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2008年11月9日 - 2008年11月15日

2008.11.13

■筑波大学 岩田洋夫教授 Floating EYE:フローティングアイ

Photo_3 日本科学未来館
 メディア・ラボ展示作品
  (JSTニュース4月号)

日常の身体感覚を揺るがす
 岩田洋夫のデバイスアート(デジタル・スタジアム)

Floating Eye  [フローティング・アイ] 2006
球体のドームスクリーンを装着し、飛行船に取付けられたカメラで撮影された空中の映像を見るという作品。(自分の周りは見えない!)普通は一方向しか見ら れない映像を、この作品では特殊なシステムによって360度近くの映像が表示されます。地上にいながらにして、その自分の姿を上空から鳥の目で見るという 一種幽体離脱的な感覚! もうやってみるしかありません。

 IVRCでもらった日本未来館のチラシに掲載されていた凄い作品。

 とんでもないメディアアートがあったものです。下に動画がありますが、実感はできない。こればっかりは実際に気球にぶら下がって(?)歩いて体感するしかないのでしょうね。
 どんな感覚が生まれるか、興味津々。

VR lab. Univ. of Tsukuba 筑波大学機能工学系 岩田洋夫・矢野博明研究室

フローティングアイ 動画

他にもマッドなアート作品がいっぱい
 今日は詳細を観ている時間がないのですが、今後、じっくり観てみたいものです。

浮遊する視線

 「浮遊する視線」は視覚を身体から引き離す体験をもたらす作品である。参加者には空中で撮影された広視野映像のみが呈示され、自分の周囲の世界を直接見ることはできない。この広視野映像は小型飛行船に取り付けられた特殊なカメラヘッドによって取得され、参加者に対しては装着型のドームスクリーンに投影される。(略)
 参加者は自分が地上にいる姿を上空から見ることができる。この機能は一種の幽体離脱的な体験をもたらす。小型飛行船は糸を引くことによって移動させることが可能であるため、自分の姿と周囲の風景を見ながら歩き回ることができる。しかし、わずかな風が吹いても飛行船の姿勢が乱れるため、空気の微妙な流れを実感することになる。「浮遊する視線」は、このような体験装置を用意することによって、自己の認識と人間と大気の相互作用に新たな可能性を惹起させるものである。

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2008.11.12

■VRテクノジャパン「オーニソプターアドベンチャー」
  6面没入型立体映像システム「COSMOS」

Photo_2 ORNITHOPTER ADVENTURE
ITmediaニュース:全天立体視界のゲームが登場 「オーニソプターアドベンチャー」

 岐阜県科学技術振興センターが「VRテクノジャパン・テクノプラザ」(各務原市)に所有する6面没入型立体映像システム「COSMOS」用に開発した。COSMOSは視野角制限がない完全な全天表示が可能で、プレイヤーが液晶シャッター式ゴーグルを装着すると、頭の位置や角度をセンサーで検出してリアルタイムに映像に反映。CGとプレイヤーとの位置関係などを正確に表現できる。

 オーニソプターアドベンチャーでは、プレーヤーはゴーグルを付けて中央のコクピットに座り、左右のジョイスティックでオーニソプターの翼を動かし、ゲーム世界を飛び回る。全6ステージで、最大所要時間は13分程度だ。

 IVRC2008で初めて6面没入型立体映像システム「COSMOS」を体感した。

 2階分の巨大な空間の中央に浮かぶように設置された4畳半ほどの立体映像スペース。
 これは立方体の6面に外からプロジェクタによって、6面の壁として構成されたスクリーンに映像を映し出す仕組み。体験できたコンテンツは、この装置のために作られたインタラクティブゲーム「オーニソプターアドベンチャー」。

 プレーヤーは中央の椅子にすわり、ふたつの操縦かんではばたくことで上下動するオーニソプターを操って、気球に乗った人を救出していく。

 ゲーム性はいま一つだけれど、圧巻は、まるでガンダムのコックピットのような全周の立体映像。
 ゲームよりもその臨場感を体感したくて、きょろきょろと頭を動かしてみた。
 単なる平面スクリーンに映し出された立体映像よりも、没入感がある。上を見上げると独特のパース変化でオーニソプターの羽部分が頭上に広がる。この感覚は新しい。

