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2007年2月11日 - 2007年2月17日

2007.02.17

■神山健治監督のハリウッドシナリオデビュー(?)
  ロニー・ユー監督『BLOOD THE LAST VAMPIRE』(2008) 

神山健治監督ファンサイト(^^;)でもある究極映像研としては嬉しいNEWSですので掲載!

Jihyun_jun_1実写版『BLOOD THE LAST VAMPIRE』3月より撮影開始 (野良犬の塒経由)
チョン・ジヒョン、混血の吸血鬼キラー役でハリウッド進出

 (略)「チョン・ジヒョンは、ハリウッドメジャー制作会社が手がけるアクションホラー映画『BLOOD THE LAST VAMPIRE(仮題)』に出演する」と発表した。
 映画『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』などに出演し、(略)以前から次回作にはハリウッド作品に出演するといわれており、関係者から注目されていた。 (略)
 『BLOOD THE LAST VAMPIRE』は、 (略)同名の劇場版アニメ映画を実写映画化するもので、チョン・ジヒョンは劇中、人間と吸血鬼の間に生まれたSAYA(小夜)役を演じ、吸血鬼キラーの女戦士として主演する。

Blood: The Last Vampire (2008)(Imdb)
 まだ公式サイトはないのでImdbでクレジットを確認すると、Story:Kenji Kamiyamaとなっている。Written:Ronny Yuとあるので正式にはシナリオはロニー・ユーということなのだろうか。あと原案の押井守のクレジットはない。で、なぜかStory:Katsuya Teradaというクレジットがある。何故?

 この脚本、ロニー・ユーはアレンジくらいで、神山健治のシナリオどおりで実写映画化されることを望みたい。これをきっかけに神山監督の緻密なシナリオがハリウッドで展開されたらファンとしては嬉しいのだけれど、、、。

 ところでJi-hyun Junの小夜、楽しみですね。

◆関連リンク
BLOOD THE LAST VAMPIRE (Wikipedia)
(DVD)

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2007.02.16

■公式サイトが閉鎖!! デストロイ オール ヒューマンズ!
  DESTROY ALL HUMANS!

Destroy_all_humans
内容のヤバサから、セガの公式サイトが閉鎖され、
→今は海賊版サイトでしか見れません(^^;)。 極秘映像 キャスト(voice sample) 
主題歌『馬鹿がUFOでやってくる』 O.P.ムービー(Youtube)

豪華開発陣&声優陣によってローカライズされた衝撃作! (制作秘話)

 最初からかなりマニアックなところを狙いたいという意図がありました。そうなると宇宙人やUFOの正確な情報が必要となります。いい加減に作ると舐められちゃうから(笑)。
 
 そこで自分の周りでもっとも豊富な知識を持っている人を考えたら、山本弘さんだったので相談したんです「協力してくれませんか?」って。他の人も同様です。軍事関係は佐藤大輔さんが最適だし、特撮やアニメ関係は氷川竜介さんだろうという感じで……。自分の知り合いで専門分野に詳しい人を引き入れたら結果的にこのようなメンバーになってしまいました。幸い皆さん大乗り気で引き受けてくれたんで、こちらの要望以上の仕事をしてくださいました。

 ある意味、プレイヤーへの挑戦的なほど、細部までネタが用意されている。しかも、ジャンルがSF、特撮、アニメ、コメディなど多岐に渡り、すべてを理解できる方がいたとしたら、かなりの猛者だ。

 「脚本・監修 山本弘 佐藤大輔 ムトウユージ 大倉雅彦 氷川竜介」、「キービジュアル 開田裕治」という日本語版スタッフが素晴らしい米国の侵略バカゲー。スタッフリストにある「アクリル装飾 植木不等式」の「アクリル装飾」っていったい何?と突っ込みたくなります(^^;)。

 騙されたと思って極秘映像オープニングソングを観て下さい。あと声優ファンはvoice sampleは必聴。僕は「少佐」と「西海岸の男」が好きです。

◆関連リンク 
アメリカ公式サイト
 予告編はDOWNLOADをクリック。Trailer2がちょっと良い。
 日本でこんな事態になっているのを知ってるのか!?
声優メッセージ 
氷川竜介ブログ 大進撃放送BONZO! 制作中のエピソード 
山本弘公式ページ 日本版シナリオに全面協力しています。
・げーまー的ダッシュ「ついに移植された神バカゲー!!」 元ネタ分析
『デストロイ オール ヒューマンズ!』

