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2010年5月

2010.05.31

■内林武史展「キカイノ ココロ-どんな夢を見ているのだろう?-」

Verthorz

新生堂 内林武史展
(星野勝之氏twitter 経由)

2010.5/26
〜6/5
11:00~18:00
(最終日は17:00まで)

Atelier GARAG Official WebSite |Objet|(公式HP)

■■◆ GARAGの引き出し
(Blog)

天井高5〜6メートル程ある撮影スタジオのような地下スペースに
・空飛ぶソファ(ぜひ座ってください!)
・テレビ付きテーブル
・新作の濃いブルーのオブジェ(秘密の仕掛け付き!)
・新作の白い三本脚のテーブルオブジェ
(ひっそりと音楽が鳴ってます)  を展示。

もう一つの中地下の部屋は真っ暗にできる不思議な空間で 新作を含む光るオブジェ達約10点を展示しました。 音や映像、近づくとセンサーが感知し、自動で光る星のオブジェなどなど。

 公式HPのObjetコーナーで各種作品を閲覧できます。
 Blog記事によると今回の個展には写真引用させていただいた作品が展示されているようです。
 家具や日常な物と家電等の融合のオブジェは、テレビ世代の我々の感覚にぴったりです。椅子は座ることも出来るということなので、会場でオブジェを体感!!
(例によって、田舎の私は到底行けませんが、、、)

【GARAG'shop】 art/objet
 こちらの作品一覧から、購入が出来ます。

◆関連リンク
内林武史 - Google 検索
・内林武史 展 異空都市 写真

内林 武史展「キカイ ノ ココロ-どんな夢を見ているのだろう?-」: ひねもすのたりの日々
 shamonさんの詳細なレポート(6/5追記)

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2010.05.27

■樋口真嗣製作総指揮『ロックドリルの世界 地底世界の超機械巨神』

田口清隆監督『ロックドリルの世界 ~地底世界の超機械巨神~ [DVD]』

  「黒部の太陽」でも描かれた、戦場の如きトンネル工事の世界。その現場で活躍するメカがホイール式ドリルジャンボJTH3RS-190EXだ。地底要塞と 言え るほど巨大でありながら3ブーム2ケージを自在に操り地中を掘り進む驚異のメカニズムから、“戦士”の休息にいたるまでを描く巨篇!
 JTH3RS-190EXに搭載されるドリフタはHD190 。ダンパー機構による衝撃の穿孔速度!さらにウイング型のブームを持つジャンボが現れる。そして青函トンネル、大清水トンネルなど名だたるトンネル工事を 担ってきた歴代ジャンボたちは、現在そして未来へと何を残したのか?

樋口真嗣製作総指揮『ロックドリルの世界 地底世界の超機械巨神』 | WIRED VISION

製作総指揮:樋口真嗣
監督:田口清隆(『長髪大怪獣ゲハラ』『G』監督)
ボックスアート:開田裕治
スチール:小島健一(Webサイト『社会科見学に行こう』主宰)
ナレーションは池田成志(『天元突破グレンラガン』ロージェノム役)

こうした強力な布陣により、「特撮未使用にして超特撮的DVD」が完成した。

 このDVDを紹介してなかったのを、今頃、気づいて掲載。既に昨年の7月に発売になったもの。Youtubeの予告篇、なかなか良いです。

 限定3000セットで発売され、まだAmazonには新品在庫あり。
 思ったほど、この手の需要って少ないんですね。ドリルに震える特撮の血を持った人々は、日本中に何人いるのか!?

 それにしても上のWIREDの高森郁哉氏の紹介文が素晴らしい。
 「特撮未使用にして超特撮的DVD」、こんなに本DVDにぴったりのコピーは他に存在しないだろう。

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2010.05.26

■新刊メモ 『未来医師』『Cut 10.06 ヱヴァ:破』
 『Build the Future』『カオスの紡ぐ夢の中で』

フィリップ・K・ディック、佐藤 龍雄訳『未来医師』 (東京創元社)

 医師パーソンズは突如として25世紀の北米へ時間移行した。そこでは人種の混交が進み、全員が混合言語を話し、複数の部族に分かれて生活している。人間の平均年齢は15歳、さらに医療行為が重大な罪とされていた。この悪夢的社会を変えようとする一派の活動に巻き込まれたパーソンズは、さらに幾度もの時間航行に連れ出され、重要な役割を果たすことに。時間SFの秀作、本邦初訳!

 久々のディック! 牧真治氏の解説によれば未訳作品はあと3編。残り惜しいですが、読んでしまうんだろうなー。
 今度は25世紀の未来の迷宮を主人公と彷徨うことになるのか。

『Cut (カット) 2010年 06月号』
Cut 編集部日記 ブログ

Amazon

 そして、特集第2弾は DVD/Blu-Rayが今月末に発売される『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』! 完全独占の描き下ろしイラストあり、ポスターあり、本田雄&鷺巣詩郎のインタビューあり、のかなり濃厚な特集に仕上がっています。 詳しくは数日前に、小柳が書いた鼻息荒いこちらのブログをご覧ください。

 DVD発売に合わせて再特集とは異例。作品の力なのか、雑誌低迷の生き残り策なのか(たぶん両方でしょう(^^;))。「スーパーアニメータ」本田雄のインタビューが貴重。あと引用したのは、Cut Blogで掲載されている本田<師匠>雄氏の直筆サイン色紙2枚。プレゼントとのことでCut綴じ込みハガキで応募!
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.【初回限定版】 [Blu-ray] 』
 今日、届きました。
 観たいけれど、今観始めたら、きっとラストまで観たくなって寝れないー。週末まで我慢するしかないでしょう(泣)。

西澤 丞『Build the Future』

科学の固まり。未来の具現化。子供の頃からのあこがれ。。。
圧倒的な巨大機械構造物群の前に「もう、シビレるっ!」としか云えません。お薦めです。 庵野秀明(監督とか)

人智を超えた叡智と行動力によって実現されたそれらの凄さを
我々は表層を通じてしか実感できない。複雑を極めながらも一
切のムダが無いその意匠を、肉眼で見るよりも遥かに魅力的に
切り取る……それこそ写真の凄さであります。 樋口真嗣(映画監督)

