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2009年1月

2009.01.29

■iPhoneアプリを作りたい人に朗報 MacBook Whiteパワーアップ
2.0GHz Core 2 Duo MB881J/A

『アップル MacBook 2.0GHz Core 2 Duo/13.3型/2G/120G/8xSDDL/802.11n/BT/Mini DVI MB881J/A』

 iPhoneのアプリを作って遊んでみたい(intel Macが必要な)方に朗報>>自分(^^;)。
 上位機種のアルミMacBookと同じNVIDIA GeForce 9400Mグラフィックプロセッサ(次期SnowLeopardのアーキテクチャで威力を発揮する)を搭載したホワイトMacBookが登場(値段が3万円ほど安い)。

 上位機種との性能上のデメリットは、ハードディスクが容量の少ない120GB、DDR3でなくDDR2メモリであること、そしてマルチタッチトラックパッドのマルチタッチジェスチャーが使えないという点。

 そして逆にメリットとなるのは、FireWireポートがあること。
 ハイビジョン・ハンディカムHDR-HC1ユーザの僕は、このFireWireポートも嬉しい。

 値段とこのFireWireポート搭載でかなりこの機種が気に入っているのだけれど、マルチタッチジェスチャーが使えないのがちょっとさみしい、どうしようかな。
 と思っていたらこんな記事を発見。

旧型のMBでも4本指スワイプのジェスチャーが可能に
:Macマニアのための最新情報と分解バラし

開発者に配布される最新のアップデートによると、MacOS X 10.6 "Snow Leopard" で、旧機種にも対応したマルチタッチジェスチャー機能が追加されているそうだ。この機能追加で、新しいMacBookシリーズの最新機能であったマルチ タッチジェスチャーは、特別な仕様のトラックパッドでなくても、ソフトウェアーで制御されていることが明らかとなった。

 つまりたぶん次期MacOS SnowLeopardが出れば、iPhoneに似たマルチタッチジェスチャーが使えるらしいということ。(噂なので、判断は自己責任で(^^;))
 これで物欲の最終段階へぼくは移行しました。来週あたりに本気で検討予定。iPhoneアプリ作るにはソフトの勉強がいっぱいいるので、三日坊主になるリスク大(^^;;)。

◆関連リンク
MacBook - White - ホワイトポリカーボネートの13インチMacBook

やりたいことを全部こなすのに、必要なものが何でもそろったMacBookがわずか114,800円から。 MacBookの魅力は最先端のNVIDIA GeForce 9400Mグラフィックプロセッサ、高速なIntel Core 2 Duoプロセッサ、そして、容量アップしたメモリがもたらすパワーとパフォーマンス。

アップル - MacBook - White - 技術仕様 - 13インチMacBookホワイトの技術仕様.

# 2.0GHz Intel Core 2 Duoプロセッサ、プロセッサと同速度で動作する3MBオンチップ共有二次キャッシュ # 1066MHzフロントサイドバス # 2GB (1GB SO-DIMM x 2) 667MHz DDR2 SDRAM(PC2-5300、SO-DIMM x 2、最大4GBをサポート)

 メモリも2GBになったけれど、アルミMACのDDR3と異なりDDR2メモリとなっている。これって性能的にどう影響するんでしょうね?御存知の方、ご教示を。
木下 誠『iPhone SDKプログラミング大全』
木下 誠『たのしいCocoaプログラミング[Leopard対応版]』

 

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2009.01.27

■見学記 『-Theo Jansen- テオ・ヤンセン展』-2

Theo_jansen_animaris_ordis テオ・ヤンセン展 見学記 1から続く

◆Animaris Ordis体験

 BMW(BMW CF Defining innovation)のために制作されたというAnimaris Ordisという1.5mほどの手ごろな大きさのストランドビーストは実物に触れて動かすことができる。

 会場のスタッフの方によると、本来は両サイドに羽根が付いているらしいが、1/23に本機が貸し出されるため、この日は外されていた。
 この作品の中央部を持って、引っ張ると、わずかな力で10本の脚がスムーズに動く。
 その力は体感的には500gくらいと非常に軽い。自分の手で引っ張って動くこのスムーズさに感動。

Theo_jansen_material  構造をじっくりと見ると、ほとんどが白い塩ビのパイプで構成されている。パイプを熱で曲げて伸ばして、関節部はリング形状を付けて、パイプの材質同士ですべり軸受けを構成して摺動させている。一部はタコ糸を巻きつけて関節にしてある。

 てっきりボール軸受けか何かでころがり軸受けとして関節を構成してあるかと思ったが、この材料の塩ビにこだわった作りには驚く。図録によると、動物がタンパク質でその体を形作っているように、ストランドビーストはプラスティックで体を作るというこだわりがある、とか。

 通常こうした軸受けでは、各部の摩擦抵抗が大きくて、動かそうとすると大きな力がいるはずだが、わずか500gでこのメカが動くのに感心。

 たぶんリンクのスムーズさと関係があるのだと思う。
 極力最小の力でリンク機構が動くように長さの比が決められている。そのために軽く、そしてこれだけスムーズで優雅な動きが形作られているのだと思う。

 この軽さで動くから、構造材をアルミか何か金属で補強し、関節をころがり軸受に変えて、そしてモータで動かしたら人も乗れるかなり安定したロボットになるのではないか。
 機構的な完成度から、たぶん走ることも出来るのではないか。

Theo_jansen_pipe テオ・ヤンセン氏は、会場のパネルでも、生命を作ることのメタファーに執着しているようだ。体をひとつの材質で作ること、自律して動き、そして増殖させることすら夢見ているという。そのこだわりからペットボトルの圧縮空気アクチュエータ、水に触れた時のセンシング等も電子機器を使わずに、プラスチックのみで造形している。

 会場には右の写真のように工房も再現されている。
 まさにプラスチックのみで作り上げるように、いろんな太さの型と治具が用意されている。パイプをつなげているのもプラスチック(か木)のくい。

Theo_jansen_image_design  デザイン的にはプラスチックのみのものの質感も独特でいいけれど、僕は木材でつくられたものとか、パイプにカバーを付けたものの質感の方が、迫力があって好き。

 先に書いたように、アルミで構成し、モータでこういうデザインの物を動かせば、その機構のスムーズさからきっと軽快に動くのではないか。
 アートの枠からエンジニアリングの枠に移行するかもしれないけれど(テオ氏の志からは離れるかもしれないが)、どこかで乗用のものを作って見せてほしい。

 もともとエンジニアリングの祖先はアートと近い。
 テオ・ヤンセン氏の作りだしたDNAがエンジニアリングで世に増殖し溢れていったら素晴らしい街の情景が(ん?)、観られるかも。21世紀の新しい生物として、ストランドビーストはビーチから街へ進化して進出するだろうか。

◆関連リンク
-Theo Jansen- テオ・ヤンセン展 公式 スタッフBlog
YouTube - Phun tachikoma 2
YouTube - pochi.
 四国高専のミニロボ『Pochi』。これは金属の体とモータの駆動力とマイクロチップの頭脳を持ったTheo Jansenメカニズム。もう作っている若者がいるんですね。テオはそのDNAが日本の若者の手で進化しているのを知っているのか?
YouTube - Theo Jansen - Animaris Rhinoceros.

"The Animaris Rhinoceros Transport is a type of animal with a steel skeleton and a polyester skin. It looks as if there is a thick layer of sand coating the animal. It weighes 2 tons and it stands 4.70 meters tall. Because of its height it catches enough wind to start moving."

