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2009年8月30日 - 2009年9月5日

2009.09.04

■トーマス・ヘザウィック 巨大金属彫刻 "B of the Bang"
 リアル使徒、マンチェスターに現る!

Image6 Thomas Heatherwick studio
- B of the Bang
(公式HP)
B of the Bang (Wikipedia)

  (ひろぶろ経由)

 これは3D-CGと合成された写真ではなく、巨大な芸術作品の実景写真。
 まるで『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』「第6の使徒」か、ヤノベケンジ「ウルトラ-黒い太陽」か、といったセンス・オブ・ワンダー溢れる光景である。

 この作品は、2005年にイギリスのシティ・オブ・マンチェスター・スタジアムの外に作られた高さ56mの巨大金属彫刻作品。
 165トン、25mの5本の長い脚で支えられ、基礎のコンクリートが1,000トン(面積400m2、基礎は深さ20m)とのこと。
 こんなものが世界にあるのなら、是非観に行きたいもの(イギリスじゃいけないけれど)と思ったが、残念ながら2009年に既に取り壊されたという。

The_b_of_the_bang
 制作の様子は上の写真の通り。
 溶接をしている人から大きさを想像してください。凄い作品であることがよくわかります。

◆関連リンク
BBC NEWS | UK | England | Manchester | 'Bang' sculpture to be taken down 2009.2/11 BBCニュース動画
In pictures: The short and difficult life of B of the Bang | Art and design | guardian.co.uk 建築から完成までの写真
B of the Bang sculpture to be scrapped | Art and design | guardian.co.uk
B of the Bang - Google 画像検索
PingMag - 東京発 「デザイン&ものづくり」 マガジン » Archive » トーマス・ヘザウィック:お寺のスポンサー募集
 トーマス・ヘザウィック氏のお寺のデザイン。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 - Wikipedia 第6の使徒

テレビ版の第5使徒ラミエルと同じデザイン。全身が水晶のようになっており、薄らと奥にある背景が見える。

 記憶では第6の使徒の最後のシーンが、本当にそっくりだったと思ったけれど、さっきDVDを見直したら随分と違います。"B of the Bang"の方が使徒っぽい(^^;)

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2009.09.03

■3Dデジカメ「FinePix REAL 3D W1」 3Dビューワー「FX-3D-V1」

Real_3d_w1_feature001_img_05
FinePix REAL 3D W1 : 特長 | 富士フイルム.

2 基のCCDを同期させる制御システムを搭載。左右のシャッターを同期させることで、左右でまったく同じ瞬間を取り込みます。この技術により、2枚の画像の ズレを防ぎ、自然に見える立体感を実現。さらに、動画撮影(30フレーム/秒)でも、フレーム単位での左右の同期を実現し、リアルな3D動画の撮影までも 可能にしています。

 既に7月に発表され発売されているので旧聞に属するが、うちのBlogとしてはこのカメラを一度は取り上げておかないといけないと思い、あまり目新しい情報はないのだけれど紹介します。

 これは、デジカメとして世界初の立体写真機であり、おそらく3D動画カメラとしては民生で世界初となるのではないか。(残念ながらムービーはハイビジョンではない)
 上のシステム図にあるように撮るだけでなく、液晶ビュワーを用意し、さらに3Dプリントとして焼きつけて配布することもできる。

 富士フィルム、気合いが入っています。銀塩からデジカメへの変革により、旧来の写真のバリューチェーンが破壊され、次のエコシステムをどう構築するか、本気で模索している様子がうかがえる。今年映画界がいよいよ3D映画元年の様相を呈しているので、ここらで写真業界もそれに肖ろうというのであろうか。

 今までも3Dというのは、極マニアックな客層で深く静かに広がっていたわけであるが、このようにコンシューマレベルで商品が展開されると、今度こそブームか、とあらぬ期待を抱くのは立体映像マニアの悲しいサガ(^^;)??。

 なんにしてもこれがそこそこヒットして、次に本格的な立体ムービーカム、つまりフルハイビジョン機+家庭用再生システム(松下のこんなやつ)が出てきたら、いよいよ立体映像マニア垂涎の時代の到来である!!