日本の先端技術の現場を圧倒的スケールで撮り下した 立ち入り禁止の奥の世界!
本書には、核融合研究施設や加速器研究施設、外郭放水路など、 7つの施設の写真が収められている。
我々人類の叡智の結集が迫力を持って目前に迫る凄まじい興奮を、 本写真集によって体感してもらいたい。

 表紙が僕も行ったことのある岐阜県土岐市の核融合科学研究所の大型ヘリカル装置:LHD。いつ見てもこれは凄いセンス・オブ・ワンダー。未来のエネルギ問題をもしかしたら解決する核融合。その生成メカニズムから必然的に決まるこのデザインの、まさに機能美。超の技術は、やはり超美しい。現代アートでこの域に達しているものがどれだけあるのだろう?
 こうした美にこそ、人類の未来を切り開いてもらいたいものだ。

◆関連リンク
【ドボク対談】大山顕×西澤丞『Build the Future』はアイドル写真集だ! - 日刊サイゾー

西澤 ぼくは博 士みたいに研究はできないけど、撮影して発表するっていうスキルがある。そこでぼくのやるべきことがあるなっていう。博士たちの研究を通訳して発表するよ うな、そんな感じですね。

西澤 フランスなんてカメラマンを雇って核融合施設の写真をかっこよく撮らせて、世界中に送ってるんですよ。

 リンク先で6枚の写真が観られる。
核融合科学研究所 大型ヘリカル装置LHD: ★究極映像研究所★
核融合科学研究所 大型ヘリカル装置一般公開(1)  LHD そのテクノロジーとアート: ★究極映像研究所★

金子 邦彦『カオスの紡ぐ夢の中で』

 複雑系研究の第一人者が科学研究の本質と最前線を、多彩な表現形式を駆使して説く名作解説、待望の復刊なる! 日常の研究の営みから文化との絡みまで、幅広い視座から平易に鋭く綴るエッセイと、「デーモン」がカオスを消し去った世界で起こる出来事を描く、小説によ るカオス理論入門ならぬ「カオス出門」。および生命進化を模し、人工知能による「物語の進化」を通じて複雑系に迫る「小説 進物史観」を収録。解説/円城塔

 手頃な文庫本になって再刊。
 複雑系って興味はあるのだけれど難しそうで敬遠してたけど、これで読んでみようかと思う。

◆関連リンク
円城 塔『Self-Reference ENGINE』: ★究極映像研究所★
 円城氏のペンネームの由来はこの本の中にあるようです。
東大 総合文化研究科 広域科学専攻相関基礎科学系 金子邦彦研究室 関数マップ

円城塔とは - はてなダイアリー

ペンネームは金子邦彦『カオ スの紡ぐ夢の中で』収録の短編「小説・進物史観―進化する物語群の歴史を観て」に登場する自動物語システムが名乗る筆名のひとつに由来する。

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2010.05.25

■映画制作中 鈴木卓爾監督『ゲゲゲの女房』 と 感想『私は猫ストーカー』

◆鈴木卓爾監督『ゲゲゲの女房』(Wikipedia)

 TVドラマ化企画と並行して映画化も企画されており(時期的には映画化企画が先行)、鈴木卓爾監督、スローラーナーの制作・配給により2010年秋の 公開をめざし同年1月からクランクインしている。

監督:鈴木卓爾 アニメ製作:大山慶
音楽:鈴木慶一 出演:吹石一恵, 宮藤官九郎, 坂井真紀

 『ゲゲゲの女房』秋に映画公開もあるんですね。(実はテレビドラマ、観てないのですが、、、)
 上記スタッフに、twitterで勝手にfollowさせていただいている方が3名いらっしゃり(上のリンク部分)、何故か親近感(^^;)。特に監督が鈴木卓爾氏というのが、水木漫画に凄く合いそうで楽しみ。

 あと、大山慶氏(@Kei_Oyama)の描かれる水木マンガのアニメ化、これも期待。

編集室に行きました。 - スローラーナー(『ゲゲゲの女房』映画化Blog)
 たぶんここの写真は大山氏の目玉の親父。
YouTube - 『ゲゲゲの女房』のクランクアップ直後の鈴木卓爾監督
[ゲゲゲの女房] - スローラーナー(Blog)

◆鈴木卓爾監督の短編映画 ONE PIECE

矢口史靖, 鈴木卓爾監督『ONE PIECE 春コレクション』

矢口史靖と鈴木卓爾が超低予算かつ超小規模で撮り上げた短編集。カメラ一つだけで創り出したワンシーン、ワンカット、一話完結の日常ドラマ。「裏山事件」 「おもいでダンス」『女友達』ほか全14編。

矢口史靖, 鈴木卓爾監督『ONE PIECE 秋コレクション』

『うららかぶららか』『二人ぽっちの惑星』『傘男』『暗室』『今日こそ教祖』「猫田さん」ほか全14 編。

ワンピース (短編映画) - Wikipedia

ワ ンピースの各作品は、ワンシーン、ワンカットのみで構成される、一話完結のドラマである。ズームなどのカメラワークを一切せず、撮影後の編集や音の追加な ども一切おこなわない決まりである。そのため、撮影が始まるとカメラには一切触れず、撮影後も撮られた映像を一切いじらない。

Twitter / 鈴木卓爾: 旧Y口邸でワンピースなう。

旧 Y口邸でワンピースなう。

 鈴木卓爾監督の作品を僕が観たことあるのは、既に10年以上前の矢口監督の自主映画上映会。そこで観た鈴木卓爾監督の作品が独特で凄く印象に残った。
 そして『ワンピース』、鈴木監督のtwitterによると、現在も続いているようです! 今までの作品って以前出てたDVD以外、ネットとかではどこかで観られないのでしょうか? と質問したら、以下のように回答もらいました。
Twitter / 鈴木卓爾

@butfilp DVD以外のワンピースは、2000年から今日まで、まだリリースはしていなく、たまの上映だけで、出して来ております。貯めているのです。

 ワンピースもまたDVDで出ると良いなー。

鈴木卓爾監督『私は猫ストーカー』

 俳優, 脚本家としても名高い鈴木卓爾が満を持して贈る初長篇監督作品!たむらまさき(撮影)、菊池信之(音響設計)、蓮実重臣(音楽)などベテランから新 鋭まで日本映画を支えるスタッフが結集!

