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2010年4月

2010.04.30

■PATRICK JEAN監督『ピクセルズ:PIXELS』

Pixels

YouTube - PIXELS by PATRICK JEAN (Twitter / Liii!!! 経由)

こ、これすごい。ドット絵が世界侵略!ATARI も...!

 きっちりとまとまったCG短編。
 これはお薦めです。

YouTube - Pixels attaquent Paris 2010 © Patrick Jean [Suite de New York]

 パリ篇、発見。
 こちらは平和的解決!

Patrick JEAN · Portfolio Patrick Jean氏 公式サイト

 他の2作品が観られます。
 『ピクセルズ:PIXELS』は600万ビュー獲得とのこと。

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2010.04.27

■3D版『Sync Future』 「3D VIERA」店頭デモ映像

twitter / Sync Future事務局: 是非お近くの家電売り場で、Panasonicさんの3 ....

是非お近くの家電売り場で、Panasonicさんの3D VIERAをお見かけの際は、SyncFuture立体版をご覧ください。

3D版『Sync Future』の一部作品が「3D VIERA」店頭デモ映像に採用 : Sync Future | 早川書房『S-Fマガジン』50周年記念アートブック

3D版『Sync Future』の一部作品が、パナソニック株式会社製の3D対応プラズマテレビ「3D VIERA」の店頭デモ映像(静止画)として採用されました。

■収録作品は3点です
・磯光雄×飛浩隆『グラン・ヴァカンス』
・JohnHathway×牧野修『傀儡后』
・平田秀一×谷甲州『パンドラ』

 Sync Future事務局さんのtwitterで紹介されていたSyncFuture立体版が、ついに全国で観られるようになった!
 3Dビエラの登場とともに、そのデモ映像コンテンツの一つとして出現。以前は限られたイベントでの公開だったものが、Panasonicの「3D VIERA」の店頭デモがあるところなら、どこでも観られるようになった。うちのような田舎でも近所の大型家電店2軒に各1台づつ展示されている。
 デモ映像は全部で10本ほどあり、3D版『Sync Future』がいつでも流れているわけではない。勝手知ったるなんとかで、近所のエイデンでリモコン操作してデモブルーレイを操作させてもらって、だいたい一通りコンテンツを確認してきた。

 3D版『Sync Future』は、『グラン・ヴァカンス』と『傀儡后』が凄く良い。
 『グラン・ヴァカンス』の世界が、奥行きを持って眼前に広がる。もともとヴァーチャル世界を描いた作品なので、立体に世界に入って行く感覚は作品のイメージに近い。無理を承知で言えば、願わくば磯監督の手で、立体動画として作画されていたら、、、、。あれが磯氏の超絶アニメートで動いたら素晴らしいでしょうね。
 手描き3Dアニメって、可能性のある領域と思う。どうやって作画するんだ、という問題はさておき。(きっと平行視等をしながら紙をめくって絵を描くのでしょうね) 
 『傀儡后』は3Dとしてはさらに適していて、並ぶ人間達が奥までパースを持って描かれ、こちらも幻惑的な世界を作っている。
 あと『パンドラ』は宇宙船が手前から奥まで連続して描かれている絵がベースのため、どうやって立体化したのか、、、。たぶんPCの画像処理ソフトで、映像の比を変えるようなやり方で、奥行きの視差を作られているのではないか、と思うのだけれど、どうだろうか。

 あと3Dビエラのデモで良かったのは、アメリカ版アトムとヒビラくん。なかなか鮮明でいい感じに仕上がっている。特にヒビラくんの切り抜きアニメ的な3D表現が良かった。こういう立体視による表現も最高ですね。

 でもこのデモに『アバター』3Dのブルーレイがないのは寂しい。
 キャメロンと話が付かなかったのだろうか。当然、この3Dテレビの発売と合わせて、世に出てくると思ったのだけれど、、、。

◆関連リンク
FULL HD 3D Global [日本語] | Panasonic
3Dテクノロジー | VT2シリーズ | プラズマテレビ/液晶テレビ 「VIERA(ビエラ)」 | Panasonic  スペシャルサイトはこちら

Amazon
パナソニック 54V型デジタルフルハイビジョン3DプラズマテレビTHP54VT2
パナソニック 50V型デジタルフルハイビジョン3DプラズマテレビTHP50VT2
パナソニック 3Dグラス TY-EW3D10W

【西 田宗千佳のRandomTracking】3D対応したPS3 Ver.3.30の狙いとこれから -AV Watch
 たまたま今日、アップデートした3.30には3Dへの対応がなされているようです。

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2010.04.26

■海洋堂 Sci-Fi REVOLTECH 特撮リボルテック
 エヴァンゲリオン2号機 獣化第2形態 ザ・ビースト

Photo

特撮リボルテック|REVOLTECHシリーズ|海洋堂

懐かしくも魅力的な〈特撮/SFガジェット〉を全て放り込んだ、「おとなのおもちゃ箱」の誕生。

 ついに海洋堂の趣味全開のシリーズが登場。
 で、エイリアンと大魔神がその幕を開いた。続く作品もファンの数より、むしろ個人の趣味で選ばれたようなラインアップ。なんで東宝特撮の中から、バラゴンだけがこの位置に登場なのか、選定が本当にマニアック。
 このシリーズの広告写真には、『宇宙の戦士』のパワードスーツ(スタジオぬえデザイン)もある。

No.1 ALIEN No.2 大魔神 No.3 ブースカ
No.4 バラゴン No.5 ジャック・スケリントン
No.006 ガメラ  No.007 ギャオス  

★★★以下は映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 ネタばれ注意★★★

続きを読む "■海洋堂 Sci-Fi REVOLTECH 特撮リボルテック
 エヴァンゲリオン2号機 獣化第2形態 ザ・ビースト"

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2010.04.23

■樋上晴彦写真展 「“凛”なる島」-Land scape of IRELAND-

Land_scape_of_ireland

樋上晴彦写真展 「“凛”なる島」-Land scape of IRELAND-
 (押井守情報:野良犬の塒経由)

