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2006.09.25

■ミシェル・ゴンドリー監督 『エターナル・サンシャイン』

エターナル・サンシャイン』(公式HP)

 チャーリー・カウフマンがアカデミー脚本賞を受賞した作品。この人、やっぱ才人です。(でも公式HPの記事(下記参照)を読むと、うまく進まないカウフマンのシナリオにミシェル・ゴンドリー監督のアシストが随分あったらしい)

 HPは恋愛映画の甘アマの雰囲気で売っているが、映画自体はトリッキーで細部の展開にアイディアが山盛りの素晴らしいSF恋愛映画(何故か黒沢清『大いなる幻影』に続き、2本続くこのジャンル(^^;)。)

この映画、トリッキーな仕掛けがとにかくいい。恋のはじまりとその終幕、このどこにでもありそうな話を、記憶を消す手術という仕掛けを用いることで、見事に再生への希望に満ちたドラマを構築している。いや、これ観て、できるものならこんな風に今の彼女(奥さん)とやり直したいというカップルは多数いたのではないか、、、。

 恋愛初期から倦怠期、そして最悪な時期までを一度経験し、そしてあらたにそれらの経験を体に覚えて(記憶から消して)、そいで新しい(本当は二度目の)恋をスタートする、、、こんな風に恋を「エターナル・サンシャイン」として体験し続けられるというのが、いろんな仕掛けでいやみなく自然に観えるのが素晴らしい。
 なんとも、まあこの監督たち、とてもロマンチストですね。(と何故か最後は淀川調で終わるのであった。)

★蛇足
 『ロード・オブ・ザ・リング』のイライジャ・ウッドがチョイ役で出ているので随分以前の作品かと思ったら、なんだ2005年の映画だ。それにしてもイライジャ・ウッドの役、ひどすぎる(^^;)。

◆関連リンク
監督・原案   ミシェル・ゴンドリー (公式HPより)

 1963年、フランス・ベルサイユ生まれ。80年代、パリの美術学校で絵画を学ぶ傍ら、(略)自らのバンドのミュージックビデオを手がけるようになる。そのビデオを見たビョークが、ソロデビュー曲「ヒューマン・ビヘイヴィアー」のビデオ監督をゴンドリーにオファー。同ビデオはメジャーなミュージックビデオ賞を総なめ(略)CMディレクターとしても活躍し、初期に手がけたリーバイスの『Drugstore』(94)は、カンヌ映画祭でライオン・ドール賞に輝き、世界でもっとも多くの賞を受賞したコマーシャルとしてギネス・ブックに記載された。(略)

 チャーリー・カウフマン脚本による『ヒューマンネイチュア』(01)で、映画監督デビュー。次回作は自ら脚本を執筆した『The Science of Sleeping』。
 ジャック・ブラック主演で、ルディー・ラッカーのカルトSF小説「時空の支配者」を映画化する企画もある 。

 カウフマンが一人で書きあげた『ヒューマンネイチュア』と、『エターナル・サンシャイン』がまったく違う作品になっているのは、(略)通常カウフマンが執筆する脚本は、奇抜なキャラクターやとんでもない設定など、非常に独創的な物語世界だが、毎回、自己嫌悪の男が主人公になることからもわかるように、シニカルになり過ぎるきらいがある。そこに、自ら「永遠に12歳のままなんだ」と言うゴンドリーの純真さが加わって、『エターナル・サンシャイン』は切なくも優しさに溢れた絶妙なさじ加減に仕上がった。

 おおっールディ・ラッカー!!確かにこの監督なら傑作にしてくれるかも。
 どうせならルディ・ラッカーの『空を飛んだ少年』を映画化してほしい。この雰囲気にぴったり!

◆当Blog記事
ルディー・ラッカーの初映画化!! 『時空の支配者』 
・ミシェル・ゴンドリー監督『サイエンス・オブ・スリープ』予告編

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コメント

 shamonさん、あららら、奇遇ですね。

 僕はミシェル・ゴンドリー『ヒューマンネイチュア』を続けて観ようかと思っています。が、映画は悲しいかな週末しか観られません。あー、さみし。

>>「人の心はタイムマシン」(平井和正)

 うーん、読んだような未読なような、、、記憶のかなたです。

投稿: BP | 2006.09.27 01:15

・・・三日前DVDレンタルで見ました^^;。

お話としては悪くないのですが、
主役の二人に感情移入できなかった(両方とも苦手なタイプ)のと
「人の心はタイムマシン」(平井和正)がちらついて素直に見られなかったです^^;。

投稿: shamon | 2006.09.26 18:54

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