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2007年8月19日 - 2007年8月25日

2007.08.25

■ヤン・シュヴァンクマイエル来日!! イベント情報

Jan_eva_200708_2 朝6時に出発して、先ほど深夜11時に帰宅。新幹線の強行軍で8/25、日帰り東京シュヴァンクマイエル詣でをしてきました。

 ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展~アリス、あるいは快楽原則~ (公式HP)シュヴァンクマイエル氏と語ろう (朝日カルチャーセンター講座) (公式HP)へ行ってきました。思わずラフォーレ原宿ではサイン会にも参加(^^;)。

 とにかく感激しましたが、年齢的にこんなことをするとヘビーっす。
 というわけでレポートは後日。今回の来日に関係したイベント情報だけ取り急ぎ、ご紹介。今日の講座でのペトル・ホリーさんの情報によると、水曜に来日された後、大好きな四川料理を数回食べ、展覧会のセッティングとイベントを頑張られているとのこと。

TOWER RECORDS JAPAN : インストアイベント

8/26(日)18:00~ヤン・シュヴァンクマイエルサイン会新宿店10F

 既に整理券は配布終了とのこと。

◆TSUTAYA TOKYO 六本木店:ROPPONGI サイン会(展覧会チラシより)

 8/27(月)19:00~ヤン・シュヴァンクマイエルサイン会

 こちらは まだ整理券、間に合うらしいですが、店へ問い合わせて下さい。

「シュヴァンクマイエルの魔術的世界」 武蔵野美術大学公開講座 [2007.8.27開催].

●日時:2007年8月27日(月) 13:00~15:00
●内容:ヤン・シュヴァンクマイエル氏による講演とアニメーション作品上映。
●会場:武蔵野美術大学鷹の台校
●定員:450名
●受講お申込み方法:定員に達しましたので、受付を終了いたしました。

◆関連リンク
Ninngennisu_3江戸川乱歩著、
 シュヴァンクマイエル画『人間椅子』
(amazon)
 (エスクァイア公式HP)

『人間椅子』のために描かれたイラストにより、あの傑作短編がまったく新しく甦る。
2007年、「怪奇」の定義は、この1冊によって更新される。

 これぞポップ!!素晴らしい傑作が誕生しました。

渡邉裕之編集『ヤン&エヴァシュヴァンクマイエル展 アリス、あるいは快楽原則』(amazon)

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2007.08.24

■京極夏彦原作 原田眞人監督 映画 『魍魎の匣』

Mouryou魍魎の匣【もうりょうのはこ】
          (公式HP)

堤真一:中禅寺秋彦役
阿部寛:榎木津礼二郎
椎名桔平:関口巽
田中麗奈:中禅寺敦子
黒木瞳:柚木陽子

HARADA FREAKS FILMOGRAPHY#16 魍魎の匣

撮影期間:2006年12月6日02007年1月31日/2007年12月公開予定
配給SHOWGATE/製作:「魍魎の匣」製作委員会、小椋事務所、フューチャープラネット/127分/
CAST: マギー、堀部圭亮、荒川良々、大森博史、池津祥子、笹野高史/官藤官九郎、柄本明
原作:京極夏彦、企画:遠谷信幸、脚本:原田眞人、撮影:柳島克己、照明:高屋斎、助監督:谷口正行、音楽:村松嵩継、編集:須永弘志、美術:池谷仙克、装飾:大坂和美、VFXスーパーバイザー:古賀信明、衣裳:宮本まさえ、プロデューサー:小椋悟/井上潔

記者会見

京極夏彦:
 前作の後、原田監督に決まり、最初に脚本をいただきました。それが大変面白かったので「面白いです」と言ったところ、それから更に何稿も何稿も手を加えられたものができていきました。脚本を読んだだけでとても楽しみになる作品だと思いました。

 07.12/22に公開決定したようです。上のデータから見ると、撮影は2ヶ月ほどで年初に既に終了しているようです。なんで公開が年末までかかるのでしょう。

 公式HPの写真を見ると、なかなかいい雰囲気。椎名桔平の関口巽、期待できますね。

 でも僕は京極作品ファーストコンタクトが『魍魎』だったので、いまだに最高傑作は本作。あの脳内世界をどう映像として構築しているか、このHPを見て楽しみになってきた。

◆関連リンク 当Blog記事
原田眞人監督で京極夏彦『魍魎の匣』映画化

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2007.08.23

■ヤノベケンジ作 絵本『トらやんの大冒険』
  & ヤノベケンジ展『トらやんの世界』

Torayan_no_daiboukennトらやんの大冒険(予約)(赤々舎 公式HP)

※予約注文していただくともれなくヤノベケンジサイン入でお届けします!!
ヤノベケンジが初めて手掛ける絵本「トらやんの大冒険」。
小さな小屋にひとり住む主人公・「トらやん」が、
小さな太陽を拾い上げ、大きな太陽へと成長させていく冒険ストーリー。