YouTube - Walking Machine at Burning Man '07.
 これはTJマシンでないパワーにまかせた歩行マシン。

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2009.01.26

■見学記 『-Theo Jansen- テオ・ヤンセン展』-1

Theo_jansen_hall Theo Jansen:テオ・ヤンセン展 公式HP
展示作品 ムービー

日比谷パティオ特設会場に、オランダ、イップンブルグのテオのラボより、プラスティックチューブから作り出されたストランドビースト(strandbeest オランダ語“砂浜生物”の意味)がやってきます。

 先週紹介した-Theo Jansen- テオ・ヤンセン展に行ってきた。

 出張の帰り、会場は東京駅からひと駅の有楽町駅北だったので、仕事が終わってから寄った。平日で空いていたので(同時にいた客は2~3人)、のんびりとじっくり1時間ほど堪能。
Theo_jansen_stuff_2 ◆Animaris Modulariusデモ準備

 しかも当日偶然にオランダから来たヤンセン氏が会場に!
 受付で聞くと、1/24(土)のデモンストレーションのスタッフとの打ち合せと、その後、帰国されるので4月の撤収時の段取り相談とか。御本人がスタッフへ説明されるのを横で少し聴かせていただいて、アーティスト自身の感覚に少しだけ触れられた気分。出張帰りの隙間に贅沢な時間が流れました(^^)。

 デモの準備をされていたのは、全長6mほどに及ぶAnimaris Modularius。
 ペットボトルに圧縮空気を詰めて、それにセンサとバルブが付いて間欠的に風が羽根に吹きつけられる。会場で売られていた図録によると、センサとなっているパイプの先端が水に触れるとバルブが開くらしい。それにより砂浜の機械生命体が海へ入りそうになった時に歩く方向を変えるらしい。
 ヤンセン氏は、それらの動作を熱くスタッフに語っていたのが印象的。デモ当日の氏の作品に関する説明については、青の零号さんに書いていただいた見学コメントを参照ください。
(この見学記は2へ続く)

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2009.01.23

■-Theo Jansen- テオ・ヤンセン展 開催

Theo_jansen
-Theo Jansen- テオ・ヤンセン展 公式HP 展示作品 ムービー
  (shamonさんより情報提供)

オランダ人アーティスト“テオ・ヤンセン”のアジア初の作品展示を行います。日比谷パティオ特設会場に、オランダ、イップンブルグのテオのラボより、プラスティックチューブから作り出されたストランドビースト(strandbeest オランダ語“砂浜生物”の意味)がやってきます。その骨格の様な外観と、風力を動力源として自ら歩き出す不思議なストランドビースト。

Animaris Modularius
風を動力とした巨大な構造体。風を受けると羽根が稼働し、ペットボトルに貯まる圧縮空気の力で歩き出す。

Animaris Ordis
本作品は、お客様に動かしていただくことが可能です。

 風によって歩行する機構が素晴らしい。もっと巨大なものと思っていたのだけれど、運搬中のビデオを見ると、案外小さいのがわかる。

 人って、動物や人間に似た動きをする物を観ると、生き物と認識するようなメカニズムがある。動きによって脳のどこかの部位が刺激されて、そのように認識してんだろうね。

 展覧会では図版やDVD『テオ・ヤンセン 砂浜の生命体』というのも発売される予定とか。割引クーポン券はこちら。

Strandbeest.com Film clips (公式HP)
 オランダのヤンセンの公式HP。

 ここに制作中のビデオがあるけれど、塩ビのパイプで組み上げられているみたい。これ、気合い入れたら自分でも作れるのかも。
 凧上げの代わりに地元でやったら、子供たちが喜ぶだろうなー。
 どっかに制作マニュアルでも置いていないだろうか?

 探してみたらこんな記事を掲載しているBlogがあったので御紹介。

テオ・ヤンセン(Theo Jansen)氏の歩行ロボット動作モデルを作りました.
テオ・ヤンセン氏の歩行ロボットの模型を作るときの参考動画まとめ
 遊んで学ぶお父さん

 オランダの芸術家テオ・ヤンセン(Theo Jansen)氏の歩行ロボットに触発されて、世界各地で同じ原理の模型が作られ、YouTubeに動画が投稿されてます。その中から、歩行ロボットの模型を作るときの参考になる動画をまとめました。

◆関連リンク
Theo Jansen - Google ビデオ
Dailymotion - TEDTalks_ Theo Jansen (2007), a video from tedtalks. www.ted.com, Tedtalks, biomechanics, Theo, creatures.ヤンセンが解説
Theo Jansen『The Great Pretender』

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2009.01.22

■新刊メモ『STUDIO VOICE 視覚コミュニケーションの新次元!!』
  『ARToolKit拡張現実感プログラミング入門』
 『幻影シネマ館』 『ハーモニー』

『STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2009年 02月号
特集 NEW MEDIA HORIZONS 視覚コミュニケーションの新次元!!』

対談:ひろゆき×宇川直宏 "共有形態"の現在と未来!
鼎談:チン↑ポム×宇川直宏 MAD的アートフォーム、タグ的発送法
コンテンツハルマゲドン前夜の公開実験現場としてのEXLIE
対談:菊地成孔×宇川直宏 ニコ動的空間に降り立つ覚悟はあるのか!?
対談:ジャガー×宇川直宏 元祖共有型MUSIC
映像と音楽の現在@非公開BBS

 視覚コミュニケーションの切り口で最近の映像関連の新しいネタについて書かれている。
 興味深い情報がいろいろと掲載されているので、ネット等でこの雑誌をガイドに確認してみたい。

橋本 直『3Dキャラクターが現実世界に誕生!
         ARToolKit拡張現実感プログラミング入門』

机の上で3Dキャラクターが歩き回るアプリケーションが作れる。ブームを作るきっかけとなった「工学ナビ」の作者が現実世界と仮想世界を融合する「拡張現実感」アプリケーションの作り方を優しく解説。

 『電脳コイル』放映中に評判になったソフトの解説書。

佐々木 譲『幻影シネマ館』

世界初の〈実在しない映画〉の本!36本の幻の映画を、そのストーリーはもちろんスタッフ・キャストの魅力までをも縦横に論じた衝撃の書。
たとえば――ハリソン・フォードが私立探偵を演じる「ザ・バッド・コントラクト」(1991年作品)。著作権盗用問題で裁判中のため(訴 えたのは、あのロバート・B・パーカー)いまだ未公開。(略)
――「椿三十郎」と「総長賭博」のハリウッド版リメイクから若きケビン・コスナーの主演作、そしてポランスキーの知られざる傑作、さらにはエロティシズム溢れるケン・ラッセルの問題作まで、観たことも聞いたこともない映画が36本。

 映画ファンなら誰でも夢の映画を夢想することがある。
 ちょっと趣味が違うような気もするけれど、楽しそうな本。

伊藤 計劃『ハーモニー』

 「一緒に死のう、この世界に抵抗するために」―御冷ミァハは言い、みっつの白い錠剤を差し出した。21世紀後半、「大災禍」と呼ばれる世界的な混乱を経て、人 類は医療経済を核にした福祉厚生社会を実現していた。誰もが互いのことを気遣い、親密に“しなければならない”ユートピア。
 体内を常時監視する医療分子に より病気はほぼ消滅し、人々は健康を第一とする価値観による社会を形成したのだ。そんな優しさと倫理が真綿で首を絞めるような世界に抵抗するため、3人の 少女は餓死することを選択した―。(略)

 傑作『虐殺器官』に続く、オリジナルSF第二作目。
 こちらもハードなスタイルで期待大。

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2009.01.21

■3D Video Cam Novo Minoru : PC用3Dビデオカム「ノボ・ミノル」

Novo_minoru 青の6号のノボ似の3Dビデオカム
CESで製品版が初公開
      - Technobahn

 「ノボ・ミノル」は、日本のアニメ「青の6号」に登場するガードロボット「ノボ」にちなんで命名(略)

 このステレオカメラの映像はビデオのハードウェアによってアナグリフ方式(赤と青の色メガネを使って立体視する方式)による一枚の単一映像に自動変換されてUSBの拡張規格「UVC(USBビデオクラス)」の信号として出力されるため、UVC規格に沿ったWindows Liveメッセンジャーなどのビデオチャットソフトであればどれであっても利用可能(略)

Novo Minoru 3D Webcam(公式HP)

Meet Minoru, meaning ‘Reality’ in Japanese, the worldís first 3D webcam.
Minoru = Reality!

