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2007年1月

2007.01.31

■NASA JPL 新型惑星探査ロボット アスリート
  ATHLETE: All-Terrain Hex-Legged Extra-Terrestrial Explorer

Athlete_rover新型惑星探査ロボット、意外に大きい!
               (Technobahn) 

 NASAのジェット推進研究所が研究開発を進めている新型の惑星探査ロボット「アスリート(ATHLETE: All-Terrain Hex-Legged Extra-Terrestrial Explorer)」(略)
 足を持ち上げて歩行することもできるように設計されており、月のような不整地での探査活動が行えるように研究が進められている。

JPL Robotics: System: The ATHLETE Rover ギャラリー 
                      (NASA JPL公式HP)

 これぞ巨大リアルタチコマ。車輪の走行と歩行を実現。無人の惑星探査を想定して作られたロボットですが、公式HPの記載には「乗用バージョンも開発中」とある。まさにこの大きさなら軽く人が乗ることも出来るでしょう。写真は開発者のBrian Wilcox氏。
 仕様は直径4-6m,ペイロードは450kg,複数台のドッキングも可能。脚は6自由度。不整地を10km/hで動ける。10年のうちに月の赤道か極へ送り込む計画とのこと。ダイナミックな月探査が期待できそう。

◆関連リンク
Athlete - a Lunar Rover model
・残念ながら、ATHLETEの動画は見つかりませんでした。しかたなくルナローバー動画
Virtual Moon Yard Photo Album(Digitalspace commons)
 各種ムーンローバーのシミュレーションサイト

Rollerwalker

・日本が誇る脚-車輪ハイブリッド型4足歩行ロボット Roller-Walker 動画有 (東工大広瀬研 歩行型ロボット)
Roller-Walker(HiBot) ベンチャー化されている
脚車輪複合型ロボット「ローラーウォーカー」
 (東工大ロボット展示会「先端ロボットの世界」(RobotWatch))
巨大4足歩行ロボット TITAN XI 重量7トン 脚長4m 

・当Blog記事
 ・動くリアルタチコマロボット!!(本名:プロモーション・タチコマ)
 ・EX合金タチコマ & Youtubeタチコマムービー
 ・『攻殻機動隊 S.A.C. SSS』DVD特典ディスク ロボ・ガレージ タチコマ
 ・ボストン・ダイナミクス 気持ち悪い大イヌロボットBIG DOG

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2007.01.30

■DVD ディヴィッド・リンチ『Dynamic: 1 - Best Of DavidLynch.com』

 あまりとなえさんにメールで教えてもらいました。リンチのDVD!!

 Dynamic: 1: The Best Of DavidLynch.com
 (輸入盤DVDオンラインショップ:DVD Fantasium)

First-ever home video release of this material
Short film The Lamp features David Lynch actually building a lamp while explaining methods
Comic short "Out Yonder" features David Lynch and his son Austin
Short Boatis a dreamy narrative filmed on a private lake in Wisconsin starring David Lynch
Horror short "Darkened Room" features Jordan Ladd and Cerina Vincent of Eli Roth's Cabin Fever

Amazon.com: Dynamic: 1 - Best Of DavidLynch.com: DVD: David Lynch

DVD Release Date: January 30, 2007
Over two hours of original content previously only available to members of DavidLynch.com. Includes 7 short films plus 3 intervalometer camera experiments. All shorts written, directed, edited and scored by David Lynch. Also includes more than 20 minutes of David Lynch answering questions from members of his website.

DVD Empire - Item - Dynamic: 1 - The Best Of DavidLynch.com / DVD-Video.

The Darkened Room
Boat
Lamp
Out Yonder - Neighbor Boy
Industrial Soundscape
Bug Crawls
Intervalometer Experiments
Member Questions

Actors:
• Jordan Ladd   • Cerina Vincent   • David Lynch   • Austin Lynch

DVD『ダイナミック:1 ベスト・オブ・デヴィッド・リンチ.com』
  (amazon.co.jpでは取り扱いがまだないようです)

 このDVDの作品は、davidlynch.comの会員専用ページにアップされた7本のショートムービーと3本の "intervalometer camera experiments"、計2時間以上のフィルムが収められているという。David Lynchファンサイト の情報では、"Out Yonder"は2001年の作品。"Darkened Room" は2002年の作品。

 この会員専用ページ、有料で入会を何度もトライしたが、クレジットカード番号の登録でいつもはねられ入会ができなかった。アメリカ国外からはだめなのか、、、??

 『インランド・エンパイア』が上映されるまでの渇きをこのDVDで癒しましょう。

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■脈動する磁性流体アート
  Magnetic Fluid Art Project "Protrude, Flow"

『日経サイエンス 2007年 03月号』
脈動する磁性流体アート 児玉幸子氏
 (電気通信大学人間コミュニケーション学科助教授,メディアアーティスト)

黒い液体の正体は磁性流体という先端材料だ。磁力を感じて流動する。米航空宇宙局(NASA)のアポロ計画で生み出され,コンピューター関連機器やAV(音響・映像)機器,医療などに利用されている。私は磁場によって磁性流体を操り,それを作品として提示する活動を2000年から続けている。

私の作品については「従来のアートの概念とは大きくかけ離れた存在だ。アートと言えるのだろうか」との声がある。

 磁性流体というのは、NASAの宇宙開発のスピンオフ材料。宇宙関係では、真空と大気の密閉シールに使用されていたりする。乱暴に言うと、蹉跌が流体になったようなものをイメージすると近い。詳しくは→ここ

磁性流体のアートプロジェクト「突き出す、流れる」(Magnetic Fluid Art Project "Protrude, Flow")
 児玉幸子氏の磁性流体アートプロジェクトを紹介

 こちらのサイトに作品の紹介が多数。どれも観ていて飽きません。
『Protrude, Flow』(ムービー有)
 この映像絶品です。後半、音に合わせて動くインタラクティブな作品も素晴らしい。 
『Breathing Chaos』(ムービー有)
 流体が生きているように蠢く様が絶品。

◆関連リンク
児玉幸子 Sachiko Kodama's Home Page ギャラリー 磁性流体関係
・2007/1/21~2/4国立新美術館 文化庁メディア芸術祭10周年企画展「日本の表現力」
 『モルフォタワー』
が展示されている。 
米Delphi,磁性流体サスペンション「MagneRide」を米GMの2車種に提供
 たぶん民生品で最も磁性流体をたくさん使っているプロダクト。
・当Blog記事 IVRC2004 第12回国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト 「Spike Tree」 
 僕もこのプロジェクトから生まれた作品を一度観ました。実物も素晴らしい。

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2007.01.29

■『ビジュアルジャーナリズムをきり拓く
   元祖オタク OH 大伴昌司の世界』展

京都大学-お知らせ/イベント情報 企画展情報 文学部
 ビジュアルジャーナリズムを切り拓く 元祖オタク OH 大伴昌司の世界
 (京都大学文学部二十世紀学研究室寄託記念)

Oh_ohtomo_syouji   昭和の高度成長期に、少年誌の巻頭グラビアの企画構成や怪獣図鑑、放送脚本など、ポップカルチャーの分野において先駆的な仕事を残した伝説の天才プランナー・故 大伴昌司。
 今回、その膨大な原稿・原画や貴重な資料が京都大学に寄託されることになりました。

会期 2007年1月30日(火曜日)
    ~2月23日(金曜日) 9時30分~17時
      (注意) 2月5日(月曜日) 休館
会場 京都大学百周年時計台記念館
   歴史展示室内(企画展示室)
入館料 無料

京都大学-お知らせ/ニュースリリース 2007年1月17日
 「ビジュアルジャーナリズムをきり拓く 元祖オタク 大伴昌司の世界」展の記者説明について

京都新聞電子版 「元祖オタク」故大伴昌司氏の資料を寄託 京大で30日から企画展

 フリー編集者の故大伴昌司氏(1936-73年)が残した資料約2万点が、京都大文学部二十世紀学研究室に寄託された。(略)
 寄託品には、怪獣図鑑や巻頭グラビアの原稿のほか、怪獣映画の制作現場の写真や広報資料など映画会社やプロダクションに現存しない資料も多いという。(略)
 企画展では、ウルトラマンやバルタン星人の解剖図の原画や、少年マガジンのグラビア原稿など約100点を展示する。

 「元祖オタク」というキャッチコピーは、大伴昌司(wikipedia)氏のイメージにどうも合わないのですが、とても面白そうな展示会です。この方ほど、70年代のSF映像シーンを深く探求していた方はいないのではないでしょうか。
Oh_ohtomo_syouji_book その貴重な資料が京都大学へ寄贈されたとは知りませんでした。その数、2万点。今回の展示は100点とのことだけれど、一日でも二日でもいいから、この2万点の資料を手にとって、「究極映像研」の視点で発掘作業をしてみたい。きっとうちのネタが山ほどあると思う。(半ば本気で声をかけていただきたかったりする、、、(^^))

 願わくば、京都大文学部二十世紀学研究室による大伴昌司アーカイブスがネットに構築されることを願って止まない。

◆関連リンク
大伴昌司の著作
・代表作 『Oh! SF映画―先駆的SF特撮映像論』
 SFマガジン連載のトータルスコープ等の先駆的な映像評論集(右書影)。トータルスコープというのは、大伴氏が名づけた完全なる映像のこと。
京都大文学部二十世紀学研究室 二十世紀研究
 こちらの研究室、オタク文化ということではなく、サブカルチャーも含めた現代史の分析がテーマのようです。
07.2/6 追記
・大伴昌司の世界展関係者 yamato-yさんの定年再出発 番組を作り続ける : (大伴昌司の世界展)準備万端
 展示の準備の様子かが掲載されています。あと正式ポスターも。

