技術※
2)自律で連続移動する技術
3)人と同調してスムーズに動作する技術

 時速3km/時で走るようになったようです。僕はまだ走る姿見てません。12/15 PM11~のNEWSを楽しみに観てみましょう。

※さきほど帰ってきました。
 時差ぼけの中、写真等整理中。後日、チェコ特集はアップします。ラテルナマギアが特に良かったです。

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