 現「実」 = みのる = Reality ということでしょうか。
 誰だ、変な日本語を教えたのは。

 でもとても愛嬌のあるルックスの3D立体ビデオカメラになっている。
 こんなのをPCの上において、赤青メガネかけて、ビデオチャットしたら楽しいかも(でもヘンテコな風景(^^))。こんな情景になるのでしょう(下の動画)。

YouTube - Novo - Minoru 3D Video29

YouTube - Minoru 3D Webcam Video of Adina in Garden with Bubbles.
 少女がシャボン玉で遊んでいる映像。←こういうのは絵になります。

◆関連リンク
Amazon.com: Minoru 3D Webcam (Red/Chrome): Electronics
 アメリカのAmazonでは既に発売されていて、$89.95。
 ちょっとほしい。
タカラトミー 小澤さとる50周年記念 空想科学潜水艦史.
 『青の6号』のノボはこのページの一番下をご覧あれ。
杉浦 康平, 北村 正利『立体で見る〈星の本〉』

赤と青のメガネを使って、宇宙の星を立体で見せる世界ではじめての本。宇宙旅行の気分で、全天88の星座すべてが楽しめます。5等星までの3000個の恒星を収録。

 僕の赤青セロファンの立体視メガネはこの本のものを使ってます。

 

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2009.01.20

■新刊メモ 『Cinefex No.11 日本版』 『虚構機関』
 『iPhone SDKプログラミング大全』『たのしいCocoaプログラミング』
 『クイック・ジャパン Vol.81』

『Cinefex No.11 日本版』

ダークナイト
- IMAX映像と実写エフェクトで追及したリアリズム - ・現実世界へのこだわり ・IMAXカメラでの撮影 ・制作パイプラインの再整理 ・バットモービルの模型 ・回転するトレーラー ・トゥーフェイスのフェイシャルアニメーション ・リアリズムの追求

 映画も映像も素晴らしかったので、IMAXカメラによるメイキングにはワクワク。

木下 誠『iPhone SDKプログラミング大全』

iPhone用アプリケーションの開発キットである「iPhone SDK2.2」に準拠した開発手引書。 SDKの入手方法、インストールから、開発環境構築、開発法まで幅広く解説する。

木下 誠『たのしいCocoaプログラミング[Leopard対応版]』

Cocoaプログラミングの第一人者 HMDTの木下 誠氏による、Macのデスクトップアプリケーション開発の実践的入門書です。プログラミング初心者にもわかりやすく、そして楽しく、Cocoaプログラミ ングの基礎を解説しています。

 Intel MACがないので遊べませんが、いつか「iPhone SDK2.2」でソフト作ってみたいものです。触覚インタフェースで何かシュールなものを作るのはどうでしょうか。

『クイック・ジャパン Vol.81』

I do what I must do. 15,000字浦沢直樹インタビュー
小説 古川日出男「叱れフルカワヒデオ叱れDLX」

大森 望, 日下 三蔵『虚構機関―年刊日本SF傑作選』

 僕らの世代だと、年刊の傑作選ということでは、70年代の筒井康隆編『日本SFベスト集成』が強く記憶に残っている。これで各作品のSFの中での位置づけを学習していたので、どっか今も自分の根っこにこの基準が残っている感覚がある。
 漫画から奇想なSFとは思えない短編まで、視点の広さにワクワクした。
 この傑作選が今後毎年刊行されることを祈ります。21世紀のスタンダードになるか。

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2009.01.19

■ギレルモ・デル・トロ監督『ヘルボーイ2/ゴールデン・アーミー』感想

Hellboy2
映画「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」オフィシャルサイト

 どろどろのオタク監督(by.町山智浩)デル・トロ渾身の怪奇幻想怪獣映画を観てきた。
 宮崎駿から吉田竜夫、大友克洋、円谷英二、、、といろんな作品へのリスペクトが随所に溢れていて楽しく、そして泣かせもあり、エンターテインメントとして充実。

 アカデミー賞を受賞した前作『パンズ・ラビリンス』に比べると、コミカルでガチャガチャしていて奇想色は薄れているが、その分、B級のパワーが満ちている。

 僕は円谷プロも吃驚のエレメンタルがビル街で暴れる怪獣シーンが一番興奮(おまえはマンモスフラワーか、と突っ込みたくなる(^^;))。そのラストもまるで上質なウルトラシリーズの一本を観るような感動がある。

Zdzilsaw Beksinski 『The Fantastic Art of Beksinski』

"In the medieval tradition, Beksinski seems to believe art to be a forewarning about the fragility of the flesh - whatever pleasures we know are doomed to perish - thus, his paintings manage to evoke at once the process of decay and the ongoing struggle for life. They hold within them a secret poetry, stained with blood and rust." director Guillermo Del Toro

「ベクシンスキーは、中世の慣わしのように芸術の目的が、肉体の脆さについて警告することであると信じているように思えま す― 我々が知っているどのような喜びも、死によって終焉を迎えるのが運命づけられます。― したがって、彼の絵はたちまちに腐敗の過程と進行中の生存競争を喚起する。それらは、秘密の詩を保持して、血液と錆びによって汚損されます」

Image39  これはベクシンスキーの画集のカバーに書かれたギレルモ・デル・トロ監督の言葉。

 本作の中でもまさに死をイメージした、「死の天使」のアイルランドのシークエンスにベクシンスキー風の画面作りがなされている。まず「死の天使」の造形自体がベクシンスキー。そして特に「死の天使」の住まう宮殿の造形は右に引用したベクシンスキーの絵のイメージを宿している。

 デル・テロ監督の中では、やはり「死」のイメージがベクシンスキーとダイレクトに繋がるのだろう。

★★★★以下、ネタばれ注意★★★★

 クライマックスは、誰でもわかるのが、宮崎駿『カリオストロの城』と吉田竜夫『キャシャーン』からの引用。前者は歯車を使ったアクションシーン。後者はロボット群団のシーン(個々のロボットのデザインもだけれど、全体の俯瞰シーンもまるで『キャシャーン』のアンドロ軍団(^^))。

 ただし、低予算ゆえか、ここはアニメに負けている。
 歯車はセットがしょぼく動き回る舞台が狭すぎる。やはり本来は地下の歯車機構の中へどんどん入り込んで行って空間を3次元に使った一大アクションシーンを作ってほしかった。

 アンドロ軍団との戦いも迫力はあったが、規模が寂しい。
 映画では数体倒しただけだけれど、やはりここはキャシャーンを超えて、数百体全部をヘルボーイになぎ倒してほしかった。(でも観てるだけで疲れそう(^^;))

◆関連リンク
Hellboy 2 Trailer: Hellboy 2 Poster
あけましておめでとうございます - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記

ポッドキャスト「町山智浩のアメリカ映画特電」、更新しました。
今回はもうすぐ日本公開の『ヘルボーイ/ゴールデンアーミー』と、 『地球の静止する日』と手塚治虫の『ワンダー・スリー』の関係、 それにリスナーのヨッシーさんの「忘れようとしても思い出せない映画」、 『人造人間クエスター』(↓)についてお話ししています。

 これ、デル・トロファンは必見。『ワンダー・スリー』と『人造人間クエスター』も懐かしい。
Guillermo Del Toro, Mike Mignola『Hellboy II: The Art of the Movie』

Book Description The anticipation is ratcheting up for one of this summer's biggest action-adventure events, Hellboy II: The Golden Army, and Dark Horse is taking you behind the scenes! As we delved into the original box-office hit, this 200-page tome likewise presents the most extensive look into the film's evolution, from early concept art and diary sketches, to photos of the final props, sets, and filming. A unique look at filmmaking and the art of graphic novels. Del Toro and Hellboy creator Mike Mignola once again bring their world-renowned talents to bear on a brand-new chapter in Hellboy's history - a visual feast only they could produce. Get your sneak peek well before the celluloid hits the screen!