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2007.02.14

■世界初海中ホテル「ハイドロポリス:Hydropolis Hotel」
  & ドバイ衛星観光

Hydro_hotel_sateraite_1

Hydropolis Hotel Homepage(公式HP)
 ( ドバイに「海中ホテル」が誕生予定
       (ギズモード・ジャパン)より )

名前は「Hydropolis Hotel」。総工費5億9千万ドル、スイートの数220。全部屋、1泊30万円は下らないだろうとのこと。完成は今年の12月。

About Dubai ドバイ旅行情報:
 世界初の海中ホテル「ハイドロポリス」

(略)ホテルの部屋そのものが海面下に浮遊する形で造られる。フロントのある海上に浮かぶステーションへは、海中トンネルで向かいます。

Hydro_hotel_room7つ星のドバイ:世界初の海中ホテルが登場!

 ホテルの名前は“Hydropolis”(ハイドロポリス)
 総面積は2,600,000㎡。(略)

 このホテルはランド・ステーション、トンネル、客室という3つの主な施設から成り立っています。(略)(Source / www.dubaicitiguide.com

 まずゲストは水上に表れたランド・ステーションで歓迎を受けます。
その後は1700フィート(約520メートル)長さのあるトンネルを通って客室に。このトンネル内には電車が通っており、それに乗車(!?)しての移動となるようです。

世界初の海中ホテルが登場! About (Dubai ドバイ旅行情報)

 神戸のポートアイランドへ20年くらい前に初めて行った時に、その未来感覚にワクワクしたことをひさしぶりに思い出した。そのさらにスケールアップした21世紀のプロジェクトって感じですね。素晴らしいなー。行ってみたい。

 海中都市といえば、もちろんアーサー・C・クラークの傑作『海底牧場』が有名。あと星野之宣『ブルーシティー』。そんな海底都市が中東オイルマネーでまず構築されるというのは、どっかのSF作家が予測したかどうか?

未来都市ドバイ  ← こちらのページが全体像として充実
Hydro_hotel_extra_1・三日月形をしたホテル(ブルジュ・アル・アラブ)
 Google Map 衛星写真
ドバイ・ペルシャ湾に“月から見える”巨大リゾート 世界島「THE WORLD」
 Google Map 衛星写真

 “月からでも目視できる世界初の居住地”“世界の8番目の不思議”をうたい文句にしている「ザ・パーム」は2005年完成予定の「ジュメイラ」と、08年完成予定の「ジュベルアリ」の2地区からなる。ドバイ沖4キロに300もの人工島で世界地図を模した「ザ・ワールド」は08年に完成する。

 月からの映像を是非セレーネのハイビジョンカメラでとらえてもらいたいものです。この世界の形をした群島のうち日本に相当するところは、アラブの富豪が数十億円で購入したそうです。

世界一高いビル Burj Dubai 2008年竣工 800m
ドバイの摩天楼
秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ: 驚異のドバイ都市計画

◆関連リンク
・星野之宣『ブルーシティー』

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2007.02.13

■Sotte Bosse "innocent view"
  ソット・ボッセ 『イノセンス・ビュー』

Innocent_view
Sotte Bosse『innocent view』 (amazon) 3/7発売
.:: sottebosse.com ::.(公式HP) (試聴できます)

 (略)現在もなおロングセラーを続けている前作“Essence of life”は、Canaの歌声を耳にしたリスナーからの問い合わせが殺到。インターネットや口コミを中心に大きな話題を呼び、遠心力をともないながらその波紋を全国へ広げて行った。(略)
 プロデューサーのナカムラ ヒロシ(i-dep)による、ボサノヴァ、ジャズ、レゲエなどのエッセンスを巧みに取り入れたアレンジは前作からさらに磨かれ、今作でも、聴き慣れたはずの名曲のあらたな表情を描き出している。

2007.2.7よりヴィレッジヴァンガードにて先行発売。(一部店舗取り扱いなし)
☆ヴィレヴァン限定スリーブジャケット仕様

01.ハナミズキ        02.First Love
03.チェリー          04.遠く遠く
05.言葉にできない    06.やさしさに包まれたなら
07.夜空ノムコウ       08.メランコリニスタ
09.イージュー★ライダー 10.hello

Programming and Arranged by Hiroshi Nakamura & N.Honzawa
Recorded & Mixed by N.Honzawa

 昨日、ヴィレッジヴァンガードへ行ったら、このアルバムがかかっていた。凄く気に入って買ってしまおうかと思ったのだけど、ま、いいやいつものようにレンタルで借りよう、と思ってタイトルだけ記憶して調べたら、Village Vanguardだけ2/7先行発売でした。通常の発売は3/7。

