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2007年5月27日 - 2007年6月2日

2007.06.02

■JST 空気アクチュエータロボット CB2(スクエア)
  Child-robot with Biomimetic Body

開発したロボット「Child-robot with Biomimetic Body (CB2)」 (写真)
柔軟な関節と柔らかい皮膚を持つヒューマノイドロボットを開発 (プレスリリース)

Cb2  JST(独立行政法人 科学技術振興機構)は、子供の体の大きさで、全身に柔軟な関節(51カ所の可動部分に空気アクチュエータを使用)と柔らかな皮膚(シリコン製皮膚の下にある約200個の高感度触覚センサで全身の触覚を実現)を持つという、これまでにない機能を備えたヒューマノイドロボット「Child-robot with Biomimetic Body (CB2)」を開発しました。

 浅田共創知能システムプロジェクトの一環として研究されたものとのこと。開発者の皆さんには誠に申し訳ないコメントになりますが、不気味の谷へまっさかさまってな雰囲気に思わず新聞で写真を観て、ひきまくり(^^;;)。Jyuonもう少し外観の色とかで、このイメージを和らげることはできなかったのか、残念な感じ。黄色かオレンジ色とかにしたら、よかったのかも。

 夜道でもっとも会いたくないロボットですね。
 (映画『呪怨』の子供みたいで)科学振興には逆効果かも(^^;)。

 、、という冗談は置いといて、この空気圧アクチュエータというところが興味が沸いたところ。今までも同様の駆動源で動かすロボットはあったけれど、ここまでヒューマノイドとして纏めた例は記憶にない。

 実際の動きが人間の感覚にどんなイメージを与えるか、是非動くところを見てみたいものだ。

◆関連リンク
ロボット:幼児の自然な動き再現 阪大グループが開発(毎日)

 ロボットは身長130センチ、体重33キロ。皮膚は、シリコン製で薄い灰色。骨格は主にアルミでできている。皮膚の下のセンサーなどの働きで、五感のうち視覚、聴覚、触覚を備えた。大きな音や光に反応し、体を触られると、口を開け、人工声帯で「エーッ」と声を出す。

人とロボットのコミュニケーションのかたち。(JST News)
 いやしロボットPAROもJSTなんだけど、今回のとえらい違い。
・当Blog記事 もうひとつ不気味の谷系
 大阪大学 石黒浩教授「アンドロイド・サイエンス:Android Science」

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2007.06.01

■りょーちも監督「トラボルタ」 (GyaO[a-i-r]アニメーター列伝)

Ryouchimo_trabolta
GyaO [ギャオ] [a-i-r]アニメーター列伝 りょーちも「トラボルタ」 動画

トップアニメーターの生の画=“原画”が動く「アニメーター列伝」。

何かにムッときた時、みんなきっと「トラボルタ」を投げるんだと思います…勢い良く飛ぶといいな。

スタッフ 
原作・作画;りょーちも・うっけ    アニメーション;りょーちも
音楽;洋奈「Flower on the cliff」   プロデューサー; 小林謙一

 07.5/25公開のホカホカの新作。
 動きの冴えがところどころ迸りますが、今回は全体的に抑えたトーン。

 音楽とアニメーションがとてもマッチして、静かでちょっと寂しい映像。2分、必見。

◆関連リンク
ちものと ご本人のHP。現在の扉絵が『トラボルタ』の元になった絵。
 動画もいろいろあります。
パソコンテレビ GyaO [ギャオ] 無料動画 |[a-i-r]PIX tiny picture label
 このインディーズ作品群もなかなかいい感じ。

・当Blog記事 作画の凄さはこちらから観て下さい。
 アニメータ りょうちも氏 の映像 (ノエイン原画より)

『ノエイン』 りょうちも氏、本のイラストも描かれている

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2007.05.31

■Bizarre Thing in Sky 空の奇妙なもの

Fling_object03

 またこんなもの掲載すると顰蹙を買いそうですが、どうせフェイクだとわかっていてもワクワクしてしまうのだから仕方がない(^^;)。

Bizarre Thing in Sky(Flickr) rajman1977
(不気味な飛行物体三度現れる, Odd Aerial "Drone"経由) 

 カリフォルニア州カピトラで撮影した人がFlickrに掲載。
 4月と5/8(場所は不明)5/14カリフォルニア州レイクタホに続く3回目の目撃例。少しづつ機体が違うのもフェイクなら凝りまくり。 

 この撮影者の方は、マスコミにも写真を送ったがまだ何の連絡もないとのこと。で、自分でFlickrのアカウントをとったらしい。

 電柱とこの物体の位置関係から大きさを推測できそうですが、せいぜい数mのものなのかも。

Fling_object02
Fling_object04  Blogエルエルさんの記事 謎の物体?によると、「この物体は音はとても静かで非常にスムーズに動き、しかし加速して飛んでいくと瞬きをする間にも消えて見えなくなってしまった」そうです。

