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2006年3月

2006.03.31

■グーグルアース Google Earth
   インターナビ フローティングカーデータ&Web Cam

Google_earth_internavi_1
internavi Premium Club インターナビ・ラボ
internavi Premium Club インターナビ・フローティングカーデータ on Google EarthTM.

 インターナビ・フローティングカーデータをGoogle EarthTM上に表示するデモンストレーションを行っています。
 現在は、東京・大阪・名古屋3エリアのインターナビ・フローティングカーデータ(統計情報)をGoogle EarthTMで展開可能なkmlファイルの形式で提供しております。

 ホンダのITSインターナビで、グーグルアースを用いた渋滞情報サービスがはじまりました。グーグルアースをインストールしてあれば、上のリンクのカーデータのところから東京、大阪、名古屋のいずれかをクリックするだけで、グーグルアースが起動して、渋滞情報が即、分かります。ノートPCで車載すれば、渋滞をある程度避けて走行できるわけです。
 フローティングカーというのは、NAVIの付いたホンダ車でインターナビの会員が携帯をつないでいると通信で、車の走行場所と速度等をホンダのサーバへ送信するというもの。その情報が渋滞情報になる、つまり車がネットと繋がってセンサの働きをするわけ。
 今回のサービスは、そのデータとグーグルアースをくっつけたホンダのアイディア。グーグルアースのインターフェースで、NAVI的な映像を扱えるのがなかなかの快感。これ、全て無料サービスなのが嬉しい。

Google_earth_web_cam
ウェブカムとQT VR パノラマ写真
 グーグルアースで遊んでいて、上のサービスがあるのを知りました。
 グーグルアースの左下のLAYERSのところで、Community Showcaseで、WEB CAMとWorld Wide Panoramasをチェックします。そうすると衛星写真上にカムとパノラマカメラのアイコン(写真上)が表示されます。これをクリックすると、写真下に抜粋したようなリアルタイムの実景と360度パノラマ写真が見えます。
 こうしてまた一歩、どこでもドアの世界が近づいているわけです。こりゃ、また寝れなくなりそう(^^;)。 

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2006.03.28

■スタニスワフ・レム Stanislaw Lem 死去

Stanislawlem

ポーランドのSF作家、スタニスワム・レムさん死去、84歳(ロイター)

 小説「ソラリスの陽のもとに」と、その映画版である「惑星ソラリス」「ソラリス」で知られ、IT界ではSun MicrosystemsのOS、Solarisの名前にも足跡を残すスタニスワフ・レム氏が84歳で死去した。

「ソラリス」を生み出したSF界の巨星、スタニスワフ・レム氏が死去(ITmedia News)

 「午後3時直後(グリニッジ標準時13時)、血液循環系の問題で心臓病の治療中だったスタニスワフ・レム氏が死去した」とジャギエロニアン大学病院のアンドレイ・クリーグ部長はReutersに語った。
 レム氏の著作は2700万部が販売され、40カ国以上に翻訳された。ロボットが支配する機械世界を描いた「宇宙創世記ロボットの旅」が1974年に初めて英訳され、称賛を浴びた。

 SFの巨星が、東欧の地で亡くなりました。合掌。
 僕は『砂漠の惑星』と『ソラリス』が特に好きです。「思弁小説」というのはまさにレム作品のための言葉ではないでしょうか。

 先日、自伝と評論を載せた『高い城・文学エッセイ』を購入したので、追悼の意を込めて読んでみようと思います。

◆関連リンク
The Official Stanislaw Lem Site(ポーランド)
・上記公式サイトの掲示板 Solaris ForumLem has diedという記事があります。ここには19時間ほどで三十数人の追悼文が寄せられています。

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■CeBIT 2006他 ハイビジョン光ディスク関係リンク

 いよいよ光ディスクもハイビジョンソフトの時代がやってきます。(米Warnerは当初本日3/28にHD DVDソフト発売の予定だったが、4/18に延期。価格は28.99ドルからスタート)。
 ハイビジョンに最近どっぷりと、はまっているので嬉しくてしかたありません。

 最近、早朝暗いうちに会社へ出かけ、遅くに帰ってくる生活。おまけに会社でもほとんど外へ出ないので、平日は昼間の風景にハイビジョンでしか出会いません(^^;)。
 先日、たまたま出張で外へ出た時、外の明るい鮮明な風景を観て、お、なんかハイビジョンっぽい、と感じてしまいました。末期的ですね(^^;;)。

 というわけで、ここ最近のハイビジョン光ディスク関連のニュースリンク集です。溜めてあったので、ニュースと言うにはいささか古いものもありますが、最近の動向は把握できるかと思います。

 プレイヤーはPS3の影響で、とんでもなく安い値段からスタートするようだけれど、肝心のレコーダはどうなるのでしょう。今のところ、ハイビジョンレコーダとしての発表は少ないですね。PCに搭載されて出てくるのがスタートになるかも。
 方式は結局メーカの利害だけで、ユーザを混乱させるBD(ブルーレイ)とHD DVDの2方式に分離。さーてどちらを買うか、悩みどころです。にしてもDVDソフトはかつてのLDと同じで値崩れでしょう。今でも500円とかあるけど、、、。

◆CeBIT 2006 06.3/9-
グーグルニュース CeBIT
・会場レポート(AV Watch)
VAIOは夏モデルでBD対応-「BDは勝利の準備ができた」
 →続報・米Sony、Blu-ray Discドライブ採用VAIOを初夏に発売
    -価格は2,300ドル。メディアは4月から

CeBIT 2006【PC編】NECが記録型HD DVDをデモ
 -HDMI出力搭載ビデオカードも登場

ITmedia News:東芝、HD DVDドライブ搭載ノートPCを発表

東芝、HD DVDドライブ搭載ノートPCを発表 HD DVD対応Qosmioは小売価格2500~3500ユーロ、2~3週間以内に発売される予定 

◆2006 International CES
2006 International CES【Blu-ray編】
International CES 2006【HD DVD編】
東芝、499ドルのHD DVDプレーヤーを3月に投入
Warner、HD DVDで3月28日より24タイトルを発売
 →続報 ・米Warner、HD DVDソフトの発売を4月18日に延期
Paramount、Blu-ray/HD DVDタイトル発表
 -HD DVDで「Mission Impossible」トリロジー

SPE、Blu-rayタイトル第一弾の20作品を発表
 -フィフス・エレメント/ロボコップなど。2層は今夏

FOX、Blu-rayプレーヤーと同時期に20タイトル発売
 -リーグ・オブ・レジェンド、アイス・エイジなど

◆その他リンク
米Sony、1,000ドルでBDプレーヤーを7月発売
 -HDMI 1080p出力対応の「BDP-S1」

記録型DVD、2層化から始まる多層化、大容量化への道次世代、
 次々世代ディスクは100層、テラバイトへ

Blu-rayソフトは5月23日発売。価格は29,99ドル~
Merrill LynchのPS3コスト分析
PC処世術 - 雑感:次世代DVDの規格争いはビデオテープの再現か

 さらに次世代型DVDが浸透する時代(4~5年後)を考えてみると、それは恐らくテラバイト級HDDが安価に売られ、PCへの搭載が常識となる頃のことだ。その時代における30~50GBのメディアのインパクトというのはどんなものだろうか。それは、かつてHDDが1GB程度だった頃のフロプティカルディスクとMD-DATAの中間くらいの容量に相当する。

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2006.03.26

■凸版印刷 『トッパンVRシステム』究極ナスカ映像

naska_VR  shamonさんのレポート「世界遺産ナスカ展-地上絵の創造者たち-」にあった「究極の映像体験」ナスカVR(バーチャルリアリティ)の件、調べてみたら画像を含む情報が見つかりました。