当Blog記事
エディシオン・トレヴィル 画集  『ズジスワフ・ベクシンスキー』再復刻版 出版
ベクシンスキー関連映像ライブラリ  DmochowskiGallery.net - film library
画集 『ファンタスティック・アート・オブ・ベクシンスキー』  Zdzilsaw Beksinski  "The Fantastic Art of Beksinski".
ポーランド現代絵画孤高の巨人  ズジスワフ・ベクシンスキー:Zdzilsaw Beksinski

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2009.01.16

■フルCG映画 『T28 : 鉄人28号』 予告篇

T28_trailer T28 official web site.(下記リンク先経由)

Exective Producer : Francis Kao
Production Designer : Felix Ip
CG Supervisor : Jacky Chow

香港イマージと光プロ 3DCG版鉄人28号「T28」公式サイトオープン(アニメ!アニメ!)

 香港とハリウッドに拠点を持つアニメーション製作会社イマージ(IMAGI)と日本の光プロダクションは、『鉄人28号』のフル3DCG版『T28』のプロモーションサイトをオープンした。
 イマージはハリウッド向けにアニメーション専 門に映画を製作するスタジオだ。現在は今年10月に北米や日本などで劇場公開される『アストロボーイ:Astro Boy』(「鉄腕アトム」)の製作を進めている。  (略)

 最初のシルエットから初代TVアニメの雰囲気を持っています。このあたり、制作陣が子供時代に観たアニメへのリスペクトでしょうか。『アストロボーイ:Astro Boy』のCG映画も初代虫プロ版に雰囲気が似ているし、子供時代に観た映像のグレードアップしたリメイクを望む世代が、映画界のコアスタッフになってきているのでしょうね。(『スピード・レーサー』はまさにその典型で失敗作)

 この予告編で、特にカッコいいのが、市街地のビルの谷間を飛んでいく鉄人の映像。

 正太郎君がアレなのが(予告を観るとわかります)不安要素ですが、『アトム』より『鉄人』のファンだった僕は少々期待です。

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2009.01.15

■山田太一脚本 田島大輔監督 『ありふれた奇跡』 第1回

Arifureta_kiseki
山田太一の言葉 (フジテレビ 公式HP)

 もう連続ドラマは描かないと決めたのは、時代の変化を感じたからです。やはり連続ドラマにも時代の流れがあり、ある時ふと「自分は違うかな」と思った。1人 の作家が、どの時代にも適応していくのは、むしろみっともないことのようにも思えたんです。流れから外れるからこそ作家であるという気持ちもありました。 そうしているうちに12年が経ち、現在に至ります。

 山田太一の脚本家としての矜持を示す言葉。
 作家としての個性を保つことの大切さを謳った部分に感心するとともに、そんな決意を越えてTVドラマを12年ぶりに書くに至った作家の変化に心を馳せてしまう。
 第一話を観て、時代の流れの何が山田太一に新作を書かせたのかが、ぼんやりと浮かび上がってくる。もちろんまだ始まったばかりで、的外れになる可能性大ではあるけれど、ひさびさの山田太一の長編に、心を動かされたので書いてみる。

「ありふれた奇跡」とは (フジテレビ 公式HP)

 ドラマのタイトルは、『ありふれた奇跡』。自分たちが普段生活している中には、実は気付いていないだけで小さな奇跡がいくつもある(略)。

 冒頭から、まさにここに書かれた「ありふれた奇跡」が鮮明に描かれる。
 駅のホームに漂う雰囲気。そこから何かを感応する二人の描写が、静かに「ありふれた奇跡」を見せる。

 そして同時に描かれるボーイミーツガール。
 『沿線地図』をその頂点として(と僕は思っている)、山田太一の男女の出会いの描写の素晴らしさは、本作でも健在。

堂々現役<山田太一> 08.12/21 (BSフジ 公式HP)

座右の銘は「成長することは、言葉への不信感を身に付けること」。

 ドラマに先だって放映された、山田のインタビュー番組で流された言葉。

 これ、染みてくるいい表現だと思う。 この視点で今までの作品を思い返すと、まさに山田作品の真髄を述べた言葉かもしれない。

 そして今度の『ありふれた奇跡』第一話にもぴったり。
 冒頭シーン、言葉でなく雰囲気から何かを感知する二人の主人公 中城加奈(仲間由紀恵)、田崎翔太(加瀬亮)。続くシーンでも加奈が田崎のちょっとした言葉にならないしぐさに気づくシーンが繊細に描かれる。

 言葉で表現できない心の動きに、耳をどれだけ傾けることができるか、それをどう映像として定着させるか。 そうしたところにシナリオの配慮が細心に組み立てられているのがわかる。

 言葉で表現されたものをどこかで疑って、言葉にならないものへ示す配慮。
 ひさしぶりに感じたこの感覚が、まさに山田太一氏の書くドラマの魅力の源泉なのでしょう。観ていて、登場人物たちの活き活きとした繊細な精神がじわっと映像からにじみ出てくる感覚にひさびさにTVで再会。

※この座右の銘の出典は番組でも語られていません。ネット検索でも出てきませんでした。
 僕は実は山田氏自身の言葉と思うのですが、いかがでしょうか。

◆そして、ラストのセリフ

どうして、お二人は私が死のうとしているか、わかりましたか?
もしかしてお二人とも死のうとした経験があるんじゃないかと。

 この台詞が主人公二人に向けられた後、画面はホームに立つ二人に静かに切り替わる。そしてエンヤの歌がかぶり、無言の二人の前を電車が通り過ぎようとして、ストップモーション。

 電車が不通になることが最近なんだか多いのだけれどそうしたことの続発と、言葉への不信感という人の本来の成熟をうっちゃって、さらに露骨なつるしあげを続けるマスコミの昨今をみて、12年ぶりに長編の筆をとったのかもしれない、と思わせる見事なラストシーン。言葉に対する「今」の山田のスタンスがどう描かれるか、今後の展開が楽しみ。

◆関連リンク
: エンヤ『雪と氷の旋律』 Enya - And Winter Came - Dreams Are More Precious
 主題歌Dreams are more preciousは、このドラマのための書き下ろしの曲とか。リンク先で冒頭が聴けます。
『ありふれた奇跡』サウンドトラック

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2009.01.14

【2009 International CES】究極映像 新製品リンク

 AV技術の祭典CESにて発表されている各社の近未来映像機器についてのリンク集です。うちのBlogに関係する立体映像、スーパーハイビジョン、超高速度撮影デジカメ等について、各社の公式プレスリリース等とAV Watchの記事より紹介。詳しくはリンク先を参照ください。

 注目は、東芝の世界初4k×2kパネルとフルHDからスーパーハイビジョンへの超解像処理技術。SONYとPANASONICの家庭用3D技術。CASIOの薄型EXILIMの超高速動画デジカメ。

 こんなに早く4k×2k TVが登場するとは驚き。
 NHKのスーパーハイビジョン放送は随分先なので、ブルーレイに続く映画コンテンツ販売での(メディアでなくネット配信?)4k×2kソフトというのが案外早く登場するかも。

東芝:ニュースリリース (2009-01-07):「2009 International CES」の出展について.

