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2008年1月

2008.01.29

「古川日出男・東京・REMIXED」
  ~作家・古川日出男がTBSラジオに初登場~

「古川日出男・東京・REMIXED」
~作家・古川日出男がTBSラジオに初登場~
(TBS RADIO)
 (キアズマさんのブログ | KIASMA | ライブイベント・キアズマより)

放送日:2月3日(日) 19時00分~19時30分

普段は「東京を歩きながら作品を構想している」ということで、 番組では、いつものように「東京を歩きながら」の番組ロケを敢行。 なぜ、東京なのか。なぜ歩きながら書くのか。 そして、その視線は何を見ているのか。それらを語って頂きました。

最新作「ハルハルハル」(河出書房新社)冒頭の舞台となった、 新宿・箱根山から始まり、青山霊園、月島、古川(渋谷川)の東京の4ヶ所を歩きました。 そこで語られた、東京の存在、小説、作家になった経緯。 古川日出男本人による作品の朗読も交えて進行。 さらにナレーションも本人の語りで構成。 ラジオ版「ロード・ノベル」のような実験的な番組を目指しました。

 イワナミさんのコメントで教えていただきましたが、TBSラジオで放送されるとのこと。
 作品の朗読というのが、とても楽しみ、、、だけれど我が東海地方では聴けないのだ。(Pod castとして公開されるといいけど、、、。

◆関連リンク
・古川日出男公式サイト.

また、過日行なわれた朗読ギグ「古川日出男×(虹釜太郎+鈴木康文)」の模様も一部、挿入予定です。

・ラジオワールド
 http://www.tbs.co.jp/radio/format/world.html
TBS RADIO podcasting 954(Pod cast)

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2008.01.28

■DRONE - STRANGE CRAFT musicvideo

Strange_craft_drone
YouTube - DRONE - STRANGE CRAFT musicvideo

 以前紹介した下記記事の謎の飛行物体を題材にしたミュージックビデオ。
 ・Strange Craftの正体やいかに?Bizarre Thing in Sky 空の奇妙なもの

 歌はDRONEというグループ。なかなかいいセンスになっています。
 特にあの不思議な(「暗号屋」の「式」のような)文字と文様がシャープに決まっています。CGはちょっといま一つだけど、、、。

 で、Strange Craftの正体だけれど、このグループのPVのキャンペーンの可能性もあったとのこと。現象があって、それを真似たPVが登場したのでなく、逆に最初から曲とPVがあって、それを小出しにしたフェイクの事件が仕掛けられていた。、、、すみません、時間がなくて、海外のページを丹念に読んでいないので、真相が明かされているかも。

◆関連リンク
DRONEのページ 
Kaptive PVの映像制作者 Kris AveryのHP

Welcome to Kaptive.
Hi. I'm Kris Avery.
Welcome to my lil' website...
Things are a changing... little by little... second by second...

・Strange Craft 経過がまとめられているページ

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2008.01.25

■日本アニメーション学会 JSAS
  (Japan Society for Animation Studies)

日本アニメーション学会 JSAS(Japan Society for Animation Studies)

第2日目 07. 6月24日(日) 【研究発表】

大阪芸大 芸術情報センター1階
「アメリカのカートゥーン映画における自己言及的特質について」 中野泰
「メディアとしてのアニメーションの印象」 土田昌司
「トルンカの長編人形アニメーションにおける音楽の効果」 有吉末充 

「イジー・トルンカのアニメーションの臨床心理学的検討」 横田正夫
「スタジオジブリにおけるデジタル・アニメーションの方法」 朴紀昤
「二種類のオバケによる運動誘導力の競合」 吉村浩一・千田明
「ポイント・ライト・ウォーカーによる歩行路面状況の知覚」~脚への負荷が歩行動作に与える影響およびその知覚について~ 中村浩
「アニメキャラクターの家族構成と物語におけるその心理的役割について」 西岡直美
「フレームと動きの関係」 岡部望
「アニメーションの高等教育の諸問題 -日本における大学教育を中心に-」 小出正志

 こんな学会があるのを知りませんでした。どのような方が発表されたのか、ネットで調べてみました。その結果は、各研究者の名前をクリックください。

 発表されている研究がなかなか興味深い。個人でも入会はできるはずなので、僕も何か発表しようかしらん(^^;)。このBLOGで書き散らしているようなこんなことあんなことを、ちゃんとまとめてみたいものです。で、動画を見せながら説明したら、楽しいでしょうねー。

◆関連リンク
第9回日本アニメーション学会 大阪芸大で開催

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2008.01.23

■井上晴樹『日本ロボット戦争記1939-1945』

Robot_sensou_ki 井上 晴樹『日本ロボット戦争記―1939~1945』(amazon)
NTT出版 (公式HP)

 名著『日本ロボット創世紀 1920~1938』に続く、井上晴樹氏のロボット年代記。値段が高かったので、まずは図書館で借りて読んでみた。

 もの凄い膨大な資料を調査して、1939-1945年という第二次大戦下でのロボットの動向を緻密に描き出している。写真、挿絵、書誌事項、そして登場する人物の生没年まで詳細に記載されており、資料的価値も恐ろしく高い。とにかく1939-1945年の間に、ロボットと名の付くものは人形だろうが、自販機、自動ドアだろうが、広告のロボット風のカットだろうが、全部網羅されているのではないかと思えるほどの充実ぶり。

