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2007年5月13日 - 2007年5月19日

2007.05.18

■映画メモ アンデルス・ルノウ・クラルン監督
 『STRINGS/木偶迷城 : ストリングス ~愛と絆の旅路~』

Strings
公式HP(予告編) Yahoo!映画 - ストリングス ~愛と絆の旅路~

すべての人間の手足や頭から糸が伸び、天へと伸びているマリオネットの世界があった。ヘバロン王国の国王が、ある日、自らの頭の糸を切って自害し、息子のハル王子に王位を譲ろうとする。

原題 STRINGS/木偶迷城  製作年度 2004年
製作国 デンマーク      上映時間 93分
監督アンデルス・ルノウ・クラルン

 予告編を観ると、この世界設定が凄く面白そう。
 操り人形が生きている世界で、糸を切られると死ぬ、という設定が素晴らしい。人形たちがこのルールを自覚しているというこの世界設定。

 上の引用シーンでは、自らの糸を手繰って一人の人形が山を登っている。予告編ではこれが何の目的であるのかよくわからないが、凄く想像力(奇想力)を刺激する。
 自らの操り人形としての造物主を求めて、天高く消えている自分の糸を手繰る主人公、、、果たしてその先には? と想像するとイマジネーションが広がる。(本当にそんな映画なのかは、まだ観てないのでわかりません。たぶん違うと思う(^^;))

 この予告を観て、イアン・ワトスンの奇想小説「絶壁に暮らす人々」を思い出した。
 「上下左右、どちらを見ても果てしない崖が続く世界。そこに新たな変化が……」という話。SFでいくつかある、超絶的なある特定の状況が当たり前の世界。そこで暮らすしかない住民たちの特異な生活。ここから生まれる奇想(バカSFとも言う(^^))。

 『ストリングス』はそんな映画ではないかもしれないけれど、いたく想像力を刺激する。
 映画は、5mの糸のマリオネット115体を22人の世界中の人形使いが操って撮影されたということだが、チェコ的な映像空間でどんな奇想が描かれているのか、とても気になる。

イアン・ワトスン『スロー・バード』「絶壁に暮らす人々」収録 (Amazon)

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2007.05.17

■『電脳コイル』探索<1>  複合現実と強化/拡張現実
  ミックスドリアリティとオーグメンテッド・リアリティ
  MR(Mixed Reality) & AR(Augmented Reality)

Mixed_reality_augmented_realityMRとARの関係

MR(Mixed Reality)
AR(Augmented Reality)
       (wikipedia)

 『電脳コイル』に関連して、ミックスドリアリティとオーグメンテッド・リアリティについて、調べてみた。
(ややこしい話は不要の方は、下の◆ARの実例 (Youtubeより)へジャンプ。面白い映像有)

 まず上の関係図(ARのリンクより)。これで現実仮想の間に横たわるMR:複合現実AR:強化/拡張現実の位置づけはバッチリわかってもらえると思う(なんと楽チン(^^))。
 『電脳コイル』の世界は、(今のところ)MRのうちのARの技術が町に展開された世界であると捉えることができる。では、ARとは?

AR:強化/拡張現実

コンピュータイメージフロンティア3 「電脳映像空間の進化」
  人工現実感から複合現実感へ 立命館大学 田村 秀行氏

Karma  典型的な例は,シースルー型のHMDをかけて現実世界をメガネ越しに眺め,そこへ仮想世界のCGデータを重畳表示して見るといった用法である。(略)AR研究の初期の著名な例で,コロンビア大学のKARMA:Knowledge-based Augmented Reality for Maintenance Assistanceと名づけられたシステムである。このシステムは,レーザービーム・プリンタの保守作業ガイドを対象とし,プリンタ内部の構造や可動物をワイヤフレームで重畳表示している。(略)利用者の視点位置からシースルー眼鏡をかけて実時間ARを体験させたシステムとして,記念碑的な役割を果たした。

 (略)ARについては,こうした視覚的なシースルーや重畳表示とは違った意味で使われることもある。ゼロックス社パロアルト研究所のM. ワイザーの提唱する「遍在型コンピューティング」(Ubiquitous Computing)もその1つである。

 どうです、まさに「メガネの子供たち」の元祖。
 この田村先生のHPは、解説が非常に充実していて、興味のある方は、じっくり読んでみることをお薦めします。(もともとキャノンのMRシステム開発センター長を勤められていたとか)

ARの実例 (Youtubeより)
Mixed_reality
Virtual face talking - Virtual Stormtrooper(写真左)
 顔の映像にドナルドやストームトゥルーパーが重畳される面白い映像。
Physics and Augmented Reality - Part 2 (写真右)
 車のCGがリアルな物体と干渉するのを物理シミュレーションしたもの。これはリアル。
Physics and Augmented Reality - Part 1
 上のシリーズで、建物にボールが当たって傾きにあわせて転がるシミュレーション。
Augmented Reality Encyclopedia
 こんな百科事典があったら子供は釘付け。「メガネの子供たち」は間違いなく使っている。
2D/3D Helicopter (Augmented Reality) 
 本から3D CGのヘリコプターが飛び出てくる。
ComputerTrend-TV Augmented Reality ARVIKA 1 of 2
 ドイツの研究機関ARVIKAを紹介するTV番組。車のホイールにタグをはってアルミホイールのデザインを確認できる。さすが自動車技術の国、ドイツ。
mobile service design in urban planning(mixed reality)
 2次元のバーコードのようなもので位置を特定してそこにCGのキャラクタや写真を配していく映像。

◆関連リンク

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  ミックスドリアリティとオーグメンテッド・リアリティ
  MR(Mixed Reality) & AR(Augmented Reality)"

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2007.05.14

■Andy Huang監督 『 Doll Face 』

Dall_face YouTube - Doll Face

 たまたまYoutubeで見つけたCG。これ2005年の作品だけど、アヌシーやSIGGRAPHでもセレクトされていたそうです。

 ちょっと不気味だけれど、女性の美への哀愁がただよう作品。

Andy Huang監督 (ROOT FILM)

Doll Faceの詳細 (Anim Watch)

 このAnim Watchには、いろんな作品がリストアップされていて、リンクをたどると面白い作品に出会えそうですが、今日のところは時間がないので、この作品の紹介にとどめます。

 どなたかこれは面白い、というのを見つけたら、コメントに書き込み下さい。ではでは、お休みなさい。

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