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2008年9月7日 - 2008年9月13日

2008.09.13

■カナザワ映画祭2008 フィルマゲドン
クリスピン・グローヴァー ビッグ・スライドショウ “IT”トリロジー
  『What is it?』 『It Is Fine! Everything Is Fine.』

What_is_it
クリスピン・グローヴァーのビッグ・スライドショウ
  (カナザワ映画祭2008 フィルマゲドン|かなざわ映画の会)

9月13日(土)18:00
・ビッグスライドショウ ・『What is it?』上映 ・Q&A ・サイン会
9月14日(日)18:00
・ビッグスライドショウ ・『It Is Fine! Everything Is Fine.』上映 ・Q&A ・サイン会

全米で評判のビッグ・スライドショウが金沢にやってくる!!
これまで誰も見たことのないイメージの連続、片時も目が離せない!

『What is it?』
2005年/監督・脚本・出演:クリスピン・グローヴァー
世間一般の主流ではない視点から世界を見つめるクリスピン・グローヴァーの“IT”トリロジー3部作の第1作。ダウン症の人々とカタツムリのダーク なファンタジー冒険劇。グローヴァー自身も全てを裏で操る“神”の役で出演。ハリウッド1のエキセントリック俳優といわれるグローヴァーの湧き溢れる妄想 が炸裂した過剰な監督デビュー作。

『It Is Fine! Everything Is Fine.』
2007年/監督:クリスピン・グローヴァー、デヴィッド・ブラザーズ
(略)ロングヘアーの女にフェティッシュな欲望を抱く障害者が犯す犯罪とは? 幻想のフィルムノワールで精神と肉体のハンディキャップを描く。主演のスティーブン・C・スチュワート自身の半自伝的作品。数多くのファスビンダー作品に 出演したM・カルステンセン、そしてグローヴァーの両親も出演している。

映画評論家緊張日記: What is it ? (2005)
(その他 カナザワ映画祭2008フィルマゲドン 2007年映画ベスト10)

  映画はダウン症の患者たちがくりひろげる愛と憎しみのドラマにグローヴァー自身が演じるシャーリー・テンプル=神=auteurが君臨する地獄世 界がからむというストーリーを説明しろと言われても困るのだが面白いかと訊ねられるとこんなに面白いものはないという強烈きわまりない映画。

 柳下毅一郎氏のこの記事を読んでから強烈な印象が残っていたクリスピン・グローヴァーの映画が、今この瞬間金沢で上映されている。本人によるスライドショウと、字幕翻訳の柳下毅一郎もゲストとして登場。行きたかったけれど行けないので、ここで妄想鑑賞(^^;;)

YouTube - Crispin Glover - "What it is and How it is Done."
 スライドショウの映像(たぶん)。今日金沢でもどうような雰囲気だったのでしょうか。そして映画は以下。

What is it? 予告編 (公式HP
 この記事のトップに引用した画像が第一作目の予告編映像。これ、なかなかスタイリッシュで気合が入ったいい映像と編集になっています。でも映画の内容は、どんなんなのだろう。

It_is_fine_everything_is_fine_2YouTube - Crispin Glover Film "It's Fine" Trailer
 Trailer 2 Trailer 3
 こちらは予告編からして既にかなり変。そして過激なので18歳未満の方は注意(^^;)。
 第一作とは随分と予告の雰囲気も変わっている。
 右がその映像の引用。この画像は上のWhat is it?と近い雰囲気に観えるけれど、まるで予告は別物(?)です。

 クリスピン・グローヴァー(Crispin Glover(IMDb))って、寡聞にしてよく知らなかったのだけれど、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』での主人公の冴えない変人な父親しか思い浮かばなかったが、フィルモグラフィを観ると、同じゼメキスの3D-CG映画で『ベオウルフ』の奇怪なグレンデルもやっていた。全く気が付かなかった。
 どちらも怪演であり、下の関連動画を観てもなかなか異様な人である。
 これを機にDVDが出ることを祈りたい。もしかしたら今回を逃すと、二度と観ることができないシロモノかもしれない。

