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2009年5月3日 - 2009年5月9日

2009.05.08

■感想 ミシェル・ゴンドリー監督『Be Kind Rewind 僕らのミライへ逆回転』
 & スウェーデッドフィルム

ミシェル・ゴンドリー監督『僕らのミライへ逆回転』
公式サイト 米Be Kind Rewind公式

 ずいぶん前に予告編を紹介したこの映画、知らないうちに映画館では上映を終えDVDが発売になっていた。レンタル屋で見つけて、ずっと観たかったのでいきなり観られて嬉しい(^^)。

 でも期待に反してあまり乗れない。面白くなる題材なのにたぶんシナリオの練り方が足りなくって、今ひとつで残念。
 シナリオ誰だ、と思ったら、ミシェル・ゴンドリー監督その人。あれれ。
 映画マニアで手作りでのイメージ構築にこだわるゴンドリー監督なので、これだけの素材があったら、、、、何故?

 という感想だけだったら通常紹介はしないのだけれど、いろいろネットで観ていたらこの映画に関して面白い動画があったので紹介。

◆スウェーデッド・フィルム
 この映画の中で、ハリウッドの有名映画を手作りでチープにリメイクしてしまうことを「Sweded:スウェーデン製」と言ってしまったことから、Youtubeにスウェーデッド・フィルムというジャンルが形成されて、「Sweded」で検索すると楽しい手作りフィルムがいっぱい出てくる。

Blade Runner sweded日本人が作ったもの。
THE DARK KNIGHT SWEDE - Shortlisted for Empire Movie Awards 2009
Lord of the Rings - Sweded! Theatrical Cut
 音楽がパクリなのだけれど、へたれてた感じが最高。
 でも音楽はやっぱ口でやらないとスウェーデッドと言えないでしょう。
JURASSIC PARK SWEDED (No Budget)
 段ボール恐竜が最高。
300 Sweded
 デジタル合成がいい感じ。でもいい大人たちが馬鹿だねー。
Monsters Inc - Sweded
Willy Wonka & The Chocolate Factory Sweded (original 1971)

 お金のないところをどうごまかす/知恵を使うかがポイントですねー。

◆公式スウェーデッド
BeKindMovie さんのチャンネル これぞ公式スウェード集
Robocop (sweded)
Ghostbusters (sweded)
Be Kind Rewind Sweded Trailer
 この映画の予告編のスウェーデッド。ゴンドリー自身が、もしかしてスウェーデンで撮った?? 

◆関連リンク
僕らのミライへ逆回転 - Wikipedia 
Air France commercial - Michel Gondry ゴンドリーのCM
Michel gondry - Smirnoff こちらも。
Michel Gondry Solves a Rubiks Cube with his Nose
 何故かゴンドリーが鼻でルービックキューブを解く。

当Blog記事
・『エターナル・サンシャイン』 ・『恋愛睡眠のすすめ
『Be Kind Rewind』 予告編
ルディー・ラッカーの『時空の支配者』映画化
 以前、報じられこの監督によるルディー・ラッカーMaster of Space and Time 映画化は、IMDbで2011年公開となっています。

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2009.05.07

■神山健治監督『東のエデン』 第3話「レイトショーの夜に」
 絵コンテ:吉原正行 演出:柿本広大 作監:豆塚隆/伊藤秀樹

Eden_of_the_east_03
第3話★レイトショーの夜に

滝沢と咲が辿り着いたパスポートの住所にはシネコンに併設されたショッピングモールがあった。滝沢は施設のオーナーなのか!? 
脚本:神山健治/佐藤大 絵コンテ:吉原正行
演出:柿本広大 作画監督:豆塚隆/伊藤秀樹

 滝沢の記憶喪失前のセレソンとしての活動の一端があきらかになりつつある。
 どうやらニート2万人をショッピングモールに集めて(まるでロメロ『ドーン・オブ・ザ・デッド』との発言有(^^))、ミサイルで殲滅しようとした(??)。
 滝沢がどう日本の空気を変えようとしたのかが、垣間見える。(でもまだ当然、裏があるんだろう。)

 ミサイルが落ちても日常生活の変わらない日本人。これってもしかして、押井守『パトレーバー2』へのアンチなのか。東京に戦場が出現しても日本人の持つ強固な幻想/「空気」は変わらない、と言っているのかも。

 さらにそこから突っ込んでどう改革の種を蒔くのか。
 近藤刑事が自分も最初は違った、と言っているシーンは、まるで漫画『風の谷のナウシカ』で墓所を前に救世主たらんと改革を夢見た若者が志を亡くして悪に落ちていく様を思い起こさせる。

 100億円使えたら「空気」を変えるのにどう使うか?と視聴者に問うているのかも。貴方ならどう使いますか?

