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2009年1月4日 - 2009年1月10日

2009.01.10

■ハイビジョンレコーダーの素朴な疑問
  BD:ブルーレイディスク vs HDD:ハードディスク比較

Hdd_vs_bd

 もともと前にこんな記事を書いてブルーレイレコーダーには否定的だったのだけれど、新春特売でかなり値段がこなれてきたので、最近の状況を確認してみました(でも結局、買わないという結論になりました)。

◆BDとHDDの価格比較

 で、まずブルーレイディスクとハードディスクの値段比較。Blu-rayメディア価格調査hdd1.pngというネット情報から右のグラフにまとめてみました。

 ブルーレイは値段がこなれてきている4倍速のBD-R、ハードディスクは安値のものでWD:Western Digitalのものをピックアップした。

 これをみてもわかるのは、以前メディアとしてのハードディスクの値段の安さ。
 まだハードディスクが約1/2と圧倒的に安い。本来、ハイビジョン記録としてもメディアとしてはハードディスクの方が使い勝手もいいはずなのだけれど、何故ブルーレイにレコーダが傾いているのか、理解しにくい。(この2倍の値段差は、ハードディスクを2台並行に録画してバックアップを同時に取れるという値段差である)

 やはり光ディスクへの投資回収のために、ハードディスクレコーダの芽がつぶれているのではないかと思ってしまう。

◆ハードディスクレコーダの現状

地デジチューナー・AV機器|レコーディングハードディスク|IODATA

 僕が持っているハイビジョンレコーダーはIODATAのRecPOT M HVR-HD250Mである。ひさびさにIODATAのサイトを見ると、なんとすでにREC-POTは製品がなくなっている。IODATAが扱っている録画用ハードディスクは、東芝レグザ用の2TBハードディスクのみで、なんと10万円超え。

 どうしてREC-POTとかハードディスクのみで録画できる機器は、なくなっちゃったんでしょうね。ユーザーがビデオテープ,DVDからの延長で、録画したものをディスクという形で手元に触れる形で残したい、というニーズはわかるけれど、明らかにハードディスクより容量が少なく、いちいちディスクを入れないと検索もできないブルーレイ、使いやすさでは圧倒的にハードディスクなのでしょうに。

 もしかして各レコーダー会社が、ハードディスクメーカへ圧力をかけているとか勘ぐりたくなったり。

◆リムーバブル・ハードディスクレコーダ

 僕がほしいのは安く出ている3.5インチハードディスクドライブをリムーバブルに取り替えて、容量を気にしないで使えるハイビジョン・ハードディスクレコーダである。

eSATAハードディスクで簡単録画|REGZA

 このREGZAにつないでHDDを使えるコンセプトはかなり近いのだけれど、ローカル暗号化されていて、録画したTVが壊れたら観られなくなる!というとんでもないもの。これじゃ機械と別に映像を残したいという録画媒体としてはありえないのでは。(閑話休題 最近のDVDでハイビジョンが録れる各レコーダも各社フォーマットがまちまちで、ほとんどレコーダが壊れたら観られなくなりそう。メディア記録としては致命傷なのにあんな宣伝しているのは、ユーザの便宜を考えていないほとんど詐欺。ちゃんと「他社の機種では観られません」と明記すべきと思う)

HITACHI : Wooo World ハイビジョンテレビ : デジタルチューナー IV-R1000.

iVポ ケット搭載 デジタルチューナー IV-R1000 iVDR-S録画・再生機能付き 地上・BS・110度CSデジタルチューナー誕生 ハイビジョン映像を、そのままの画質で録画 「IV-R1000」 出し入れ自由なHDD、iVDR-Sに対応した「iVポケット」がチューナーに搭載されて登場。お手持ちのテレビで デジタルハビジョン放送が見られるだけでなく、iVDR-Sにハイビジョン放送の録画・再生が簡単に楽しめ ます。IV-R1000で、ハイビジョン放送を「見る」「録る」「残す」がもっと便利に、ますます楽しく。

