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2005年11月27日 - 2005年12月3日

2005.12.03

■アンドリュー・ニコル"Lord of WAR"
   『ロード・オブ・ウォー -史上最大の武器商人と呼ばれた男-』 

LORD_OF_WAR_Trailar

LORD_OF_WAR_photoロード・オブ・ウォー』公式サイト
米国サイト
 『ガタカ』のアンドリュー・ニコル監督の最新作。12/17公開。

 「今 世界には五億五千万丁の銃がある
  ざっと12人に1丁の計算だ
  私が目指すのは"1人1丁の世界"」

 映画館の予告編で、ちょっと変わった視点の映画だな、と思って観てたら監督がアンドリュー・ニコルニコラス・ケイジがいい味出していそう。

◆関連リンク
アンドリュー・ニコル(Andrew Niccol)フィルモグラフィ
DVD『シモーヌ』 あ、これってニコル監督だったんだ。

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■ジョン・ラセター監督『Cars』 ハイビジョン予告編

Cars_Trailer
Apple - Trailers - Cars - HD
 PIXARのジョン・ラセター御大、ひさびさの監督作。リンク先はハイビジョンの予告編。
 来年の7/9公開。

 しかし予告編で、まだその全貌はとても現われていない。
 ゲームで自動車のCG映像は見慣れているわけで、それに対して、PIXARがどんな超絶技巧を見せてくれるか。
 トレーラーを観る限りでは、車の塗料の感じとかのディテールは素晴らしいが、動き自体はあまりリアルでもなく(物理シミュレーション的な)、コミカルでもなく、、、、。
 ラセター監督作は、いつもストーリーがいいので、期待です。

◆関連リンク
ピクサーの公式ページ
MoMA:ニューヨーク近代美術館 ピクサーの回顧展
 Pixar: 20 Years of Animation December 14, 2005–February 6, 2006開催。
・トラックバックいただいたBlog "e
onta"さんのニューヨークからのレポート
 Pixar Special exhibition in MoMA

Pixarの映像展示があった。SDサイズの4面にあたるスクリーンで、展示されている各種イメージボードの世界を行き来する「ライド」のような映像展示である。10分にも満たない作品だが、ほんとうにすばらしい。すごい。壁にかけられた各種のイメージボードを、各映画毎に、絵の中に飛び込み、再びその世界を体験させてくれる。

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2005.12.02

■撮影後にどこへでもピントを合せられるカメラ 
   Light Field Camera

FourierSlicePhotography_camera
 試作されたカメラ     1600万画素CCDとレンズアレイ   9万個のレンズアレイ

撮影後にピントを合わせ直す新しいカメラ技術(Wired)

 イング氏は自身が考案したこのカメラを「ライト・フィールド・カメラ」と呼んでいる。解放空間で四方八方に散らばる光について、その光量を記録する機能を持つためだ。
 従来のカメラでは、光線はカメラのレンズを通過し、フィルムまたはデジタルセンサー上の1点に集まる。そこでカメラは光を測定するが、光が入ってくる方向については、詳しい情報を得ることがない。いっぽう、イング氏のカメラはメインのレンズとセンサーの間に約9万個の超小型レンズアレイを搭載している。これらの超小型レンズで入射するすべての光線を測定し、光の方向を記録する。そして撮影後、どのようにフォーカスを修正(写真)したいかによって、ソフトウェアを用いて光線を追加する仕組みになっている。

 何やら、意味がこの文章だけでは分かりませんが、光学とデジタル画像編集技術の魔法で、凄い技術が生み出されようとしているようです。下の開発者のレン・イング氏のHPに詳細説明資料があります。

理論を説明したページ by Ren Ng , Stanford University
◆資料 Fourier Slice Photography (Powerpointファイル 8.3 MB)

FourierSlicePhotography_theory  クレヨンの一部を拡大したのが、レンズアレイを通して写された写真。9万個のレンズの一つ一つに各方向からの画像が写しこまれている。
 このデータをPCのソフトウェア上で、光線の方向を解析しながら、仮想の位置での画像を作成することで(青いポイントのImaginary film)、ピントを調整できる仕組みらしい。

 『ブレードランナー』でデッカードが写真を解析するシーンがあるけれど、自由に視点とピントが変えられるカメラがこの技術で実現できるような気がしてきた。案外、開発者のレン・イング氏も『ブレードランナー』のファンなのかもしれない。