 機体に書かれた謎の文字も今回のものは以前のと微妙に違いますね。

 続報を待ちましょう。

 07.6/14追記
 Bizarre Thing in Sky 空の奇妙なもの 正体判明

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2007.05.30

■上橋菜穂子『隣のアボリジニ』感想
  & 新刊メモ『ユリイカ』上橋菜穂子〈守り人〉がひらく世界

隣のアボリジニ―小さな町に暮らす先住民

 文化人類学者上橋菜穂子氏がオーストラリアでフィールドワークしたアボリジニのルポルタージュ。

 上橋氏の本は『精霊の守り人』しか読んでいないのだけれど、前半の緻密な情景描写と息詰まるアクションに感動した。そして専門の文化人類学に裏打ちされたであろう新ヨゴ皇国の設定。

 で、なぜか小説の続きを読むよりも、先に文化人類学のレポートを読んでみたくて手にとったのがこの本。200ページという薄い本ながら、白人社会の中でのアボリジニの歴史と今が生々しく伝わってくる本。

上橋菜穂子助教授 研究紹介(川村学園女子大学 観光文化学科)

 オーストラリアの先住民について、様々な角度から研究をしています。オーストラリアという国家の主流社会(アングロ・ケルト系の白人社会の中で、長い年月暮らしてきたマイノリティが、どのような文化変容を被るのか。そして、どんな風に自分たちの文化を創造していくのか……。

 「アングロ・ケルト系の白人社会の中で、長い年月暮らしてきたマイノリティ」としてのアボリジニの文化変容を、知り合った人々の語りを元に丁寧に慎重に描いてある。

 アボリジニというと、どうしてもエアーズロックの近くで管楽器ディジュリドゥを持つ孤高の民族ってイメージを思い出してしまうのだけれど、この本で描かれるのは白人の街で生活している人々なので勝手に思っていたイメージと随分異なる。
 誤解を恐れずに書くと、アメリカの白人社会の中で、歴史として迫害を受け文化的に変容している黒人やインディアン社会に近いものを感じた。

 本ではオーストラリアに白人が入ってきた歴史から紐解かれている。こうした不幸な歴史がアボリジニもあったというのは、全く恥ずかしいことに知らなかった。そして現代の彼らの変容と戸惑い。文化人類学というと、独特の風習であるとか思想を学問的に分析するイメージがあるのだけれど、ここで触れられているのはまさしく生活者としての生身の姿。文化としては呪術的側面や各種風習についても語られてはいるが、圧倒的に人々の生活の姿が興味深い一冊になっている。

『ユリイカ 第39巻第6号』(Amazon) (青土社 公式HP)

Eureka_uehashi_1特集*上橋菜穂子 〈守り人〉がひらく世界
【書き下ろし短篇】ラフラ(賭事師)
 〈守り人シリーズ〉外伝 / 上橋菜穂子

【よみがえる記憶、読書の歓び】
「もう一つの世界」のにおいを求めて / 上橋菜穂子×荻原規子

【更新されるファンタジー】
 小谷真理 安達まみ 天沢退二郎 日和聡子

【世界を読む男、変える女】
 上野俊哉 管啓次郎 長山靖生 永山薫

【はばたくイマージュを追って】
 白井弓子 大庭賢哉 小林エリカ

【ひろがりゆく上橋ワールド】
 藤津亮太 米光一成 榎本秋

【インタビュー】
「現実(リアル)」を問い直すためのファンタジー / 神山健治

 shamonさんにこういう特集本があるのを教えてもらいました。なかなか豪華な執筆陣で楽しみな一冊。『隣のアボリジニ』についても触れられているようです。

◆関連リンク
上橋菜穂子(Wiki) 
民族誌[上橋菜穂子]の講義情報
アボリジニ(Wiki) 
ピーター・ウィアー監督『ザ・ラスト・ウェーブ』(Amazon)
 アボリジニを題材にしたSF映画。ずいぶん前にSF大会で英語版で観た記憶。まったく内容を理解できず、どんな映画か記憶にありません(^^;)。この期に観てみようかな。

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2007.05.29

■NISSAN POWERED SUITS DUALIS
  日産パワードスーツ(というかトランスフォーマー?)デュアリス

日産デュアリス 公式HP
変形メカのパワード・スーツ、銀座に出現(+D Style)
日産:「マクロス」の河森正治デザインのパワード・スーツ公開(まんたんウェブ)

 すでにTV-CMも流れているので、いまさらな話題なのですが、3D-CGトランスフォーマー好きとしては、これは取り上げておきたい。まずはVTRをご覧ください。

 この公式HPの動画、カメラの手ブレ感覚とか、まさに素人が街で遭遇して撮ったという演出がなかなか好み。

 ただ惜しむらくは、変形シーンがはっきりと移っていないところ。唯一変形しているのは、TV-CFで流れているこれ(Youtube)なのだけど、はっきりとどう変形しているかがわからない。そしてパワードスーツとして人間が変形時、どう中で生存して活動しているのか(体がバラバラになりそう(^^;;))。

