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2008年7月13日 - 2008年7月19日

2008.07.17

■長編8ミリ怪獣映画
  山本拓監督『イチモツ』 上映会 開催

Ichimotsuhorz
山本拓監督『イチモツ』上映会 8月2日(土)@新札幌サンピアザ劇場

 (略)欲しい映像を手に入れるためにはフィルムを選ぶしかなかっただけだ。
 撮影された8mmフィルムは、現像所が国内に存在しないためドイツに空輸された。そのリール数、実に190本。(略)

 驚嘆すべきは、この作品が『ジョーズ』や『トレマーズ』といった怪物映画の系譜に連なる、人食い巨大亀退治の映画ということだ。この時代にあえて見せる、人智を越えた存在との格闘とはいかなるものか。そして登場人物が抱える運命とは。これこそがこの作品の最大の鍔迫り合いであると言えよう。

 8mmフィルムの現像って、既に国内ではできなくなっているんですね。知りませんでした。ドイツへ空輸とは、自主映画界も大変なことになってます。

 mixiの足跡から辿って見つけた面白そうな自主映画。
 タイトルのインパクトありますが、予告編映像もなかなか。8mmの質感とディジタル合成のメリハリとアナログで迫力のある音楽が独特の雰囲気を作りだしています。

 札幌ではとうてい行けませんが、DVD出ているようなので、いつか見てみたいものです。

◆関連リンク
アマチュア映像作家のウラ梁山泊!?“映像温泉芸社”

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2008.07.16

■イベントーク「シュヴァンクマイエル展」
   @ 愛知県文化情報センター

 ~ゆらゆら大陸~のununさんから情報をいただきました。
 地元名古屋でのシュヴァンクマイエルの美術展は初めてなので、東海地方のファンにはとても嬉しい。まだ愛知県文化情報センター公式HPでも詳しくは触れられていない情報です。

 ununさん、ありがとうございます。長文ですが引用させていただきます。

イベントーク「シュヴァンクマイエル展」

■会期:2008年8月26日(火)~31日(日)
■会場:アートスペースG(愛知芸術文化センター12階)
■主催:愛知芸術文化センター企画事業実行委員会(愛知芸術文化センター、 中日新聞社、東海テレビ放送)
■企画・制作:愛知県文化情報センター(名古屋市東区東桜1-13-2、
     Tel.052-971-5511 内線724、Fax.052-971-5644)
■後援:チェコセンター〈予定〉
■企画協力:株式会社レンコーポレーション
■入場料:500円程度を想定

■主旨
 「イベントーク」は、愛知芸術文化センターが開館した1992年以来、継続している 企画で、身体を統一テーマに、様々な芸術ジャンルの先端的な状況を、横断的に切 り取り紹介してきました。身体は、インターネットの進展などにより、ヴァーチャ ルな電子情報空間の重みがしだいに増してゆく状況において、いわばその対極にあ るものとして位置づけられ、それゆえ、私たちが生きる現代社会を相対化し、考察する上で、極めて有効なキーワードであるといえるでしょう。
 チェコの映像作家ヤン・シュヴァンクマイエルは、粘土や人形、オブジェ、実写映 像など、様々な要素を組み合わせ、コラージュし、融合する、独特かつ特異な手法 のアニメーションで知られるアーティストです。彼が提示する、変形、融合し、時 に崩壊する異形の身体像は、シュルレアリスムの論理を独自に追求した、現代社会にある歪みや抑圧を視覚化したものといえますが、同時にその独特なイメージの飛 躍によって、観る者に諧謔やユーモアを感じさせ、奥行きの深い世界を実現してい ます。
 シュヴァンクマイエルは、近年、日本でも若者を中心に熱狂的な支持を集めていま すが、一般に広く知られているのはアニメーション映画で、これは彼の表現の一側面にすぎません。彼自身、自分はシュルレアリストであって、アニメーションはそ れを実現する手段の一つに過ぎない、と発言しているように、本来の姿は、様々な手法の作品を手掛ける、総合的なアーティストというべき存在です。この展覧会では、平面のコラージュ作品を中心に展示を行い、造形美術の仕事をまとまった形で 紹介することで、その一端を紹介します。

■展示予定作品
『不思議の国のアリス』原画(2006年) 21点
『鏡の国のアリス』原画(2006年) 21点
『人間椅子』原画(2007年) 16点

 昨年のラフォーレ原宿の『 ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展~アリス、あるいは快楽原則~』で展示された作品のようです。

 僕もまた観に行きます。芸術文化センターのあの空間で観るシュヴァンクマイエルがどんな印象をもたらしてくれるか、とても楽しみ。

◆関連リンク
愛知県文化情報センター:自主企画事業.