 浅生ハルミンの人気エッセイを星野真里主演で映画化した鈴木卓爾の長編初監督作。古本屋でバイトをしながら、時間があれば猫をそっと追いかける生活を送る 猫好きのイラストレーターの卵と、彼女が出会う猫たちとのゆるやかな日常をユーモラスに描く。

アニメーション:大山慶和田 淳

映画『私は猫ストーカー』|劇場予告編

 鈴木卓爾の初長篇監督作を観た。
 なんとも自然体で作られた、だけれども不思議な一篇。

 DVDに付いたメイキングビデオにクランクアップの監督の挨拶が入っている。なんか映画そのものの雰囲気で良い感じ。このタッチで水木しげるを描くと、とても合うんじゃないだろうか。

 メイキングで思い出した。鈴木卓爾監督、役者として、三井のリハウスのCMで、あのどこかとらえどころのないのないお父さん役もつとめてましたね。

◆関連リンク
商品詳細 私は猫ストーカー/MAXAM DIRECT SHOP

 鈴木卓爾 監督、待望の長編デビューを支えるのは、日本映画界を代表するスタッフたちだ。撮影は、名匠たむらまさき。青山真治監督作『EUREKA ユリイカ』が第53回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞並びにエキュメニック賞に輝くなど、その名は国内外にとどろいている。
 タイトルバックや劇中のアニメーションには国際的な評価を受ける若きアニメーション作家・大山慶と和田淳といった新鋭が顔を揃えた。

浅生ハルミンの『私は猫ストーカー』 passage
古書 猫額洞
 映画の舞台になった実在する古本屋。
 サンリオSFや映画関係の古書が充実している。それにしても「ケセランパサラン」という本の分類は謎。
猫額洞の日々(Blog) その古書店主によるブログ。
[私は猫ストーカー] - スローラーナー(Blog)
浅生 ハルミン『私は猫ストーカー』

あの子たちには飼い主に見せない“空白の時間”がある。あなたの知らない猫の世界。 内容(「MARC」データベースより) 昼間、家から出ていった猫はいったいどこへ行っているのか? もしかしたら猫は飼い主には見せたことがないような、あられもない格好をしていたりするのかもしれない…。著者は町にいる猫を探してあとをつけてみることにした。

鈴木卓爾 - Wikipedia 

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2010.05.24

■本に関する映像 This Is Where We Live 他

This Is Where We Live from 4th Estate on Vimeo
  Twitter / 恵文社一乗寺店さん(keibunshabooks)経由

 4TH ESTATE出版の25周年を記念して制作されたストップモーション・アニメーション。制作過程を想像すると気が遠くなりそう。最近本に関連する映像をなんとなく集めています。

The Museum: Timelapse on Vimeo メイキングも複数公開。

 これは本好きには堪らないコマ撮りアニメです。
 こんな本の世界に紛れ込みたい!

YouTube - The Making of a Book Cover: BLAMELESS, by Gail Carriger
 Twitter / 恵文社一乗寺店さん経由

1 分50秒でわかるブックカバーのデザインが完成するまで。唖然とします!

 同じく@keibunshabooksさんが紹介されている本に関する映像。
 こちらも、ある意味、超絶映像。とても興味深い!

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2010.05.21

■感想 二ール・ブロムカンプ監督『第9地区 : district 9』

District9_00tile

映画「第9地区」オフィシャルサイト

 DISTRICT9、遅まきながら4/末に観てきた!
 噂に違わぬ傑作。舞台と異星人の境遇の設定が絶妙。そして、リアルな物語の運び方。よく考えると、メインプロットは身も蓋もないけど、文体の勝利というやつですね。本格SFの香りがして素晴らしい!

 細部に神が宿る、つまりディテールにSFマインドが注ぎ込まれているのだと思う。
 でもさらにSFとしての欲を言うと、異星人がもっと異質でも良かったかな?人間の知覚とは別の認識を持った存在という描写がもっとあってもよかった。あの父子を出したことで、メンタリティが人間の親子とそう変わらない、という描写になってしまって、一般受けはしたかもしれないが、SFファン受けはいまいちになっちゃったのでは?

 そしてどこかフーベルト・ザウパー監督の『ダーウィンの悪夢』を思い出した。あのリアリティには、そういう映画からの流入も影響しているのかと思った。でも調べたらニール・ブロムカンプ監督ってヨハネスブルク出身。 あのリアルは、まさに彼の周りの現実を描いたことにより獲得されたのですね。

 あと町山智浩さんのPod castアメリカ映画特電によると、あの企業は本当にヨハネスブルグにある軍需産業の会社の名前ズバリらしい。また主役は監督の友達で芝居は素人で覚えられないので、その場でセリフはアドリブだったらしい。そこらもリアリティに貢献してるかも(^^;)。

◆さらに批判的に

 最後にもっと差別社会を批判するテーマを追求した映画にする方法をひとつ思いついたので、顰蹙を買いそうなのだけれど書いてみる。

 SFでアパルトヘイト批判を描くなら、さらにこの問題を深く追求するために、本編で描かれた差別する側が差別される側に変身していくというアイディアを中心に据えて変身の内容を変える手がある。それはアパルトヘイトがもっと厳しい状況だった19XX年のヨハネスブルクを舞台にして、変身をいっそ白人の体の一部(顔?)が黒人に変化していく、というようなズバリの映画として描く映画。さらにテーマを進めて、変身するのは主人公一人でなく、なんらかの原因で感染的にどんどん白人達に変身が広がって行くというのはどうか。
 もちろんその映画はエンタテインメントでなく、真っ向社会批判の映画になるだろう。だけれど、もし本当の差別批判をするのであれば、そこまで攻めてみる手はあるかもしれない。これは問題作以外の何者でもないだろうが、、、、。

