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2008年4月13日 - 2008年4月19日

2008.04.19

■押井守監修 トヨタ 近未来仮想都市:メタポリス
  しかしここは押井守の街ではない

Metapolis

トヨタ メタポリス 開設
…押井守が近未来の都市空間をテーマに監修(Response)

トヨタ プレスリリース

 トヨタメタポリスは、ココアが開発したネット上の3次元仮想都市『meet-me』内で同日から試行版を運用、5月12日にオープン記念イベントを行った後、今年10月にグランドオープンの予定。若年層をターゲットにした新たな情報発信媒体として運営していく。

TOYOTA METAPOLIS(公式HP)

 「押井守監修の原画(作画:平田秀一)からメタポリスができるまで」というコーナーも有。

 またこの公式HPから無料で『meet-me』のメタポリスへ登録可能。高層マンションを住居にして、押井守監修の未来都市を探索できる。(と言ってもなんだかプレスリリースを見ると、もろトヨタの車の宣伝ばかりの街のようで、これで「若年層」への情報発信ができるのか、既に不安??)

 ミュージアムの建物が最近の押井守の映像の雰囲気が少しあるくらいか。

 登録して歩いてみたが(こういうセカンド・ライフ系は、懐かしのFRANKY ONLINE以来の経験(^^;))、今のところ街に何もなく、人も少ないのでさみしい(深夜だけど、一応週末)。それにしても歩くのに時間がかかる。このかったるさは辛い。

 とりあえずiREALをゲットするイベントに参加するしかないか。BP@究極映像研という名前で登録しているので、メタポリスであったら、よろしく。

 最後に街を歩いた感想から断言しよう。
 この街は押井守が監修したかもしれないが、魂は込められていない。
 何故なら街に犬も鳥も魚もいないから。ここは押井の街ではない(キッパリ)(^^)。

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2008.04.18

■ネスカフェ 匠 CM 『怪獣 vs ヒーロー篇 (15 秒)』

ネスカフェ 匠(公式HP)
新「ネスカフェ匠」 4 月 14 日(月)新発売(プレスリリース)

『怪獣 vs ヒーロー篇 (15 秒)』
 ストーリー主人公は外まわりの営業マン。彼が公園のベンチで休憩中、「ネスカフェ匠」を一口飲んだ瞬間、その香りとコクに“おっ”とクギヅケに。彼の周囲でなぜか逃げ惑う人たちも目に入らない。実は目の前で巨大な怪獣とヒーローとの闘いが繰り広げられていたのだが、それにも彼は気づかない・・・。

 TV CFなので観られた方も多いでしょう。
 うっかりすると見逃すさりげなさで、ウルトラヒーローもののフォーマットを見せています。

 おっ、なんだ、これ。というのがこのCMの面白さなので、あえて画像はのっけませんので、公式HPでご覧あれ。

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2008.04.16

■タチコマ(ん?フチコマ) 立体映画で世界デビュー

3d_tachikoma「攻殻機動隊」ハリウッドで3-D実写映画化
   (Variety Japan)
 (野良犬の塒 経由)

実写版「攻殻機動隊」のキャスト案で
 日本全国が揺れています
    (ギズモード・ジャパン)

 既に旧聞(^^;)に属しますが、やはりこのネタは取り上げないわけにはいきません。いつかはハリウッド、と巷で語られていたことが現実になりそう。

◆映像の冒険

 あのスピルバーグが一枚噛んでいる。
 『プライベート・ライアン』でノルマンディー上陸作戦、というか戦争そのものを斬新な映像表現で描ききり、そして『宇宙戦争』でSFにも迫真のリアリティを導入したあのスピルバーグが攻殻 ! これは震えます!! と言っても残念ながら監督というわけではなさそうだけれど、、、。

 もうひとつの楽しみは、この映画が立体映画で撮られるということ。
 『ベオウルフ』と同じREAL D方式かDOLBY 3D方式かどちらかはわからないが、いずれにしてもデジタル上映による高精細な立体映画で『Ghost in the Shell』が観られるのは素晴らしい。