Giant_trayan_2 ヤノベケンジ展トらやんの世界
     07.8/1(水)~9/24(月)
霧島アートの森
    広がる機械彫刻の世界

本展は、彼自身が初めて手掛ける絵本「トらやんの世界」のストーリーに従って、全長7.5mにおよぶ巨大ロボット「ジャイアント・トらやん」をはじめ、1990年代の作品群、霧島の神話からイメージして生まれた新作までが集結。ヤノベケンジのこれまでとこれからを一挙に展観できる、九州では初の本格的な展覧会となります。

札幌宮の森美術館 ヤノベケンジ展 「トらやんの大冒険」 07.9/7(金)~10/8(日)

バーコード頭にちょび髭、世紀のトリックスター、なにわの「トらやん」が宮の森にやって来る!

 ひさびさにヤノベケンジ情報。
 絵本と連動したふたつの美術展。

 赤々舎のHPで、絵本の中の複数の絵が見られます。たしかにトらやんの世界は絵本が似合うのかもしれない。

 ジャイアント・トらやんも各地で活躍してますね。物体の巨大さが持つアートとしてのインパクトを観たい方はこの機会に是非。(上の写真は、僕が豊田市美術館で撮ったもので、霧島と札幌での展示形態と火炎放射の有無は美術館公式HPでは今のところ不明。下記リンクの横須賀での展示は座った状態で火炎を噴いたようです)

◆関連リンク
・当Blog記事
 ・ヤノベケンジ ジャイアント・トらやん・ファイアー@豊田市美術館
  巨大ロボットが火炎を吹く、トらやんファイヤーはこちら。
 ・Antenna×ヤノベケンジ -ジャッピー、トらやん、そして第3の塔-
 ・ヤノベケンジ 『取手終末チネチッタ(CINECITTA)』 
 ・ヤノベケンジアートプロジェクト 「トらやん」フィギュア 

ヤノベケンジ『トらやんの大冒険』(amazon)
・Youtube ヤノベケンジ トらやん@横須賀 火を噴くムービー
EDELWEISSさんの 霧島アートの森・ヤノベケンジ展 レポート 

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2007.08.22

■予告編 "Blade Runner final cut"
  『ブレードランナー・ファイナルカット』

Blade_runner_final_cutBlade Runner Final Cut trailer(Youtube)
 (ちゃいるどふーず・ねばー・えんど経由)

「ブレードランナー ファイナル・カット」ベネチア映画祭でプレミア上映[eiga.com 映画ニュース]

 リドリー・スコット監督が再編集に取り組んでいた「ブレードランナー ファイナル・カット」がこのほど完成。今年の第64回ベネチア国際映画祭(8月26日より開催)にてワールドプレミアが行われることが決定した。

 「ブレードランナー ファイナル・カット」は、82年公開のオリジナル、92年公開の「ディレクターズ・カット」に次いで公開される「ブレードランナー」の“最終版”。公開25周年にあたる今年にDVD発売の照準を合わせて、監督のリドリー・スコット自ら、82年のオリジナル版フィルムにデジタル・リマスターや再編集を施したもので、部分的に追加撮影された箇所もあるというファン垂涎の“新作”だ。

Blade Runner: The Final Cut: Two-Disc Special Edition DVD

 なんと25年たって部分追加撮影を含めた最終版の公開。よほどリドリー・スコットは想い入れがあるのでしょう。なら、市川昆みたいにセルフリメイクすればいいのに。今のCGI技術と『ブレード・ランナー』の組合せは、一度観てみたい気もする。

 どうせなら、ディックの『アンドロイドは電気羊の夢をみるか』にもっと忠実な映画として、スコット監督以外で再映画化というのも観たいけれど、、、。

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2007.08.21

■押井守監督 『天使のたまご』

Tentama_2天使のたまご - Wikipedia

 1986年制作のOVA。
 NHKアニメギガの「とことん!押井守」の録画で二十年ぶりに観た。

 1986年当時に期待して見た僕の感想は、はっきり言って思わせぶり過ぎて抽象的で受け入れ難いものだった。天野喜孝のイメージ画が素晴らしかったし、『ビューティフル・ドリーマー』の直後の作品で、さらに先を行ってくれるのではないか、という期待があったわけだけど、抽象過ぎてそのようなものには昇華できてない、というのが正直な感想だった。

 で、今回観るのは二度目。そして今回それほどわかりにくい話とは思わなかった。だけどその抽象性はやはり狙い通りのもので、イメージ先行の作品という感想は変わらない。
 で、やはり幻想と現実とか、そういった『ビューティフル・ドリーマー』的観点からみても、そこを超えるものを提示しようとしたわけでないことはよくわかった。

