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2006年5月28日 - 2006年6月3日

2006.06.03

■予告篇 『拘束のドローイング : Drawing Retraint 9』
  『Sketches of Frank Gehry』

Apple Trailers - Drawing Retraint 9 - (公式HP)Drawingretraint9_trailer_1
Drawingretraint9_1
 マッシュ・バーニー監督、ビョーク出演の『拘束のドローイング9』の予告篇。これ、日本では既に公開されてます。

 日本の漁船を舞台にして、奇妙な世界が展開しています。
 右のポスターがかなりかっこいい。

 気持ち悪いシーンもあるので、気の弱い人は注意です。

Apple - Trailers - Sketches of Frank Gehry - (公式HP)
Sketchesoffrankgehry

Dg_bank_frank_gehry_2  アメリカの建築家 フランク・ゲーリーのドキュメント映画。監督はシドニー・ポラック。
 フランク・ゲーリー - Wikipediaによると、プラハの"踊るビル" ナショナル・ネーデルランデン・ビルもこの人の建築なんですね。

 『ウルトラマン』の四次元怪獣ブルトン(!)のデザインを想い出させる奇妙にねじれたデザインの建築。特に左の写真 ベルリンにあるというDG BANKが圧巻。

 こんな銀行なら金利が安くても預けてしまいそう。
 行員さんたちも60年代のサイケなファッションに身をつつんでいたら嬉しいな。

◆関連リンク
拘束のドローイング9@映画生活ストーリー
当Blog 『マシュー・バーニー:拘束のドローイング展』
『Frank Gehry, Architect (Guggenheim Museum Publications)』(Amazon)

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2006.06.01

■INNOCENCEに見る近未来科学
  東大立花隆ゼミ 5月祭 瀬名秀明×櫻井圭記対談

東大5月祭特別対談
 INNOCENCEに見る近未来科学 瀬名秀明×櫻井圭記対談
 オリジナルとコピーのはざまで─ゴーストが宿る場所─

 特設ページ  レジュメの一部 SCInote
 当日のログ1,2,3,4(その場でテキストにして、スクリーンに映していたものとのこと)
 (SCI公式HPから以下、面白い部分を引用。)

 対談は、映画『イノセンス』で検死官ハラウェイが機械・人形・人について語るシーンを流して始まりました。検死官ハラウェイは、実在の人物“ダナ・ハラウェイ”を意識して作られたキャラクターのようです。
 作中でハラウェイが人と機械の境界を自明とすることに懐疑的な発言をすると、バトーという主人公は「デカルトは、5歳の年に死んだ愛娘にそっくりの人形をフランシーヌと名付けて溺愛した」ことに言及します。フランシーヌという名は、瀬名氏の著作『デカルトの密室』にも出てきます。

タチコマの個性の表現は、脚本上でウェイトの指定はするものの<実際には声優の技量によって決まったりする。
日本版では、タチコマ役の声優は一人。
海外版では、タチコマ役の声優が四人。

櫻井氏、ロンドンの北西部に住んでいた。
人称代名詞という概念を理解できなかった。
Fatherなる名詞は、一人称、二人称、三人称、
どれで置き換えればいいの?
櫻井氏は、名詞と代名詞は、常に1対1で対応しているはずだ、と思い込んでいた。
Fatherは時と場合に応じて、一人称にも二人称にも三人称にもなりうる。
でも当時は、その意味が分からなかった。

Stand Alone (個体) ⇔ Complex (群体)
個体がネットワークを介して群体になったとき何が起きるのか?というのがS.A.C.の発端。
S.S.S.(脚本: 神山、菅、櫻井)では?
S.A.であり、C.であるということは一体?というテーマは、別の題材で語られる。(S.A.C.は直に語られた。S.A.C. 2ndGIGでは難民問題で語られた。)
主観(S.A.)がC.にいかに影響を与えるか。Solid State Societyとは…?
(喋れません(笑)

 惜しい、もうすこしで、S.S.S.の秘密の一端が明かされるところだったのに!
 櫻井氏は、S.A.C.の「文芸」担当で、シナリオもいくつか書かれている方、ということしか知らなかったのだけれど、この対談メモを読んでいると(実はどれが誰の発言か、これだけでははっきりしないが、、、)、S.A.C.のタチコマ(A.I.)の部分とかを面白くしていたのは、この人なのかな?と読める。

