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2009年6月21日 - 2009年6月27日

2009.06.26

■ヤノベケンジ 「ジャイアント・トらやんの大冒険」展@銀座 BLD GALLERY
 ミニ・ジャイアント・トらやん1/10スケール 限定発売 !!

Mini_giant_torayan ヤノベケンジ 「ジャイアント・トらやんの大冒険」展|
銀座 BLD GALLERY ビーエルディーギャラリー

~ミニ・ジャイアント・トらやん発売記念~

会期 2009年6月19日(金) - 8月9日(日)
OPEN 11:00 - 19:00
休廊 会期中無休
入場料 無料
(C) BLD GALLERY
MINI GIANT TORAYAN
ミニ・ジャイアント・トらやん1/10スケール
フィギュア作品限定発売 !!
限定100体/サイン・ナンバー入り
予価¥262,500.- (税込)
お問い合わせ TEL: 03-5524-3903 
Email: info@bld-gallery.jp

webDICE - 骰子の眼 - ヤノベケンジ『ミニ・ジャイアント・トらやん』1/10スケールフィギュア登場!6/19よりBLD GALLERY.

BLD GALLERYでは、『ミニ・ジャイアント・トらやん』(限定100体/予価262,500円-税込)発売を記念して、次なる舞台に向かって旅立つための トらやん船団『ラッキー・ドラゴン』構想に基づくインスタレーションを中心に、これまでに行った壮大なスケールのアート・プロジェクトのアーカイヴや映像 など併せて展示をおこなう。

 これは素晴らしい。あのジャイアント・トらやんのミニチュア版フィギュアが登場。その名も『ミニ・ジャイアント・トらやん』、ミニなのに巨大というこの不思議な矛盾するネーミング。
 惜しむらくはこの価格。ヤノベ作品としてみたら、この大きさでこの値段というのは破格なのだろうけれど、それにしても所帯持ちとしては簡単に払える金額ではない。(特に今年はボーナスも大幅カットだし、、、、もう宝くじに頼るしかありまへん(^^;))
 ヤノベファンの方は是非、入手下さい。
 これでもし本当にファイヤー!したら、借金して買いに走ったかも(^^)

◆関連リンク
ULTRA TODAY: 「ジャイアントトらやんの大冒険」展が始まりました!!
 展示会準備の様子が観られます。アート船と船上のミニ・ジャイアント・トらやんも写っています

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2009.06.25

■新刊メモ 『単純な脳、複雑な「私」』『コンピュータ・グラフィックスの歴史』
 『美術手帖 09.07月号アウトサイダー・アートの愛し方』

池谷裕二『単純な脳、複雑な「私」』 動画特設サイト

 『進化しすぎた脳』に続く、高校生への脳科学講義第二弾。
 眼から鱗の脳の正体を描いた前書に続き、どんな脳の秘密に触れられるのか。

 実は昨日、読了してレビュウを書きたくてしょうがないのですが、残念ながら今週はじっくり書き込む時間がとれません。来週はしっかり書きたいと思います。

 それにしても面白い。
 この本で西洋近代の「我思うゆえに我あり」という意識尊重主義(?)に大きな風穴を開けていることは確かです。
 当Blog記事『進化しすぎた脳』レビュウ

大口孝之『コンピュータ・グラフィックスの歴史 3DCGというイマジネーション』
 (FILM ART | フィルムアート社)

「それまでまったく存在していない 技術」はいかにして巨大産業に発展したのか?
コンピュータ・グラフィックスという巨大なイマジネーションをカタチにしたパイオニアたちの努力の物語。貴重な図版と用語解説、キーパーソンの解説を付し た、CG史の決定的入門書です。

 「特殊映像博物館」の大口孝之氏によるCGの歴史。
 大口氏と言えば、このBlogでは何度か書いていますが、富士通の立体CG映像「ユニバース」。自らも特殊映像の作家である氏の描く、専門書に期待です。
 まだ実物の本をみていないですが、入手して詳細を紹介予定。

『美術手帖 09.07月号アウトサイダー・アートの愛し方』 (『美術出版社)