 まさにロボットを語るには、必携かも。この資料的価値だけでも、この本の値段は納得できる。僕は自分で買うことにしました。

 戦前と戦中に、「ロボット」という用語が現在のロボット+自動戦争機械+タンク(装甲装置的意味)+制御装置+コンピュータという広範囲の技術領域を指す言葉として使用されていたことがよくわかる。

 そして見事に最終章では、「戦争記」そのものといっていい記述がある。ここはネタばれになるので書かないけれど、是非最後まで読んでみてほしい。戦争の意味と人間のロボット性についての記述が感慨をもって語られている。「戦争記」としての見事な終章だと思う。

◆関連リンク
福本和夫『カラクリ技術史話』(amazon)(1943)
 たぶん上記の本の中身の紹介として下記のような人造人間の話が大変興味深かったので、ネットで検索。(正確には『技術史話雑考』に出てくる話として紹介されている)
中国科学説話雑識 番外編 中国古小説のロボット
 中国の人造人間に関する記述。話が本当なら、既にBC1000年頃にこのようなバイオテクノロジカルなロボットが中国で作られていたことになる。恐るべし。

Image1 「偃師造人」  『列子』湯問篇

なるほど、みな革や木を材料として膠や漆で固め白黒赤青といった色を塗って組み立てたものであった。穆王が詳細に調べてみると、内は肝臓・胆嚢・心臓・肺臓・脾臓・腎臓や胃腸、外は筋肉・骨格・手足や関節・皮膚や毛髪・歯に至るまで、全て作り物であった。しかも揃っていないというものは無かった。それを組み立てると元通りになった。穆王が試みに心臓を取り外すと口がきけなくなり、肝臓を外せば目が見えなくなり、腎臓を外せば歩けなくなった。穆王は「人間の技術も極めれば造物主と同じ事が出来るのかのう」と感心して、副車(乗り換えるための予備の車)に命じて偃師を載せて都へ連れ帰った。

・『列子』湯問篇 偃師 宇田整骨院・ロボット・鉄腕アトム・人造人間 こちらにも同様の記述
福本和夫著作集 全十巻(こぶし書房)2008年刊行予定

・エニアックの前に作られた機械式のコンピュータ。
Harvard_mark_1horz_2
the IBM Automatic Sequence Controlled Calculator aka The Harvard Mk I
『海野十三傑作選〈2〉地球要塞』(amazon) 
 『ロボット戦争記』の表紙絵はこの本の伊藤幾久造氏によるイラスト。
 ちなみにテキストは青空文庫で読めます→『地球要塞』
・その他作品は、作家別作品リスト:海野 十三(青空文庫)

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2008.01.22

■ロマンアルバム 電脳コイル 08/03/03発売

 ロマンアルバム 電脳コイル (※写真はCDジャケット)

発売日変更 2008/01/31 → 2008/03/03
伝説のアニメーター・磯光雄が原作・脚本・監督を務めるTVシリーズ『電脳コイル』。

・キャラクター&美術設定
・用語解説
・全26話エピソード完全ガイド
・磯光雄監督ほかメインスタッフのロングインタビュー関連コラム 他

 『電脳コイル』のない週末にそろそろ慣れてきた今日この頃(^^;)、皆さん、いかがお過ごしですか。注目の磯監督のロングインタビューが掲載されるロマンアルバムの発売が残念ながら延期されました。
 ロマンアルバムを楽しみに待つのは、何年ぶりでしょう。『ザンボット3』のロマンアルバムを指折り待った学生時代を思い出します(なんと嬉シハズカシ)。

◆関連リンク
ima-ima's INFO(磯光雄監督HP image-imago)

「電脳コイル」も最終回を終え、 この物語もひとまずの結末を迎えました。 やり残したことも多い作品となりましたが、 主人公達が以前とはちょっと違う新しい 日常にたどり着けてほっとしています。

 磯監督のひさびさのコメントが新年に掲載されています。
『電脳コイル デンスケ』(amazon)
『ロマンアルバム 電脳コイル』(amazon)
 1/20現在はアマゾンは掲載されていない。

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2008.01.21

■SKY(TOKYO FM) ゲスト:映画評論家 滝本誠

SKY - TOKYO FM / 石川實
 (mixiのとおるさん情報より)

1月14日 月曜日 ゲスト:映画評論家の滝本誠さん(part 1)
1月15日 火曜日                    (part 2)
1月16日 水曜日                    (part 3)
1月17日 木曜日                    (part 4)
1月18日 金曜日                    (part 5)

 滝本誠氏がラジオ出演し語っています。1/14-18の5日間。
 放送はFM東京で既に終了していますが、上のリンク先でウェブラジオとして聴けます。(現在、part 5までアップされている。)

◆part.1
 滝本氏が娘さんから推薦されて観た「ヒップホップ系ガーリームービー」50CENT主演の映画『GET RICH OR DIE TRYIN』について。
 ジム・シェリダン監督『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』