世界遺産ナスカ展で、地上絵を仮想体験しよう!(ASCII24)

デジタルによる地上絵の再現は凸版印刷(株)が中心になって行なった。凸版印刷では“トッパンVRシステム”という独自開発のシステムを利用して、3DCGによる故宮博物館や唐招提寺のVRコンテンツを作成している。ナスカの地上絵のVR化に際しては、等高線などの地形情報をモデリングし、その上に現地で撮影した1万点以上の写真を、一部衛星写真を交えながらテクスチャーとして貼り付けている。約80km四方の範囲を再現しており、現地で運行している観光用セスナ機の高度とほぼ同等の200mの高さに加え、地上絵の上に実際に立ったのと同程度の高さ80cmからの閲覧もリアルタイムレンダリングで可能となっている。

トッパンVRシステム(公式HP)

ようこそ、ナスカの空へ。「ナスカ展」で最新VRを展示上映(トッパン webEJ トピックス)

VRの特長はハイビジョン映像を上回る高精細な映像と、リアルタイムレンダリングによるインタラクティブ性だ。あたかも現地に行ったかのような景観が目の前に広がり、しかも現地では降り立つことの許されない場所も詳細に見て回ることができる。

 「ハイビジョンを上回る高精細な映像」というのは、上のASCII24の記事によれば、「『HP xw4300 Workstation』3台を映像再生用に利用(1280×1024ドットの画面を横に3面ならべて横10×縦3mのスクリーンにプロジェクターで投影」というもののことのようです。つまり3840×1024ドットの高精細映像。
 これは確かにナスカ「究極映像」。展示会は平面スクリーンなのに対して、トッパン小石川ビルのVRシアターでは、曲面スクリーンで見ることが出来るようです。これも一度観てみたいものです。

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■フーベルト・ザウパー監督 『ダーウィンの悪夢』

darwins_nightmare
Le Cauchemar de Darwin / DARWIN’S NIGHTMARE / ダーウィンの悪夢
公式HP
Official Site
Unifranceフランス映画情報 ダーウィンの悪夢
(詳細データ)

 NHK BS世界のドキュメンタリーで放映された『ダーウィンの悪夢』を観ました。
 想像以上に過酷なタンザニアのヴィクトリア湖畔の町ムワンダの地獄のような現実。どんな現実かは柳下毅一郎氏の日記に詳細が書かれているので参照下さい


◆ドキュメンタリーで語られる地獄のメカニズム

 1ドルで魚工場の夜警を務める男(上記写真中央)。最初の登場シーンから既に凄い殺気が画面に漂っている。まるでデビッド・リンチの映画の登場人物のようだ。
 元兵士で「何人殺したかは覚えていない」と語るこの男の見ているアフリカの現実が、観客にこの殺気とともに届けられる。「貧困に喘ぐアフリカでは兵士の高給は貴重。飢えた人々の多くは戦争が始まれば国が兵士として雇ってくれるので、戦争を望んでいる」(←趣旨概要。以下同様)

 ビクトリア湖で捕れた魚(ナイルパーチ)を欧州へ食料として輸送する飛行機のロシア人パイロット(?)が語っている。
 「魚を積み込む飛行機で、欧州からアフリカ(アンゴラ)へ戦車らしきものを運んだことがある。会社がそれで稼いでいる。、、、俺はこれでも世界の子供たちの平和を願っているんだ。」

 そしてもう一人の男が語るアフリカの戦争と経済援助、食糧援助の実態。
 「ある国でひとりの人間が死ぬ。そうすると誰かがこれを敵国による殺人だと言う。それが国連にとっての戦争。そこから食糧援助が始まる。本当は戦争なんてないのさ」

 ドキュメンタリーでありながら、幻想と現実が奇妙に入り組んだアフリカの今が観客に提示される。いや、ドキュメンタリーであるからこそ、幻想と現実の混沌の様があらわになるのかもしれない。(逆にフィクション映画は現実と違ってわかりやすい。特にハリウッド映画(とテレビのニュース)は、この混沌を隠蔽するかのようにわかりやすい。)

◆メカニズムの自律的矯正

  このドキュメンタリーは、この混沌とした人物たちの語りから、過酷の原因を以下のような物語として観客に提示しているように思う。

 ①アフリカで戦争と飢餓が広がる
 ②経済援助の名の下に多くの資金が投入される
 ③その資金で武器が先進国から購入される
 ④その武器輸送のカムフラージュのため(?)に魚が飛行機でアフリカから運ばれる
 ⑤食料として欧米、そして日本の食卓にヴィクトリア湖の魚が並ぶ
   ヴィクトリア湖畔の貧しい人々は残った魚の腐ったアラを揚げて食べる
 そして④⑤の結果として①が拡大する。

 我々がこの映画を観て地獄を感じるのは、①の映像を観ることで⑤までのメカニズムの中に自分たちも含まれていることを直感するからなのではないだろうか。そして①から⑤までの循環の中の人々は、おおかた自分と家族の生活を維持するために日々を生きており、その各行動は間違っていない。多くの人々の(ある面での)善意の行動がひとつの経済サイクルになった時に、そのどこかで生まれる地獄。

 この連鎖を断ち切る(軽減する)のには、地獄が一部に偏るこの経済サイクルのメカニズムを、どうズラして平均化するか、そういう命題の建て方をするしかないのでは。メカニズムのどこをどう変更すると、自律的に地獄が平均化するか??
 どこかの陰謀説に落とすのではなく、日々の生活の善意に根源があるのを踏まえて、このしんどいメカニズムに切り込むしか答えはないのかも。

 こんなメカニズムの話を、僕はマイクル・コニイの『ブロントメク!』(サンリオSF)で読んだことを思い出した。『ブロントメク!』も生態系と経済援助の物語です。(以下、復刊.ドットコムより)

 惑星アルカディアを回る六つの惑星が五二年に一度揃って空にかかる時、高潮に乗って何兆というプランクトンの群れが、海面にカタツムリの足跡のように輝いた。
 このマインドと呼ばれるプランクトンと巨頭鯨は共生関係にあった。マインドは密集することにより人間のテレパシー能力を増幅させる、リレー効果を持っていた。人々は催眠術にかかったように次々に海に入り、やがて黒いヒレの群れとひとつになり血の海に呑み込まれてゆく。子供を守る見返りにマインドは餌を要求するのだ。
 こうして過去二年の間に全人口の3割は他の惑星へ移住、経済は崩壊に瀕していた。そんな折、巨大企業ザリントン機関が経済復興の援助を申し出、アルカディア議会はそれを承諾。やがて移民として無定形生物と巨大トラック・ブロントメクの群れが送り込まれて・・・。

◆『ダーウィンの悪夢』予告篇 Trailer


◆関連リンク
Hubert Sauper フィルモグラフィ
当Blog関連記事

◆07.02/03追記 映画の内容とタンザニアの現実の乖離について書かれてます。
フーベルト・ザウパー監督による映画『ダーウィンの悪夢』について 吉田 昌夫

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2006.03.25

■ジェームス・キャメロン
  『エイリアンズ・オブ・ザ・ディープ:Alien of the Deep』と新作情報

alienofthedeep
Official Movie Site
Walkerplus - 映画 - ロードショー作品 - エイリアンズ・オブ・ザ・ディープ(日本語吹替版)
映画よりロングバージョンのDVD詳細