◆関連リンク
3Dデジカメ「FinePix REAL 3D W1」試用レポート by うるまでるび : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)
FinePix REAL 3D V1 : 特長 | 富士フイルム
『FUJIFILM-3Dビューワー-FinePix-FX-3D-W1』
『FUJIFILM-3Dビューワー-FinePix-FX-3D-V1』
価格.com - 富士フイルム FinePix REAL 3D W1 のクチコミ掲示板

YouTube - HANABI 3D (FUJIFILM FinePix REAL 3D W1, Stereo Movie Maker
 3Dムービー
YouTube - CYCLING 3D (FUJIFILM FinePix REAL 3D W1, Stereo Movie Maker, yt3d:enable=true)
 農道のムービー。Youtube画面右下でパラレルか交差法を選択しカラー映像で観てみてください。

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2009.09.02

■昭和少年SF大図鑑展― S20~40'ぼくたちの未来予想図 ―

堀江 あき子『昭和少年SF大図鑑』 (河出書房新社)

宇宙旅行、空を飛ぶ高速車、超高層ビル群。雑誌に描かれた未来予想図、空想科学特集を中心にSFマンガ、少年少女SF全集等、昭和の少年少女たちが胸躍らせた世界を再現!!

Sf_daizukann この本は僕たち昭和生まれのSF少年の魂の故郷である、なんちゃって。
 でも本書を手にとって、まず感動したのは、子供時代に何度も飽きずに眺め憧れていたSFイメージの世界(漫画雑誌の広告とかプラモの箱とか(^^;))がここに存在したこと。

 そして本書によれば、下記のような展示会が開催されているという。(というか順番が逆で、展示会の図録として本書が発刊された。著者の堀江あき子氏は弥生美術館学芸員)

昭和少年SF大図鑑 展
― S20~40'ぼくたちの未来予想図 ― (弥生美術館)

2009年7/3~9/27
午前10時~午後5時
休館日: 月曜日
9/15~9/27まで無休
料金: 一般900円/大・高生800円/中・小生400円

 本展覧会では、小松崎茂伊藤展安梶田達二高荷義之中島章作中西立太南村喬志等が描いた雑誌表紙・口絵を中心に、冒険科学絵物語、SF漫画、少年少女SF全集、宇宙・SFブームから生まれたプラモデルなどの玩具・文具等の展示から、昭和20~40年代の空想科学世界へとご案内いたします。日本がまだ夢見る力に溢れていた時代、子ども達が憧れ、胸躍らせた未来の姿をお楽しみ下さい。

 近くなら是非行ってみたい素晴らしい企画の展示会。
 上記に名前の挙がった昭和のSF絵師たちの作品が観たい方は、名前にGoogle画像検索のリンクをはったので、クリック!

◆関連リンク この展示会の感想リンクです。
昭和少年SF大図鑑展|アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

何なのでしょう?この圧倒的な世界観は?! まぁ、おそらくこんな未来は来ないでしょうが (←夢がない…) 、 それでも、 “もしかしたらあり得るかも♪” と思わせてくれる説得力があります。

弥生美術館『昭和少年SF大図鑑 展』: まったり・気まぐれ日常記.

緻密なタッチの原画を目の前にすると、たちまち幼少期の記憶が鮮明に甦る。お兄さんお姉さんの読んでいた本に描かれていた絵だ!と感激である。

昭和少年SF 大図鑑展・弥生美術館 - 本間正幸の少年画報大全新.