◆関連リンク
・これを使って撮られた写真のギャラリー

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2005.12.01

■ホログラム撮影キット(HOLOGRAM)

hologrum_sample
ホログラム撮影キット
 (有限会社アートナウ ホログラムと3D画像をつくろうより)

 こんなものが発売されているのですね。コンパクトな半導体レーザーが付属し、それにより撮影するというもの。家庭で手軽にレーザーホログラムが撮れるなんて思っても見なかったので、びっくり。これも半導体テクノロジーの恩恵なのでしょう。
 前からホログラムは好きで、東急ハンズとかで観掛けていくつか購入してたのですが、1万円くらいで手頃に自分の好きなものを撮れるのは魅力。(と言っても1万円なのでまだ通販での購入を思い切れずにいますが(^^;))
 こういうので食玩のタイムスリップグリコとか撮ったら面白そう。フィギュア撮って、コミケとかで売る輩もいたりして。

◆キットのなかみ
hologrum_kit
 この子供用粘土がポイント。これで被写体をくっつけておいて撮影するのだとか。

◆関連リンク
ホログラム撮影キット試用記 日本大学 吉川 浩氏

 キットには半導体レーザから乾板,薬品などホログラムの撮影に必要なものがほとんど入っています.それ以外に必要なものは,水とはさみとテープくらいでした.ただし,キットですから組み立てが必要です.といっても,シャッターにする紙を切ったり,レーザや乾板,被写体を固定するための粘土をこねてくっつけたりという程度です.固定に粘土を使うのは意外だったのですが,やってみるととても簡単で,撮影も上手くいきました.カメラが組みあがったらいよいよ撮影です.

ホログラフィカメラ ES45-I. (有限会社石川光学造形研究所)
 なんとこちらは55万円!!
ホログラフィの原理
久保田ホログラム工房 こちらもいろいろと詳しい。
ホログラム商品(Amazon)

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2005.11.30

■S・スピルバーグ『宇宙戦争』
   WAR OF THE WORLD

WAR_OF_THE_WORLD_01
宇宙戦争
(公式サイト)

 遅まきながらDVDで観ました。賛否両論あるようだけれど、僕には傑作でした。
 すげぇ宇宙侵略映画/怪獣映画を観せてもらったって感じ。ジョージ・パルの『宇宙戦争』を子供の頃に見た時よりも興奮しました。SFを読んで、現実に宇宙人攻めてきたら凄いワクワクするだろうな(台風が来るときのように)、と思っていた自分の少年時代の夢想がこの映画で満足したって感じ(ん、前にもこんなこと書いたような、、、)。拍手喝采!!

 離婚した夫婦の描写からはじまり、息もつかせず侵略の開始を描く冒頭のセンス・オブ・ワンダー。ここは紛れもなく、9.11以後の描写なのだろう。破壊されたビルの破片の砂埃に煙ったトム・クルーズ。アメリカの日常に侵攻する敵の描写。小さい子供が観たら、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を起こすのではないかって位の臨場感(大げさ??)。ダコタ・ファニングのヒステリックな悲鳴が耳に付いて離れない。

 以下(「続き」部分)に詳細を書くけれど、特撮(CG)と実写の融合が素晴らしい。ドキュメンタリー的カメラワークが冴え渡っている。どんなシーンでも生成できてしまうCG SFXになって、特撮はつまんなくなったと言ってる人たちもいるけれど、当たり前になったCGをどういうレイアウト、カメラワークでみせるかというところで、監督の手腕がまさに問われるわけで、この映画はとにかく見事。

 今までの実写映画が撮っていた現実は、自分たちの周りにあるからといって、それが映画として切り取られたときに、あたりまえの映像じゃん、と切って捨てる映画ファンはいないだろう。あたりまえになったCG SFX。あたりまえになったからこそ、3D-CGの仮想現実の中でカメラをどう動かすのか。いよいよ映画としての描写力が問われ、監督の技量によって素晴らしいものがまだまだ現われてくるはずである。 

◆関連リンク
The War of the Worlds ファンサイト
  いろんな画家のトライポッド他のイラストが見えます。僕が好きなのは、これとかこれ。
『宇宙戦争』DVDスペシャル・コレクターズ・エディション

続きを読む "■S・スピルバーグ『宇宙戦争』
   WAR OF THE WORLD"

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2005.11.29

■山田太一『終りに見た街』リメイク

yamada_taichi_owarini_mita_machi 終りに見た街 12/3(土)21:00-23:21(公式ページ)