◆part.2
 『デスプルーフ&プラネット・テラーinグラインドハウス』を中心にタランティーノとロバート・ロドリゲスについて。『スパイキッド2』は、あまりのひどさに途中で劇場から出たとのこと。ロドリゲスは『シンシティ』以降、良くなった、と。

◆part.3
 日本未公開のJohn Hillcoat監督『プロポジション:The Proposition』 (2005) (IMDb)について。 サム・ペキンパーに捧げる血と暴力の映画、とのこと。(予告編)
 映画評論については、リンチの『ブルー・ベルベット』があって続けてこれた。「D・リンチが救ってくれた。感謝している」との発言。リンチに会った時は、会話がほとんどない。wonderful、beautiful という言葉しか聞いたことない。本人に映画の真意を聞いても、作品から勝手に読み取りなさいというスタンスなので、意味がない。

◆part.4
ドン・コスカレリ監督『プレスリーVSミイラ男』について。
デビッド・ウィンクラー監督『グレイスランド』パーソナリティの石川實氏が紹介。ハーヴェイ・カイテルがプレスリーを演じていた映画。
 あと『ゴースト・ライダー』のニコラス・ケイジとピーター・フォンダについて。
 ピーター・フォンダの『イギリスから来た男』

◆part.5
 滝本氏の最近贔屓の俳優について。
 クリスティーナ・リッチ(Wikipedia)(写真)と杜 琪峰(と きほう ジョニー・トー)監督(Wikipedia)一家の役者 林雪 (ラム・シュー)(写真)について。そしてそれら俳優や監督から、連鎖して映画を観ていく楽しみ。

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2008.01.20

■機械虎, 機械人間 : Mechanical Tiger "Shiva"

Mech_tiger_vert_2 Mechanical Tiger in Brugge Shiva
                       (YouTube)
kezanti公式HP  
スカルプチャー 動画1 2
Mecha Creatures by Kezanti(flickr)

Shiva has a 50 horsepower
4 stroke Rotax liquid cooled engine
with 6 gears.
Walking on grass,Shiva reaches around 6 km/h

 この機械の虎は強烈なインパクトがある。
 なにしろこのダイナミックな重量感が素晴らしい。そして動力源は内燃機関:50馬力のエンジンである。
 ドォドォドォ、という音と、ギアで減速されてゆっくり歩く姿が貫禄。

 で、もう一体、これもインパクトがある機械人間。
 歩く映像はこちら。マントと人の補助が必要なようだけれど、立っている姿は迫力。

Circle_robot

 他にも右のような愛嬌のある機械人間他もいるので、アーティストkezanti公式HPに拍手。
<楽天↓>

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2008.01.19

■蒸気機関蜘蛛, 百足 : Steam Powered Spider, Centipede

Steam_mech02_2
Steam Powered Spider
(YouTube)

 スティームパンクなロボットの紹介。
 透明なボディと蒸気機関の取り合わせが美しい。モダンなプラスティック材料とレトロな蒸気機関のコラボレーションが独特のイメージを形作っている。これ、なかなか他では観たことのないものでアートになっている。

Steam_mukade Crabfu SteamWorks (公式HP)

 このマシンを作った方のHPには、他にもいろいろな蒸気機械が掲載されている。

RC Steam Powered Centipede

 動きが素晴らしいのがこのムカデロボット。
 上半身と下半身のフュージョンがこちらも独特。

◆関連リンク
Steam Walker(YouTube)

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2008.01.17

■ミシェル・ゴンドリー監督『Be Kind Rewind』 予告編

Be_kind_rewind_2 Official Be Kind Rewind Movie Trailer Site
 予告編 
(ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 経由)

 お気に入りの監督のひとり、ミシェル・ゴンドリーの新作。原案・脚本・監督・絵コンテをつとめた本作は映画をめぐるビデオレンタルショップを舞台にした異色作。

 詳しい内容はリンク先の町山氏の素晴らしい紹介記事を参照ください。

 にしてもこの着想力、やはりミッシェル・ゴンドリーは奇想映画監督として、おっかけつづけたい作家です。アメリカで08.2/22公開予定。爆笑必至の気配。

◆関連リンク
・ミッシェル・ゴンドリーは東京を舞台に藤谷文子、妻夫木聡他で撮ったTôkyô!というオムニバス作品を今年公開するらしい。
 作品名:「Hiroko and Akira in TOKYO」(映画 『TOKYO!』の中の一篇)
 監督:ミシェル・ゴンドリー
 出演:藤谷文子、加瀬亮、伊藤歩、妻夫木聡、大森南朋ほか
 IMDbでは"Interior Design"というタイトル。どっちなんだろ。
 このオムニバス、あとの2本は、ポン・ジュノ、レオス・カラックスが監督
Be Kind Rewind (2008)(IMDb)

当Blog記事
・『エターナル・サンシャイン』 ・『恋愛睡眠のすすめ
ルディー・ラッカーの『時空の支配者』映画化
 以前、報じられこの監督によるルディー・ラッカーの映画化は、いったいどうなっているのでしょうか。ラッカーには最適な監督のような気がします。是非実現してほしいものです。IMDbにはMaster of Space and Time 2009年公開となっています。

