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2008年2月24日 - 2008年3月1日

2008.02.29

■オリンパス 完全ワイヤレス化 眼鏡型ディスプレイ
  「モバイルEye-Trek-慧眼(けいがん)」

Olympusvert 完全ワイヤレス化した眼鏡型ディスプレイ
 オリンパスが開発 - ITmedia News

ヘッドマウントディスプレイ(HMD)の完全ワイヤレス化は世界初という。これを活用し、歩いているユーザーに自動的に地域情報を配信するシステムの実証実験を都内で始める。

ニュースリリース:世界初!完全ワイヤレス化
「モバイルEye-Trek-慧眼(けいがん)-」試作機

画面サイズ:50cm先に3.8型画面
解像度:11.3万画素(521×218dots)
LCDパネル画面サイズ:3.2mm×2.4mm
光学バーサイズ:2.6mm×4.0mm×22mm

2008年2月下旬よりインスパイア型ユビキタスサービス(以下、IUS)の実用化に向けた実証実験を行います。 この実験は、中央大学生約50人を対象に東京都文京区内で当サービスを利用することで、    
* 目的地を設定し、案内に従って移動する過程で、眼鏡型の小型HMDから提示される現在地の豆知識を得て、行動の幅が広がるか、またそれによって満足感が増す

HMLAB - モバイルパーソナル(中央大学・加藤研究室(ヒューマンメディア研究室)

モ バイルパーソナルチームでは、(略)個々の生活 者の感性の理解だけでなく、今どこで何をしているのかといった生活者それぞれの行動状態を理解し、生活者の情報が欲しいときに有益な情報を提供します。

 オリンパス(株)未来創造研究所と中央大学で実証実験が行われるという。
 これ、体感してみたい。が、東京の文京区での実験。今のところは文字情報中心のようだけれど、まさに『電脳コイル』の世界へ向かって第一歩を踏み出したという感じ。

 次はCG画像を複合現実として投影することになるはず。
 『電脳コイル』のように交通システム/自動車のNAVI/安全システムとの統合によって、ビジネスの規模が広がることが、広く世に普及するきっかけになるかも。この先、どんな展開があるか、2026年まで見守っていきましょう>>コイル・ファンの皆さん

◆関連リンク
・スカウター? オリンパスの強調現実インタフェース

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2008.02.28

■「電子」の150アト秒間の映像

Denshi スウェーデンの研究、「電子」の動画映像の
  撮影に世界で初めて成功 - Technobahn

 スウェーデンのルンド大学(Lund University)の研究グループが「電子(Electron)」の動画映像の撮影に世界で初めて成功していたことが22日、学術専門誌「Physical Review Letters」に掲載された論文により明らかとなった。
(略)
 今回撮影に成功したこの画像は原子核の周囲を回る電子の動きを150アト秒(1アト秒=10^-18秒=1/1000000000000000000秒)間に渡って撮影したものの視覚化可能な範囲でスローモーションとして再現したもの。

 理科の授業で習って以来(^^;)、いずれ見たいと思っていた電子の映像がついに撮られた。

 動画で見ると、全体が球状になっている(ように見える)のがわかる。

 論文の紹介はこちら。Electron Stroboscope | Physical Review Focus


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2008.02.27

■復刊 アルフレッド・ベスター『虎よ、虎よ!: Tiger!Tiger!』

Tiger_tiger_02

アルフレッド・ベスター著,中田耕治訳『虎よ、虎よ!: Tiger!Tiger!』(amazon)
ハヤカワ・オンライン

 この物情騒然たる25世紀を背景として、顔に異様な虎の刺青をされた野生の男ガリヴァー・フォイルの、無限の時空をまたにかけた絢爛たる〈ヴォーガ〉復讐の物語が、ここに始まる……鬼才が放つ不朽の名作!

 ベスターのワイド・スクリーン・バロックSFの傑作が復刊。
 寺田克也の表紙が素晴らしかったので、世界の『The Stars My Destination/Tiger!Tiger!』の表紙を集めてみました。

 アメリカ映画界は最近日本の過去のアニメにまで題材を求めるようになっていますが、こんな映画向きの傑作が自分たちの国に眠っているのを知らないのでしょうか。まさしくもったいない。

Image9 それにしても最下段左ふたつの英語版イラストはなんだかなー。
 ガリバー・フォイルはこんなじゃないぞぉー。二人目はまるでドクター・スミスじゃないか!

 最下段右の寺田克也のが群を抜いていいですね。

  検索でひっかかった左のDonato Giancola氏のイラストもなかなか素晴らしい。
 この方のほかの題材のイラストを掲載した下記のサイトもお薦めです。
 Friday Favorites: Donato Giancola

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2008.02.26

■新刊メモ 眉村 卓『司政官全短編』

眉村 卓『司政官全短編』 東京創元社

地 球人類が星々に進出した時代。だが、それまでの連邦軍による植民惑星の統治が軋轢を生じさせるに及び、連邦経営機構は新たな制度を発足させた――それが司 政官制度である。官僚ロボットSQ1を従えて、人類の理解を超えた植民星種族(ロボット、植物、角の生えたヒト型生命など)に単身挑む、若き司政官たちの 群像。

 これも刊行が嬉しい眉村卓の傑作群。
 僕は『消滅の光輪』が一番好きなのだけれど、書き込まれた異星世界とロボットによる端正で知的な政治世界が魅力のSF。こんな能力があれば、ロボットに日本の政治家は一掃してほしいもの。