 そんな過激作が撮れるのは、ラース・フォン・トリアーしかいないかもしれない。

◆関連リンク
EnterJam 町山智浩のアメリカ映画特電

第86回  2009/09/10 up 全米で大ヒットの『ディストリクト9』はSFアパルトヘイト映画

Alive In Joburg(Google video) 原型となった短編
ピーター・ ジャクソン製作の謎のSF映画「ディストリクト9」
 (CIA☆こちら映画中央情報局です)

二ール・ ブロムカンプ監督が2005年に発表し、大評判となったSF短編映画「アライブ・イン・ヨハネスブルグ」(Alive in Joburg)を長編化することにした結果が、上 ↑ の「ディストリクト9」です。

District 9コンセプトデザインを多数掲載(MachineToy)
YouTube - Yellow by Neill Blomkamp ブロムカンプの攻殻?
YouTube - Mythos "New Day" director Neill Blomkamp‎ (District 9)
 PV。女性 ボーカル。

映画「第9地区」:iPhoneアプリ:宇宙人トーク
Multi-National United ヨハネスブルグにある軍需産業?
・Neill Blomkamp - Wikipedia, the free encyclopedia

YouTube - Halo Movie FULL by Neill Blomkamp HD [640x360]
 ブロムカンプが撮る予定だった大作。ゲームの映画化。その一部が公開されている。迫力、Metal Gear Solidに通じ、伊藤計劃作品とタッチが似ている。
HALO (ビデオゲームシリーズ) - Wikipedia.

ピーター・ジャクソンを製作総指揮に迎え映画化の計画が進展していたものの、予算・監督人事・利益配分などの要因により配給会社とマイクロソフト、ピーター・ ジャクソンとの間で交渉が難航。Halo Chroniclesと共に消滅したと語っている。さらに監督予定だったニール・ブロムカンプも「オファーがきても断るつもり」だと述べている。ただし、 マイクロソフト・ゲームスタジオの方は「現在も検討中」としている

 

Halo Legends - Wikipedia.

『ヘイロー・レジェンズ』(Halo Legends)は日米合作のオリジナル・ビデオ・アニメーション( OVA )作品群の総称。アメリカのテレビゲーム会社バンジースタジオが制作したテレビゲーム『ヘイロー・シリーズ』を原作とする。クリエイティブディレクターは 押井守・荒牧伸志。

当Blog記事
Dancing Citroen Transformer&PureeSoiree • Nike Crab
 2004年に紹介したCF2本。カナダのThe Embassy Visual Effects Inc.製のCGだが、ディレクターは本作の監督ニール・ブロムカンプ:Neill Blomkamp。いいセンス! 2本は以下で観られます。
・YouTube - Nike Crab YouTube - citroen

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2010.05.20

■金城哲夫研究委員会「金城哲夫 研究 Vol.1 No.1」

Vol1_no1

金城哲夫研究委員会
「金城哲夫 研究 Vol.1 No.1」

 ロフト名古屋のジュンク堂でこんな冊子を見つけたので、ちょっと引用が長いけれど、目次を御紹介。

佐藤文彦 ・・・金城哲夫生誕祭2009 in 芸大祭 報告
飯島敏宏(映画監督)・・・ 光の国を守ろう
世良利和(沖縄映画研究家) ・・・幻の刑事ドラマ「沖縄物語」(1)― 残された3冊の準備稿
渡邊豊信(怪獣陶芸作家)・・・ 金城哲夫作品における女性観と男性観の対比
二瓶正也(俳優)・・・ 玉川学園の金城さんの想い出
青野暉(映画監督)・・・ 金城哲夫氏の想い出
鈴木清(映画プロデューサー) ・・・ 金城さんの想い出「母さんのうた」
赤城鬼介(作家・1999)・・・ 円谷プロの頃、金城さんのこと
森本恵一朗(大阪商業大学大学院) ・・・    明けの明星が輝くころ、一つの光が宇宙に飛んでいく、それは金城哲夫氏?
大城信哉(沖縄県立芸大非常勤講師)・・・   金城哲夫の作家性について(1)― 「ウルトラQ」(1)
渡邊豊信(怪獣陶芸作家) ・・・   金城哲夫・レトロスペクティブ調査団(1)[マイチャンネル!!]
作品紹介・・・   
『絆』(ドラマ・純愛シリーズ)   
『月曜日の朝』   
「ペン先のレクイエム」(ドラマ)   
『こんなに愛して』(近鉄金曜劇場)
読者寄稿・・・   第37話「小さな英雄」脚本・金城哲夫・・・七松
資料編・・・   
『ウルトラQ』第一回再放送 放映順   
『いまに見ておれ』脚本・監督リスト
A5判/28頁/税込500円/送料80円

 僕らの世代にとって、金城哲夫氏の功績による子供時代のウルトラ体験は忘れられません。『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』が今、観ても、怪獣のワンダーはもちろん、ドラマ的にも面白いのは、金城氏の功績でしょう。

 このような丁寧な研究が今も進んでいることに敬意を評したいと思います。

◆関連リンク
「金城哲夫研究」購入場所 (仮面のまなざし 小林夕岐子氏 掲示板)

「金城哲夫研究」購入場所 投稿者:渡邊豊信
投稿日:2010年 2月23日(火)12時55分10秒
  本日はジュンク堂、名古屋ロフト店に置いて頂きました。 現在は、ジュンク堂殆どですが、非営利で、次回発行の予算と金城家への還元だけですからお店のマージン入れても500円定価は死守いたします。

購入場所
1 藤沢
2 名古屋栄ロフト店
3 大阪本店
4 沖縄那覇店
以上がジュンク堂。あとグリソム、岡山ではトイショップでの開拓。

ざんぶろんぞの怪人日記さん:『金城哲夫研究会』
 金城哲夫研究会について詳しく記載されている。
DVD『金城哲夫 西へ!』
 amazonで検索したら、こんなDVDが出てたのですね!これは観たい!