◆映画のチャレンジ

 ここで映画化の課題は、日本のアニメ作品をベースにするのか、それとも士郎正宗氏の原作をベースにするのか、というところだと思う。

 アメリカでもたぶんアニメ作品のほうがずっと知名度は高いだろう。どちらを選択するかは見もの。まったくこの二つを無視して、ハリウッドエンターテインメントとして作り上げてしまう危惧も大いにあるけれど、、、、。まずはお手並み拝見。

 僕の希望だけ書くと、やはり映像作品としては新しい表現を観たいので、押井守と神山健治監督の世界は一切無かったことにして(音楽だけは使ってほしいけど(^^;))、いまだ一度も映像化されていない原作の雰囲気をうまくすくい上げた本物のサイバーパンクの味にトライしてほしい。

 アニメ攻殻機動隊も魅力は当然あるのだけれど、原作の凄さを本当に表現できているかというと、なんかひとつ物足りなさを感じる。ここを突破して映画が士郎正宗の世界を描き出して完成したら、きっとSF映画の金字塔となるんじゃないか、なーんてことを夢想。そんなうまい話はないだろーなー。(ひとつの切り口は、漫画作品の素子のようにファンキーな主人公像を描くことかも。アニメファンには総スカンを喰らいそうだけれど、、、)

◆関連リンク
ヒストリー・オブ・バイオレンス - 伊藤計劃:第弐位相
 作家 伊藤計劃氏の秀逸なスピルバーグの分析。
tachikoma snap

 引用写真はこちらから。他にも街に現れたタチコマのスナップ多数。
 このレベルを超えて、ハリウッドのCGで思考戦車がどうリアルに描かれるか、期待大。

Spielberg Adapting Ghost in the Shell
  into Live-Action 3D! (FirstShowing.net)

Ghost In The Shell(Google News Search)

どうなる? スピルバーグ監督の『攻殻機動隊』3D実写版 | WIRED VISION.

Variety Japan | 米劇場の3-D対応、カギはスピルバーグの説得

「攻殻機動隊S.A.C.」カフェ-「笑い男」ホットケーキ提供 - アキバ経済新聞

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■HiRISE 火星の衛星『フォボス』 高精細写真とステレオ画像

Phobostile

HiRISE | Phobos Imaged by HiRISE (アリゾナ大)
             (WIRED VISION経由)

3月末、火星探査機『マーズ・リコネッサンス・オービター』に搭載されているHiRISE(High Resolution Imaging Science Experiment、高解像度撮像装置)が、2つある火星の衛星のうちの1つ、フォボスのこれまでで最も詳細な写真を撮影した。アリゾナ大学にあるHiRISETのウェブサイトでは、写真が立体的に見えるステレオ版の画像も入手できる。

 フォボスの写真が素晴らしい。
 この明るい映像、そして窪みとこの縞々模様のリアリティ、、ってCGに見えるけれど、、、(^^;)。

 宇宙の真空って、やはり写真のクリアさを引き立て、逆にCG的に見えてしまうのだろう。大気がないことで霞んだりするようなリアリティが欠如している。これも我々人類が地球の大気圏内でリアリティを育んだ生命だからなんだろーなー。

◆関連リンク
その他HiRISE 火星高精細画像(アリゾナ大) 
HiRISE Online Image Viewer 火星各地の写真にアクセス

 

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2008.04.15

■ベン・ヒボン:Ben Hibon監督 「コードハンターズ:Codehunters」

Codehunter
「コードハンターズ:Codehunters」 (映像はこちら → 公式HP
 (Blog CIA☆こちら映画中央情報局です さん 経由)

 3D-CGを用いたMTV用作品の短編アニメーション。
 異世界と列車とモンスター。そしてクールなキャラクターで独特の世界観が描かれている。

 アメコミとバンド・デシネ、そして日本のアニメを融合したようなタッチがなかなか新鮮。

 この作品、ハリウッドでこの短編アニメ監督自らの手で実写映画化される計画とのこと。
 乾いたこの世界が実写でどう開花するか、楽しみに待ちたい。

◆関連リンク
・監督のHP STATELASS FILMS 他の4作品が観られる。
  J LEAGUE 5という作品がなかなか味がある。あとイラスト多数有。
・BLINK PRODUCTIONS (uk)
 "choose director" -"Ben Hibon"を選択すると、彼の他の3作品が観られる。
・第11回文化庁メディア芸術祭特設ブログ:
 「Ars Electronica 2007」(10)アニメーションフェスティバル
.