8月9日(日)午後2時より、関係者を交えたギャラリー・トークを行います。 (昨日FAXで届いた、日本出版美術研究会の案内によれば、ギャラリートークのゲストは、根本圭助氏、梶田達二先生、伊藤展安先生、伊藤秀明氏がご出席の予定。もしかしたら、高荷義之先生も・・・とのこと。)

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2009.09.01

■「SFマガジン神林長平特集」 「神林長平+新世代作家トークショー」

『S-Fマガジン 2009年 10月号』

神林長平・谷甲州・野阿梓特集
1979年にデビューし、日本SF界に確固たる独自の地位を築く3人の作家――神林長平・谷甲州・野阿梓。彼らのデビュー30周年を記念して、それぞれの作家特集を送る。

 先日『アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風』のレビュウを書いたところだったので、この特集を興味深く読んだ。特に神林長平へのメールインタビュウ「破魔の矢はいかにして放たれたか?―神林長平の30年」(インタビュアー&構成 前島賢氏)。

「機械の意識」をダイレクトに言葉でもって描写するというのは今の自分の力では無理だ、ということですね。人間の意識の流れを言語表現する、できる、というのは近代小説における発明でしょうが、意識があるかどうかもわからない対象が「考えていること」なんぞ、どう表現すればいいのだと、連載時、(略)悩みました。(略)雪風の意識にいちばん身近な深井零の視点での三人称形式によって、「雪風の意識」の代弁をさせようということで雑誌連載時の「アンブロークン アロー」を書きはじめた。(略)
出来あがった小説空間は、雪風という「機械知性」が捉えている世界像を、零という人間の意識によって翻訳しながら、それを日本語という言語によって描写する、という非常に複雑なものになった。(P12-13)

 神林の当初の構想(「人間篇」と「機械篇」の二部構成)と、書いていくうちに「奇跡的」に「発見」された新しい構造について語られている。

 「機械の意識」を描いた画期的小説として記録に残されるべきものだと、思う。ロボット研究者、必見(^^;)。

神林長平氏デビュー30周年記念イベント第二弾
 「神林長平+新世代作家トークショー」
(青山ブックセンター)

■2009年9月6日(日) (開場12:30~)
 一部 13:00~14:00  二部 14:15~15:15
■会場:青山ブックセンター本店内 カルチャーサロン青山
■定員:140名様 ■参加費:1,000円(税込)
■参加方法:2009年8月20日(木)10:00より
  [1] ABCオンラインストアにてWEBチケット販売
  [2] 本店店頭にてチケット引換券を販売

 神林長平氏デビュー30周年を記念したトークショー。
 イベントは二部構成で、一部は神林長平氏の作品を愛する作家にお集りいただき、神林作品との出会い、作家として受けた影響などについて語っていただきます。(出演: 円城塔 桜坂洋 辻村深月)
 第二部では神林長平氏ご本人にも加わっていただき、第一部で出た質問への回答を含む、ご本人の語りを中心としたフリートークを予定しています。 トーク終了後に神林長平さんのサイン会を予定しております。
 <出演者>  神林長平  円城塔  桜坂洋  辻村深月

 円城塔と神林の取り合わせが凄い。聞きたい。是非、早川書房と青山ブックセンターには、こうした貴重なイベントを東京地区のローカルなイベントにしないため、ポッドキャストでの公開を望みたい。iTune Storeで1000円で販売でも買います(^^;)。

◆関連リンク
『敵は海賊・短篇版』
『アンブロークンアロー―戦闘妖精・雪風』
アンブロークンアロー - 読書メーター

07/23:EnJoeToh "だが恐れるな、友よ/何も失われていない"

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2009.08.31

■探偵!ナイトスクープ 『シェラデコブレの幽霊』

 週末、いきなり本Blogのアクセスが急増(いつもの約3倍の5000件)。アクセス解析で調べてみると「シエラ・デ・コブレの幽霊」のキーワードで検索して、以前書いたこの記事へアクセスされるのがほとんど。

 で、焦ったわけです。もしかして知らないうちについに放映されたのか、と。まずい!見逃した!と思って調べてみると、、、、。

朝日放送 | 探偵!ナイトスクープ

『史上最高に怖い映画』田村裕探偵

東京都の男性(25)から。今から44年前、1965年にアメリカで制作された“シェラ・デ・コブレの幽霊”というホラー映画は、その試写版を見たアメリカの テレビ局幹部が、あまりの恐怖から嘔吐したといわれ、ついには「恐すぎる」という理由で、アメリカ本国でお蔵入りしたとか。ある本でこの作品を知ったが、 今ではとても入手困難と書かれていた。なんとか、その“シェラデコブレの幽霊”を探し出し、観賞させて頂きたい、というもの。

シェラデコブレの幽霊.