4月26日(月)〜5月7日(金) @コダックフォトサロン
出展予定点数 カラー 約40点

 アニメーション映画などの素材となるシチュエーションやモチーフの撮影のため、ヨーロッパを中心に行き来していたという樋上氏。

 映画『GRM』(ガルム 未完成作品)ロケハンの為1990年代末に初めてアイルランドに行った。荒凉とした風景をテーマに、当初北ヨーロッパ各地が候補として挙げられ、いろいろな条件の中、最終的にアイルランドを選択することになった。

 押井守監督『GRM』のイメージの一端が公開されるという。
 押井作品に協力してきた写真家の樋上晴彦氏の作品展。他にも押井映画関連写真などを下記の氏のサイトで見ることが出来る。

彷徨えるコンセプト・フォトの旅*HIGAMI  HARUHIKO official blog(公式サイト) コンセプト・フォトって

とあるきっかけからアニメと実写映画のためのコンセプト・フォト撮影に 参加。国内から香港・台湾・中国を中心に東アジア、アメリカ・ヨーロッパ 東欧などを巡って風景・風俗・人々を撮り続けた日誌を時期・場所の前後の 脈絡なく思い出す順に写真とともに載せていきます。

 ワルシャワの兵器、アイルランドの犬、台湾の迷路の街、、、。暗いトーンと独特の色あい。押井作品への影響とともに、単独の写真としても大変味わいのある作品群となっているのでお薦めです。

◆関連リンク
樋上晴彦 - Wikipedia
樋上晴彦 - Google Image検索
 残念ながら撮られた写真は、公式サイト以外ではあまりネットにありませんね。著作権上はこれが正しい姿なのですが、、、。

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2010.04.22

■イメージフォーラム・フェスティバル2010
 Don Hertzfeldt ドン・ハーツフェルト特集

2010don

映像アートの祭典
 イメージフォーラム・フェスティバル2010
 24th Image Forum Festival

特集 手への回帰:ドローイング・アニメーションの力2
ドン・ハーツフェルト特集 7作品74分 _ アメリカ
5/1 17:45〜、5/5 15:30〜

 『リジェクテッド』がアカデミー賞にノミネートされ、現在まで150以上の賞を受賞。ドローイング一本のスタイルを貫き、配給、販売まで作者自身がこなしている。ドン・ハーツフェルトの作品を日本初紹介。アメリカのインディペント映画への影響力、ポップカルチャーにおける人気は絶大。今年のサンダンス映画祭で上映されたばかりの最新作も上映する。

人生の意味       [35ミリ(ビデオ版)/12分/2005/アメリカ]
リジェクテッド       [35ミリ(ビデオ版)/9分/2000/アメリカ]
ビリーの風船       [35ミリ(ビデオ版)/6分/1998/アメリカ]
何もかもうまくいく       [35ミリ(ビデオ版)/14分/2006/アメリカ]
三次元は休憩 (「ジ・アニメーション・ショー」より)
           [35ミリ(ビデオ版)/8分/2007/アメリカ]
あなたは私の誇りよ       [35ミリ(ビデオ版)/22分/2008/アメリカ]
親不知       [35ミリ(ビデオ版)/3分/2010/アメリカ]

Twitter / Nobuaki Doi (土居伸彰氏twitter)

みなさんほんとにイメージフォーラムフェスティバルのハーツフェルト特集みにいってくださいね。

 土居伸彰氏のtwitterで知った作家ドン・ハーツフェルト。
 配給販売も自身でされている作家の作品をネットで観るのは掟破りと知りつつ、Youtubeで2本観てみた(あとでリンクする彼のサイトでDVDを買おうと思っています)。原初的描線で根源的な破壊をしていて、正にラディカル!

「Rejected」
 これのラスト。アニメーションを内側(外側?)から食い破る迫力があります。何でしょう、この怖さは。

 他の作品も観た上で、また感想書きますね。

◆関連リンク
Don Hertzfeldt - Google 動画 検索
Animations Blog ドン・ハーツフェルトがついに日本で!!
 (Animations Blog 土居伸彰ブログ)

東京では 5/1(土)17:45〜、5/5(水・祝)15:30〜です。京都では5/15(土)17:20〜。

 名古屋ではやらないのかなー。
・DVD『would you like a dvd?』(bitter films)
 「AH, L'AMOUR」、「GENRE」、「LILY AND JIM」、「BILLY'S BALLOON」、「REJECTED」、「THE MEANING OF LIFE」の6本を収録。
Don Hertzfeldt - Wikipedia

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2010.04.21

■モンティ・パイソン結成40周年公演
 「Not The Messiah: He's A Very Naughty Boy」予告篇

Not_yhe_messiah

NOT THE MESSIAH TRAILER
     (Youtube)

 モンティ・パイソン結成40周年公演「Not The Messiah: He's A Very Naughty Boy」のDVD予告篇。今年、40周年イベントがあったんですね、知らなかった!  (Twitter / Fantasium経由)

 予告篇から引用したのが右の写真。パイソンの雰囲気が漂いつつ、オーケストラが豪華。

 エリック・アイドルのコメディーオラトリオ『Not the Messiah (He's a Very Naughty Boy)』 - YAMDAS現更新履歴

 今回新年に BBC Radio 3 で放送されたのは、モンティ・パイソン結成40周年を祝った2009年10月の公演で、アイドルの他にマイケル・ペイリン、テリー・ジョーンズ、テリー・ギリアムが参加している。

 こちらの記事によると、これ、エリック・アイドルのコメディーオラトリオというらしいですね。オーケストラのコメディ。BBC Radio 3で公開されていたらしい。

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2010.04.20

■新刊メモ 古川日出男、久々の長編小説『MUSIC』

古川日出男『MUSIC』(新潮社)