 深海オタク ジェームス・キャメロンが贈るアイマックス3Dドキュメンタリー映画第2弾。すでに2005年に日本公開されたもの。情報が遅くてすみません。たまたまDVDが先週発売されたので、メモしておきます。

 深海とはいえ予告篇を観ると、宇宙探査の映像もあり、アイマックス3Dドキュメンタリー映画第1弾『ジェームズ・キャメロンのタイタニックの秘密』(Ghosts of the Abyss)より凝ったつくりのような、、、。なかなか長編映画を作らないと思ったら、本当に自分の好きな道楽のようなものを撮っていたのですね。海洋冒険家を地で行っているいるわけで、深海オタクとしては本望の仕事なのでしょうね。

 IMAXとしては、メルシャン軽井沢アイマックスシアターで3/31まで公開中。

◆関連リンク
キャメロンの新作は3D映画の予定。でもどれが本当の次回作??
Avatar (Project 880) (2007)
The Dive (2008)
Battle Angel (Summer 2009)
ジェームズ・キャメロン、「銃夢」は後回し
ジェームズ・キャメロン、今度はダイビング映画に着手
映画館限定3D本格普及へ ハリウッド、DVDやホームシアターに対抗
・当Blog記事 スターウォーズを立体映画にする技術

DVD『エイリアンズ・オブ・ザ・ディープ』(Amazon)

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■神山健治監督 新作『精霊の守り人』

seirei_no_moribito
精霊の守り人
(公式HP) ここで予告篇とインタビューも観えます。

 『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』が今年の夏に向けて制作中の神山健治監督であるが、さらにその次回作が発表になっています。
 今度は和製ファンタジーのアニメ化。
 リンク先の原作者の上橋氏と神山監督のインタビューを見ると、『SAC』とも地続きな作品とのこと。公開(DVDのシリーズ??)が楽しみ。

上橋 書きたかったのはプロフェッショナルな人。誰かに頼るのではなくって、自分自身の力で全てを解決できなかったら、もうそこまでという覚悟を持って生きている切れ味のある女性。
神山 老獪な女戦士が登場するのが新鮮。

◆関連リンク
原作の公式HP(借成社) 元々原作の絵は、スタジオジブリのアニメータ二木真希子氏(フィルモグラフィ)なのですね。(シリーズの別の作品は佐竹美保) アニメ版のキャラクタデザインは麻生我等氏。
・二木真希子さんの自主アニメ(シネカリ)は凄く好きでした。も一回観たいです。「PAF(Private Animation Festival)のスターだった」(80年代前半の自主アニメ界の状況より)
上橋菜穂子著『精霊の守り人』(Amazon)

06.3/26追加
・shamonさんのTAF2006のI・Gブース詳細レポート

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2006.03.24

■コリー・マカビー監督 『アメリカン・アストロノーツ』上映会

aaphoto03lg FACTORY | TOKION presents『アメリカン・アストロノーツ』上映会
(アップリンクファクトリー)

 SF・ロック・ウェスタン・オペラ!?シュールなナラティブに、おしゃれでカルトな映像でSF宇宙へご招待!
 主人公の宇宙の運び屋サミュエル(コリー)が、電車型宇宙船に乗り、美女の星・金星にふさわしい「完璧な男性」を届けるため宇宙でロックする!惑星セスナの西部劇に登場するような酒場でダンス大会に出場したり、クローン製造機で女性を作ったり、殺す理由が無い人間しか殺せないサイコ・キラー ヘイズ教授に追いかけられたり…。
 4/1(土)12:00(上映), 14:00(上映+トークショー)

Cory McAbee THE AMERICAN ASTRONAUT(米国公式HP)
 soundtrack Trailer(予告篇)
 

 「シュールなナラティブに、おしゃれでカルトな映像でSF宇宙へご招待!」というコピーがなんだか恥ずかしいですが、ちょっと面白そうなので、掲載。
 予告篇を観てもなんだかどんな映画かさっぱりわからないところが、不安。
 もしどなたか観られたら、是非コメント下さい。

DVD(Amazon)

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2006.03.23

■新刊メモ 『頼むから静かにしてくれⅡ』 『夢みる宝石』

シオドア・スタージョン、ブラッドベリ他著、中村融編
  『SF映画原作傑作選 地球の静止する日』
 (Amazonではまだ予約不可)
  東京創元社 | SF映画原作傑作選 地球の静止する日(公式HP)

●収録作品
レイ・ブラッドベリ「趣味の問題」
ウォード・ムーア「ロト」
シオドア・スタージョン「殺人ブルドーザー」
ドナルド・A・ウォルハイム「擬態」
ハリイ・ベイツ「主人への告別」
ロバート・A・ハインライン「月世界征服」
ロバート・A・ハインライン「「月世界征服」撮影始末記

 『殺人ブルドーザー』 (落下イン石の謎/キルドーザー 孤島の殺人機械) 、懐かしいです。もう一回観てみたいものです。このころのSF映画って本数も情報も少なくて、SFマガジンの大伴昌司氏の<トータル・スコープ>(完全映画)とかの短い記事で、どんな映画なのだろうと、想像を膨らませていたので、なんかこのタイトルの字面だけで今でもいたく想像力を刺激します。
 ちなみに「究極映像」研は、ひそかに大伴昌司氏の「完全映画」紹介(<トータル・スコープ>)を読んだ時の興奮に少しでも近づくことをめざしています(^^;)。

シオドア・スタージョン著、永井淳訳『夢みる宝石』

 これはスタージョンの傑作長編の復刊。長編と言っても短いですし、読みやすいので、お薦めです。
 実は図書館の本でしか読んでなかったので、今回、購入しました。

レイモンド・カーヴァー著、村上春樹訳『頼むから静かにしてくれⅡ』

 村上春樹翻訳ライブラリーで、Ⅱが出ました。カーヴァーは作品数がそれほど多くないので、(つい、まとめて読みたくなるのですが)ゆっくり一冊づつ大事に読みたい作家です。(過去記事参照)

◆その他 イメージを探索する書物(?)

ジャン=クロード フォザ他,犬伏雅一他訳
『イメージ・リテラシー工場―フランスの新しい美術鑑賞法』
(Amazon)

 なんか面白そうです。でもフランス絵画が頭に浮かばない、、、ので図書館で借りる予定。

アンドリュー シンクレア Andrew Sinclair, 五十嵐 賢一訳
『フランシス・ベイコン―暴力の時代のただなかで、絵画の根源的革新へ』
(Amazon)

 デビット・リンチが敬愛する画家フランシス・ベーコン。「根源的革新」というような言葉に弱いのです。面白そう。(過去記事参照)

森遊机著『大塚康生インタビュー アニメーション縦横無尽』(Amazon)

 大塚康生氏のWEB峠の茶屋、ほのぼのとしてて、好きです。

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2006.03.22

■NAZCA 世界遺産 ナスカ展―地上絵の創造者たち

nazca_human-sm TBS『世界遺産 ナスカ展―地上絵の創造者たち』 国立科学博物館 (公式HP)

[東京]国立科学博物館 06.3/18~6/18
[鹿児島]鹿児島県歴史資料センター黎明館 06.7/26~9/3
[静岡]静岡県立美術館 06.9/12~10/30
[大分]大分県立芸術会館 06.12/10~2/4

 この展示会、凄く行きたいです。でも近所でやらない、、、残念。
 というわけで、グーグル ナスカツアー

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2006.03.21

■CUKR[ツックル]第4号より
   プラハ! チェコアニメ映画祭2006

CUKR[ツックル]編集日記

 定期購読させていただいているCUKR[ツックル]**チェコ総合情報誌 第4号が送られてきました。
 チェコ関連の情報が満載で充実しています。広告や記事にあった情報から下記関連リンクを作成しました。どれも楽しそう!! CUKR[ツックル]にはこれらに関するいくつかの読み応えある記事が掲載されています。

