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2007.03.01

■堀晃著『バビロニア・ウェーブ:BABYLONIA WAVE』
  創元SF文庫 国内SF刊行開始!

堀晃著『バビロニア・ウェーブ』
『バビロニア・ウェーブ』(東京創元社 公式HP)

 ――太陽系から3光日の距離に発見された、銀河面を垂直に貫く直径1200キロ、全長5380光年に及ぶレーザー光束「バビロニア・ウェーブ」。いつから、なぜ存在するのかはわからない。ただ、そこに反射鏡を45度角で差し入れれば人類は厖大なエネルギーを手中にできる。傍らに送電基地が建造されたが、そこでは極秘の計画が進行していた。

堀晃 文庫版あとがき(東京創元社|Webミステリーズ!)

 構想を巡らしているうち、宇宙SFとして、設定の大きさだけならちょっとした記録が狙えそうな気がしてきました。

 これぞ、SFの醍醐味。この全長5380光年という超巨大な存在の設定にドキドキしないSFファンはいないでしょう。長らく幻の作品となっていた傑作がついに文庫として復刊されました。
 宇宙空間の広大さと、真空の空間の虚無感に酔えること間違いなしです。徳間書店版ハードカバーを持っていますが、加藤直之氏の表紙も美しいので、もう一冊、買います!

創元SF文庫 2007年2月より国内SF刊行開始!
堀晃『バビロニア・ウェーブ』(創元SF文庫): Blog マッドサイエンティストの手帳

 創元SF文庫の一冊。クラーク、アシモフ、ハインライン、アンダーソンからイーガンまで、ずらり並んでいるあの薄紫の背表紙と同色で並べていただけるとは、さすがに感激ですねえ。

 そして創元SF文庫での日本人作家作品の刊行開始。
 ミステリは国内作品もあったので、これまでSF文庫で出てなかったのも不思議。引き続き、復刊が望まれている名作と、それから新たな新作の登場を心待ちにしたいと思います。まずは『バビロニア・ウェーブ』がヒットして、堀晃作品が続々と刊行されたら嬉しいです。

◆関連リンク
黄金の羊毛亭さんの堀晃<情報サイボーグ・シリーズ>について
てつの本棚さんのリストによると、SFマガジン1977年10月号(227号) ヒューゴー賞特集!に短編版「バビロニア・ウェーブ」が掲載。 「太陽風交点」1977年3月号、「バビロニア・ウェーブ」1977年10月号、「梅田地下オデッセイ」1978年5月号と怒涛のように傑作のオンパレード。あの時は幸せでした(^^)。
田中芳樹著『銀河英雄伝説 1 黎明編』
 創元SF文庫のもう一冊はこれ。星野之宣氏によるカバーがこちらもなかなか素晴らしい。

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