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2008.01.16

■新刊メモ 円城 塔 『Boy’s Surface』

円城 塔『Boy’s Surface』(amazon) ハヤカワ・オンライン

〈ハヤカワSFシリーズ Jコレクション〉初恋の不可能性を巡る物語を語る写像の物語「Boy’s Surface」、読者を読む恋愛小説機関「Your Heads Only」、そして書き下ろしの「Gernsback Intersection」ほかを収録する数理学的純愛小説集。刊行日:2008/01/24

Self-Reference ENGINE (円城塔氏Blog)

週刊朝日2008年1月18日号(2008年01月04日発売) 決定「最強の本」ベストテン豊崎由美×大森望 「2008年活躍が期待される作家」 で言及を頂いていました。 有難う御座います。 「Boy's Surface」が7位に。まだ出ていないのに。 (短編自体はSFMに掲載頂いております。)

 昨年読んだ日本SFでベストだったのが(実はそんなに数、読んでいないのだけど、、、)『Self-Reference ENGINE』。とにかくそのぶったまげるイメージの世界に酔いました。

 で、新作はなんと「純愛小説」。もちろん一筋縄では行かないでしょう。
 「数理学的」というのは前作も同じだけれど、今回はどんな奇想をみせてくれるか、発売日が楽しみでしょうがありません。(最近、SFMはとんと買っていないので、、、、(^^;))

◆関連リンク
著者インタビュー:円城塔先生 (Anima Solaris)

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2008.01.15

■クリストファー・ノーラン監督 The Dark Knight 予告編

The Dark Knight(公式HP Trailer)

 同監督の『バットマンビギンズ』の続編。アメリカでは今年の夏公開予定。
 予告編のジョーカーがとにかく素晴らしい出来なので、紹介してみました。見よ、このリアリティ、ネタばれになるのでこの記事の最下段を観てください。役者はヒース・レジャー:Heath Ledger(素顔はここ)。

 実はまだ『バットマンビギンズ』未見だったのだけれど、これは是非見なくちゃ。

フランク・ミラー『バットマン:ダークナイト・ストライクス・アゲイン』(amazon)
ジョン・シャーリー『デッドホワイト』(amazon)

予告のジョーカーの顔は↓

続きを読む "■クリストファー・ノーラン監督 The Dark Knight 予告編"

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2008.01.14

■森田芳光監督 『間宮兄弟』
  この兄弟は実在する!??

Mamiya 映画「間宮兄弟」(公式HP) 公式Blog
小学館:江國香織「間宮兄弟」 試し読み可

 正月のハイビジョン放送を録画してあったので、日曜日のゆるゆるした時間に観てみた。まさにこんな日曜日にピッタリのぬくい映画だった。なかなか心地いい。

 僕も男兄弟がいるのだけれど、ふたりではないし一緒にも住んでいない(^^;)のでこの感覚はわからない。

 森田芳光の映画は、『ときめきに死す』がとにかく物凄くて、いまだにこれを超える映画は撮っていないように思うけれども、この映画でもアチコチ素晴らしいショットやアイディアがあって、物語の雰囲気にぴったりの映像で観ていてとても気持ち良かった。

 ふたりの反省会の映像で、カレーパーティと浴衣パーティーの後の想い出している映像が二人の視点の映像で、画面が素人ビデオ的であったり、面白い表現だと思う。

 最後に「間宮兄弟はどこにでもいる」というコピーどおりの話なのだけれど、僕の学生時代の友人で、かなりこの映画にそっくりな兄弟がいる。二人の男兄弟で30代前半まで独身でとにかく仲が良く、二人でエジプトとか海外旅行に何度も行っていた。

 しかも名前が映画の「明信」と「徹信」と同じ二人とも「○信」!

 で、兄が僕の友達なのだけれど、これがいろいろなもののマニアでオタク。しかも職業が飲料メーカの開発員!(なので飲料の開発部分、僕は彼の口から以前に聞いていたので、映画で描かれているいろんなシーンでデジャヴュ。)
 体形は兄と弟を逆にすると映画といっしょ。そして少なくとも兄は(弟の方はそれほど知らないので)、性格的にもこの映画の兄にかなり近い。

 日本広しと言えども、たぶん僕くらい実物の間宮兄弟と近しい人間はいないかもしれない(!)。この映画がぐっと迫って感じられたのは、そういうわけなんだと観た後に分かった次第。でも実はこのように「間宮兄弟はどこにでもいる」んだろうなー。

◆関連リンク
森田芳光(wiki)
 『のようなもの』の試写会に偶然行ってからずっとファンです。
DVD『間宮兄弟』 ・江國 香織『間宮兄弟』(amazon)
森田芳光監督『ときめきに死す』 ・丸山健二『ときめきに死す』

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2008.01.13

■㈱PTP SPIDER PRO - テレビ多チャンネル同時録画
  TV番組を詳細メタ情報で検索&オンデマンド視聴

Spider_pro SPIDER - テレビ多チャンネル同時録画
 2.5TB ハードディスクレコーダー

(㈱PTP 公式HP)

林信行氏お勧めのガジェット5(Ascii.jp)