アウトサイダー・アートの愛し方 “生の芸術”ってなんだろう?
王国の10大巨匠は誰だ!?
[SPECIAL REVIEW] ヤノベケンジ《ウルトラ―黒い太陽》
黒焦げの太陽 椹木野衣=文

 ヤノベケンジ《ウルトラ―黒い太陽》の紹介記事と、椹木野衣氏による評論。
 これを目当てに買ったのですが、特集の<アウトサイダー・アート>がなかなか素晴らしい。これもいずれ詳細を紹介予定。

 アウトサイダーと言っても、アトウサイゾウとは何ら関係ありません(^^;)。

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2009.06.23

■神山健治監督『東のエデン』
 「第11話★さらにつづく東」
 演出:河野利幸 作画監督:近藤圭一/永島明子

Eden_11 第11話★さらにつづく東

脚本:神山健治/カルロス春日  絵コンテ:吉原正行/河野利幸/柿本広大/京極義昭/神山健治 演出:河野利幸  作画監督:近藤圭一/永島明子 美術監督:竹田悠介

 放送が関東からさらに一週延期された東海地区。待ち切れず、ついに禁断のネット試聴(Veoh Video Network)。 本来は鮮明なハイビジョン画像で最終回のエキサイティングなシーンを観たかったのに、なんとも残念。でも、さ来週にはしっかりHD画像で見直します(^^;)。

◆物語の完結

 今回TV版最終回。11話で見事に一つの物語を描き切っている。
 森美咲と滝沢朗の物語の、見事でそして切ないラストシーン。シリーズ冒頭での咲の独白に対して、王子の誕生を描くとともに、ふたりの関係の消去を残酷なまでに描いたラストに感動。ペラペラの遊園地の王宮の王子と姫。

 そのシーン、破壊されたペラペラの王宮の前で、滝沢が最後にジュイスに依頼する声はわざと消してある。そしてノブレス携帯から流れる洗脳プログラム。
 何故にこんなにひっそりと描くのかとも思うけれど、この幕切れの方が切なさは増すのかもしれない。これぞノイタミナ枠、女性向けの演出なのかもしれない。

 それにしても11日間の物語で、ここまできっちりとまとめるとはシナリオの練られ方は半端ではない。(映画の前哨戦として伏線の張り方も)
 次の映画二話のストーリーテリングも既にきっちり詰められているはずで、半年先が楽しみである。

◆ミサイルの今のリアリティ

 映像としての今回のクライマックスは、ミサイル攻撃のシーン。
 物語の大団円を、テンションの高いアクションシーンにかぶせて、登場人物たちの人間関係を昇華させて描き、そしてゴスペルの曲(挿入歌"reveal the world")をバックにかぶせる。まさにSAC 2ndの空爆シーンの感動の再現。(当Blog記事『攻殻機動隊S.A.C.2nd GIG』 23-26話)

 というように、ファンとしては、SAC 2ndのラストとの相似を当然思うのだけれど、結局ここへ帰結したのはイラク戦争、北朝鮮等、我々にとってのミサイル攻撃のリアリティ故なのでしょうね。これもまぎれもない「今」の映像。(20年前なら、核攻撃になったんでしょうか)

 しかし、二万人の裸のニートと恋愛とミサイル迎撃戦、そしてかぶるゴスペル曲。
 このある意味、異様な取り合わせの感動。これはある意味、SAC 2ndを超えている。(何故ニートがジョニィ姿なのかは、この際、言わない約束。社会派ジョージ・ロメロ監督への献辞ということで、、、(^^;))

◆関連リンク
・当Blog記事
 第9話「ハカナ過ギタ男」
 第8話「あらかじめ失われた道程をさがして」
 第7話「ブラックスワン舞う」
 第6話「東のエデン」
 第5話「今そんなこと考えてる場合じゃないのに」
 第4話「リアルな現実 虚構の現実」  第3話「レイトショーの夜に」
 第2話「憂鬱な月曜日」 第1話「王子様を拾ったよ」感想
 竹田悠介美術 HDR(High Dynamic Range)写真タッチの映像
 神山健治 『映画は撮ったことがない』刊行予定 小説版『東のエデン』

TV未放映エピソ-ド試聴!★初回版ドラマCDより

60分を超える大作となったTV未放映の完全オリジナルドラマCD- その一部が本日より期間限定にて本サイトでも試聴いただけるようになりました!

