« 2006年12月10日 - 2006年12月16日 | トップページ | 2006年12月24日 - 2006年12月30日 »

2006年12月17日 - 2006年12月23日

2006.12.23

■プレステ3は映像処理スーパーコンピューターになれるか?
  PLAY BEYOND SuperComputer PS3

Ps3_flops_3
PLAYSTATION 3

 プレイステーション3が普通にうちの近所の家電屋でも在庫がある。60GBモデルで59,800円。楽天とか価格.comでみてみると最安価格はまだ6万円台だったりするけど、街では既に通常の価格体系。(楽天では20GBモデル31,500円という値段も)

 発売からまだそんなに経っていないクリスマス前でこの状態ということは、つまり端的に売れていない、ということなのだろう。となりでWiiは抽選販売の行列。
 大丈夫か?久夛良木健!CELLのコンセプトにはワクワク感を感じるので、スーパーコンピュータと比較して、少しだけPS3を応援してみます。

 左の図は、浮動小数点演算能力をスーパーコンピュータと比較したもの。単純にこれだけで性能は云々できないのだけど、それでも90年代後半のスーパーコンピュータと同等レベルのFLAPSのCPUが家庭へ簡単に導入できる現実というのはもの凄い。(ちなみに下記のリンク情報では、インテルは現在CELLの1/20の速度。2011年にCELLに追いつく計画らしい)

 CGの演算や物理シミュレーションで抜群の威力を発揮するこの速度は、高精細なゲームに当然有利なわけだけれど、PCとして使っても画像や動画、3D-CG処理に優れているわけで、Linuxで立ち上げて各種映像関係のソフトをビュンビュン動かせる環境ができるといいですが、、、(今Linuxは下のリンク先のような感じで動くようです)。
 ブルーレイともども、安価なスーパー映像マシンとしても使えるようになれば売り上げに貢献するか? (かなり限定的なユーザ対象か、、、ハイビジョンハンディカムのノンリニア映像編集機能+ブルーレイ録画マシンというのがコンシューマ向けのソリューションかもね)。

 しかし近所の家電屋で無造作かつ乱雑にプレステ3が床に放置され、横を客が見向きもしないで通り過ぎる光景を見て、本気で僕はソニーが心配になった。家電屋の床にスーパーコンピュータ放置してていいのかよ! って。CELLの5000億円に及ぶ投資をどう回収するか、きっと思案し続けるSONY社員はクリスマスイブでも休日出勤しているのだろう、、、頑張れ。
☆追記 次の日には全て売り切れていました。それなりに売れているようです。ただ同じ店でWiiは10倍の競争率で抽選してたからなー。

Playstation3でLinuxを起動させる様子のムービー - GIGAZINE
Fedora Core 5 on Playstation3(+cpuinfo meminfo)
 ブラウザがさくさく動いている映像
Open Platform for PLAYSTATION3 ダウンロードはこちら
・ソフトウェアリストには現在ゲーム以外アプリは挙がっていない
PS3でYouTubeは見れました。インターネットブラウザ編

久夛良木健さんインタビュー(HiVi web[ハイヴィ ウェブ])
 リンク先に詳細は書いていないが、今月のHiVi誌でスーパーオーディオとしてのPS3が語られている。

◆関連リンク 当BLOG記事
MAC OS on CELL 
PS3は映像を熟成する究極映像装置か?!

 以下、ネットの関連記事(長文)

続きを読む "■プレステ3は映像処理スーパーコンピューターになれるか?
  PLAY BEYOND SuperComputer PS3"

| | コメント (0) | トラックバック (5)

2006.12.21

■マツダCX-7 (MX-CROSSPORT)

Cx7_3

マツダCX-7(公式HP)

 SACさんのコメントにあったマツダのSUV、ついに日本発売されました。昨年のモーターショーで、MX-CROSSPORT(クロスポート)と呼ばれていたモデルですね。このワインレッドのなまめかしいカーブが素晴らしい。マツダらしいデザインです。

 ただ以前レクサスと比較して記事にしたことがあるのですが、今回の写真を見ていると、マツダデザインの特徴の一つであるフロントのフェンダーとボンネットの間のカーブがショーモデルの方が滑らかだったような、、、。気のせいor写真の光の加減かもしれません。(それともこのカーブを追従したLEXUSが、その作りこみの技でマツダを凌駕したので、LEXUSを見慣れた眼にはこのように映ってしまうのか??)