 この山田太一シナリオのドラマは、20年以上前に作られたものの、リメイクである。当時、大学生だった僕は、何も知らないで観たこのドラマで、『ふぞろいの林檎』『想い出づくり』『早春スケッチブック』のあの山田太一が、みごとなタイムスリップもののSFを作ったことにびっくりしたものです。
 今回も、お薦めの一作になっていると思いますが、、、。ストーリーを知らない人は、以下の文章とか、ネットでの前作の情報をいっさい見ないで、ご覧になることをお薦めします。なかなかショッキングですよ。

「ふぞろい」トリオがそろい踏み

 戦後60年の今年、記念ドラマのラストを飾る作品が「終りに見た街」。山田太一さんが戦争と平和をテーマに発表した小説。東京郊外で幸せに暮らす一家が、戦時中の1944年6月にタイムスリップ。平和しか知らない親子が戦時下で懸命に生きようとする姿をホームドラマ・タッチで描く。
 同作は細川俊之、なべおさみ主演で82年にもドラマ化。同局は「戦争の危険が一層強まっているいま、ホームドラマの境地から『戦争反対』を描いたこの作品で平和のメッセージを伝えたい」と、山田さんに現代版の再執筆を頼んだ。「戦争を知らない世代の代表」として、40代半ばの中井貴一を主役に起用。

◆関連リンク
・僕の観終わった感想はこちら
・こんな番組もあるようです。
 「終りに見た街」放送直前SP第2弾(12/3(土)PM 3:30 ~ 4:25)
・旧作 1982/8/16 ゴールデンワイド劇場 『終わりに見た街』

演出:田中利一 原作、脚本:山田 太一
キャスト 細川 俊之、なべおさみ、樹木 希林、中村 晃子他
テレビ大賞優秀番組賞受賞作品。1982年度芸術祭参加作品。芸術選奨文部大臣賞(脚本・山田太一)受賞対象作品

・芝居もいくつかあります。 前進座公演 前進座劇場
・山田太一『終りに見た街』(Amazon)

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2005.11.28

■次世代高次元高精細デジタル映像コンファレンス
  Next Generation High Dimension & High Resolution Movie Conference

 東大の羽倉弘之さんという方から、メールで案内いただきました。とても面白そうな研究会が開催されます。うちのBlogにぴったりのネタで、是非、参加してレポートしたいのですが、なにぶん、東海地方から東京までこのためだけに出向くことはできません。残念!
 というわけで、告知にとどめますので、興味のある方、是非レポートをトラックバック下さい。
 もし、よっしゃ、自分が究極映像研特派員としてレポートしちゃるという奇特な方がいらっしゃれば、メールいただければ、記事として掲載させていただきますので、よろしくお願いします。

 『次世代高次元高精細デジタル映像研究協議会(仮称)』

3Dデジタルシネマ研究会・展示
3D Digital Cinema Meeting & Exhibition
『三次元映像のフォーラム』第74回研究会
The 74th meeting of 3D Forum
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日時:平成17年 (2005年) 12月3日(土)9:00~18:00
場所:東京大学 先端科学技術研究センター 4号館 講堂 
入場:無料 Admission:Free
事前登録:不要 Registration Free
場所:東京都目黒区駒場 4-6-1
地図(map):http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/map/map-j.html
……………………………………………………………………………
9:00~ 9:05 挨拶:青木輝勝(東京大学 先端研)
           司会進行:羽倉弘之(3Dフォーラム)

【基調講演:3Dデジタル・シネマ・コンテンツの現状と今後のあり方】
9:05~09:30
 「ユニバーサルコミュニケーション技術における超臨場感コミュニケーション技術」
 竹内 芳明(総務省情報通信政策局技術政策課 研究推進室室長)
9:30~10:10
 「超大型立体映画《ゴジラ3D》」
 坂野 義光(先端映像研究所)
10:10~10:50
 「新たな立体映像の到来」
  大口 孝之(映像ジャーナリスト)
10:50~11:30
 「フイルム系大型映像の現状とデジタル化の動き」
  鈴木 広幸(日本大型映像協会)
11:30~12:10
  IMAX Don Savant
12:10~13:00
 展示・デモ(昼休み)

◆関連リンク
・大口 孝之氏が作成された立体映像作品リスト。この方は、富士通の3D全天周立体CG映像『ユニバース』を作られた私の尊敬する映像作家さんです。講演会、本当に聴いてみたいものです。

プログラムの続きはこちら↓

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  Next Generation High Dimension & High Resolution Movie Conference"

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