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2008年2月3日 - 2008年2月9日

2008.02.08

■ジャズを歌うエンターテインメントロボット タイタン
   Robot Entertainment Titan

Titan_robotTitan the Robot: Robot Entertaining Coventry
Three Robots Dancing. Titan an his two brothers(YouTube)
Cyberstein公式HP

 これはイギリスのエンターテインメント・ロボット。
 自律したロボットがこれだけのことができたらすごいのだけれど、、、。

 他にも「Giant Robot」で検索するとこんなものが見つかります。

・Giant Robot at Lakeside (YouTube)
 ラグビー選手型巨大ロボット

・Vinegar robot (YouTube) (buildup)

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2008.02.07

■ヤノベケンジ×三宅一生 クィーン・マンマ
  Kenji Yanobe x ISSEY MIYAKE / Queen Mamma

Yanobe_queen_manma Kenji Yanobe x ISSEY MIYAKE / Queen Mamma.(Youtube)

 久々にYoutubeで「ヤノベケンジ」を検索したら、傑作Queen Manmaのメイキングムービーが公開されていました。
 造形作品もだけれど、青木兼治氏による映像作品としてみた場合も素晴らしい。

 特に右のカットが僕のお気に入りなのだけれど、こんなタッチで青木氏監督で、ヤノベ美術監督とのペアを組んだSF映画が撮られたら、と夢想してしまいます。

シェルター × サバイバル 
―ファンタスティックに生き抜くための「もうひとつの家」―

 2008年2月16日(土)~4月13日(日) (広島市現代美術館)

2008年3月2日(日) 14:00-15:30
【ヤノベケンジ アーティスト・トーク&絵本「トらやんの大冒険」朗読ライヴイベント】
本展参加アーティスト、ヤノベケンジが作品について語るほか、彼が制作した絵本「トらやんの大冒険」の朗読&生演奏を行います。
※事前申込不要 ※参加無料 ※会場/ミュージアム・スタジオ

 そしてヤノベ氏の次の展覧会は広島。広島はさすがに遠くて行けないでしょう。

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2008.02.06

■新作メモ 中嶋莞爾監督 『クローンは故郷をめざす:The Clone Returns to the Homeland』

The_clone_returns
クローンは故郷をめざす (公式HP)

 これも『サンダンス映画祭2008』(2/9(土) 22:44-22:55NHK衛星第2)という番組で紹介されていたもの。2006年に脚本がサンダンス・NHK国際映画作家賞 受賞

 現在、エグゼクティブ・プロデューサーにヴィム・ベンダース!を迎えて、映画制作中とのこと。

中嶋莞爾 の作品を紹介するホームページ(監督公式HP)
サンダンス・NHK国際映像作家賞2006 参加リポート
旧作「はがね」「箱 -The BOX-」の予告編
 「はがね」 絵本ギャラリー

 同監督の過去作品の予告編。詩的な空気感を持つ独特の映像美が素晴らしい。「はがね」は工場萌えな方におすすめな映像。どちらも映画を是非観てみたいと思わせる予告。残念ながら近々の公開の予定はない。またDVDも出てはいないようなので、『クローンは故郷をめざす』の公開の際に、旧作も上映されるのを期待するしかないのかも。

◆関連リンク
タナトス6通信 | 中嶋莞爾監督作品「はがね」「箱 -The BOX-」上映+トーク開催!
 過去の上映会情報。アトリエサードでこういう企画が開催されていたのですね。
アトリエサード『廃墟憂愁―メランコリックな永遠。』 (トーキングヘッズ叢書)
中嶋莞爾監督のロングインタビュー掲載とのこと。
アトリエサード『ネオ・ゴシック・ヴィジョン』 最近買っていなかったのだけれど、トーキングヘッズの最新刊は素晴らしい表紙。そしてネオ・ゴシック!

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2008.02.05

■新刊メモ 筒井 康隆『ダンシング・ヴァニティ』

筒井 康隆『ダンシング・ヴァニティ』(amazon)

驚異の反復文体に中毒必至の傑作登場!