 立花ゼミの公式レポートを待ちたいと思います。

◆関連リンク
『立花隆ゼミ・特別対談企画 瀬名秀明×櫻井圭記』フォトレポート(Production I..G.)
・レジュメは東京堂書店というところで入手可らしい。
<6/4追記>
森山和道氏コラム:瀬名秀明צ櫻井圭記対談を開催(RobotWatch)
 櫻井氏は東大大学院 新領域創成科学研究科でメディア環境学を専攻中に、「STAND ALONE COMPLEX」の脚本を手がけ、修論は「他我を宿す条件 ~人間・ロボット間コミュニケーションの行方~」。って完璧に専門家ですね。
 この人が加わっていたから、人工知能の描写が専門的で面白かったのでしょうね。S.S.S.も期待しましょう。
arc@dmz blog!さんのINNOCENCEに見る近未来科学 この対談等の企画者の方のBlogのようです。そうか、東大新領域創成科学研究科つながりで、立花ゼミとI.G.櫻井氏が連携されたんだ。
『押井守論―MEMENTO MORI』(Amazon)
 瀬名氏のHPのオススメに「本書には櫻井さんの論文 "ロボットたちの時間 攻殻機動隊におけるロボット観" を収録」とあります。

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2006.05.31

■CDメモ 原正孝(原将人)『 はつくにしらすめらみこと』

Hara_masato_hatsukuni_shirasumera_mikoto_2原正孝 - はつくにしらすめらみこと - @TOWER.JP

 本当に本当の奇盤中の奇盤!映像作家、原正孝が残した唯一のアルバムが初CD化!
 「商業映画の対極、日本のインディーズ映画のカリスマ」「天才中の天才」原正孝=原将人。本作は、制作・演出・脚本・撮影・主演・音楽・演奏・編集、更には上映の際の映写技師、モギリまで原正孝がたった一人で行った、8時間に及ぶ衝撃的な8mmカラー映画『初国知所之天皇(はつくにしらすめらみこと』(1973年作品)の音楽作品。音楽は早川義夫から直接の手ほどきを受けたという。決して上手いわけではないが、エレクトリックピアノを弾きながらの原正孝の歌は、音楽的な完成度を超えて鬼気迫るものを持っている。

1.旅に出る唄                7.極地直行
2.はつくにしらすめらみことのテーマ  8.数限りない夜に耐え
3.少女の唄                 9.街の唄
4.心をたわめ身をたわめ       10.途切れ途切れに辿る
5.流離の思い              11.墓地にて
6.あてのない旅              12.あてのない旅
[解説] 北中正和(復刻ライナー) 、岸野雄一(書き下ろし)

 あの長編自主制作劇場映画(^^;)『20世紀ノスタルジア』(すでに10年前!)の原将人監督の1973年作品のCD。インディーズでも幻の作品と言われているようです(関連リンク参照)。

 『20世紀ノスタルジア』でも原監督の作詞作曲の歌がミュージカル的に使われていました。この映画が大好きな僕は、なんどi-Podで聴いたかしれません(ニューロン、バチバチ!)。
 あの映画での歌と音楽も、独特のスタイルだったわけですが、今度でたこのCDは、自作自演。関連リンクの絶賛の言葉を読んで、Amazonで思わず注文してしまった私です。後日の感想を待て!(って、これは誰も待たないかも(^^;))

 原将人監督の次回作、切望しています。早く撮影がスタートすることを祈ります。

◆関連リンク
diskunion日本のロック・インディーズ館: 原正孝 奇跡の初CD化

 「イージーライダー」のニューオリンズの墓地のシーンのような、めくるめく映像のバックで流れる決して上手いとは言えない原監督の、童謡のようなアシッドフォーク調の歌は他に類を見ない程であるが、手ほどきを受けたと言う事もあってか、早川義夫氏の「かっこいいことは、なんてかっこ悪いんだろう」の影響は強く感じられる。某廃盤専門レンタル店で借りた音源をテープにして持ってはいたが、とうとうオリジナル盤を手に入れる事は出来なかった。そんな並々ならぬ思い入れを持った私には、このCD化は歴史的事件とさえ思えてならない。

円盤

 希代のアシッド・フォーク超名盤!!早川義夫に手ほどきされたというシンプルで不安定で純粋極まりない信じられない歌の数々が、彼自身のエレピを中心にした演奏を伴って、かろうじて現実世界に音として残ったような素晴らしい作品!!これが歌だ!!全員聞くように!!