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2010.05.19

■シャープ、世界初のモバイル3Dカメラモジュール

3d

業界初ハイビジョンの立体映像が撮影できるモバイル機器向け3Dカメラモジュールを開発(シャープ)

 左右2つのカメラが出力する映像に対して、色・明るさを調整する「カラーシンクロ処理」、映像信号のタイミングを同期化する「タイミングシンクロ処理」、位置ずれを調整する「光軸調整処理」の機能を搭載しました。また、イメージセンサーから信号を迅速に読み取る高速読出技術により、高画質なハイビジョンモー ドによる立体映像の撮影を可能としました。

 いよいよ『アバター』効果で、3Dが一般にも普及か!?って感じですね。
 こういうモジュールが標準化されてくると、コンデジや携帯で3Dという時代になるんでしょうか。一般の人には、あまり受けないような気もしますが、、、。

 スマートフォンの画面の大きさは、並行法とか裸眼立体視にピッタリなので、これと組み合わせて、裸眼立体視によるアプリを出してほしい欲しいもの。
 そうすれば、鮮明な立体動画がわが手の中に!

 スマートフォン向けに3D映画も、左右に映像を二つ並べた平行視/交差視用ソフトも出してほしいなー。現存するどんな3Dよりも鮮明で明るく観られると思うのだけれど、、、。

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2010.05.18

■感想 スタジオジブリ・レイアウト展 @ 松坂屋美術館

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高畑・宮崎アニメの秘密がわかる。
スタジオジブリ・レイアウト展
4/29→6/13 松坂屋美術館:松坂屋名古屋店

 スタジオジブリ・レイアウト展、観てきた。
 以前、shamonさんに、東京の展示で入手し送っていただいた図録でもカンドーしたが、やはり生レイアウト画は鉛筆の線のタッチまで迫力を伝えてくるので、じっくり見入ってしまった。

 でもいまさらながら感じるのは、レイアウトが完成した映像の仕上がりに大きく影響していること。各シーン、思い出しながらじっくりと眺めて行くと、いいレイアウトの映像は、映画の画面でも力がこもって観えていたことに気づく。

◆初金田伊功 画!
 以前、美術手帖の表紙になったアスベルのガンシップ・コックピットシーンが迫力。鉛筆の筆圧含めて原画から伝わる筆致。ガンシップの歪んだ線が醸し出す機体の重量感は、金田アニメートの神髄だ。

 こうした絵に顕著な、情動の表現が金田伊功の真骨頂。

◆宮崎駿のレイアウトの見分け方(^^;)
 そして、やはり宮崎駿のレイアウトが凄い。作画wikiに本レイアウト展図録のアニメータリストがあるが、何故か宮崎の名前がそこにはほとんど記載されてない。

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 しっかり数えたわけではないけれど、全体の1〜2割は宮さん本人のレイアウトなのではないか、と思うのだけれど、、、。
 判別するのは、公開されている宮崎自筆の絵コンテと類似した特徴を探す手がある。例えば、腕と脚のひょろりとした特徴的な人物のシルエット、顔の○チョンの縦長の眼(右図先頭を走る子供の眼)、そして文字の筆跡。これらから判別すると、宮さんに間違いないレイアウトが、かなりあるはずなのだけど。

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 間違いないのは、この左に示すサイン。明らかに「みや」と読めるので、これが記されたものは宮崎のものと考えて間違いないはず。

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 そしてさらに宮崎の漫画やイラストで知られたあのメカや建物の物凄い重厚な描き込みのレイアウト画。たとえばこれは『ハウルの動く城』に顕著だろう。

 全体を見ると、特に『もののけ姫』『千と千尋』『ハウル』は相当量のレイアウトを宮さん自身が描いてるのではないか。ハウルの城が特に凄い。あの質感をしつこく表現していく筆致は間違いないと思う。気が抜けたレイアウトの『ナウシカ』(特に前半)をその宮さん的レイアウトに脳内変換すると凄いです(^^;)。

◆展覧会への苦言
 レイアウト画は、そのほとんどが額に入れ一枚の絵として鑑賞させる形態で展示されていた。一枚づつの映画の設計図を、ひとつの美術作品として展示してあり、観客はじっくりと一枚づつの絵を鑑賞できるようになっている。

 ただここでひとつ苦言。以前図録を観た感想として書いたけれど、何故美術展なのに、額の中の絵を描いたアーティストの名前が一枚づつに記載されていないのだろう。美術作品の扱いとしては、相当に異常。
 この展示会は美術展を名乗ってはいけないと思う(正確には名乗ってないけど)。展示会スタッフとジブリはアニメータをなんだと思ってるんだろう。

 売られているポストカードやレイアウト画の実物複製もいっさい、絵描きの名は入っていない。少なくともこれらの絵はかなり代表的なシーンなので、調べればすぐわかるのではないだろうか。

 そして、宮さんの絵はこれが宮崎駿の直筆だと明示してあれば、作画オタクだけでなく一般の人にも喜ばれたと思う。特に『ハイジ』『三千里』は全部だし、『名探偵ホームズ』も大部分そのはず。監督としての宮崎でなく絵描きとしての宮崎の、ちゃんとした評価はそんなことを積み上げて行かないといけないのではないかな。

◆大平晋也 釜爺
 名古屋の展示は(twitterで複数の方に教えていただいたところ、東京も大阪も同様の展示だったらしい)、『千と千尋』のみ部屋の三面、天井まで数百枚のレイアウトを隙間なく並べ圧巻。ただ上の方の絵はしっかり眺めることが出来なくて残念。

 特に大平晋也氏による釜爺のレイアウトがいくつもある。もっとじっくり観たかったんだけど、視界から遠くて細部が見えないので、残念だった。

◆関連リンク
 ・スタジオジブリ・レイ アウト展(NTV)
公式ブログ

『美術手帖 2008年 09月号』(amazon)
 表紙が金田な美術誌!!これは素晴らしい事件です。でも無記名なのだよな、これも。
『Cut (カット) 2008年 09月号』(amazon)
 今回の展示のレイアウト画が17点掲載されています。遠方の方は是非。
YouTube - 大平晋也 : Shinya Ohira MAD 
作画@wiki - 大平晋也

・当Blog記事・当Blog記事
 『スタジオジブリ・レイアウト展』カタログ図録
 ガ イキングオープニング 金田伊功の作画の進化 アニメータ磯光雄と『電 脳コイル』 
 池 谷裕二 『進化しすぎた脳』 感想 3 + α アニメーター磯光雄と金田伊功と脳の構造 
 磯光雄,井上俊之監修 『電脳コイル ビジュアルコレクション』原画2000点とタイムシート

