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2007.10.06

■Apogee & Perigee (戸川純 三宅裕司) 『月世界旅行』

Gettsusekai月世界旅行 APOGEE&PERIGEE
     (Youtube) (ニコニコ動画)

戸川純と三宅裕司がデュエットしたCM曲(CDJournal.com)

 ニッカウヰスキーの、1984年当時に放送され話題となったCM曲「月世界旅行」。アポジーとペリジーという、キャラクター・ロボットが登場したコマーシャルで使われていた曲で、“覆面ユニット”アポジー&ペリジーによるもの。実は戸川純と三宅裕司が歌っていました。

 この曲は松本隆と細野晴臣によるもので、戸川純ならではのイノセントなヴォーカルがポップでキュート。84年には細野晴臣がプロデュースして(略)、ゲルニカの上野耕路、越美晴、福岡裕(ビブラトーンズ、PINK)、テストパターンらアルファ/YENレーベルならではの豪華アーティスト陣参加の音源。

 ちなみにこの音源は(略)、2006年に戸川純の紙ジャケ再発シリーズの一貫で完全生産限定盤(写真)として復刻されました。

 なつかしーい。ひさびさに戸川純を聴きたくなって、探してみたら、あの名曲『月世界旅行』がネットにありました。しかもこのPV、僕は初見。映像はさすがに古さを隠し切れませんが、曲はあいかわらずの名曲。僕は戸川純の中でも最高に好きでした。

 この曲は、ここにもコメントしてくれる旧友あんまりようさんから教えてもらった曲で、80-90年代に何度聴いたことか。この少しアンニュイだけどポップな感覚が素晴らしい。そして個人的な記憶がこの曲でいろいろと想起されて、、、。

 CDは全く知らなかったので、今も古ぼけたカセットテープで持っているだけなのだけど、実はYoutubeとニコニコ動画のは、僕が持っているテープのと音源が違うみたい。少しだけど、でもこれは僕の聴きなれた『月世界旅行』とちょっと違う。いくつかバージョンがあったのか、それともテープが伸びてしまった(^^;)だけなのか。

 CDとして復刻されたアルバム『超時空コロダスタン旅行記』は、既に廃盤で中古で5千円以上します。でもほしい。

◆関連リンク
アポジー&ペリジー『超時空コロダスタン旅行記』(amazon)
戸川純 レーダーマン Radar Man(夜のヒットスタジオ版)
  諦念プシガンガ(Youtube)
 このあたりがお気に入り。今聴いても全然古く感じないのは、単にノスタルジーからでしょうか。『レーダーマン』のパンク。そして『諦念プシガンガ』のなんとも言えない凄みのある雰囲気。
 特に後者は、戸川純のコアのような曲で、肉体にとらわれた脳の中の意識がその体から脱出しようとする試みのような壮絶なパフォーマンス。これも80年代的だけど、でも21世紀的でもある。必聴。

 この頃の戸川を主人公にパンクな映画が撮られていたらと夢想する(『釣りバカ』に出てる場合じゃなかったのに(^^;))。今なら、この歌とシュヴァンクマイエルの演出で、ジャンクな退廃的な雰囲気の映画として観てみたい。実現することは、、、ありえない。

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コメント

かかわっているアーティスト、メンバーがいいよね。
純ちゃん最高だね。

投稿: | 2017.11.17 08:10

 あんまりようさん、こんちは。

>>これも80年代初頭、アニメじゃない自分の趣味、合田佐和子YMOのアルバムBGM寺山修司ペヨトルYENレーベル越美晴戸川純の流れの主脈を成しています。

 僕はあんまりようさん経由で戸川純を聴き、ペヨトルからブリキの自発団とか銀粉蝶ルートを登りました(^^)。

>>復刻CDはこれも含め戸川純初期のアルバムはまとめ買いしました。そうですかもう廃盤プレミアとは…。

 しっかりゲットしたんですね。僕は『玉姫様』しか持っていない、、、。

>>諦念プシガンガは衝撃な一曲でした。後の勅使河原美加の半生にも通底する歪んだ心情にうっとり。
でも自分は戸川純は好きすき大好きで終わってしまったのでした…その後のヤプーズは聴いてません…

 僕も一枚聴いたくらいで止まってます。何故か乗り切れませんでしたよね。

>>ってこの話はまた長くなるから(笑)いずれ自分とこのBLOGで80年代総括の一つとして文章にしてみたいとこです。

 楽しみにしています。Youtubeとかへのリンクをはって、80年代を再確認するような記事も確かに今は可能なのですね。

 著作権の問題もありますが、アーティストもむしろそうした記事(評論)は喜ぶ傾向にあるのではないでしょうか。なんと言っても聞いてもらいたいから、作品を作っているわけですから、どんな形であれ、取り上げられれば嬉しいはず。

 著作権はどちらかというと、アーティストより流通側が自分の商売の減退を気にしすぎているきらいが日本の場合強い、という言説を最近読みましたが、さもありなん。

 賛否両論あるのはわかってますが、廃盤とかの事実をみると、ネットでの展開って、クリエータにとっても有かもと思います。

投稿: BP | 2007.10.08 09:22

こんばんは。
ニコニコ、こんなのもあったんですねー自分もこのPVは
未見でした。
これも80年代初頭、アニメじゃない自分の趣味、合田
佐和子YMOのアルバムBGM寺山修司ペヨトルYENレーベル越美晴戸川純の流れの主脈を成しています。
復刻CDはこれも含め戸川純初期のアルバムはまとめ買いし
ました。そうですかもう廃盤プレミアとは…。
諦念プシガンガは衝撃な一曲でした。後の勅使河原美加の
半生にも通底する歪んだ心情にうっとり。
でも自分は戸川純は好きすき大好きで終わってしまったのでした…その後のヤプーズは聴いてません…
ってこの話はまた長くなるから(笑)いずれ自分とこの
BLOGで80年代総括の一つとして文章にしてみたいとこ
です。
アニマロイドMV-2のことは忘れてください(泣)。

投稿: あんまりよう | 2007.10.06 22:39

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