◆関連リンク
YouTube - Crispin Glover "Clowny Clown Clown"
 これ、グローヴァーのオリジナル曲みたい。たぶん自身が監督したPV。
YouTube - Crispin Glover's house
 これ、クリスピン・グローヴァーの自宅訪問インタビュー。古い館に住むマッドな俳優。ジャガーのクラッシックカーを自慢する姿がカワイイ。
 他にもYoutubeにインタビューや彼の登場する作品のシーン等、映像がある。
・Big Slideshow今後の予定
Crispin Glover - Wikipedia

今日はビッグ・スライドショウもあるよ! - かなざわ映画の会の日々是映画
webDICE - 骰子の眼 - 『カナザワ映画祭2008 フィルマゲドン』まもなく開幕
ハリウッド俳優・グローヴァーさん招き監督作品上映&スライドショー - 金沢経済新聞.

「この作品は、ハリ ウッド的なシステムと対極にある。ハリウッド作品は観客に嫌な思いをさせないのが身上だが、この作品はその逆で、見た人の心を乱すように作った。数多くの タブーを盛り込んであるので、作品を見た人には、そのタブーについて『What is it?(これは何だ?)』と自分の頭で考えてほしい。タブーは文化によって異なるので、米国とは文化が異なる日本でこの作品がどのように受け止められるか を非常に楽しみにしている」(グローヴァーさん)。

Crispin Glover作品(amazon)

当Blog記事
・ロバート・ゼメキス監督『ベオウルフ/呪われし勇者』

◆クリスピン・グローヴァー ビッグ・スライドショウ 感想リンク
 9/14以降、実際に観られた方のレビューを追記します。
いつか想い出す日々さん 『What is it?』は正に何じゃこりゃ!?

(略)いうなれば『八日目』を下世話な方向にフルスロットルでかっ飛ばして、デビット・リンチ監督的味わいを大さじどころかちゃんこ鍋で山盛りに加えたような映画だ。
(略)『It's fine! Everything is fine.』は、『チャーリーズ・エンジェル』の主演料で作った映画だから、 「バカ映画に出た罪滅ぼしに、お金を有効利用しようと思ったかも」 て感じのこともいっていた。

 

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2008.09.11

■美濃市造り酒屋小坂家 こめぐらギャラリー『林真作品展』

Hayashi_shin_2 小坂家住宅 -美濃市

 近場の美濃市へふらふらとドライブ。
 普通の旅行ならここで取り上げることはないのだけれど、期せずして、個性的な画家の展示を独特な空間で偶然見ることができたので、簡単にレポートです。

 美濃の古い町並みが残る一角。
 国の重要文化財に指定された小坂家住宅。造り酒屋で奥に深い家屋の屋内に広い土間が続いている。そしてその先にかすかに土蔵が見える。

 ひんやりとした空間、人は他にはいない。
 土蔵には「こめぐらギャラリー」の文字。

 暗く沈んだ土蔵の中に入っていくと、まず見えるのは、「バスルーム」と名付けられた作品。コンクリートの土間に冷え冷えと並べられた丸椅子との組合せのイメージがまず素晴らしい。

 こんな土蔵の中で冷えた風呂に入る寂しげな女。

 そしてその右にかけられた「駱駝」と名付けられた個性的な陰鬱な絵。異様な迫力に思わず息を飲んで、明るい方へ出ていきたくなる。どこか引き込まれそうなこの雰囲気は一級でした。