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2010.05.17

■『ベクシンスキ作品集成 I BEKSINSKI The Collected Works; Paintings & Photographs 』

『ベクシンスキ作品集成 1
---BEKSINSKI THE COLLECTED WORKS I PAINTINGS & PHOTOGRAPHS』

editions treville | ベクシンスキ作品集成 全三巻にて刊行予定

□70年代、80年代を中心とした絵画作品と50年代の写真作品を収録。 □ベクシンスキの生前の貴重なインタビュー、母国ポーランドでの研究も含め多角的な作品分析をにもとづいたテキスト収録。
□執筆陣:ベクシンスキを西欧世界にひろめたドモホフスキ画廊のドモホフスキ、 ポーランドの美術研究者アンナ・カーニャ。

 ズジスワフ・ベクシンスキーの新しい画集が出た。
 さっそく入手(と言っても4月に既に出版されていたようですが、、、w)。

 絵画44枚(70-80年代中心)。50-60年代の写真24枚(人物が14枚,建物他10枚)。評論等2(6頁),インタビュウ1(4頁)。

232

 評論は、ピョートル・ドモホフスキが写真について2頁。ポーランドの美術研究者アンナ・カーニャがベクシンスキが芸術家になるまでの生い立ちと初期の作品について書いている。
 今回の作品のセレクトは、作品集成1という本書の構成を鑑みて初期作品と、こうした芸術家としてのベクシンスキーの出発に関する部分の論考が掲載されたのだろう。

 作品は、冒頭の人物のものよりも、後半の建造物とか異界の風景の方が、僕にはよかった。あの何処とも知れないベクシンスキーの暗鬱なパラレルワールドに浸れることは間違いない(^^;)。

editions treville | ベクシンスキー(Blog)
 エディシオン・トレヴィルのBlogで今回の作品集成について、いろいろと情報が書かれている。その中で次の記述がとても興味深い。

editions treville | 日本人が購入したベクシンスキ絵画作品(修正版)

 ドモホフスキ氏によれば彼ら(複数の男女で美術関係者ではなかったらしい)は、なんと59点ものベクシンスキ作品を購入したという。彼らは後に大阪で「東欧美術 館」を開館し、それらの作品を展示(販売?)していたらしい(91年に非売の図録を刊行していたことが判明)。(略)やがて「東欧美術館」は閉館してしまい、(略)59点がまだ彼らの手元にあるのか、販売されてしまったのか、あるいはバラバラであれ国内にとどまって いるのか知る由もない。(略)
 いずれベクシンスキの日本での展覧会を実現させてみたいと思っている。

 とても、気になります。かつて日本人がベクシンスキーの作品59点を購入、現在その所在は不明。
 トレヴィルは「いずれ日本での展覧会を実現させてみたいと思っている」とのこと! 是非、これらの絵が散逸せずに今も一つ所に所蔵されていることを祈るばかりです。どなたか、こころ当たりはありませんか。もし何か情報があれば、コメントかメールで御知らせいただければ幸いです。

◆ベクシンスキーと音楽

 ベクシンスキはインタビュウで、音楽を聴きながらなら疲れず14時間でも画架の前にいられる、画架に立たなければ音楽を聴かない、という趣旨のことを語っている。記されている作曲家は、ロシアのアレクサンドル・スクリャービンとポーランドのカロル・シマノフスキ。

 特にベクシンスキが衝撃を受けたというのが、カロル・シマノフスキの交響曲第三番。

YouTube - Szymanowski - Symphony No. 3 Song of the Night
 なかなか幻想的で荘厳な曲。
 でもベクシンスキには、彼の公式サイトの音楽のイメージが強くて、そちらの方が合うような気がしてしまう。

YouTube - Szymanowski, Karol - The String Quartets - N° 2 op. 56 - I Moderato dolce e tranquillo
 こちらの方がベクシンスキー的。

◆関連リンク
Zdzislaw Beksinski - Official website presented by Belvedere Gallery
 この画集について、朝日新聞が記事にしてますね。以前に復刊したトレヴィルの画集は、売上げ通算1万部を超えているとか。展覧会、実現してほしいものです。
カロル・シマノフスキ - Wikipedia

交響曲第3番『夜の歌』 op.27 (1914-16年)     第2期を代表する作品。13世紀ペルシアの神秘主義者ジャラール・ウッディーン・ルーミーの「夜の歌」のテキストによっており、テノール独唱と混声合唱が加わる。オリエンタリズムとドビュッシーらの印象主義の音楽が融合昇華した作品である。

アレクサンドル・スクリャービン - Wikipedia

デルヴィルらのベルギー象徴主義絵画に興味を寄せつつ、マダム・ブラヴァツキーの著作にいっそう親しんだ。これにより、自らの芸術を神智学思想を表現するた めのものとして考えるようになり、後期の神秘和音を特徴とする作品を残す。それとともに前衛的作曲家として国際的に認められるようになった。

YouTube - Scriabin - Etude Op.65 No.1
 このファイルに付けられた写真がなかなかベクシンスキー。
YouTube - Scriabin - Prelude Op.67 No. 1
 この夜の映像もなかなか。

Zdzilsaw Beksinski 『ベクシンスキー (Pan‐exotica) 』
Zdzilsaw Beksinski 『The Fantastic Art of Beksinski』 (革装本)

当Blog記事
ベクシンスキー関連映像ライブラリ DmochowskiGallery.net - film library
 ドモホフスキ・ギャラリー のベクシンスキーサイト。貴重なベクシンスキーのドキュメンタリーやプライベートフィルムもある。
エディシオン・トレヴィル 画集  『ズジスワフ・ベクシンスキー』再復刻版 出版
画集 『ファンタスティック・アート・オブ・ベクシンスキー』  Zdzilsaw Beksinski  "The Fantastic Art of Beksinski".
ポーランド現代絵画孤高の巨人  ズジスワフ・ベクシンスキー:Zdzilsaw Beksinski.