(1)4k×2k Cell TV
 1920×1080画素のフルHD画像を3840×2160画素(4k×2k)パネルで表示するCell TVを展示し、フルHD画像を、単純に4k×2kに引き伸ばした画像と超解像処理を施した画像を比較するデモを実施します。

【CES】東芝、4KとフルHDの「Cell TV」や新超解像など(AV Watch)

  (略)「Cell TV」。PLYASTATION 3に搭載されているLSI「Cell」を搭載し、高画質化や柔軟なインターフェイス、録画機能などを搭載(略)。

 横4,000ドット、縦2,000ドット級の4Kパネル搭載モデルも2009年度内の発売を目標に、(略)HDコンテンツを超解像処理により4Kへ変換するなど、さまざまな先進的な機能を投入する計画という。

Sony Japan|プレスリリース | 2009 International CESについて.

「3D映像の世界」 液晶テレビや4K“SXRD”プロジェクターを使った映画、スポーツ、ゲーム等の3Dコンテンツのデモ

【CES 2009】 SONY基調講演 メガネ型ディスプレイと3D(AV Watch)

 現在開発中というメガネ型ディスプレイ(略)。メガネは、周囲の視界を保ちながら、中央部に映像が表示される構造と なっており、「(隣にいる)トム・ハンクスを見ながら映画が観られる」と先進性をアピール。(略)

 映画の歴史を振り返り「3Dは、無声映画からトーキーへ、モノクロからカラーへの変化に続く3番目の変化」とし、「“良い映画”は、良い映像、 音だけでなく“観客に体験してもらうこと”も今後の要素になる」と語る。 

西川善司の大画面☆マニア 第107回(AV Watch)

 ソ ニーも民生向け3Dテレビの実用化を検討中 デモの様子。裸眼立体視ではなく偏光眼鏡を掛けてみるタイプ。
(略)ゲーム機PS3を有するソニーならではの提案で、PS3のゲームを立体視プレイさせるというもの。表示されていたのはポリフォニーデジタル制 作の「グランツーリスモ5 プロローグ Spec III」の立体視カスタムバージョン(略)。

2009 International CES : CyberShowcaseブログ
大人気3DフルHDプラズマシアター、パナソニックの本気度は?

この「3DフルHDプラズマシアター」を実現しているシステムは、103v型のプラズマテレビと専用ブルーレイディスクプレーヤー、アクティブシャッターメガネと呼ばれる3Dメガネで構成されています。3Dメガネ以外は現在家庭に普及しつつある製品。

【CES】パナソニック、8.8mmの薄型PDPや3D戦略を披露(AV Watch)

 3D の2010年本格立ち上げに向け、取り組みを加速
 CEATECで発表した「3D フルHD プラズマ・シアターシステム」をブースに展示するほか、3Dへの取り組みも強化する(略)。
 3D普及のため、Blu-ray Disc AssociationやHDMI、MPEGなどの関連団体に3Dの規格化を積極的に呼びかけていくほか、ハリウッドのパナソニックハリウッド研究所 (PHL)内に「パナソニック ハリウッド研究所 アドバンスドオーサリングセンター(PHL-AC)」を2月1日に設立。3D対応のBDビデオ制作などの先進的なオーサリングサービスを提供していく。

【CES】カシオ、1,000fpsハイスピード動画対応の薄型EXLIM(AV Watch)

 カシオは、デジタルカメラ「EXILIM」において、最大1,000fpsまでのハイスピード撮影が行なえる薄型コンパクトモデル「HIGH SPEED EXILIM」2製品などをCESで発表した。

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2009.01.13

■<日本のメディア芸術>ヤノベケンジ×古田貴之
 街を歩く巨大ロボット構想スタート!

Media_art_robot
ウェブ企画展<日本のメディア芸術>
 vol.2「夢と技術」~未来を描くジャパニーズロボット

 (日本のメディア芸術 | 文化庁メディア芸術プラザ)
     (shamonさんより情報提供)

トークセッション:
ヤノベケンジ(アーティスト)×古田貴之(ロボット研究者)

古田 ヤノベさん、一緒にロボットつくりませんか?
ヤノベ 僕も同じことを考えていた。いま頭のなかに、街を歩く巨大ロボット構想がむくむくと沸きはじめていますよ(笑)。これは世界初ですよ。
古田 やった!ワクワクするような可能性を日本から発進していきましょう。

 fuRo - Future Robotics Technology Center(未来ロボット技術研究センター)の古田所長とヤノベケンジの対談。

 何しろ凄くワクワクするのが、対談最後に語られたこのコラボレーションの発言。

 日本で初めて巨大ロボットに火を吹かせたヤノベアートと、fuRoのロボティクス技術が組み合わされれば、街に驚愕を呼ぶロボットパフォーマンスが実現するのは間違いないはず。あとはスポンサーだ!!

 このプロジェクト、ホンダの二足歩行で開花した日本のロボット文化をさらに一段飛躍させるダイナミズムと夢に溢れた企画だと思う。古田氏はロボットを実体験させて、子供たちが、将来、ロボット技術者を目指すキッカケを作るイベントを開催されているけれど、この企画は凄い未来の種を蒔けるような気がする。(巨大ロボットで本気に世界征服を狙う奴を産み出す危険も、、、科学技術と悪は表裏一体!?(^^;))

 というわけで、勝手にアンケートです。
 (結果は投票した方には即時閲覧可能になります)  
 他に観たいロボットがある場合は、コメントに書いて頂けると幸いです。

◆関連リンク 当Blog記事
fuRo ROBOT解体LIVE2004.
ヤノベケンジ作品集出版記念イベント@豊田市美術館

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2009.01.12

■デヴィッド・リンチ監督 資生堂リバイタルグラナスCM
  David Lynch - "REVITAL GRANAS" SHISEIDO

Lynch_revital_granas YouTube - David Lynch
"REVITAL GRANAS" SHISEIDO
.

 以前の記事で紹介したリンチの資生堂のCM、実はTVで観たことがなく探していたのですが、Youtubeにありました。

 バイオリニストの諏訪内晶子が出演。リンチワールドな音楽に彩られ、映像のトーンもリンチ的。だけれどもなんか切れが悪く、残念ながらGucci by David Lynchには完敗な出来です。

 それにしてもこのCF、どこで流れているのでしょうね?

◆関連リンク
YouTube - David Lynch - Speed Roadster 2008
 リンチの娘、ジェニファー・リンチの監督第二作であるSurveillance (2008)(IMDb)の映像に、デヴィッド・リンチの音楽をかぶせたマッドビデオ(かな?)。
YouTube - Surveillance - international trailer
YouTube - Surveillance - (2008) - Official (HQ) Trailer
 リンチ風ですね。観てみたい。

King Shot (2009)
My Son, My Son, What Have Ye Done (2010) (IMDb)
 リンチがプロデュースする2本の映画。

当Blog記事
デヴィッド・リンチ監督の新作は資生堂リバイタルグラナスCM  DAVID LYNCH REVITAL GRANAS


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2009.01.11

■Suntory Saturday Wating Bar "AVANTI"
 サントリーサタデーウェーティングバー「アバンティ」からリンク

 アクセス解析を見ていたら、http://www.avanti-web.comからのアクセスが増えていた。
 これ、もしかしてSuntory Saturday Wating Barの "AVANTI"?