◆フィリプ・レンチ監督の映画
 『プラハ!』日本オフィシャルサイト REBELOVE(原題) チェコサイト
praha

これは目を開けて見る黄金の夢!
レトロでスタイリッシュ、そして味わい深い
美しいチェコデザインに彩られた恋愛物語

東京 渋谷Q-AXシネマ 03-3464-6277 2006年G.W公開
大阪  第七藝術劇場 06-6302-2073 2006年初夏公開予定
京都  みなみ会館 075-342-4050 2006年初夏公開予定
名古屋 名演小劇場 052-931-1741 2006年初夏公開予定

 チェコで大ヒットしたという2001年の映画。ポップな感じがとても良さそう。写真は左が日本、右がチェコサイトのもの。日本のは、恋愛ものの売りに合わせた写真ですが、チェコ版はデザインセンスが抜群で凄い。
 名古屋でも上映されるので、是非行ってみたいものです。

チェコアニメ映画祭2006 (REN CORPORATION)

新宿K’s cinema
Aプロ:4/1(土)~14(金)
Bプロ:4/15(土)~28(金)
連日 | 10:40 | 12:45 | 2:50 | 4:55 | 7:00 

吉祥寺バウスシアター
Cプロ:4/1(土)~21(金)
Dプロ:4/22(土)~5/12(金)
連日 | 10:45 | 12:45 | 2:45 | 4:45 | 6:45
※4/29以降、10:45の回はなし

 どれも面白そうですが、人形アニメのDプロと、Cプロのパヴェル・コウツキー監督作品が観たいものです。名古屋にも巡回してほしいものです。

■おまけ
アートアニメーション&マテリアル展(REN CORPORATION)

アートアニメーション約40作品の上映と、 造形や原画等作品素材の展示が観られる
イベント 『エレメント オブ マニア』 が開催されます。
3/1(水)~3/10(金) 3/4(土),5(日)休業
4/24(月)~5/2(火) 4/29(土),30(日)キッズデー   
会場:art+ Gallary

これは上のリンクにあった情報。どんなアートアニメが上映されるかの詳細はここ

◆シュヴァンクマイエル監督の新作「ルナシー」のポスター入荷(REN CORPORATION)

イジー・コラーシュの詩学
  阿部 賢一著『イジー・コラーシュの詩学』(Amazon)

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2006.03.20

★究極映像研究所★: 二周年

 2004.3/20からスタートした★究極映像研究所★ですが、本日で丸二年になりました。
 というわけでこの機に、少しだけここのBlogの軌跡を整理しておきます。(この手のBlogを始めてみようという方への参考にでもなれば。)

 2年間で書いた記事は772件。なんとか平均1件/日というところ。これ、勤め人の身としては仕事のネタは使っていないので結構しんどい(^^;)。サラリーマンエンジニアの日常なんて、Blogにするネタは企業秘密に阻まれて(^^)皆無ですし。

◆アクセス数
 んで、Blogにいただいたコメントは(自分の返信も入れて)580件。トラックバックは430件。アクセス数は図にしてみますね。
access_log

 06.3/19時点で総計424500件。平均616件/日。最近は800件/日前後で推移しています。(アクセス解析は04.4/29からスタート。)

 このようなBlogでこのアクセス数が多いか少ないかは、よくわかりませんが、学生時代にSFのファンジン(同人誌)を年数回、せいぜい各20-50部ほど刷っていた身としては、毎日800人の方に自分の文章を見ていただいているというのは、隔世の感があります。これもインターネットのおかげです。

 最高アクセスは、2004.9/14の5448件。
 これは記事「F14戦闘機が音速を超えた瞬間」がpya! で取り上げられた時です。この記事はその後もアクセスがコンスタンスに多くて、たぶんうちの記事の最大アクセス記事(これはココログのアクセス解析ではトータルでカウントできないのですが、、、)。
 2番目にアクセスが多いのは、たぶん「未来の車 GM Firebird Ⅲ」。これはある時期突然アクセスが延びて、今でも時々日ごとランキングの上位に来てます。だけど何故多いのか不明。YahooやGoogleの検索で、上位になるので「未来の車の絵」とか学校の宿題で出た時に、アクセスが増えるのかな?と思ってますが、真相は藪の中。この記事はお気に入りなので、アクセスは嬉しいです。

 あと毎日のアクセスのリンク元ランキングを見ていると、ブックマークからが、だいたい15%。あとの85%は、Googleやヤフーの検索から、トラックバック,リンクを張っていただいてるページから1-2%くらいづつで広く薄くという傾向です。

◆アフェリエイト

access_log2

 アフェリエイトについても興味のある方は多いかと思いますので、数字だけ。僕はどんなもののクリックが多いかとかわかるのと、好きな本やDVDが売れると単純に嬉しいです。記事だけ読みたい方には、クリックするとAmazonへばかり飛んでいくのでご不満な方もいらっしゃるかと、、、(知り合いには文句を言われた)。
 特典自体は微々たるもの。Amazonで3ヵ月ごとにポイントが貯まって、子供たちに本を選ばせてあげるのが、楽しみです。

最後にお礼
 このアクセスとアフェリエイト、それからいただくコメントやトラックバックを励みに、何とか2年間続けてきました。皆さん、ありがとうございます。(自分の好きなことを書いてるだけじゃないかと言われそうですが、結局(^^;))。
 今後も、こういう感じで楽しみつつやっていきますので、遊んでやってください。ではでは。

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2006.03.19

■YouTube - デビット・リンチ作品 vol.1

YouTube - Broadcast Yourself.
 David lynchで検索したら、Google Videoよりデビッド・リンチ関係がめちゃくちゃ充実。
 David lynch.comで公開されていたショートフィルムも登録されています。凄い。
 かなりトラフィックが重いので、別のことをしながら気長に待って観るのをお薦めします。

David Lynch's Wacky Cigarette Ad
 タバコのCM。火花と魚と水と逆転スローモーションとこの音楽、これでリンチフィルムになるわけです。

Ps2: David Lynch
 これは渋い。プレステのCMをリンチが撮っていたとは。

David Lynch's Bizarre Car Commercial
 Nissan Micra(日産マーチ)のCM。くちびるがいい。

David Lynch's Public Service Announcement
 ニューヨークをきれいに、というごみ捨て注意の公共広告。しかし、これを掲載した人は今まで作られた最も怖いCMと書いてます。

Rabbits episode 1
 これは傑作。『マルホランド・ドライブ』のナオミ・ワッツ, ローラ・エレナ・ハリングが出演。しかし着ぐるみ(^^;)。テイストはカラー版『イレイザー・ヘッド』なのだけれど、そこにソープ・オペラのように観客の笑い声がかぶる。このシュールを味わってください。

Luz Difusa
 これは本当にリンチか不明。長いので注意。

David Lynch Ideas
 映画のアイディアについて語るリンチ。

David Lynch
 lynch.comのリンチの天気予報

David Lynch Blind Soundmen & Dead Cats
 『イレイザーヘッド』のサウンドマンについて

◆関連リンク
・幕僚日誌Ⅲさんの 愛のYouTubeは楽しき無法地帯
 YouTubeの違法性について述べてあります。ここまでやっているので、著作権がクリアになったものを置いてるのかと思ってたら、まるで違うみたい。というわけで、ムービーの直接リンクは削除しました。