 同種の製品にソニーの「VAIO Xビデオステーション」などがあるが、Spider Proのほうが番組に埋め込まれたメタ情報が多いため、見たい番組を見つけやすい。

 番組だけでなく、なんとCMにまでメタ情報を埋め込んでいるため、どの会社のどの製品のCMかはもちろん、出演しているタレントや、流れているBGMの曲名や歌手の情報まで調べられる。(略)

 忘年会では、人々に今週見た面白いテレビ番組を聞き出し、その番組をEM・ONEから(Slingbox経由で)Spider Proを呼び出して再生してみせるという、ちょっとした手品を披露した。

 相手がちょっといじわるしてマイナーな番組をいっても、すぐさま番組が現れるため、多くの人が驚いてくれた。

 このマシンは2.5Tのハードディスクを持ち最長で8ch6.3日分のTV放送を録画できる。
 といってもそれだけの機能だったらどれだけ役に立つかは疑問。これが面白いのは、録画データに細かく分割して詳細にメタ情報が付けられていること(メタ情報はたぶんネット経由でこの会社から送られてくる)。CM含めかなり細かくデータを検索し、その部分のみ視聴することができるようだ。(検索についての詳細)
 つまり我々がインターネットで各種情報にアクセスし、自分に有効なデータを探すように、TV番組を視聴できるということ。これはかなり革新的なTVの使い方になる。

Spider_pro_search  提供されるメタ情報とその検索エンジンがこの装置の命だろう。TV番組の音声やテキスト、画像情報からいかに自動的に有効なメタ情報を生成するかが最重要なポイントだろう。
 それによりGoogleやYoutubeに匹敵するようなユーティリティが獲得できれば、まさに革新的だろう。㈱PTPの狙いはまさにこのTV視聴の革新の実現にあるということなので、かなりレベルの高いものになっているのかもしれない。一度試しに是非使ってみたいところだけれど、残念ながらこれはほぼ業務用みたいでそんなに手頃ではないようだ。(とは言ってもPC2台分くらいの値段らしいけれど、、、。)

 うちのBlog的に使い方を考えると、「ディヴィッド・リンチ」とか「磯光雄」とか監督、アニメータ別に映像をクリッピングできるのは素晴らしく嬉しい。各シーンの撮影のカメラマン、コンセプト画のアーティスト、アニメータのデータが全部検索できたりするならば、映像マニア、作画マニア的には究極の録画マシンとなるでしょう。政府の日本アニメ文化育成とかが本気なら、こういう録画検索マシン開発に国の金を使って、アーティストを重視するような風潮を作っていってほしいなーと思う。(この切り口で国から研究開発予算が取れそうな気がする(^^;))

 今後、TV局による番組アーカイブの公開やら、Youtube等によるインターネット動画アーカイブの充実やら、かなり敵は多そうだけれど、凄く面白いコンセプトなのでこの会社の活躍には期待したい。

 他と違うのは、基本的に個人の録画前提に組み立てられているところだろう。
 たぶん家電AV機器(ハードディスクハイビジョンレコーダー等)との組み合わせで、放送番組検索アクセスとそれを永久的に個人としてライブラリ化するところとの組み合わせで、最先端を行けるコンセプトじゃないかと直感的に思う。

 他のネットワークアーカイブとうまく差別化して、次世代のSONYみたいなベンチャーとして発展するといいですね。そんな究極の録画マシンがほしい今日この頃。(これはまだハイビジョン録画ではないようだけれど、いずれはハイビジョン対応になるはずだし、、、。)

◆関連リンク
NHK 有料で番組ネット配信 08年度にも 過去の作品など

 この有料サービスは、過去のドラマやドキュメンタリーなど名作の数々を視聴できる「アーカイブサービス」と、見忘れた番組を放送から一週間程度の期間、視聴できる「見逃しサービス」の二本立て。

 これを実行するのは、NHKアーカイブスということなのでしょうが、まだNHKにもこのアーカイブスにも公式情報はありません。

当Blog記事
ソニーのスーパーAVサーバー VAIO type X このVAIOが出た時は単なるタイムマシン機能では、たいして使い道がないと思ったのだけれど、Spider Proのようなコンセプトと組み合わされば面白い。

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2008.01.10

■DVD デイヴィッド・フィンチャー『ゾディアック:ZODIAC』

Zodiac02vert ZODIAC - ゾディアック - (公式HP)

 ディヴィッド・リンチ『マルホランド・ドライブ』との差を考えながら観ていた。

 記憶とその認識の結果として脳内に投影される人にとっての現実に対して、カメラが写す写実の映像。前者が『マルホランド・ドライブ』とするならば、この『ゾディアック』の映像は明らかに後者だ。

 映画が映し出す最初のバーレーホーでの殺人は本来なら生き残りの男の記憶の映像として描かれていても良い。そこをフィンチャーはあくまでも写実的に描いている。だから人の経験している現実との乖離が大きい。
 そこに映し出されるのは、なんらひずみのない現実。あのように強烈な経験をしたならば、それが記憶の映像ならば、もっと激しく歪みを持つのではないか。『マルホランド・ドライブ』のリンチならば、ここの描写は全く違うものになるだろう。

 この映画が飛びぬけた傑作に成り得ていないのは、上に書いたような理由によるものと思う。『マルホランド・ドライブ』を21世紀の映画(ネクストレベル)と置くと、あきらかに『ゾディアック』は古い映画である。