Avanti_080103Suntory Saturday Wating Bar
  AVANTI 過去の放送

(2009年1月3日放送分)  

 リンクを辿ってみたらありました。2009年1月3日放送分の記事の[HOT LINK]に『アバター』の記事が掲載されていました。

 僕はこのラジオ番組とても好きなので、めちゃ嬉しい。

清水節さんの     『3D映画』の話

 最近、映画業界で仕掛けているのが3D映画。

 3D映画にもっとも入れ込んでいるのがジェームズ・キャメロン。彼は「映画界を救うのは3D映画しかない」と考え、残りの人生を賭ける勢いで財産を注ぎ込んで3D映像のためのカメラを開発した。

【Hot Link !!】

 この日の放送を聴いていなかったのが残念。
 というわけで、今回はまさにプライベートな話(?)になってしまったけれど、とても嬉しかったので、御紹介でした。

◆関連リンク
SUNTORY SATURDAY WAITING BAR AVANTI - TOKYO FM Podcasting.
 Podcastがあるのを知りませんでした。過去の放送から1回につき、1つの「聴き耳」エピソードが紹介されています。現在、143本が掲載。
 さっそくiPhoneに全部とりこんで、電車で聴きはじめました。通勤電車がウェイティングバーに早変わりで至福(^^)。

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2009.01.10

■ハイビジョンレコーダーの素朴な疑問
  BD:ブルーレイディスク vs HDD:ハードディスク比較

Hdd_vs_bd

 もともと前にこんな記事を書いてブルーレイレコーダーには否定的だったのだけれど、新春特売でかなり値段がこなれてきたので、最近の状況を確認してみました(でも結局、買わないという結論になりました)。

◆BDとHDDの価格比較

 で、まずブルーレイディスクとハードディスクの値段比較。Blu-rayメディア価格調査hdd1.pngというネット情報から右のグラフにまとめてみました。

 ブルーレイは値段がこなれてきている4倍速のBD-R、ハードディスクは安値のものでWD:Western Digitalのものをピックアップした。

 これをみてもわかるのは、以前メディアとしてのハードディスクの値段の安さ。
 まだハードディスクが約1/2と圧倒的に安い。本来、ハイビジョン記録としてもメディアとしてはハードディスクの方が使い勝手もいいはずなのだけれど、何故ブルーレイにレコーダが傾いているのか、理解しにくい。(この2倍の値段差は、ハードディスクを2台並行に録画してバックアップを同時に取れるという値段差である)

 やはり光ディスクへの投資回収のために、ハードディスクレコーダの芽がつぶれているのではないかと思ってしまう。

◆ハードディスクレコーダの現状

地デジチューナー・AV機器|レコーディングハードディスク|IODATA

 僕が持っているハイビジョンレコーダーはIODATAのRecPOT M HVR-HD250Mである。ひさびさにIODATAのサイトを見ると、なんとすでにREC-POTは製品がなくなっている。IODATAが扱っている録画用ハードディスクは、東芝レグザ用の2TBハードディスクのみで、なんと10万円超え。

 どうしてREC-POTとかハードディスクのみで録画できる機器は、なくなっちゃったんでしょうね。ユーザーがビデオテープ,DVDからの延長で、録画したものをディスクという形で手元に触れる形で残したい、というニーズはわかるけれど、明らかにハードディスクより容量が少なく、いちいちディスクを入れないと検索もできないブルーレイ、使いやすさでは圧倒的にハードディスクなのでしょうに。

 もしかして各レコーダー会社が、ハードディスクメーカへ圧力をかけているとか勘ぐりたくなったり。

◆リムーバブル・ハードディスクレコーダ

 僕がほしいのは安く出ている3.5インチハードディスクドライブをリムーバブルに取り替えて、容量を気にしないで使えるハイビジョン・ハードディスクレコーダである。

eSATAハードディスクで簡単録画|REGZA

 このREGZAにつないでHDDを使えるコンセプトはかなり近いのだけれど、ローカル暗号化されていて、録画したTVが壊れたら観られなくなる!というとんでもないもの。これじゃ機械と別に映像を残したいという録画媒体としてはありえないのでは。(閑話休題 最近のDVDでハイビジョンが録れる各レコーダも各社フォーマットがまちまちで、ほとんどレコーダが壊れたら観られなくなりそう。メディア記録としては致命傷なのにあんな宣伝しているのは、ユーザの便宜を考えていないほとんど詐欺。ちゃんと「他社の機種では観られません」と明記すべきと思う)

HITACHI : Wooo World ハイビジョンテレビ : デジタルチューナー IV-R1000.

iVポ ケット搭載 デジタルチューナー IV-R1000 iVDR-S録画・再生機能付き 地上・BS・110度CSデジタルチューナー誕生 ハイビジョン映像を、そのままの画質で録画 「IV-R1000」 出し入れ自由なHDD、iVDR-Sに対応した「iVポケット」がチューナーに搭載されて登場。お手持ちのテレビで デジタルハビジョン放送が見られるだけでなく、iVDR-Sにハイビジョン放送の録画・再生が簡単に楽しめ ます。IV-R1000で、ハイビジョン放送を「見る」「録る」「残す」がもっと便利に、ますます楽しく。

 探してみたらこんなものがありました。まさにリムーバブルディスクを差し込んで使えるハイビジョンレコーダー(というかチューナー)。でも残念ながらiLinkが搭載されていないので、今までのREC POTのデータが移せない。

 iVDRスロットを2つ持っているので、2台のiVDR間でのダビングは可能なようです。だけれど、これが使っているXCodeHD技術という仕様の標準化度合いは不明。

 値段は、価格.com - 日立 IV-R100031400円ということでそれなりに安い。これと『カセットハードディスクIVDR 容量250GB』24070円(96円/GB)を足すと、かなりの値段になってしまう。

 ここで使われているiVDRは、2.5インチハードディスク。
 値段のこなれている3.5インチでないのが弱点。

iVDRについて.(iVDRコンソーシアム)

iVDRとは   『iVDR(アイブイディアール)』は、 Information Versatile Disk for Removable usage の略であり、持ち運びを第一に考慮したカートリッジタイプと機器内蔵を第一に考慮したビルトインタイプが規格として定められています。

 上記と日立のWOOシリーズに使っているのは2.5inchだけれど、3.5inch規格もありますね。なんとか早く安くこうしたタイプが普及してくれることを祈ります。

 iVDRはまだ日立が製品化しているだけだし、結論として、どこもハードディスクレコーダには積極的でない現状がわかった。

 こんな状態だと、中国からでもどこからでもハードディスクハイビジョンレコーダが安値で使い勝手よく出てきたら、iPodの二の舞になるのではないか。MOとかメディアにこだわってオーディオ機器をハードディスクやメモリへ移行しないでiPodにやられたのと同じことが今度は映像機器でもおこる危険性があるのではないか。

 もしかしたら、Appleが既にハードディスクハイビジョンレコーダコンセプトをiTuneストアとの連係で提案する用意があるのかもしれない。(今のところApple TVはハイビジョン録画はできないみたいだけれど、、、。)

 本当にユーザーの利便性を家電メーカーは考えてくれているのだろうか。そうでないとしたら、いずれ二つ目のiPodにやられる危険性は大きいと言わざるを得ない。

 いや、僕は単純に安く使い勝手の良いハイビジョンレコーダーがほしいだけなんですが、、、。

◆関連リンク
iTunesのHD映画レンタル、Apple TVに限定?:ニュース - CNET Japan.
eSATA リムーバブルケース SA-DK1ES[RATOC]

eSATA端子搭載HDD/DVDレコーダーでも使用可能

 こういうイメージのものも以前はあったわけですが、今はこうして使えるハードディスクレコーダーは聞きませんね。
iVDR - Wikipedia.

コンピュータのみならず、ビデオレコーダやオーディオ機器、カーナビなど、あらゆる情報機器でのデータ共有を実現することを目指している。

「iVDRセミナー2007」メンバーに聞く“iVDRの今”~2010年に店頭価格1GBあたり50円を目指す!~ - デジタル - 日経トレンディネット.

価格は、2010年には店頭実販価格で1GBあたり50円程度を目指したいと考えています。
iVDRは、世界初のリムーバブルHDDの汎用規格です。DVDなどと比べるとロイヤリティを低くして、敷居の低いオープンな規格を目指してい ます。iVDRをさらに広い世界規格にするためにIEC(International Electrotechnical Commission 国際電気標準会議)に持って行こうという計画もあります。

 50円/GBではブルーレイに勝てません。なんか市場が見えていないのでは。
小寺信良の週刊「Electric Zooma!」.