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2007.01.28

■ヤン・シュヴァンクマイエル監督『ルナシー』公開劇場情報

Lunacy_posterルナシー映画情報

新宿K’s cinema      06.11/18~
シアター・イメージフォーラム (渋谷)
           06.11/18~12/22
浜松東映劇場 (浜松)   07.2/7~
桜坂劇場     (那覇)   07.2/上~
名古屋シネマテーク     07.2/上~
シネ・ヌーヴォ (大阪市) 07.3/10~
シネ・モンド (金沢市)   07.3/上~
新潟・市民映画館シネ・ウインド
                  07.3/上~
神戸アートビレッジセンター 07.4/下~

 なんで東京公開からこんなに遅れるのか、という苦情は置いといて(^^)、全国各地での上映予定が掲載されていました。

 僕は、名古屋シネマテークで観ることになりそうです。ここの劇場の公式HPスケジュールによると2/24(土)~となっています。あー、まだ一ヶ月も先なのか、、、、東京との文化的デバイドを実感。

 シネマテーククラスの映画館だと、すでにホームシアターレベルでも結構近いレベルまでテクノロジーは進化しているので、あとはネットでのマイナー映画の配信サービスというソフトウェア面の充実を切に願いたい。シネマテークのあの雑居ビルの混沌とした雰囲気も大好きなのですが、いかんせん東京から3ヶ月遅れ、というのが寂しすぎます。

★追記 名古屋シネマテークの
 『ルナシー』ROAD SHOW &チェコ・アニメ玉手箱〈7プロ★入替制〉 

A B  『結んだハンカチ』ほかティールロヴァー&トルンカ集。A 72分。B 75分。
C    大好評だった2006年の映画祭からチャペック&ポヤル集。
    「ふしぎな庭」シリーズの『広がる霧』は初上映。72分。
D   シュヴァンクマイエルの代表作『アリス』84分。
E   「ぼくらと遊ぼう」シリーズを中心にポヤル傑作選。74分。
F   巨匠の創造の秘密にせまるドキュメント『シュヴァンクマイエルのキメラ的世界』
    Les Chimeres des Svanksmajer 初公開。118分。
G  トルンカの傑作『真夏の夜の夢』75分。

 僕はFとセットで観に行きます。とすると3/4-6。

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2007.01.26

■予告篇 『トランスフォーマー』

Transformerd
Transformers Movie - Official Site of Transformers: The Movie(予告篇)

 7/4公開へ向けて、だんだん全貌があらわになってきています。公式サイトのTrailerでは上のような状況。

 そしてついにコンボイの全貌が明らかに(GIGAZINE)。なんかもろ日本アニメの巨大ロボですね。こんな映像が実写で観たかった(^^)。ワクワクしてきます。(でもちょっと下記リンクのミニクーパーに似ている。)

 ところでこの映画に金田伊功が画面設計で参加している、、、なんてことはないですね(信じないで下さい)。でもそんなんが観たい。

◆関連リンク 当Blog各種トランスフォーマー映像記事
NIKEが変形しロボットに!
コピー機トランスフォーマー
Google Video "transformer"
自動車トランスフォーマー2題
・ミニクーパーロボット
 ・イギリス発のすごいロボット
 ・夫婦の愛が作った!ガソリンエンジン駆動ロボット
 ・あのイギリスのロボットはCG合成なのか?
 ・Dr. Colin Mayhew のメール
 ・Dr.Colin Mayhewのロボット続報
 ・[速報]ミニクーパーロボットついにMINI USAで公開!

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■磯光雄監督 NHK教育『電脳コイル』 COIL A CIRCLE OF CHILDREN

Coil_title_1 電脳コイル (徳間書店オフィシャルサイト) 
NHKアニメワールド『電脳コイル』
                (NHK公式HP)

2007年5月中旬 土曜日午後6:30~
NHK教育テレビにて放送開始!
宮村優子著 小説版『電脳コイル』
2007年 春 刊行予定

時は202X年。今よりもちょっと未来。子供たちの間で"電脳メガネ"が大流行していた。(略)
舞台は由緒ある神社仏閣が立ち並ぶ古都でありながら、最新の電脳インフラを擁する地方都市「大黒市」。

 徳間のオフィシャルHPで放映予定、あらすじ、キャラクター、声優他が発表されました。またNHKの公式サイトもオープンされている。ジムシーに似た女の子が「京子」 主人公ヤサコの電脳ペット(犬型)が「デンスケ」。

 放映はアナログのBS2でなく、地上波デジタル放送もあるNHK教育テレビなのだけど、この枠(『ツバサ・クロニクル』)だと今は「デジタル教育1チャンネル」。ということは教育1~3chの帯域を使ったハイビジョン放送でないということでしょうか??そんな殺生な!!(^^;) どうせならHDで放映してください>>NHK。(『ツバサ・クロニクル』は16:9画面の525iで放映されている。アナログ地上波に比べると、ワイド画面でデジタル画質となり、アナログ環境の方は、情報ウォッチしつつデジタル移行を考えるべきかも。)

 英語タイトルが明らかになっている。
 COIL A CIRCLE OF CHILDREN 「子供の輪にぐるぐる巻きつきなさい」って意味でしょうか、なんじゃそれ?? HPの絵柄も子供向きのタッチで、まんが映画的な期待が高まります。やはり21世紀版『未来少年コナン』か!!

 NHKのHPの画には、鳥居にアドレス ortp://www.daikokusi.dousojinjya.tpl/torii と「ハッキング目的の参拝は固くお断りいたします」の文字。(※当然このアドレスにアクセスしても今は何もありません) 202X年、道祖神社というのがヴァーチャル(VR)なネット上の神社なのか、それともユビキタス社会で各リアル住所にURLアドレスが付けられてミックスドリアリティ(MR)を形成しているのか、、、??今は想像するしかありません。

◆関連リンク
・磯光雄HP IMAGO IMAGE 作品紹介ページ
・当Blog記事 NHK07年春放映の『電脳コイル』 スタッフ公開!
A Circle of Children (1977) (TV) というタイトルの米国の番組。関係はないでしょう。
MR(Mixed Reality) (マルチメディア/インターネット事典)

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2007.01.24

■新刊メモ スタニスワフ・レム『フィアスコ(大失敗)』
 吾妻 ひでお『逃亡日記』 レイモンド・カーヴァー『水と水とが出会うところ』

スタニスワフ・レム, 久山 宏一訳『フィアスコ(大失敗)』』 (公式HP)  

任務に失敗し自らをガラス固化した飛行士パルヴィスは、二十二世紀に蘇生して太陽系外惑星との遭遇任務に再び志願する。不可避の大失敗を予感しつつ新たな出発をする「人間」を神話的に捉えた、レム最後の長篇。

 最近になって、『宇宙創世記ロボットの旅』を初めて読んで、奇想作家としてのレムにカンドーしていたのですが、これは別系列の作品のようです(未確認)。

スタニスワフ・レム (Wikipedia)   スタニスワフ・レム - 評山の一角:書評wiki

吾妻 ひでお『逃亡日記』 
オンライン書店 本やタウン:新刊展望:エディターの注目本 2007年2月号

 『失踪日記』で日本漫画家協会賞大賞・手塚治虫文化賞マンガ大賞・文化庁メディア芸術祭大賞の3冠受賞を達成した吾妻ひでおさんに、ご自身の生い立ちから人気漫画家としての生活、そして失踪・アル中体験から『失踪日記』ブレイク後の現在の生活に至るまで、漫画の中では描かれなかった事柄をインタビュー形式で引き出そうというのが、本書の狙いです。(略)
 ルポ以外にも、書き下ろし漫画、奥様・お嬢様など関係者によるコラムといった付録も満載、まさに「吾妻ひでお」のできるまでがすべてわかる1冊です。

 失踪していた頃徘徊した場所等を巡る写真ルポ。吾妻ひでおの素顔でまくり、以外に(?)本人自画像に似てますね。吾妻ひでおが自分について1冊まるごと語ったインタビュー集。

レイモンド・カーヴァー, 村上春樹訳『水と水とが出会うところ』 (公式HP)

温かかなユーモアと深い愛情、そして打ち消しがたい死の予感…詩人カーヴァーの危ういまでに研ぎ澄まされた心象世界を映し出す円熟期の詩集。

 カーヴァーの詩集はまだ読んだことがない。いつもその凄い感性にドキドキしてしまうカーヴァー作品、詩なので、さらに鋭く突き刺さるものがあるかも。『マルドゥック・ベロシティ』(やっと読了間際)でささくれ立った感情を沈めるのに適した本かも。

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■『日本沈没』スクラップNo.2
    岡本愛彦演出ラジオドラマ『日本沈没』

日本沈没 - Wikipedia (下記は私が記述(^^;))

ラジオドラマ 毎日放送版
映画版、テレビ版より早い1973年10月8日から1974年4月5日の半年間全130回毎日放送制作で、9:00~15分の帯番組として月曜から金曜の毎日、ニッポン放送系列で放送された。
スタッフ
演出:岡本愛彦 脚色:蓬莱泰三 音楽:田中正史
効果:高田暢也 演出助手:竹内東弥
キャスト
小野寺浩介:江守徹 阿部玲子:太地喜和子 田所雄介博士:加藤武
幸長信彦助教授:金内喜久夫 中田一成:高橋悦史 邦枝:角野卓造
山本総理:北村和夫 渡老人:龍岡晋 吉村秀夫:下川辰平
語り手:川辺久三 その他出演:文学座

