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2007年10月28日 - 2007年11月3日

2007.11.03

■新刊メモ 『特集:星 新一』 『遺跡の声』 『ポップ科学大画報』
  『絶滅危惧ビデオ大全』 『京極夏彦 全小説徹底解析編』

『小説新潮 07.11 特集:星 新一 没後十年 いつか見た未来』(Amazon)

◆小松左京/僕が愛した宇宙人
◆追憶対談:最相葉月×新井素子/「文学」より大きいひと
◆名作再録:星 新一 ショートショート ベスト3
◆石田衣良、恩田 陸/星新一に捧げるショートショート

 もう没後10年ですか。あらためて星新一のショートショートってこうしていつまでも復刻が続くといいですね。僕も子供たちに読ませようと、子供向けのを一冊買ってあげました。ジュヴナイルSFとしても最高ですよね。

Hori_iseki_no_koe_3 堀 晃『遺跡の声』(Amazon)

このシリーズは最終話「遺跡の声」が先に書かれ、つぎに最初の話「太陽風交点」が書かれた。 銀河系辺境部に散在する宇宙遺跡の謎。
星々を巡る下級調査員の私と、助手である結晶生命トリニティの旅路。

 名作「太陽風交点」を含む結晶生命トリニティの物語、これ初文庫化なのですね。感慨深いものがあります。硬質でリリカルなこの作品集の再刊はとても貴重です。東京創元社の最近のラインナップは素晴らしいですね。
『遺跡の声』 文庫版あとがき[全文] 堀 晃

原 克『ポップ科学大画報 1―20世紀・科学神話の時代 (1)』(Amazon)

(略)貴重な図版をふんだんに盛り込んだ「ポップ科学大画報」の第一弾である本書では、人類最大の汚点である「原子爆弾」にまつわる神話、ナチスのプロパガンダとして利用された「アウトバーン」にまつわる神話などを題材としています。先の視点からこれらを見直すことで、新たに見えてくる事実。

 早稲田大学の原克教授によるポップな図録集。
 60年代生まれの郷愁を誘うこのポップを楽しみたいと思います。

植地 毅『絶滅危惧ビデオ大全』(Amazon)

ビデオ・レンタルの黄金期はバブルでした。つまり、回収が見込めないようなタイトルでも平気でリリースできた、という特殊な状況が存在していたのです。その時代に出回ったビデオ販売のみの作品数は、現在のDVD市場を軽く凌駕しています。(略)本書では、そんな「絶滅危惧ビデオ」を一挙に公開します。
【本書掲載ビデオ(一部)】
真由美~大韓航空機爆破事件/連続殺人鬼 冷血/ボディコン労働者階級/愛の三分間指圧/クローン人間ブルース・リー 怒りのスリードラゴン/佐川くんとの一週間/悪魔の植物人間/食人大統領アミン/大江戸レイプマン一杯のかけそば/ドカベン/日本ロック映像全集/ロスに喝! 織田無道 in LA/これが北方領土だ!/ノストラダムスの湾岸戦争大予言/シャロン・テート殺人事件/阿修羅 ミラクル・カンフー/安藤昇のわが逃亡とSEXの記録/吸血鬼ブラキュラの復活/ゴースト in 京都/アメリカン・バイオレンス/悪魔の凶暴パニック/ホラー喰っちまったダ!/群狼大戦/餌食/サマーキャンプ・インフェルノ

 この本、タイトルが秀逸。確かにDVD時代に埋もれてしまっているビデオが多数世の中には存在する。あと個人がTV等でビデオに録って、既に放送局にも原版がないようなものも数多いだろう。
 個人的にも自分の書棚の古いビデオを絶滅しないように早いところ、DVD化しないといけないのだけれど遅々として進まない。とりあえずWOWOWでやったリンチの『ON THE AIR』とか高城剛の『BANANA CHIPS LOVE』をDVDへ救助しているのみ。他は徐々に朽ちている、、、。あなたのビデオ棚の絶滅危惧種は大丈夫ですか?