響き、響き。き、キキキ。聞こえてくるよ、猫笛、祝祭、大地の歌声。喪失を抱えた猫と人間たちは、音楽に導かれ、東の都 東京から西の都 京都へと失踪/疾走した。流れる季節、 刻まれる時、光と闇。二都を駆け抜け、時間と空間を繋ぐ、痛快で壮大な書下ろし長篇小説。

判型 : 四六判 頁数 : 352ページ
発売日 : 2010/04/30

 大作『聖家族』以来、1年半ぶりの古川日出男の新作長編が出版される。
 僕は上の情報しか知らない。ここから連想されるのは、初期の古川作品である『沈黙』『アビシニアン』といった作品。もちろん常に新たな作風を開拓し続ける古川日出男なので、それら作品とは大きく異なることと思うが、それらの(特に『アビシニアン』が)好きな僕は、あのムードを楽しみにしていたりする(^^;)。

 古川日出男のメルマガにさらに新作の情報があった。今だタイトルも明らかにされてないが、こちらも期待。

 その執筆の最終段階は『聖家族』よりはるかに苛酷で、むしろ凶暴なまでに強靭で、俺を打ち据えて、脱稿前日は朝8時から夜10時半まで書き、緊張という よりも“恐怖”からまともに眠れない日々も過ごし、そして誇るに足る原稿が上がった...活字になるのは6月頃だと思う。雑誌に一挙に載る。本にはしばらく、ならない。自分が作家なのだと確信しつづけられる、壮絶だけれども納得しか存在しない、執筆のための異界の日々だった。

 雑誌買わないと、しばらく読めないようですね。これは買わねば!
 古川日出男のメルマガ申し込みはここから →4444 古川日出男|河出書房新社

◆関連リンク
フルカワヒデオプラス, 古川日出男 CD『MUSIC:無謀の季節』
 こういう音楽CDがあったんですね。知らなかった。

当Blog記事
■レビュウ 古川日出男 『聖家族 生まれちゃったんだよ、俺たち。』

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2010.04.19

■「話の話 ロシア・アニメーションの巨匠 ノルシュテイン&ヤールブソワ」展
  @神奈川県立近代美術館<葉山館>

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「話の話 ロシア・アニメーションの巨匠 ノルシュテイン&ヤールブソワ」@神奈川県立近代美術館<葉山館>

 寡聞にして知らなかったのですが、この展示会、美術担当のノルシュテイン夫人ヤールブソワさんの作品がかなりのボリュウムを占める。ノルシュテインの映画は、彼女の絵の世界がとても色濃く出ているのですね。不勉強を恥じるばかりです。

 フランチェスカ・ヤールブソワのユーリ・ノルシュテイン作品に占める作品全体への影響度は、同じ葉山で夫妻展の開かれたエヴァ・シュヴァンクマイエ ロバーとヤン・シュヴァンクマイエルでのエヴァの影響より、随分大きいように思う。(参照:シュヴァンクマイエル展 記事)

 この展示会はフランチェスカ・ヤールブソワさんの絵画作品がアニメーションより前面に出ている。「ノルシュテイン展」と呼ぶのは実は失礼で、むしろヤールブソワ展(+ノルシュテイン展)だ、と感じた。

◆「話の話」と「霧の中のハリネズミ」

 作品では、やはり「話の話」と「霧の中のハリネズミ」が圧巻。素朴で、そしてとろけるような「話の話」の世界に浸りました。
 特にこれらの作品を展示品としてまとめた、マケットと呼ばれるガラスによるマルチプレーンの立体画が素晴らしい。4〜5枚のガラスに映画撮影当時のセルを貼付けて箱に収め、上から蛍光灯の光で照らし出した作品。霧にかすむあの映像世界が眼前に。
 ヤールブソワさんの描かれた絵とともに、正に会場はあの独特の空間に転移している。

◆「外套」

 今だ完成せざる大作「外套」の絵画とスケッチも膨大な量の展示があった。30年の堆積。1982年に一時、ヤールブソワさんが制作から抜けられたとの記述があった。再度合作になっているようだけど、お二人にも夫婦で仕事というと、いろいろあるのかな、と邪推してしまうw。

 「外套」の20分ver.を会場で上映会をやっているのだけど、これは既に上映時間を過ぎていて、閉館1時間前に滑り込んだ僕は観られなかった。
 ただ、会場の液晶モニタでもその映像が流れている。これで観るアニメーションのシーンが超絶。あの絵画が連続した映像として流れた時に、コマ間で脳内に補完されて立ち上がるあのイメージの、どこにもない溶け込むような感覚は何なのだろう。

 映像はわずか十数インチの液晶モニタであっても、ヤールブソワさんの描かれた絵以上のイメージをそこに創出している。コマ間を繋ぐ脳内映像の成果であろう。ノルシュテインも撮った映像がどんな補完をされたか映像で確認して、それの修正をかけるんだろうか。それともそこが天才の一度撮りなのか?知りたい。

◆神奈川県立近代美術館 図録『Tale of Tales』

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 「話の話 ロシア・アニメーションの巨匠」 展の図録。P183カラー2/3。出展作品がスケッチ、絵コンテ含めかなり(全部?)掲載されて圧巻。でもディテールは実物に比べようがない。これも脳内補完して眺める(^^;)。

 中でもマケットは立体作品。これは図録の平面写真では再現できない。あの本当に素晴らしい立体は実物でなくては味わえない作品だ。欲しくてたまらない。まねして自分で作るしか手はないですね(^^;)。

◆その他

・神奈川県立近代美術館 葉山、海沿いで、素晴らしい環境の美術館。一日中、近所をぷらぷらしてたい(^^;) が、今回も本業出張の帰りに寄ったので、閉館ギリギリ。前のシュヴァンクマイエル展の時もそうだった。時間の流れが他と異なるようなあの環境の美術館に、二度も閉館間際で短い時間でバタバタと鑑賞した自分が悲しい。