◆関連リンク
・当Blog記事
 第2話「憂鬱な月曜日」 演出:河野利幸 作監:永島明子
 第1話「王子様を拾ったよ」感想
 竹田悠介美術 HDR(High Dynamic Range)写真タッチの映像
東のエデン(アニメ)まとめWiki - トップページ
[舞台探訪]東のエデン 聖地巡礼 やっぱりここ豊洲だよ(Blog ローリング廻し蹴り)
『東のエデン 第1巻』Blu-ray DVD

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2009.05.06

■デヴィッド デュビレ『魚の顔図鑑』
 David Doubilet "FISH FACE"


デヴィッド デュビレ:David Doubilet『魚の顔図鑑』

 偶然、本屋で見かけた魚の写真集。
 タイトル通り、顔のアップばかりの写真集なのだけれど、これがすばらしい。

 ひと言でいうと「極彩色と無表情」。
 このふたつから、知能のあり方が人類と異なる異星生物感が漂っている。「無表情」ということでは、吾妻ひでおの「のた魚」を思いだす。そんな眼が誌面いっぱいに広がる。この眼に見つめられると異次元にトリップできます(^^;)。

 「極彩色」ということでは、映画やアニメに出てくる宇宙生物は、もっと極彩色でもいいのではないか、と思ってしまう。「極彩色」の宇宙人というと、ジョー・ダンテの『エクスプローラーズ』があったけれど、あれはコメディ。(映画としては傑作と思うけれど、)宇宙人はおちゃらけで極彩色だった。だけれど、地球の魚たちの色の素晴らしさを見ていると、リアルを狙った異星生物ももっと色鮮やかでもいいのではないか、と思ってしまうのだ。

 ここに出てくる現実に地球上に存在する生物たちの方が、映像クリエータが作った異星生物よりもずっとイマジネーション豊か。それはディテイルと色彩に秘密があると思う。
 SFXのクリエータは現実のこれら奇想な生物に学んで、さらに奇怪な生き物を生み出してもらいたいものです。

◆関連リンク
David Doubilet『Fish Face』
David Doubilet『Fish Face』
 英語版が何故か二つあります。前者は在庫も有、日本語版よりずっと安いので、これを購入することにしました。
David Doubilet Home Page:  Underwater Photography: Assignment, Stock and Fine Art 海洋写真家デヴィッド デュビレ氏のHP。ストレンジなだけでなく、美しい写真が見られる。ショップもあり。
fish face - Google 画像検索
ジョー・ダンテ監督『エクスプロラーズ』
・当Blog記事
 幻想植物シリーズ リトープス:Lithops 他
 新美直写真集『アリゾナの青い風になって』~Spiritual Journey~
 前者は同じく地球生物の驚異。後者は極彩色の地球。

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2009.05.05

■山田誠二監督 京極夏彦編集・音響・CG
 『新怪談必殺地獄少女拳 吸血ゾンビと妖怪くノ一大戦争』

山田誠二監督『新怪談必殺地獄少女拳 吸血ゾンビと妖怪くノ一大戦争』

大沢オフィス-公式ホームページ-
 この作品、実は僕は後追い自殺——ならぬ後処理スタッフ。主に音効と編集です。なので一度も現場に行ってません(笑)。いろんな音を作ったりはめたりしました。あと、軽めのCG系。ええ、ぜんぶ一人スタジオですから、そんなにスゴイことはできませんて。時間的に。  でも、そんなこんなで、現在鋭意制作中の平山夢明さんの作品にも××の部分で参画させていただくことに。ええ、もちろん裏方。何をするかはヒミツ。  裏方バンザイ。

 京極堂シリーズがなかなか出ないと思ったら、、、。こんな凄いタイトルの映画で遊んでいたとは(^^;)。
 編集と音響とCGを担当とのこと。これって仕事? 京極夏彦、山田誠二監督との仕事って、ほとんど趣味モード全開ですね。

 にしても『鵼の碑』はいつ出るのでしょう? 「裏方バンザイ」なんて言ってないで、早く書いてください!

◆関連リンク
『宇宙船vol.124』2009年春号
 この映画について、京極のインタビューが掲載されている。

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2009.05.04

■IMAX Digital Theater:アイマックスデジタルシアター誕生

Imax_digital_3d
IMAX アイマックス:109シネマズ

6/20(土) オープニング作品が決定しました!あの大ヒット作『トランスフォーマー』の続編がIMAXバージョンで登場。IMAXカメラを用いて撮影されたシーンもある『トランスフォーマー/リベンジ』。
【レポート】デジタル映像と独自の音響技術を融合した「IMAXデジタルシアター」日本上陸(マイコミジャーナル)

IMAXデジタルの開発には、同社が持つIMAX DMR(digital re-mastering)という技術が大きく貢献している。IMAX DMRとは、通常の映画館向けに制作された長編映画を、IMAXのジャイアント・スクリーン用に変換する技術で、35mmフィルムを4K以上の解像度でスキャンニングし、デジタル・ブローアップ、フィルムグレインの消去、シャープネス、カラーコレクションなどのエンハンス処理を経て、70mm15Pのフィルムにレコーディングされる。

 神奈川、埼玉、大阪の3劇場で導入される。
 3D映画の枠を超えて、アイマックスの巨大スクリーンがデジタル3Dに。これは興奮します。未来の映像体験がここに、ってところでしょうか。東海地区在住者はいつ観られるのでしょう。

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