 この映画を一種邪道なとらえ方で観ていたのは、下記の理由による。

 say*3さんのBlog日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}にて、「今年やりたいこと」を募集されていたので、つい下記のように書いてしまった(^^;)。

 今年こそ、なんとかちょっと長文で『マルホランド・ドライブ』論をやってみたいです。  いつも頭の片隅でこの映画のことを考えていたりしますが、少し切り口が見つかりそうなので、、、。

 切り口の断片の一つが上のような記述である。このようにして少しづつ『マルホランド・ドライブ』に切り込んでいきたいと思うので、リンチ映像ファンの方には、なんらかお楽しみいただければ幸い。僕の今年のテーマです(大げさな、、、、)。

◆関連リンク
・ゾディアック事件についてはzodiackiller.comが詳しい
当Blog記事
デビッド・フィンチャー監督PV 『Only』&新作『ゾディアック』メイキング

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2008.01.09

■NHK爆笑問題のニッポンの教養
  FILE022:「科学的分身の術~バーチャル・リアリティ学 舘暲」

Vr_image3 爆笑問題のニッポンの教養 (公式HP)
FILE022:
「科学的分身の術
~バーチャル・リアリティ学 舘暲」
2008年 1/8(火) PM11:00~11:30(30分)

 (略)舘が作ったロボットは、「ガンダム」とはちょっと違う。自分はロボットに乗り込まない。コックピットから遠隔操作でロボットを操縦する。かといって、「鉄人28号」とも違う。遠隔操作はするのだが、バーチャルリアリティの技術を駆使して、あたかも自分自身がロボットの中に入っているような、言い方を変えれば、自分がロボットになったかのような感覚で操縦する。(略)
 最先端のバーチャルリアリティ世界に何があるのか?爆笑問題がその驚異の感覚を体験する。

 撮影スタッフは収録の手順を確認するために、全員「テレイグジスタンス」を体験することになりました。装置を頭からかぶった瞬間から、目の前に広がるのは「別の場所から見た、『超リアル』な光景」です。そしてその中に、自分自身がいる・・・。あんまりリアルで、思わず「自分」から目をそらしてしまったほどでした。   この体験は、確かに人間に新たな「何か」を生む・・・。そう思いました。

 究極映像研あこがれの舘研究室の様子がハイビジョンで見られる!ということで、今日は朝からワクワク。

Vr_image2  まるでロボット特撮映画のスタジオのような舘研究室の雰囲気がまず素晴らしい。太田光はTWISTERの楽しげな感じを見て、TDL:東京大学ランドと呼んでた。
 いくらハイビジョンでもさすがにTVではTWISTERの立体映像は見ることができない。ものすごく観たい!

 ヘッドセットを付けた田中の顔と体の動きのままに最新のステレオカメラロボットとTelesar2が動くテレイグジスタンス操作の様子もしっかり見れた。これはまさに実際に体感してみないと本質はわからないだろう。爆笑問題二人の様子に感情移入して体感するしかないのが本当に残念。

 後半の対談部分では、人間の感覚の全てがもともとヴァーチャルであるとか、ラディカルな会話が交わされた。舘教授の本ではよく出てくる概念だけど、こうしたSF的な研究ガジェットを背景にして聞くこの話は、まさに空想科学空間を現出させている。
(人間の感覚のヴァーチャル性を説明するのには、以前書いた記事で紹介した池谷裕二准教授の本を参照すると非常によくわかる。我々の観ている映像はそのわずか3%が外の世界の情報で、それ以外の97%は脳が処理した別の視覚情報だということなので、これはもうヴァーチャルとしか言いようがない。この研究も東大ですね→東大薬品作用学教室)

 あと太田光はなかなか鋭くって、この技術による人間の感覚の拡大の可能性は充分理解した上で、なんか本当にここに未来があるのかな、という疑問を感じているようだった。

 彼の言葉で面白かったのが、ピカソの絵の方が写実よりも、現実の真実の姿をうまく伝えているのではないか、という指摘。
 これはヴァーチャルリアリティで現実の情報をできるだけ丸ごと遠隔地で再現しようと腐心している舘の研究に対して、逆説的なことを言っていることになる。ピカソの絵のように現実を何らか改変して伝えた方が、リアルが伝わるのではないか、と。情報量が多いと、解釈/情報の選択が多様になって、それは実は真実から遠ざかるのでないか、という指摘。

 ここについては、時間も短く、ちゃんとした議論にはならなかった。
 感覚情報としてマスター側の人間に何をどれだけ入力してやると、「そこにいる」という臨場感が得られるのか、という議論になるはずなのだけれど、、、。ここのディスカスをもっと見てみたかった。

 東大薬品作用学教室の池谷准教授と舘教授のコラボレーションが実現したら、脳の認識メカニズムに基づく画期的なヴァーチャルリアリティが開発されるかもしれない、なーんてことを考えてしまった。その時には上記太田光の指摘も有効なアイディアのような気がする。3%の現実映像で、残り97%を占める脳内映像情報を引っ張り出して、遠隔地の真実をどうやって再現するか。ここの工夫が知恵の絞りどころなのだろう。