・「話の話 ロシア・アニメーションの巨匠 ノルシュテイン&ヤールブソワ」展の図録から各地の開催時期。2010.4/10-6/27 神奈川県立近代美術館。7/18-9/26 高知県立美術館。10/16-11/28 福岡三菱地所アルティアム。12/11-11.1/23 足利市立美術館

◆関連リンク
"Good Night, Children"
 「話の話」展で触れられていなかった近作。「外套」の暗くて重いトーンも好きだが、子供たちがウキウキするようなこの絵柄もいい。
CM "Russian Sugar:ロシア砂糖" 動画
 「話の話」展で触れられていなかったもうひとつ、角砂糖の30秒CM3本。

・当Blog記事
 GAUDIA EVAŠVANKMAJERJAN ― 造形と映像の魔術師シュヴァンクマイエル展 幻想の古都プラハから

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2010.04.16

■アップル、広告プラットフォーム「iAd」

Iphone

アップル、広告プラットフォーム「iAd」を発表
  (ギズモード・ジャパン)

 アップルが、位置情報ベースの広告プラットフォーム「iAd」を発表。

 例えばトイ・ストーリー3のバナーをクリックすると、それが画面いっぱいに広がって、音楽がなったり動画が流れたり、あるいは簡単なゲームのようなコンテ ンツが出てくるかもしれません。そういうクリエイティブを仕込むことは可能だし、またそういうのが増えると思います。

 これはFreeの世界に凄いインパクトになるだろう。TVなどメディアと、看板等場所に結びついた広告をモバイル端末に取り込んでしまうエコ・システム。

 ジョブズ "われわれはインタラクティブでありかつ感情を伝えられるようなビデオ広告コンテンツをアプリの内部で表示する方法を開発した" 。
 関連リンクに示すビデオにToy Story3のデモがある。実は今、バックグランドで再生中(^^;))。インタラクティブで、アプリよりCMの方が面白そう。

 確かに僕も長時間通勤でiPhoneを眺める時間がTV見るよりずっと長い。媒体として最高。これによりアプリのfree化が進む。iTune Storeの音楽,電子Book,映画にも応用可能だろう。
 最近盛んに言われるFree化は騒ぎ過ぎじゃないかと思う。だって当たり前だけどTVやラジオやフリーペーパーは既にやっていた訳だから。今回新しいのは、コンテンツ制作者に直接広告代が入ること(6割だけど..)。正に評価経済。クリエータが代理店に搾取されていた時代の終焉(Appleが4割とるけどw)

 これがAppleが何故iPadを作ったかの理由だろう。本と雑誌、音楽と映画とTVのコンテンツを全て取り込めるモバイルも可能な端末というコンセプト。従来から既にfreeだったTV,ラジオ,看板w等の広告メディアのアナログ世代からの奪取。
 そして音楽と映画のダウンロードもfree化するかも。iTune storeとiAdがどう連係するか注目。もっとも音楽と映画も既にラジオとTVで既にとっくの昔からフリー配信されてた訳ですが(^^;)

 それとアプリのメディア化。アプリを介してCMが流れる。制作者に福音ですね、まさにエコシステムが強固になるわけです。
 そして街の看板も、全てセカイカメラやARアプリに置き換わるかも(^^;)。
 肉眼の見る街は落ち着きと風情を取り戻す。ジョブズによる世界の景観の革命。

 iBooksは雑誌の様に書籍に広告を取り入れてfree化するのが、その存在の本質かも。プロ作家もアマチュア作家もそうして収益を評価経済の一環として得るわけかな。

 アプリだけでなく、雑誌や本や映像も読み/見返すたびにクリエーターに広告収入が入るわけですね。繰り返し読まれる良書に収益が集まる健全なエコシステムになると良いですね。
 (今週は土日にBlog書く時間が取れず、twitterのつぶやきを、そのまま記事に。手抜きですみません)

◆関連リンク
Apple - QuickTime - April 2010 Apple Special Event.

Watch Apple CEO Steve Jobs give a sneak peek into the future of the iPhone OS.

 iAdについては、00:44:20あたりからです。

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2010.04.15

■国内で唯一残る電動ロボット工場メタルハウス

Metal_house

ブリキのおもちゃ-メタルハウス 会社概要

現在も新しいロボットを開発しております。 当社は昭和28年創業で、先代社長は煙出しロボットを開発したことで、玩具業界に広く知られています。先代の思い入れと技術を今も継承して、玩具の製造に 励んでいます。 当社はもともと製造問屋の下請で昭和28年より、ヨネザワ、ホリカワ、ノムラ等といろいろなブリキロボットを造って参りました。 試作・開発も自社内で行っておりますので、ブリキ玩具の受注生産も承ります。どうそお気軽にご相談ください。

 中日新聞サンデー版で「国内で唯一残る電動ロボット工場」というタイトルを見て、おっと思ってチェック。いえ、本物のロボットでなく、ブリキのオモチャのことなんですけれどね(^^;)。

 現在、SONYもAIBOの<電動ロボット工場>を閉じてしまっているので、国内唯一ではないにしても希少な工場であることは間違いない。

 リンク先に各ロボットのサンプル動画があるけれども、QuickTimeな動画の感じも懐かしくって、いい雰囲気を醸し出しています。

Tv_robot

 このテレビロボットほしいなー。

 こちらのスクリーン・ロボットもいい。究極映像ロボっ。

 電動じゃなくって、ゼンマイもある。こちらの会社のHPから注文も出来ますね。

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2010.04.14

■ルディ・ラッカーのアートショー Rudy’s Art Show

Rudy_rucker_paint

Rudy’s Blog » Blog Archive » Art Show Opening Party This Friday
 (twitter wired経由)

I have an art show opening party coming up in the lobby of the Variety Preview Room in the Hobart Building on Market St. in San Francisco. It’s a small space, but it has a bar.