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2006.03.18

■攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Solid State Society

SSS

攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」の製作決定のお知らせ(PDF) (shamonさんのひねもすのたりの日々経由)
 このPDF、テキスト保存できないので、以下泣く泣くハンドで打ち込みました。

西暦2034年。難民蜂起事件から2年が経過していた。新人20名を増強した新生公安9課に新たな事件が舞い込んできた。梵の刺青を入れた13人のテロリストの連続自殺事件に絡む空港人質立て篭もり事件の鎮圧だ。結果、公安9課に追い詰められた立て篭もり犯は「傀儡廻し(くぐつまわし)が来る」と言い残し自ら命を絶ってしまった。時を同じくして数々の難事件が同時に多発していく・・・その影に潜む超ウィザード級ハッカー「傀儡廻」の存在。

新生9課の前に次から次へと立ちはだかる難事件全てが芸術的にリンクしていく。「傀儡廻」とは? 「傀儡廻」と素子の関係は?全ての事件の犯人は?そして結末は?謎が謎を呼ぶSolid State Society。

 ついに発表!! 2006.夏完成予定(100分)。酎犬八号さんの情報によれば、このPDFは、東証の情報開示サービス3月17日13時付よりとのこと。IGの株式公開で、ディスクローズが進んでいるわけです。しかしこのPDF読むと、「劇場作品クラスの制作費を投入」とあり、どうも劇場公開ということではないみたい。ハイビジョンと書いてあるので、もしかしてBSとかで放映か?? WOWOWなら即加入しなきゃ(^^;)。

plamo_tachikoma  それにしても神山監督節が炸裂しそうなストーリーですね、今回も。僕の期待は『攻殻機動隊S.A.C.2nd GIG』26話で描かれた日本独立路線(米帝への反旗)と「低きへ流れる水」である民衆がどう今度のストーリーで描かれるかということ。上の紹介文を読むと、「傀儡廻」とクゼを結び付けて考えたくなるのですが、そういう観客の予測を期待して書かれている文なので、どうひっくり返してくれるのか、まずは期待。

 それにしても、IGの下記公式ページの絵は、タチコマなのですが今度も登場するのか?!!キャストにはタチコマくんの名前はありませんが、、、。

 写真は、このニュースに喜ぶうちのタチコマ。塗りがあまくって、すみません。なにしろプラモは20年ぶり、許してたもれ。

Production I.G [最新情報]

東京国際アニメフェア2006のお知らせ@東京ビッグサイトイベント
3/25(土)13:00~13:30 攻殻sssトークショー
      14:00~14:30 押井監督・神山監督トークショー

◆関連リンク
東京国際アニメフェア2006 IG以外もいろいろ面白そう。
プロダクション I..G 松竹株式会社 最新TV アニメーション 製作発表会見
日時: 3月23日(木) 14:00~14:30 これはTV作品
最近の国内外の立体映画の動向
「広島アニメーションビエンナーレ2006 」開催発表
スペインの漫画家、ミゲランショ・プラドの新作長編アニメーション
 「DE PROFUNDIS (FROM THE SEA)」

ディグラ・フィルムズ (DYGRA FILMS)
 3D アニメーションの最新作「真夏の夜の夢」、2006 年スペイン・ゴヤ賞を受賞!


1/24プラモ S.A.C. 2nd GIG シリーズ No.1 タチコマ(Amazon)

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2006.03.17

■世界大風呂敷

sekai_ouburoshiki 世界大風呂敷展 布で包む物と心
         (名古屋市博物館)

18年4月8日[土]-5月17日[水]
世界の風呂敷大集合。
25ヶ国から400枚の風呂敷が集まりました。
こうしてみると、風呂敷が日本だけのものではなく、世界共通の文化であることがわかります。布で包むと、そこには、ものと一緒に心が包まれます。亡くなった人をまつる敬虔な心や、結婚を祝うめでたい心も、布で表現されます。

 (^^;) タイトルのインパクトだけで載せました。
 会期中、世界のほら吹きを集めて、大風呂敷大会が開かれる、、、、といいな。

大阪の国立民族学博物館で 02.10/3-03.1/14開催

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2006.03.15

■グーグル・マーズで火星旅行 Google Mars

google_mars
グーグル・マーズ(公式HP)
Google、火星表面を閲覧できる「Google Mars」を公開(ITmedia news)

 火星表面の一部が閲覧でき、実際に見たように表示される写真版のほか、人間の目では見えない部分も表示できる赤外線写真版と、標高に沿って色分けされた画像を切り替えて表示できる。
 1895年に火星表面のスケッチを発表したPercival Lowell氏の誕生日(3月13日)にちなんで、Google Marsを公開したとしている。

 まだまだ掲載されているのは狭い範囲ですが、これもミニ宇宙旅行が楽しめます。
 グーグルって本気でウェブ版「どこでもドア」を作りたいのでしょうね。いっぱい稼いでもらって、全宇宙をグーグルで観えるように、惑星探査機をどんどん打ち上げてほしいものです。(冗談じゃなく、ここ100年で太陽系は制覇しそうな予感、、、(^^;))

◆関連リンク 
Google Video "MARS"  
Visions Of Mars(Amazon)

当Blog記事
Google Earth 地球を手玉に、ミニ宇宙旅行
ムーン・サーフィン Google Moon
検索エンジンは世界を変えるタイムマシン??
 ジョン・バッテル著『ザ・サーチ グーグルが世界を変えた』
 
宇宙3題 新刊メモ 『恐るべき旅路 ―火星探査機「のぞみ」のたどった12年―』

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■Sony Style "Transformation"

sonystyleムービー (iron-kettleさん■ Sony Style "Transformation" CM」経由)

 トランスフォーマーは何度か紹介していますが、これは新手。ソニースタイルの商品の紹介をこんな形でやっています。 というわけで、ムービーの紹介も新手法。(これもiron-kettleさん経由のyukotan hourさんのブログに動画を貼る方法より)

 このムービーの後半で出てくる小型のノートPCみたいのは、見たことのない製品ですが、何なのでしょう?DVDプレイヤー?知ってる方、教えてください。

 以前も何回か紹介させていただいているCGのCMやPV紹介が素晴らしいiron-kettleさんですが、最近、紹介ペースが急ピッチ。しかもどれもレベルが高くて凄いです。全部紹介したいのですがそういうわけにもいかないので(^^;)、皆さん、iron-kettleさんで直接お楽しみ下さい。

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2006.03.14

■ボストン・ダイナミクス 気持ち悪い大イヌロボットBIG DOG 

BIG_DOG
YouTube - Robotic Mule - TechEBlog.com(ムービー)

 あちこちで取り上げられているので観られた方も多いでしょうが、このムービーはなかなかのインパクト。はっきり言って気持ち悪さとけなげさの中間というところでしょうか。
 「未来のロボット文明からはロボット虐待のはしりとみられるのでは」というコメントをしていた方がいましたが(Slashdot)、一票!あとこれはエンジン駆動ですが、今のところバッテリよりもガソリンのエネルギ効率が高いので、長距離向けでしょう。

ボストンダイナミクス:BOSTON DYNAMICS BIG DOG(公式HP)
 ボストンダイナミクスを作った人は、MIT LEG LAB.にいた人のようです。

 MIT LEG LAB.の研究には面白い動きのロボットがいろいろありますが、特に下記のロボットの動きが良いです。で、これを組み合わせると、BIG DOGになるわけです。やはりぬいぐるみ的なものをかぶせると不気味になるのでしょうね。

