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2009年12月13日 - 2009年12月19日

2009.12.18

■夜想 第6号 olaf brzeski : オラフ・ブジェスキ

Yaso_monster_3『夜想 Monster & Freaks』
(ステュディオ・パラボリカ:Studio Parabolica)

yaso# monster & freaks 夜想

★olaf brzeski ☆オラフ・ブジェスキ
 解説 スタフ・シャブウォフスキ
★jun takahashi ☆UNDER COVER
 高橋 盾/服が服を食べる服

 マメ山田の迫力あるこの表紙の夜想 最新号を本屋で見た。(Amazonには公式に書影がなく、編集の今野裕一さん自らが画像を上げている)
 さすがにこの表紙で買うのをためらう。ただ家に戻って来て、実は後悔している。というのも、オラフ・ブジェスキというアーティストとUNDER COVER 高橋 盾氏の小特集がとても幻想的でもう一度見たいと思ったから。ネットで検索しても、この雑誌に掲載されている写真は見つからない。
 特にオラフ・ブジェスキは日本語での検索結果は、この夜想についてのページのみ。相変わらず今野さんって、凄いエッジがたったアーティストにアクセスされてますね。夜想は今後も要チェック(買えよ>>自分)

◆olaf brzeski : オラフ・ブジェスキ
Olafbrzeski_little_boy Olaf Brzeski(Profile) 1975年ポーランドWroclaw生まれのアーティスト。
 ネットにあまり情報がないが、わかった範囲で紹介します。

olaf brzeski - Google 画像検索

YouTube - Appendix 2: Chce wyjsc ! Chce wrocic do domu + Warsaw View By Day.
 1:49のところにこのLittle boy fragment nuclear explosion - lampと名付けられた作品の展示風景が映っている。

Czarna Galeria - artists - Olaf Brzeski 
 (ポーランドのギャラリーのHP)
 ここのworksとpdfのところで作品がいろいろと見られます。
Brzeski

Brzeski  生物的な作品も多いようだけれど、迫力の一枚がこちら。"In The Memory of Jozef Moneta"(2006)。まるでシュヴァンクマイエルを凶暴にしたようなこの雰囲気がたまりません。もっとこんな作品が見たいのだけれども、、、。

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2009.12.17

■宇宙総合学研究ユニット 「人類はなぜ宇宙へ行くのか?」

Space_unit_topj

宇宙総合学研究ユニット シンポジウム

日時: 2010年1月9日(土)、10日(日)
    両日とも9:30〜17:30(予定)
会場: 京都大学百周年時計台記念館 百周年記念ホール

長期的な視点で将来の宇宙科学、宇宙利用を計画する際の哲学的、思想的基盤の構築とともに、「宇宙生存学」とでも呼ぶべき新しい学問の創成に向けた出発点となることを目指します。

2010年1月9日
磯部洋明(京都大学宇宙ユニット)「シンポジウムの趣旨説明」
柴田一成 (京都大学宇宙ユニット/理学研究科)「太陽系の将来」
丸山茂徳(東京工業大学理工学部)「地球と人類の近未来・遠未来」
大野照文(京都大学総合博物館)
 「人間は生物としてこれ以上進化するか?地球上に人間以外の知的生命は現れるか?」
山川宏(京都大学宇宙ユニット/生存圏研究所)「技術的側面から未来の宇宙探査と生活を想像してみる」
岡田浩樹(神戸大学大学院国際文化研究科)「日本人が宇宙へ移住する時」
柳川孝二(JAXA)「タイトル未定」 他

1月10日
的川泰宣 (JAXA)「宇宙進出と日本の未来」
松浦晋也(ノンフィクションライター)「日本の将来計画への期待」
斎藤光(京都精華大学人文学部)「宇宙進出と性の問題(仮)」
竹宮惠子(マンガ家、京都精華大学マンガ学部長)「マンガ・アニメと宇宙への憧れ」
木下冨雄(国際高等研究所、京都大学名誉教授)「宇宙問題への人文・社会科学からのアプローチ」
山折哲雄(宗教学者、元国際日本文化研究センター所長)「人類が宇宙へ行くことの意義は何か?」

 なかなか刺激的なシンポジウムです。
 でもこの中にSF作家が一人もいないのが、なんとも寂しいものです。往年の小松左京ならこのテーマへの参加/声掛けは必須でしょう。
 今、こうしたテーマに関われるSF作家は誰かな、と考えた時に、山本弘氏の名前を思い浮かべたりしますが、どなたが適任なのか?
 思弁的には神林長平とか円城塔とかも思い浮かびますが、、、。ある意味、小松左京に匹敵するような、このポイントで語れるSF作家が不在なのかもしれません。ちょっと残念です。
 海外ならやはりグレッグ・イーガンなのか。

 twitterでの松浦晋也さんのレポートを楽しみに待ちましょう。

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2009.12.16

■JAXA 名前を宇宙へ「あかつき」「イカロス」「きずな」

Photo

「お届けします!あなたのメッセージ、暁の金星へ」
 〜「あかつき」メッセージキャンペーン〜

※名前10文字(半角英数字20文字)以内、メッセージ20文字(半角英数字40文字)以内で申し込みが可能です。

Let solar sail Carry Our Messages’s campaign!
 君も太陽系をヨットに乗って旅しよう!