 サンフランシスコで4/9〜5/22まで開かれているルディ・ラッカーの絵画展!
 北野武に通じる、子供の感性をそのままに描いてあるようなところのある、とてもいい絵です。23枚の展示とか。そして...↓

Paintings by Rudy Rucker

 ルディ・ラッカーの絵画ページ発見! 67枚の素朴でサイケな絵が見れます。
 「The Abduction, acrylic, 40 " x 30 ", June, 2009」 「Amenhotep's Ghost, acrylic, 16 " x 20 ", February, 2010」「Disco La Hampa, oil, 36" x 24", October, 2004」とかいいですねー。
 "The Hacker and the Ants"(引用画の左上)とか、まさに小説作品の源泉イメージがここに、って感じ。新作、読みたいな!

 

Better Worlds by Rudy Rucker in Arts & Photography

 ルディ・ラッカーの絵が買えます。プリント$29とデータダウンロード$5。

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2010.04.13

■二足歩行ロボット TSUTENKAKU ROBO:通天閣ロボ

Tuten_robo_00

TSUTENKAKU ROBO Official Website
 (ひねもすのたりの日々経由)

「銀座に鉄人」ならば「大阪だから通天閣」ってとこ? 二足部分がランドウォーカーに似てます。

REPORT - TSUTENKAKU ROBO Official Website CG動画。これはいまいち。

TSUTENKAKU ROBOのブログ
 東京タワー、ASIMOとのツーショット。

 先日テレビで動いている姿を見たけれど、このデザイン、最高じゃないっすか。下半身の安定感と、顔の愛嬌と、たくましい腕と手。
 まさか通天閣がこんなにロボットデザインとして、我々の心をくすぐろうとは!(^^;)。shamonさんのような関西圏の出身者じゃなくても、これは惚れます。

 これだけあおりのショットが映えるロボットも他にはない。でもウェブで実写の動画が見つからない(涙)。

◆関連リンク
二足歩行ロボットチョロボついにお披露目<後編> | 京都造形芸術大学ULTRA FACTORY
 ヤノベケンジ氏とロボガレージの高橋智隆氏のコラボレーションのようです。徐々にそのプロジェクトの全容が見えてくるようです。これも下半身の安定感がいい。
・4/13追記 mznさんよりコメントで教えていただいた動画を掲載。

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2010.04.12

■Spencer Hansen:スペンサー・ハンセン率いるSFアトリエBlamo Toys

Spencer_hansen

Spencer Hansen(スペンサー・ハンセン)率いるSFのアトリエ・メーカーBlamo Toys (飛騨高山 留之助商店 店主のブログ経由)

ソリッドレジンのとんでもなく重いのと、天然木を削り出したほどよい軽さのと。 つい、民芸品店の謎の売れ残り商品みたいなことを口走ってしまいましたが、そうです、これこそSpencer Hansen(スペンサー・ハンセン)率いるSFのアトリエ・メーカーBlamo Toysで手作りされたエキゾチックで野蛮で珍妙で懐かしいオブジェモチャの数々なのです。

 上記公式サイトの数々の作品、いずれもポップで民芸品な体裁が素敵です。サイトからも購入が可能(日本へ送ってもらえるかは要確認ですね)。

 そして、スペンサー・ハンセンのSFアトリエ Blamo ToysのBlog
  ここに新作オブジェモチャが掲載されています。これはまさにアートなセンス・オブ・ワンダー、ですね。

◆関連リンク
・中子真治さんの飛騨高山 留之助商店 Sci-Fi Classicモチャのカテゴリがやはり一番ワクワクしますね、ぼくの世代は(^^;)。

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2010.04.09

■感想 ラ・マシン ハイビジョン特集『動け!巨大マシーン』

La_machine

ハイビジョン特集『動け!巨大マシーン  ~ある日、君の住む街がガリバーの国に~』

BShi 4月3日(土)午後8:00~9:30
フランスのラ・マシーンの特番。工房の100体以上の今までの作品も紹介。

 BS-hiでラ・マシーンのドキュメンタリーのハイビジョン放映があった。上の写真は、下記の関連リンクで紹介したYoutubeの動画から(たぶんフランスのTV番組。NHKのと似たシーンが撮られている)。
 
 で、番組はラ・マシーンの本拠地 フランスの島 ナントでの工房の様子と、昨年の横浜での活躍を描いている。

 Youtubeで観てはいたが、ハイビジョンで観るラ・マシーンに圧倒される。まずは巨象のでかさと内部構造が圧巻!あれって、50人を乗せることが出来るんだ。
 次に『巨人の神話』登場! 眼を見開くところの音が聴こえる!
 そして、2006年の巨大な砲弾と少女とスルタン。これはネットで見つけてBlogで紹介した時の興奮を今も思い出します。うちのBlog記事

La_machine_face_book

 次に、巨大象のスケッチから完成までのプロセス。工房の50人による22ヶ月の制作の過程。巨象は観客50人を乗せられるように設計される。そして職人による木材模型作製とコンピュータへのデータ取り込み。45tを支える鉄骨。

 そして巨大象は、なんと収まりきらなくなって途中で工房を建て直し。
 眼に命を吹き込む工房の代表フランソワ氏。機構はロボット工学のDr.が担当。アートとエンジニアリングの融合。誰か、この人達に巨大ロボット作らせよう!