◆関連リンク 
舘暲研究室 ・TWISTER ・Telesar2 
テレイグジスタンスマスタ・スレーブシステム テレイグジスタンススレーブロボット
(TELE-existence Surrogate Anthropomorphic Robot: TELESAR)
 残念ながら何故か最近は更新が止まっています。

当Blog記事
東大舘暲研究室   相互テレイグジスタンスの第二世代
  テレサ2とツイスター4に関する報告
 
東大舘暲・川上研究室  相互テレイグジスタンスロボット「テレサ2 (TELESAR 2)」

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2008.01.08

■隕石動画 「トヨタ タコマ」と「Case Tape 347」他

Toyota_tacoma_meteor_2Toyota Tacoma "Meteor" 
 (制作スタジオmethod公式HP スタッフ)

 トヨタ車に隕石があたるけれど壊れないというCM映像。
 日本では放映されてない(タコマは北米向けのSUVなので)。SUVのタフさを誇張するにはインパクトのある映像。

Case Tape 347 (Youtube)

 ビートたけしの超常現象(秘)ファイル(2007.12/30)で放映されていた隕石フィルム。なかなかリアルだけれど、作り物っぽい部分もあり。
 たぶん自主制作の映画だと思うけれど、今回ネットで検索しても、その確証はえられず。正体をご存知の方、教えていただければ幸いです。

 ・関連2ch スレ

隕石がビルに衝突する衝撃映像 CheeZ チーズ

 これはまさにプライベート特撮映像でしょう。

 隕石モノって、なかなか面白いですね。

 

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2008.01.07

■幻想植物 栽培日記10 ロマネスコのいる食卓

 栽培日記の最終回。ということでついに宇宙植物を殲滅する日が来ました。
Romanesco_0801_01
 これは最終形態とその実が切断されたところ。
 最終形態は、大きさ200mmほどまで生育、これが地球での通常のサイズかどうか、私には不明。しかしフラクタルの先端が既に薄く茶色になってきており、これが最終形態と思われるのでやむなく観察をここまでとして収穫に移行した。なんの抵抗もなくこの幻想植物はあえなくその生を終えたのです。合掌。

Romanesco_0801_02
 そしてわが手でその断面をあえなくさらす、奇想植物。
 断面で見るとその数学的容姿は、ブロッコリ形態との差を縮め、怪奇度を減ずるのでした。これなら食することができる!

 おそるおそる、まずは生食き。
 青っぽい感覚が口いっぱいに広がり、歯ごたえのあるしゃきしゃき感。
 そしてディテイルでは、舌がフラクタルな触感に数学的な喜びを体感したとでも書いておきましょうか。
 ブロッコリも実は生食したことがなく、比較はできないが、なかなか野菜感抜群。

Romanesco_0801_03
 それほどの分量でもないのだけれど、味覚へのチャレンジのため二種類の料理に。
 ひとつはシンプルに塩茹ででそのまま/マヨネーズで。そしてもうひとつは山形在住者からたまたま貰った平田牧場の三元豚の生ハムベーコンとともに炒めた。

 味覚的には、ブロッコリよりも青っぽい野菜そのものとしか形容できない強い感覚。
 触感は、少し火を弱めにしたため、かなり硬めの触感。塩と胡椒と地球の三元豚との相性は抜群でした。

 かのマンデルブロはフラクタルを「ハウスドルフ次元が位相次元を厳密に上回るような集合」と定義したという。ハウスドルフ次元が山形の三次元とかけ合わさって、わが舌の味蕾を、どのような位相空間に転移させたかは、マンデルブロのみぞ知る数学的深淵である。

 以上、ロマネスコとの遭遇から味蕾空間における移送転移までのレポートとして、締めくくる。今春も播種し、今度こそBlog来訪者へのプレゼントとしたいものである。(でも虫との対決が大変なんよ)

◆関連リンク 当Blog記事 
幻想野菜 ロマネスコ
幻想植物 栽培日記1 ロマネスコの種まき
幻想植物 栽培日記2 ロマネスコ、芽吹く
幻想植物 栽培日記3 ロマネスコ、フィールドへ
幻想植物 栽培日記4 ロマネスコ、地球の虫との対決
幻想植物 栽培日記5 ロマネスコ、巨大化
幻想植物 栽培日記6 ロマネスコ、瀕死!!
幻想植物 栽培日記7 ロマネスコ、復活!!
幻想植物 栽培日記8 ロマネスコ vs 青虫 冬の対決
幻想植物 栽培日記9 ロマネスコの光景

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2008.01.06

■スティーヴン・アンダーソン監督『ルイスと未来泥棒』
 REAL D 立体映画体験 MEET THE ROBINSONS

Meet_the_robinsons_00horz

ルイスと未来泥棒(公式HP) (ディズニー公式)

 『ベオウルフ/呪われし勇者』に続き、REAL D方式の3D映画を観てきた。
 今回は、フルCGのファミリー向けSF。予告編のカラフルな画像でこのCGが立体映画で全編観れたらと実は相当に期待して行った。