「イカロス」は、「一辺約14.1mの大きな帆でヨットのように太陽の光を受けて,太陽系を航行する」宇宙船です。「イカロスキャンペーン」では、全世界の人 々から応募いただいたお名前とメッセージをアルミプレートやDVDに収録し、「イカロス」に載せ、金星軌道に向かって宇宙の大海に旅立つというものです。

「きずな」を経由して宇宙からクリスマスメールを送ろう!
 くらしに役立つ人工衛星を開発する宇宙利用ミッション本部

 JAXAでは、超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)のネットワーク応用実験の一環として、一般広報・利用促進等を目的としたクリスマスメール配信を実施します。

 これまでにものぞみ (PLANET-B)セレーネに名前とメッセージを載せて来たBP家であるが、今度も家族4人の名前を申し込んだ。最近は、Virgin Galactic:ヴァージンギャラクティック SpaceShipTwo:スペースシップツーとか民間宇宙旅行の話題が活発になっているが、2000万円/6分間無重力という高額で、とても我々庶民には手が出ない。
 というわけで手軽に宇宙旅行を所望の皆さんも、名前と言語だけの宇宙旅行はいかがですか。古来、名前はその人の存在を象徴する呪術的なイメージを持つ。空へ飛んでいった名前がいずれ遠い未来に発見されて、なんらかの存在論的な意味を持つかも、、、、なーんてことを考えながら、自分の名前が旅立つのを楽しみましょう。

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2009.12.15

■感想 大森望編『NOVA 1 書き下ろし日本SFコレクション』

大森 望 編『NOVA 1 - 書き下ろし日本SFコレクション』
河出書房新社

●北野勇作「社員たち」   
得意先から帰ってきたら、会社が地中深くに沈んでいた
●小林泰三「忘却の侵略」   
「冷静に観察すればわかることだ。姿なき侵略者の攻撃は始まっている」
●田中啓文「ガラスの地球を救え!」   
……なにもかも、みな懐かしい……SFを愛する者たちすべての魂に捧ぐ ●円城塔「Beaver Weaver」   
海狸(ビーバー)の紡ぎ出す無限の宇宙のあの過去と、いつかまた必ず出会う
●飛浩隆「自生の夢」   
七十三人を死に追いやった稀代の殺人者が、かの怪物を滅ぼすために、いま、召還される。
●伊藤計劃「屍者の帝国」   
わたしの名はジョン・H・ワトソン。軍医兼フランケンシュタイン技術者の卵だ。——圧巻の絶筆、特別収録

12/20『NOVA 1』刊行記念
大森望氏×新城カズマ氏×円城塔氏トークイベント
出演:大森望×新城カズマ×円城塔
日時:12月20日(日) 午後5時〜(開場4時半)
会場:オリオン書房 ノルテ店ラウンジ
参加料:500円

 書き下ろしでSFの新しいアンソロジーシリーズがスタート。
 一本づつ読んで、twitterで感想と考課点を付けていったので、ここで全編まとめてみます。twitterというメディア、短編SFの感想を書くのにはなんだか適したメディアですね。140文字がなんだかいい長さで、しかも誰かに読んでもらっているということで、一篇づつ書いていく根気が続く(^^;)。

 点数は、たまにしか更新しない日記『NOVA 1』考課表に合わせて、+ 3 〜 - 3としました。言わずもがなですが、点数は個人の趣味に合うか合わないか、という側面が強いと思うので、そんな風に見ていただけると幸い。

●北野勇作「社員たち」+1
この倦怠感に溢れた奇想の象徴するのは僕たちサラリーマンの日常?月曜をひかえた日曜日の夜のようだ。

●小林泰三「忘却の侵略」+1
ハードSFなウルトラQか。何が起こっているのか分からない前半の展開がいい。謎解きはもうひとひねりあったら傑作だったかも。

●藤田雅矢「エンゼルフレンチ」 0 (コンセプト+2) 
無人探査機ネタに弱い私にど真中w ドーナツネタもいいのだけど、小説の魅力が何故か弱い。新海誠の背景画があれば+1

