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2005年1月23日 - 2005年1月29日

2005.01.28

■ウィンザー・マッケイ『リトル・ニモ』
    Winsor Mccay ''Little Nemo"

little_nimo
 ununさんの~~ゆらゆら大陸~~より。

95年前のアニメーション。『たけくまメモ』にてW・マッケイの『リトル・ニモ』の動画が公開されています。
 たけくまメモ: W・マッケイ(2)これが95年前のアニメだ!
 ↑竹熊健太郎氏のBlogで、ウィンザー・マッケイの最初のアニメ『リトル・ニモ』がQuicktimeとMedia Player版でアップロードされています。「アメリカの著作権法の「フェア・ユース(公正利用)」の概念」に基づき、公開はOKと判断されたようです。

 どこかでスチルを観たことのある幻の作品にこんなに手軽にアクセスできて良いのか、というくらいあっけなく貴重な作品が観れて、感謝感激です。
 この記事に書かれていますが、1ヶ月で4000枚の絵を一人で描き、フィルムに直接着色してカラー化したものだそうです。動きはすこしもたついていますが、絵のタッチがなんとも良い味わいです。必見!!

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2005.01.26

■ティム・バートン『屍の花嫁』
  Tim Burton's Corpse Bride

 Tim Burton's Corpse Bride 予告編
 ティム・バートンの監督orプロデュース(??不明)で、『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』に似たアニメーションが05年秋に公開されるようです。予告編のタッチは『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』に近く、ファンにはたまらない映像です。
 ただ予告を観る限りでは、ストップ・モーションというより、CGアニメっぽく観えます。果たして、どちらなのでしょう。
 どちらにしてもあのタッチには変わりないわけで、秋が楽しみです。

◆関連リンク
公式ページには上記予告編へのリンクがあるだけ。
・ティム・バートン『チョコレート工場の秘密』 CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY
 予告編もありますが、「ポップでキュート!!」って感じ。2005年7月公開。

corpse_bride_trailer

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2005.01.25

■映画「ローレライ」メイキング番組

 スカパーCh.181 フジテレビ721,739
 1/10から順次、こういう番組が放映されているようです。うちのCATVは、残念ながらこのチャンネルは視聴登録していないので、観えません。映画のCM番組なので、このときだけ無料放送にしてほしいものです。
 庵野秀明もコンテで協力しているのですね。番組を観た方、是非この記事にコメントを !

【Part1】 『樋口真嗣×庵野秀明 対談 「ローレライ」のここを見ろ!』
実生活でも親交があり親友でもある二人。樋口真嗣の監督デビューにあたり、「エヴァンゲリオン」で新時代を築いた監督でもある庵野氏自ら、劇中のCGコンテ制作をかってでた。映像クリエイトの分野において、今やカリスマ的存在となった二人が、この「ローレライ」で挑戦する新たなものは何か、そして、「ローレライ」の見所をこの二人の大ファンでもあるフジテレビ笠井アナウンサーの司会のもと、二人に語っていただく。

【Part2】 『樋口真嗣×福井晴敏 対談 「ローレライ」はこうして誕生した』
二人が出会ったのは4年前。ハリウッドに負けないエンターテイメント映画を作りたいと夢を語り合いながら、小説にする前から映画化を念頭に入れて執筆されたこの小説。執筆の過程でも樋口監督のアイデアが盛り込まれたという。まだ30歳半ばの映像のカリスマと冒険小説の若き旗手が、何を企んだのか?これまた、笠井アナを司会に、この作品に秘められた思いなどを語っていただく。

 ローレライ関連で、こんなものもありました。
 講談社 IN-POCKET 『終戦のローレライ』文庫化記念 福井晴敏インタビュー「魔女と暮らした日々」
 映画の試写の感想も語られています。なかなか熱くいい映画になっている感じ。
 いわゆるハリウッドのオープンエンターティンメントの『アルマゲドン』であるとか、そういうメジャー作品を始めて日本で翻案して、日本ならではの味付けでやりきれたという部分と、あと、今までのハリウッド対策に徹底的に欠落していた人間に対する視線など、二、三日は後味が残るような濃いドラマ、この両方をねじ込むことができたのではないかと。
 『アルマゲドン』を出すと客が減るような気がしますが、まあ、それは置いといて、樋口監督の特撮と人間ドラマにまずは期待しましょう。
 同誌に試写会の応募方法が載っています。2/27-日本5都市で10000人招待ということです。ネットでもここに情報があります。

