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2007.11.05

■第6回 織部賞 授賞式
  岩井俊雄「メディアとアート」

Oribe07_jyushoushikivert GIFU WebORIBE/織部賞

平成19年11月4日(日)セラミックパークMINO
1:30 授与式 国際会議場
3:10 記念イベント 展示ホール・国際会議場
3:10~3:30 高橋睦郎 朗読会
3:40~4:00 岩井俊雄 プレゼンテーション
4:10~5:00 ビデオ「EMI WADA WORKS」上映
4:10~4:30 林屋晴三 座談会
4:40~5:00 山田脩二 座談会
5:10~5:30 ワダエミ 対談
5:30 交流会 ホワイエ

 昨年、押井守の講演会で知った織部賞、その授賞式が近所であったので、観にいってきました。

 2年ごと開催、6回目となる今回は、グランプリ ワダエミ氏、受賞者は高橋睦郎、岩井俊雄、林屋晴三、山田脩二の各氏。僕は岩井俊雄氏のメディアアートが楽しみで行ったわけ。用もあって、4:00までの分を観てきました。

 会場は審査委員長の磯崎新氏設計のセラミックパークMINO。なかなか凝った建築でこちらも一見の価値有。授賞式他展示やパフォーマンスが会場のいろんな施設を使って立体的に表現されているのも良い感じだった。授賞式の制作は、審査員でもある松岡正剛氏と編集工学研究所。写真を観てもらってもわかるように、ビジュアル的に丹精にまとまっていて、好印象。特に80年代に工作舎の出版物で洗礼を受けている我々世代には居心地のいい空間が構成されていた。

 展示会場では写真にある高橋睦郎氏の詩の朗読とかワダエミ氏の『利休』の衣装とかが観られた。詩人のパフォーマンスを生で観たのは、初めてでした。

 残念ながら岩井作品は、TENORI-ONというYAMAHAとコラボレーションしたLEDを用いた新感覚の楽器のみ(しかも残念ながら触れない、イギリスでは既に発売されている工業製品らしいので、数台用意して触らせてほしかった)。
 期待していたモルフォビジョンは、パネル展示のみでした。残念。

Oribe07_iwaihorz

 岩井俊雄のプレゼンテーションは、 「メディアとアート」と題されたもので、幼少の頃のアート体験にはじまり(引き出しの落書きとか図鑑とか教科書のパラパラ漫画とか。教科書のパラパラ漫画はムービーで紹介があり凝ってました。写真左はその一枚)、筑波大時代のコンピュータを用いたパラパラ漫画とか驚き盤や「時間層Ⅱ」、「映像としてのピアノ」の紹介。

 やはり僕は「時間層Ⅱ」とか立体驚き盤が好き。
 あと今夏の紹介には入っていなかったけれど、以前デジスタで紹介された遊園地の遊具を驚き盤のように見せる作品。そんなものの実物が本当は観たかったのだけれど、展示会場はとても残念だった。

 で、ラストは、TENORI-ONの岩井による演奏。
 手元をカメラでとらえて写真にあるように実演奏のうしろのスクリーンに拡大投影した趣向が不思議な音響とあいまって心踊る空間が演出されていた。わずか20分ばかりのパフォーマンスだったけれど、会場がこじんまりとしていたこともあり、充実した時間が過ごせました。

◆関連リンク
TENORI-ON | DESIGN | ヤマハ株式会社
岩井俊雄のTENORI-ON開発日誌
茶人・古田 織部(wiki)

当Blog記事
「21世紀のISIS:イシス ~想像力と映像~」
  織部賞が生んだ「縁」と「演」対談 押井守×松岡正剛

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