 ヴィレヴァンは本店しかなかった頃から(既に20年近く前だ!)よく行ってたのだけれど、なんであっこで聴くと音楽があんなに良く聴こえるんでしょうね。今も、上の公式HPで視聴しながら書いているのだけれど、全然聴こえ方が違う。スピーカーとあの倉庫空間なのだろうね、あと本に囲まれたあの感覚。
 、、、で余計にほしくなって、今日、仕事帰りに寄って買ってしまいました。昨日と別の店だけど、やはりこのアルバムが大音量でかかっていました。

 ナカムラヒロシ(プロデューサー/コンポーザー)とCana(ボーカル)という二人のユニット。
 ボーカルの声のぶれ方も好きなのだけど、よく聴いたら、アレンジが凄い、って、音楽は全く素人なのですが、とにかくとても気持ち良いことだけは確か。できるだけ、広い空間で大音量で聴いてみてください。素晴らしいよ。公式HPでは下のアルバム中心に聴けます。

『Essence of life』 『Essence of life "love"』

BLANKEY JET CITY『ガソリンの揺れかた』
 ヴィレヴァンで聴きほれて良かったものにこんなのもあります。全然、Sotte Bosseと違うじゃん、と怒らないで下さい(^^;)。こちらは疾走感が○。

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2007.02.12

■会場状況と整理券 対談会 押井守×松岡正剛
   「21世紀のISIS:イシス ~想像力と映像~」
  織部賞が生んだ「縁」と「演」~水木しげる・押井守~

Oribe_elev

 イベントの詳細は先日記事にしましたが(水木&押井ワールド~それぞれの世界~)、対談会の整理券が会場となる岐阜県民文化ホール 未来会館の事務所でしか配られない、というので遠路そのためだけに行って来ました。なんという無駄。近いといっても往復2時間近くかかるのだ。

 事務所には役人とおぼしき人たちが相当数。いろんな仕事があるとは思うけど、とても忙しそうにはみえない。何故、郵送とかネット申し込みに対応できないのかなー。あの人たち、封書書くくらいの時間もないように見えないけど、、、。サービス悪すぎ。公僕は市民の時間のロスなんぞ知ったこっちゃないのだろうか。(とここで批判しておきます。直接は言えんかったので少し卑怯) (2時間をどぶに捨てないため、こうして記事にしているケチな私(^^;))

Oshi_mamoru_vs_matsuoka もらった整理券は右。11日から配布。未来会館友の会向けには一週間前から配布されていたらしいけど、夕方行ったがまだ数十番のNo.。こんな配布の仕方だと、きっと織部賞だかの関係者に強制的に配って参加させるんじゃなかろうか。興味もない話を聴かされる人がいたらご愁傷様としか言いようがない。僕はどちらかというと、TVでも見たことのない松岡正剛氏が楽しみ。(学生時代に工作舎の本には惹かれました)

 あと会場は普段あまり派手なイベントはなさそうで、既にこのイベントが目玉として、プレ的な雰囲気が作られていた。まだ一ヶ月も先なのに。ポスターや立看板、そして一番目を引いたのがエレベータの扉絵。僕は鬼太郎エレベータで2Fまで上がってみましたが、途中妖怪フロアへ連れて行かれるというような粋な計らいはありませんでした。
 イノセンスのエレベータに乗ったら、同じ時間をグルグルと巡ることになったかもしれませんね。だといいのに。

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2007.02.11

■R.A.ラファティ著/井上央編訳『子供たちの午後』
   R.A.Lafferty "Among the Hairly Earthmen"

R.A. ラファティ著, 井上 央編訳『子供たちの午後』

 1982年に刊行されていたものの復刊。ラファティのとぼけた奇想が楽しめる。
 最後の「彼岸の影」は凄い。

アダムには三人の兄弟がいた Adam Had Three Brothers
 約200人のレクェセン人(全員詐欺師)を、スルリと人類世界に潜り込ませるラファティのさりげない筆致が良い。日常の中に捻じ曲がったすっとぼけた人々が暮らしているこの感覚がたまりません。

氷河来たる Day of the Glacier
 予測されていた第五氷河期が一気にやって来た1962.4月1日を描くラファティのSFデビュー作(とのことです)。巨大な地球の歴史の一頁がこうまで微視的に描かれるこの感覚はSFです。

