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2006.08.20

■エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー回顧展カタログ

チェコアートセレクトショップ ANO エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー関連図録等

Eva_1 『エヴァシュヴァンクマイエロヴァー回顧展カタログ』
EVA 回顧展図録 チェコ版  縦17.5×横15.5  全106P
※テキストはチェコ語です
昨年逝去したエヴァシュヴァンクマイエロヴァーのプラハでの回顧展図録です。本国でも人気のカタログで、品薄状態のチェコ版。

 先日記事にしたチェコで開催された回顧展の図録を上記リンクの通販で入手しました。
 いままでの各種展示会のカタログ、単行本(『ANIMA ANIMUS ANIMATION』、『Jidlo』『GAUDIA―造形と映像の魔術師シュヴァンクマイエル幻想の古都プラハから』)とダブリが少なく、50枚ほどのエヴァの作品を堪能することが出来ます。

 特に昨年の葉山の展示会でもの凄く印象に残ったメディアム・ドローイングという近年の作品群7点が掲載されており、これが観られただけでもとてもよかった。
Fr0001  エヴァシュヴァンクマイエロヴァーの作品というと、『オテサーネク』の絵本の印象が強いのだけれど、このメディアム・ドローイングの作品群は、それよりクールな狂気に満ちたシュールリアリズムらしい傑作。

 たとえば左がそのうちの一枚であるが、インパクトのある幻想的な絵で力強さが素晴らしい。
 特に印象的なのが、目の多用。この作品群のほとんどが、たくさんの目を持っていて、観るものに鋭い視線を容赦なく投げかけている。
 精神医学的にみると、いろいろと分析の言説が出てくるのだろうけれど、まずはこの幻覚的な迫力を楽しみたい。

 それにしてもこのシリーズは、21世紀になってから描かれはじめたもの。この後、さらにそれを進化させてエヴァがどのようなビジョンをプラハの地から発信してくれていたかを想うと、亡くなったのが本当に残念でならない。改めて、合掌。

◆回顧展 関連リンク
 ネットを検索して、なんとかこのチェコの回顧展の情報を入手しました。
GalerievaclavaspalyRetrospektiva Evy Švankmajerové Aktuᬮě.cz
WWW Galerie Václava Špály ギャラリーの公式HP(右が外観)
 Eva Švankmajerová - Deník 1963 - 2005 英語ページ
  Národní třída 30 110 00 Praha 1
  Otevírací doba: Denně kromě
  pondělí: 10.00 - 12.00 a 12.30 - 18.00
 JAPAN ART FESTIVAL; 11. 7. - 30. 8. 2006
 このギャラリーでは、現在日本の展示会が開催されている。
MGZN: Deník Evy Švankmajerové

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» チェコアニメ映画祭2006、または、エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー [海から始まる!?]
 「チェコアニメ映画祭2006」(4月1日~5月12日@新宿K’s cinema&吉祥寺バウスシアター)、「アンダーカバー・ミーツ・シュヴァンクマイエル」(5月2日~7日@アサヒ・アートスクエア)、チェコ映画『プラハ!』のロードショー、2冊のチェコアート本の発売と、このところチェコづいている東京。  私は行けなかったのですが、「アンダーカバー・ミーツ・シュヴァンクマイエル」では、ヤン・シュヴァンクマイエルの最新作『ルナシー』のメイキング15分の上映があり、シュヴァンクマイエル本人も来日し...... [続きを読む]

受信: 2006.08.22 01:53

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