 残念ながら脚本がかなりひどくて、ストーリーを追うのも何故か疲れるという辛い映画。観客を置いてけぼりにした筋運びとやたらに五月蠅いセリフ回しが疲れる原因。ラストのなぞ解きでやりたかったことはよくわかるので惜しいと思いつつも、久々に酷いシナリオの映画を観た。

 立体映像については、デザインとかCGの出来とか素晴らしいとは思うのだけれど、さほど立体であることを意識していないような撮り方で残念。
 ステレオ映画としての感動は薄く、むしろ映像としてはレトロな未来描写のデザインに目が行く。デザインの出来がいいので、本当にストーリーと立体への配慮があれば、と残念でしょうがなかった。

 立体映画としては、ゼメキスの『ベオウルフ』の方が数段上。

ウィリアム・ジョイス『ロビンソン一家のゆかいな一日』(amazon)

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2008.01.05

■Arthur Clarke's 90th birthday reflections video
  アーサー・C・クラーク 90歳の誕生日メッセージ

Arthur_clarkeSir Arthur Clarke's 90th birthday reflections video
Sir Arthur C Clarke's 90th Birth day (Blog)

 2007.12/16に90歳になったアーサー・C・クラーク氏のコメントがThilina Heenatigala氏の手によってウェブにアップされている。

 コメントのポイントは以下(意訳もありますが御容赦あれ)。

・この90年で夢が実現してきた。50年間の政府の宇宙開発の時代をへて、いよいよ商業宇宙飛行の時代に至ろうとしている。これからの50年間で何千人もの人々が宇宙旅行をするだろう。

・この四半世紀で携帯電話が人のコミュニケーションを変革した。人々は携帯電話でまるで家族と居るようにいつでもクチャクチャしゃべっている。これが人類にとって何を意味するか。

・人類は史上最も野蛮な世紀である20世紀から何を学んだか。
 私は民族を超えて真のグローバリゼーションと呼べるような一つの家族として人類が行動するのを見てみたい。

・私には3つの望みがある。ひとつは異星人との通信の実現、石油に代わるエネルギの登場、そしてスリランカの平和である。

 クラーク氏らしい21世紀の希望を語った前向きなコメント。このオプチミズムがクラーク作品の魅力なので、現在もそうした意志がくっきりとイメージされているのが、熱いSFの原点を思い出させてくれて嬉しくなる。新年らしいコメントになっているので掲載してみた。

 先日『幼年期の終わり』をひさびさに読み直して、その素晴らしいヴィジョンに再び感動した(しかもクラークがこれを書いたのはなんと36歳の時!!)。今後も健在で我々に未来のヴィジョンを提示し続けてほしいものである。

◆関連リンク
松岡正剛の千夜千冊『地球幼年期の終わり』アーサー・C・クラーク
 この松岡氏の一文は泣かせます。もっとも上のようなクラークのコメントについては、良識的と一刀両断ですが、、、。

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2008.01.04

■古川日出男「首都完全制圧! 古川日出男絶対革命4DAYS」
  朗読映像『ゴッドスター』@丸善丸の内店

Godstar 古川日出男さんの朗読映像『ゴッドスター』@丸善丸の内店
 2007年12月13日 | KIASMA | ライブイベント・キアズマ

YouTubeの映像は、その夜のクライマックスとして、古川さんのテンションが最高潮に達した部分です。(YouTubeは最大10分までしかアップできませんのでしぶしぶ3パート、なのです。)

 キアズマさんコメントで情報をいただきました。
 記事にした「首都完全制圧! 古川日出男絶対革命4DAYS」での『ゴッドスター』朗読会映像。(この朗読、是非見たかったのでナニワダさんに感謝です)

 最新作『ゴッドスター』のクライマックスが作家自身の朗読で体感できます。
 こんなタッチで古川日出男はこの小説をイメージしていたわけです。読んだ方も、これから読む方もこの朗読と読書を対比されることをお薦めです。

◆関連リンク
2007.12.8 古川日出男朗読『ゴッドスター』@六本木abc(Youtube)
Kiasma_goth_trad_2KIASMA vol.19
 2008年1月18日 (金) @ 渋谷O-nest

出演
 EL NINO ( OLIVE OIL × MC FREEZ )
 GOTH-TRAD
 ユダヤジャズ
 古川日出男×(虹釜太郎+鈴木康文)

 キアズマさんの次のイベント。
 こちらも新たなギグでどんな新しいチャレンジが行われるか、期待のイベント。古川日出男氏の熱い朗読と、新たなミュージシャンとのブッキングの相乗効果にはワクワクします。キアズマさんの素晴らしい企画、遠方で僕は行けませんが、またネットで参加された方のコメントが楽しみです。
 右のフライヤーもかっこいいので引用させていただきました。

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2008.01.01

■潜水謹賀新年

08_new_year_sensui

 あけましておめでとうございます。

 本年も究極映像の探索にお付き合いいただきたく、よろしくお願いします。

 新年の写真は、昨年某所で体験した潜水艦の映像。
 なかなかABYSSな写真になりました。
  (文字がくっきりでなくて、ちょっと不本意。Jpegの欠点?)

 今年はどんな凄い映像に出会えるか、今からワクワクしてます。
 面白い映像を見つけたら、ご一報、よろしくです。

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