この小説は、 反復し増殖する、驚愕の文体で書かれています。この作品を読んだあとは、人の世の失敗も成功も、名誉も愛も、家族の死も、自分の死さえもが、全く新しい意 味をもち始めるでしょう。そして他の小説にも、現実生活にさえも、反復が起きる期待を持ってしまうかもしれません。この本を読むには相当の注意が必要で す!

 

冒頭部分掲載 雑誌『新潮』編集長・矢野優氏から (新潮公式)

「一般読者や同業者が首を傾げたり、もしかすると「錯乱の産物」として眉を顰めるかもしれないような小説を創ることこそわが使命」。これは本号掲載の「ダンシング・ヴァニティ」(長篇第1部130枚)を予告した筒井康隆氏の言葉だ

 文学の極北を今も突き進む筒井康隆の新作。
 これら言葉の魔力に惹きつけられるようにして、購入しました。どんな「錯乱の産物」を見せてくれるのか。

◆関連リンク
・筒井康隆公式サイト

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2008.02.04

■斎藤 環『フレーム憑き―視ることと症候』

斎藤 環『フレーム憑き―視ることと症候』(amazon) 青土社

 〈リアル〉 はフレームに宿る
 映画・アニメ・漫画などの視覚表現に現れた隠喩構造の変容を精神分析理論と臨床経験を武器に読み解き、解離・ひきこもり時代の症候をあぶりだす。

 【目次】
 はじめに――最初の弁明
 第Ⅰ部 視ることのフレーム性
  視覚新論  ブニュエル、あるいは精神分析から遠く離れて  象徴界と 「選択」 について
   『マトリックス』  身体・フレーム・リアリティ
  押井守 『イノセンス』
  マルホランドのフレーム憑き

◆結論
 この著者の本を読むのは初めて。
 にしてもこの読みにくさ/わかりにくさには閉口。(このBlogでは本も映画も気に入らなかったのは本来あまり取り上げないのだけど、、、。)

 読みにくさの理由は、著者専門の精神分析の専門用語がほとんど説明されることなく使用されていることが一つ。そしてさらに評論の論旨については、自身の以前の著作を挙げてそちらの本で読んでくれ、と書いて記述しないため、いったいどういう論理展開で結論へ至っているのか、相当な推測を読者に強いる。

 しかも結論の文章自体も何を言いたいのか意味不明。主題である「フレーム」論も二度読みなおしたが、いったい何を結論としているか、フィーリング的な言葉が並んでいるばかりでよくわからない。

 僕が読んだ率直な感想は、精神分析というものの分析形態が、脳のハードウェアとかソフトウェアの原理的な分析ではなく、現象の分類的な分析であることが、このわかりにくさの原因ではないかと推測。

 ただ分類することが目的であるからその分析が根源的ではなく、しかも分類の結果としては、精神分析用語が並んでいてそこに疎い読者には、何を言いたいのかが伝わらない。

 本来好きな映画のことについて書かれた本は、好きなはずなのだけれど、今回は残念な結果に終わったのでした。あーあ。

◆聴覚への軽薄な信頼感

 僕がしっくりこなかった部分を少しだけ詳細に。

 すべての音はリアルである。それがサインウェーブの合成物であれ、バイオリンの弦から発生したものであれ、音は生まれながらにしてリアルなのだ。「虚構の音」は存在しない。

 映像の虚構性を書いておきながら、この音に対する軽薄な信頼感はいったいなんなのだろう。視覚の虚構性については以前の記事で書いたことがあるけれど、基本的に聴覚にも同様のことは適用でき、脳の構造からも虚構性は明らかであろう。

 しかも聴覚については耳のハードウェアについても現実の改変機能を持っていることが知られている。それはある音響専門家から聞いた話だけれど、カクテル・パーティ効果の際に、人は精神的にある音を選択的に聞き分けているだけでなく、その耳の内部にハードウェアとしてある周波数を選択的に強調するイコライザー機能が備わっているということ。

 つまりリアルな外界の音を人は聴覚と脳の選択機能で、ある虚構性を付与して知覚しているわけだ。何故、この著者が何の根拠も書くことなく、「「虚構の音」は存在しない」と能天気に記述できるのか、僕には理解できない。

◆え、漫画喫茶くらいいつでも行けば!