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2006.03.13

■京極夏彦 ゲゲゲの鬼太郎'80を語る

京極夏彦 ゲゲゲの鬼太郎'80を語る

 ところがそれは杞憂に終って、第三期のリニュウアルはとても見事なものだったんです。 旧作の鬼太郎が物語性重視の作り方だったのに対し、第三期は「ゲゲゲの鬼太郎」をキャラクターマンガとして捉え直すという戦略だったわけですね。
 第三期鬼太郎が、日本の妖怪文化に与えた影響って、実はすごく大きいだろうと考えてるんですよ。テレビアニメの関連本であるにも関わらず、過去の妖怪図鑑と見比べても遜色のない「アニメの妖怪図鑑」が多数出たし、雑誌媒体も対応した。それを見て育った人たちは、ぱっと見て、あ、これぬらりひょんだ、とわかるようになった。

 京極夏彦氏がDVDボックスゲゲゲの鬼太郎1985 DVD-BOX ゲゲゲBOX80'sの発売にあわせて、語っています。自身は第四期『言霊使いの罠』でシナリオも書いて、あげくに声優としても登場(『ゲゲゲの鬼太郎解体新書』)。水木マニアの夢を実現してますね。

 僕は鬼太郎というと、幼少で観たやはり第一期。「大海獣」のインパクトは今でも忘れられません。あの異様なイメージに白黒テレビの前でおののいていました。妖怪ファンというよりは、怪獣ファンだったので。

◆関連リンク
ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大事典妖怪リスト

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2006.03.12

■福岡ARTIUM シュヴァンクマイエル展 と
   ゲルダシュタイナー&ユルグ・レンツリンガー

造形と映像の魔術師 シュヴァンクマイエル展(三菱地所アルティアム)
(ununさんの「~~ゆらゆら大陸~~ - 福岡ネタです」経由)

ARTIUM 三菱地所アルティアム
福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8F
2006.4.27 → 6.4 (5.16は休館日)
 この展覧会では、シュヴァンクマイエル夫妻の創作活動全般にスポットを当てます。映像作品に加え、絵画やオブジェなどの造形作品約100点に、シュルレアリスムの実験などの資料を交えつつ、シュヴァンクマイエル夫妻による「造形」と「映像」の世界を紹介します。

 葉山と新潟で開催された「造形と映像の魔術師 シュヴァンクマイエル展」の福岡版。展示数は約100点と規模を縮小されているようです。見逃した方、九州地方のファンの方は楽しみな企画です。 ATIUMって、いろいろと面白い展示をされているようですね。

Gerda Steiner & Joerg Lenzlinger Exhibition
  "Night Moths in the whale belly" ~揺れる夜の庭園~

gerdasteinerjoerglenzlinger

スイス出身のゲルダ・シュタイナーとユルグ・レンツリンガーによる日本初の個展。有機質と無機質な物体を組み合わせた大型インスタレーション"Night Moths in the whale belly(クジラの腹中の蛾々)"のテーマは、闇に降り注ぐ大きな空中庭園。独特な空間を味わってください。

 たまたま今日STUDIO VOICE 06.04月号でスイスの面白そうなアーティストを立ち読みしたのですが、そのゲルダ・シュタイナー&ユルグ・レンツリンガーの展覧会がこのARTIUMで06.1月23日(月)~2月28日(火)に開催されていたようです。
 生物をオブジェとして、なにやら奇怪/幻想的な作品になっています。実物を観てみたい。金沢21世紀美術館でも昨年『ブレイン・フォレスト』というのが展示されたようです。
 Googleイメージ検索で他の作品も観えます

◆関連リンク
ARTIUMで開催されたこれも面白そう
 →「VOLKS Jr.ウルトラワールドの世界展」の展覧会カタログ
・当Blog記事 造形と映像の魔術師 シュヴァンクマイエル展
STUDIO VOICE 06.04月号 大竹伸朗(Amazon)

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2006.03.10

■高城剛監督『バナナチップスラブ』BANANACHIPS LOVE

bananachips_love
バナナチップスラブ - Wikipedia

『バナナチップスラブ』は、1991年10-12月フジテレビにて木曜深夜24:40-25:10に放映されていたテレビドラマ。当時としては異例の全編ニューヨークロケを行った。全12話。
主題歌:「月の裏で会いましょう」オリジナル・ラブ
エンディング曲:「Give us a chance」
 メロディセクストンwithパチニサウンドファクトリー
劇中歌: 藤原ヒロシ「DAWN」、DUB MASTER X

 ひさしぶりにこのドラマを思い出して、VTRを引っ張り出してキャプチャーしてみました。
 高城剛の作品でたぷん最高のものかもしれません。(というかバブルな時期にメディアの世界でハイパーメディアクリエータともてはやされて名前は売れたけれど、監督としてはPVの他はTVドラマシリーズがたしかこれを含め3本(『アルファベット2/3』『彼の太陽、彼女の月』))あるきり。STUDIO VOICEのエッセイ『大穴イッパツ』とこのドラマが高城の生みだした作品で一番好きです。アメリカのバイオスフィアを題材にした映画を一時撮ると書いていて随分期待したのですが、結局いまだに実現していません。

 この『BANANACHIPS LOVE』も既に15年も前の作品なのだけれど、今観ても大丈夫。VTRにいっしょに録られている当時のTV CMの映像が古い感じに見えるのに比べて、このドラマ本編はむしろ現代的。十年くらいは進んだ映像だった(?)。いろんなシークエンスを短く並べてドラマとシャフルしているのが新鮮でした。

 掲載した写真で見てもらうとわかるけれど、顔の斜めアップが画面の端にレイアウトされているのが特徴的。これって金田伊功とかのアニメの影響かもね。高城自身、文庫を読みながらブツブツちょっと哲学的な独り言を言うニューヨークの日本人として怪演を見せてます。

 ふたごの外人とサンキ・リーと、アレン・キンズバーグやティモシー・リアリーが出たり、サブカルな味付けも当時のマニアをひきつけるアイテムでした。だけれども一番人気はやはりこの写真にもある双子の変な外人。「さぁーて、次回(じぃかい)は」と「んがぁぐぐっ」(サザエさんの予告のパロ)が忘れられません。DVDの発売を望みたい。
 というより、あれだけ吹いていた高城は映画なりちゃんとした作品を生み出すノルマがファンに対してまだいっぱい残っていると思う。いまだに懲りずに僕は新作を待ってます、がんばれ。(フランキーオンラインまで追っかけてた私にはこれくらい言う権利があると思うぞ(^^;))

◆関連リンク
・高城剛が書いているBlog Doblog - Advisory Staff blog -(sony style)
 2004.6~書かれていない。
バナナチップスラブについて語ろう!!(2ch)
高城.com ここのプロフィールだと、高城って、東映アニメーション取締役なんだ。、、、でも当の東映アニメーション公式HPには名前がないので、既に退任??
ORIGINAL LOVE『月の裏で会いましょう』 (Amazon)
 すぐ聴いて見たい人は、i-tuneで検索して視聴してみてください。
 3バージョン出てきますが、『singles』に入ってるのがドラマで使われたオリジナル版です。
・現在廃盤のVTR
Bananachips_love_vtr
高城剛監督『BANANACHIPS LOVE 2』 『BANANACHIPS LOVE 1』 (Amazon)
・スタジオボイス編集長→フランキーオンラインへ転じた江坂健氏のBlog esaka takeru's memo 江 坂 健 の 備 忘 録
東京(仮)さんの: 高城剛アーリーワークス(初期作品リスト)

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2006.03.07

■インタビュー:『どんがらがん』編者 殊能将之先生

Online Web Magazine Anima solaris アニマ・ソラリス
『どんがらがん』編者インタビュー:殊能将之先生

松崎健司氏(インタビュアー)
 ところで、先生は本家サイトのReading diaryコーナーでデイヴィッドスン以外にもいろんな未訳作品の紹介をされていますが、アヴラム・デイヴィッドスンに続いて、もしまた短編集の企画が通るとしたら、どなたの作品集がお勧めでしょうか?