ラジオドラマ『日本沈没』引用 (クリックで 最終回.mp3 の一部を聴けます)

Nippon_chinbotsu_scenario_radio01  AMラジオで放送されたものをラジカセで録ったテープ(3本)が我が家から発掘されました。テープのうち一本は切れて再生ができませんが、あとの2本はなんとかディジタル化し、永久保存できる状態にしました。

 たぶん音源としては現存するものは数少ないのではないかと思います。以下、ラジオドラマについて記すに当たって、まずはこの不完全な音源ですが(ちょっとテープが伸びているような音)、どのようなものか引用します。初めて聴く方も全体をイメージいただけるのではないかと思います。昔聴かれた方は、その時のことを思い起こしてみてください。(掲載するファイルは全130話約30時間のうちの2分ほどですので、研究の引用範囲と考えますが、著作権者の方、もし問題があればご指摘ください。他で音源が残っている話は聴いたことがないので、33年前の文化的遺産(^^;)として掲載する側面もあります、ご容赦いただければ幸いです。)

 先日の記事「『日本沈没』スクラップNo.1」でも書きましたが、僕はメディア展開された『日本沈没』の中で、このラジオドラマ版が最も傑作だったと思っています。もちろん全130回のドラマは、現在全てを聞きなおすことはできないので、記憶に頼った感想ですが、、、。

 約30時間という長丁場でテレビドラマ版のようにご当地沈没シーンでお茶を濁すようなこともなく、原作を膨らませたり設定を変えて、重厚なドラマが作られていました。

 僕が持っている唯一のラジオドラマのシナリオ(第13-15回)にもその片鱗はみてとれます(上の写真。裏表紙の店屋物の数のメモがリアル)。原作との違いを書くと、、、。

・主人公の潜水艇乗り小野寺が初めて阿部玲子に会うのは、上司の吉村部長に紹介されるより前。

小野寺 阿部剛造の一人娘 そして、あの暗い異様な海底の画の作者
      「津村玲子」 一体どういうことなのだ?
          (略)
玲  子 どんな所かしら? 海の底って。
小野寺 (戸惑いながら)どんなところって ただ 光がなくて まっくらで
      冷たくて 何もない
玲  子 何もない
小野寺 一平方センチに一トンもの水圧がかかっている地獄のようなとこ
      ろですよ
玲  子 (低いが鋭く)地獄?! どうして?!
小野寺 (たじろいで) どうしてって
玲  子 じゃ 何も棲んでないの?
小野寺 いや 生物はいます。 魚も 脊椎動物も そんなところでも、や
      っぱり生きてる
玲  子 だったら、地獄じゃないわ 海の底は
          (略)
小野寺 しかし なぜ あんな画をかくんですか? あんなに暗い海底の画
      ばかりを
          (略)
玲  子 (ポツンと) 海の底にいるんです。私の母は----
小野寺 え----?
玲  子 ----焼津の浜から 海に入って 死んだの
                              ( 第13回シナリオより )

Nippon_chinbotsu_scenario_radio02  この玲子の設定に加えて、第13回では小野寺が潜水艇の操縦ミスで先輩を死なせた過去が描かれている。これらが「わだつみ」の乱泥流との遭遇シーンの不気味な音像が作り出した雰囲気と通底して、列島沈没のドラマ冒頭のイメージを構成していた。
 一例で示したが、このように重層的に作り出された物語と海底や地震の音の世界が、当時中学生だった僕の空想映像世界を喚起させたのだと思う。

 そしてドラマは、日本の沈没を描いて、上で引用した最終回の小野寺と玲子のシーンへ繋がっていく。最終回は原作(注1.)と違い、沈没からまぬがれている新潟の直江津にいる二人を描いている。そして玲子のセリフ 「お母さんのところへ行くのね。海の底で呼んでいる」。

 出会いからつながる最終シーンのこのセリフが、海底の暗いイメージを想起させて、日本沈没のドラマを幕引きする。全体のトーンを形作っていたのが、オリジナルで追加された部分であったことがわかる。脚色の蓬莱泰三氏と演出の岡本愛彦氏の構築したラジオドラマ独自の成果だと思う。

注1.) 原作のラスト、小野寺は少女摩耶子とシベリア鉄道に乗っているシーンで幕を閉じる。そこで語られる八丈島に伝わる丹那婆の話の物悲しさも素晴らしい。

◆岡本愛彦氏について

私は貝になりたい(Wikipedia)
岡本愛彦氏著作
・岡本愛彦氏の訃報 ( neomarxisme: The Legacy of Shibuya-Kei Part One )

 「私は貝になりたい」岡本愛彦氏が死去

 名作テレビドラマ「私は貝になりたい」の演出などで知られる映像作家でジャーナリストの岡本愛彦(おかもと・よしひこ)さんが、10月24日に前立腺がんのため、神戸市内の病院で死去していたことが11日、分かった。79歳。鳥取県出身。
 遺志により、葬儀は親族だけで済ませた。自宅は公表していない。喪主は妻立子(りゅうこ)さん。
 50年、慶大卒業後、NHK入り。57年にラジオ東京テレビ(現TBS)に移り、C級戦犯に問われた庶民の悲劇を描いた「私は貝になりたい」(58年)で芸術祭賞を受賞。テレビドラマを社会的、文化的に認知させた。63年にフリーに。著書に「テレビよ、驕(おご)るなかれ」など。
 女優森光子(84)の才能を見いだし、59年には結婚したが、4年後に離婚した。大ファンだった長嶋茂雄氏が倒れた際は「必ず再起すると思う」などとコメントしていた。[2004/11/11/07:45 紙面から]

 当時、ラジオを聴いた感想を岡本氏にお送りして、その後、数通の手紙をやり取りさせていただきました。今もその手紙は僕の宝物になっています。忙しい中、子供の僕に丁寧な手紙をいただき、いろいろなことを書いていただきました。

 残念ながら2004年に亡くなったということで、最後になりましたが、この場を借りてご冥福をお祈りします。

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2007.01.23

■DVDメモ ポール・グリモー監督 『王と鳥』

映画「王と鳥」公式サイト 予告篇 DVD 07.4/4発売

  
『王と鳥』 エディシオン・コレクトール  スタンダード版 (amazon)

【映像特典】 内容は変更なる場合がございます
■Disc 1■(スタンダード,エディシオン・コレクトール版)
・太田光(爆笑問題)×高畑勲 劇場初日対談 (約15分)

■Disc 2■(スタンダード,エディシオン・コレクトール版)
「ターニング・テーブル」
 (ポール・グリモー短編アニメーション集 約77分 / 音声:モノラル)
 ・「こっくりさんの会」(1931年)  ・「音符売り」(1941年)
 ・「大熊座号の乗客」(1942年)  ・「かかし」(1943年)
 ・「避雷針泥棒」(1945年)     ・「魔法のフルート」(1946年)
 ・「ダイアモンド」(1970年)     ・「王様の道化」(1988年)
 ・「音楽狂の犬」(1973年)     ・「小さな兵士」(1947年)
劇場予告編 ほか

■Disc 3■(エディシオン・コレクトール版のみ)
・「ポール・グリモー イメージ集1コマ1コマ」 (ドキュメンタリー映像 約56分)
・「奇妙おかしな鳥」 (ドキュメンタリー映像 約21分21秒)
・「(完全版)大熊座号の乗客」 (短編アニメーション約9分)
・ジャン・オーランシュの実写CF (3作品計約7分)
・ポール・グリモーのアニメーションCF (4作品計約6分)
・「ポール・グリモー展と高畑勲監督 in France」 (約20分)
・「高畑勲とポール・グリモー展 in Tokyo」 (約20分)

■封入特典■(エディシオン・コレクトール版のみ)
ポール・グリモー展図録 "Livre illustre de l'Exposition Paul Grimault"   
・総ページページ数 / 60ページ  ・仕様 / 188mm×140mm   ・絵画点数 / 約50点

 エディシオン・コレクトール版のみ、特典ディスク3と図録が付く。スタンダード版でも短編が10篇。長いこと『王と鳥』のDVDがほしかったので、これは嬉しい。

 『王と鳥』はもちろん『カリオストロの城』の元ネタとして有名だけど、宮崎アニメにない独特のスタイルが素晴らしい。城の描写と地下世界の住人のシーン、どれも味わい深い。他のグリモー作品は未見なので、4月が楽しみ。

 欧州にはこうした城のアニメはあるが、ゴシック建築を描写したアニメはあるのだろうか。ゴシックの大聖堂を舞台にしたアニメがあるならば是非観てみたいのだけれど、、、。(アルフレッド・ベスター『虎よ、虎よ!』のセント・パトリシック寺院のシーンのアニメ化とか観たい。)

◆関連リンク
高畑 勲, 叶 精二, 大塚 康生, 藤本 一勇『王と鳥―スタジオジブリの原点』

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2007.01.22

■『日本沈没』スクラップNo.1
  メディアミックス各シナリオと樋口真嗣監督作 DVD他

Nippon_chinbotsu_scenario_2  リメイク版映画のDVDが出たのに合わせて、旧版(森谷司郎監督)の頃の『日本沈没』の関連資料を掲載します。(実は昨年リメイク版公開に合わせて記事にしようとして、自分ちの資料を発掘できなかったので、今頃ではありますが、、、。)
 ちょっと個人的ノスタルジーの混じった記事になりますが、たまにはご容赦を(^^;)