 押井守の中に熟成されている聖書とかヨーロッパ(特に東欧か?)とかロシア(タルコフスキー?)のイメージを、陰鬱な光と影と水の映像として描くことが映画の主テーマとして設定されている。現実にその試みは石畳のゴシックな街の映像に、魚の影の映像であるとか、化石のイメージが見事に構成されていて、一種のイメージ画映画として観てもなかなか素晴らしい。

 後年、『イノセンス』や『めざめの方舟』でそれをさらに先鋭化したイメージ映像の世界は進化して描かれているが、この『天使のたまご』もそうしたところを楽しむのが監督にとっても観客にとっても幸福なあり方なのだろう。僕はこの映像に川井憲次の音楽をかぶせたものを一度観てみたいと夢想してみた。随分と印象は変わるだろうと思う。

DVD『天使のたまご』(amazon)

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2007.08.20

■黒沢清監督 『叫』

映画 『叫』 (公式HP)

 DVDが出たので、観ました。
 恐怖描写の腕は、あいかわらず冴えている。そしてただ佇むだけでなく、ぐぃぐぃと行動を推し進め、あげくには、、、、。今回もこのエスカレートしていく描写がなかなか。(階段から飛ぶところ伊原剛志の例のシーンとか、かなりキワモノで笑えるシーンもあるけど、、、。)

 僕は特に、小西真奈美の不思議な存在感が印象に残った。あのスタンスがわかりにくい部分、葉月里緒奈よりずっと怖い。こういうとらえどころのないどっか狂った存在を描かせると、黒沢清の右に出る人はいない、と今度も感心。

◆関連リンク
『叫』プレミアムエディション(amazon)

「アナザーエンディング 追跡『叫』幻のラストシーン」
劇場公開時には惜しくも未公開となったラストシーンを特別収録。
なぜ、どうしてカットされたのか?幻となった「もうひとつのエンディング」をめぐる軌跡を黒沢清が語るインタビュー&メイキング映像も同時収録。

真魚八重子氏 アヌトパンナ・アニルッダ
  DVD『叫』 黒沢清監督インタビュー 未収録分 【第1回】
第2回 第3回 【最終回】 

 DVDプレミアムエディションの特典映像で、アナザーエンディングというのが気になる。残念ながら通常レンタル品にはこれが入っていないので、どんなものか未見。
 あとインタビュー未収録分はリンク先のインタビュアーを務めた真魚氏のHPに掲載されており、とても興味深いコメントが読めます。
 最終回、真魚氏の用意した質問と監督の答えがシンクロしていく過程が凄く面白い。特にラストのアメリカ映画と「映画の原理」について、とそれをホラーに適用することによる黒沢作品の難解さについての部分が素晴らしい。

当Blog黒沢清 関連記事

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2007.08.19

■マイケル・ベイ監督 『 トランスフォーマー』

Transformers_cityトランスフォーマー(実写映画) - Wikipedia
トランスフォーマー - Wikipedia

 『トランスフォーマー』を観てきた。
 実はアニメもろくに観たことがなく、『トランスフォーマー』については、さっきWikipediaでいろいろ知ったくらい。

 まさにオモチャを買う幼児が大喜びしそうな「ぼくの乗り物がロボットに変身して悪と戦う」というシンプルなストーリーに、マイケル・ベイ印のブロックバスターな大味のハリウッド調の味付けが、、、。

 といいつつ、実は映画全体としては、かなり満腹になって帰ってきた。

 何が凄いって、最後の市街地戦の物量大作戦。もともとダムの秘密基地で戦えばいいはずなのに、少尉は市街地へ行こうと何で言い出すのか、さっぱり理屈は通らないけれど、映像的には市街地で大正解なクライマックス。

 『ブラックホークダウン』や『プライベートライアン』を思い出す迫真の市街戦、しかもロボットが動く動く。ほとんど眼が何を追っているかもわからなくなるくらいのスピード感で進んでいくアクション。これら戦争映画や『宇宙戦争』で鍛え上げられたハリウッドのドキュメンタリータッチの市街戦描写(カメラワーク命)と、CGIのロボットの迫真の演技。しかも『宇宙戦争』の3倍くらい(体感)の特撮シーン。

 これでリアルなロボット戦闘物を作ってくれたらどんなにか、、、と頭の中で別のロボットものへ差し替えつつ楽しんだ部分もあるけれど、この映像は劇場の大音響の中で体感するのが正解と思ってしまった。

 これがヒットして、日本のロボットアニメが進化していったように、ハリウッドから今後どんな巨大ロボットもの映画が出てくるか、興味津々。なんにしても街の中にリアルに巨大な存在が登場するって、このセンス・オブ・ワンダーはたまりません。

◆関連リンク 当Blog記事 
スピルバーグ『宇宙戦争』 WAR OF THE WORLD
『トランスフォーマー』予告篇 と ネットのトランスフォーマーロボットCG

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