殊能将之氏
 フィリップ・ホセ・ファーマー。
 ポリトロピカル・パラミス(「ダイヤモンドは洗うべからず」「わが虫垂の内なる声」「真鍮と黄金」「だれに樹が作れよう」「シュメールの誓い」)を全編収録して、あとは「キング・コング墜ちてのち」と「わが内なる廃虚の断章」かな。英語で読んだことがないので、未訳短編は知りません。

 このほかにも、アヴラム・デイヴィッドスンについてはもちろんR・A・ラファティやジーン・ウルフについて、むちゃくちゃ濃いインタビューが読めます。オススメ。

◆関連リンク
・もっと濃い話を読みたい方 → 殊能氏自身による編者インタビュー
松崎健司氏のHP  とりあえず、ラファティ

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■渡辺歩監督 映画ドラえもん『のび太の恐竜2006』

Doraemon_2006
アニオタフォースさん: ドラえもん のび太の恐竜2006
 「超法規的措置で入手した」という作画スタッフリストが載っています。これは必見、、、と言ってもアニメータのことは古いところしかわからない私は恥ずかしながら才田俊二くらいしか知らない。誰か詳しい方、この人はこんな作画をしてたという情報をPlease !

 声とアニメーションの絵の違いで随分今までのドラえもんと違って感じられた(私は娘を連れて毎年観に行ってるのです。本作でついに初めて一睡もしなかった(^^;))。特に絵の違いは、今までのドラえもんがどっか平板な2次元的な絵だったのが(今回も当然2次元ではあるが)生き生きと感情を持って体とアニメのメタモルフォーゼやデフォルメや線で感情を目いっぱい表現していて良かった。のび太の感情描写が特に。
 それから、ドラえもんも藤子F不二雄の絵のタッチを今回、再現しようとしたもので、原作の雰囲気をうまく拾い上げていたと思う。これも○。あと物語的にも、道具の使用に制限を持たせることでドラマにもちゃんとした緊迫感があって、なかなかGOOD。

 一番期待した作画だけれど、だれ場はあるけれどかなり緊張感ある作画で、楽しめます。上の画像のプロモにあった部分が白眉。もっと過激にやってほしかったりもするけど、、、。いい絵作りされてます。

 うちの娘は今までのドラえもんだけでなく、観た映画全ての中でベストワンと言っております。ただ絵はいつもの絵のほうが良いようで「これで絵が普通のドラえもんならもっと最高なのに」と言ってましたが、、、。良かった、作画オタクの血はついでない(^^;)。

 近くの席では恐竜が出てくるたびに、その名前を叫んでいたうるさい小学生(高学年男子)2人がクライマックスで涙でグチャグチャになっていました。子供にはオススメ。

◆関連リンク
・当Blog記事 ドラえもんプロモーション映像について

うちの子供が原作を買いました。読んでみると今回の映画はストーリーからセリフまでほとんど原作に忠実。その中で前半ののび太の丁寧な描き方がこの監督のこだわりと読めます。

P.S. しかし今年初の映画館での映画がドラえもん、、、、寂しくなります。もっと映画館へ行こうっと。

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2006.03.06

■ジーン・ウルフ 『デス博士の島その他の物語』
  The Island of Doctor Death and Other Stories and Other Stories

TheIslandofDoctorDeathandOtherStories  SFマガジンで「デス博士の島その他の物語」と「アイランド博士の死」は学生時代に読んでいたのだけれど、面白かったという以外、実にきれいさっぱり忘れていました(^^;)。というわけでほとんど初読の楽しみを今回味わいました。
 面白かった順に書くと「アイランド博士の死」「デス博士の島その他の物語」「アメリカの七夜」「眼閃の奇跡」「死の島の博士」。僕は「アイランド博士の死」が圧倒的。本当にすごい作家だと感じました。
 技巧派とか叙述の人だとかの評判は確かにそうなのだけれど、この一冊を通して読んでみて、書くことによるユニークなイメージの構築と書かないことによる想像力の刺激とが、渾然一体となって素晴らしい小説世界を作り出している。本当に凄いので、小説読みの皆さんには是非ともお薦め。

では、一編づつの感想です。ネタばれ全開ですので、ご注意を!!

◆「デス博士の島その他の物語」 The Island of Doctor Death and Other Stories
 ある陸つづきの島に住むタックマン・バブコック(タッキー)という主人公の少年を二人称で描いた短編。少年の読む本『デス博士の島』の現実への侵入と、離婚後再婚を考えている母親とタッキーの物語。
 スティーブン・キング『シャイニング』を思い出した。どちらかというとその映画化作品キューブリックの『シャイニング』のホテルのバーに現れるゴースト達のイメージかもしれない。
 健全な魂の持ち主として描かれる少年の心に家族環境の影響が出ていることは明らかであるが、そこは直接描写されることはない。その影響の描写としての本の世界の現実への侵入。そして少年が短編の最後で見る母親の実態と本の結末。ラストの一文が物語の重層的な構造から様々なイメージを想起させ、深い味わいを作り出している。

「きみだってそうなんだ、タッキー。まだ小さいから理解できないかもしれないが、きみだって同じなんだよ」

◆「アイランド博士の死」  The Death of Dr. Island
TheDeathofDrIsland_jupiter  木星の白斑上空に浮かぶ強化ガラスで作られた人工の衛星。その中に作られた海と人工知能(らしき)島であるアイランド博士。そしてそこで精神病の治療を受ける三人の登場人物。、、、このイメージだけで僕は既にイチコロです。こういうのを読むと、つくづく「SFは絵だ」という名言を思い出します。
 精神病の治療を受ける三人のうちの一人、脳梁をメスで切られ二つの分離した脳を持つニコラス少年が主人公の三人称小説。しかしその治療の真の対象は○○○らしい。
 ここでは主人公が実はその世界の主役ではないことがほのめかされ、そのことによる不気味な不安感が物語りのトーンを支配している。ここがこの短編のひとつの大きな魅力になっている。「デス博士の島その他の物語」が二人称で語られていることで真の主人公が物語りの外部に存在する気配を感じさせていたのを想起させる。
 僕が凄いと思ったのは、主人公ニコラスがアイランド博士との会話で過去の母親との記憶を話すシーン。アイランド博士に話したニコラスの言葉「あんたは復活祭の飾り卵だ」。それからアイランド博士の推定「復活祭の卵はきれいな色に染まっているし、私の色彩は美しい-そういう意味だね、ニコラス?」。
 その後に記述されるニコラスの記憶。

 その卵は母が面会日に持ってきてくれたものだが、母にそんなものが作れたはずはなかった。(略)その金色は、精密機器をシールドするのに使われる純金のそれだった。卵の表面に小さな星をちりばめた結晶炭素の透明な薄片は、実験室の高圧炉の産物としか考えられない。(略)卵は二人のあいだの無重力の中にうかび、香水の匂う母の手袋の記憶とともに、ゆっくり回転していた。(P103)

 これはアイランド博士に語られることはない。人工知能の持ったものと少年のイメージのあまりの落差。とりわけ少年のイメージの質感を想像すると胸にぐっとくる。そしてここが「デス博士の島その他の物語」へ繋がっていく。こうした部分をSFが持ちうる情感の最先端と呼んだら、誉めすぎだろうか。