 まずは各メディア展開が計られた昭和48年(1973年)のラジオドラマと映画、テレビドラマのシナリオ。特にラジオドラマ版は珍しいものだと思います。

 当時、ラジオドラマではじめて小松左京『日本沈没』を知りそこから原作へはまり、ジュブナイル以外のSFを読むようになったので思い出深い。
 あんまり面白かったので、ラジオ局(毎日放送)や映画会社(東宝)やTV局(TBS)へ手紙を書いて、シナリオを送っていただいたというわけ。田舎の子供に丁寧に贈って貰えたわけで、本当に感謝です。
 僕はといえば、考えてみればその頃から「究極映像研究」体質が育ちはじめたのでしょう(^^;)。

 この中でも、ラジオドラマは一番の出来でした。森谷司郎監督版も今観てもなかなか重厚に出来ているのですが、僕の中では、ラジオドラマがベスト。どなたか聴かれていた方、あなたの日本沈没はどのメディアが印象深いですか。

 ラジオは15分×半年間130回という長丁場で丁寧にオリジナル部分を入れて描かれたドラマが忘れられません。脚色の蓬莱泰三氏(『中学生日記』『幕末未来人』等の脚本家)と、演出の岡本愛彦氏(往年の名作ドラマ『私は貝になりたい』の演出家)の作劇と文学座の俳優さんたちの力でしょう。あとラジオという音だけで映像を聴取者に想像させるメディアの特性が最大限活かされたイメージ喚起のパワー。

 次回はもう少しラジオドラマ版のことを書きたいと思います。

◆関連リンク
日本沈没 - Wikipedia
 (ラジオドラマの項、シナリオの記述に基づき、私、詳細を入力しておきました)
・当Blog記事 樋口真嗣監督 『日本沈没』感想
・リメイク版DVD
  
 『日本沈没 スタンダード・エディション』
 『スペシャル・コレクターズ・エディション』
『日本以外全部沈没』
河崎実大全(公式HP)
・シナリオライター蓬莱泰三氏 ネットでは「トラウマ作詞家」として有名。

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2007.01.21

■新刊メモ  R.A.ラファティ 『子供たちの午後』
         あさのまさひこ 『海洋堂マニアックス』
         菊地一郎   『偽景―1998-2006』

R.A. ラファティ著, 井上 央編訳『子供たちの午後』
子供たちの午後 -Among The Hairly Earthmen-(1982年版について)

アダムには三人の兄弟がいた    氷河来たる
究極の被造物               パニの星
子供たちの午後              トライ・トゥ・リメンバー
プディブンディアの礼儀正しい人々  マクグルダーの奇蹟
この世で一番忌わしい世界        奪われし者にこの地を返さん
彼岸の影

 1982年に刊行されていたものの復刊。以前買いそびれていたので、今回入手しました。
 イーガン『ひとりっ子』も未読ですが、もう一冊、子供もの(??)海外SFが積読になってしまいました。でも楽しみ。

あさの まさひこ『海洋堂マニアックス』
 仕掛け人たちが初めて語る「食玩ブームの倒壊の真実」(公式HP)

 『海洋堂クロニクル―「世界最狂造形集団」の過剰で過激な戦闘哲学』と同じ編著者の新刊。『クロニクル』がなかなか傑作だったので、これも面白そう。ところで食玩ブームって倒壊したんですか??コンビニ行くといっぱいあるけど、、、。

菊地 一郎『偽景―1998-2006』
菊地 一郎展 新宿ニコンサロン(公式HP) TAB イベント - 菊地一郎 「偽景」

2007年01月16日 〜 2007年01月22日
作者は日本各地をまわり、風景の中にある人間の痕跡を撮り続けている。そしてその痕跡がまわりの風景に調和しておらず、違和感があることに気づいた。それらはへんてこなオブジェ、意味不明な看板、風景の幾何学模様などで、これらを集めた「にせものの風景」が本展のテーマ“偽景”である。モノクロ44点。

 たまたま本屋で見かけた写真集。さびしげな風景の写真集。なかなかいいです。

◆関連リンク
・ファンサイト 秘密のラファティについて
海洋堂(公式HP)
リボルテック(amazon)

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2007.01.20

■対話がアニメを作り出す~監督 神山健治~
      (NHK にんげんドキュメント)

対話がアニメを作り出す~監督 神山健治~(NHK にんげんドキュメント)
                   (★しばらくはこちらでしかリンク見えない)
 当Blog記事 NHK にんげんドキュメント 神山健治監督の現場ルポ

◆シナリオの強度

 脚本作りに焦点を当てたドキュメント。
 これは神山監督の監督術のコアに当たる部分。きっとNHKとの事前の話し合いでここを中心に番組を構成することは監督もしくはI.G側から提案したのではないかと邪推。通常のアニメメイキングと違った切り口で面白い内容になっていた。(作画自体については語られていないので、少々寂しいが主役が神山監督ということでは正解なのだろう。)

 脚本作りを徹底的に討論で強度を上げていくやり方は、まさに黒澤明の映画術と共通する。(黒澤の脚本作りにもいくつかの変遷があったようで、こことかに整理した記述があるのでご参照→蒼穹の回廊 書評 橋本 忍『複眼の映像-私と黒澤明』) 『攻殻機動隊SAC』の緊密なストーリーが、こうした作り方で出来上がっていたことがリアルに体感できた。

 ただひとつだけ気になったのが、今回の物語で女性ライターがいないこと。30歳の女性主人公を描くのに、40代くらいの男性ライター中心、しかも(ちょっとむさくるしい(失礼)雰囲気の)討議で、、、というのが少し女性的な感覚の部分を描くのには、もしかして不安要素かと。
 え、草薙素子の場合はうまくいった、あの方は電脳とサイボーグによる変容した女性ということで別格では?(もしかしてバルサも剣というテクノロジーで変容した女性なのか??すみません、ストーリー知りません。)

Kamiyama_pc◆アニメ制作支援システム

 神山氏がコンテを描くところを直接映像で観れたのもよかった。こうした思案の仕方、鉛筆の動きから今までの作品も生み出されたわけだ。そして机の周りの張り紙。
 「刀の錆は砥石で落とす。人の錆は対話で落とす」とか、「自分の仕事を見出せた人は幸である」。説教くさくもみえるが、こうした律し方が神山監督らしさだと思う。

 そして絵コンテをきる作業の時にデスクトップで動いていたのが右のようなシステム。切れてしまっているが、上からキャラクター、ストーリーボード、発注表、用語集、と推定される。この画面ではクリックされてストーリーボードが表示されている。
 htmlで書かれているのか、なんなのかは画面からだけではわからないが、単なる共有サーバのフォルダでの管理でなく、制作にこうしたシステムが構築されていることがわかる。I.G独自のものか業界でツールとして普及しているものか、これも不明だが、演出の援用システムが存在するわけだ。(絵コンテは岩井俊二氏のようにPCの人もいるけど、神山氏は鉛筆手書き。)

◆原作とオリジナル

 画面にストーリー構成と原作のページとの関係が出ていたので、せっかくなのでメモメモ(なんと暇な作業をしているのか>>自分(^^;))。原作はシリーズだけれど、1冊目だけがアニメ化されるということがわかる。企業秘密でストーリーのポイントはぼかしが入っていた。今回、オリジナルストーリーが約半分。

1話 P   6- 35     2話 P 36- 68
3話 P  68- 94    4話 P 94-108
5話 P110-148    6話 P116-122, 149-165
7-18話 オリジナル
19話 P166-184  20話 P186
21話 -P201       22話 オリジナル
23話 P211-248  24話 P202-210
25話 P248-289  26話 P290-325

◆没企画書

 押井塾等での神山監督の企画書が映像で数点映し出された。イラストや物語のシノプシスが興味深い。データ的にタイトルを挙げると、『隣室のヒットラー』、『エイジアン・マトリックス』、『大転換期家族 ラブタンバリン』、『隣のお嫁さん』。最後のはなんかやけくそな企画に見えますが、その他の3本は、観てみたい感じ。

◆物語の核心

 最後にテーマのコア部分について語られた。
 自分の娘ではないバルサを育てた剣豪ジグロ。ひとつも自分の得にならないことをなぜジグロはやったのか、ここの理由をはっきりと出すことが、物語の核心であろう、と監督が語っている。

 「(剣豪として)極めようとしていたが、自分のためだけではそのモチベーションが続かなくなることを知ったんだと思うんですよ、ジグロは。人のために奮うことでモチベーションが続くのだということを知ったんですよ、絶対。全てはそれは他者のため。自分のためだけではないというところに帰結していくんだと思う。この話は。ここがこの物語の肝になる。自分でもやりたいところはここのような気がする。」

「他人のために懸命に頑張るところ。自分の行動を振り返ると、自分のためだけではこんな苦しいことは続けられない。義務感みたいなものも頑張れるモチベーションになってる。 そこが100人ものスタッフでやるアニメーションの最大の面白さでもある。(略)(自分は)そういうのはどっちかというとやだった。」

 これを説教くさくない形でやりたいと言う監督とシナリオスタッフ。今の時代とフィットするように思えるこの部分が物語で果たしてどう描かれるのか、楽しみにスタートを待ちたい。

◆蛇足

 上のディスカスを見ながら僕が思い出したのは、最近人から聞いたアインシュタインのエピソード。

Einstein_1  アインシュタインが来日した際に、ひとりの学生が質問した。「人は何のために生きるんですか?」
 アインシュタインは吃驚した顔でこう言った。「他人を喜ばせるためです。そんなこともわからないのですか?」