●山本弘「七歩跳んだ男」0 
月面本格ミステリー。タイトルもいい。この話はSFでなくてまさにミステリー、SFアンソロジーとしてはどうかと。でも科学ハードSF的なトリックによるミステリーてもっとあってもいいですね。

●田中啓文「ガラスの地球を救え!」+2 www
田中啓文を初読書。これ最高じゃないですか!和製ワイドスクリーンバカSF(^^) 手塚登場も感動したけどラストは涙なしに読めませんww. アニメファンもこの一作のために #NOVA1 買いましょう。
これぞまさにヤマト復活編!波動砲が唸る!

●田中哲弥「隣人」+1
これは強烈。隣人 笠玉利氏の言葉とか言語コミュニケーションの壊れっぷりがいい。世界の奇妙なずれ方がたまらない珍味。臭いさえなければなー。

●斉藤直子「ゴルコンダ」-2 
世にも奇妙な物語でドラマ化されそうな話。タイトルの意味が分からないのは僕だけ?

●牧野修「黎明コンビニ血祭り実話SP」-1
言語による現実改変は何でもありになるが故に、スプラッタでは迫力を削ぎまくり。

●円城塔「Beaver Weaver」+1 
論理を外側から描写した詩のような作品。硬質でリリカルなタッチのいつもの円城節がここちいい。「SFは絵だ」説から言えば、これはまぎれもないSF。そして今回はバカSF度は限りなく薄い。

●飛浩隆「自生の夢」+3 
傑作。P416「そのとき人類の言葉は....脳油を浴びて。」の一文に痺れる。全人類が描き出して来た意識の表出物としての過去の書物の堆積がある形で変容し進化する。この後の物語の広大な空間を夢想させるところも凄い。

●伊藤計劃「屍者の帝国」+2
霊素とか、脳や意識に切り込んでいく題材と、大英帝国の雰囲気が素晴らしい。これが遺作でこの先が読めないというのは、本当に残念です。

◆総論
 実は恥ずかしながら、このアンソロジーに登場する作家11人中で初読が6人。いかに僕が最近の(?)日本作家を読んでいなかったか、、、。
 題材自由で、各作家の特徴が出ている短編なようで、自分に合う作家を見つけるのにもいいかも。僕は、田中啓文がポイント高かったので、これからちゃんと長編他、読んでみようかと(^^)。ちまたの評判はこの短編不評なようだけれど、このめちゃくちゃ開き直った作風、僕は好きかも。題材がこのBlog向きというところも高得点の理由なのだけれど、、、。

 なんにしてもSFの幅の広さがよくわかるいい一冊になっています。後半3作ほどが言語による現実改変テーマだったりするけれど、これも仮想空間と現実空間のどちらを舞台にするかで、当然だけれど、受け取り方が全然違うというのが、僕としては連続で読んで比較することでわかったポイントで、なかなか満足だったり。

◆関連リンク
『NOVA 1』 考課表結果 - たまにしか更新しない日記
 今のところ、5人の方の投票が掲載されている。僕の点と特に異なるのは田中啓文「ガラスの地球を救え!」。傑作なのに(^^;)。

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2009.12.14

■NTTドコモ docomo CM 鉄人vs.ブラックオックス篇

Docomo_tetujin_vs_black_okks

ドコモ for PC データ通信もドコモ品質で! | NTTドコモ
YouTube - NTT docomo for PC 鉄人vs.ブラックオックス篇

 「鉄人28号vs.ブラックオックス篇」が放映スタート。
 前回のデザインを引き続き継承しているが、ディテイルが動いたり、イメージは少し違う。
 蒸気が出たり、スチームパンクな雰囲気。現代日本の街並みに、このスチームパンクがいい感じでマッチしている。映像の切り取り方も巨大感を出していて素晴らしい。

 これはいずれこのデザインで映画化されたらいいなー、と思う出来だ。
 スタッフは前作と同様、TUGBOATとオムニバスジャパンである。

テレビCM : データ通信「鉄人vs.ブラックオックス」篇 | 企業情報 | NTTドコモ

クリエイティブディレクター/プランナー TUGBOAT
アートディレクター 加藤 建吾(TUGBOAT 2)
コピーライター 道面 宜久(TUGBOAT 2)
プロデューサー 春田 寛子(株式会社東北新社)
制作 野中 直(株式会社東北新社)
ディレクター 井上 小玉
CGディレクター 古賀 庸郎(オムニバス・ジャパン)

◆関連リンク
・当Blog記事
 ■NTTドコモ docomo CM 鉄人28号

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