 ナント島の都市計画、1周が5kmの島をマシンで埋め尽くす計画! フランソワのイメージ図が説明される。今、進行中なのが海の世界と名付けられた3階だての20mメリー・ゴーランド(上の引用写真の右下の図)。35の空想的な生き物のマシンが飾られ、客が自分で動かせるという。これは下記のYoutubeのリンク先で観られます。

 そして最後に、40mのアオサギの木の計画。ナント市の国際的なイメージアップを狙った事業計画。
 これってフランスの国が予算出しているのだろうか。もしそうなら、こういうセンス・オブ・ワンダーな文化に予算をつけられるフランスって凄い。日本でもヤノベケンジに100億円も渡せば、すんごいものができると思うのだけれど、、、(^^;)。

◆関連リンク
YouTube - Les Machines de l'île de Nantes fêtent leurs deux ans 海の世界
ラ・マシーンのfacebookに最新の写真が満載。右上のも。
 最新の出し物は、不思議な球体とスチーム・パンクな 巨大魚。フランスのナントで2010.4/1-4/7まで開催されたらしい。
40mのアオサギの木の計画 イメージ図と写真
ラ・ マシン - Wikipedia

『 ラ・マシン ライヴ・イン・ヨコハマ』
 今、検索して知った。これ、去年末に出てたんだ!
ロワイヤル・ド・リュクス『巨人の神話』
ロワイヤル・ド・リュクス『スルタンの象と少女』

当Blog記事
la machine:ラ・マシン『La Princesse:巨大クモ』@開国博Y150
SF作家ジュール・ヴェル ヌの没後100年パレード  ゴシック 月世界 ジャイアント・マンモスと巨大アンドロイド少女
新刊メモ 『映 像+ 7 ラ・マシン特集』他
巨大スペク タルアート劇団「ラ・マシン:La Machine 」  巨大な生命のある機械 日本上陸!
巨大ロボッ ト2点 La Machine 15メートルの巨大クモ 

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2010.04.08

■樋口真嗣監督新作始動開始 山本弘『MM9』ドラマ化!?

Directorhiguchiproject

樋口真嗣監督 新作発表「XX9」(仮)
  (アニメ!アニメ!)

 2010年04月01日
 樋口真嗣監督が、2010年に大きな話題を呼ぶ新作で動き出した。
 作品は超弩級SF大作と名を打って、「謎の生命体による未曾有の非常事態に立ち向かう、報われない救世主たちの物語」とする。大掛かりなSF映像を喚起させる内容だ。

 そして紹介されている公式サイトが、http://mmmmmmmmm.jp/。いかにもな展開。

Twitter / 樋口真嗣: つまり、あれはエイプリルフールだけど

つ まり、あれはエイプリルフールだけど嘘じゃないところとそうじゃないところがあるってことです。ややこしくて申し訳ない。よーく見るとキャストは顔バレし てるんですけど、誰かは内緒です。ふうう。さて花見。

 その後、上のように樋口監督ご本人のtweetで、いくつかのサイトに流れた上の情報は、エイプリルフールと判明。しかし、、、。

Twitter / 樋口真嗣: あ。え、えーと、スイマセン。

あ。 え、えーと、スイマセン。、ビジュアルは下げさせてもらいました。が、現在豪華キャスト・スタッフでドラマを作ってます!初ドラマです!オー

Twitter / 「樋口真嗣監督新作発表「XX9」(仮)始動開始」
 (more_than_human 森井清太郎さんtweet)

「樋口真嗣監督新作発表「XX9」(仮)始動開始」 http://bit.ly/cSfKPa すでに噂は流れ始めてますが、山本弘「MM9」ドラマ化らしいです 特撮巨大怪獣ものを徹底的に説得力あるSF考証で裏付けてエポックメイキングになった小説

 どうも山本弘「MM9」ドラマ化の噂があるみたいです。
 4/末に真相が公表されるようですが、展開を期待して待ちたい。で、ちゃんと金華山の麓、長良川沿岸でロケしてほしい。

 このドラマ、全くの邪推だけれど、制作が庵野監督のカラーということはありえないだろうか。円谷プロに続く、特撮映像プロダクションになったら素晴らしいだろうな、と。ヱヴァンゲリヲン新劇場版とパチンコの版権ビジネスでそうしたことが実現したらいいですね。で、「MM9」は樋口真嗣総監督で、どこかの数話を庵野監督も撮るとか。なんだか勝手に想像は広がります。4月末を刮目して待て!!

◆関連リンク
山本弘『MM9』

当Blog記事
感想 山本弘 『MM9』 僕たちの町であんな怪獣を暴れさせないでくれ(^^)
【続編 ネット 公開】山本弘『MM9―invasion―』

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2010.04.07

■神山健治監督X鈴木心氏 対談、 『小説 東のエデン 劇場版 』発売

神山健治監督X鈴木心氏 対談 10. 3/26

Kamiyama_suzuki_sinn

 Ustreamで配信された2時間の対談映像がアーカイブされています。聞いていただくのが一番ですが、その内容についてメモ。

・師匠を持つことの意味。
・アニメのアングルと実写のアングルについて。アニメにシンメトリーを持ち込んだりすると、作り込んだように、不自然になってしまう。
・サリンジャー作品の映画化について。
・携帯を物語に出すことについて。物語が作りにくくなった部分があるが、逆にそれを利用して今までになかった物語を描く必要がある。
・ちかたん、けんたん。「らしい」の意味、レイアーについて。
・プライベートについて
 神山監督のお子さんは15歳と7歳。奥さんは小柄でぽちゃっとしたタイプ。
 好きな食べ物は、焼きタラコ。子供の頃にあまり食べ物を食べられずに。

・twitterからの質問も会場で鈴木心氏から。
・エデンでもtwitterは気になっていたが、今後、物語を作るのにtwitterは避けて通れない。twitterの登場はひとつの事件。
・twitter、レスの早さとか面白い。iPhone手放せない。
・SAC 1st. 9話、アバターでの会話と並行して文字も流れて行く。あれ、twitterですね、と言われた。
・9話、レスの中に笑い男の本当の犯人が書かれている。DVDでは見えないが、ブルーレイではみれるはず。

・次回作について、具体的な話がスタートした。劇場作品。僕自身の作品ではなく、手伝いという形。押井監督と週1〜2回打ち合わせ。今回はいっしょに仕事するかも。あの続編ではないか?との質問に、今はそれも言えませんと答えている。9という数字が付いている。

『小説 東のエデン 劇場版 』発売記念
 神山健治監督サイン会開催(メディアファクトリー)

 『小説 東のエデン 劇場版  The King of Eden Paradise Lost』が4月23 日(金)発売決定!
 発売を記念して、サイン会も開催します。ぜひ ご参加下さい!