 伝え聞きなので、なかなかニュアンスをうまく表現できてるかわからないが、このエピソードは、ストレートで眼から鱗に感じられた。実際に彼がそうできていたかはともかく、舌を出す有名な写真とか、その行動原理がなんか理解できる(^^)。

 こうしたことが自明のものとして子供たちに話される世の中というのも良いのかもしれない。

◆関連リンク
アインシュタイン格言集 のページにはこの話はでてないです。
押井塾課題提出の企画書(Production I.G)
 『隣室のヒットラー』、『大転換期家族 ラブタンバリン』、『隣のお嫁さん』が課題テーマに基づいた企画だというのがわかります。
・shamonさんのひねもすのたりの日々
 NHKにんげんドキュメント「対話がアニメを作り出す~監督 神山健治~」
『攻殻機動隊S.A.C.Solid State Society (大型本)』 (amazon)
・当Blog記事 神山健治監督 新作『精霊の守り人』

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2007.01.18

■books & cafe LOWオープン企画 滝本誠さんトーク&サイン会

1/13オープン当日、滝本誠さんサイン会の様子
 (店主の徒然メニュー日記より)  books & cafe LOW

 先日、ご紹介した大阪でのイベント、主催者littlewonderさんのレポートです。参加できなかった私の質問も丁寧に尋ねていただけて、たいへん感謝。私の質問に関する部分、引用させていただきます。
 滝本氏の最新作『渋く薄汚れ。ノワールジャンルの快楽』に関係した質問です。質問の先頭は、同書の関連ページを示します。(質問の文、若干補足しメール原文から追加しました)

滝本誠『渋く、薄汚れ。―ノワール・ジャンルの快楽』

※究極映像研のサイトから、メールでいただいた質問に答えていただきましたのでここに記しておきます。

◆P285 200枚になろうかという、ディヴィッド・リンチ『マルホランド・ドライブ』論を書かれていたということですが、出版をこころ待ちにしています。
企業秘密に触れない範囲で、さわりだけで結構ですからどんなテーマで書かれているかを聞かせてください。

★「書かれていた。と言うのは早トチリでそうあればいいのですが・・・(笑)
さわりは『マルホランド』ということばから、ハリウッドの関係、ギャングのと関係からはじまります。新書一冊分くらいの作品に仕上がる予定です。」

◆リンチの新作『インランド・エンパイア』はご覧になりましたか。もし観られたのなら、感想をお 聞かせください。

★「まだ、観ていません。タイトルの『インランド・エンパイア』というのは部族の霊的な場所を意味するのできっとリンチの内面的な部分を描く作品になるのではと想像しています。
カイル・マクラクランが出演するかどうか、というのも興味をひかれる。」

◆P274 押井守『イノセンス』を観る前のコメント、「中年サイボーグ、バトーに完全に感情移入できそうだ。わずかな脳に一人の女の記憶だけが残っている・・・確実に俺は泣く」と書かれています。
『イノセンス』はノワールでしたか? ノワールの視点で『イノセンス』を論ずるとどんな感想になるでしょうか。

★「いいえ、ノワールと思い込んで見るとハードボイルドでした。ラストシーンの意味づけは少し陳腐な気もしましたがあれはあれで面白かった。」

 『映画の乳首、絵画の腓』からの滝本ファンとしては、間接的にであれ、このようにコンタクトができて感無量です。littlewonderさんからのメールでは、滝本さんの娘さんがうちのBlogを見てくださって、本の紹介のお礼まで伝えていただき、とても光栄です(^^)。littlewonderさん、このような機会、ありがとうございます。

 質問が僕の関心領域に偏っていて、すみません。
 『渋く薄汚れ。ノワールジャンルの快楽』に添った質問を考えたのですが、なにぶん私のノワール度が薄く、このような質問となってしまいました。どうせなら『イノセンス』についてはバロック的なアート映像としての感想を尋ねればよかったと反省。

 あと上にあるように、いずれリンチの『マルホランド・ドライブ』論を書かれる予定とのこと。僕はマイベスト映画の1本がこの『マルホランド・ドライブ』なので、滝本さんの文章がとても楽しみです。次作品は『アシュカン派の美術ー<ノワール>の発生』ということなので、次々作品としての刊行を楽しみに待ちたいと思います。

 レポートには、イベントがとても素晴らしい雰囲気であったことが伝えられています。LOWの店内の写真も出ていますが、黒のトーンで渋くまとまった落ち着いたとても素敵な雰囲気です。そして「なんと次作品の出版記念パーティーをこちらで開催させていただくことを約束してくださいました」。次の機会には大阪まで足を伸ばして、できればお邪魔したいと思います。

◆関連リンク
・もうひとりの店主 une petite maisonさんレポート : 滝本誠さんサイン会 
『映画の乳首、 絵画の腓(こむら) 』荒俣宏氏の書評 名著なのに絶版。
『映画のアウトサイド』
『美女と殺しとデイヴィッド―タキヤンの書き捨て映画コラム100連発+α』
滝本誠公認ページ  タキヤンの部屋 

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2007.01.17

■NHK07年春放映の『電脳コイル』 スタッフ公開!

電脳コイル(公式HP)

07年春NHKで放送開始!  原作・脚本・監督 磯 光雄
アニメーションキャラクター 本田 雄  
作画チーフ 井上 俊之/本田 雄
美術監督 合六 弘小倉工房)    
色彩設計 中内 照美

作画監督
 本田 雄/板津 匡覧/押山 清高/秦 綾子/井上 鋭/井上 俊之/他

絵コンテ・演出
 村田 和也/横山 彰利/笹木 信作/平松 禎史/安川 勝/野村 和也/他

 あちこちのアニメ系サイトで話題になっているが、ついに放映時期とスタッフが公開された。通常の作品なら声優や音楽のスタッフから紹介されるはずなのに、この作品は作画と演出を中心に紹介。ここからこの番組のコンセプトが知れようというもの。まさにアニメーションの映像にスポットを当てた作品を目指しているのだろう。で、上は各スタッフの過去の作品等データへリンクをはってみた。

 作画が井上俊之に本田雄。磯光雄を加えて凄腕のアニメータが3人もTVで集結するというのは凄い。これも磯光雄のアニメーションが業界にインパクトを与えたからこその布陣なのでしょう。凄く楽しみ。

 今年の春からということで、NHKは神山健治監督『精霊の守り人』ともども眼が離せない。(『精霊の守り人』はBS2だが、『電脳コイル』はNHKのどのチャンネルか不明。BS2はアナログ衛星放送なので残念ながらハイビジョンではない。なんでわざわざそんなchを選ぶのか、と文句を言いたくなるけれど、映像が期待の『電脳コイル』だけは、是非デジタルでやってほしいもの、、、。)

 NHKで初監督作というと宮崎駿未来少年コナン』('78年)を思い出す。当時宮崎駿 37歳。作画監督の大塚康生 47歳。磯監督がいくつか不明だがおそらく40歳手前(?)、作画チーフの井上俊之 45歳(本田 雄 38歳)ということで、まさに一流アニメータの監督デビュー作として油の乗った年齢であり、二作品の布陣が符合する。アニメーションらしい傑作を期待するな、という方が無理というものだろう。 

 アニメージュ最新号にはあらすじ等、記載されている。

 キーアイテムとして「電脳メガネ」が登場するとのことで面白そう。ネットに接続し様々な情報を表示するらしい。HPのイラストが皆メガネをかけているのは、そういう設定だからということになるようです。あと「電脳生物」も登場。まだ「コイル」が何を意味するかは不明。

 あと元「アニメージュ」編集者の プロデューサー 三ツ木早苗氏の記事。磯光雄の企画書をみて、「まっとうな力強い作品」と感じたとコメントされている。

◆関連リンク
・磯光雄HP IMAGO IMAGE 作品紹介ページ

公式で一部スタッフ名を公開しました。
スペースの関係上全員はのせられませんでしたが、
公式では今月中にもうちょっと詳しい公開が始まるそうです。

平松 禎史HP 「電脳コイル」情報

徳間さんのサイトが更新されてますね。
すでにInformationで書いたように本編のコンテ・演出と
オープニングの絵コンテ描きました。(これ書いて大丈夫かな?)