 これは、岐阜県土岐市出身の画家林真氏の作品展。

 残念ながらネットには林氏の詳しい情報は見つかりませんでした。

 美濃へ行かれる方にはお薦め。
 開催期日は明記されていなかったので、電話で予め確認下さい。

◆関連リンク
林氏の切手デザイン ずいぶん雰囲気の違う絵です。

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2008.09.10

■池谷 裕二, 木村 俊介『ゆらぐ脳』 レビュー・2
  脳の自発活動と意識

池谷 裕二, 木村 俊介『ゆらぐ脳』
 前回、脳の先端映像と音響について触れたのだけれど、今回は後半で述べられている脳の自発活動と意識と無意識について。

 仮説を立てずに実験データの生の解析を重視する、と言う池谷氏だけに踏み込んで書いてはいないが、読みようによっては『進化しすぎた脳』からさらに突っ込んで脳と意識について述べている。

「意識」といえば、今は花形の研究です。(略)私は「自発活動は、意識の源泉じゃないんだなぁ。がっかりし たなぁ」とは思いませんでした。むしろ、自発活動は意識なんていう表層的なものであってほしくなかったので、よかったなぁと思いました。(略)意識は人間 の活動の本の一部の現象で、意識を重要視すぎることは、いわば滑稽と言ってもよいくらいのものですから。(P200)

 これ、かなり凄いことを指摘しているのではないか。「意識」を重視して、その謎が解明できればノーベル賞ものと自分たちで言っている脳科学への批判であるとともに、デカルトの「我思うゆえに我あり」、近代そのものの否定ですらある。(にしても「意識なんていう表層的なもの」とは凄い挑発(^^;))

 この本ではさわりしか触れられていないが、脳研究の過程で池谷氏が得たデータの蓄積から自然に彼が認識している世界観がこうしたところに如実に出てきているのだろう。ここで意識の正体について、仮説を語ることを池谷はしていない。しかし、この後述べられている以下のような部分で、だいたいどんなイメージを持って、彼が「意識なんていう表層的なもの」をとらえているかはぼんやりとわかる。

「ノイズ」と言われていた自発活動に重要な役割があるのかもしれないように、脳を考察する上では無意識の世界にこそ重要な役割が隠されているのではないかと思われるのです。

人の「もの思い」のゆらぎは特に脳の言語野の活動を活発にしたという結果が出ていて興味深いのです。人は言葉がなければ深く考えたり、物思いに耽っ たりもできないのかもしれない。そのくらい私の心には言語は深く影響を与えています。一方、チンパンジーの「もの思い」(外見でボッーとしている時)の脳 の活動は言語野だけではなく情動や欲情をつかさどる部位が活発になったそうですから、ボッーとしているにしても人間と動物は根本的に異なることをしている のだなぁと推測できるのです。

自発活動は、脳の活動全体の七割や八割を占めています。(P201)

 意識と言語野の密接な関係。
 自発活動が大部分で人間のみが持っている(かもしれない)意識。科学的に書けないから、言っていないけれど、意識の正体をどう考えているかは、明確なのではないか。

 これらのバックデータの一つとして挙げられているのがP212。

 脳の自発活動を観察していると、ボタンを強く押すか弱く押すかは、意識が決めているのではなく、その前三十秒から二十秒前の自発活動の「ゆらぎ」によって決定されているという研究(2007NEURON誌)が紹介されている。

◆非エルゴード的神経細胞ネットワーク

 脳の神経細胞のネットワークは非エルゴード的(恒常的な多重安定性が成立しない)」と主張した論文は受理されませんでした。(P217)

 ここで書かれているのは、その成り立ちから科学が必須でその再現性を必要とするのに対して、観測したデータが語る以下のこと。

 生命の活動は、「一回性」と「不可逆性」に彩られています。(P218)

 ここから「「再現性がない」ということが再現するというアプローチ」しか、非エルゴード的(再現性のなさ)な神経細胞のネットワークを科学として記述する手段はないのではないかと記している。

 宇宙と同じくらいの広がりを持った脳の神経系の組み合わせが、再現性を持たないビッグバンや進化といったものと同じ振る舞いを持つ。
 科学ではアプ ローチがもしかしたらできないかもしれない、それでもデータを取り続けることで挑み続けて行くという強靭な意志。

 そこからデカルトの否定という前段で引用したような認識が生まれてい るのでしょう。まさに科学との先端での戦いの記録がここにあります。

 科学の限界性とか、脳と意識と言語の問題に関心がある方にお薦めの一冊。
 哲学ではなく、実験重視の生命科学からこうしたアプローチが開花しようとする瞬間に立ち会いたい方も、是非。

◆関連リンク
・今後の出版予定

 『進化しすぎた脳2』 (仮題)
 発売日未定 母校での脳科学講義録。前作『進化しすぎた脳』を超える興奮です!

