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2009年2月8日 - 2009年2月14日

2009.02.14

■神山健治監督 初劇場長編決定!! 『東のエデン』劇場版

Photo ノイタミナ:4月新番「東のエデン」の
 劇場版製作が決定 (まんたんウェブ)

 「東のエデン」のテレビ版完結後に、その先を描いた劇場版が公開されることが明らかになった。同枠のアニメが劇場版になるのは初めてで、話題を集めそうだ。(略)

 2010年、日本各地に10発のミサイルが落下するが死者はゼロという奇妙なテロが発生。その3カ月後、卒業旅行先の米国・ホワイトハウスの前でトラブルに巻き込まれた森美咲は、記憶喪失の青年・滝沢朗に助けられる。朗は、全裸で、拳銃と82億円もの電子マネーがチャージされた携帯電話を握りしめていた……というストーリー。全11話の予定で、劇場版は、その後の話を描くという。公開については未定。

 ついに神山健治監督の初劇場長編が決定!
 「その後の話」ということで、再編集でなく本当の劇場作品となるようです。

 それにしてもTVシリーズが話題になるかどうかもわからないのに、事前に映画版が政策決定とは、プロダクションIGの神山監督によせる信頼は絶大です。

 ますます『東のエデン』が楽しみになりました。

フジテレビ“ノイタミナ” TVアニメ 東のエデン(公式Blog)
 (shamonさんのひねもすのたりの日々経由)

本サイトでは、緻密な伏線が張り巡らされた壮大な物語に関する様々な情報を、リアルタイムで更新してゆきます。

スペシャルサイトに用意されたブログパーツ、謎のキャラクター・春日晴男による現場日記等々、テレビ放映を10倍、20倍楽しめる、ここだけの情報を日々更新してゆきますので、お楽しみに!

 公式Blogに掲載された下記ブログパーツが秀逸。
 是非クリックしてみてください。神山監督とそのスタッフが仕掛けたテロに貴方は遭遇します。

◆関連リンク
・当Blog記事
 神山健治 原作・脚本・監督 新作『東のエデン:Eden of The East』
  ノブレス・オブリージュ - Wikipedia

ノ ブレス・オブリージュまたはノーブレス・オブリージュ (フランス語:noblesse oblige) は「貴族の義務」あるいは「高貴な義務」のこと。一般的に財産、権力、社会的地位の保持には責任が伴うことをさす。一般的な用法ではないが、慇懃無礼ある いは偽善的な社会的責任について蔑視的に使われることもある。

 

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2009.02.13

■ジブリ美術館ライブラリー
 「ルパン三世」1stTVシリーズ 劇場公開

Miyazaki_lupin_14
映画「ルパン三世」1stTVシリーズ - 最新情報
 (ジブリ美術館ライブラリー)

TVアニメ考現学第一弾
11話 7番目の橋が落ちるとき
14話 エメラルドの秘密
19話 どっちが勝つか三代目!

同時上映 「ルパン三世」とその時代

 凄いなあー、ジブリ、ついに宮崎の人気にあやかって、こんな旧作まで劇場公開。
 主に宮崎・高畑演出作としてスポットライトを当てるようですが、どちらかというと、アニメータとしての宮崎に着目して、この際、その原画作品を一挙上映してほしい。

 そうすれば、ファンに謎も残っている宮崎の原画シーンも白日のもとにさらされるわけだし、、、。(冒頭の引用は「エメラルドの秘密」から宮崎原画シーン)

 第二弾は演出作で公開するなら『未来少年コナン』一挙上映!?それとも『ルパン第二作』の照樹務作?
 原画なら『侍ジャイアンツ』か『赤胴鈴之助』か!(^^)
 、、、、こりゃ原画作品はむりだぁー、演出作になりそうですねー。

三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー

 2009年春の劇場公開作品は、「ルパン三世」1st.TVシリーズから、 セレクト上映が決定しました。 今作は若き日の高畑勲、大塚康生、宮崎駿が作った作品であり、 限られた条件の中で出来ることをすべてつぎ込んだ作品です。 3月14日(土)より、シネマ・アンジェリカ(渋谷)にて上映。
 宮崎駿監督の今上映のためのインタビュー映像も同時上映します。

◆関連リンク
鈴木敏夫のジブリ汗まみれ
 - 2009/02/08 業界のサムライたちがれんが屋へ!

