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2009年10月11日 - 2009年10月17日

2009.10.16

■感想 クリス・ミラー,フィル・ロード監督『くもりときどきミートボール』

Cloudy_with_a_chance_of_meatballs02 くもりときどきミートボール
 オフィシャルサイト
Wikipedia

 しばらく前に立体映像で観てきたのだけれど、感想書くのが遅れて既に記憶が薄れているアルツハイマーな私(^^;)。

 マッドサイエンティストと科学好きのお天気ねえさんのコメディコンビが最高。
 マッドサイエンティストものはやはりいいですね(何が「やはり」なんだか??)。炸裂する狂気の発明とそれによる奇想な映像。まっすぐな主人公とまじめな父親との関係とか、泣かせるシーンもバッチリ。

 3D映像は派手でなく、良い塩梅でこのような物語に貢献している。空からハンバーガーや果物が落ちてくるところの迫力、臨場感がとてもいい。

 そして引用した写真の黄色いゼリーの中を描いたCGの透明感。ここのシーンは最近続けて観ているステレオ映画の中でも白眉。こういう不思議で立体視が最大限効果を発揮するシーンをステレオ映画には期待したい(水中になんらかの物が浮かんでいるシーンで奥の奥まで透明感とともに映像を描写したりとか、青空の入道雲で繰り広げられる空戦とか、ステレオ映画のみが表現できるシーンを希望)。

◆関連リンク
ジュディ バレット (著), ロン バレット (イラスト), 青山 南 (翻訳) 『くもりときどきミートボール 』(ほるぷ海外秀作絵本)
Judi Barrett, Ron Barrett『Cloudy With a Chance of Meatballs』(洋書)
・当Blog記事 Cloudy With a Chance of Meatballs

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2009.10.15

■新刊メモ 西宮大策写真集『hi mi tsu ki chi ヒミツキチ』

西宮大策写真集『hi mi tsu ki chi ヒミツキチ』(小学館)

東京近郊の少年少女たちは、今も、ナイショで「秘密基地」を作っていた。 新進気鋭の写真家・西宮大策が2年半の間、子供たちに聞いて回って、探しに探して歩き、 ようやく辿り着いた、大切でナイショの場所。 「へんてこ」で、「たいしたことのない」、けれども「感動的な」正真正銘、本物の秘密基地。 作家・川上弘美、ミュージシャン・甲本ヒロトが絶賛した奇蹟の写真集。

 今年6月にこんな素晴らしいコンセプトの本が出ていたようです。上の小学館のHPをクリックすると、秘密基地探索ができる仕掛けになっています。

 ワクワクしますね「秘密基地」。

 僕の子供時代の「秘密基地」は、近所の空き地の草むら、工業高校の倉庫、農協のガスボンベ置き場、そして自動車修理工場に放置された乗用車だったりしました。特にお気に入りはこっそり入り込んでいたガスボンベ置き場。そこにはボンベを上げ降ろしするエレベータのようなものがあり、気分はサンダーバードだったわけです。
 その頃の写真が残されていたら、きっと甘酸っぱく懐かしいのでしょうね。この写真集で秘密基地を写真家に探り出された子供達は、大人になってこの本のページをどんな気持ちで開くのでしょうか。

 あと蛇足ですが、僕の現在の「秘密基地」は、何を隠そう、ここ「究極映像研」。
 だからリアル世界の知り合いには極ひとにぎりの仲間にしか伝えてません(^^)。いつだって秘密基地の所在は、まわりの大人には秘密なのです。

 現代の子供達もこっそり仮想空間にもいっぱい秘密基地を作っていそうですね。

◆関連リンク
Daisaku Nshimiya 西宮大策公式HP

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2009.10.14

■Tao Chen他 Sketch2Photo:画像生成人工知能(?)ソフト

Photo_sketch_overview
Sketch2Photo: Internet Image Montage (公式HPリンク)
落書きから写真を合成!? PhotoSketch(Gizmodo Japan)経由

自分で描いた適当なラフ画とテキストを元に、どの写真が一番マッチするか選び出し、人、鳥、背景等、それぞれ違う写真からもってきたオブジェクトをうまいこと周りの背景に馴染ませて1枚の写真を作っています。

Sketch2Photo: Internet Image Montage on Vimeo
 ビデオでの解説。これさえ見れば、どんなものかよくわかる。

Graphics & Geometric Computing Group | CS, Tsinghua Univ.
Sketch2Photo: Internet Image Montage (公式HPリンク)

Tao Chen, Ming-Ming Cheng, Ping Tan, Ariel Shamir, Shi-Min Hu

To achieve this, we first design a filtering scheme to exclude undesirable images from searched results. Then we propose a novel image blending algorithm for seamless image composition. Our blending algorithm returns a numeric score for each blending, which is used to optimize the combination of searched images.

