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2009.03.17

■ヤノベケンジ-絵本「トらやんの大冒険」原画展
  @豊田市美術館

Yanobe_ehonn_genga

絵本「トらやんの大冒険」原画展
 豊田市美術館
 (Toyota Municipal Museum of Art)

 開催1週目の週末に見てきた。
 今回の展示は、4月からの「ヤノベケンジ - ウルトラ」展の前哨戦。

 展示内容は、絵本「トらやんの大冒険」の全ページをそのままの順番で、写真と原画で構成したもの。写真はヤノベ作品の制作風景とその作品。ここは「トらやんの大冒険」へ至るまでのトらやんの作品史。
 原画は鉛筆と(たぶん)シャープペンシルによるもの。
 絵本と比べると、原画の鉛筆のタッチの柔らかい感じが、トらやんや象の顔を何とも言えない優しい表情にしている。これは収穫だった。

 あと原画としては、北海道での展示会で発表されたという特別エピソード「トらやん 雪の町へ」の 6枚。こちらは雪の中のトらやんと子象を描いている。そして登場する一つ目の男。一つ目の男の不気味さがなかなか。これは残念ながら単行本には未収録。

 原画以外の展示物は三点。「ミニトらやん」「宮の森の美術館」「Thievish Mouse lamp」。
 「ミニトらやん」は、ビリケン商会から売り出されていた「トらやん」ソフビフィギュア。これにガイガーカウンターを装備して、放射線を検知すると、トらやんが光る。
 「宮の森の美術館」は「森の映画館」の小型版。ヤノベ氏のお父さんと腹話術人形の「トらやん」が小さな映画館に映像で登場。
 「Thievish Mouse lamp」は、「トらやんの大冒険」に登場する悪役の「ネズミ」の造形作品。これは個人蔵のものを借り受けての出展とのことで、家にこういうものを飾っている幸せな方がいらっしゃるようで羨ましい。

 今回の展示は全体が小粒。やはり「ウルトラ」展の前哨戦かと。

◆関連リンク
ヤノベケンジ『トらやんの大冒険』(amazon)

Yanobe_trayan_no_daibouken_gengat_3 Yanobe_trayan_no_daibouken_taiyo__2

 これは展覧会の案内カードと、会場で観客が自分の太陽を描くためのシート。

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