しかし、版権がどうなっているのか分からないので、テレビでは放送できないため、出演者らだけで鑑賞。探偵ナイトスクープでは、「シェラ・デ・コブレの幽霊」の動画は一切、流れませんでした。

 ということで、「探偵ナイトスクープ」で取り上げられたようです。それでアクセスが増えた、放映はされていない、ということで、見逃したわけでなかったのでまずはホッ(^^;)。

 すぐ上のリンクに詳細が記載されているが、番組ではフィルム所持者 映画評論家の添野知生氏を探し出し、関係者だけで今回番組のために試写をしたとのこと。探し出す過程も面白そうなので、たぶん何週間か後で東海地区でも流される番組を楽しみに待ちます。
 (もっとも添野知生氏がフィルム所持していることはGoogle検索でかなり楽に見つかる情報ですけどね。それを言ったらおしめぇよ(^^;))

 その添野知生氏がBlogで番組のこと、フィルム入手の経緯を書かれています。

Not Always a Waste of Time: 探偵ナイトスクープ.

 朝日放送の番組「探偵ナイトスクープ」に協力し、ちょっとだけ出演もしました。朝日放送では今夜放送されます。
 8月28日(金)午後11時17分から(朝日放送など)

 私は2週間後の東京放送まで見られません。
 9月11日(金)午後11時30分から(TOKYO MX)

 番組の構成が最終的にどうなっているのか判りませんが、公式DVD化のための良いきっかけになれば、と思って協力しました。テレビ放送の影響力は非常に大きいので、予想を超えた反響があると思います。この件、続報します。

Not Always a Waste of Time: 呪われたフィルムがうちにあるわけ.

こ の機会を逃したら幻の映画が幻のままになってしまう(かもしれない)。このときばかりは苦手の英語メールにも力が入り、もう一人いるという買い手(オース トラリアの人だったらしい)との熾烈な争いを経て、翌週にはもうフィルム缶の入った段ボール箱と対面していたのだった。(この項さらに続く)

Not Always a Waste of Time: 呪われたフィルムがうちにあるわけ(2)

 その日、SFファン仲間の樫原辰郎さん(映画監督・脚本家)が、mixi日記でジョゼフ・ステファノの死を悼み、唯一の監督作である「シエラデコブレの幽霊」が見られない現状を嘆いていた。それを読んだ私はその場で樫原さんに電話して―― 「あるんですよ」 「あるってなにが」 「だからその幽霊が」 「どこに」 「うちに」

 ナイトスクープがきっかけでDVD化されるといいですね。テレビ局が噛めば、版権取得も楽になるのでは。

◆関連リンク
朝日放送 | 探偵!ナイトスクープ.

2. 『マネキンと結婚したい女』 間寛平探偵 大阪市の女性(26)から。5年前に1度だけ会った“彼”のことが忘れられず、恋愛ができない。“彼”とは京都・亀岡近辺にある酒造店の2階に展示されて いたマネキン人形。一目惚れし、日が経つごとに“彼”への愛情が燃え上がり、彼と結婚したいと思うようになった。この真剣な気持ちを持ち主に分かってもらえる自信がないので、力になって欲しいというもの。これは2年後の『99年探偵!ナイトスクープアカデミー大賞』で主演女優賞を受賞した名作。さらに昨年、『グランドアカデミー大賞』(08年5月23日放送)にも登場した力作を完全版で紹介。

 先週末、東海地方ではリバイバル企画で、この97年制作回が放映されていました。
 この『マネキンと結婚したい女』、くだんのマネキンを見つけ、本当に親族を呼んで結婚式を挙げてしまうという、凄まじいものでした。いやー、日本の今は奥深い。

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