« ■リチャード・リンクレイター監督『スキャナー・ダークリー:A Scanner Darkly』
  アニメと実写を融合した技法「ロトスコープ」とは
| トップページ | ■新刊メモ 高畑勲・大塚康生・叶精二・藤本一勇著
   『王と鳥~スタジオジブリの原点~』  と  環境現象学 »

2006.08.04

■黒沢 清『黒沢清の映画術』
  KIYOSHI KUROSAWA EARLY DAYS

黒沢 清『黒沢清の映画術 (新潮社)

映画の新しい波は、いつも「世界のクロサワ」が出発点だった。伝説の8ミリ学生自主映画製作集団「パロディアス・ユニティ」から『LOFT』まで、映像の魔術師が全ての秘密を明かす決定版自伝!

第1章 映画に魅せられて 一九五五‐一九八二
 (神戸の映画狂少年 助教授・蓮實重彦との遭遇と「パロディアス・ユニティ」 ほか)
第2章 「日本のゴダール」と呼ばれても 一九八三‐一九九二
 (ピンクかATGかで『神田川淫乱戦争』 幻の「女子大生・恥ずかしゼミナール」 ほか)
第3章 「プログラムピクチャー」パラダイスの内と外 一九九二‐一九九七
 (初めての不遇時代 「Vシネマ」共和国にて ほか)
第4章 9・11以後に映画を撮ること 一九九八‐二〇〇六
 (どこへ行きたい?海外へ… 役所広司の映画の系譜 ほか)

 黒沢清の本は、文体がクールで好きです。この新刊も目次を眺めていると、非常に興味深い。特に第4章、9・11以降というのが、黒沢映画にどう影響しているか、本人の自覚の言葉を読んでみたい。

◆『黒沢清の映画術』発刊記念 KIYOSHI KUROSAWA EARLY DAYS

2006年8月4日(金)・8月5日(土)(2日間)
Aプログラム
白い肌に狂う牙 1977(33分) 監督/黒沢清
  出演/片山善智 小松弘美 木暮治(万田邦敏)
SCHOOL DAYS 1978(45分) 監督/黒沢清
  出演/宮城恒夫 森本隆司 蓮實重彦
SCHOOL SOUNDS 1978(30分) 監督/パロディアス・ユニティ(万田邦敏、黒沢清、田山秀之)
  出演/森野真理子 笠原幸一
Bプログラム
東京から遠くはなれて 1978(35分) 監督/田山秀之 撮影/黒沢清 
  出演/万田邦敏 黒沢清
しがらみ学園 1980(63分) 監督/黒沢清
  出演/森達也 久保田美佳 鈴木良紀
逃走前夜 1982(8分) 監督/黒沢清 万田邦敏 
  出演/浅野秀二 塩田明彦
トークプログラム  
出席:蓮實重彦(映画批評家)、青山真治(映画作家)、黒沢清(映画作家)

主催:アテネ・フランセ文化センター 共催:株式会社新潮社
協力:黒沢清監督 万田邦敏監督 映画美学校

 今日は引用ばかりですが、幻の作品群の上映会。凄いのは出演者。いったいどんな映画なのでしょう。ものすごいマニアック。このような土壌で、監督黒沢清は作られてきたのですね。

黒沢 清『映像のカリスマ・増補改訂版』(Amazon) 復刊されたようですので、お早めに。

|

« ■リチャード・リンクレイター監督『スキャナー・ダークリー:A Scanner Darkly』
  アニメと実写を融合した技法「ロトスコープ」とは
| トップページ | ■新刊メモ 高畑勲・大塚康生・叶精二・藤本一勇著
   『王と鳥~スタジオジブリの原点~』  と  環境現象学 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/24373/11269415

この記事へのトラックバック一覧です: ■黒沢 清『黒沢清の映画術』
  KIYOSHI KUROSAWA EARLY DAYS
:

« ■リチャード・リンクレイター監督『スキャナー・ダークリー:A Scanner Darkly』
  アニメと実写を融合した技法「ロトスコープ」とは
| トップページ | ■新刊メモ 高畑勲・大塚康生・叶精二・藤本一勇著
   『王と鳥~スタジオジブリの原点~』  と  環境現象学 »