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2008年3月30日 - 2008年4月5日

2008.04.02

■新刊メモ 遠藤 誉『中国動漫新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす』

遠藤 誉『中国動漫新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす』

「た かがマンガ、たかがアニメ」が中国の若者たちを変え、民主化を促す--? 日本製の動漫(アニメ・漫画)が中国で大流行。その影響力は中国青少年の生き方を変え、中国政府もあわてて自国動漫産業を確立しようとやっきになっている ほど。(略)現代中国論としても、日中関 係論としても、サブカルチャー論としても、比較文化論としても、これまでにない論点を提示し、かつ、膨大な取材に基づき驚くべき事実を掘り起こした中国ノ ンフィクションの決定版!

中国"動漫"新人類 (中国"動漫"新人類):NBonline

 第一回  中国清華大学の「日本アニメ研」が愛される理由

あの中国に日本動漫を対象とした動漫研があり、周囲がそれを評価している。そこには、冒頭に述べた私の違和感を解くカギ、中国の若者の実態を解明する手がかりがありそうだと、実感させられた。

 【最終回】

  私の力不足で、日本のアニメ産業の実態にまで踏み込むことができず、アニメ産業を支えておられるアニメータの方たちが、どれほど苦労をなさっておられるか に関して現状分析をすることができなかったことを、最後にお詫びいたします。

 著者は、1941年 戦中に中国で生まれ動乱の時代に子供時代を中国でおくった理学博士。自身が中国人留学生との会話で興味を持った中国での日本のアニメと漫画の文化的浸透について、潜入取材を試みているらしい。

 上記NBonlineで連載分については読むことができる。

 中国文化論として鋭いものになっているとのことで、興味ある方はいかがでしょう。

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2008.04.01

■中島 らも『君はフィクション』

中島 らも『君はフィクション』 (amazon)

 未発表作含む鮮烈な小説集。 04年7月、52歳で急逝。原作映画もヒット、没して猶存在感が増す中島らも氏の未発表2作を含む、小説集。幻想、愛、恐怖、笑い、毒…。不世出の異才の多面的な作風と魅力の全てがこの本にある!

 ユリイカ 特集『中島らも*バッド・チューニングの作家』を見るまで、実は情けないことに、この短編集は知らなかった。最近、リアル書店へ行くことが減っていることの弊害だ(^^;)。

 ユリイカを見て、特に「DECO―CHIN」を読みたくなって、手に取った。

 傑作。
 「DECO―CHIN」は凄かった。ロックの神髄がここにある。もしかしたら絶筆となった『ロカ』の書かれなかった展開は、この「DECO―CHIN」につながっていくものだったのかもしれない。なんて。

 ホラーの三本もいい。セオドア・ローザックの傑作『フリッカー、あるいは映画の魔』を思わせる「コルトナの亡霊」、民話的怪異譚「水妖はん」、「山紫館の怪」。「コルトナの亡霊」は以前取り上げた幻の映画、『シエラ・デ・コブレの幽霊』を想い出させたり。

 あとどうでもいいけれど、個人的に本書は岐阜県短編集って感じで感銘。

 中島らもと岐阜の関係は全く知らないけれど、本書の舞台は二編が岐阜。
 一編が中津川フォークジャンボリーを舞台にした「結婚しようよ」。
 で、もう一編は可児の具体的な地名(広見と明智)まで出てくる「狂言「地籍神」」。

 それにしても最後に苦言。この松尾たいこの装丁はなんとかならなかったか。最近SFの短編集他も松尾たいこの表紙が増殖しているが、独自のあの絵の世界自体はいいのだけれど、とにかく本の雰囲気とのミスマッチが多い。

 特にこの中島らもとのカップリングのミスマッチは大きい。僕の感覚だと、きっと中島らもが生きていたらこの表紙にはしなかっただろう。「DECO―CHIN」を果たして松尾たいこは読んだ上でこの絵を描いたのだろうか。

◆関連リンク
・青春と読書  小堀純氏の本書へのコメント

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2008.03.31

■幻想植物シリーズ リトープス:Lithops 他

Lithops
リトープス・フォトギャラリー
Google画像検索 Lithops

 先日、近所の花木の販売センターで見つけて写真を撮ってきました。かなり奇妙な外観。
 サボテンの仲間のようだけれど、まるで石ですね。昔SFでは珪素生物というのがよくイラストにされていたけれど、これは石に擬態した地球生物。

 Googleの画像検索では、花の咲く様子も見られます。

Keshi
 これもその店で撮ったポピー。
 なんとも妖艶な魅力を放っています。

 これらの写真は携帯のカメラで撮ったのだけれど、かなりマクロもきれいに撮れる。
 ただの花木販売所も、花々に近づいて撮ると幻想的な映像になるのでした。地球もまだまだ驚異に満ちている(<<いつも大げさ(^^;))。

Ca370043_3チユウキンレン(地湧金蓮)(Musella lasiocarpa)詳細

 続いて、チャイニーズ・イエロー・バナナ。
 この南海の大決戦的なフォルムも素晴らしい。

 開花も是非観たいものです。

◆関連リンク 当Blog記事 
幻想野菜 ロマネスコ
栽培日記1 ロマネスコの種まき
栽培日記2 ロマネスコ、芽吹く
栽培日記3 ロマネスコ、フィールドへ
栽培日記4 ロマネスコ、地球の虫との対決
栽培日記5 ロマネスコ、巨大化
栽培日記6 ロマネスコ、瀕死!!
栽培日記7 ロマネスコ、復活!!
栽培日記8 ロマネスコ vs 青虫 冬の対決

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