・視覚+触覚情報が生む新しい「境界」:「ゴムの手を自分と感じる錯覚」 | WIRED VISION
 前半に書かれていた「ラバーハンド幻覚」とその進化形の実験ビデオ

・東京大学大学院薬学研究科・薬品作用学教室の公式ホームページ

回路活動は数十秒間は一つの活動状態に安定にとどまるが、しだいに新しい安定状態を生み出し、内発的に新しい状態へと移行する。 我々はこの特徴的な動態を、非平衡熱物理学の観点から「非エルゴード的なメタ安定性」であると考察し、新しい回路オペレーション・モードとして紹介した。

自著を語る|脳を「分からない」から照らしだす
 木村俊介(きむらしゅんすけ  インタビュアー)

  脳とタイトルにつく本にダマされてきたという人も、多いのではないでしょうか。「セロトニン」「ノルアドレナリン」などと用語はサイエンスっぽいけど、結 論は、「脳はこういう性質だからあなたがサボってしまうのはしょうがない」(なぐさめ)「脳はこういう性質だから小さいことからコツコツがんばりましょ う」(はげまし)

(略)「したり顔で、何でもかんでも『脳の性質からすれば……』と解説をしているけど、こんなにたくさん発言していて、この人、ほんとうに脳の研究 をしているのかなぁ。本業の研究の成果は何?」……と、「脳を語る人」を「うさんくさいんだよなぁ」と感じている人にこそ、本書はカユいところに手の届い た「あぁ、こういう本が読みたかったんだよなぁ」と思えるものになっているのではないでしょうか。

 これって、某脳科学者批判では?? 意識に関する挑発的な言説といい、一度対談したら面白いのでは。でもそんなことで実験の時間を割いてほしくないというのが本当か。
『ゆらぐ脳』特設サイト|文藝春秋
 ここはつまらない。
ScienceDirect - Neuroscience Research : Watching neuronal circuit dynamics through functional multineuron calcium imaging (fMCI) 
多ニューロンCa2+画像法(functional multineuronal  calcium imaging、fMCI)
フルフレーム高速共焦点スキャナ

 ニューロンの細胞体の一過性Ca2+上昇がスパイク出力を反映していることを利用して、光学的にスパイク時空パターンを再 構築する手法である。fMCIは数百個のニューロンの活動を同時にモニターできるため、神経ネットワーク研究に有用な知見をもたらす新世代の大規模記録法 として注目を集めている。

・高速カメラが捉えた生命の神秘.

私たちの研究室では世界最速の共焦点レーザー顕微鏡で生命の働きを撮影しています 百聞は一見に如かず 2000分の1秒の衝撃  ミクロ世界をご覧ください

◆当Blog記事 関連リンク
意識を持ったロボット
『進化しすぎた脳』レビュウ
中沢新一『森のバロック』レビュウ
茂木健一郎 『プロセス・アイ』Process A.I.