イベントーク 「シュヴァンクマイエル展」
(アート・アニメーション・フェスティバル2008と同時開催) アートスペースG 8/26~8/31 (予定) パフォーマンスやレクチャー、上映会など異なるジャンルを横断する構成で、気軽に様々なアートに触れることができる「イベントーク」。今回はチェコの映像作家シュヴァンクマイエルの作品を展示するとともに、関連する講演を実施する。

 同時開催の各企画については、以下参照ください。(これもununさん情報です。)

続きを読む "■イベントーク「シュヴァンクマイエル展」
   @ 愛知県文化情報センター"

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2008.07.15

■直径7m、遠隔操作で飛ぶ独自設計「UFO」の正体
  『UFO Project with Peter Coffin at Cinimod Studio Ltd』

UFO Project with Peter Coffin at Cinimod Studio Ltd
直径7m、遠隔操作で飛ぶ独自設計「UFO」の動画 | WIRED VISION

Peter_coffin_ufo  すごい、お見事だ。2008年7月、ニューヨーク在住の芸術家Peter Coffin氏と、ロンドン在住のインタラクティブな建築家Dominic Harris氏とが手を結び、独自設計の「UFO」を飛ばしてみせた。

 この謎の飛行物体がポーランドはグダニスクを浮遊すると、小さな街の市民たちのあいだに衝撃と畏怖が広がった。

英Cinimod Studio社を率いるHarris氏によると、『Peter CoffinのUFOプロジェクト』製作になるこの円盤は、直径約7メートルのアルミニウム製で、ソリッドステート・ドライブ(SSD)搭載コンピューターが制御する発光ダイオード(LED)を約3000個装着している。

 なんかまたフェイクにひっかかっている気がしますが、これはWIRED VISIONが日本に紹介したネタ。とにかくYoutubeの動画がかっこいい。
 最近「米フロリダ大学准教授、「空飛ぶ円盤」の基本飛行技術で特許申請 - Technobahn」なんてニュースも読んでいたので、もしやついに空飛ぶ円盤の実現か!?と思ったわけです。しかし真相はあっけなく、WIRED VISIONの元記事で訳されなかった部分に書いてありました。人騒がせなWIRED VISION。

『Peter CoffinのUFOプロジェクト』(pixelsumo)

It is suspended from 8 points to a single 50m strop line attached to the Mi2 helicopter above.

 なんだ、ヘリコプターで吊ってやんの(^^)。
 エンジニアでもサイエンティストでもなく、「ニューヨーク在住の芸術家」というのがポイントでした。これ、何かのショーですね。

 でも観てみたい。こんなの小学生の時に自由研究で「世界の七不思議」を調べて発表してから、今も大好きなので、、、(^^)。

◆関連リンク
・Peter Coffin (artist) - Wikipedia, the free encyclopedia.
 人騒がせな人はこんな人。
・Youtube - オンボードカメラの映像
・YouTube - Gdansk UFO flight - onboard camera
 あなたもUFO搭乗を疑似体験できる!?

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2008.07.14

■アーサー・C・クラーク『宇宙島へ行く少年:Islands in the Sky』

Inland_in_the_skytile_2

アーサー・C. クラーク, 山高 昭訳『宇宙島へ行く少年』(amazon)

司会のエルマー・シュミッツが、スポットライトをあびながら叫んだ。「それでは、優勝者をご紹介しましょう。ロイ・マルカムです!」興奮で体がしびれた。え、なぜかって?ぼくの名前だったからさ!それに、このワールド航空主催の航空クイズ番組に優勝したものは、世界中のどこへでも、ただで旅行させてもらえることになっていたからだ。もちろん、はじめから行き先は決めてあった。ぼくの行きたいところはただひとつ―地上500マイルに浮かぶ島、宇宙ステーションだった!大宇宙にあこがれる少年の夢と冒険を、巨匠クラークが生き生きと描きだした傑作宇宙SF!

 クラークが亡くなって何か未読の作品を読もうと思っていた。
 主要作品はだいたい読んでいたので、積読になっていた1952年のジュヴナイル作品である本作を読んだ。

 上の紹介文でわかると思うけれど、ストーリーはまさに少年の初めての宇宙体験を描いたジュヴナイル。

 ストーリーははっきり言うと、いまでは見慣れてしまった風景で面白みはない。
 しかしディテイルの書き込み、宇宙旅行を臨場感を持って描く手腕がとにかく素晴らしい。まだ人間が誰も宇宙へ出ていなかった時代に、クラークは脳内で確実に宇宙を体験していた、と思える描写。無重量と真空の描写が克明。

 さて最後に表紙について。どれも少年なのかよくわからないイラスト。
 特に右上の2枚目は凄い(^^;)。それにしても流線形の宇宙船と球形の宇宙島がノスタルジーを誘います。リアルにこんなデザインの宇宙船で映画化してほしかったりします。(『宇宙のランデブー』の映画化はどうなっているんでしょうか。)

◆関連リンク
・スペースコロニー - Wikipedia   
・Island in the Sky (1953) これはジョン・ウェイン主演の飛行機の映画。同名。
・Atomic Rocket: Space Suits.
 '50,60年代の宇宙服のイラストを集めたページ。なかなかいいですよ。

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