宝島『僕たちの好きな京極夏彦 全小説徹底解析編』(Amazon)

・事件現場探訪! 日本憑物落とし紀行
・描き下ろし漫画コラム! 唐沢なをき・本島幸久
<超絶!イラスト図解>
●相関する憑かれし人々
●魍魎、塗仏、邪魅、ぬっぺぼう…etc

 あれだけ熱を入れていたのに、最近、ちょっと京極夏彦の本は積読状態。
 年末の『魍魎』映画で盛り上がれるか!??

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2007.10.29

■映画予告特集 "Iron Man"  "Enchanted"
  ティム・バートン
  『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』

Iron_man Iron Man (Apple Trailer)
(公式HP) (Imdb)

 これも最近多い、コミックからの映像化。Jon Favreau監督。

 このレトロな顔つきと足の裏からジェットが出てる感覚がなかなか。

Disney_enchanted_2Enchanted (Apple Trailer)
(公式HP) (Imdb)

 アニメの御伽噺の世界から現実世界へ現れるお姫様と魔女と竜。Kevin Lima監督。

 『ロジャー・ラビット』とはちょっと違うけれど、こういうの、割合、好きです。

Sweeney_todd Sweeney Todd:
The Demon Barber of Fleet Street

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
 ティム・バートン.jp Trailer (公式HP) (Imdb)

 ティム・バートンの新作は、ミュージカルの映画化ということです。

 予告編はAppleでなくYahooで、非常に画質が悪い。ティム・バートンファンはまだ観ない方がいいかも。

 というわけでひさびさに映画の予告をあさっていたら、面白かったので小特集でした。

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2007.10.28

■NASA 宇宙軌道エレベーターコンテスト

Space_elevator

WIRED VISION / 強風の中、「宇宙エレベーター」コンテストが開催(Wired Vision)

 『Spaceward Foundation』が毎年主催する宇宙エレベーターのコンテスト『Spaceward Games』が、ユタ州で10月19日〜21日(米国時間)、開催された。
 全長100メートルの「リボン」をつたってクレーンの先端まで、秒速約2メートル以上で上昇するロボット機器を開発したチームは、米航空宇宙局(NASA)から50万ドルの賞金が贈られる。

Space Elevator 2010 Gallery Blog (各チームのビデオ等)
 エレベータから見た映像とか。

 まるで鳥人間コンテストのように宇宙エレベーターのコンテストが行われているアメリカ。そのダイナミックなチャレンジスピリッツをくすぐる企画に驚嘆です。こういうところがアメリカの凄いところですね。TV放映とかもされているのだろうか。

 動力は太陽電池、薄いリボンにどう駆動機構を設けて、早く登るかがテーマ。

 今は映像的に凧揚げのようでいまひとつだけれど、ここからA・C・クラークの『楽園の泉』のような世界を実現するビックプロジェクトをひきいるシステムエンジニアが生まれることを祈りたいと思います。あー、死ぬ前に軌道エレベータに乗って宇宙ホテルへ行ってみたい。日本の技術(カーボン・ナノチューブ)とアメリカのフロンティア・スピリッツが夢を結実させるのを楽しみに待ちたいと思います。

◆関連リンク
軌道エレベーター(wikipedia)  
Space Elevator International conference
『宇宙エレベーター・コンテスト』レポート 2007年05月10日

 NASAが40万ドルの賞金を提供、2006年10月に開催された第2回「宇宙エレベーター・コンテスト」をレポートする。レーザー光線から動力源を得て、長さ55メートルのテザーの一番上までロボットを登らせる、という課題をクリアしたチームも4つ登場した。

アーサー・C. クラーク『楽園の泉』(amazon)
Arthur C. Clarke『The Fountains of Paradise 』(amazon)
 ここで原書(一部)が読めます。すでにこの本を読んだのは30年近く前だけど、あの詩的な読後感は忘れられません。僕は地味だけど『宇宙のランデブー』より、まずこちらを映画化してほしい。
宇宙のランデブー:Rendezvous With Rama(映画化サイト)

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