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2008.09.09

■池谷 裕二, 木村 俊介『ゆらぐ脳』 レビュウ・1
 脳回路の映像 fMCI:functional Multineuron Calcium Imaging

池谷 裕二, 木村 俊介『ゆらぐ脳』
 『進化しすぎた脳』がとても刺激的だった脳研究者 池谷裕二氏の新しい本。
 まずはインタビュアーと構成/文を担当した木村俊介氏の言葉から。

◆脳の先端映像  fMCI
自著を語る|脳を「分からない」から照らしだす
            木村俊介(インタビュアー)

 「世界最初の撮影範囲」を「世界最速の撮影速度」で捉えた、まだ、誰も見たことのない、どうしても発見が生まれて しまうという風景――。

 その前人未到の地に辿りついて、著者は呆然と立ちつくしてしまうのです。

(略)そして、「脳の自発活動の『揺らぎ』に柔軟で強靭な『自分で自分を書きかえる生命活動』の根本があるのでは?」という今のところの研究の到達地点は、ほどほどのフラフラしたムダや余裕がいかに生命に不可欠なのかを教えてくれるのです。

 池谷氏とその研究室メンバーで開発され、脳回路の可視化を実現した多ニューロンカルシウム画像法(fMCI:functional Multineuron Calcium Imaging)の狙いが面白い。

 今までの脳の解析が、「組織」(0.1m単位)と「細胞」(10μm)という、マクロとミクロの画像だったのに対して、fMCIが狙ったのはその間の「回路」(1mm)。そして時間分解能は、神経細胞の活動時間千分の1秒に対して2000コマ/秒。

Ca3_movieratio_2池谷氏のHPより引用
 多ニューロンCa2+画像法(functional multineuronal  calcium imaging、fMCI)

 これによって世界で初めてとらえられたメタミクロな世界。
 この映像から解析されたのは、Synfire chains and cortical songs: temporal module...[Science. 2004]という論文にまとめられた「神経細胞のネットワーク活動には何回も同じ組み合わせが見られる」という従来の常識を覆す学説。

 ここを起点にして語られる刺激的な言説が今回もとても面白い。
 途中、科学に対する池谷氏のあり方とか、学者にとってのコミュニケーションの重要性(池谷氏のあとがきでは「ボヤキ」と書かれているが、それも十分面白い)

神経細胞の活動パターン分析

神経細胞一つをピアノの鍵盤一つに割り当てて、 その活動を音に置きかえると、なんとも不思議な音楽ができあがります。 神経ネットーワークが紡ぎ出す「自然の音楽」をご鑑賞下さい。

 この先端映像の解析方法のひとつが、神経細胞一つ一つが別の音を奏でるとして、音楽として聴いて分析するという独自の手法。時間分解能に優れた聴覚を利用する手法として、本書で紹介されている。

 これ、是非聴いてみたいと思ったのだけれど、上記リンクにMP3データが置いてある。確かに繰り返しの音楽に聴こえる。この不思議な音響が脳内の誰も聴いたことがない声なのだ。論文はリンク先でも読めないけれど、この音でなんとなく、論旨の一部に触れられたような気がする。

(長文につき、次回に続く)

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2008.09.08

■空中撮影 摩天楼 ブルジュ・ドバイ  Skyscraper : Burj Dubai

Image2 Burj Dubai Skyscraper (公式HP)
Photos page 2008 September August
             (Gizmodo経由)

 地上162階建、尖塔高818m、軒高643.3m。09年竣工予定の世界一の摩天楼。

 何も言うことはありません。圧倒的な未来感覚に溢れた写真が全てを物語っています。公式HPに膨大な建設中の写真があるけれど、とにかく右の一連のシリーズで撮られた空中撮影の映像が圧倒的に素晴らしい。

 この俯瞰は世界のどこでも観たことのない光景。600mの上空から下のフロアへ移っていくパースの変化と、霞む背景の高層ビル群。

 センス・オブ・ワンダーに溢れた、SFイメージ画の数々のアーティストの名品にも相当するこの光景をお楽しみください。

◆関連リンク
ブルジュ・ドバイ - Wikipedia
もうひとつの公式サイト(写真は上のが良い)
・YouTube各種ビデオ
 Burj Dubai Animation
 TV Commercial 
 video from 155th floor
 Dubai Tower(サムスン建設)
The Dubai Life | Blog | 建築現場からのリポート
世界一高層のホテル、建設中でも高すぎ(動画)(Gizmodo

ディスカバリーチャンネルで建設中のビルを取材してくれていました。(略)200億ドルの建築費をかけ、てっぺんには展望台、800室のマンション、4つのプール、175室のアルマーニホテル、144室の超高級スイート、ボールルームなどが完備。

・Chicago Tall, Dubai Supertall | Archinomy
 各種高層ビルの比較
アル・ブルジュ - Wikipedia
 さらに高いBurj Al Alam。ドバイはどこまで神の領域へ近づくのか?