■日時:4月24日(土)16:00〜
■場所:有隣堂 ヨドバシ AKIBA店
■参加方法:4月10日(土) A.M.9:30より有隣堂ヨドバシAKIBA店へ電話にて予約、お買い上げのお客様・先着 100名様に整理券を配布。

 この本の出版に関して、twitterで神山監督からコメントをもらったので、以下その引用です。

@kixyuubann 劇場版Ⅱはその思想的表現とかが、小説メディアに向いた話と思いますので期待しています! RT @icitomohiko 小説 東のエデン 劇場版 発売記念 神山監督サイン会決定!(butfilp BP@究極映像研)

@butfilp いつも応援ありがとうございます。もっと別の映像表現もあったのかもしれませんが、今回はああなりました。活字でも確認いただけたら幸いです〜(kixyuubann 神山健治)

◆関連リンク
『 東のエデン完全設定資料集』
神山健治監督『アマゾン限定 東のエデン 劇場版I The King of Eden + Air Communication Blu-ray』

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2010.04.06

■wiggle stereoscopy メガネ不要な3Dミュージックビデオ

Doubtful_comforts

blue roses"doubtful comforts"
(first 3D camera-shift musicvideo!)

(YouTube )(ギズモード・ジャパン経由)

 Blue Rosesが歌う「Doubtful Comforts」のミュージックビデオです。(略) この技法、英語では「wiggle stereoscopy」と言います。(略)
 カメラ2台をやや離して撮って右!左!右!左!...とめまぐるしく切り替えてるだけなのに立体に見えるんだから不思議ですよね。

 これは面白いPV。
 ポップな歌と「wiggle stereoscopy」の手法がバッチリはまってます。

 この映像による立体感も脳内の映像処理が働いた結果なのでしょうね。

◆関連リンク
YouTube - aniceideaeveryday さんのチャンネル
 tandemoro - "diamonds" ネガ映像のPV、こちらも素晴らしい。
Blue Roses CD『Blue Roses』 
Wiggle Stereoscopic Viewer
Wiggle stereoscopy - Wikipedia

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2010.04.05

■感想『Cinefex No.16 日本版 -アバター特集』

Cinefex_16_2 『Cinefex No.16 日本版 -アバター』
 日本語版 公式HP
 Cinefex 120  米国公式HP

 僕が『アバター』を映画4.0と考える理由は、3Dの映像もだけれど、やはりアニメーション(?)でフォトリアルな異世界を、思いのままの映像として実現したことであると思う。

 見終わった後に、この映像技術の革新について激しく知りたくなった。元々映画の制作過程を追ったドキュメントは好きなのだけれど、これほど映画メイキング本を読みたくなったのはどれだけぶりだろう。

 ところが日本ではそのメイキングに触れた本が出ていなかった!
 そんな時に救世主のように現れたのが、この本である(^^;)。いえ、茶化してるのではなく真面目にそのように思った先端映像ファンは多いと思う。

◆総論 (と言うか、僕の感激)

 この本のコンテンツは、『アバター』特集がカラー全71頁、『2012』特集が32頁、その他の記事は全くない。二つの映画のメイキングに集中して、読み応え充分。好きな映画について長文でドキュメントが読める幸せ(^^;)。映画館でパンフを買わずに待った甲斐があった。

 この本は、まさにキャメロン監督とスタッフたちが、『アバター』ために、様々な映像技術の開発を行った冒険の軌跡である。『アバター』の映像の秘密を知りたいファンにはまさしくお薦め。

◆『アバター』を作り上げた革新

 以下、僕が感激したその革新技術について、興味深い部分を御紹介。

<バーチャル・カメラ>
・監督がCGのシーンに対して、バーチャルカメラでカメラワークを試せる(p14)。
・バーチャルカメラは、その液晶画面に、CGワールドを映し出し、ズーム、ドリー、クレーン、ステディカムなどの動きをシミュレート可能(p22)。これによりCGが完成してからカメラワークを修正指示して再度レンダリングということがなくなった。
・バーチャルカメラは、モニターとコントローラだけの3kgのスウィングカム(p23)
・バーチャルカメラの映像はゲームの解像度相当のバージョン。キャメロンがカメラワークを付け最終的に映像に入るべきものが全て入っていた(p47)。

<フェイシャル・キャプチャー, パフォーマンス・キャプチャー>
・可動式フェイシャルキャプチャーシステムはNTSCカメラを用いている(p20)。
・フェイシャルキャプチャーは、人間とナヴィ族の顔の形の違いをリターゲットして動きを変換する(p19)。
・フェイシャルキャプチャーによるキャラクターの表情生成はキャプチャーデータが90%、残り10%をアニメータがHD補助カメラの映像を参考に動きを付ける(ヘッドリグの映像は魚眼だったため使えなかった)(p27)。
・体の動きを写したモーションキャプチャーの映像を観ながら顔の表情をアフレコするフェイシャルパフォーマンスリプレイスメント それによりアニメーションの最高の参考映像を手に入れた(p47)。

・パーフォーマンスキャプチャーは、ジャイアントスタジオ社が最高峰。マーカーを2~3見逃してもそれを補完するロジックが凄い(p30)。

<3D-CG>
・ナヴィ族はCGモデルから、3.2mの身長のラピッドプロトを制作した(p39)。
・3Dカメラは11-15kgと軽量(P50)。
・CGをその場で実写に合成するカメラ サイマルカム(p51)。CGとの融合を確認しながら実写を撮影。これってARだ。
・キャラクタ数百体が同一の画面でレンダリングする必要がある。効率的演算のために筋肉や脂肪、身体組織を物理計算させた。球面調和関数による効率的ライティング(p58)。
・種を植え木を育てるシミュレーションMassive(p68)。
・レンダリングのプルーニング技術。木々の映像は、遠ざかるとポリゴンが減る(p68)。
・浮遊島の映像は、Maya fluid、Maya particles+滝専用流体シミュレーション(p70)。