 わずか10分程度だったけれど、なかなか貴重な経験ができた。

 にしてもわずか4畳半の空間を作るのに100坪ほどの広大な空間。ずいぶんと高価な映像空間である。この空間を利用した素晴らしい研究が実行されることを祈ります。アールキューブのコックピットとしてこれを使った時の体感ができる日を楽しみに待ちたい。

 アールキューブについては、以下。

◆関連リンク
・舘暲教授が語るアール・キューブ構想
・コンセプトがまとまった書籍 『アールキューブ―立花隆VS吉川弘之 ロボティクスの未来を語る』通産省アールキューブ研究会編(Amazon)
・当Blog記事
 東大舘暲研究室  相互テレイグジスタンスの第二世代
  テレサ2とツイスター4に関する報告

 

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2008.11.11

■IVRC 2008  Armella LEUNG, Olivier OSWALD
"l'Oreiller Rêveur (the Dreaming Pillow)"

Dreaming_pillow
第16回国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト
               IVRC 2008 Official Website

岐阜本選結果速報!

・総合優勝: YOTARO (筑波大学 チーム:おたまじゃくし)
・岐阜VR大賞: The Dreaming Pillow
  (ATI - Universtite Paris 8 : Armella Leung, Olivier Oswald)
・各務原市長賞 : La flèche de l'odeur
  (金沢工業高等専門学校 小坂研究室 チーム:TOM-KIT’s)
・審査員特別賞 :
  アソブレラ (大阪大学大学院 情報科学研究科 チーム:アトム)
  かおさがし (北陸先端科学技術大学院大学 チーム:くろびかり)
  人間椅子 (東京大学 チーム:変隊)
・Laval Virtual Award
  YOTARO (筑波大学 チーム:おたまじゃくし)

 ヴァーチャルリアリティ産業の勃興を狙う岐阜県各務原市で開催されたイベントへ、今年も行ってきた。

 素晴らしかったのが、フランスからの招待作品である"The Dreaming Pillow"。
 パリから来た男女の学生ペアArmella LeungさんとOlivier Oswaldくんによるデモンストレーションにとにかく感動。作品がOswald氏によりYouTubeにアップされているので、まずは百聞は一見にしかず、ムービーを観て下さい。

YouTube - l'Oreiller Rêveur (the Dreaming Pillow)

 作品は写真に示すように、白い枕に上からプロジェクタでCG映像が投影されている。
 枕にはiPhoneのタッチスクリーンと同じ静電容量センサと、圧力を感知するセンサが仕組まれている。静電容量センサなので枕表面を触る手の動きをマルチセンシングで検出可能。手の動きにより映像が操作できる。

 コンセプトが「夢」なので、手の動きと映像はiPhoneのように直接リンクしているわけではなく、ぼんやりと同期している。このたゆたう感じが枕の触感のぽんよりした感覚と妙にマッチして、触りながら眠くなる。眠りとともに幻想的な映像世界に没入して行くような錯覚があり、ヴァーチャルリアリティの仮想感たっぷり。

 東洋系女性アーティストArmella Leung氏の作品であるCG映像がとにかく素晴らしい。
 モノトーン、時々カラーの混じる薄く淡いCG。精神の内奥へ進んでいくようなファンタジックな映像。
 途中で枕の白い布に浮き出す人の手や顔にドキッとさせられる。ほんわかした映像に混入する悪夢。こんな工夫によっても観客は夢の実相に近づいていく。

 そして枕による触覚の芸術。
 睡眠を誘う枕の触感が映像とミックスした独特の味わいが素晴らしい。

 今回は、他の日本の作品に対して、圧倒的に芸術を体現したこの作品が僕の中ではグランプリ。他もアイディア勝負で面白い作品は幾つかあったのだけれど、アート作品としてはこれが抜群だった。

その他作品の写真(マイフォト)