WEBアニメスタイル_アニメの作画を語ろう 井上俊之 磯の3コマフル作画について

井上 そうだね。今は、極端に言えば、中割りなど存在しないのだ、という方向になりつつあるかな。人間の動きを再現するのに、中割りなど存在するはずがない、と(笑)。

井上 ディズニーの作品というのは、特に昔の作品は、3コマで再現するとすると、多分、ほとんど原画で描かざるを得ないような動きをやっぱり描いてるんだよね。 本来、人間は、中割りを入れたのでは再現できないような動きをしているんだよね。その事に、磯君の作画を見た時に、みんな気づいたという事なんだと思うんだよ。

matikaさんの日記:あきるまで 電脳コイルの若手のスタッフにも注目
It’s alright, you keep telling me, your soul can... スタッフの今までの作品リスト 
・当Blog記事 アニメータ磯光雄 と 監督作『電脳コイル』 

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■「せめからきどうたいを「日→英」で訳してみ」

「攻殻機動隊を「日→英」で訳してみ」 (アルファルファモザイクより)

Semekara_2 http://www.excite.co.jp/world/english/
攻殻機動隊 日→英 で訳してみ

ワラタまじでghost in the shellだわ

 というわけで、僕も自分のPCの電子辞書で「攻殻機動隊」を訳してみました(右)。
 " Ghost In The Shell "と訳したので感激!と思ったら、、、、。

 せめからきどうたい」  はあ?、、、、、爆(^^)

 ちなみにhttp://www.excite.co.jp/world/english/では、ちゃんと「こうかく」とでます。
 ATLAS、偉い。

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2007.01.14

■アニメの作画を語ろう 三原三千夫(1)『走れメロス』と『もののけ姫』

WEBアニメスタイル_アニメの作画を語ろう 三原三千夫(1)『走れメロス』と『もののけ姫』

三原 (略)やっぱり宮崎ファンだったんですけど、一時期かなり否定的になってしまって。画がとにかく嫌いになって、ああいうふにゃけたっていうか……これ、記事にならないですよね?(笑)

三原 うーん。一番好きなのは、宮崎さんの画というよりは……東映の『長靴をはいた猫』とか、あれは美しいですよね。森康二さんという人が、やっぱり素晴らしいんだと思います。

三原 (略)『わんぱく王子の大蛇退治』ってかなり完成度が高いというか、結局、日本ではあれ以上のキャラクターって出てないんじゃないですか。平面的でありながら、きちんと芝居ができるキャラクターですよね。(略)逆に宮崎さんのキャラは、どこまでいってもマンガですよね。アニメーションのキャラクターじゃないと思います。

 アニメスタイル編集長 小黒祐一郎氏のインタビュー記事。 まずは昨年一月の湖川友謙氏の回から、しばらく開いていた<アニメの作画を語ろう>の更新がファンとして、とても嬉しい。

 今回の三原氏は、『もののけ姫』の原画も担当したアニメータだが、率直に語る日本のアニメの作画についての話がとても興味深い。森康二氏の絵、東映動画の初期長編の完成度の高さとか、宮崎駿が手塚の絵を引きずっているとか。言われてうなづく興味深い指摘。

Hassuru_panch  『わんぱく王子の大蛇退治』や『長靴をはいた猫』もだけど、特に僕は森康二氏原案の『ハッスルパンチ』『宇宙パトロール・ホッパ』をもの心つく前の幼児期、直撃で観ていた。
 今でもあの絵柄にはノスタルジーだかすり込みだかわからないが、もの凄い馴染んだ感覚(強い郷愁に限りなく近い感覚)を覚える。(左の2作品なのだけど、この二つの絵は直撃の森康二の絵とちょっと違う感じ。もっといい絵があるのだけど、引用できるものが見つからなかったので、、、。)
 というわけで、この手の絵を冷静に客観的な判断はできないが、とにかくこの鋭い指摘にうなづきながら、このインタビューを読んだ。(この幼児期直撃の絵って、皆さんもそれぞれ何か持ってますよね?今の中学生とかはポケモンの絵だったりするのだろうか。ポケモン監修の小田部羊一氏が東映動画タッチをポケモンに持ち込んでいたら、日本のアニメの進化はまた別の形をとったのかもしれない。)

 最近の宮崎監督作が、洗練されていた東映漫画映画の絵を発展させたものでないのは誰もがうなづくことと思う。「ふにゃけている」かどうかはともかく。
 リアル志向の最近作がああした絵柄であることは、ある意味必要だと思うけれど、それでも正統漫画映画タッチを発展させたもうひとつの宮崎アニメの可能性を思い描くと、なんだかワクワクする。

 あとインタビューは、三原三千夫氏の作画担当シーンについても、いくつか語られていて、他のこのシリーズ同様、資料的な価値もバッチリ。

 次回、「三原三千夫(2)「『茄子』での発見と『妄想代理人』」の掲載を楽しみに待ちたい。

◆関連リンク
【COLUMN】「三原三千夫の万国博覧会」第1回~第50回
・『ハッスルパンチ』(amazon)
ハッスルパンチ(東映アニメ公式HP)

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2007.01.13

■忌野清志郎 最新ライブ映像

清志郎 ライブ飛び入りリハビリ宣言(スポーツニッポン) - goo ニュース

 喉頭(こうとう)がんで闘病中のロックシンガー、忌野清志郎(55)が7日、(略) “全快宣言”した。愛車「オレンジ号」にまたがって登場し「全快です!まずは自転車で体力を回復させたい」。
 音楽活動はライブに飛び入りしながら、手応えをつかんでいくといい、「ジャンルは問わず、駆けつけます!」と話している。

Imawano_kiyoshiro

忌野日報 No.37(清志郎公式サイト 地味変)

 (略)『THE DAY OF R&B』でお馴染み、サム・ムーアが来日し、11/13~17の5日間、ブルーノート東京にて素晴らしいライブを繰り広げました。(略)
 そして、清志郎は(略)ステージ上のサム・ムーアに誘われ、「I thank you.」を一緒に歌いました!! (略)
 何と!サムの奥さん、ジョイスさんが資料用に撮っていたVTRがありました!ここでその貴重なVTRをほんの一部ですが、見せちゃいます!

 先週のニュースで一番嬉しかったのが、これです。
 で、公式サイトを覗いてみたら、しっかり歌う姿がありました。抗癌剤で抜けた頭髪も復活、そしてあの声も少しだけど、聴けます。本当によかったー。

 自転車で鍛え本格的な活動が再開される日を楽しみに待ちたいと思います。

◆関連リンク
『夢助』  「オーティスが教えてくれた」が一番好きです。

 
地球音楽ライブラリー『忌野清志郎』

1970年のフォーク全盛時、RCサクセションのフロントマンとしてデビュー。ステージでの奇抜な衣装、過激な言動、社会を風刺した問題作などで、日本のロック・シーンを刺激し続ける忌野清志郎のディスク・ガイドの決定版。

音楽誌が書かないJポップ批評『忌野清志郎のブルースを探して』

 上の本のほうが評判がいいようです。

・当Blog記事 「書店 強欲堂店主・忌野清志郎

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2007.01.12

■EX合金タチコマ & Youtubeタチコマムービー

Tachikoma_goukinn

EX合金タチコマ(amazon)
アート・ストーム(公式HP)
         (野良犬の塒経由)

■商品名 EX合金タチコマ  ■価格 14,800円(税込)
■発売時期 2007年5月
■仕様 塗装済み合金フィギュア・NONスケール・全高:約155mm
■原型制作 Studio ARTSTORM (原型監修:藤原辰弘)
■発売元・製造 アート・ストーム

2本のマニピュレーターと4本の脚にはボールジョイントを使用。アイボールの可動により劇中通りの可愛さを演出できる仕様となっています。

 攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIGヴァージョンだそうです。結構、大きくて迫力がありそう。これ買うと、3体目になるしなーー(笑)。
 でもこのリアル感は凄い。ロボガレージの作った動くタチコマロボットの質感もこんなになればさらに凄いのに。

◆関連リンク
・藤原辰弘氏関連 「草薙素子 & タチコマ」スタチュー カウボーイ ビバップ 「アイン」 F-DOG
・Youtube タチコマリンク
 Leg-Wheel Hybrid Walking Vehicle (リアルタチコマ。4脚歩行+車輪走行)
 tachikoma vs cat [ タチコマvs猫 ] これ、笑えます。
 Tachikoma robot moves and speaks (ロボガレージのロボット)
 [MAD]フチコマvsタチコマ

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2007.01.11

■触覚インターフェースの進化 Apple iPhoneとNEWTON動画

Iphone03
Apple - iPhone - iPod  phone  Internet (各機能の動画) 
technology/specs Camera 2.0 megapixels

 既に見飽きている方も多いかもしれませんが、iPhone。
 手のひらの中でさくさくとGoogle earthが動くのは、なかなかクール。これだけでほしくなってきます。
 3.5inchの画面を2本の指で触って、直感的動作を可能にしているところは、さすがマン・マシン・インタフェースのApple。

 写真右は指を写真の上で広げると画像が大きくなるデモの様子。
 こういう直感的なインタフェースはまさに真骨頂ですね。iPodは、あの指で操作する感覚が、自分のマシンを何故か愛しく感じさせる絶妙の効果を持っていたように思います。
 iPhoneは実際に手にとってその触覚で操作し、画面がリンクして動く感覚を体験した時、どのような機械と人間の関係を生み出してくれるか、興味深いところ。

 iPhoneで動くMACのソフトウェアを作ると、触覚と密接に結びついた芸術が可能になるかもしれない。そんなところにチェコの触覚の芸術家シュヴァンクマイエルを起用して、単なる直感的インターフェースでない驚きの感覚を生み出してくれることも夢想してしまいます。

◆関連リンク
アップルのPDAといえばニュートンです。動画を比較してみてください。93年から07年での技術の進化は素晴らしいものがありますが、もしかしたらマン・マシン・インタフェースの進化はたいしたことがないのかも。
Iphone04_2Newton MessagePad & Media Part 1 Part 2
 Part 2は、映画"Lost in Space"が再生されている様子。
復活の噂が繰り返される『ニュートン』の秘密 2002年の噂

 先週、『ニューヨーク・タイムズ』紙が伝えた推測にもとづく記事は、米アップルコンピュータ社のスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)が、携帯情報端末(PDA)と携帯電話を一体化した新しい機器開発を、熱心に進めているというものだった。