YouTube - ガメラレーダー. YouTube - ガメラレーダー稼働!

航空自衛隊の警戒管制レーダーFPS-5

J/FPS-5 - Wikipedia AAM:空対空ミサイル - Wikipedia
 パトリオットミサイル - Wikipedia.PAC3

東のエデン(アニメ)まとめWiki - トップページ
東のエデン(アニメ)まとめWiki - 各話ごとの考察/第11話
東のエデン 聖地巡礼 お前らなんぞ、京都じゃないわ! - ローリング廻し蹴り
 パンツの下宿の建物もそのまま存在するみたいです!労作。
・青の零号さんのセレソンNo.0のエンブレムつくってみました - Biting Angle

『東のエデン 第1巻』Blu-ray DVD
・おまけ 僕の考える100億円の使い方
 ・播磨脳科学研究所の記憶消去プログラムを日本の既得権益層にばらまく
 ・(まじめに)やはり国の雰囲気を変えるには教育と価値観の転換。
  ・技術立国を目指した学校体制の大幅見直し
  ・マスコミによる低俗番組の払拭。自国のテクノロジー、芸術作品紹介番組の増加

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2009.06.22

■神山健治監督『東のエデン』
 「第10話★誰が滝沢朗を殺したか」
 演出:岩崎太郎 作画監督:佐々木敦子/上石恵美

Eden_10 第10話★誰が滝沢朗を殺したか

脚本:神山健治/菅正太郎
絵コンテ:吉原正行/河野利幸/柿本広大/京極義昭/神山健治
演出:岩崎太郎 美術監督:竹田悠介
作画監督:佐々木敦子/上石恵美

 先週の展開を受け、舞台を播磨脳科学研究所に移し、セレソンNo.1の物部と対峙する滝沢。ラストでの滝沢の孤独な映像がテーマの重苦しさを語る。

 「戦後からやりなおす」って、結城はいったい何歳なんだ、と突っ込みたくなったわけだけれど、年長の物部にしても明らかにS30年代生まれなので戦後を直接知るわけではない。
 このふたり、某犬監督と同じく、架空の戦後に踊らされている、という描写なわけか。

 何故60発のミサイルを落とすと「既得権益の再分配」になるのか。まさに狂った論理である。ここまでその師匠の思想を矮小化してしまっていいのだろうか。押井のそれは、戦争というものの認識論を語った上での行為。そこを矮小化した結城の描写をこのように入れると、師匠批判としては弱くなる。
 もっとも現代の空気を表象するには、この架空の戦後に踊らされる二人を描いた方が、その滑稽さゆえに現代的様相を帯びるのかも。

 ただ今まで黒羽にみるように、一見道を外したような描写でも、根底には世界を救うひとつのアプローチであるという切り口を見せていただけに、このはすっぱさは少々いただけない。セレソンはひとりひとりが真摯であったはずなのに、社会メカニズムの存在ゆえに、道を踏み外さざる得なかった、と描く方がテーマには肉薄することになるのに、、、。

 
 あとふたつメモです。
 今回ラストで鮮やかに反転して、謎を積み残したジョイス人工知能説。
 ATO Harima Neuro Science Lab.の産み出した人工的産物なのかどうか。(ATOって、計算脳プロジェクトで有名なATRのもじりじゃないよね?) 2010年の設定でここまでの人工知能は不可能な気がするが、中の人がタチコマなので阿藤財団の力をもってすれば、あり得るかも。

 まるで宮藤 官九郎なセレソンNo.2辻が面白い人物になりそう。既に巨万の富を持っているセレソン。これらのネタの映画での活躍を期待したい。

Eden_10_2  それにしても東海テレビ!
 ここまで視聴者を盛り上げておいてラストで「来週の放送はお休みさせていただきます」って!! しかも御丁寧に「来週もお楽しみに」の文字が消してない(^^)。
 もー我慢できません、今まで本放送だけを待ってましたが、今回だけは続けて最終回をネットで観てしまいます!

