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2010.10.15

■感想 ジャン=ピエール・ジュネ監督『ミックマック』
  ジルベール・ペイール:Gilbert Peyre の機械人形

Photo_5 パンフレット 右: 広げたところ 左: 表紙拡大プラスティックシートが被っている。

ジャン=ピエール・ジュネ監督『ミックマック』日本語予告篇
  (ストーリーが紹介されているのでネタばれ注意です)

 予告篇から、なんとも素晴らしい奇想を予感させる映像なのだけれど、現時点、東海地方はセンチュリーシネマの一館のみ公開、日本全体でも30館程度と、残念ながら小規模公開。

 やっと待望のジャン=ピエール・ジュネ監督の新作、観てきた。
 仏蘭西の奇想監督、今回も変でいい。何よりジャンクがアルチンボルトしている住居と多数のガジェットがいい。エレクトロニクスだったり、コマ撮りだったりの動きも楽しい。物語のピカレスクの御伽噺との相性もなかなか。

 ただし、物語の構築はちょっと弱かったかな。充分面白いんだけど、緻密に組立てて緊迫感をもっと出してたら傑作になってたのに、と残念。

 『ミックマック』パンフレットによると、元は主演をアメリにも出てたジャメル・ドゥブーズであて書きしていたらしい。彼の主演を観たかったのは僕だけでないはず。

◆ジルベール・ペイールのスカルプチャー

 パンフレットによると、『ミックマック』に出てくる機械人形は、アーティスト ジルベール・ペイールの作とのこと。ジャン=ピエール・ジュネ監督が展示会で見初めて、映画に登場させてたと言う。
 
Gilbert Peyre 公式HP

 公式HPのQuelques Imagesをクリックすると、作品が見られる。

 作品はシュヴァンクマイエル『悦楽共犯者』的なので、その手のが苦手な方は、クリック注意 ! (^^;)

 いろいろと出てくるジャンクアートのうち、金属系のアルチンボルトのタイプは、どうやら作風から判断すと、ジルベール・ペイール作品ではないかもしれない。

◆蛇足

 TVカメラで世界に真相を暴露するシーンというのは、『カリ城』や古くは『空飛ぶゆうれい船』でもあった定番だけれど、いつ見ても痛快。ジュネ監督もカリ城ファンなのか!?

◆関連リンク
DVD「ジャン=ピエール・ジュネ 傑作短編集」 (Blog おそらく見聞録さん)
 初期短編4本収録、こんなの出てたんですね。
 このBlogでの評価は高くないが、動画へのリンクが貼られてる。
DVD『ジャン=ピエール・ジュネ 傑作短編集』
 既に絶版。

当Blog過去記事
ジャン=ピエール・ジュネ監督 新作『Micmacs à tire-larigot』予告篇

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