■筒井康隆著 『パプリカ』 アニメ化
今敏監督 筒井康隆原作「パプリカ」アニメ化
(anime anime news)
『パプリカ』を読んだのは既に10年近く前になると思うのだけど、幻想的なシーンが素晴らしかったので、今監督がどう料理するか、とても楽しみです。筒井の幻想描写って凄いですよね。
アニマックスで断片的なシーンが放映されている。
また先週の今敏監督『千年女王』の放映時には『パプリカ』のアフレコのメイキングが3分ほど紹介された。筒井康隆氏と今監督がアフレコにチャレンジ。バーのマスターとバーテン役。さすが筒井氏は役者としても経験が豊富なので、無難にこなしているようだったけれど、監督は「自分にがっかり」と冷や汗かきながらの風情。
以下、そのメイキングで拾った筒井氏のコメントです。
筒井 千年女優を拝見してこういうことができるのならぜひパプリカもやってほしいと私がお願いした。小説より単純化されていてその分迫力が出てきてますね。
音楽も今日聴かせてもらって素晴らしいから、成功だこれは。
★06.4/17 追記
翌週の『東京ゴッドファーザーズ』放映時にアフレコレポート第二段で、江守徹と今敏が出てました。新しい情報としては、映画公開が07年ということ。当初06年公開だったのが、延期になっているようですね。ファンの方、まだまだ先です。
◆関連リンク
・マッドハウス
・筒井康隆ホームページ(公式HP)
・筒井康隆『パプリカ』(Amazon)
・筒井康隆原作,萩原玲二漫画『パプリカ』(Amazon)
精神医学研究所に勤める千葉敦子のもうひとつの顔は「夢探偵」パプリカ。患者の夢を共時体験し、その無意識へ感情移入することで治療をおこなうというものだ。
巨漢の天才・時田浩作と共同で画期的サイコセラピー機器「DCミニ」を開発するが、ノーベル賞候補と目されたことで研究所内には深刻な確執が生じた。嫉妬に狂う乾副理事長の陰謀はとどまるところをしらず、やがてDCミニをめぐって壮絶な戦いが始まる!
現実と夢が交錯する重層的空間を構築して、人間心理の深奥に迫る禁断の長篇小説。
彼女のコードネームはパプリカ。美貌の天才サイコセラピスト。そしてもうひとつの顔は、男たちの夢にダイヴする夢探偵。不可知の領域、潜在意識の混沌である夢の世界を取り上げ、精神の深淵に迫る禁断の長篇小説。
・パソコンテレビ GyaO 筒井康隆劇場 (放映中)
【原作】筒井康隆 「信仰性遅感症」「だばだば杉」「おれは裸だ」「活性アポロイド」
第一話を観ましたが、凄いバカバカしい。オススメはできません(^^;)。
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コメント
上田早夕里さん、こんばんは。
>>これ、筒井さんの役はウェイターの玖珂だそうです。
修正情報、ありがとうこざいます。アニマックスの番組ではこのような紹介だったのですが、、、。
来春(お正月)公開とのことで、今から楽しみですね。
投稿: BP | 2006.09.17 22:48
> 筒井康隆氏と今監督がアフレコにチャレンジ。バーのマスターとバーテン役。
これ、筒井さんの役はウェイターの玖珂だそうです。以下のサイトにも記述があります。
●「筒井康隆氏についての…」
http://d.hatena.ne.jp/flow2005/
(「2006年9月以降の予定」の項目に記述あり)
私が伝え聞いた話によると、某所で筒井さんご自身による発言があったそうです。
投稿: 上田早夕里 | 2006.09.17 15:11
shamonさん、こんばんは。
やっとブログ復活しました。こんなに長いことつながらなかったのは初めてで、もしかして日ごろの無断画像使用か、『ゲド戦記』関係でクレームが付いて、ココログに勝手に閉鎖されたかと、ビビリました。
おととい異常にアクセスが伸びてたのは『パプリカ』のニュースで検索して、うちのページへアクセスする方がたくさんみえたのが理由だったのですね。
『パプリカ』入賞するでしょうか。
というか、本当は『パプリカ』よりリンチの新作の情報に興味津々なのですが、、、、(^^;)
投稿: BP | 2006.09.07 00:37
こんばんは。
ベネチアでは大絶賛の嵐、みたいです^^。
お正月の上映が楽しみ。
投稿: shamon | 2006.09.03 23:57