第329回:リムーバブルHDD搭載レコーダ「日立 IV-R1000」 ~ iVDR-Secure応用製品第二弾登場 ~

夢の携帯ハードディスク「iVDR」.

当社は、「AV for e-Life」を合言葉に、音楽や映像をいつでも・どこでも・簡単に楽しんでいただけるアイテムを開発しています。アイ・オーはAVライフの可能性を広げるべく、「iVDR」を使ったコンセプトモデルを提案します。 ● ハードディスク・ビデオレコーダー 「Rec-On」+iVDR 「Rec-On」は、パソコンと連携できるハードディスク・ビデオレコーダーです。ハードディスクユニットを「iVDR」ディスクにすることで、カセット感覚でディスクを交換できるようにしたコンセプトモデルです。 (右写真)

 2004年にIODATAでもRecPotの将来提案としてコンセプトモデルが作られているが、残念ながら今でも発売はされていない。

◆当Blog記事
次世代DVD(Blu-ray,HD DVD) v.s. ハードディスク
ハイビジョン対応HDDレコーダー RecPOT M HVR-HD250Mレポート

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2009.01.08

■巨大スペクタルアート劇団「ラ・マシン:La Machine 」
  巨大な生命のある機械 日本上陸!

La_machine_yokohama_trailer 巨大スペクタルアート劇団「ラ・マシン」
 横浜開港150周年記念テーマイベント

 (shamonさんより情報提供)

会場:1.Y150はじまりの森 (新港地区8街区)
開催:2009年4月28日(火)〜9月27日(日)

 高さ約12m(4階建てのビルに相当)の動く巨大生物オブジェが、2009年4月横浜に登場
 本件で日本初上陸となるフランスの巨大スペクタクルアート劇団「ラ・マシン」。彼らが表現する世界観=”生命のある機械”という世界初のコンセプトは、15〜20年ほど前に開発されました。 単なる”物体”としての作品ではなく、彼らの”生命のある機械”によって「街が劇場に変わる」という圧巻の巨大スペクタクルアートが実現するのです。

Vol.1 ラ・マシンが日本上陸
 (横浜開港150周年記念テーマイベント「開国・開港Y150」公式サイト)

 こちらはラ・マシンの今までのアート作品の映像と横浜での開催告知の映像。
 ラ・マシンのプロデューサー・総合演出を務めるフランソワ・テラロジエール:Francois Delaroziere氏も写真で登場。

 今まで観たことのなかった、巨人,きりん,黒人の巨大オブジェの映像が楽しめる。

 開催告知の映像では、まだ横浜でのアートがどんなものになるかは説明されていないが、「横浜が劇場化」する「4日間」という記述と、「153日間続くスペクタクル」という表現がされており、メーンイベントを4日間、展示を153日という日程であることがうかがい知れる。

 本来はこの4日間のパフォーマンスを観るのが一番なのだろうけれど、なかなか横浜へは行けないだろうから、テレビの映像か、153日間の間に訪問するかして、是非この眼でラ・マシンの日本上陸に立ち会いたいものである。

◆関連リンク
ロワイヤル・ド・リュクス『巨人の神話』
ロワイヤル・ド・リュクス『スルタンの象と少女』

当Blog記事
La Machine 15メートルの巨大クモ
SF作家ジュール・ヴェルヌの没後100年パレード  ゴシック 月世界 ジャイアント・マンモスと巨大アンドロイド少女

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2009.01.06

■OTONARI KOBO:おとなり工房「手塚キャラ動かしてみました」

Otonari_tezuka おとなり工房「手塚キャラ動かしてみました」
 (小黒祐一郎さんのBlog
  編集長メモ: 【雑談】謎の激ウマ作画経由)
★現在、上のサイトは閉じられてるのでこちらを御覧下さい→
You Yoshinari Homage to Tezuka - YouTube

 クリエータ発掘サイト「OPEN POST」に投稿された手塚漫画のアニメ化作品。
 『0マン』、『エンゼルの丘』、『魔神ガロン』の3本を、各10秒ほどの作品としてまとめられている。

 このアニメートがなかなか素晴らしい。
 映像センスと動きの感覚がとてもいい。僕は手塚漫画/アニメの熱心な視聴者じゃないので、よくはわからないが、今までの手塚作品のアニメ化よりも、手塚漫画のエッセンスをうまく写しとっているように見える。人物の動きの丸い感じとか。

 この作画で手塚作品1本丸々を観てみたいものである。
 もしかしたら、今までの手塚アニメにない活き活きとした手塚キャラが観られるのではないだろうか。

◆関連リンク
おとなり工房 [pixiv]さんの投稿イラスト
 イラストが6点投稿されています。こちらの画力もなかなかです。
WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第2回

 その 「マンガ少年」でアニメ特集が連続して組まれていた。最初が1977年1月号(発売は1976年12月6日)。特集タイトルは「特集 テレビアニメ この 素晴らしい世界」で1色9ページの記事。若者の娯楽としてアニメを取り上げたものを、僕が目にしたのはこれが最初だった。

 「アニメ様」小黒祐一郎氏が自身とアニメのかかわりについて年代を追って語っている連載エッセイ。年齢的に自分に近い小黒氏の記述は、僕がアニメを見てきた時間ともダブっていて、なかなか懐かしく面白い。現在、第37回。1980年代に入ったところである。

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2009.01.03

■ズジスワフ・ベクシンスキー関連映像ライブラリ
  DmochowskiGallery.net - film library

Dmochowskigallery DmochowskiGallery.net - film library 

 昨日に続いて紹介するベクシンスキーに関する"お年玉"情報。
 僕はこのページを見つけた時に、ネットの広大さを、センス・オブ・ワンダーの神(いるのか!?)に感謝しました(^^)。

 ベクシンスキー研究家/紹介者/蒐集家であるAnna and Piotr Dmochowski夫妻のヴァーチャル・ギャラリーにおかれた、ベクシンスキーにまつわるフィルム9本。(パリに氏のリアル・ギャラリーMusée-galerie de Beksinski' というのが1989 and 1995にあったようです。Galerie Dmochowski, Musée-Galerie de Beksiński, 43, rue Quincampoix Paris 4e, 1995)

 このドモコフスキー氏所蔵のベクシンスキーの絵を借り受ける形で、この動画とともにどこかの日本の美術館で展覧会を開催してほしい。どっかのキュレータさん、ここ観られていないかなー。

 以下、各作品へのリンクと内容紹介と感想。
 興味のわいたものをご覧ください。不安感をあおる映像と音楽にドキドキする。

“The tribute to Beksiński” Bogdan Dziworski’s film, 1985 20min

 ベクシンスキーの絵に雰囲気のある曲と実写映像がインサートされたPVというか、イメージビデオ。冒頭 タンゴのダンスの実写にあの重厚な絵が映し出される。

 ベクシンスキーのアトリエが映る開始5分のところからが素晴らしい。崩壊する街。音と映像の鬼気迫る雰囲気。ベクシンスキーの絵をオブジェ化した映像。

 楽しげな音楽を背景にポーランドの市民たちの踊りにインサートされるベクシンスキーの不気味な絵。

 食物を食べる音にかぶる死を充満させたベクシンスキーの絵。

Conversation_of_the_master_with_the“Conversation of the Master with the Death” Franciszek Kuduk’s film. 1973.