◆「死の島の博士」 The Doctor of Death Island
 殺人を犯して刑務所で暮らす主人公アルヴァードが癌にかかり延命のため冷凍睡眠に。
 そして数十年後、癌治療どころか永遠に生きられる生命技術を得た人類を目の当たりにするアルヴァード。その世界では彼が発明した読者と(人工知能で)対話する本が普及しもはや人は識字能力を失いかけている。
 ウィルスのように本を侵食していくディケンズのキャラクター。死と病から逃れた世界を描いているのに、何故か読後は相当に病んだイメージ。悪夢のような対話する本と刑務所の息苦しい描写が作り上げたイメージだろう。

◆「アメリカの七夜Seven American Nights
 ミュータントだらけの未来のアメリカへやってきたイランの青年ナダンが経験する幻惑に満ちた世界。これをナダンの日記という体裁で描いた小説。
 劇場で買った六個の卵菓子のうちのひとつに自分が仕込んだドラッグ。これをロシアンルーレットのように一晩にひとつづつ食べるナダン。どこからが幻覚でどこからが現実なのか、それが未来世界の幻惑とまじりあって、アメリカなのにとても中東風な幻想的世界に感じられた。
 朝食をとるホテル近くのレストランを描写するところがわざと矛盾させてある。叙述によるトリックのウルフによる読者への信号。丹念に追っていったらきっとどれがドラッグの幻覚かわかる仕掛けがあるのだろうけど、僕はあきらめた。
 そしてラスト。ナダンが出会って恋した女アーディスとのデート。「これまでの一生で、あの小さなボートに乗っていたときほど幸福だったことはない。」そうした甘ったるい砂糖菓子のようなどこにでもある恋愛風景の後に仕掛けられたウルフの罠。ここでは暗闇の中でナダンが酒に灯された明かりで見たアーディスの真の姿に関する描写は少ししかない。恋愛シーンに感情移入した読者は自らの想像力で幻想のトラウマを味わうことになる。

◆「眼閃の奇跡」 The Eyeflash Miracles
 網膜が破壊された少年リトル・ティブの物語。少年の一人称で一見ジュヴィナイル的な描写。そして明らかになる医学実験と少年の秘密の能力。
 頭のねじが外れた教育長パーカーさんとその召使いニッティ。見えない巨大女とキリストを意味するライオンと神学のプリティーヴィー博士と足の悪い女の子ドロシーと、「わしの話しのネジを巻いてくれ」と言う銅男。
 少年の空想と幻想がないまぜになり、これまた幻惑的な小説世界となっている。こう書くとファンタジーのようですが、それでも硬質なSFフィーリングに満ちている。

◆関連リンク
未来の文学『デス博士の島その他の物語 (amazon)
ジーン・ウルフ 岡部 宏之訳『新しい太陽の書① 拷問者の影』 (amazon)
 しばらく前に復刊されたが、現在amazonは品切れ。私は『独裁者の城塞』『警士の剣』を先週買いました。来週から読む予定。
国書刊行会告知SFに何ができるか――ジーン・ウルフを語る

★三省堂SFフォーラム★ 『デス博士の島その他の物語』刊行記念
柳下毅一郎さん・山形浩生さんトークショー
日時:3月4日(土) 開場17:30 開演18:00
場所:三省堂書店 神田本店8階特設会場

・若島正氏のただし書き 「デス博士の島その他の物語」ノート

SFM7211_TheIslandofDoctorDeathandOtherStoriesSFM721102_TheIslandofDoctorDeathandOtherStories  SFM7509_TheDeathofDrIsland
 SFマガジン掲載時「デス博士の島その他の物語」(左)は、A・デイビットスン「どんがらがん」と同じ号('72.11)。なんか凄いですね、SFって過去の資産でまだまだ食えるということでしょうか。にしてもイラストが楢喜八とは選んだ編集者はどういう感覚?(楢氏のイラストは大好きなのだけどさすがにウルフには合わん)
 「アイランド博士の死」(右)は、ティプトリーの「愛はさだめ、さだめは死」と同じ号('75.9)。こちらは中村銀子氏のイラスト。翻訳は伊藤典夫氏と浅倉久志氏の共訳ですね。
・殊能将之氏のケルベロス第五の首:勝手に広報部
 『デス博士の島その他の物語』のリンクもあります。
 殊能氏の「アメリカの七夜」の“真相” インターネットの諸説をチェックして一押しの解釈も紹介されています。
2ch 【新しい太陽の書・ケルベロス】ジーン・ウルフ第2の首
 06.3/5付けNo.418の書き込みに、柳下毅一郎・山形浩生トークショーのレポート。

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2006.03.05

■今夜のNHKは凄い!
   『ダーウィンの悪夢 Darwin's Nightmare』 『ながらえば』

BS1世界のドキュメンタリー『ダーウィンの悪夢』前・後編
 BS1 3月5日(日) 22:10~24:00

darwins_nightmare  柳下毅一郎氏映画評論家緊張日記の下記の記載を読んで、是非観たいと思っていた映画。柳下氏をして「この世の地獄」と呼ばれる現実とは?

アフリカ最大の湖、タンザニアのヴィクトリア湖周辺で生きる人々について描いたドキュメンタリー。これはもはや映画としてどうこうというレベルではなく、写っている現実が凄すぎる。「地獄」としか呼びようがないのです。 この世には地獄が存在します。この映画こそその証拠です。

 ・はてなダイアリー - ダーウィンの悪夢とは
 ・公式HP

「NHKアーカイブス」06.3/5 24:00-ながらえば』(65分)
1982年(昭和57年)11月3日 放送 作: 山田 太一 演出: 伊豫田 静弘

nagaraeba  隆吉(笠 智衆)は、息子の転勤にともなって、名古屋から富山へと移り住むことになった。しかし、隆吉の妻もと(堀越 節子)は入院中のため名古屋に残ることになった。
 富山に引っ越した翌日、隆吉は名古屋に行きたいと言い出す。息子夫婦の説得に一度は諦めるが、翌日、隆吉はほとんど金も持たず家を飛び出す。その頃、名古屋のもとの容態が急変していた……。

 笠智衆ファン、山田太一ファンは必見。23年前の山田太一の傑作です。

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2006.03.01

■テリー・ギリアム『タイドランド』予告篇
   Tideland trailer

tideland

 Tideland(公式HP) 予告編が公開になっていました!
 しかし、いまだ公開日は未定のようです。はやく公開されないかなー。なかなか不気味かわいい出来のようです。

◆関連リンク
当Blogの以前の記事より下記抜粋。(明日は4時起きなので楽します)
ギリアム 『タイドランド』インタビュー
・ミッチ・カリンの原作『タイドランド』。Amazonカスタマーレビューからあらすじ抜粋。なんか凄そう。ギリアムにぴったりか。以下ネタばれ注意!!

主人公が11歳の少女なんです。だから、彼女の眼を通して語られる世界は空想に侵蝕されて、暗くて厳しい現実がボカされてしまうんです。両親は薬中で、若い母親はそれが元で死んでしまう。父と娘は母を置き去りにして、テキサスの田舎の今は誰も住んでいない実家に逃げるようにして帰ってくる。でも、父親の方もその日のうちに椅子に座ったまま死んでしまう。少女は、父の死を受け入れず眠っているのだと思って日々を過ごす。話相手は、ガレッジセールで手に入れた幾つかのバービー人形の首。彼女とバービーちゃんとの冒険に満ちた日々。静かに腐っていく父親。やがて、少し離れたところに住む少し変わった住人が現れて・・・・。

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