 『iPhone』という名称のこの機器が、アップル社を危険な「ハンドヘルド機の国」に再び連れ戻すかもしれないという見解を述べていた。

 アップル社による前回のハンドヘルド機市場への参入は、ジョブズCEOの前任者ジョン・スカリー氏の失脚につながったという。

こんな情報もあります。
「iPhone mini」はこんな感じのものになる?(GIGAZINE)
シスコ、アップルを"iPhone"商標侵害で訴え

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2007.01.10

■NHK にんげんドキュメント 神山健治監督の現場ルポ
  NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 ~漫画家・浦沢直樹~

対話がアニメを作り出す~監督 神山健治~(NHK にんげんドキュメント)
                 (shamonさんのひねもすのたりの日々経由)

★1/20追記 当Blog番組視聴後の感想■対話がアニメを作り出す~監督 神山健治~

07.1/19(金) PM10:00- 総合テレビ
07.1/23(日) AM 0:00- 

番組は、神山監督の制作現場に1年2ヶ月にわたって密着。
脚本家たちと山にこもり徹夜で議論する「脚本合宿」や、毎回10時間以上も続く「脚本会議」の中で物語が生まれる瞬間に立ち会い、日本アニメ界の気鋭・神山健治監督の魅力に迫る。

 これはとても楽しみな番組です。
 噂に聞く神山監督の脚本重視のアニメ制作の現場が克明に描かれることを期待します。この脚本の徹底した作りこみですぐ連想するのは黒沢明監督の映画術。複数名の脚本家(菊島隆三、小国英雄氏ら)で温泉宿に籠って、ひとりが物語に難題を持ち込み、次の脚本家がそれを知力の限りを尽くして乗り越えるアイディアを考える、、、、。あの傑作群を作り上げた手法とどっか通じるにおいを感じる神山脚本術のコアが描かれることを期待。
Kamiyama
 1年2ヶ月の取材期間にもし『立喰師列伝』の撮影が入っていたら、その現場がルポされることも期待(^^)。こんな顔をした若手トップアニメ監督の実態を描き出せていたら、この番組、まさに「にんげんドキュメント」の名にふさわしい、、、ははは。

放送予定 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 第38回 ~漫画家・浦沢直樹~

 2007年1月18日 放送予定  心のままに、荒野を行け

 キャラクターを生みだし、ストーリーを考え、コマ割りをして、人物の表情から動作すまでを描いていく漫画家の仕事は、映画に例えれば、監督、撮影監督、美術、脚本、俳優を一人でこなす、と言う高度で創造的な仕事。(略)
 去年春、大ヒット漫画「20世紀少年」の突然の連載中止で、読者を驚かせた浦沢。その連載の再開までの1か月にスポットを当て、天才漫画家の知られざる創作の秘密に迫る。

 来週のNHKは見逃せません。
 ビッグコミックオリジナルの最新号『PLUTO』は読まれましたか? ゲンドウが語る「60億人の意識をトレースした眠り続ける人工知能」。凄いワクワクしました。

 司会の意識の謎に迫る脳科学者茂木健一郎との人工知能のディスカッションが番組で見れたら、素晴らしいのに。期待してもそんな話題はどだい無理な気もしますが、、、、。下記リンク先に番組の収録の様子が茂木氏の日記として記されています。『プルートウ』のことは触れられていません。

茂木健一郎氏の クオリア日記: 半眼に入る(浦沢直樹氏との番組収録紹介)

 荘厳なバロックの森の中に分け入り、
ときが経つのも忘れて浦沢さんと語り合った
思いがした。

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2007.01.09

■books&cafe LOW オープンイヴェント
  1/13(土)PM 滝本誠氏 トークとサイン会 開催

Bookscafe_low_1

 店主のlittlewonderさんからメールでご案内をいただきました。
 生滝本誠氏のお話を聞けるファンにとっては素晴らしいイベントですので、ご紹介します。

店主の徒然メニュー日記 by littlewonderさん books&cafe LOW 開店のお知らせ

2007年1月13日(土) books&cafe LOW オープン
大阪市中央区瓦屋町1丁目6-2  

オープニング・イヴェントに評論家の滝本誠氏をお招きし、
午後から店内でトークとサイン会を開催致します!

『渋く薄汚れ。ノワールジャンルの快楽』の著書が好評の、評論家の滝本誠さんにずっとお願いしていたサイン会ですが、原稿執筆で追われるお忙しい合間をぬってなんとオープンの日にあわせて来ていただけるというお返事をいただきました。(略)
超多忙な方なので、午後からということだけで当日の時間はまだ確定できていませんが、朝から店内で張り付いて待ち構えていると必ず現れるというしくみになっていますので(笑)どうぞ奮ってご参加ください。

 私は残念ながら行けませんが、関西方面の滝本ファンの方には嬉しいイベントです。

 遠方のファン(含自分(^^:))にも嬉しいお知らせがあります。

 もし滝本氏に何か聞きたいことがあれば、この記事にコメントとして書いてもらえれば、littlewonderさんのご好意で当日質問していただけるそうです!!内容によっては素敵なタキヤンのご回答がいただけると思います。

 あまり日がありませんが、我と思わん滝本ファンは、どしどし質問をお寄せください。1/12(金)までにいただいた質問は、私がメールでlittlewonderさんにまとめてお送りします。

『LOW』のサイトの告知ページ

◆関連リンク
店主の徒然メニュー日記:『渋く、薄汚れ。ノワール・ジャンルの快楽』紹介
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2007.01.08

■ハイビジョン・レポート 異星生物の動物園
  Space ZOO

Zoo_chameleon_1
 冬休みにハイビジョンハンディカムを持って、異星生物の動物園に行ってきました、、、なんて(^^;)。
 ただの近郊の動物園へ行っただけなんですけどね、なかなか迫力でした(大げさなタイトルですみません)。

 動物園の園長になりたいという夢を最近持った(^^)うちの子を連れて、ひさびさに動物園へ赴いたわけです。
 動物園か、もう見飽きてるし、そんな面白くないよなーオトナ的には、って軽い感じだったんですが、6年ぶりくらいでじっくり見ていたらこれが面白いわけ。

 象とかキリンとか、しげしげとディテイルに眼をやりつつ、「ここは異界の生物を展示している動物園だ」(もしくは「自分が20世紀初頭の人間だったら、世界の動物というとんでもないワンダーなものを観てるんだ」に置換可)、と自分の心をだましつつ観ていたら、だんだんその気になってきました(^^;)。異化作用ってやつですね。

 実はあまり動物ってじっくり観たことなかったので、デティルに眼をやっていくと、そんな風に自分をだませたりするわけです。( >>変な奴、だけど楽しまなきゃ損でしょ。もちろん子供や妻には言いませんぜ、そんなこと。)

 で、ハイビジョンを撮る時に、意識的に引いた画から最大ズームまで寄った映像をいろいろと撮ってきました。
 うちへ帰ってそれを見て気づいたのは、ビデオでも上記の異化作用に使える、ってこと。
 つまり左の絵が今までのビデオの解像度。で、ハイビジョンだと、しっかり右のようなデティルが記録できる。「神は細部に宿る」とはよく言ったもので、細部の再現性が上がると物のリアリティはグンと増します。(上の写真をクリックして大きい画像で見てみてください。)

 考えたら、我々は今まで映像で動物のここまでの細部をほとんど見たことがなかったわけです、ハイビジョンの登場までは。(もちろん、写真はありますが、動画とのリアリティの差は留意。)

 そのデティルとさきほどの自分のおつむにかける呪文で、なかなかの異世界感覚が味わえます。
 (きっと何、変なこと言ってるんだ、こいつは、と思われるだろーなー。わかる人にはこの感覚わかってもらえると思うけど、、、。この記事(後半)も似たようなことを書いてます。)

 徹底して、異星の生物を飼っているというコンセプトの動物園って、駄目ですかね。建築とかそれらしいデザインにして。
 上のような異化作用を持ってみると、象とかキリンとかカメレオンとか、十二分に不思議な生き物ですよ。あの長い鼻や首って、幼児期から知らなければ、かなり異様。アルファケンタウリから連れてきたって、きっとどっこいどっこいじゃないかなって(^^;)。(だんだん話がトンでもになっていくので、この辺で自粛)

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 あと今回、初めて見た動物でなかなか不思議だったのがこれ。

Zoo_tsuchibuta

 ツチブタ

ツチブタ (土豚、Orycteropus afer ) とはツチブタ目(管歯目)に属する哺乳類である。(略)
管歯目の化石記録は乏しいが、新生代第三紀後期にはインドや地中海地方など現在よりも広く分布していたらしい。(略)
原始的な有蹄動物であり、蹄状の爪を持つ。 歯は退化しており、中央に管がある円筒形の臼歯から成る。
第三紀は地質時代のひとつ、6430万年前から160万年前。

 ツチブタ ( 動物園ファンのサイト TokyoZooNet )

哺乳類のなかでも生態がいちばんよくわかっていない動物です。

 動画 ( うごく!どうぶつ図鑑 - 東京ズーネットBB )。 ここに異世界っぽい写真

 夜行性なので、写真のように暗い部屋なのですが、何か動いてるぞ、と眼を凝らした時にこの生物が映像として浮かんでくると、なかなか異星生物。
 なんかこんな宇宙人が子供の頃の大伴昌司氏の図解に登場しませんでしたっけ?スターウォーズにもいましたね。

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2007.01.07

■地上へ落下するスペースデブリ(ロケットブースター)の映像
  Video of Space Debris

Spacedebris
Video of Space Debris 動画 (Sidebar Video) (GIGAZINE経由)
Denver Space DebrisDenver Space Debris 上の一部始終(YouTube)
 夜景を撮っていて、偶然、写されたようです。
 Space Debris over Colorado & Wyoming
 AMAZING: Russian Space Junk Falls to Earth(上と同一の動画)

CNN.co.jp : ロシアのロケット、米国に落下 破片は未発見 ?