◆関連リンク
・放送作家出身の戦略的メディアプロデューサー・豊田俊一氏のblogにこのメイキング番組の情報がありました。この番組のナレーションを書いた方のようです。試写での様子や庵野絵コンテについても語られています。
 映画「ローレライ」メイキングSPのナレーションに入魂!
 「ローレライ」続報宣言!注目点と。。。
 映画「ローレライ」メイキングSP第二弾進行中!
 映画「ローレライ」の投げかけるもの
・コメントいただいたre-editor@animatechtonicaさんの<記録。 「ローレライ」2題 「ローレライ」直前予行演習>。「ローレライ」メイキングの番組内容のレポートです。
同re-editor@animatechtonicaさんの<書籍。 「ローレライ、浮上」 「ローレライ」直前予行演習> メイキング本の丁寧なレビュウです。
・re-editor@animatechtonicaさん経由で知った福井晴敏情報局 『ローレライ』他、ホットな情報満載。
福井晴敏情報局さん経由で知った海洋堂の「世界の艦船」スペシャル 「ローレライ」編「伊507(ローレライ)」「N式潜航艇(ナーバル)」 の精密フィギュア(原型制作/谷明)。「マイクロ水中モーターを取り付けることにより、全ての艦船の水上走行が可能になります」って、かっこいい!ナーバルってこんな形だったんだ。僕は勝手に『原潜シービュー号』のフライング・サブをイメージしてたので、ちょっと意外。

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2005.01.24

■ゴシックとシュールリアリズム
  ヤン・シュヴァンクマイエル『オトラントの城』

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 少し前の記事■酒井健 『ゴシックとは何か―大聖堂の精神史』で気になっていたゴシック小説の元祖ホレス・ウォポールの『オトラントの城』(別名『オトラント城奇譚』)をベースにしたシュヴァンクマイエルの短編『オトラントの城』(’73-79/18mins.)を観直してみた。残念ながらホレス・ウォポールの本は現在絶版(国書刊行会、牧神社、講談社文庫刊)で古本を探さないと入手できない。(ストーリーはレビュアーの風野春樹氏がここで紹介されています)
 

ホレス・ウォポールのイギリス幻想小説『オトラント城奇譚』の舞台が、実は東ボヘミアに実在する城だという仮説を、現地で学者が解説するというテレビ番組という趣向。もっともらしく出てくる証拠などが逆に、歴史を捏造するいかがわしさを現す。古文書の挿絵が切り絵として動き、学者の解説と皮肉な対照をなす。(ラストの検閲でカットされたカットも収録)( タッチ&イマジネーション-触覚と想像力-」の解説より)

 シュヴァンクマイエルが72年の『レオナルドの日記』で当局の不興を買い、準備中だった本作を7年間完成させることができなかったといういわく付きの作品。この作品の後、シュヴァンクマイエルは、ポーの『アーシャー家の崩壊』というやはりゴシック小説をベースにした作品を撮っている。
 あらすじを読むかぎり(イギリスのゴシック建築オタク)ウォポールの書いた『オトラント城奇譚』にダイジェストながらシュヴァンクマイエル版は忠実なように観える。ただしこの物語と並行して、歴史学者とテレビレポータの城の研究についてのインタビューが差し挟まれる。ここの部分のひねり方が面白いのだけれど、あまりゴシックのイメージとあう話ではない。
 シュヴァンクマイエルの世界』赤塚若樹編訳に収録されたピーター・ヘイムズのインタビューによると、シュヴァンクマイエルは、ゴシックの作家達との関係を下記のように語っている。
 私が作り出すのは客観的で崇めるような脚色ではなく、オリジナルの作者が、個人的爆発の起爆装置のような役目をはたす主観的な証言なのです。それにもかかわらず、私の考えでは、ポーやキャロルの主観的解釈は、その内的な感覚を持って同じ地下水脈を流れていきます。(P80)
 僕はシュヴァンクマイエルの自宅であるガンブラギャラリーから僅か500m程東にあるプラハ城のゴシック建築ヴィート大聖堂の影響をこの短編の中にみつけようと思ったのだけれど、映画に映る城は、ちっぽけな普通の西洋の城でゴシック的大伽藍にはどう観ても関係ない。うーん、残念。(上の写真のイラスト+切り絵がゴシックの雰囲気を出してはいるが、、、。)
 ゴシックとの関係よりも、むしろ弾圧されていた政府への想いがあるのかもしれない。映画の中で城を壊すシーンがある。当時はプラハ城は圧政の象徴的建物であったはずだ(ソーダバーグ監督の『KAFKA 迷宮の悪夢』もそんな描写だった)。物語の城の破壊でチェコの人々のいろんな想いを象徴化したのかもしれないなー、とぼんやり考えた。
 もともとシュヴァンクマイエルとゴシックはあまりイメージが合わないのだけれど、彼の描くカテドラルとかも一度観てみたいものである。
◆関連リンク
・ホーレス・ウォルポール『オトラント城奇譚』の冒頭
zerostepというサイト『オトラント城奇譚』レビュウ
風野春樹氏あらすじと書評
 とはいえ、結末のイメージはなかなかすごい。物語のそこここに出没していた巨像のパーツがひとつになり、城を突き破ってそびえたつ巨人と化し、雷鳴の響き渡る中を天へと昇っていくのである。このイメージのすさまじさには度肝を抜かれました。この、人知を超えた何物かに触れる瞬間というのが、ゴシック小説のキーワードである〈崇高〉(サブライム)であり、のちにSFでセンス・オブ・ワンダーと呼ばれる感覚なのですね