今 年のGoldene Nica(大賞)はチェコ出身のベン・ヒボンの『Codehunters』です。チェコと言えば人形アニメーションの故郷と Pr_2007_codehunters_001_pしてアーティスティックな短編アートアニメーションを思い浮かべますが彼の作品は日本のアニメそのも の。押井守、宮崎駿、森本晃司等の影響が強く見られます。受賞式(GALA)でのコメントも日本のアニメへの讃歌でした。

 本人のサイトSTATELASS FILMSのBiographyには、ジュネーブ出身とあるので、チェコというのは間違いでしょう。

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2008.04.14

■ターセム・シン:Tarsem Singh監督
 『ザ・フォール:The Fall』 予告編

The_fall_tile

Apple - Trailers - The Fall - Trailer (公式HP) 08.5/9公開
The Fall (2006) India / UK / USA

 予告編続きで、もう一本幻想的な作品を紹介。
 「移民の娘に、病院の寝たきりの男が語るファンタシー」。
 とにかく予告を観てほしい。素晴らしい色彩とレイアウト。そして細密画のように鮮明なディテイル。どんな物語かは想像するしかないけれど、イマジネーションを刺激する映像だ。

 製作に、デヴィッド・フィンチャースパイク・ジョーンズの名前がある。このメンバーも凄い。

◆関連リンク
・ターセム・シン:Tarsem Singh監督 (IMDb) (はてな)

ケン・ラッセルやデヴィッド・リンチを意識しているようだが、「完全に凌駕してしまっている」と私は評価を下す。ブラザーズ・クエイのアニメ映画も取り入れているし、エイドリアン・ラインの最高傑作『ジェイコブズ・ラダー』にも言及している。この十年間の幻想作品で最も力のある作品(を作った監督)。

 『ザ・セル:The Cell』の監督。 実は『ザ・セル:The Cell』、未見。これは、観ないと。映像美だけの作品、という評価もありますね。
【シッチェス・カタロニア国際映画祭】
  ターセム・シン監督『The Fall』がグランプリ - エンタに関する悪魔の囁き

~インディーズカルトを愛するオバサンのつぶやき~
  ターセム・シン「The Fall」シッチェス・カタルニヤ国際映画祭のグランプリを受賞

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2008.04.13

■予告編 ヘンリー・S・ミラー:Henry Miller監督
  アナモルフ:Anamorph

Anamorphtile2_2
Apple - Trailers - Anamorph - (公式HP)  (IMDb)

When a reclusive detective (Willem Dafoe) is drawn into the case of a serial killer who is enacting anamorphosis - a painting technique that manipulates the laws of perspective - only with human bodies; he is thrust into a dark and unsettling underworld that threatens to reveal the secrets of his tormented past.

 アナモルフォシス : 歪み絵 を死体に描くサイコキラーの映画。
 Appleの予告編サイトで知ったけれど、映像的になかなか面白い。

 だまし絵やパラパラアニメ等も用いられていて、映像が犯罪と結びついて、どう映画としてまとめられているか、興味深い。

 公開はアメリカで2008年5月。

◆関連リンク
・Henry Miller (IMDb) この監督、日本ではまだ公開作がなさそう。
Art of Anamorphosis
 アナモルフォシス : 歪み絵とは、ステンレスのカップとか円筒状の鏡面を絵に当てて見ると、一つの絵が浮かび上がってくるアレです。
アナモルフォシス(歪み絵)体験(pdf)
_____ANAMORPH_____
 この映画とはまったく関係ない別のショートフィルム。こちらも良いセンス。

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