 これはベクシンスキーのインタビューと絵を音楽入りで紹介した映像。教会音楽のような荘厳な曲が絵に合う。そして墓場を歩くベクシンスキー。
 絵の細部の拡大がなされているのだけれど、映像が小さいため、残念ながら筆のタッチまでは読み取れない。ハイビジョン映像でこうしたフィルムが撮られれば、展覧会が開催されなくても、ベクシンスキーの絵の細部を堪能できるはずなのだけれど、、、。

“Gallery of 35 million” – an interview given to Franciszek Kuduk from Polish television 22分

 共産主義下のポーランドでこのような番組がTVで放映されていた事実。(国営TV局だよね?)
 幼児がこの絵をTVの前で偶然見てしまったら、、、。

 上のインタビューもだけれど、ベクシンスキーが自身の絵の飾られた部屋(アトリエ?)で自作について語っている映像が20分くらい続くのだけれど、何を語っているのか、ものすごく知りたい。ポーランド語の分かる方、是非訳してください。この孤高の作家がどんな脳内映像イメージを語っているか興味大。

The vernissage of the first exhibition of Beksiński in Paris, autumn 1985 12分

First_exhibition_of_beksinski_in_pa

 パリの個展の様子。
 街に張られたポスター。ベクシンスキーの絵が当時のパリの街に溢れたと思うと、凄い。

7 films shot by Beksiński about the process of creating his paintings. 1987 The work painted between 19.06 – 29.06.1987 4分

 制作プロセスを下絵から観られるメイキング。

An_interview_given_to_barbara_dyksiAn interview given to Barbara Dyksińska from Polish TV. 1991 19分

 女性によるベクシンスキーへのインタビュー。
 墓場でビデオカメラを回すベクシンスキー。そこにあるベクシンスキー家の墓。
 死の漂う彼の絵は、墓場からそうしたイメージを得ていたのかもしれない。

“Three voices on Beksiński” Polish TV, 1995 27分

 ポーランドではこれだけアート系の番組だろうが、ベクシンスキーをとりあげているということは、かなり著名だったのであろう。

 この番組には、3人の評論家(?)(Henryk Waniek,Tadeusz Nyczek氏)によるディスカッションが含まれている。
 そして18分くらいのところから絵のメイキング映像。最初描かれていたものが途中から全く違う絵に変わっていく様子が2作品で示されている。

 途中でインサートされたベクシンスキーの百面相。
Facehorz

Private Video. Beksiński. 1989

 ベクシンスキーにより自邸で撮られた家族のビデオ。
 緑色のカレーライスチックなものを食べるベクシンスキーとか生活感たっぷり。

Private Video. Beksiński. 1989 10分

 自邸の整頓されたオーディオセットとアトリエのビデオ。
 自作をカメラで撮影したり、絵のフレームを制作する様子。
 このあたりはベクシンスキーの生活が写されており、作家の存在に空想を残しておきたい向きは、視聴はお薦めできません。これをみると普通のお父さんです(^^;)。絵とのギャップ大。

 ということで以上、8本のフィルムでベクシンスキーの創作の秘密に触れられる!?(ポーランド語がわかればね(^^;))

 家族が正月番組をニコニコしながら観ている横で、陰鬱だったりするこれら映像を何本も観ている私っていったい??な気分。今年も思いやられます(^^;)。
 にしても自分としては偶然ながら、Blogとして最高のスタートが切れたと思っているから、たちが悪い。

 でもこのビデオがポーランドでかつて正月番組として流されていたら、その彼我の差は凄いかも。

◆関連リンク
・展覧会 Miejska Galeria Sztuki w Częstochowie - ZAPRASZAMY.
 ポーランドでの一周忌の展示会ミュージアム・ベクシンスキーを伝える記事と映像。
 端正なグレーのギャラリーに飾られたベクシンスキーのあの作品たち。
 作品のプロジェクタ映写もあり。シルバーのフレームに入れられた作品。
 映像は男性ボーカルの妖しい重厚な曲がぴったり。Horz
DmochowskiGallery.net - news. 2006.2/21- 没後1周忌の展覧会 個人所蔵の作品を次の年まで土曜と日曜に観られるとある。場所は、A hall of the City Art Gallery(Czestochowa: チェンストホーバ市)。今現在の開催は不明であるが、ポーランドへ行かれたら要チェック。Czestochowa - Silesian, ポーランド共和国 | TIXIK.com.

Muzeum Zdzisława Beksińskiego
DmochowskiGallery.net - shop.ポーランド?(もしかしたらフランス )の画集2つの通販
DmochowskiGallery.net - library.

My three-volume correspondence with Beksinski (in Polish).     * Volume 1. Years 1983-1995

 日本人(東洋人)らしき人物が100万ドルでベクシンスキーの絵をPiotr Dmochowski氏から購入したという記述がある。あとここに800ページにおよぶ研究書のPDFとかが置かれている。

“The tribute to Beksiński” Bogdan Dziworski’s film, 1985の監督Bogdan Dziworskiの関連リンク
 traveling with the ghost: Bogdan Dziworski.
 日本語で記述があるのはここだけ。Bogdan氏、写真家のようです。
 Bogdan Dziworski on artnet 

画集『ベクシンスキー』(楽天)
Zdzilsaw Beksinski 『The Fantastic Art of Beksinski』 (革装本)

当Blog記事
エディシオン・トレヴィル 画集  『ズジスワフ・ベクシンスキー』再復刻版 出版
画集 『ファンタスティック・アート・オブ・ベクシンスキー』  Zdzilsaw Beksinski  "The Fantastic Art of Beksinski".
ポーランド現代絵画孤高の巨人  ズジスワフ・ベクシンスキー:Zdzilsaw Beksinski.

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2009.01.02

■エディシオン・トレヴィル 画集
  『ズジスワフ・ベクシンスキー』再復刻版 出版

Photo

『ズジスワフ・ベクシンスキー』
editions treville - pan-exotica
- エディシオン・トレヴィル -

 (スジスワフ・ベクシンスキーを語るスレ経由)

 死、腐敗、損壊。言い知れぬ寂寥感と恐怖に支配され永遠の廃墟と化した時空。それでも画幅にはエロスの魂だけが虚ろに木霊している。先頃刺殺体で発見されたポーランド孤高の画狂ベクシンスキーの日本唯一の作品集、追悼復刻版!

3,990yen(税込)
155mm×216mm 104頁
A4判 ISBN 4-309-90638-9

 我ながら正月からいきなり黒縁の写真でスタートするのは気がひけるのですが、昨年のアクセス解析で、人気の高かったポーランドの孤高の画家ベクシンスキーから本年のスタートをきりたいと思います。本年もこんなBlogですが、皆さん、よろしくお願いします。

 今日と明日、ベクシンスキー関連で見つけた新しい情報を掲載します。(明日の記事はこれ→ベクシンスキー関連映像ライブラリ DmochowskiGallery.net - film library 貴重なフィルムのリンク集です。)

 まずは、「大吉」のおみくじをひいた後、ふとベクシンスキーネタをネットで探していて見つけた嬉しいニュースからです(これは僕にとっては最高のお年玉でした)。あの幻の(ネットでは2~3万円で古本が取引されていた)日本で唯一出版された画集が二度目の復刻発売されます。

 購入はこちらからです。
画集『ベクシンスキー』(楽天ショップ)
ベクシンスキー - editions treville online shop〈エディシオン・トレヴィル オンラインショップ〉。僕はしっかり先ほど発注しました。待ち望んでいた方は是非どうぞ。

◆関連リンク
ひねもすのたりの日々: 画集「ベクシンスキー」
 shamonさんによる本画集の詳細レビュー
ベクシンスキー画集(ちょい高画質)‐ニコニコ動画(ββ)
YouTube - Zdzilsaw Beksinski.スライドショー+音楽。
Amazon
Zdzilsaw Beksinski 『The Fantastic Art of Beksinski』 (革装本)

当Blog記事
ベクシンスキー関連映像ライブラリ  DmochowskiGallery.net - film library 
画集 『ファンタスティック・アート・オブ・ベクシンスキー』  Zdzilsaw Beksinski  "The Fantastic Art of Beksinski".
ポーランド現代絵画孤高の巨人  ズジスワフ・ベクシンスキー:Zdzilsaw Beksinski

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