映画ファンのサイト faceチェコ・アニメ特集 CESKA ANIMACEヤン・シュヴァンクマイエルの項より
 (略)1973年、準備段階にあった「オトラントの城」は、前年公開の「レオナルドの日記」が当局側の不興を買い、製作中止命令。当時の共産党政権下で、ブラックリストにのり、以後、7年間、映画製作が認められませんでした。1979年、ようやく映画製作が許可されると、中断していた「オトラントの城」を完成。

・当Blog記事 ■チェコプラハ① ヤン・シュヴァンクマイエル他監督『Kouzelny Cirkus (Wonderful Circus)』atラテルナマギカ
・同 ■チェコプラハ② チェコの壮大な究極映像 プラハ城 聖ヴィート大聖堂
・DVD 『ヤン・シュヴァンクマイエル/「ジャバウォッキー」その他の短編』(「オトラントの城」収録)(Amazon)(05.2/23に廉価版が再発売の予定ですので今購入するのは待った方が良いです)
夜想2マイナス 特集シュヴァンクマイエル「快楽 ! 触覚のアニメーション」に、高山宏氏が「シュヴァンクマイエルとゴシック小説」という一文を書かれています。
「混沌を方法的に生むさめた技術者の所業、その点でゴシック小説とシュヴァンクマイエル・アニメは何のちがいもない。結びつくのが当然の運命であろう」(P80)

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2005.01.23

■ハイビジョン対応HDDレコーダー
   RecPOT M HVR-HD250Mレポート

rec_pot_m_hvrhd250m
 以前紹介した I-O DATAのHVR-HD250「RecーPOT M」、待望のハイビジョン録画機を先日購入。
 RecPOT MというA4サイズより小さいけれど250GB、ハイビジョンを20時間以上録画できる可愛い奴です。これで観たいハイビジョン番組に合わせて家にいなくてはいけないというビデオを持つ前の頃のような原始的生活(おおげさ)からやっと解放されます。
 使い勝手は、なかなかシンプルで良いです。うちの場合は、DISITAL CATVセットトップボックス(BSチューナーみたいなものです)TZ-DCH500にi-LinkでRecPOT Mを接続。セットトップボックスで番組表から選択して予約録画を設定しておくだけで、勝手に連動して録画してくれます。平日は触ってる暇がないので、土日に一週間分、録画設定をして放っておくつもりです。(もっと使い勝手をちゃんと知りたい方は、◆関連リンクにある専門家のレポートをご覧下さい)
 再生は、上記写真のリモコンで実施。当然ですが、放送時と全く変わらない劣化ゼロのハイビジョン映像が再生されます。コマ送りやスローモーション等がないのはちょっと残念。
 あと驚いたのは録画データの消去という機能がないこと。保存用のロック設定をしないものを古いのから勝手に消去していくだけ。シンプルにザクッと割り切っています。
 データを残すのは、このハードディスク内にとっておくか、DVHSまたはブルーレイディスクへ移動(move)して保存するしかありません。両メディアを持っていない僕としては取りあえずどんどん観て消すしかないと思ってますが、貧乏性なので一度撮ったものが消せるか、不安。D・リンチ作品やチェコ関係、その他消せないような好物が放映されないことを祈るのみ、、、って何のために買ったんだか、、、、??
 あともしかして自分のPCとi-link接続して、PC用ハードディスクへデータのムーブができないかと思ったのだけれど、やっぱコピーワンスのためそのような芸当はできませんでした。どうせムーブだけなんだから、対応できても良いと思うのだけれど。要はコピーして配布するのでなく、安いPC用ハードディスクに保存しておきたいだけなのだから、ユーザの使い勝手から言ったら、絶対できてほしいのだけれど、、、。PCからはちゃんとi-link機器として認識されるだけになんか割り切れません。

 というわけで最後に恥ずかしながら、うちの「究極映像研究機器(?)」を公開。Betaの上に最新のハイビジョンレコーダーという取り合わせが自分では気に入ってます。んが、実はBeteは故障して再生できず、今や只の台座です。20年前の最先端機器F11は思い入れがあってなかなか捨てられません(^^;)。レーザーディスクも年に一度観るか観ないかだし、、、。一番上のが、うちの中では最新兵器のLVP-D2010です。で、あとは右の下がCATVセットトップボックスTZ-DCH500とVHS。左上から使っていないPS2とBSチューナ。DVD再生はさらにこの下のPC、音はヤマハのサラウンドアンプという布陣です。やはり古いものを捨てらんない、新兵器と最古の兵器が混在しているどっか小国の弱体軍みたい。
ultimate_image_equipements

◆関連リンク
ジョーシン 試用レポート アイオーデータ ハイビジョン対応HDDレコーダー RecPOT
AV Watch レポート
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Rec-POT 160G(Amazon) ※まだ250G品はamazonで発売してないみたい。
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