 探してみたらこんなものがありました。まさにリムーバブルディスクを差し込んで使えるハイビジョンレコーダー(というかチューナー)。でも残念ながらiLinkが搭載されていないので、今までのREC POTのデータが移せない。

 iVDRスロットを2つ持っているので、2台のiVDR間でのダビングは可能なようです。だけれど、これが使っているXCodeHD技術という仕様の標準化度合いは不明。

 値段は、価格.com - 日立 IV-R100031400円ということでそれなりに安い。これと『カセットハードディスクIVDR 容量250GB』24070円(96円/GB)を足すと、かなりの値段になってしまう。

 ここで使われているiVDRは、2.5インチハードディスク。
 値段のこなれている3.5インチでないのが弱点。

iVDRについて.(iVDRコンソーシアム)

iVDRとは   『iVDR(アイブイディアール)』は、 Information Versatile Disk for Removable usage の略であり、持ち運びを第一に考慮したカートリッジタイプと機器内蔵を第一に考慮したビルトインタイプが規格として定められています。

 上記と日立のWOOシリーズに使っているのは2.5inchだけれど、3.5inch規格もありますね。なんとか早く安くこうしたタイプが普及してくれることを祈ります。

 iVDRはまだ日立が製品化しているだけだし、結論として、どこもハードディスクレコーダには積極的でない現状がわかった。

 こんな状態だと、中国からでもどこからでもハードディスクハイビジョンレコーダが安値で使い勝手よく出てきたら、iPodの二の舞になるのではないか。MOとかメディアにこだわってオーディオ機器をハードディスクやメモリへ移行しないでiPodにやられたのと同じことが今度は映像機器でもおこる危険性があるのではないか。

 もしかしたら、Appleが既にハードディスクハイビジョンレコーダコンセプトをiTuneストアとの連係で提案する用意があるのかもしれない。(今のところApple TVはハイビジョン録画はできないみたいだけれど、、、。)

 本当にユーザーの利便性を家電メーカーは考えてくれているのだろうか。そうでないとしたら、いずれ二つ目のiPodにやられる危険性は大きいと言わざるを得ない。

 いや、僕は単純に安く使い勝手の良いハイビジョンレコーダーがほしいだけなんですが、、、。

◆関連リンク
iTunesのHD映画レンタル、Apple TVに限定?:ニュース - CNET Japan.
eSATA リムーバブルケース SA-DK1ES[RATOC]

eSATA端子搭載HDD/DVDレコーダーでも使用可能

 こういうイメージのものも以前はあったわけですが、今はこうして使えるハードディスクレコーダーは聞きませんね。
iVDR - Wikipedia.

コンピュータのみならず、ビデオレコーダやオーディオ機器、カーナビなど、あらゆる情報機器でのデータ共有を実現することを目指している。

「iVDRセミナー2007」メンバーに聞く“iVDRの今”~2010年に店頭価格1GBあたり50円を目指す!~ - デジタル - 日経トレンディネット.

価格は、2010年には店頭実販価格で1GBあたり50円程度を目指したいと考えています。
iVDRは、世界初のリムーバブルHDDの汎用規格です。DVDなどと比べるとロイヤリティを低くして、敷居の低いオープンな規格を目指してい ます。iVDRをさらに広い世界規格にするためにIEC(International Electrotechnical Commission 国際電気標準会議)に持って行こうという計画もあります。

 50円/GBではブルーレイに勝てません。なんか市場が見えていないのでは。
小寺信良の週刊「Electric Zooma!」.

第329回:リムーバブルHDD搭載レコーダ「日立 IV-R1000」 ~ iVDR-Secure応用製品第二弾登場 ~

夢の携帯ハードディスク「iVDR」.

当社は、「AV for e-Life」を合言葉に、音楽や映像をいつでも・どこでも・簡単に楽しんでいただけるアイテムを開発しています。アイ・オーはAVライフの可能性を広げるべく、「iVDR」を使ったコンセプトモデルを提案します。 ● ハードディスク・ビデオレコーダー 「Rec-On」+iVDR 「Rec-On」は、パソコンと連携できるハードディスク・ビデオレコーダーです。ハードディスクユニットを「iVDR」ディスクにすることで、カセット感覚でディスクを交換できるようにしたコンセプトモデルです。 (右写真)

 2004年にIODATAでもRecPotの将来提案としてコンセプトモデルが作られているが、残念ながら今でも発売はされていない。

◆当Blog記事
次世代DVD(Blu-ray,HD DVD) v.s. ハードディスク
ハイビジョン対応HDDレコーダー RecPOT M HVR-HD250Mレポート

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2009.01.08

■巨大スペクタルアート劇団「ラ・マシン:La Machine 」
  巨大な生命のある機械 日本上陸!