 これらの集積があの『アバター』世界を作り上げた。
 パフォーマンス・キャプチャ+3D-CGアニメーションということは知っていたが、俳優のモーションをデータとしてとらえ、それをアニメータが実写映像を参考に動きを仕上げている。さらにそのアニメータに参考にされた表情の実写も、俳優によりアフレコの様に全体の映像を見ながら撮り直されている。俳優の動きの最大限の利用、その利用方法の技術開発がひとつのエポックを作り上げたということのようである。しかし、まだまだ語りきられていない映像技術の集積があるのだと思う。特に立体映像のノウハウについてはほとんど語られていない。
 DVDのメイキング映像でさらに明らかにされることを期待。

◆関連リンク
『 アバター ブルーレイ&DVDセット』
Cinefex 日本版 16号 掲載記事に関する情報 : 『アバター』『2012』のメイキング記事へのリンク
 このリンク集は素晴らしい労作!!
・アバター - Wikipedia
WETA DIGITALの『アバター』へ至る偉業

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2010.04.02

■張 洹(ジャン・ホアン:Zhang Huan) 巨大生物の遺骸アート

Zhang_huan

ジャン・ホアン:Zhang Huan (公式HP)
sculpture
Giant No.3
Big Buddha
Three Legged Buddha

1965年安陽生まれ、上海とニューヨークに在住。彼のキャリアは1993年の北京郊外にある東村という芸術村でのパフォーマンスに始まる。今は、巨大なぬいぐるみのようなオブジェの圧倒的なインスタレーションを展開している。

張 ホァン(ジャン・ホァン)(Artist data sheet)

90年代に、中国の先鋭なパフォーマンス・アーティストとして限界状況下での人体実験ともいうべき独自の活動を展開した。99年よりニューヨークに移住した。 98年「インサイド・アウト」展(アジア・ソサエティー、ニューヨーク、サンフランシスコ近代美術館ほか)、99年ヴェネチア・ビエンナーレ、2000年 リヨン・ビエンナーレ等に参加。

 昨日紹介したジャン・ホアンの巨大アート作品があまりに素晴らしいので、改めて公式HPを紹介。

 巨大アート作品としてはGiant No.3Big BuddhaThree Legged Buddhaといったものに圧倒される。昨日も書いたけれど、退廃な感覚、まるで太古の巨人の遺骸のような作品群。
 是非、現物を間近で観てみたいもの。写真でわからないディテイルがどのようになっているか。細部にまで退廃の思考が流れ込んでいるとしたら、圧倒的な存在感になっているだろう。場合によったら、ある種の臭いの演出もあったら、五感に訴える凄まじさの獲得。

Big_buddha

 こちらが少し前の作品Big Buddha。歩いている人と比較すると、身長8mくらいか(この人が3mの巨人だったら10m以上、なわけはない(^^;))。
 抱えられるように置かれた仏像との対比。途中で切れている尾骨。鳩がとまっているのも、仏像としての雰囲気が出ていて面白い。

●関連リンク
『Zhang Huan』(Amazon)
 作品集。この表紙も強烈です。
Zhang Huan - Google 検索
 本人の体を使ったアート作品も面白い。この方、自分の体もアート作品として鍛え上げていますね。ストイックでエッジが効いている面構えもいい。
facebook

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2010.04.01

■あいちトリエンナーレ2010 Huang Shih Chieh, Zhang Huan, TOCHKA

Aichi_art_2

あいちトリエンナーレ2010
 PDF file 作家紹介 (PDF)
   PDF file 最新プレスリリース (PDF)  

 2010.8/21-10/31に開催される「あいちトリエンナーレ2010」。
 昨日、池田亮司氏の「spectra[ nagoya ]」を紹介したが、プレスリリースを眺めていたら、下記のような面白そうなアーティストも参加とのことなので、引き続き簡単な記事としてまとめる。掲載した写真はプレスリリースより。なので著作権上は問題ない、、、ですよね(^^;)。

Hoann

ホアン・スー・チエ氏
 Huang Shih Chieh

1975年台北生まれ。ニューヨーク在住。液体も含むどこででも手に入る日常品を素材に、簡単な電気的な仕掛けを与えて、動きのある色鮮やかな立体的なインスタレーションを試みる。ヴェネツィアも含む世界各地で展示を発表。

 テクノロジーと光のアート。闇の空間に広がった光る作品の透明感がいいです。

 ●関連リンク
 ・公式HP  

Jan_2

ジャン・ホアン氏
 Zhang Huan

1965年安陽生まれ、上海とニューヨークに在住。彼のキャリアは1993年の北京郊外にある東村という芸術村でのパフォーマンスに始まる。今は、巨大なぬいぐるみのようなオブジェの圧倒的なインスタレーションを展開している。

 これは素晴らしい! 僕は元々巨大アート作品って弱いのだけれど、この退廃な感覚との組み合せは凄い。まるで太古の巨人の遺骸のような作品群。
 下記関連リンクで御楽しみください。
 こうした作品を名古屋の栄の繁華街に横たえるっていうのはどうですか。都市と原始時代の巨人のコラボレーション! 街に現れる異次元空間。ワクワクしますね。

 ●関連リンク
 ・公式HP sculpture Giant No.3 Big Buddha
  Three Legged Buddha
 ・facebook

Toachica

◆トーチカ
 TOCHKA

ナガタタケシとモンノカヅエによるクリエイティブユニット。 デジタルカメラによる長時間露出とコマ撮りアニメの手法を融合し、空中にペンライトの光でアニメーションを描くという画期的な作風、『PiKAPiKA』 を編み出す。

 こちらは有名ですが、名古屋でどんなプロジェクトを展開するか、楽しみです。

 ●関連リンク
 ・animation,illustration,comic..TOCHKA!(公式HP)
 ・YouTube - PIKA PIKA in KANAZAWA 2008 Trailer

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