原正孝(原将人)『はつくにしらすめらみこと』(Amazon)
・当Blog記事 原將人始動 ! 『仲よき事は 美しき哉』

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2006.05.30

■メタ・マテリアルによる透明マント
  Meta-Material Invisible mantle

Metamaterial_1  光学迷彩:Optical Camouflageでは東大の舘研が有名ですが、こんなニュースがありました。(右図はこのニュースそのものの図ではありません。最下段の理研の「負の屈折率」説明図より引用)

CNN.co.jp : ハリポタの「透明マント」、理論上は可能と 英米研究者 ? - サイエンス

 電磁波の方向を変えることができる人工的につくり出された素材、「メタマテリアル:Meta-Material」を使った理論。ペンドリー教授によると、可視光線を含む電磁波を自由自在に操る素材が実現できれば、その素材を使って、ハリーが持つような透明マントも可能になるという。 (略)電磁波の中でも波長の短いマイクロ波を操作する初期段階の素材は、約2年以内に開発されるのではないか、と述べている。

 『サイエンス』のページでは有料で登録しないと記事の情報が読めません。(PHYSICS: High-Tech Materials Could Render Objects Invisible -- Cho 312 (5777): 1120a -- Science)

 そこで、「メタマテリアル:Meta-Material」で検索したら、出てきました。

◆理研ナノフォトニクスシンポジウム
 このジョン・ペンドリー教授は日本へも講演に来たことがあるみたい。ナノフォトニクスってなんかかっこいいぞ。

計測自動制御学会第10回センシングフォトニクス部会講演会
RIKEN Symposium 2003 左手系マテリアルとナノフォトニクス
1999年~2000 年に英国 Imperial College の J. B. Pendry 氏は、負屈折率(左手系)媒質の実現のために必要となる負透磁率を示す媒質の実現可能な構造と、負屈折率媒質が近接場光を含む完全像形成 (perfect lens) を行える可能性の提案を行った。

Imperial College インペリアル・カレッジの公式HP
 ついに教授の言葉がありました。記事では子供受けを狙って、ハリー・ポッターを引き合いに出していますが、こちらはブラックホール。

 What this device would really do is a bit like making a black hole" said Sir John,"There would be no communication between the object that is cloaked and the outside world." (この装置が実現することはブラックホールを作るのに少し似ている。着ていられる物と外の世界の間には、どんなコミュニケーションもないでしょう)

 こっちの方が数段かっこいい。究極のディスコミュニケーション。
 透明人間って、とっても孤独なんですよね。

 この技術って、イメージ的にはナノテクを使った新素材(ファイバーみたいなもの?)で、身にまとった衣服表面で光をまげて、後ろの光景を前に投影することで、光学迷彩を実現しているということでしょうか。舘研の前面からのプロジェクタによる投影とはずいぶん違います。
 衣類単独で成立させられるところはこちらの方が凄い。

 この原理のものは、たしかバリントン・ベイリーの何かの長編に出てきたような気がします。あれ、なんだっけ??

◆関連リンク 
左手系メタマテリアル(Tech-On!解説) 
可視光域で「負の屈折率」を持つ初の光機能材料(理研)

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2006.05.29

■滝本誠『渋く、薄汚れ。フィルム・ノワールの快楽』
  リンチの歌姫 レベッカ・デル・リオとジョセリン・モンゴメリ

Takimoto_shibuku_usuyogore フィルムアート社のホームページ

映画・小説・絵画などの背後に蠢く闘争、ハリウッドスキャンダル、......世界の底辺(ワイルドサイド)にただずむ快楽を丸裸にする、滝本誠のノワールワールド!

 滝本誠氏のひさぴさの新刊。今回も独特のこだわり炸裂の本になっています。
 特に初めて読む滝本氏の自伝(「プチ自伝」)が興味深い。いなかの中学生がどうシュールでノアールな芸術青年になっていったかという物語。岡本太郎や瀧口修造、加賀まり子、、、等々がその源泉。タキヤンファン必読です。

◆本書関係リンク集
 読んでいて、いろいろと刺激的な表現があって、原典にあたりたくなる。特によく知らないノワールがらみの話は興味深いのだけれど、いかんせん、元の作品を知らない薄学者。そこで気になったところをネットで探索した結果をリンク集として掲載。まず自分のメモのためなのだけど、本書で興味を持った読者の方の参考になれば、幸い。(本書を読むこともだけど、僕にとって、下記リンク集を作る際のウェブの探索そのものが滝本ノワールプチ追体験。皆さんもジョセリン・モンゴメリの曲を鳴らしながらウェブを彷徨ってみて下さい(^^;))