La_machine_yokohama_trailer 巨大スペクタルアート劇団「ラ・マシン」
 横浜開港150周年記念テーマイベント

 (shamonさんより情報提供)

会場:1.Y150はじまりの森 (新港地区8街区)
開催:2009年4月28日(火)〜9月27日(日)

 高さ約12m(4階建てのビルに相当)の動く巨大生物オブジェが、2009年4月横浜に登場
 本件で日本初上陸となるフランスの巨大スペクタクルアート劇団「ラ・マシン」。彼らが表現する世界観=”生命のある機械”という世界初のコンセプトは、15〜20年ほど前に開発されました。 単なる”物体”としての作品ではなく、彼らの”生命のある機械”によって「街が劇場に変わる」という圧巻の巨大スペクタクルアートが実現するのです。

Vol.1 ラ・マシンが日本上陸
 (横浜開港150周年記念テーマイベント「開国・開港Y150」公式サイト)

 こちらはラ・マシンの今までのアート作品の映像と横浜での開催告知の映像。
 ラ・マシンのプロデューサー・総合演出を務めるフランソワ・テラロジエール:Francois Delaroziere氏も写真で登場。

 今まで観たことのなかった、巨人,きりん,黒人の巨大オブジェの映像が楽しめる。

 開催告知の映像では、まだ横浜でのアートがどんなものになるかは説明されていないが、「横浜が劇場化」する「4日間」という記述と、「153日間続くスペクタクル」という表現がされており、メーンイベントを4日間、展示を153日という日程であることがうかがい知れる。

 本来はこの4日間のパフォーマンスを観るのが一番なのだろうけれど、なかなか横浜へは行けないだろうから、テレビの映像か、153日間の間に訪問するかして、是非この眼でラ・マシンの日本上陸に立ち会いたいものである。

◆関連リンク
ロワイヤル・ド・リュクス『巨人の神話』
ロワイヤル・ド・リュクス『スルタンの象と少女』

当Blog記事
La Machine 15メートルの巨大クモ
SF作家ジュール・ヴェルヌの没後100年パレード  ゴシック 月世界 ジャイアント・マンモスと巨大アンドロイド少女

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2009.01.06

■OTONARI KOBO:おとなり工房「手塚キャラ動かしてみました」

Otonari_tezuka おとなり工房「手塚キャラ動かしてみました」
 (小黒祐一郎さんのBlog
  編集長メモ: 【雑談】謎の激ウマ作画経由)
★現在、上のサイトは閉じられてるのでこちらを御覧下さい→
You Yoshinari Homage to Tezuka - YouTube

 クリエータ発掘サイト「OPEN POST」に投稿された手塚漫画のアニメ化作品。
 『0マン』、『エンゼルの丘』、『魔神ガロン』の3本を、各10秒ほどの作品としてまとめられている。

 このアニメートがなかなか素晴らしい。
 映像センスと動きの感覚がとてもいい。僕は手塚漫画/アニメの熱心な視聴者じゃないので、よくはわからないが、今までの手塚作品のアニメ化よりも、手塚漫画のエッセンスをうまく写しとっているように見える。人物の動きの丸い感じとか。

 この作画で手塚作品1本丸々を観てみたいものである。
 もしかしたら、今までの手塚アニメにない活き活きとした手塚キャラが観られるのではないだろうか。

◆関連リンク
おとなり工房 [pixiv]さんの投稿イラスト
 イラストが6点投稿されています。こちらの画力もなかなかです。
WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第2回

 その 「マンガ少年」でアニメ特集が連続して組まれていた。最初が1977年1月号(発売は1976年12月6日)。特集タイトルは「特集 テレビアニメ この 素晴らしい世界」で1色9ページの記事。若者の娯楽としてアニメを取り上げたものを、僕が目にしたのはこれが最初だった。

 「アニメ様」小黒祐一郎氏が自身とアニメのかかわりについて年代を追って語っている連載エッセイ。年齢的に自分に近い小黒氏の記述は、僕がアニメを見てきた時間ともダブっていて、なかなか懐かしく面白い。現在、第37回。1980年代に入ったところである。

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