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2010.05.14

■フセイン・チャラヤン展:Hussein Chalayan

Hussein_chalayan_inertia

フセイン・チャラヤン ファッションにはじまり、そしてファッションへ戻る旅
 (東京都現代美術館)

 《慣性》 スピードは、生活のあらゆる領域において必要不可欠な要素となっている。デジタル・コミュニケーション、旅行、商業はすべてスピードに左右され、ものの本質よりもむしろ、そのスピードによって善し悪しが判断されることも少なくない。(略)
 ドレスの胸元には割れた車のフロントガラスが取り付けられている。最後のドレスは、まさに衝突の瞬間をあらわしている。スピードの真っ只中にあり、衝突の原因と結果を同じ時空間に包含する。これら三着のドレスには大破した車やナンバープレートのイメージがあしらわれている。

 掲載した写真にとてもインパクトがあったので、この手のネタは珍しいのだけど、取り上げてみた。
 この写真、なんかSFチックでかっこいい。
 また美術展の上のキャプションを読んでもSF的。まるで、J・G・バラードの『クラッシュ』みたい。

◆関連リンク
Hussein Chalayan(公式HP)
YouTube - Hussein Chalayan
YouTube - Silicone Dresses at Hussein Chalayan
 2009.春の<<慣性:イナーシャ>>の動画が観られます。
A tribute to Hussein Chalayan | yatzer | Design Architecture Art Fashion +more 他の作品がコンパクトにまとめられている。

バラード『クラッシュ』

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2010.05.13

■借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展

Photo

借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展

 映画美術監督・種田陽平が、アニメーション映画の中に登場する小人たちの生活空間を立体化し、来場者を映画の世界に誘います。

 『スワロウテイル』の種田陽平氏とスタジオジブリが僕の頭の中では繋がりにくいのだけれど、こんな展示会が開かれるらしい。

 でも、これは『借りぐらしのアリエッティ』の美術を種田陽平が担当するということではないのでしょうね。調べてみると、ジブリのこの映画の美術スタッフはまだどうも公表されていないので、よくわからないけれど、、、。せいぜいコンセプトデザインに加わったということなのかなー。

◆関連リンク
『ホット・セット 種田陽平 美術監督作品集』
『どこか遠くへ』
『TRIP for the FILMS ARTWORKS from”Shikoku” to ”The Magic Hour” featuring ”KILL BILL Vol.1”1998-2008』

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2010.05.12

■感想 神山健治著『小説 東のエデン 劇場版』

神山健治著『小説 東のエデン 劇場版』

 充実した読後感。映画で扱われていた日本の空気のコア、金銭についてのテーマが深堀りされてる。僕は『劇場版II Paradise Lost』でその部分の趣旨が今ひとつ掴みきれなかったので、興味深く読んだ。

 特にP340に書かれた次のセリフ「みんながお金を払う側になってしまったら?自分がもらっている以上のものを、払う側でいたいがために払い続けているとしたら?」。
 これは問題の核心かもしれない。滝沢とその母のエピソードとして描かれた500円玉の件。ここが突き崩せたら、日本の空気を大きく変えられるのではないか、というのが神山監督のアプローチなのである。

 本書でもエデンに続篇の可能性があることは読み取れる。
 是非、再度このテーマについての深堀と、それによる日本人の意識改革のアプローチをいつか再挑戦してほしいものである。

※このテーマについてのみの記述になったが、本書は基本、劇場版のノヴェライズでセリフもほぼアニメのまま。しかしその背景情報として直接描かれていなかった部分がかなりのスペースで書かれていて、ファンには興味深い。

◆ 関連リンク
『 東のエデン完全設定資料集』
神山健治監督『アマゾン限定 東のエデン 劇場版I The King of Eden + Air Communication Blu-ray』

当Blog記事
感想 神山健治 小説 『東のエデン』

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2010.05.11

■星野勝之氏 個展 「模様区」

Photo_2

星野勝之氏 個展 「模様区」
(公式HP ムーンベースニッポンの空洞説)

illust-Nのタッチで、模様で覆われた区画の風景,建物,様子などを描いていきます。

個展タイトルは「模様区」

全日午後から作者在廊の予定です(細かくは随時こちらに書きます)。

5/24〜6/4 平日11:00am~7:00pm
 土曜11:00am~4:30pm 日曜休廊
[場所] ギャラリーエフ 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-19-7 さくらマンション2F

 SFマガジンの表紙や古川日出男の表紙絵を書かれている星野勝之氏の個展。うちのBlogにも以前コメントをいただいたことがある星野さんの個展ということで紹介させていただきます。

illust-N_work

白黒を基調に手描きとの融合などを試みたもの

 公式HPのこれらの作品のようなタッチとのことです。
 近かったら、観に行くのに残念。東京出張がこの期間に入れば、、、。

◆関連リンク
星野勝之氏 (moonbasenippon) on Twitter
SFマガジン×pixiv イラストコンテスト・最優秀作品賞
 : Sync Future | 早川書房『S-Fマガジン』50周年記念アートブック

 たくさんの応募作品 のなかから最優秀作品賞に選ばれたのは、星野勝之さん(雪風シリーズ部門)、ゆーげんさん(星界シリーズ部門)のお二人。イラストは『Sync Future』を手に取ってご覧下さい!