究極の被造物 The Ultimate Creature
 「世界で一番みすぼらしい男」ピーター・フィーニィは宇宙究極の美女を評定する能力の持ち主。そして射止めた究極のクリーチャーとの生活。子沢山のふたりの食事前の風景が何気なく描かれる。「夕食に四人ほど呼んで下さらないこと!」。まったくなんだってこんな話を作るんだろう、このおじさん(下の写真の人)。語り口と奇妙さが傑作。

パニの星 The Pani Planet
 パニ星人の語り部イスカと、探検隊のツォーニング大佐との異世界コミュニケーションの掛け合い漫才が抜群に楽しい。そこへ加わる死んだはずのラドル将軍、、、。
 もし現実に20世紀後半にファーストコンタクトが起こっていたら、地球代表はラファティがつとめたら、きっと素晴らしいコミュニケーションが成立したでしょう、と思わせる話。わけのわからないものには、わけのわからない思考回路をぶつけるしかありません(^^;)。

子供たちの午後 Among the Hairly Earthmen
 地球へ降りたった子供たちが繰り広げる一大歴史劇(期間2~3世紀)。ラファティに地球の歴史をまとめてもらったら、きっと独自のどこかの別の星のような物語が生まれるでしょう。

トライ・トゥ・リメンバー Try to Remember
 わずか7ページの掌編だけれど、僕はこれ、かなり好きです。ラファティのとぼけた味を短い中でいかんなく発揮している。学問追求に集中するあまり、他の生活様式については、妻の記したノートに基づいて暮らすディラー教授の物語。こんなおとぼけ、本当にいそうだから楽しい。(続編はこういうのだそうです、読みたい。)

プディブンディアの礼儀正しい人々 The Polite People of Pudibundia
 超礼儀正しいプディブンディア星人との交流がなぜうまくいかないかの探索行に訪れたマーロウの悲劇。眼を見ると死ぬ事態と言葉の拘束力(礼儀を尽くす)とが引き起こすねじくれた世界。言葉の論理を徹底していくと、このような異常な世界が現われる。現実も冷静に見ると既にこの領域かも、いやねじくれ加減が。

マクグルダーの奇蹟 McGruder's Marvels
 戦争の勝敗を決める超小型コントロールステーション"弾丸頭脳"の受注から製造をめぐるマクグルダー氏とシャハマイスター大佐の物語。大佐が子供の頃に観た蚤の競技と"弾丸頭脳"の関係。郷愁と奇想はとりあわせが良い、僕はこの話大好きです。でもこのネタをここまで真面目に/不真面目に佳作に仕上げられるのもラファティのこのとぼけた文体があるからこそ。このネタ、エンジニアがアイディアに困った時に会社の同僚とする馬鹿話といっしょ(って僕らだけか、、、(^^;))

この世で一番忌わしい世界 The Weirdest World
 地球に追放されたヘビと、地球の直立するイモムシによる賭博の物語。異星生物のコンタクトと金が絡む話というのもラファティらしい切り口。

奪われし者にこの地を返さん How They Gave It Back
 巨大な島の市長に交渉に来るミッドランド鉄砲愛好クラブの役員たち。その目的は、、、、。
 短いけれど、濃密な空間が描かれていると感じるのは僕だけか?でもあまり奇想の度合いは高くなく、本書の中では小粒。

彼岸の影 Configuration of the North Shore
 これは掛け値なしの傑作。精神分析医とその患者が「北の岸」をめざす夢をめぐる物語。
 ふたりはシャドー・ブースと呼ばれる「夢を全ての感覚領域にわたって再生する」装置で夢を共有する。描かれる数々のイメージ描写が、素晴らしい奇想。本来夢は言語には置き換えられないと前半で精神医に語らせておいて、そして確信犯としてラファティが詩的超絶技巧で描写する言語でない夢の世界。すげえ。
 特にギニアの"下地の大地(アースベーシック)"の前触れの夢から始まり、世界の果ての大瀑布に伸びる水路を船が進むところの描写。これは鳥肌もの。

 精神分析医が見る「夢の空の形」、「人間を人間自身から解放する"究極への到達機能"」。
 メタフィクション的に見えるが、これは堂々とそのイメージを描いた傑作だと思う。たぷん形はない。

R_a

◆関連リンク
・ファンサイト 秘密のラファティについて
・ファンサイト とりあえず、ラファティ(徳島大学医学部放射線科) 子供たちの午後 -Among The Hairly Earthmen-(1982年版について) 居住世界シリーズ The Humanly Inhabited Universe  
R.A. ラファティ著作(amazon) 
・当Blog記事
 新刊メモ R.A.ラファティ 『子供たちの午後』
 R・A・ラファティ 『宇宙舟歌』 柳下毅一郎訳

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