 ポッドキャスティング 
 先週の同ラジオ番組のラスト付近で『ルパン三世』1st.制作時の宮崎駿と高畑勲の絵コンテ制作過程について、鈴木敏夫が語っている。
 「なんでこんなアニメを作らなきゃいけないんだ」と言って家でごろごろしている高畑に対して、「サラリーマンなんだからやりましょうよ」と宮崎が前半の絵コンテを描いて持って行き説明。後半を高畑が寝ころんだまま、宮崎に口述筆記させていた。
 そして絵コンテを会社に持って帰った宮崎、「高畑さんのコンテがあがりました」と報告!さすが高畑監督、宮崎をパシリとして使えるのは貴方だけです。
 この番組、かなり宮崎の制作ウラ話が語られていて、究極映像研究には必聴(^^)。
ルパン三世 (TV第1シリーズ)(Wiki)
『ルパン三世 first- TV. BD-BOX [Blu-ray]』
山下毅雄『ルパン三世 THE 1st SERIES ANTHOLOGY - MUSIC by TAKEO YAMASHITA』

当Blog記事
宮崎駿 初期原画 『ルパン3世』
 第15話「ルパンを捕まえてヨーロッパへ行こう」

宮崎駿 初期原画<2> 『ルパン3世』
 第23話「黄金の大勝負」第14話「エメラルドの秘密」

宮崎駿 初期原画<1> 『侍ジャイアンツ』第一話
叶精二『宮崎駿全書』 と 宮崎駿『もののけ姫』について

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2009.02.12

■マーク・ネヴェルダイン,ブライアン・テイラー監督
  『Crank 2 : High Voltage』予告篇

Crank2
Apple - Trailers - Crank 2
 Director : Mark Neveldine, Brian Taylor
Crank 2: High Voltage (2009) (IMDb)

Crank2_poster  ひさびさにAppleの映画予告編サイトを覗いた。
 十本ほど観たがどれも鮮烈ではない。『トランスフォーマー リベンジ』もいつかどこかで観たような映像で新しいワンダーがない。
 あーあ、今回はネタなしかー、とあきらめかけた時に眼にとまったのが右のポスター。そして予告篇のぶっ飛び方もなかなか。この映像の感覚、気持ちいい。

 いかにもハイビジョンで撮られたピキっとした映像。
 そしてパースの効いた構図と、デジタル処理されたトリッキーなカット割&加工された画像。

 引用した写真はその中でも顕著に加工されたコマ。

 ショッキングなシーンをコマ送りすると、画面がディジタル処理で"ねじられ"ている。流して観ていると、何か不思議な感覚が襲ってくるが、コマ送りでその謎がわかる。

 これが映画全編でやられているとすると、相当ハイな感覚になりそう。

◆関連リンク
Mark Neveldine, Brian Taylor監督『Crank』(2006)
 この映画の前作。
 聞いたことないと思ったら、邦題は↓
ネヴェルダイン,テイラー監督『アドレナリン』(2006)
アドレナリン (映画) - Wikipedia

 殺し屋シェヴ・チェリオスは依頼を済ませ、目覚めると何故かひどく気分が悪かった。朦朧としながらライバルの殺し屋リッキー・ヴェローナからのDVDを再 生してみると、シェヴが北京カクテルという謎の毒を注射されたことが分かった。彼の命は残すところ1時間。闇医者の情報で、毒の阻害のためには、自力でア ドレナリンを分泌し続けなければならないとわかるが、それには走り続け、危険や性欲に興奮し続けるしかない。残された短い時間の中、シェブは闇医者と連絡 を取り、解毒剤を探しつつ、自分に毒を盛った人達に復讐し、恋人のイヴに別れを告げ、自分を捨てた雇い主と対決することになる。

 続編について 邦題は未定だが、続編の制作が決定している[1]。
 シェヴの心臓が電池の電気刺激で動く人工心臓に取り替えられてしまい、シェヴが電池を集め ながら敵を追いかける、というもの。

 ハイなディジタル処理はこの二本の映画の本質と密接な関係があった!