◆関連リンク
・当Blog記事
 第9話「ハカナ過ギタ男」
 第8話「あらかじめ失われた道程をさがして」
 第7話「ブラックスワン舞う」
 第6話「東のエデン」
 第5話「今そんなこと考えてる場合じゃないのに」
 第4話「リアルな現実 虚構の現実」  第3話「レイトショーの夜に」
 第2話「憂鬱な月曜日」 第1話「王子様を拾ったよ」感想
 竹田悠介美術 HDR(High Dynamic Range)写真タッチの映像
 神山健治 『映画は撮ったことがない』刊行予定 小説版『東のエデン』

TV未放映エピソ-ド試聴!★初回版ドラマCDより

60分を超える大作となったTV未放映の完全オリジナルドラマCD- その一部が本日より期間限定にて本サイトでも試聴いただけるようになりました!

東のエデン(アニメ)まとめWiki - トップページ
東のエデン 聖地巡礼 お前らなんぞ、京都じゃないわ! - ローリング廻し蹴り
 パンツの下宿の建物もそのまま存在するみたいです!労作。
・青の零号さんのセレソンNo.0のエンブレムつくってみました - Biting Angle

『東のエデン 第1巻』Blu-ray DVD

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2009.06.21

■平川哲生監督 丹内司作画監督 『川の光』

Photo 長編アニメ「川の光」
 NHK 環境特集番組
 SAVE THE FUTURE 2009

監督/絵コンテ 平川哲生
演出協力 原恵一
キャラクターデザイン/作画監督 丹内司
美術 山本二三
   原作 松浦寿輝

 現在は存在しないが、秀逸なアニメ映画評等を書かれているBlogぼくらは少年演出家をしばらく愛読していた。そのBlogを書いていたのが、若手アニメータ平川哲生氏。(6/23コメントで指摘頂いた間違いを修正、リンクを更新)

 ひさびさにこの方の名前を拝見したのが、NHKの本特番アニメのスタッフリスト。
 原恵一、丹内司、山本二三というそうそうたるスタッフの中に監督としてクレジットされていたのが平川哲生氏。29歳になるアニメータ平川氏の初監督作品が本作である。監督となった経緯は、放映の1時間ほど前にNHKで流れたメイキング番組であきらかになっているが、アニメータとして参加した『河童のクゥと夏休み』で原監督から認められて、今回の大抜擢となったとのこと。(初監督作品がNHKでのゴールデンタイム1時間15分の長編)

 原作は芥川賞受賞作家で、詩人の松浦寿輝氏の小説『川の光』。3匹の親子鼠の冒険物語である。

 最初、リアルなネズミの姿に少しひいたけれど、観ていくうちに、このデザインに(このデザインだからこそ)出てくる味わいにじんわりと感動。
 特に図書館で溝鼠詩人のグレンが語り、子供鼠タータが故郷の川を想い出して泣くシーンが秀逸。ここに3匹の物語前半と、後半「川」への想いが結晶する。

 映像的には、丁寧に描かれたリアルなタッチのネズミ他、川の周辺の生物の姿が物語にマッチしていた。ネズミというアニメの原初から(ミッキー!)映像化されている素材へのアプローチとして、この物語には合っていたと思う。
 一方、そうした表現を選択したため、アニメ独特の映像という点では、『ガンバの冒険』という秀逸なアニメートに比較すると、今後の飛躍が期待される。

◆関連リンク
・現在の平川哲生氏のBlog ぼくらは少年演出家
ぼくらは少年演出家
 http://bokuen.cool.ne.jp/

 平川哲生氏のホームページ。今は存在しません。

・しかしこんな時、便利な
Internet Archive (インターネットアーカイブ)
 http://www.archive.org/web/web.phpで、以下発掘。
 過去のぼくらは少年演出家 (Internet Archive Wayback Machine)

松浦 寿輝『川の光』

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