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2009年5月17日 - 2009年5月23日

2009.05.20

■究極の高速度撮影 STEAM:serial time-encoded amplified microscopy
  UCLA合田圭介氏ら 連続時間符号化振幅顕微鏡法

Steam 世界最高速の撮影を実現
:UCLAの合田圭介氏ら(動画)
(WIRED VISION)

科学者たちが世界最速のカメラを開発した。毎秒610万コマの撮影が可能で、シャッタースピードは440ピコ秒[ピコは1兆分の1]を誇るという。これは、光でさえ1センチメートルの数分の1しか進めないほど短い時間だ。(略)

「serial time-encoded amplified microscopy」(連続時間符号化振幅顕微鏡法)の頭文字をとって『STEAM』と呼ばれるこの技術では、撮影対象となる物体に、波長がさまざまに変動する赤外線レーザーを照射する。これらの波長は、センサー上の1画素ごとに対応している。

物体が反射した光をカメラのセンサーが受けると、各画素はそれぞれに対応する波長を拾い、波長は電子的に強化される。ほんの数個の光子から構成される、元々の暗い画像信号が、鮮明になるまで増幅される。従来のデジカメでは、センサーが元の波長を認識していないため、こうしたことは不可能だ。[Natureの記事によると、光の伝送には特別な光ファイバーケーブルを使い、異なった波長が異なった時間で到着する時間を記録。このデータから画像を構成する。UCLA newsの記事にも説明がある]

 なにやら物々しい名前の究極高速度映像装置。
 これによって何を撮影するのか書いていないけれど、たぶん自然科学現象を光学的に捉えるために開発されているのでしょう。
 光が数mm/コマしか進まない高速度で映像を捉えられるとしたら、光そのものの動きは写るのだろうか。波動であり粒子である光を粒としてとらえた映像が観てみたい(リンク先のYoutubeの映像のように)。んなもん、とれるわけないって??

◆関連リンク
Optoelectronic Circuits and Systems Laboratory @ UCLA
Access : Serial time-encoded amplified imaging for real-time observation of fast dynamic phenomena : Nature Nature論文

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2009.05.19

■星新一作 辻川幸一郎監督『きまぐれロボット』

Vert
『きまぐれロボット』オフィシャルサイト
「きまぐれロボット」公式blog
辻川幸一郎監督『きまぐれロボット』+小山田圭吾 オリジナル・サウンドトラックCD

没後10年を迎えた星新一の傑作ショートショートを、映像作家・辻川幸一郎が映像化。人間嫌いの小説家・エヌが買ったロボットは、高性能で故障もしないはずだったが…。浅野忠信、香里奈が共演。コーネリアスが手掛けたサントラをセットにした2枚組。

 この映画、知りませんでした。レンタル屋でパッケージが良かったので借りてきた。(レンタルのパッケージは右の一番上の画像)
 モノクロの映像とチープなロボットが星新一のショートショートにぴったり。

 こういったライトな映画でも(たぶん制作費は低いかと)、CGによって結構なSFX映像ができるのは面白い。
 トランスフォーマーな贅沢SFXに疲れた方は、これで和んで下さい。
 さりげない変形シーンをお楽しみに。

◆関連リンク
きまぐれロボット 監督:芦野芳晴(スタジオ4℃) こちらはアニメ版。
KOICHIRO TSUJIKAWA | WORKS(辻川幸一郎公式サイト)

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2009.05.18

■神山健治監督『東のエデン』 「第5話★今そんなこと考えてる場合じゃないのに」
 演出:岩崎太郎 作画監督:佐々木敦子/吉田隆彦

Eden_of_the_east_05

神山健治監督『東のエデン』 「第5話★今そんなこと考えてる場合じゃないのに」

脚本:神山健治/菅正太郎 絵コンテ:神山健治/吉原正行/河野利幸/柿本広大 演出:岩崎太郎 作画監督:佐々木敦子/吉田隆彦 美術監督:竹田悠介

100億やるからこの国を救えだって?
いい加減にもほどがあるよ
だからジョニーはああなったんだ
だからいいんだよ咲も働かなくたって
いずれ困るのはあいつらさだから
それまでは何もしなくていいんだ

 滝沢が決意する話。
 咲の一日から、恋愛とこの覚悟の描写へ持っていく展開がさすが。

 電車の中での大杉と咲の憂鬱な会話と、週刊誌の広告。そして内定者面談。
 現実よりどぎつい色と内容になっている週刊誌の中づり広告の使い方がうまい。マスコミの退廃とこの近未来の若者の状況の提示が的確。(1年以上前の企画なのに、現在の就活の状況をリアルに表現。スタッフは近い将来このようになると描いたはずが、現在がストーリーを先取りしている過酷な現実)

 それにしてもギャグとは言っても総理のぎゃふんで支持率10%。しかもそれにかかった課金は60円。
 なんていう政治と民度。
 もしアニメ好きの麻生が今後「ぎゃふん」と言ったら、ミサイル・草薙事件に続き神山予言的中(^^;)。2chで麻生に「ぎゃふん」と言わせる祭りとかやったら、あの世襲総理、乗せられて本当にやるかも。アニメ大国なら総理がそれくらいやんなきゃねって。

 いくつものため息をつきながら、上の言葉をつむいだ滝沢。今後の本気の取り組みに期待。
 (にしても若者を使い捨てる企業社会批判って、自分たちの毎日も逆照射されているようで他人ごとではない。自分の胸に手を当てて、まじめにしばし沈思黙考。)

◆関連リンク
・当Blog記事
 第4話「リアルな現実 虚構の現実」 絵コンテ:柿本広大 演出:前島健一 作監:山本径子  第3話「レイトショーの夜に」 絵コンテ:吉原正行 演出:柿本広大  作監:豆塚隆/伊藤秀樹
 第2話「憂鬱な月曜日」 演出:河野利幸 作監:永島明子
 第1話「王子様を拾ったよ」感想
 竹田悠介美術 HDR(High Dynamic Range)写真タッチの映像

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東のエデン 聖地巡礼 横浜へおいでよ - ローリング廻し蹴り
『東のエデン 第1巻』Blu-ray DVD

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