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2004年12月19日 - 2004年12月25日

2004.12.23

■チェコプラハ⑤ Gambraギャラリー

gambra_logo
 Gambra Galerie公式サイト
 ヤン・シュヴァンクマイエルの家兼ギャラリー、ファンの「究極の聖地」ガンブラ・ギャラリーに行って来ました。

ルート
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  ルートは地図の赤ルートか青ルートがお薦め。
【赤ルート】プラハを歩きつかれた方はトラム22,23に乗って①で下車。赤ルートを歩いてください(約600m)。オプションとして②で下車、聖ヴィート大聖堂の威容を観光後、赤ルートでガンブラを目指すのもなかなかのイメージだと思います。
【青ルート】プラハ城近郊の景色を楽しみながら歩きたい方は、地下鉄駅Malostranskaで降りて青ルートを(上り坂で約3km、結構疲れる)。プラハ城城下街、そして左手は谷が開けていて、病院やストラホフ修道院等が観えます。

青ルート沿いの写真
 僕がたどった青ルートのスナップ。ガンブラギャラリーへ至る道の雰囲気を楽しんでいただければ、幸いです。
 まずは城下街のたたずまいを3枚。
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 街で覗いた店に飾られた絵。好きな雰囲気だったので。
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 青ルートから左に見える歴史を感じさせる病院。ヤンも病気になった時はここへ行くのか?
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 ストラホフ修道院。曇の天気が恨めしいです。
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 これが青ルートの直線部分の俯瞰です。
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 この坂を下ると、、、、。
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 ガンブラギャラリー!!手ぶれは僕の興奮を表してます(^^;)
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そしてギャラリーへ
 入り口はこんな感じ。
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 中へ入ると、ヤン・シュヴァンクマイエルの食卓mariko okiさんによるヤン巡礼チェコツアー19992000で、ファンには有名な眼鏡のおばさんが迎えてくれる。
 写真撮影の時、「日本の究極映像研究所から来ました、写真を撮らせて下さい」、とバカなので言おうと思っていたのに頭は真っ白になり(^^;)、ただシンプルに写真の許可をもらうのが精一杯、、、。
 ガンブラギャラリーの紹介写真としては、いろんな方(最下段リンク参照)と同じ定番アングルでまず一枚。手ぶれは(以下略)。
 この絵の下が本やビデオの販売のコーナー。手前がヤンとエヴァの作品中心。奥がその他の作家の作品。僕のお土産は別に紹介予定(定番ですが)。
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 実はギャラリーに入ったところに、2005年シュヴァンクマイエルカレンダーが!!! これは絶対ほしい!と思ったのですが、実はすぐ後におばさんが片付けてしまった! 聞くと非売品とのこと。残念無念ーーー。

 おばさんの座る机の前。うまく撮れなかったので載せられませんが、この窓辺の3枚の写真がとても良かった。これはシュヴァンクマイエル夫妻の作品ではなく、シュールリアリストグループのどなたかの作品と思われます。シャープな幻想的なイメージ。
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 ではオブジェをお楽しみください。手ぶれがうらめしーー。
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 ヤンのオブジェとエヴァの絵、そして2人の美術展Jidloのポスター。ちなみに展示品に値段は付いていません。
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 この相撲取りのとなりの蛇のコラージュは、○○・シュヴァンクマイエルという作者名が。二人の子供の作品なのか??
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ギャラリーにさようなら
 おみやげを買って、外へ。中がかなり暑かったので汗をかいていた(緊張か???)。外は夕方だけど零下?というほど寒い。見上げるとそこに有名な二人の顔のオブジェ。入るときに吠えていた犬は既に部屋の中みたい。
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 ガンブラギャラリーを俯瞰で。
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 ガンブラギャラリーから坂を下りつつ近所を見て歩くと、なかなか雰囲気のいいたたずまいの家が並んでいる。なにげなく覗いてしまった隣の家は、白い内装でシンプルな中に感じのいいテーブルと椅子。紳士がテレビを見ていました。この人がヤンの隣人なのでしょう。シュールリアリストの家の隣に住む気持ちをうかがってみたいものです。、、、、すみません、覗いて。
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◆関連リンク
ヤン・シュヴァンクマイエルの食卓ヤン巡礼チェコツアー19992000
 GAMBRAギャラリーの日本語インターネット情報はこちらが発祥の地と思います。僕も何度もこの文章を読んで、チェコに憧れました。
・ununさんの~~ゆらゆら大陸~~GAMBRAギャラリーの記事と、
GAMBRAギャラリー巡礼写真館[シュヴァンクマイエルの自邸]
 この写真館はGAMBRAギャラリーを扱った日本の(もしかして世界の)サイトの中で最も充実しています!!写真が51枚。加えてその質、一枚一枚がきっちりとした構図で撮られていてガンブラの魅力をしっかり切り取られています。
 あと何が凄いって実際にギャラリーへ行った僕が見たこともないものまで公開!??入り口の横の窓下に束ねられたチェコ・シュールレアリスト作家の作品群のことです。(やはり「聖地」で緊張していた僕は、ギャラリー内(わずか10畳くらいの広さなのに)充分観て来れなかったようです<<このボケ)。ununさんの写真で初めてその存在を知りました。
・同じく~~ゆらゆら大陸~~のチェコ訪問記事/写真
 2Fのベランダから覗く犬の写真もあります。柵から覗いた顔がなかなか可愛い。
・ゐづみさんのCheskissGAMBRA写真館
 僕のよりずっといいギャラリー内の写真がありますので、おすすめです。