 北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は4日、ロシアの使用済み補助推進ロケットが、米コロラド州とワイオミング州の上空で大気圏に再突入したことを明らかにした。(略)
 ロケットの大気圏再突入と同じ頃、燃える物体が落ちてきたとする目撃証言は複数報告されている。(略)
 NORADによると、ロケットは昨年12月、フランスの宇宙望遠鏡打ち上げに使用されたソユーズSL-4で、米国の専門家らは落下を事前に把握していた。

Russian rocket dazzles Durango sky(Durango Herald Online) (要約)

実際に観た人のコメント
 午前6時15分、地平線からまっすぐ上昇するクリスマスツリーが出現。
 きらめきがこの物全体をとりまき, それは, 非常に明るくて, まぶしかった。
 それは満月より明るかった。

北米航空宇宙防衛司令部のスポークスマンSean Kelly中尉
 ロケットが12月27日にロシアのバイコヌール宇宙飛行ロケット発射基地からフランスのコローの望遠鏡衛星を発射した。望遠鏡は3年の任務の間、12万の星をモニタし、新惑星の発見を助けるものである。

NASAジョンソンスペースセンター天文学ソサエティのスペースデブリの専門家Paul Maley
 (起動計算上)午前6時17分頃に、コロラドから目に見えるのが当然であると言った。
 これらの捨て物のブースターがゆっくり地球の, より近くに滑るように, 長さ最大1,000マイルの壮観な火の玉を作成する。

 スペースデブリを落下する流星として記録した貴重な映像です。なかなかエキサイティング。
 僕も、20年近く前に、ロシアのスペースデブリが地上へ落下するのを、日本で西の空に見たことがあります。夕方でしたが、かなりはっきりと見えて、ちょうどこのムービーと同じような感じの1-2分の現象でした。
 その時は何が起こったのかよくわからず、何か凄いことが起きたのではないかと不安に駆られつつ、センスオブワンダーを味わった記憶があります。当時はまだ冷戦の時代で核の脅威が現実のものとしてあったので、世界の終末が迫ったような感覚もあり、ドキドキしました。もちろん次の日の新聞で真相はわかったのですが、、、。
 今回のこの現象を実際に目撃したアメリカの人々はどんなイメージを持ったのでしょうか。

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2007.01.06

■透明球(インビジブル・スフェアー:INVISIBLE SPHERE)
  215 Points of View

215_points_of_view

215 Points of View (動画あり)
jonathan schipper 215 points @ pierogi 2000

概要
5.5フィート径のスチールフレームに215のモニタと監視カメラが取り付けられている。

それぞれのモニタ表示は球の反対側に置かれたカメラから生中継ビデオが供給される。球は転がすことができる。

これは監視装置であるが、そのスケールとモビリティは秘密性を台無しにしている。

 モニタの近くにある突起がカメラと思われます。
 これにより、球の向こう側の視界がモニタに映し出されて、透明な球体を実現しているということのようです。観てわかるとおり、光学迷彩には程遠いしろものです。

 実用性は端から無視されていますが、その存在感がなかなか。リンク先のムービーは転がされている映像もあります。

 先日の記事 直径6m球体スクリーン シティスフェアー360°とともに、映像スフェアーシリーズとしてお楽しみください。

◆関連リンク
東大舘研究室 光学迷彩

 当Blog記事
メタ・マテリアルによる透明マント
東大舘暲研究室 相互テレイグジスタンスの第二世代

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2007.01.04

■宮崎駿 初期原画<2> 『ルパン3世』第23話「黄金の大勝負」

Miyazaki_lupin

『ルパン3世』第23話 
 「黄金の大勝負」より引用→

 CATVのANIMAXで『ルパン3世』ファーストシリーズが放映されていたので、せっせとDVDに焼いています(コピーワンス)。

 で、宮崎駿のアニメータとしての原画の仕事はどこかと探してみたのですが、これがなかなか難しい。下記の労作のデータベースで書かれている9,14話にそれらしきシーンが僕には見つからない。

 で、僕がそうじゃないかと思ったのが、最終話にある上の写真のシーン。
 どこかに根拠があるわけではなく、この頃に描かれた『侍ジャイアンツ』と『空飛ぶゆうれい船』の宮崎原画のイメージに近いというだけ。全く僕の推測なので、確かな情報をお持ちの方は指摘いただきたい。

 もともと宮崎は絵コンテを描いているわけで、レイアウトだけでいうと、絵コンテで相当描き込まれているはずなので、動きのないシーンだと単に絵コンテが別の原画家によって再現されているだけなのかもしれない(写真の左上と右下とか)。
 本来動きの感覚で判断すべきでそうすると、銭形と署長のシーンがそれらしい。特にゴルフクラブを振り回す署長の作画の破天荒さ。きっちりとしたレイアウトと独特の動き。ここらが前述の2作品の宮崎作画シーンを彷彿とさせる。(、、、、でも実のところよくわかりません(^^;))キャラクタの肩のラインが特徴的だと思うのだけれど、、、。

 「宮崎駿 初期原画」シリーズとして記事にしようとしたのだけれど、早くも第二回でこの体たらく、、、。元々アニメータの描く動きの感覚の面白さをもっとクローズアップしてもいいのではないかと、はじめた記事なのだけれど、本人もしくは当時のスタッフにあたる術のない一介のブロガーの私には過ぎた企画になってしまったという次第。

 手元にある宮崎関係本やネットの情報を今回かなり調べたのだけれど、『ルパン3世』の原画屋としての仕事の細部は全くわからない。世間に認められた宮崎駿の仕事すらこの状況。アニメを文化や芸術として評価していこうとするなら、アニメ本来の面白さとしてクローズアップされてもいいのが原画家の仕事のはずなので、こうしたところの研究がなんとか進まないものだろうか、と思っている。

 僕の知る限りアニメータの(顔を似せて描く作画監督でなくアニメータの)仕事で、一冊本になったのは、はるか昔の徳間書店の『金田伊功スペシャル』だけじゃないだろうか(☆1/6追記 他にも何冊かありました。コメント欄を参照)。本当ならアニメータ叢書みたいなのが出版されて、各名アニメータごとに原画の採録とDVD付録で担当シーンを紹介する本が出たら、素晴らしいのに。(少なくともそんな本が出たら喜んで買う作画ファンが世の中には数百人(推定)はいると思う(^^;))

Miyazaki_lupin_banngai
 最後にこれも23話より引用。このシーンは、宮崎らしき人物や大塚作画監督の趣味のジープ等が出ている。だけど作画タッチから宮崎駿担当シーンではないと判断したのだけれど、いかがなものか。(でもアニメの巨匠たちがこんなお遊びをしていたおおらかーな雰囲気がとってもいいシーン。)

◆関連リンク
高畑勲・宮崎駿データベース スタッフリスト3
    (高畑・宮崎作品研究所 叶精二氏)

宮崎駿原画 9,14話 
  9話「殺し屋はブルースを歌う」 1971年12月19日放映 演出修正(高畑,宮崎)
14話「エメラルドの秘密」           1972年 1月23日放映 演出(高畑,宮崎)

「テレコム創成期とルパン三世」
Wikipedia 宮崎駿
『ルパン三世』 サブタイトルとスタッフリスト
宮崎駿作品を中心に、ルパン三世全般をテーマとするページ
・(お流れになった)押井版ルパン3世(劇場)の制作開始を前に開かれた
  鼎談 押井守×宮崎駿×大塚康生
(電源を入れてください~都市ノォト~さん)

・当Blog記事 宮崎駿 初期原画<1> 『侍ジャイアンツ』第一話

『LUPIN THE THIRD first tv. DVD-BOX』
 ルパン三世 1stTVシリーズ DVD BOX
 「LUPIN THE THIRD first tv. DVD-BOX」
(2001)

● DVD5枚組(デジタルニューマスタリング・全23話完全収録)
● 貴重な資料、発掘ネタ満載のオールカラー32Pブックレット封入
・スタッフインタビュー(おおすみ正秋氏ほか)
・スタッフ情報などを含む各話詳細解説
・宮崎 駿氏の絵コンテ紹介(第11話七番目の橋が落ちるとき、第12話誰が最後に笑ったか?の一部)

 もしかしたらこのブックレットに宮崎原画の情報があるかも。ご存知の方、ご一報を。

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★以下、1/6追記。
 コメント欄でアニメ様からいただいた情報に基づき、宮崎氏の「第一原画」という第14話「エメラルドの秘密」の銭形と不二子ダンスシーンを引用。詳細はコメント欄参照。
Miyazaki_lupin_14

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2007.01.03

■07年スタート

07nennshi_06kakamihara_koukuusai06
 すでに1/3なのですが、あけましておめでとうございます。
 皆様のアクセスのおかげで、07年はじめに左のカウンタが777777となりそうで幸先がいいスタートかな、と思っています。本年もボチボチ更新してきますので、究極映像研究所をよろしくお願いします。

 年の初めくらいは、自分の写真で、と蔵から出してきました。06年秋の某航空際で撮ったブルーインパルスの映像です(例によってハイビジョンムービーの1コマ)。

 ブルーインパルスは初見。スモークが立体的に空に広がって、雄大な3D映像が青空に描かれ、とてもワクワクしました。これ、立体ハイビジョンカメラで撮影できたらきっと素晴らしいでしょうね。

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