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2007年10月21日 - 2007年10月27日

2007.10.27

■新刊メモ 小宮 正安 『愉悦の蒐集ヴンダーカンマーの謎』

Wunderkammer 小宮 正安
『愉悦の蒐集ヴンダーカンマーの謎』

     (集英社新書 ビジュアル版)

 ヴンダーカンマー
 :Wunderkammerとは何か?
 それは、直訳すれば“不思議の部屋”、博物館の元祖とも言うべき存在で、かつてヨーロッパで盛んに造られた。美術品、貴重品の他に、一角獣の角、人相の浮かび上がった石など珍奇で怪しげな品々が膨大に陳列されていた。

試し読み(公式HP)

 この現象の背景にあるのは、ヴンダーカンマー独特の「何でもあり」という価値観や、ジャンルにとらわれない大らかさへの再評価である。たしかに現実を振り返れば、学問にせよ芸術にせよ、あまりにも細分化、専門化されすぎた結果、一種の閉塞状態に陥っていることは否めない。だからこそ、この状況を打破するために、世界の多様な事物を総合的にとらえようとした一切智の空間、ヴンダーカンマーに立ち返る必要がある。そして、そこから再出発することで、新たな視座を獲得できるはずだ。

 やっと本を入手。まだ150点以上に及ぶカラー図版を眺めただけなのですが、ワクワクします。
 ヤン・シュヴァンクマイエルのファンなら、「愉悦」の本になることは間違いありません。
 ヨーロッパのこんなコレクションの数々が、チェコのシュールレアリストのルーツとして存在していたわけです。

 読後にまた記事書きますね。まずは本を開いた奇想な感動で取り上げてみました。怪しさ満点。

◆関連リンク
小宮 正安『愉悦の蒐集ヴンダーカンマーの謎』(amazon)
Wunderkammer (Googleイメージ検索)

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2007.10.22

■バーチャルな立体映像投影装置
  Cheoptics360:キオプティクス360

Cheoptics360 Cheoptics360_index(日本公式HP)
http://3dscreen.ramboll.dk/
http://www.vizoo.dk (デンマーク公式HP)

キオプティクスはリアルな立体映像を投影するのですか?

キオプティクスはバーチャルな立体映像を投影します。
逆ピラミッド形状のガラス・スクリーンに映像を投影する事で、スクリーンを見る人は、ピラミッドの中心付近に立体映像が浮かび上がった様に感じます。
投影される映像を回転あるいは拡大縮小する様な動作を与える事で、より強い立体感を持った映像が得られます。
キオプティクスのピラミッド形状スクリーンはガラス製ですので、スクリーンの裏側も透けて見えます。 そのため、立体感を持った映像と現実の背景が重なり、非常にユニークな映像をお楽しみいただけます。

 これ、ネットでは理想的な立体映像ができたと書かれていますが、どうもただ擬似的な立体映像のようです。公式HPのFAQを読むと、要するに透明な逆ピラミッド型のスクリーンに四面同じ映像を投影。透明スクリーンであることから、立体感が得られるということのようです。

 コマーシャル映像としては、人目を惹いていいのでしょう。が、立体映像ファンにとってはちょっと寂しい映像。ムービーがネットでいくつか見えるけれど、やはり3D-CGとか立体感のある2D映像であるのが、よーく観ると分かってしまう。

 実物を観られたことのある方、コメントいただけると幸いです。

 なかなかいい立体映像は登場しないようです。やはり今のところ、究極はiMAXの液晶シャッター式メガネを用いたシステムなんでしょうね。富士通のユニバース2を超える映像はなかなか登場しませんね。

◆関連リンク
Cheoptics360 show Holographic Ads (Youtube)
Cheoptics hologram (Youtube)

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