 河森正治デザインなので、きっと設定されているはずだけれど、是非詳細が見てみたい。日産の公式サイトでは、今後も動画が引き続き、追加公開されるらしいので、楽しみに待ちましょう。

パワードスーツのモックアップ動画

◆究極映像研内 関連記事  
「攻殻機動隊 S.A.C. meets NISSAN」  デザインコラボレーションイベント 
Google Video "transformer" 
自動車トランスフォーマー2題
NIKEが変形しロボットに!

・BMWミニクーパーロボット 日産もここまでやったら凄かったのに。
mini_toy  ・イギリス発のすごいロボット これは凝ったフェイクでした
 ・夫婦の愛が作った!ガソリンエンジン駆動ロボット
 ・あのイギリスのロボットはCG合成なのか?
 ・Dr. Colin Mayhew のメール
 ・Dr.Colin Mayhewのロボット続報

 ・MINIUSA.com ロボットをオーダーメード
 ・ミニチュアが限定販売
  通販ショップこちら。まだ買えるかは不明。

・実写版『トランスフォーマー』Note from Michael Bay
 02/17/06 07:23 PM

産総研認定「HRP-2m Choromet」出渕裕デザイン

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2007.05.28

■幻想植物 栽培日記3 ロマネスコ、フィールドへ

Romanesco070527

 異星の生物のような様態を持つ謎の数学植物(?)ロマネスコ。その栽培日記第3回です。

 いよいよ5cmほどに苗が生育したので、畑へと移植を敢行。50個の種のうち、苗になったのは38本。これだけ生育すれば、りっぱな幻想植物園映像が撮れます。

 このような植物を野に放つのは、いささか危険が伴いますが(^^;)、そうはいっても、いつまでも小さな鉢に入れておくわけにもいきません。太陽の光と養分にとんだ地球の大地で、のびのびと成育していってくれるでしょう。まかり間違っても隣の猫をその栄養分として吸収しないことを祈るのみです。

 「噛まれる!注意!」の看板は、いかに私が近所で変わり者のと思われていても、そこまではやれませんので、ご容赦を。各自、ご注意いただきたいもの。(嘘です、嘘(^^;))

 とこんなことをしつつ、本日、めでたく本Blogのアクセス数が100万に到達しそうです。
 みなさま、いつもご来訪、ありがとうございます。
 100万アクセス目を記録された方は、プロフィール記載の私のアドレスへメールください。ささやかなお礼の気持ちだけですが、ロマネスコ生育のあかつき(10月頃)には、宅急便で贈らせていただきますので、、、。

◆関連リンク 当Blog記事
幻想野菜 ロマネスコ
幻想植物 栽培日記1 ロマネスコの種まき
幻想植物 栽培日記2 ロマネスコ、芽吹く

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2007.05.27

■グレゴリー・コルベール『ashes and snow』

Gregory Colbert  "Ashes and Snow" (公式HP)
Fuji-tv ART NET:『ashes and snow』

 Nomadic_museum 動物と人間が交流し共存する、永遠の世界-。その究極の瞬間を追求するアーティスト、グレゴリー・コルベールによる50点を超える大型写真作品のほか、60分の映像1本、「haiku(俳句)」と呼ばれる9分のショートフィルム2本を展示公開いたします。

 移動式仮設美術館・ノマディック美術館は世界的に高い評価を得る建築家、坂 茂によって設計されました。(略)外壁に貨物用のコンテナを、屋根と支柱に紙管を用いるなど、(略)革新的な建築のアプローチを体現させました。

 衛星ハイビジョンでこの展覧会と仮設美術館の映像を観た。まず坂茂氏のコンテナと紙の柱で作られた神殿のような空間が素晴らしい。薄い茶色の照明と作品にマッチして、荘厳な空間が構築されている。またしても東京なので行けないのが残念。

 公式HPでノマディック美術館内部の様子とか映像も観られるので、遠方の方はネットで楽しみましょう。映写会場の空間も素晴らしいです。

◆関連リンク

 Gregory Colbert『Ashes and Snow, #2』 
 『Lalitamba 2: An Uplifting Literary Experience』(Amazon)
Gregory Colbert用インクジェット和紙制作 阿波和紙 Awagami Factory
坂 茂『SHIGERU BAN』(Amazon)

 本書は、坂茂本人の協力を得て、作品のテーマを浮き彫りにする紙、木、竹、プレハブ、スキンという素材とテーマごとのセクションに分け、プロジェクトを紹介するもので、坂の先駆的な素材試験を記録する技術的な情報も併蔵している。

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