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2009.02.11

■新刊メモ 『雪男たちの国』 『人生に希望をくれる12の物語』
  『劇画 オバQ』 『マリオネット・エンジン』

ノーマン・ロック, 柴田 元幸訳『雪男たちの国』 河出書房新社

「ある朝突然、スコット探検隊の一員として南極にいた」建築家の手記。記されているのは、過酷な自然に放り込まれた驚き、憤り、痛いほど白い世界で死に憧れ、幻覚に身を委ねる男たちの姿――柴田元幸が発掘した究極の物語。

 南極の孤独と幻覚は素晴らしく相性がいいように感じる。
 はるか小学生時代に読んだスコット探検隊のノンフィクションも、白い世界の幻想の記録として読めた記憶。柴田訳のこの小説、面白そうです。

鴻上 尚史『人生に希望をくれる12の物語』 (講談社)

著者がみずからの来た道と重ねあわせながら紹介する読書案内!

人生には意味がなくて、意味がある。
「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス
「劇画・オバQ」藤子・F・不二雄
「大いなる助走」筒井康隆 他 12の物語

 ついに、鴻上がこんなふやけたタイトルの本を書いたかと第三舞台ファンとして嘆きながら書店で手に取る。
 でも「劇画・オバQ」が入っていたので許してしまう(^^;)。劇団休止の理由と藤子不二雄への賛歌が描かれたこの一編を読んで、ひとり嬉しくなるのであった(立ち読み(^^))。
 まだこの漫画を読んでない幸運な貴方に御紹介→ YouTube - 劇画 オバQ

 僕は中学時代に筒井康隆の『SFベスト集成』でこの藤子自身の筆になる短編を読んで、衝撃を受けました。(ちなみに、僕の最古のお気に入りオモチャの記憶は、「Qちゃんゴム人形」です(^^;)。)

Photo西澤 保彦『マリオネット・エンジン』 講談社

パー トナーを機械で理想のタイプに変換し愛することのできる時代が到来した。(略)表題作『マリオネッ ト・エンジン』をはじめ恐怖に満ちた6作品を収録!

 西澤 保彦のSFホラー短編集。
 であるが、僕がオッと思ったのはこの加藤直之の表紙。
 なんか懐かしい絵だなー、なんの表紙かなーと手にとって、あとがきを読むと、、、。

 これ、他の本の表紙ではなく、加藤直之の早川SFコンテスト・アート部門入賞作(1974年)。西澤氏がこの絵の大ファンで、今回初のSF短編集の表紙として使わせてもらうように依頼したという。
 そして実はこれ、入選作そのものでなく、この表紙のために手が入れられているとのこと。

 僕も当時、この絵をSFマガジンで熱心に観ていたことを想い出した。
 丁寧に描きこまれた細部には、その後の加藤SF画を超えるような情熱のようなものを感じます。描き足されたのはどの部分なのだろう。

◆関連リンク
オバケのQ太郎 - Wikipedia.

この様に「FとAの間で起きた権利問題」と、「その周囲の人々で起きている問題」で出版が見送られているとの説が最も有力であった。2007年になって安藤 健二の『封印作品の謎2』が『封印作品の闇』と改題の上、文庫化された際になされた小学館の元幹部への追加取材を通じて、Aの側は再版の許諾を出してお り、増刷を拒否しているのはF夫人であることを明らかにし、その理由としてFとAが共同で著作権を持つ作品を出したくないとの意向をF夫人が持っているためであると安藤は結論づけている。