 清華大学他の共同チームが開発したこの技術は凄い。コンセプトだけのものかと思ったけれど、すぐ上のリンクにはフィルタリングソフトのソースも置いてあるようなので検証もできるみたい。いずれはネットに置かれた画像で自分好みの画像を簡単に作成できてしまうのだろう。原理を見てると、これはもう時間の問題ってレベルかと。
 考えたら映像だけでなく、音楽にもこのコンセプトは展開できる可能性がある。音楽をテキストで表現したら、後はネットの膨大な音楽アーカイブ(iTuneのGeniusデータとか利用できそう)がお好みの曲を自動生成する。

 さらに将来的にはこの画像プログラムを時間軸に拡大して、絵コンテさえ描けば、膨大なYouTubeの動画を用いて、自動的に映像作品(実写もアニメも)が作成できるのかも。絵が描けなくても動画を作成できる時代も近い。

 こんな技術が登場した時代、いったい著作権はどうなるのか。
 現在でも映像作品は全く新しいものは既に難しい時代に突入していると言われている。所詮サンプリングで成立している作品と、このソフトの将来形として想定できる映像作成システムの差異はどこにあるのか。

 なーんて。ここでもチューリングテストとか必要になったりして。どちらが人間の作家が作ったものか? 機械が作ったものか? って。

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2009.10.13

■テリー・ギリアム監督『Dr.パルナサスの鏡』予告篇
 The Imaginarium of Dr Parnassus

Dr_parnassus_02
The Imaginarium of Dr Parnassus 予告篇(イギリス公式HP)
ParnassusFilm (公式twitter) 日本公式サイト 別予告篇

 テリー・ギリアム『Dr.パルナサスの鏡』、10/8に公式HPに予告篇が登場!!イギリスでは来週 2009.10/16公開。日本は来年1月公開とのこと。

 予告篇は久々のギリアムの奇想映像炸裂。そして、さらにカラフルなタッチが加わって、テリー・ギリアム ミーツ CG ってな感じ。
 今回2D版のみの公開のようだが、是非ともこんな映像を立体映画で観たい。
 

 特に気になるのが右上の男の顔。これで宇宙船なのかぁ!?? 

 それにしても、タイトルは
一時伝えられていた『Dr.パルナサスの想像力』の方がよかった。現代からは本来『Dr.パルナサスの想像劇場』とでも訳すのだろうか。

◆関連リンク
The Imaginarium Of Doctor Parnassus Support Site
 テリー・ギリアムとプロデュースをつとめる娘エイミー・ギリアムとの親子対談。雰囲気として、こころなしか娘に頭のあがらないギリアムの父親像が垣間みられます。
映画『PUSH 光と闇の能力者』公式サイト
 そのエイミー・ギリアムが制作したSF映画。日本でもうすぐ公開されるようです。
・本当の公式HP http://www.doctorparnassus.com/
 現在もcoming soon状態。Youtubeの予告篇しか貼っていないという寂しさ。

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2009.10.12

■光るブロック 3Dブロッククラスター LEDUBE(レデューブ)

Ledube [世界一受けたい授業]

3Dブロッククラスター(光るブロック)
4cm角のブロックで、ブロック一つ一つに赤青緑のLEDが内蔵されているとのこと。 様々な色が出せて、文字や映像も出すことが出来るとのこと。

 テレビで見かけたLEDを用いた新しい組立型立体ディスプレー(立体視でなく立体的なディスプレーに2D映像表示)。調べたら下記のような商品でした。

3dblockcluster 山晃株式会社 | LEDUBE(レデューブ)

(株)ステラアーツ製品
ブロックピッチ 40mm 入力電圧 DC9V 消費電力 450mW
クラスター 表示色数 約210万色(RGB各色7bit)
■3D LED(レデューブ)形状認識システムソフト
■映像キャプチャー変換システムソフト

 4cm角のキューブを組み合わせて自由な形状にLEDディスプレーを構成できる。
 組み立てる時にプロックのつなぎ部分に接点があって内部配線も同時にできるようだ。詳しいことは説明が書いていないため、よくわからないのだけれど、上の「形状認識システム」というソフトの存在から想像すると、自動的にディスプレーの画像コントローラで組み立てた形状を認識する仕組みのようだ。各キューブにICが組み込まれていて、それをコントローラでとらえるような仕組みかも。
 これにより全体の配置を認識して、映像をそれに合わせて表示コントロールしているようだ。こういうの個々にデバイスを組み込まれたスマートディスプレーとでも言うのでしょうか。

 開発したのは、(株)ステラアーツという長野県岡谷市のベンチャー企業。とてもいいアイディアなので、ヒットしてほしいものです。いろんなところでこんな立体ディスプレーが光っていたら、街が楽しくなると思うのだけれど、、、。あ、ラスベガスに売り込むのがいいかも。そうか日本だとパチンコ店かー。なんか夢がしぼむ(^^;)。
 リンク先にある見積もり金額だと、レンタル100個で、一週間694万円、一ヶ月1188万円(含む映像変換費用)。まだ展示会向けなのでしょうね。

◆こんな領域へも進化してほしい

3d_display_cubeJames Clar - Lighting Design
 [3D Display Cube - White]
 [3D Display Cube v3]
 当Blog記事 ■3D Display Cube

1000個のLEDを立体的に並べて、PCによる制御で、マウスに合わせて光が動いたり、文字や立体CGが表示されたり、なかなか素晴らしい作品。

 以前紹介したアーティストの3Dディスプレーキューブ。実は先日東京の科学未来館で右の写真の実物を観てきた。
 こちらは透明キューブで単色。透明にしていることで平面でなく立体に構成したLEDが奥行きを持った立体映像を構成できる。
 光の点灯で動く立体物を表現できて、なかなか面白い。
 ただよく見ると、LEDの配線がむき出しだったり、手作り感たっぷり。
 これに前述の3Dブロッククラスターを使用したらどうだろうか。透明化すると内部が剥き出るので改良は必要だろうけれど、面白いコラボレーションがいろいろとできるのではないだろうか。

 さらにブロックの大きさを小さくして解像度を上げて、3Dカラー映像ディスプレーへと進化したら、きっと凄い感動製品になると思う(あ、感動するのは、我々ステレオ映像マニアだけか(^^;))。

◆関連リンク
[WBS]光るブロック!:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京

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