 関連ページに続いて、リンク。

・P 66 グロリア・グレアム『復讐は俺に任せろ』 Gloria Grahame THE BIG HEAT。今、観ると滝本氏が書くほど扇情的ではないけど、当時のインパクトを想像しました。

Robertblake・P105 『ロスト・ハイウェイ:Lost Highway』のロバート・ブレイク:Robert Blake(右)の妻殺し事件。こんな事件を起こしていたのですね。映画でのすさまじい怖さが忘れられません。

Edwardhopper
・P120 Edward Hopper "Western Motel"
・P113 エドワード・ホッパー作「ナイト・ホークス」 Edward Hopper "Nighthawks"
 『ブレードランナー』に関するトリビア(Trivia for Blade Runner (1982)(IMDb)下記引用)。
 このムードをリドリー・スコットが引用しているということなのだけど、どっかホッパーの絵はまだ牧歌的なアメリカな感じ。あの映画のハードでダークなイメージはこれらの画を参照していると言ってもやはりオリジナルなのでしょう。

Ridley Scott carried a photo of Edward Hopper's famous painting "Nighthawks" with him during shooting to show it to the crew members, to give them a feeling what kind of mood he wanted to create in the film.

Jocelynmontgomery_2・P155 ジョセリン・モンゴメリ:Jocelyn montgomery
 Jocelyn montgomeryの試聴
Lux Vivens:Living Light(lynchnet.com) (Amazon試聴可) 
The City of Absurdity - David Lynch's Music, Jocelyn Montgomery
・アシンメトリカルスタジオについてジョン・ネフとリンチが語っているページ。 「あの歌姫ジュリー・クルーズのそれをさらに純化させた声質なのである。」1998年にリンチが見出し、自身の音楽スタジオ アシンメトリカル・スタジオ:Asymmetrical Studioからリリースしたジョセリン・モンゴメリのヒルデガルト・フォン・ビンゲン:The Music Of Hildegard Von Bingenという12世紀の歌曲。僕の少ない音楽ボギャブラリから言うと、エンヤに似た感じかと。

・P155 ジュリー・クルーズ:Julee Cruise
 Blog ♪誰が聞くのか?さん: ♪Julee Cruise (ジュリー・クルーズ) の
 Floating into the Night
で紹介されているドイツのデビット・リンチサイト
 ロンドンライブのMP3が聴けます。ジュリー・クルーズの歌う「ブルーベルベット」は初めて聴きました。 Rebekahdelrio_allmylife

・P162 レベッカ・デル・リオ:Rebekah Del Rio
 公式HP。素晴らしい歌声が数曲聴けます
 "Llorando"は、『マルホランド・ドライブ』のサウンドトラックを含めて3ヴァージョン。重く荘厳な映画版と異なり、ラテン的に少し陽気なヴァージョンも聴けます。彼女の1枚だけでているCD "All My Life"の収録曲も、全部サイトで聴けます。それにしても、『マルホランド・ドライブ』だけでは全米でヒット、CDが何枚も出る、なんてことにはならないのですね。

 The story behind Llorando by Rebekah。リンチとの出会い、『マルホランド・ドライブ』での"Llorando"にまつわるエピソード等が語られている。

 Video Llorando(『マルホランド・ドライブ』のシーン)とライブのSuperstarのビデオ。

 『マルホランド・ドライブ』って、本当に恐ろしい映画だ。この曲を聴いて、あのシーンを観ていると魂を獲られそうな気持ちがしてくる。獲られそうになるのは、この映画は「死」そのものを描いているからではないか、という解釈を最近、考えている。記憶とか回想の映画であると思っていたのだけれど、どうもこれって、死ぬ前に人生を幻覚もあわせて俯瞰する瞬間を描いた映画でないかと思えてきた。そして、ある意味、甘美にも聴こえるレベッカ・デル・リオの"Llorando"。完璧である。

 滝本氏は、200枚になる勢いの『マルホランド・ドライブ』論を書かれているという。出版が凄く楽しみ。少しでもはやく、次作として出版されることを祈ります。

・P167 瀧口修造 地球創造説
 シュウルリアリスムの日本への紹介者瀧口修造の黒い表紙に黒インクで書かれた本。次の一説を読むだけでも、そのイマジネーションの喚起力にはうなります。
 Blog 仔犬の散歩跡さん 「地球創造説」(1928年) より一部引用。