著者あとがき

 (略)妻が 亡くなって気がついたのは、自分が過去からやって来て現代にいる――いわば未来滞在者になっていた、ということである。要するに、老人になったのだ。そし て今の私には、新しく、書きたいものが生まれてきた。

 もしも私が司政官を書くとしたら……きっと、違う角度からのそれであろう。それは仕方のないことなのだ。ひょっとすると、老人小説として書くのだろうか? いや、そんなことは不可能だ。それとも……。

 先日の筒井康隆の本でも書いたのだけれど、日本のこの世代のSF作家が年老いていることを気づかされてしまう。もう一度新作の司政官を是非読ませていただきたいものです。

◆関連リンク
_ 眉村 卓『Hikishio No Toki (引き潮のとき)』(amazon)
 これは英訳版のようです。
眉村 卓『消滅の光輪』(amazon)

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2008.02.25

■押井守監督最新作 映画「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」
 8月2日(土)公開決定! 予告篇 第2弾 !

押井守監督最新作 映画「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」公式サイト
 (shamonさんのひねもすのたりの日々: 精霊の守り人地上波放送記念
 「二ノ宮~青池/ナユグ 逃走の旅路を巡る」
より)

「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」、
8月2日(土)公開決定!!

 期待の戦闘機映像の一部が垣間見えます。もっと観たい!
 『イノセンス』と同じ川井憲次の音楽とスカイ・ウォーカー・サウンドの音響が今回も冴えわたっている感じ。ドキドキするようなあの押井守の音にまた出会えるのもとても楽しみ。

 早く劇場の大音響を浴びてみたいもの。

◆関連リンク
『カウントダウン・オブ・「スカイ・クロラ」count.3』(amazon)

3月19日(水)には、未公開映像がタップリ収録された、『カウントダウン・オブ「スカイ・クロラ」Count.3』が、発売されます。
押井監督が映画を生み出す為に行った2週間にわたる海外ロケハンに密着。ロングインタビューと、本邦初公開の映像が満載。

押井 守,岡部 いさく『戦争のリアル Disputationes PAX JAPONICA』(amazon)

押井 軍隊っていうのは、常にどこかしら妄想をはらむ部分があると思う。 自分が作り出したガジェットと心中しちゃうのか、それとも有効活用するのか。 これも言ってみればディテールから戦争の本質に至る過程のひとつの道筋には違いない。 僕はそれが仕事だから、戦争を考えるときにガジェットから考える。

いま、日本に必要な『戦争のリアリティ』とは何か? 各界を震撼させる衝撃の問題作がここに登場!!

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■ユリイカ 特集『中島らも*バッド・チューニングの作家』

_ 「中島らも バッド・チューニングの作家」 青土社

 僕たちの世界から中島らもがいなくなって、既に3年半が経ってしまった。
 ユリイカでこんな特集が編まれた。事実上の処女作である幻の『全ての聖夜の鎖』が掲載されているだけでもファンには嬉しい本。

 まず表紙のインパクト。
 ピンクの文字に若かりし長髪のらも氏と兎の頭と洗濯バサミ。
 このパンクな雰囲気、中島らもらしさが炸裂。

 「バンド・オブ・ザ・デイズ」と名付けられた写真アルバムも、中島らもの実生活を生々しく伝えていて、なかなか興味深い。本で読んだあのジャンキーアル中な日々やなにわの「頭の中がカユい」日々はこんなだったわけですね。

 放送作家 鮫肌文殊氏が書く「フレームレスTV」というTVの中の中島らもが興味深かった。関西で放映されていた伝説の番組を僕もリアルタイムで体験したかったと感じることしきり。

 で、今はなんとネットで手軽にその一端に触れられる。Youtubeにその伝説が一部置かれている。

◆中島らも TVの日々
・どんぶり5656 竹中直人とのくだらないギャグ
・中島らも カネテツCM このバカバカしさもたまりません。
・中島らもの理想の死 今となっては笑えない。
 今日読んでいた中島らも『逢う』の松尾貴史との対談では、松尾といっしょにいた時も酒に酔って階段を落っこちたことがあるらしい。
・中島らも いいんだぜ 無修正版 この歌、初めて聴けました。
 で、ライブ映像はこちら 中島らも いいんだぜ
 これまさにラリってる。にしてもこの虚無感、凄い。

◆関連リンク
ユリイカ 特集『中島らも』(amazon) 

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2008.02.24

■M・ナイト・シャマラン 『The Happening』予告編

Image3vert The Happening (Apple Trailers)
公式HP  米 08.6/13公開

M・ナイト・シャマラン監督のR指定新作 配給が決定eiga.com

「The Green Effect」というシナリオを執筆し、ディズニー以外のスタジオにアプローチをしたが、反応は鈍かったという。フォックスの重役の助言を取り入れてリラ イトをし、タイトルを「The Happening」に変更した結果、ようやくフォックスでの製作が決定した。

 2006年の『レディ・イン・ザ・ウォーター』が大はずしだったシャマラン監督だけれど、今回はどんなもんでしょう。

 予告を観ると、なかなか不穏な雰囲気が漂っている。シャマランは正念場なんだろうなー。

 「ザ・ヴィレッジ」は「××の××」のモロパクだ!という情報もあったけれど、今回のは大丈夫なんでしょうね。「The Green Effect」ってどっかにネタがありそうな、、、、。

◆関連リンク
・次回作について
 『Avatar: The Last Airbender』の脚本・監督・プロデュース契約にM・ナイト・シャマラン(M. Night Shyamalan)がサインという情報もありますね。

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