SF画家加藤直之 時空間画抄

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2009.02.10

■感想 佐藤善木演出
 「わたしが子どもだったころ『映画監督・押井守』」

Oshii_father_3 BShi わたしが子どもだったころ

 夢と現実、真実と虚構の境界線を曖昧(あいまい)にした独特の世界を作り出す。(略)
 父親は浮気調査などを行う私立探偵。うそをつく父に振り回され、現実に対しての感覚が麻痺(まひ)したという。高校時代、学業で落ちこぼれ、学生運動に生きがいを見出す。「革命の大儀のためには親にも教師にもうそは許される」、父親譲りの感覚で家族と社会に反旗を翻した。

 先週の記事「【映像遺伝子解明録】押井守 父親の虚構 虚構の幼年期」で書いたように、この番組はドキュメンタリーに名を借りた、押井守のフィクションのたくらみではないか、と思って見始めた。

 著名人の語る子供時代をドラマ仕立てで視聴者に見せるこの番組、もし本当だとしたら、相当恥ずかしい。なので、きっと押井はフィクションで自らの過去を虚構の中に封じるのではと期待したわけ。

 だけれども、観た感じ、本当の過去を語っているようにみえた。(、、、と感じたのが既にたくらみにひっかかってるだけかも(^^)) 事実だろうと虚構だろうと、なかなかこの作家を語る上で面白い番組に仕上がっていた。

 まずドラマにかぶる川井憲次の音楽で画面は既に押井映画の世界。それだけでかっこいい。
 そして登場する押井守子供時代と高校時代。
 特に引用した写真の小学生時代の押井守役の子供が素晴らしい。
 スタッフが似た人を選ぶと番組のなかでも話しているように、顔が似ている。シャツが似ているのもカモフラージュになっているのかもしれないが、この押井守ぶりには感心。

 本題は、父親の虚構。
 まず家族の中での暴君ぶり、父親一人だけ牛乳と肉を喰うシーンがある。
 ドラマでもラーメンとのり巻き、立ち喰いそばといった「食」のアイテムが続く。押井映画で「食」というのは、犬の次に(ん、虚構より??)キーとなるアイテム。そのルーツは父親との「食」をめぐる記憶の数々なのかもしれない、という描写である。
 そして探偵であるが、謎の過去。「言ってる事がどこまで本当かわからないオヤジ」。どうやら海軍中尉であったのは、父親が語った虚構らしい。

 ただし押井はそれ以上父親の謎に迫ろうとしない。「過去に何してたかとか、評伝書こうとかでなく」「身体の現象的なところでどうしても縁が切れない。そのことの方が面白いし興味がある」「体つきが似てきた。反目していた兄が外貌が親父に似てきた。(父親が)肉体に宿っている」と語っている。
 
 最近の押井の(空手以降の?)フィジカルなアプローチがここにも。

 その他、番組の各シーンに押井作品へのオマージュが溢れていて、ファンには楽しめた。
 校舎の屋上から東京を俯瞰するシーン、鳥のシーン、学生運動と飯。
 警察が家にきて、父親から大菩薩峠に閉じ込められる「山小屋軟禁事件」。

 そしてクライマックスは、小学校の時、父親と一度だけ行った旅行で食べた立ち喰いそば。その記憶を語る時の押井の嬉しそうな笑顔が印象的。

◆関連リンク
テレビマンユニオン - 佐藤ディレクターコラム
 【映像遺伝子解明録】 vol.5 押井守さんの番組を作りました

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2009.02.09

■海外アーティストの画集紹介 『Structura: The Art of Sparth』

Sparth
Sparth, Scott Robertson『Structura: The Art of Sparth』

 先週、うちのBlogからのアクセスで、Amazonにて、この画集が売れました。
 購入された方、迫力のある画家の紹介、ありがとうございます(^^)。

 調べてみると、このアーティストのHPがあり、多数の作品が掲載されています。

sparth.com - illustration

 建築とメカ、そして手前に人を配置した絵が印象的。
 物体の巨大感の表現とメカのフォルムが素晴らしい。

sparth - Google イメージ検索
 グーグル画像検索でも、簡単に多くのイラストを観ることができます。

◆関連リンク
コンセプトアート.jp
 コンセプトアーティストを目指す学生6人のチーム
NDA そのチームに所属するDANさんのHP
 ここにも世界レベルのアーティストが!

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