 僕はSync Futureの中でも、磯光雄氏は別格として、この『雪風』を描かれた星野氏のイラストがSFのイメージ化として出色だと思ってました。なので今回の展示会もとても期待されます。

『Sync Future』

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2010.05.10

■『サウスパーク』 200回, 201回

South_censo

トム・クルーズがサウスパークに復讐
- ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記

 TBSラジオ「キラ キラ」、金曜日午後3時からの放送では、放送14年、200回を迎えたTVアニメ『サウスパーク』にトム・クルーズが復讐!という話をします。 ポッドキャストで聴けます。

 この町山氏のPodcastを聴いてたまげた。サウスパークが凄いことになってるみたい。ということでネットで関連情報を拾った。

ネタ帳: 5月20日
 サウスパークのこの事件について詳しいです。生々しい現実がここに。

サウスパーク s14e05 200 (SayMove!)
(twitter ginmakuさん経由)
 ここでepisode 200、全篇観られる。これを放送してしまう勇気は凄い。本当の意味で命がけのアニメ制作。

サウスパーク s14e06 201 (SayMove!)
 そして続篇は、さらに過激。クライマックスの30秒のピーは、史上最長の検閲ではないだろうか。 

 どちらにも出てくるバーブラ・ストライザンド・ロボ、凄い。あと仏陀は、薬やってるし。

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2010.05.07

■『ゴジラ 東宝特撮未発表資料アーカイヴ』と東宝特撮ネタ

『「ゴジラ」東宝特撮未発表資料アーカイヴ プロデューサー・田中友幸とその時代』

 成城の東宝撮影所の助監督室あった未整理の資料の中から、捨てられる寸前に発掘された未発表資料。
 SFファンとしては、眉村卓、光瀬龍、荒巻義雄の80年代に復活を狙って書かれたゴジラのプロットが読めるのが嬉しい。さらに荒巻義雄については、中編小説も掲載されている。 掲載資料は下記関連リンクをご参照。

 今回掲載されていないが、他の資料としては、ハインライン『宇宙の戦士』の企画書とか、『ゴジラ対バットマン』という怪作のシナリオもあるらしい。そうしたものも公開されたら面白いでしょうね。

特撮王国スペシャル 〜第4弾 轟天号(ごうてんごう)編〜
 (日本映画専門チャンネル)

 特撮映画から多くの影響を受け「惑星大怪獣 ネガドン」を一人で製作し最新作「プランゼット」の全国公開が2010年5月に迫る粟津順監督、さらに原口智生監督、宮本拓監督の総勢4人の特撮に熱い想いを寄せる男たちが「轟天号」そして特撮映画について熱く語る特別番組。

1. 轟天号を徹底解剖!〜なぜ轟天号は時代を超えて愛され続けるのか〜 
2. 新 海底軍艦 メモリー・オブ・オーシャン 
3. 新 海底軍艦 滅亡へのゼロアワー 
4. 海底軍艦 
5. 惑星大怪獣 ネガドン 
6. ゴジラ  FINAL WARS 

 5月5日は「5.5」で「「ごうてんご」う」、「轟天号」の日という語呂合わせ(^^)。
 で、特撮王国という番組のシリーズで、『海底軍艦』の特集放映。
 原口智生監督が東宝スタジオの廃棄物置き場で手に入れた海底軍艦の本物の撮影用モデルとか、貴重なものがスタジオに用意され語られた。みんなドリルが好きなんですね。

 あと、今後、原口監督もドリルものを準備中とのことで、期待です。

◆関連リンク
ゴジラ、東宝特撮未発表資料アーカイヴ プロデューサー・田中友幸とその時代(HMV ONLINE)

 以下、資料の目次の一部。全体はリンク先のHMVページで観て下さい。

    第1部 1984年版「ゴジラ」 
    『ゴジラ』(プロット+メモ) 眉村卓 
    『ゴジラの復活』(プロット) 光瀬龍 
    『God‘s Godzilla 神々のゴジラ』(プロット) 荒巻義雄 
    『中編小説 スーパーゴジラ 神々の怒れる使者』 荒巻義雄 
   
    第3部  幻の未製作作品集
      解説 企画の成立と未製作作品について 清水俊文
    『続キングコング対ゴジラ』(プロット) 関沢新一
    『X号作戦』(プロット) 不明
    『フランケンシュタイン対ガス人間』(第一稿) 関沢新一
    『フランケンシュタイン対ゴジラ』(検討用台本第一稿) 木村武
    『空飛ぶ戦艦』(プロット) 不明
    『空飛ぶ戦艦』(検討用台本第一稿) 関沢新一・和田嘉訓
    『火焔人間』(検討用台本第一稿) 掛札昌裕
    『透明人間対火焔人間』(検討稿台本第一稿) 掛札昌裕
    『モスラvsバガン』(検討稿台本第一稿) 大森一樹

ゴ ジラ、3Dでリメイク「元のキャラクターを生かしたい」−米国 2010/03/31(水) 11:21:01 [サーチナ].

  米レジェンダリー・ピクチャーズとワーナー・ブラザーズは30日、日本で長年親しまれてきた怪獣映画「ゴジラ」をハリウッドで3D映画としてリメイクすると発表した。
 米レジェンダリー・ピクチャーズは「バットマン・ビギンズ」や「かいじゅうたちのいるところ」などを手がけた製作会社。2社は、東宝からゴジラのリメイク権を獲得し、2012年の公開を目指すという。

海底軍艦 (映画) - Wikipedia
『海底軍艦 轟天号 in ドック』
『海底軍艦 轟天号 in ドック』 これはほしい(^^;)
『海底軍艦 轟天号 in ドック』

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2010.05.06

■DAVID LYNCH: NEW PAINTINGS OPENING NIGHT VIDEO

Lynch_new_painting_griffin

T E X T U R E: DAVID LYNCH: NEW PAINTINGS OPENING NIGHT VIDEO.

Here is a short video taken from DLFTV, shot during the opening reception of Lynch's exhibit of new paintings at the Griffin Gallery in Santa Monica last year.

 以前、紹介したカリフォルニアサンタモニカのギャラリーで開催されたデイヴィッド・リンチ個展 New Paintings @ GRIFFIN Gallery(2009.9/12-12/12)のオープニングレセプションの模様が動画で公開されている。

 リンチ自身とローラ・ダーン他が語るリンチの絵。
 最近の作品は、フランシス・ベーコン

DAVID LYNCH: New Paintings @ GRIFFIN Gallery

September 12th - December 12th, 2009

Opening Reception: Saturday, September 12th at 8 PM
GRIFFIN is pleased to present a solo exhibition of new monumental paintings by David Lynch. This will be his first exhibition with the gallery and his first solo exhibition of paintings in Los Angeles in over a decade.

  こちらは昨年9月から12月まで、カリフォルニアサンタモニカのギャラリーで開催されたデイヴィッド・リンチの個展。

◆関連リンク
当Blog記事
デイ ヴィッド・リンチ個展 DARK SPLENDOR & New Paintings @ GRIFFIN Gallery

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