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2004.12.22

■CUKR[ツックル]**チェコ総合情報誌

cukr
 チェコ情報でお世話になりっぱなし、ununさんの~ゆらゆら大陸~で知りました。
 来年2月に日本でチェコ総合情報誌CUKR[ツックル]が創刊されるそうです。

 CUKR[ツックル]編集日記というblogも開始されていますので、まずはお知らせします。

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2004.12.19

■チェコプラハ④ 迷宮都市プラハとカフカ書店と『城』

◆迷宮都市プラハ
 チェコの街をとにかく徘徊してみようと思っていた。
 旅先で何かを観光するのではなく、フラリフラリと街の雰囲気を感じるようにさまようのが楽しい。
 国立マリオネット劇場と「ラテルナ・マギカ」の観劇時間だけ決めて、あとは徘徊することにした。
 通常、フラフラしていると、しばらく歩けば、だいたい土地勘ができてくる。
 しかしプラハは違った。なんと迷路のような街。地図を見ながらでも通りの太さが頻繁に変わったり、東西南北に道がひかれているのでもなく、すぐに方向がわからなくなり、地図上での自分の位置を見失う。
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 ただの方向音痴かもしれない。けど、ほかの街でそれほど迷ったことのないのだけど、今回は凄かった。 「ラテルナ・マギカ」開演まで2時間ほどあったので、とにかくほっつき歩くことにしたのだけれど、歩いても歩いても地図での位置がわからない。そして本気で「ラテルナ・マギカ」を目指し始めた時にも迷ってしまい、一度など、よく映画であるように出発点に知らずに戻ってしまうという体験。本当に遭遇するとこれが気持ち悪い、幻惑的。プラハの夢幻迷宮にとらわれた感じ。
 今となってはいい体験だったけど、そん時は本当に開演に遅れるかとあせりまくりでした。
◆カフカ書店
 そんな風にしてグルグル徘徊をしている時に、何度も戻ってしまった旧市街広場。そこのティーン教会近くで見つけたカフカ書店
kafka_book_shop_door kafka_book_store
 ここがとてもいい感じの本屋だった。店内にはチェコミュージックとおぼしき音楽。CDや写真集やアートな本が狭い店内に並べられている。特徴的なのがカフカの各国の本が数百冊(と思った)、大量に置かれている。
 かかっていたCDをチェコの音楽か尋ねて購入。あと奇妙な動物の写真集。レジに並んでいた本の中に、P・K・ディックのペーパーバックを発見。数冊、チェコ語版である。チェコでもポピュラーな作家だと、若い店員。
 カフカが生まれ暮らした夢幻迷宮の街プラハ、カフカ書店。そしてP・K・ディックの読まれる街。チェコのイメージがまたひとつ自分の中で広がりを持ったのでした。
cd_sesli_se_ joan_fontcubertabook
 写真集から
joan_fontcubertaphoto02joan_fontcubertaphoto01
 ここで買ったJoan Fontcubertaの写真集を扱っているプラハのサイト [ inter:zone ]


◆城
 購入したCDは、どっかボサノバ風でした。チェコ音楽、きちんと調べてみようかな。
 あとカフカと言えば変身が有名だけれど、実は未読。特に『』は今回のプラハ城のゴシックの強烈なイメージのあるうちに読んでみたい。この城が舞台なのかどうかもしれないのだけれど、、、。
 実はこの未読の『』に強いイメージを持っているのだけれど、理由は山田正紀の化石の城。中学の時に読んで、カフカの『』が現実にフランスの地下に存在するという設定にドキドキした。この本のイメージと現実のプラハとカフカの『』、これを対比して読めるのは今この瞬間かな、と思って。

◆関連リンク
『世界の書店をたずねて―23カ国115書店紹介レポート』能勢仁著
(excide Books <本のニュース>の紹介記事より)

世界一の在庫数を誇るというロンドンの老舗フォイルズ書店、かつての銀行の地下金庫をそのまま売り場にしたフランスのヴァージン・メガストア、カフカの著作ばかりを集めたプラハのカフカ書店と、その数は世界23カ国、115書店にもおよぶというから驚き!

南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)さんによるカフカ書店の記事(ここの後から1/4あたり)
Knihkupectvi Seidl」に入る。この店はフランツ・カフカについての本が多く、チェコ語・ドイツ語・英語など各国語版のカフカの著作や研究書が置いてある。それで「フランツ・カフカ書店」という愛称もある。ちなみに、カフカの生家もこの近くにある。

化石の城(復刊.com)

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