Dsc06125  「人間椅子」というのが奇抜でぶっとんでいた。
 二つの椅子で片方の座面の力を、もう一方の椅子に座った人の腿に装着した加重パッドへ伝えるというもの。つまり椅子の中に入ることなく、人間椅子の触感を再現しようとしたもの。これをヴァーチャルリアリティで作ろうとした着想が凄い(写真はわかりにくいけれど、加重パッドの装着風景)。

 僕も体験してみたが、触感はいまいち。
 これは一方向通信だけれど、双方向にして遠距離で試験できるようにしたら、なかなか江戸川乱歩の妖艶な魅力を再現できていたかも。

◆関連リンク
Armella Leung(公式HP)
Olivier Oswald(公式HP)
・過去記事
 IVRC2006 国際学生バーチャルリアリティコンテスト
 IVRC2004 第12回国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト

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2008.11.10

■馬鹿SFコンテスト バカロボ:BAKAROBO 2008

Bakarobo2008 バカロボ2008 公式サイト- TOP

バカロボ三原則
1. バカロボはメカニックであること
   フィギュアのような形だけ=ハリボテではなく、必ずメカニックな仕組みを持っていること。

2. バカロボは役にたたないこと
   社会の役に立つ機能的なロボットではなく、できるだけくだらない目的のためのロボットであること。

3. バカロボは人を笑わせること
   バカロボは、面白い動き、機構、意外なシステムで度肝を抜き、人を笑わせることが目的であること。

※この「バカロボ三原則」を満たす、「笑える」ロボットを募集します!
募集期間:2008年9月1日(月)~10月24日(金)必着

 アイザック・アシモフも吃驚のバカロボ3原則。
 こんな凄い(^^;)コンテストが日本で開催されていたとは、しかも昨年から既に二回目で、締め切りを既に過ぎている。究極映像研、一生の不覚(^^;)。

YouTube - 【予告編】土佐信道(明和電機)監督作品『バカロボ2007』

【監督】土佐信道(明和電機)
【脚本】土佐信道(明和電機)
【主演】バカロボ2007 本戦出場者8組

 今年も審査員を務める明和電機・土佐信道社長による素晴らしい予告編映像。こちらも必見です。

 馬鹿SFを地で行くこのコンテスト、どんなに素敵なロボットが登場するかは、昨年のリポートをご参照ください。 

バカロボ2007イベントレポート 昨年のグランプリ

筋力鍛錬チャイルドロボ  キントレーZ
機械が体を鍛えるということで、昨今の人間の健康ブームをシニカルに表現。腕立て伏せをするロボットが、腕がもげてもがんばり、最後はキントレーZにパ ワーアップ。ところがあまりの動きのはげしさに、ほんとうにロボットの首が折れるというトラブルが発生。天然のバカロボを感じさせた作品。

 今年の審査員は土佐氏他、樋口真嗣、辛酸なめ子、稲見昌彦といった面々。ここに今年亡くなったバカSFの巨匠バリントン・ベイリーとか日本SF作家の名前がないのはなんとも寂しい。SFにこのようなバカの血は必須です(^^;)。

◆関連リンク
YouTube - Silly Robot 2007年出場のロボット

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2008.11.09

■「ギャートルズ肉」 エスケー食品から11月下旬発売

Photoエスケー食品の「神戸洋食倶楽部」
正式ライセンス取得 
あの肉が当ショップにて発売
 注文受付は11月下旬より

      (GIGAZINE経由)

 これは嬉しい!
 子供時代に、我々世代はこの肉にどんなに憧れたことか(^^;)。積年の想いが満たされそう。

 11月下旬の発売開始がまちどおしいです。

 これ買うのにはやはり今から石のお金を準備しておく必要がありますかねー(^^)。

◆関連リンク
『はじめ人間ギャートルズ DVD-BOX』(amazon)
「はじめ人間 ギャートルズ」がDVD-BOX化 -「あの肉」こと「原始肉」を特典として付属

Photoギャートルズ ソフビシリーズ スライスDEマンモ[FEWTURE MODELS]

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