 なんにしても写真でなく、実物を週末に見てこようと思います。

Cx7_int
 インテリアはショーモデル(左)に比べると、やはり量産(右)は少しおとなしくなってますね。
 特に円形のモニタ(?)はしっかり四角に変わっている。全体の雰囲気は似ていますが、やはりここは大胆で未来的な円形モニタで冒険してほしかった、、って無理ですね。

◆関連リンク 当Blog記事
"LEXUS L-finesse"    -Modern Japanese art meets automotive design-
 レクサスとMX-CROSSPORT(クロスポート)について。
山本嘉範編著 『THE MASTERPIECE essence of style』
 ユーノス500について。
シトロエン ハイブリッドコンセプトクーペ「C-Metisse」
Volkswagen Concept T
 こうやって今までのカーデザインの記事を集めると、なんとほとんどワインレッドのショーカーばかり。なんだこの色に弱かったのか??!!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.12.20

■浦沢直樹著
『プルートウ PLUTO 4―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より』

『PLUTO 4 豪華版』

 『プルートウ』4巻が出ました。オリジナル誌の立ち読みで見逃してる部分があるので嬉しい(^^;)。(ところで『プルートウ』なのか『プルートゥ』なのか?たぶん表紙のロゴから言うと、前者なのでしょうが、、、)

 今回もアクションシーンが迫力。浦沢直樹でこれだけ派手なシーンはなかなかないので、燃えます。漫画ってやっぱこういうシーンが多いと映えますね。紙面の躍動感が素晴らしい。ロボットの対決、凄く漫画になっていて、血沸き肉踊ります。

 この手塚と浦沢直樹のコンビネーションは、本当にいい題材をチョイスされたと、プロデューサの長崎尚志氏には感謝したいものです。浦沢作品の中でもダントツに好きかも。(手塚の特別なファンでないのだけど、このカップリングは素晴らしい。)

 そして浦沢直樹の闇が登場するロボットの人工知能の本質に迫る天馬博士の言葉。

 この作品を単なるロボット対決ものでなく、凄みを持たせているのが、こうした部分である。人の闇にアプローチしてきた作家浦沢直樹の真骨頂がここにある。まだ思わせぶりなアフォリズムの羅列に過ぎないようにも感じるが、ロボットの意識や殺意というものを描く中で、人間のそれを炙り出していこうという作家の目論見が垣間見える。(この意識へのアプローチ、はっきり言っていつも思わせぶりで本質に到達しているような気が全然しない脳科学者 茂木健一郎の著作(『プロセス・アイ』『意識とはなにか―「私」を生成する脳』とか)よりずっとワクワクする。)

 今後も天馬博士から眼が離せません。にしてもなんでこの浦沢版天馬博士、碇ゲンドウ司令に似てるんだろう。浦沢のたくらみ??

 付録の作者高校二年の作品 星新一作『来訪者』と、西原理恵子「浦沢さんとわたし」もいいです。特に後者、凄い(^^)。

◆関連リンク
プルートゥー PLUTO 000(ファンサイト)
Wikipedia『PLUTO』(プルートウ)
21世紀少年 ~20世紀少年アンオフィシャルファンサイト~
『20世紀少年 22』(Amazon)
『 PLUTO 4―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より』(Amazon)
 通常版 12/26発売予定
・当Blog記事 浦沢直樹×手塚治虫 『PLUTO 01』 

| | コメント (5) | トラックバック (1)

2006.12.18

■BRUTUS「クール・ジャパン!?」
    別冊特別付録 WHO IS KATSUHIRO OTOMO? 大友克洋 新解説

BRUTUS No. 608 (12月15日発売)
「クール・ジャパン!? なぜか、NIPPONの感性に世界が夢中!」
            (マガジンハウスHP BRUTUS ONLINE)

◆別冊特別付録
 短編マンガ 「公園」
 WHO IS KATSUHIRO OTOMO? 大友克洋 新解説
 CHRONICLE 大友克洋 年表&作品解説
 KATSUHIRO OTOMO & I 大友克洋と私/私的大友克洋論
 INTERVIEW WITH KATSUHIRO OTOMO 自らが語る 今とこれから
 OTOMO'S LATEST WOPK 『MIUSHISHI』 最新作『蟲師』について

Otomo_kouen おーとものひさびさの漫画の登場で嬉しい(10年ぶりだとか)。
 のだけれど、ひさびさの漫画がデビュー当時の脱力系生活漫画になっていて、ちょこっと拍子抜け。

 なにげに言葉が現代高校生しているが、描かれている実態は、大友登場当時の高校生と変わらなく見える。そーか、大友漫画の登場人物が現代的だったんだ、と妙に納得。

 絵もわざとかもしれないが、シャープな線が心もち崩してあって、いい味になっている。引用したカットの右の学生は、も、ちょっと崩すとほとんど諸星大二郎キャラと見まごうばかり。

 記事のほうは、インタビューで今後について語っていて、興味深い部分があった。

「SFは今、作りづらい世の中になってきているけど、企画の一つとしてあるんですね。詳細はまだ何一つ言えないけど、一昨日までアメリカに行っていたのは、そのための見学というか。」

 海外でうけている大友に、今までハリウッド資本から金が出ていないのも不思議。何か面白いことをやってくれることを期待したい。(でも本当はもっと漫画を読みたいのだけれど、、、。)

◆関連リンク
・映画『蟲師』(公式サイト) 07年春休み公開
蟲師ブログ

| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2006年12月10日 - 2006年12月16日 | トップページ | 2006年12月24日 - 2006年12月30日 »