ア ル・ブルジュ(英:Al Burj)は、ドバイに建設される予定。地上228階建、尖塔高1,400m・屋上1,250m・軒高850mと なる予定であり、現段階で着工時期は確定していない。施工者として交渉中の建設会社には、日本の清水建設やブルジュ・ドバイを施工中のサムスン建設など名 が挙がっている。

『The New Urban Giants: Ultimate Skyscrapers』(amazon)
『Skyscrapers』(amazon)
『The Guardian Building: Cathedral of Finance』(amazon)
『Skyscraper Cinema: Architecture and Gender in American Film』(amazon)

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2008.09.07

■新刊メモ 『ゼロ年代の想像力』 『スカイ・クロラ絵コンテ』
   『折り返し点―1997~2008』 『ゆらぐ脳』
   そして 『ハローサマー、グッドバイ』の続編刊行決定

宇野常寛『ゼロ年代の想像力』

『DEATH NOTE』、『恋空』、『ALWAYS 三丁目の夕日』、宮藤官九郎、よしながふみ、平成仮面ライダーシリーズ……格差・郊外・ナショナリズム、激震するゼロ年代に生まれた物語たちの想像力は何を描き、生み出してきたのか。

著者について  評論家。1978年生。企画ユニット「第二次惑星開発委員会」主宰。批評誌「PLANETS」編集長。

 SFマガジンに連載されていたという評論。TVから書籍まで幅広い切り口が面白そう。
 TVドラマへの目配りとか、一度読んでみたい。

池谷 裕二, 木村 俊介『ゆらぐ脳』

脳科学界の俊英が解き明かす「脳のゆらぎ」。研究生活を総括しつつ、脳の根源、はたまた、大テーマ「生命とは何か?」にも挑む野心作。

 『進化しすぎた脳』がとても刺激的だった池谷氏の新しい本。
 今、読み進めていますが、最初面白かったけれど、中盤ちょっと中だるみ。これはまた個別に感想、書きます。

押井 守『スカイ・クロラ-The Sky Crawlers-絵コンテ
               ―ANIMESTYLE ARCHIVE』

宮崎 駿『折り返し点―1997~2008』

 ポニョも観てきたのだけれど、感想を書きそびれています。
 もうすぐベネチア映画祭の受賞作が決まりますが、軍配はどの作品に。

◆『ハローサマー、グッドバイ』の続編刊行決定
  Mint Julep(2008-08-21) (悪漢と密偵経由)

 翻訳者の山岸真さんからの情報です。無事に版権も取れ、来年の秋に河出文庫から刊行予定だそうです。(略)

 最後にとても素晴らしいニュース!!
 『ハローサマー、グッドバイ』が好評な売上げだったのでしょうか。来年の秋が待ち遠しいものです。

◆関連リンク
Brontomekブロントメク!Brontomek! マイクル・コニイ  復刊リクエスト投票
 この傑作も復刊が決まるといいですね。僕は山岸氏の訳で是非読んでみたい。
I_Remember_Pallahaxi.pdf (pdf ) 
I Remember Pallahaxi - a novel by Michael Coney
 『ハローサマー、グッドバイ』の続編。pdfの方は全編電子化されています。

当Blog記事
・マイクル・コニイ『ハローサマー、グッドバイ』の続編
 Michael Greatrex Coney "I Remember Pallahaxi"

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