 この著者の胡散臭さが炸裂するのが次の一文。こうした文章を無自覚に書いているのだとしたら、恐るべき鈍感さである。

 もし時間が許すなら、いつか漫画喫茶なるものに一度は赴き、終日漫画に耽溺してみたいという夢を捨てきれない。(P266)

 精神分析医がどれだけ忙しいか知らないが、「夢」とまで言うくらいに憧れているのなら、いつでも行ったら、である。この著者が自分をどう定義しているのかが、透けて見える、非常に無防備でいやらしい一文である。こういう書き方をしてしまうから、「サブカル」というのは胡散臭がられるのだ。他にはこんなに露骨な文章はないが、ずっーと違和感があったこの著者の文体の決定的な嫌味さが露見したのが、この一文。

◆関連リンク 
斎藤 環のホームページ
双風舎:「脳は心を記述できるのか」 往復書簡 第1信
 「価値のクオリア」は存在するか?斎藤環→茂木健一郎
 茂木健一郎のクオリアについて批判を展開。今後往復書簡でのやり取りがあるらしい。
 「サブカル」文化人二人の不毛な議論に付き合う気はないけれど、空しい空中戦がこうしてネットのどこかで繰り広げられるわけです。

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2008.02.03

■アレックス・リベラ監督 ヴァーチャルリアリティ
  『スリープ・ディーラー:The Sleep Dealer』予告編

Sleep_dealerスリープ・ディーラー:The Sleep Dealer(公式HP)
サンダンス・NHK国際映像作家賞
AFF + SUNDANCE/NHK AWARD
(NHK公式HP)

監督/脚本:アレックス・リヴェラ:Alex Rivera
2002年サンダンス映画祭受賞作

2008年 アメリカンシネマ・ドラマ部門
▽脚本賞 アレックス・リベラ&デビッド・ライカー、「Sleep Dealer」

 ウォルド・ソルト脚本賞
 アルフレッド・P・スローン賞

 『サンダンス映画祭2008』(2/9(土) 22:44-22:55NHK衛星第2)という番組で紹介されているのをみた。この番組では映画の公式HPの予告編よりも長い映像が紹介されていた。

 内容的は番組とネットの情報から、近未来の高度ネットワーク社会で、メキシコからアメリカのロボットを遠隔操作して働く「node worker」と呼ばれる労働者が主人公の映画ということのようだ。

 これは以前からこのBlogで紹介している東大舘教授のテレイグジスタンス技術 アールキューブと同じコンセプトを扱っているのではないか。予告編の映像もそれを示しているようにみえる。

 映像もなかなかセンスがよさそうだし、この映画、是非観てみたい。まだロボットの映像が公開されていないようなので、それも楽しみだ。

◆関連リンク
Press & Industry — Sundance Film Festival
SLEEP DEALER WINS ALFRED P. SLOAN PRIZE AT 2008 SUNDANCE FILM FESTIVAL
Sleep Dealer (2008) (IMDb)

Set in a near-future, militarized world marked by closed borders, virtual labor and a global digital network that joins minds and experiences, three strangers risk their lives to connect with each other and break the barriers of technology.

・アレックス・リヴェラ監督のインタビュー(wiredvision)
  Sleep Dealer: Interview with Director Alex Rivera(Youtube)

舘 暲『NHK人間講座 
 ロボットから人間を読み解く―バーチャルリアリティの現在』
(Amazon)
通産省アールキューブ研究会編
 『アールキューブ―立花隆VS吉川弘之 ロボティクスの未来を語る』
(Amazon)

当Blog記事 
相互テレイグジスタンスの第二世代テレサ2とツイスター4 
HRPの遠隔操縦者インタビュー 
東大舘暲・川上研究室 相互テレイグジスタンスロボット「テレサ2 (TELESAR 2)」 
「科学的分身の術~バーチャル・リアリティ学 舘暲」

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