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2007.12.24

■新刊メモ ポール M.サモン
  『メイキング・オブ・ブレードランナーファイナル・カット』

ポール M.サモン『メイキング・オブ・ブレードランナーファイナル・カット』 
公式HP

 SF映画の金字塔として、今なお輝き続ける「ブレードランナー」。 本書「メイキング・オブ・ブレードランナー」は、その製作の過程を克明に追った究極のドキュメンタリーとして、 1997年に初版が発行された。(略)

 本書は「ブレードランナー」の再生に合わせ、ファイナル・カット誕生に至る経緯とその間の関連事象を解説する新たな章と、主演のハリソン・フォードが、映画公開から25年を経て、初めてその口を開いた貴重なロング・インタビューを追加収録した、「究極のメイキング」のファイナル・カット版である。

 映画のメイキング本に眼がないので、手を出しそうですが、以前の1997年版からの進化の度合いをみてからにしたいと思います。

 いまだにこうして語られる『ブレード・ランナー』なのだけれど、僕は最初の公開の時にはディックの原作が大好きだったのと、映画としてストーリーに眼が行き過ぎていて、実はあまり良い評価をしていなかった。たしかにヴィジュアルには圧倒されたけれど、当時物語視点が強くて、大したSFじゃないじゃんってな生意気な感想を持っていた大学SF研人だった。浅はかな(^^;)。

 後年、映画はやはりヴィジュアルだと段々視点も変わってきて、評価は高くなっていくのだけど、でも最初の印象の影響がでかい。(いまだに『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』を完璧に映像化した作品を観てみたいと思い続けている。)

◆関連リンク
店主54才、玩具道(オモチャミチ)の光と影 : ブレードランナーの宇宙に移住する日。

映像に過剰な改変は見当たらず、世界はあの時のままに保存されていた。
大きな変化は鼓膜が聴き分けることとなった。
新しい効果音が幾層にも重ねられ、厚みを帯びて画面から溢れ出し、ついには観客を包み込む。

 やはり『ブレードランナー』と言えば、この方の文章は必読です。あの頃と変わらないクールで熱いあの文体がネットで読めることに感謝です。
Don Shay『Blade Runner: The Inside Story (Transmetropolitan) 』(amazon)
加藤 幹郎『「ブレードランナー」論序説 (リュミエール叢書 34)』(amazon)
【初回限定生産】『ブレードランナー』製作25周年記念
 アルティメット・コレクターズ・エディション(5枚組み)
(amazon)

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