 両極アル蝉ハアフロディテノ縮レ髪ノ上ニ音ヲ出ス
 男モ動物モ凡テ海ノヨウニ静カニナル
 アフロディテノ夏ノ変化ハ
 細菌学的デアル
 (……)
 金属ノジャスミンヲ
 終息セントスルアポロ神ノ呼吸ハ
 恐怖ト快活トガ混合シタ
 羊肉ノヨウナ薔薇ト同一デアル
 (……)

・P169 チャールズ・ウィルフォード:Charles Willeford
 『炎に消えた名画:The Burnt Orange Heresy』
 
「美術評論家を主人公にして、伝説のニヒリスティック・シュルレアリストの今を探訪するという空前のマイナーかつハイブラウな試み」。ということで、俄然、読んでみたくなりました。
チャールズ ウィルフォード『炎に消えた名画(アート)』(Amazon)

・フランスのサイバーパンクSF作家モーリス・G・ダンテックを原作にした映画 『レッド・サイレン』の詳細情報。ここのリストでシナリオにノーマン・スピンラッドってあるけど、これ、SF作家のスピンラッドとは別人だよね??? 映画については、ここのレビュウが詳しい。
オリヴィエ・メガトン監督『レッド・サイレン』(Amazon)

◆関連リンク
滝本誠『渋く、薄汚れ。―ノワール・ジャンルの快楽』(Amazon)
・『映画の乳首、 絵画の腓(こむら)』(ダゲレオ出版) 絶版
『映画のアウトサイド』
『美女と殺しとデイヴィッド―タキヤンの書き捨て映画コラム100連発+α』
滝本誠公認ページ  タキヤンの部屋 なかなかのインパクト
タキヤン・ショップ
滝本誠(Amazon)

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2006.05.28

■デビッド・フィンチャー監督PV 『Only』
  & 新作『ゾディアック』メイキング

Nine Inch Nails - Only (YouTube)
Nineinchnails_only
 今年、新作『ゾディアック』が公開になるデビット・フィンチャー監督。
 これは2005年制作のナイン・インチ・ネイルズの『Only』プロモーション・ビデオ。

 写真にあるように、スチル製のニードルで画を描くインテリア小物を利用して、ヴォーカルのトレント・レズナーの顔をコマ撮りのアニメーションで見せている。ナイン・インチ・ネイルズのけだるい感じがでていてなかなか良い。もともとミュージックビデオ出身のデビット・フィンチャーのPVって今のところ39本もあるんですね。実は恥ずかしながら観たことがなかったのだけれど、YouTube(David Fincher検索)でボチボチと観てみようと思っています。マドンナのくらいは監督を意識しないで観てたけど。

 このニードルのアニメーション、PCから画像信号を出力して針を動かすようにしたら面白いでしょうね。そして先端にLEDでもつけて光も制御する。そういうインテリアがでたらちょっとほしいな。

David Fincher talk Zodiac (YouTube)
 新作『ゾディアック』の編集に関してインタビューを撮ったもの。これ、AppleのFinal Cut Studioのプロモーションのようですね。『ゾディアック』のシーンがいくつか観えます。これ、フル・ディジタルの作品になるのですね。MACでの編集映像が興味深い。

◆関連リンク
Zodiac (2006) 
・Blog 見てから読む?映画の原作さんの
 デヴィッド・フィンチャーがゾディアック事件に関する映画を?

David Fincher - Wikipedia, the free encyclopedia
デビッド・フィンチャー (Amazon)

nine Inch Nails 『Only』(Amazon)
ナイン・インチ・ネイルズ(公式HP)
nin.com [the official nine inch nails website] only

◆蛇足リンク
 実はこの記事、元々『ゾディアック』の予告篇を探していて見つからずに書いたもの。
 で、以下は別の監督の『ゾディアック』の予告篇。最初フィンチャーのと勘違いして観てて、なんかセンス良くねぇな、と思っていたら、アレクサンドル・バークレイなる別監督の作品でした。くれぐれもお間違いなきよう。
Apple - Trailers - The Zodiac - Trailer
The Zodiac (2005)
The Zodiac - Based on true events(公式HP)
 Alexander Bulkley監督、TVシリーズ"Robot Chicken" (2005)のプロデューサーとかデータがあります。なんだこれ? あと IMDbで"Zodiac"さがすと無数の映画とTV、、、。

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